JPH08241597A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH08241597A
JPH08241597A JP7070507A JP7050795A JPH08241597A JP H08241597 A JPH08241597 A JP H08241597A JP 7070507 A JP7070507 A JP 7070507A JP 7050795 A JP7050795 A JP 7050795A JP H08241597 A JPH08241597 A JP H08241597A
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JP
Japan
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output
ground potential
potential
mosfet
bonding pad
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7070507A
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English (en)
Inventor
Takanori Miyase
崇徳 宮瀬
Takeshi Fukazawa
武 深澤
Hirofumi Zushi
弘文 厨子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
Priority to JP7070507A priority Critical patent/JPH08241597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接地電位VSS等の電源ノイズを直接モニタ
し、効果的にこれを抑制しうるデータ出力バッファOB
を実現する。この結果、そのコスト上昇を抑制しつつ、
多ビット構成とされる高速スタティック型RAM等の動
作を安定化する。 【構成】 多ビット構成とされ複数の単位データ出力バ
ッファUOB0等を含むデータ出力バッファOBを具備
する高速スタティック型RAM等に、ボンディングパッ
ドPVSS1における電位を接地電位VSSのチップ内
部における電位とし、ボンディングパッドPVSS2に
おける電位をその実質的なチップ外部における電位とし
て比較する接地電位モニタVSSMを設けるとともに、
単位データ出力バッファUOB0等を構成するロウレベ
ル出力用MOSFETN4と直列形態に、そのゲートに
接地電位モニタVSSMの出力信号MSを受け接地電位
VSSに比較的大きな電源ノイズが重畳されたとき単位
データ出力バッファUOB0等の動作電流を選択的に抑
制する電流制御MOSFETN3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関し、デ
ータ出力バッファを備える多ビット構成の高速スタティ
ック型RAM(ランダムアクセスメモリ)等ならびにそ
の電源ノイズの低減に利用して特に有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】スタティック型メモリセルが格子状に配
置されてなるメモリアレイをその基本構成要素とし、複
数ビットのデータを同時に入力又は出力するいわゆる多
ビット構成のスタティック型RAMがある。スタティッ
ク型RAMは、読み出しデータの各ビットに対応して設
けられる複数のデータ出力端子又はデータ入出力端子を
備え、これらのデータ出力端子又はデータ入出力端子に
対応して設けられる複数の単位データ出力バッファを含
むデータ出力バッファを備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、スタティック型
RAM等の多ビット化・高速化が進み、データ出力バッ
ファを構成する複数の単位データ出力バッファが一斉に
動作状態とされることによる電源ノイズが問題視されつ
つある。また、これに対処するため、例えば複数の単位
データ出力バッファを時系列的に駆動して動作電流の変
化を抑制したり、電源電圧又は接地電位の供給経路を強
化して低インピーダンス化を図るなどの方法が採られて
いる。しかし、いずれの方法も、電源電圧又は接地電位
に重畳された電源ノイズを直接モニタするものでないた
め、場合によっては充分な効果を得ることができず、場
合によっては必要以上の対策を施す結果となりデータ出
力バッファひいてはスタティック型RAMのコスト上昇
を招く原因となる。
【0004】この発明の目的は、電源電圧又は接地電位
に重畳された電源ノイズを直接モニタし効果的に抑制し
うるデータ出力バッファを実現することにある。この発
明の他の目的は、そのコスト上昇を抑制しつつ、多ビッ
ト構成とされる高速スタティック型RAM等の動作を安
定化することにある。
【0005】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、多ビット構成とされ複数の単
位データ出力バッファを含むデータ出力バッファを備え
る高速スタティック型RAM等に、電源電圧又は接地電
位のチップ内部における電位と実質的なチップ外部にお
ける電位とを比較する電位モニタを設けるとともに、単
位データ出力バッファを構成するハイレベル出力用又は
ロウレベル出力用の出力MOSFETと直列形態に、そ
のゲートに電位モニタの出力信号を受ける電流制御MO
SFETを設ける。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、電源電圧又は接地電位
に重畳された電源ノイズを直接モニタし、比較的大きな
電源ノイズが発生した場合にのみ選択的に電流制御MO
SFETのコンダクタンスを小さくして、単位データ出
力バッファの動作電流を小さくすることができる。この
結果、電源電圧供給経路又は接地電位供給経路の特にボ
ンディングワイヤのインダクタンスに起因する起電力を
抑制し、効果的に電源ノイズを抑制できるため、そのコ
スト上昇を抑制しつつ、多ビット構成とされる高速スタ
ティック型RAM等の動作を安定化することができる。
【0008】
【実施例】図1には、この発明が適用された高速スタテ
ィック型RAM(半導体装置)の一実施例のブロック図
が示されている。同図により、まずこの実施例のスタテ
ィック型RAMの構成及び動作の概要について説明す
る。なお、図1の各ブロックを構成する回路素子は、特
に制限されないが、公知のCMOS(相補型MOS)集
積回路の製造技術により、単結晶シリコンのような1個
の半導体基板上に形成される。また、図1を含む以下の
ブロック図及び回路図では、内側の点線によりスタティ
ック型RAMのチップ(半導体基板)CHPとしての境
界が示され、外側の点線によりたッケージPKGとして
の境界が示される。
【0009】図1において、この高速スタティック型R
AMは、基板面の大半を占めて配置されるメモリアレイ
MARYをその基本構成要素とする。メモリアレイMA
RYは、図の水平方向に平行して配置される複数のワー
ド線と、垂直方向に平行して配置される複数組の相補ビ
ット線ならびにこれらのワード線及び相補ビット線の交
点に格子状に配置される多数のスタティック型メモリセ
ルを含む。
【0010】メモリアレイMARYを構成する複数のワ
ード線は、その左方においてXアドレスデコーダXDに
結合され、択一的に選択状態とされる。Xアドレスデコ
ーダXDには、XアドレスバッファXBからi+1ビッ
トの内部アドレス信号X0〜Xiが供給されるととも
に、タイミング発生回路TGから図示されない内部制御
信号CSが供給される。また、XアドレスバッファXB
には、アドレス入力端子AX0〜AXiから対応するボ
ンディングワイヤ及びボンディングパッドを介してXア
ドレス信号AX0〜AXiが供給されるとともに、タイ
ミング発生回路TGから図示されない内部制御信号AL
が供給される。
【0011】XアドレスバッファXBは、スタティック
型RAMが選択状態とされるとき、アドレス入力端子A
X0〜AXiを介して供給されるXアドレス信号AX0
〜AXiを内部制御信号ALに従って取り込み、保持す
るとともに、これらのXアドレス信号をもとに内部アド
レス信号X0〜Xiを形成して、XアドレスデコーダX
Dに供給する。また、XアドレスデコーダXDは、内部
制御信号CSのハイレベルを受けて選択的に動作状態と
され、XアドレスバッファXBから供給される内部アド
レス信号X0〜Xiをデコードして、メモリアレイMA
RYの対応する1本のワード線を択一的にハイレベルの
選択状態とする。
【0012】一方、メモリアレイMARYを構成する複
数組の相補ビット線は、その下方においてYスイッチY
Sに結合され、これを介して8組ずつ選択的にライトア
ンプWA又はセンスアンプSAに接続される。Yスイッ
チYSには、YアドレスデコーダYDから所定ビットの
ビット線選択信号が供給される。また、Yアドレスデコ
ーダYDには、YアドレスバッファYBからj+1ビッ
トの内部アドレス信号Y0〜Yjが供給されるととも
に、タイミング発生回路TGから図示されない内部制御
信号CSが供給される。さらに、YアドレスバッファY
Bには、アドレス入力端子AY0〜AYjから対応する
ボンディングワイヤ及びボンディングパッドを介してY
アドレス信号AY0〜AYjが供給されるとともに、タ
イミング発生回路TGから図示されない内部制御信号A
Lが供給される。
【0013】YアドレスバッファYBは、スタティック
型RAMが選択状態とされるとき、アドレス入力端子A
Y0〜AYjを介して供給されるYアドレス信号AY0
〜AYjを内部制御信号ALに従って取り込み、保持す
るとともに、これらのYアドレス信号をもとに内部アド
レス信号Y0〜Yjを形成して、YアドレスデコーダY
Dに供給する。また、YアドレスデコーダYDは、内部
制御信号CSのハイレベルを受けて選択的に動作状態と
され、YアドレスバッファYBから供給される内部アド
レス信号Y0〜Yjをデコードして、対応する上記ビッ
ト線選択信号を択一的にハイレベルとする。さらに、Y
スイッチYSは、ビット線選択信号に従って、メモリア
レイMARYの対応する8組の相補ビット線を選択し、
ライトアンプWA又はセンスアンプSAとの間を選択的
に接続状態とする。
【0014】次に、ライトアンプWAには、データ入力
バッファIBから相補入力データバスDI0*〜DI7
*(ここで、例えば非反転入力データバスDI0T及び
反転入力データバスDI0Bをあわせて相補入力データ
バスDI0*のように*を付して表す。また、それが有
効とされるとき選択的にハイレベルとされるいわゆる非
反転信号線等についてはその名称の末尾にTを付して表
し、それが有効とされるとき選択的にロウレベルとされ
る反転信号線等についてはその名称の末尾にBを付して
表す。以下同様)を介して8ビットの書き込みデータが
供給され、センスアンプSAから出力される8ビットの
読み出しデータは、相補出力データバスDO0*〜DO
7*を介してデータ出力バッファOBに供給される。ラ
イトアンプWA及びセンスアンプSAには、さらにタイ
ミング発生回路TGから内部制御信号WAE及びSAE
がそれぞれ供給される。
【0015】一方、データ出力バッファOBには、タイ
ミング発生回路TGから出力制御信号DOCが供給され
るとともに、接地電位モニタ(電位モニタ)VSSMか
らその出力信号つまり電流制御信号MSが供給される。
また、データ入力バッファIBの各単位回路の入力端子
ならびにデータ出力バッファOBの各単位回路の出力端
子は、対応するボンディングパッド及びボンディングワ
イヤを介してデータ入出力端子IO0〜IO7にそれぞ
れ共通結合される。さらに、接地電位モニタVSSMに
は、接地電位供給端子VSS1(第1の接地電位供給端
子)から対応するボンディングワイヤ及びボンディング
パッドを介して接地電位VSSが供給されるとともに、
接地電位供給端子VSS2(第2の接地電位供給端子)
から対応するボンディングワイヤ及びボンディングパッ
ドを介して接地電位VSSが供給される。なお、スタテ
ィック型RAMの各部は、接地電位供給端子VSS1を
介して供給される接地電位VSSをその低電位側動作電
源とし、電源電圧供給端子VCCから対応するボンディ
ングワイヤ及びボンディングパッドを介して供給される
電源電圧VCCをその高電位側動作電源とする。特に制
限されないが、電源電圧VCCは+5Vのような正電位
とされる。
【0016】データ入力バッファIBは、スタティック
型RAMがライトモードで選択状態とされるとき、デー
タ入出力端子IO0〜IO7から対応するボンディング
ワイヤ及びボンディングパッドを介して供給される8ビ
ットの書き込みデータを取り込み、相補入力データバス
DI0*〜DI7*を介してライトアンプWAに伝達す
る。このとき、ライトアンプWAは、内部制御信号WA
Eのハイレベルを受けて選択的に動作状態とされ、デー
タ入力バッファIBから伝達される書き込みデータを所
定の相補書き込み信号とした後、YスイッチYSを介し
てメモリアレイMARYの選択された8個のメモリセル
に書き込む。
【0017】一方、センスアンプSAは、スタティック
型RAMがリードモードで選択状態とされるとき、内部
制御信号SAEのハイレベルを受けて選択的に動作状態
とされ、メモリアレイMARYの選択された8個のメモ
リセルからYスイッチYSを介して出力される読み出し
信号を増幅した後、相補出力データバスDO0*〜DO
7*を介してデータ出力バッファOBに伝達する。この
とき、データ出力バッファOBは、出力制御信号DOC
がハイレベルとされることで選択的に動作状態とされ、
センスアンプSAから相補出力データバスDO0*〜D
O7*を介して伝達される読み出しデータを対応するボ
ンディングパッドからボンディングワイヤならびにデー
タ入出力端子IO0〜IO7を介して送出する。
【0018】ところで、データ出力バッファOBの低電
位側動作電源となる接地電位VSSの電位は、8個の単
位データ出力バッファUOB0〜UOB7が一斉に動作
状態とされあるいはその出力レベルが一斉に変化される
ことによって比較的大きな変動を呈する。このため、こ
の実施例のスタティック型RAMは接地電位モニタVS
SMを備え、この接地電位モニタVSSMは、接地電位
供給端子VSS1つまり対応するボンディングパッドP
VSS1における電位を接地電位VSSのチップ内部に
おける電位とし、接地電位供給端子VSS2つまり対応
するボンディングパッドPVSS2における電位をその
実質的なチップ外部における電位として比較し、その電
位差に応じて電流制御信号MSの電位を変化させる。
【0019】一方、データ出力バッファOBは、そのゲ
ートに接地電位モニタVSSMの出力信号つまり電流制
御信号MSを受ける電流制御MOSFETを含み、その
動作電流は、電流制御信号MSの電位が低くされること
で、言い換えるならばデータ出力バッファOBを構成す
る8個の単位データ出力バッファUOB0〜UOB7が
一斉に動作状態とされあるいはその出力レベルが一斉に
変化されることにより接地電位VSSのチップ内部にお
ける電位が一時的に上昇することで、選択的に小さくさ
れる。この結果、特にボンディングワイヤBW4のイン
ダクタンスの起電力に起因する電源ノイズが抑制され、
これによってスタティック型RAMの動作が安定化され
るものとなる。なお、接地電位モニタVSSM及びデー
タ出力バッファOBの具体的構成及び動作については、
後で詳細に説明する。
【0020】タイミング発生回路TGは、外部端子CS
B,WEB及びOEBから対応するボンディングワイヤ
及びボンディングパッドを介して供給されるチップ選択
信号CSB,ライトイネーブル信号WEB及び出力イネ
ーブル信号OEBをもとに上記各種の内部制御信号選択
的に形成し、各部に供給する。
【0021】図2には、図1のスタティック型RAMに
含まれるデータ出力バッファOBの一実施例のブロック
図が示されている。また、図3には、図1のスタティッ
ク型RAMに含まれる接地電位モニタVSSM及びデー
タ出力バッファOBの一実施例の回路図が示され、図4
には、その一実施例の信号波形図が示されている。さら
に、図5には、この発明に先立って本願発明者等が開発
したスタティック型RAMに含まれるデータ出力バッフ
ァOBの回路図の一例が示され、図6には、その信号波
形図の一例が示されている。これらの図をもとに、この
実施例のスタティック型RAMに含まれる接地電位モニ
タVSSM及びデータ出力バッファOBの具体的構成及
び動作ならびにその特徴について説明する。なお、以下
の回路図において、そのチャンネル(バックゲート)部
に矢印が付されるMOSFETはPチャンネル型であ
り、矢印の付されないNチャンネル型と区別して示され
る。また、単位データ出力バッファUOB0〜UOB7
に関する以下の具体的な説明は、単位データ出力バッフ
ァUOB0を例に進められるが、その他の単位データ出
力バッファUOB1〜UOB7についてはこれと同一構
成とされるため、類推されたい。さらに、図4では、す
でに出力制御信号DOCがハイレベルとされ単位データ
出力バッファUOB0が動作状態にある中で、相補出力
データDO0*が論理“1”から論理“0”(ここで、
例えば非反転出力データDO0Tがハイレベルとされ反
転出力データDO0Bがロウレベルとされる状態を論理
“1”と称し、その逆の状態を論理“0”と称する。以
下同様)に変化されるケースが例示されるが、逆の変化
については類推されたい。
【0022】図2において、データ出力バッファOB
は、相補出力データバスDO0*〜DO7*ならびにデ
ータ入出力端子IO0〜IO7に対応して設けられる8
個の単位データ出力バッファUOB0〜UOB7(出力
回路)を含む。これらの単位データ出力バッファの入力
端子は、対応する相補出力データバスDO0*〜DO7
*にそれぞれ結合される。また、その出力端子は、図示
されないデータ入力バッファIBの対応する単位回路の
入力端子にそれぞれ共通結合されるとともに、対応する
ボンディングパッドPIO0〜PIO7からボンディン
グワイヤBW1,BW2及びBW3等を介してデータ入
出力端子IO0〜IO7にそれぞれ結合される。単位デ
ータ出力バッファUOB0〜UOB7には、接地電位供
給端子VSS1(第1の接地電位供給端子)からボンデ
ィングワイヤBW4(第1のボンディングワイヤ)及び
ボンディングパッドPVSS1(第1のボンディングパ
ッド)を介して、その低電位側動作電源となる接地電位
VSSが供給される。また、タイミング発生回路TGか
ら出力制御信号DOCが共通に供給されるとともに、接
地電位モニタVSSMから電流制御信号MSが共通に供
給される。
【0023】一方、接地電位モニタVSSMには、上記
ボンディングパッドPVSS1における電位が接地電位
VSSのチップ内部における電位として供給され、ボン
ディングパッドPVSS2(第2のボンディングパッ
ド)における電位が接地電位VSSの実質的なチップ外
部における電位として供給される。このボンディングパ
ッドPVSS2は、ボンディングワイヤBW5(第2の
ボンディングワイヤ)を介して接地電位供給端子VSS
2(第2の接地電位供給端子)に結合される。言うまで
もなく、接地電位供給端子VSS1及びVSS2は、パ
ッケージPKGの外側において共通結合され、共通の接
地電位VSSが供給される。また、後述するように、ボ
ンディングワイヤBW5には、接地電位モニタVSSM
を構成するMOSFETP1及びN1のソース・ドレイ
ン電流が流れるが、この電流は比較的小さな値とされ、
ボンディングワイヤBW5のインダクタンスによる起電
力は小さくなるため、結果的にボンディングパッドPV
SS2における電位を接地電位VSSの実質的なチップ
外部における電位とみなすことができる。
【0024】ここで、接地電位モニタVSSMは、図3
に示されるように、電源電圧VCCとボンディングパッ
ドPVSS2との間に直列形態に設けられるPチャンネ
ルMOSFETP1(第1のMOSFET)及びNチャ
ンネルMOSFETN1(第2のMOSFET)を含
む。これらのMOSFETの共通結合されたゲートは、
接地電位VSSつまりボンディングパッドPVSS1に
結合される。また、その共通結合されたドレインは、接
地電位モニタVSSMの出力ノードに結合され、その電
位は、接地電位モニタVSSMの出力信号つまり電流制
御信号MSとして単位データ出力バッファUOB0〜U
OB7に供給される。
【0025】一方、データ出力バッファOBを構成する
単位データ出力バッファUOB0〜UOB7は、図3の
単位データ出力バッファUOB0に代表されるように、
電源電圧VCCと対応するデータ入出力端子IO0との
間に並列形態に設けられるNチャンネル型の一対の出力
MOSFETN2(第1の出力MOSFET)及びN5
(第2の出力MOSFET)をそれぞれ含み、データ入
出力端子IO0と接地電位VSSつまりボンディングパ
ッドPVSS1との間に直列形態に設けられるNチャン
ネル型の電流制御MOSFETN3及び出力MOSFE
TN4(第3の出力MOSFET)と、これらのMOS
FETN3及びN4と並列形態に設けられるNチャンネ
ル型の出力MOSFETN6(第4の出力MOSFE
T)とを含む。このうち、出力MOSFETN2のゲー
トには、ノア(NOR)ゲートNO1の出力信号つまり
内部信号p1が供給され、出力MOSFETN5のゲー
トには、そのインバータV2及びV3による遅延信号つ
まり内部信号p2が供給される。また、出力MOSFE
TN4のゲートには、ノアゲートNO2の出力信号つま
り内部信号n1が供給され、出力MOSFETN6のゲ
ートには、そのインバータV4及びV5による遅延信号
つまり内部信号n2が供給される。電流制御MOSFE
TN3のゲートには、電流制御信号MSが供給される。
【0026】なお、出力MOSFETN2及びN4は、
対応する出力MOSFETN5又はN6に比較してそれ
ぞれ充分に大きなコンダクタンスを持つべく設計され
る。また、インバータV2及びV3ならびにV4及びV
5からなる遅延回路は、対応する内部信号p1又はn1
をそれぞれ遅延させて内部信号p2又はn2とするが、
このとき、各内部信号のロウレベルからハイレベルへの
立ち上がりは、図4に例示されるように、所定の遅延時
間t1だけ遅れて伝達され、そのハイレベルからロウレ
ベルへの立ち下がりはほとんど遅れることなく伝達され
る。
【0027】これらのことから、単位データ出力バッフ
ァUOB0の出力MOSFETN2は、図4の前半に例
示されるように、ノアゲートNO1の出力信号つまり内
部信号p1がハイレベルとされるとき、言い換えるなら
ば、出力制御信号DOCがハイレベルとされかつ相補出
力データDO0*が論理“1”とされるとき選択的にオ
ン状態となり、データ入出力端子IO0における出力信
号のレベルを電源電圧VCCのようなハイレベルに向か
って立ち上げる。また、出力MOSFETN5は、出力
MOSFETN2にやや遅れて、つまりは内部信号p1
がハイレベルとされてから所定の遅延時間t1が経過し
内部信号p2がハイレベルとされた時点で出力MOSF
ETN2とともにオン状態となり、データ入出力端子I
O0における出力信号のレベルを急速に上昇させるべく
作用する。
【0028】一方、単位データ出力バッファUOB0の
出力MOSFETN4は、図4の後半に例示されるよう
に、ノアゲートNO2の出力信号つまり内部信号n1が
ハイレベルとされるとき、言い換えるならば、出力制御
信号DOCがハイレベルとされかつ相補出力データDO
0*が論理“0”とされるとき選択的にオン状態とな
り、データ入出力端子IO0における出力信号のレベル
を接地電位VSSのようなロウレベルに向かって引き下
げる。また、出力MOSFETN6は、出力MOSFE
TN4にやや遅れて、つまりは内部信号n1がハイレベ
ルとされてから所定の遅延時間t1が経過し内部信号n
2がハイレベルとされた時点で出力MOSFETN4と
ともにオン状態となり、データ入出力端子IO0におけ
る出力信号のレベルを急速に低下させるべく作用する。
【0029】ところで、この発明に先立って本願発明者
等が開発した図5のスタティック型RAMでは、図6に
示されるように、単位データ出力バッファUOB0がハ
イレベル出力状態からロウレベル出力状態とされ出力M
OSFETN4のみがオン状態とされるとき、接地電位
VSSつまりボンディングパッドPVSS1にデータ入
出力端子IO0に結合された負荷容量をチャージするた
めの動作電流I1’が流される。また、出力MOSFE
TN4にやや遅れて比較的大きなコンダクタンスを持つ
出力MOSFETN6がオン状態とされると、ボンディ
ングパッドPVSS1には、出力MOSFETN4を介
する比較的小さな動作電流I1’と出力MOSFETN
6を介する比較的大きな動作電流I2’との合成電流つ
まり動作電流Is’が流される。したがって、データ出
力バッファOBの8個の単位データ出力バッファUOB
0〜UOB7が一斉に動作状態とされあるいはその出力
信号レベルが一斉に変化されるときには、接地電位VS
SつまりボンディングワイヤBW6を介して流される動
作電流Is’の変化が一時的に大きくなり、そのインダ
クタンスによって比較的大きな起電力が発生する。この
結果、ボンディングパッドPVSS1における電位つま
り接地電位VSSのチップ内部における電位が比較的大
きな絶対値のΔV’分だけ一時的に上昇して電源ノイズ
となり、これを受けてスタティック型RAMの動作が不
安定なものとなる。
【0030】これに対処するため、本実施例のスタティ
ック型RAMには、前記のように、接地電位VSSのチ
ップ内部における電位と実質的なチップ外部における電
位とを比較することにより接地電位VSSに重畳された
電源ノイズを直接モニタする接地電位モニタVSSMが
設けられるとともに、単位データ出力バッファUOB0
〜UOB7の出力MOSFETN4と直列形態に、その
ゲートに接地電位モニタVSSMの出力信号つまり電流
制御信号MSを受ける電流制御MOSFETN3が設け
られ、接地電位VSSに重畳された電源ノイズの大きさ
に応じて各単位データ出力バッファの動作電流を制御す
る方法が採られる。
【0031】すなわち、データ出力バッファOBを構成
する単位データ出力バッファUOB0〜UOB7が安定
状態にありその動作電流Isの変化が小さいとき、ボン
ディングワイヤBW4のインダクタンスによる起電力の
発生はなく、ボンディングパッドPVSS1つまりチッ
プ内部における接地電位VSSの電位はボンディングパ
ッドPVSS2つまり実質的なチップ外部における電位
とほぼ一致して0Vとなる。このため、接地電位モニタ
VSSMでは、MOSFETP1が完全なオン状態とな
りMOSFETN1はオフ状態となって、電流制御信号
MSは、図4に示されるように、ほぼ電源電圧VCCの
ようなハイレベルとされる。このとき、単位データ出力
バッファUOB0等では、電流制御信号MSを受ける電
流制御MOSFETN3が完全なオン状態となり、その
コンダクタンスが充分に大きな値となって、データ出力
バッファOBの動作電流も大きくなる。
【0032】一方、データ出力バッファOBを構成する
単位データ出力バッファUOB0〜UOB7が一斉に論
理“1”つまりハイレベル出力状態から論理“0”つま
りロウレベル出力状態に変化されると、まず出力MOS
FETN4を介する比較的大きな動作電流I1が流され
るとともに、やや遅れて出力MOSFETN6を介する
動作電流I2と動作電流I1との合成電流つまり動作電
流Isが流される。このため、ボンディングワイヤBW
4のインダクタンスによって比較的大きな起電力が生
じ、ボンディングパッドPVSS1つまりチップ内部に
おける接地電位の電位は、図4に示されるように、一時
的にΔVだけ高くなる。しかし、接地電位モニタVSS
Mでは、ΔVの電位上昇を受けてMOSFETP1のコ
ンダクタンスが小さくなり、逆にMOSFETN1のコ
ンダクタンスは大きくなって、電流制御信号MSのレベ
ルが一時的に低下する。このため、データ出力バッファ
OBの単位データ出力バッファUOB0〜UOB7で
は、電流制御信号MSのレベル低下を受けて電流制御M
OSFETN3のコンダクタンスが小さくされ、相応し
て単位データ出力バッファUOB0〜UOB7の出力M
OSFETN4を介する動作電流I1が小さくされる。
この結果、ボンディングパッドPVSS1つまりチップ
内部における接地電位VSSの電位上昇ΔVが抑制され
電源ノイズが抑制されて、スタティック型RAMの動作
が安定化されるものとなる。
【0033】以上の実施例から得られる作用効果は、次
の通りである。すなわち、 (1)多ビット構成とされ複数の単位データ出力バッフ
ァを含むデータ出力バッファを備える高速スタティック
型RAM等に、電源電圧又は接地電位のチップ内部にお
ける電位と実質的なチップ外部における電位とを比較す
る電位モニタを設けるとともに、単位データ出力バッフ
ァを構成するハイレベル出力用又はロウレベル出力用の
出力MOSFETと直列形態に、そのゲートに電位モニ
タの出力信号を受ける電流制御MOSFETを設けるこ
とで、電源電圧又は接地電位に重畳されたノイズを直接
モニタして、比較的大きな電源ノイズが発生した場合に
のみ選択的に電流制御MOSFETのコンダクタンスを
小さくし、単位データ出力バッファの動作電流を小さく
することができるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、電源電圧供給経路又は接地
電位供給経路の特にボンディングワイヤのインダクタン
スに起因する起電力を抑制し、効果的に電源ノイズを抑
制することができるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、そのコスト上
昇を抑制しつつ、高速スタティック型RAM等の動作を
安定化できるという効果が得られる。
【0034】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、データ出力バッファOBの動作電源
となる電源電圧VCC及び接地電位VSSは、スタティ
ック型RAMの他の回路の動作電源とは独立した供給経
路を介して供給することができるし、接地電位供給端子
VSS2は、ボンディングワイヤBW5の外側を接地電
位供給端子VSS1に結合することにより削除すること
もできる。メモリアレイMARYは、複数のサブメモリ
アレイに分割できるし、同時に直接周辺回路を分割して
複数のメモリマットを構成することもできる。スタティ
ック型RAMは、×16ビット又は×32ビット等任意
のビット構成を採りうるし、データ入出力端子IO0〜
IO7は、データ入力用又はデータ出力用として専用化
することができる。さらに、スタティック型RAMのブ
ロック構成は、この実施例による制約を受けないし、起
動制御信号及び内部制御信号の名称及び組み合わせなら
びにその論理レベル等は、種々の実施形態を採りうる。
【0035】図2及び図3において、センスアンプSA
によって増幅された読み出し信号をデータ出力バッファ
OBに伝達するための信号線つまり相補出力データバス
DO0*〜DO7*は、特に相補信号線であることを必
須条件とはしない。また、単位データ出力バッファUO
B0〜UOB7のハイレベル出力用及びロウレベル出力
用の出力MOSFETは、3個以上の並列MOSFET
により構成できるし、そのコンダクタンスの組み合わせ
も任意である。電流制御MOSFETN3及び出力MO
SFETN4は、その位置を互いに入れ換えて構成でき
る。また、出力MOSFETN6と直列形態にもう一つ
の電流制御MOSFETを設けてもよいし、電源電圧モ
ニタを設けさらにその出力信号を受ける電流制御MOS
FETを出力MOSFETN2及びN5と直列形態に設
けることにより、電源電圧VCCの電源ノイズを抑制す
ることもできる。さらに、単位データ出力バッファUO
B0〜UOB7は、静電保護回路を含む各種の保護回路
又は保護素子を含むことができるし、これらの単位デー
タ出力バッファUOB0〜UOB7ならびに接地電位モ
ニタVSSMの具体的回路構成や電源電圧の極性及び絶
対値ならびにMOSFETの導電型等は、種々の実施形
態を採りうる。
【0036】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるスタ
ティック型RAMに適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、例えば、ダイナミック
型RAM等の各種メモリ集積回路装置やこのようなメモ
リ集積回路装置を含む論理集積回路装置等にも適用でき
る。この発明は、少なくともデータ出力バッファを備え
る半導体装置ならびにこのような半導体装置を含む装置
及びシステムに広く適用できる。
【0037】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、多ビット構成とされ複数の
単位データ出力バッファを含むデータ出力バッファを備
える高速スタティック型RAM等に、電源電圧又は接地
電位のチップ内部における電位と実質的なチップ外部に
おける電位とを比較する電位モニタを設けるとともに、
各単位データ出力バッファを構成するハイレベル出力用
又はロウレベル出力用の出力MOSFETと直列形態
に、そのゲートに電位モニタの出力信号を受ける電流制
御MOSFETを設けることで、電源電圧又は接地電位
に重畳されたノイズを直接モニタして、比較的大きな電
源ノイズが発生した場合にのみ選択的に電流制御MOS
FETのコンダクタンスを小さくし、単位データ出力バ
ッファの動作電流を小さくすることができる。この結
果、電源電圧供給経路又は接地電位供給経路の特にボン
ディングワイヤのインダクタンスに起因する起電力を抑
制し、効果的に電源ノイズを抑制することができるた
め、そのコスト上昇を抑制しつつ、多ビット構成とされ
る高速スタティック型RAM等の動作を安定化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたスタティック型RAMの
一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のスタティック型RAMに含まれるデータ
出力バッファの一実施例を示すブロック図である。
【図3】図1のスタティック型RAMに含まれる接地電
位モニタ及びデータ出力バッファの一実施例を示す回路
図である。
【図4】図3の接地電位モニタ及びデータ出力バッファ
の一実施例を示す信号波形図である。
【図5】この発明に先立って本願発明者等が開発したス
タティック型RAMに含まれるデータ出力バッファの一
例を示す回路図である。
【図6】図5のデータ出力バッファの一例を示す信号波
形図である。
【符号の説明】
MARY・・・メモリアレイ、XD・・・Xアドレスデ
コーダ、XB・・・Xアドレスバッファ、YS・・・Y
スイッチ、YD・・・Yアドレスデコーダ、YB・・・
Yアドレスバッファ、WA・・・ライトアンプ、SA・
・・センスアンプ、DI0*〜DI7*・・・相補入力
データバス、DO0*〜DO7*・・・相補出力データ
バス、IB・・・データ入力バッファ、OB・・・デー
タ出力バッファ、DOC・・・出力制御信号、IO0〜
IO7・・・データ入出力端子、TG・・・タイミング
発生回路、VSSM・・・接地電位モニタ、PKG・・
・パッケージ、CHP・・・チップ(半導体基板)。I
O0〜IO7・・・データ入出力端子、VSS1〜VS
S2・・・接地電位供給端子、BW1〜BW6・・・ボ
ンディングワイヤ、PIO0〜PIO7,PVSS1〜
PVSS2・・・ボンディングパッド、UOB0〜UO
B7・・・単位データ出力バッファ、DO0T〜DO7
T・・・非反転出力データバス、DO0B〜DO7B・
・・反転出力データバス、MS・・・電流制御信号。P
1・・・PチャンネルMOSFET、N1〜N6・・・
NチャンネルMOSFET、V1〜V5・・・インバー
タ、NO1〜NO2・・・ノアゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深澤 武 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 厨子 弘文 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧又は接地電位のチップ内部にお
    ける電位と実質的なチップ外部における電位とを比較す
    る電位モニタと、上記電源電圧又は接地電位を動作電源
    としかつその動作電流が上記電位モニタの出力信号に従
    って制御される所定の内部回路とを具備することを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体装置は、第1のボンディング
    ワイヤ(BW4)を介して第1の接地電位供給端子(V
    SS1)に結合される第1のボンディングパッド(PV
    SS1)と、第2のボンディングワイヤ(BW5)を介
    して上記第1の接地電位供給端子又は第2の接地電位供
    給端子(VSS2)に結合される第2のボンディングパ
    ッド(PVSS2)とを具備するものであって、上記内
    部回路は、上記第1のボンディングパッドを介して供給
    される接地電位をその低電位側動作電源とする出力回路
    であり、上記電位モニタは、上記第1のボンディングパ
    ッドにおける電位を接地電位の上記チップ内部における
    電位とし、上記第2のボンディングパッドにおける電位
    をその上記実質的なチップ外部における電位とする接地
    電位モニタであることを特徴とする請求項1の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 上記接地電位モニタは、電源電圧と上記
    第2のボンディングパッドとの間に直列形態に設けられ
    かつそのゲートが上記第1のボンディングパッドに共通
    結合されそのドレインが回路の出力ノードに共通結合さ
    れるPチャンネルMOSFET(P1)及びNチャンネ
    ルMOSFET(N1)を含むものであって、上記出力
    回路は、電源電圧と対応するデータ入出力端子(IO0
    〜IO7)との間に設けられるNチャンネル型の第1の
    出力MOSFET(N2)と、上記第1の出力MOSF
    ETと並列形態に設けられこれにやや遅れてオン状態と
    されるNチャンネル型の第2の出力MOSFET(N
    5)と、そのドレインが上記データ入出力端子に結合さ
    れそのゲートが上記接地電位モニタの出力ノードに結合
    されるNチャンネル型の電流制御MOSFET(N3)
    と、上記電流制御MOSFETのソースと上記第1のボ
    ンディングパッドとの間に設けられるNチャンネル型の
    第3の出力MOSFET(N4)と、上記データ入出力
    端子と第1のボンディングパッドとの間に設けられ上記
    第3の出力MOSFETにやや遅れてオン状態とされる
    Nチャンネル型の第4の出力MOSFET(N6)とを
    含むものであることを特徴とする請求項2の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 上記半導体装置は、複数のデータ入出力
    端子を備えるスタティック型RAMであって、上記出力
    回路は、データ出力バッファを構成し上記データ入出力
    端子のそれぞれに対応して設けられる単位データ出力バ
    ッファであることを特徴とする請求項1,請求項2又は
    請求項3の半導体装置。
JP7070507A 1995-03-03 1995-03-03 半導体装置 Withdrawn JPH08241597A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100506887B1 (ko) * 2000-12-28 2005-08-08 매그나칩 반도체 유한회사 패드 구동 용량을 자동으로 조절하는 출력 버퍼

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100506887B1 (ko) * 2000-12-28 2005-08-08 매그나칩 반도체 유한회사 패드 구동 용량을 자동으로 조절하는 출력 버퍼

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