JPH0823985B2 - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH0823985B2
JPH0823985B2 JP1322282A JP32228289A JPH0823985B2 JP H0823985 B2 JPH0823985 B2 JP H0823985B2 JP 1322282 A JP1322282 A JP 1322282A JP 32228289 A JP32228289 A JP 32228289A JP H0823985 B2 JPH0823985 B2 JP H0823985B2
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光 水谷
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、本体ケースに記録可能か否かを識別するた
めの誤消去防止手段を備えたテープカートリッジに関
し、本体ケースの下ケースに誤消去防止弁を外れ出しや
位置ずれなく仮組みできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来の誤消去防止手段は、本体ケースの後壁に誤消去
防止弁をケース内方に入り込み状に凹設し、この誤消去
防止穴に誤消去防止弁を記録可能位置と記録不能位置と
にわたって左右横方向にスライド操作可能に組み込んだ
ものとなっている。そして、誤消去防止弁を記録可能位
置と記録不能位置とに保持する節度手段を備えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこでは上下ケースを蓋合わせ状に結合してなる本体
ケースにおいて、まず下ケース側に所要部品と共に誤消
去防止弁を組み込んでいる。従って下ケースの後壁に誤
消去防止穴が設けられるが、従来の誤消去防止弁は下ケ
ースの誤消去防止穴まわりに仮組みした状態において、
上ケースを被せるまでの組み付けライン上で衝撃等によ
り下ケスの誤消去防止穴から上方ないし後方に外れ出た
り、左右方向に位置ずれする不具合がみられた。とくに
仮組み状態において誤消去防止弁を記録可能位置と記録
不能位置とのいずれか一方に保持する節度手段が有効に
働く構造になっていなかった。そのため誤消去防止弁が
例えば記録可能位置にあるべく本組みすることを予想し
ているのに、下ケースへの仮組み状態で左右横方向に位
置ずれして記録不能位置にシフトされた状態で本組みさ
れるといった事態を招き、製品後に再チェックを要する
ところに問題があった。
そこで本発明の目的は、下ケースの誤消去防止穴に誤
消去防止弁を外れ出しや位置ずれなく確実に仮組みして
おけるテープカートリッジを得るにある。
にもかかわらず本発明の他の目的は、下ケースの該当
部位に誤消去防止弁が簡単に落とし込み装着するだけで
よく、組立の自動機械化への発展も可能としたテープカ
ートリッジを得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、例えば第1図に示すように、上下ケース1a
・1bを突き合わせてなる本体ケース1の下ケース1bの後
壁10に誤消去防止穴11がケース内方へ入り込み状に凹設
されており、この誤消去防止穴11に誤消去防止弁12を記
録可能位置と記録不能位置とにわたって左右横方向にス
ライド操作可能に組み込んだテープカートリッジを前提
とする。
そのうえで、下ケース1bの誤消去防止穴11の内奥壁13
が、上ケース1aの後壁10aよりもケース内方に偏した位
置に存するように設ける。一方、誤消去防止弁12は、レ
コーダ側の検知部材Pが作用する主壁15と係止腕16とを
有し、この係止腕16が前記主壁15からケース内方へ一体
に突設する横形腕部16aと、該腕部16aから下向きに屈曲
連設した縦形腕部16bとを有する鉤形に形成されたもの
とする。そして、誤消去防止弁12は、その係止腕16が前
記内奥壁13の上端をまたいで該内奥壁13に沿ってスライ
ド自在とする。更に誤消去防止弁12が記録可能位置と記
録不能位置とのいずれかに位置する状態において、前記
内奥壁13の内側面と前記係止腕16との一方に縦溝24を、
他方に誤消去防止弁12の上方からの落とし込みにより該
縦溝24に係合する突部25をそれぞれ設けてあり、これら
縦溝24と突部25とが、誤消去防止弁12のスライド動作に
伴い係脱自在であることを要件とする。
また、係止腕16と内奥壁13との間には、誤消去防止弁
12を記録可能位置と記録不能位置にそれぞれ位置決め保
持する節度手段を設けることができる。その節度手段と
しては、前記係止腕16がこれの横形腕部16aの主壁15と
の繋がり基部を支点にして上下方向に弾性変形自在に形
成されており、かつ横形腕部16aと内奥壁13の上端面13a
とに、誤消去防止弁12のスライド動作に伴い互いに係止
腕16の弾性変形を介して係脱する節度用凸部21と節度用
凹部23をそれぞれ設けたものとする。かくして、前記縦
形腕部16bと前記内奥壁13の内側面とに、誤消去防止弁1
2のスライド動作に伴い互いに係脱する縦溝24と突部25
を前記節度用凹凸部23・21の位置に対応させて設け、縦
溝24の上下方向長さは前記節度用凹凸部23・21どうしの
係合深さよりも大きく設定したものにすることができ
る。
〔作用〕
下ケース1bの誤消去防止穴11の内奥壁13に誤消去防止
弁12をこれの係止腕16がまたぐ状態で上方から落とし込
み装着する。その際に、縦溝24と突部25とが係合した仮
組み状態とする。
この仮組み状態において、内奥壁13の外側には誤消去
防止弁12の主壁15が位置し、該内奥壁13の内側面には係
止腕16の縦形腕部16bが位置する。従って縦形腕部16b
は、内奥壁13に被さっている上下長さ分だけ誤消去防止
弁12が衝撃を受けても上方に抜け外れたり、後方に倒れ
込んだりするのを規制するよう働く。
縦溝24と突部25とは、両者が正しく係合状態にあると
き、誤消去防止弁12が記録可能位置か記録不能位置かの
いずれかにあることを保証する。そして、縦溝24と突部
25とは誤消去防止弁12の上方からの落とし込みに支障を
与えず、仮組み状態において衝撃を受けても誤消去防止
弁12が左右横方向に不測に位置ずれするのを防止するよ
う働く。
誤消去防止弁12の横形腕部16aと下ケース1bの内奥壁1
3との間に節度用の凹凸部23・21を設けてあるので、下
ケース1bに誤消去防止弁12を仮組みした状態において、
誤消去防止弁12を記録可能位置または記録不能位置に位
置決めする機能を補助的に果たすし、とくに下ケース1b
に上ケース1aを被せ付けた後の本組み状態において誤消
去防止弁12を上記の2位置に位置決めシフトするよう作
用する。
〔発明の効果〕
従って本発明によれば、下ケース1bに設けた誤消去防
止穴11の内奥壁13に、これの上端をまたぐ状態で誤消去
防止弁12の係止腕16を上方から落とし込み装着し、その
際に前記縦溝24と前記突部25とを係合させるだけでよ
く、下ケース1bに対する誤消去防止弁12の仮組み状態が
容易で組立の自動機械化も簡単に図れる。
組立ライン上での衝撃を受けても、係止腕16の縦形腕
部16bが誤消去防止穴11からの誤消去防止弁12の上方へ
の抜けだしや後方への倒れ出しを有効に防止するととも
に、誤消去防止弁12を所定の記録可能位置または記録不
能位置に位置ずれなく確実に維持することができる。
また、係止腕16の横形腕部16aと内奥壁13の上端面13a
との間に節度用の凹凸部23・21を設けてあるので、これ
ら凹凸部23・21どうしの凹凸係合により、本組み後の製
品においても誤消去防止弁12を記録可能位置か記録不能
位置かに確実にシフトしておける。
〔実施例〕
図面はVHS−C型のテープカートリッジを例示してお
り、第2図および第3図において、これの本体ケース1
はプラスチック製の上下ケース1a・1bを蓋合わせ状にね
じ等で結合してなる。
本体ケース1の内部左右には繰出テープリール2と巻
取テープリール3を配置してある。繰出テープリール2
から導出されたテープ4は、ケース内前端の左右に設け
たガイド部材5・5を介して巻取テープリール3に巻き
取られる。両ガイド部材5・5間にテープローディング
用のポケット6を凹設してあり、このポケット6を横断
するテープ4の前方外側が本体ケース1に付設の前蓋7
で不使用時に覆われている。
本体ケース1の後壁10は上下ケース1a・1bの後壁10a
・10bどうしを突き合わせてなり、本体ケース1の後壁1
0の左側のコーナ部にスライド切換式の誤消去防止手段
9を有する。
その誤消去防止手段9は、下ケース1bの後壁10bに凹
設した誤消去防止穴11を含み、この誤消去防止穴11に誤
消去防止弁12が記録(録画)可能位置と記録(録画)不
能位置とにわたって左右横方向にスライド自在に組み込
まれている。
第1図、第4図、第6図において、誤消去防止穴11は
下ケース1bの後壁10bの左端側にケース内方に入り込み
状に凹設されており、従来のテープカートリッジにおけ
る折り取り除去方式の誤消去防止弁の設定位置を含ん
で、この設定位置より左側方に延長された正面視におい
て横長四角形状に形成してある。
誤消去防止穴11の内奥にはテープリール収納領域と仕
切る形の内奥壁13を後壁10bと一体に形成する。その内
奥壁13はこの上方に位置する上ケース1aの後壁10aより
もケース内方に偏する位置に設定されており、下ケース
1bに上ケース1aを被せ付けると、第1図に示すごとく上
ケース1a側の後壁10aの下端と内奥壁13の上端面13aとが
内外互い違い状に対向し、この対向間に空隙14が形成さ
れている。
第1図、第6図、第7図において、誤消去防止弁12は
プラスチック成形品であって、レコーダ側のレバータイ
プの検知部材Pが誤消去防止穴11内に進入することを阻
む垂直な主壁15を有し、該主壁15の上端側から横形腕部
16aをケース内方に向けて水平に突設し、更に該腕部16a
の突出端側から縦形腕部16bを下向きに屈曲連設して鉤
形の係止腕16を主壁15と一体に形成してある。主壁15は
従来のテープカートリッジにおける折り取り除去方式の
誤消去防止弁とほぼ同じ大きさの四角形である。
誤消去防止弁12の組み付けに際しては、先ず下ケース
1bにテープリール2・3やガイド部材5などの所要部品
と共に組み込む。このとき誤消去防止弁12は誤消去防止
穴11に上方から落とし込む。これで第1図および第4図
に示すように前記横形腕部16aが内奥壁13の上端面13a上
に位置し、また縦形腕部16bが内奥壁13の内面側に位置
するようにまたがせる。すると、主壁15の外面が後壁10
bの外面と面一状に組み込まれる。
次に、下ケース1bに上ケース1aを被せると、第1図に
示すように誤消去防止穴11内において誤消去防止弁12が
上ケース1aの後壁10aの下端と、内奥壁13の上端面13aと
の間に形成された空隙14内に係止腕16の横形腕部16aが
僅かな隙間をおいて上下方向に弾性変形できるように納
められるとともに、該後壁10aの下端が主壁15の直上に
僅かな隙間をおいて位置する納まり状態が得られる。ま
た、誤消去防止弁12の主壁15の外面は誤消去防止穴12内
において上下ケース1a・1bの後壁10a・10bの外面と面一
状態にあるので、レコーダに装填したときレコーダ側の
検知部材Pはそれらの外面上にスムーズに滑らすことが
できて記録可否の確実な検知動作を保証する。
誤消去防止弁12はその係止腕16を内奥壁16に沿って左
右横方向にスライドさせることにより、第4図に示すご
とく誤消去防止穴11内の右端側の記録可能位置と、第5
図に示すごとく左端側の記録不能位置とにわたって切り
換えることができる。
このとき、誤消去防止弁12は係止腕16が内奥壁13の上
端面13aを跨いでいるので、誤消去防止穴11の開口外面
に向かって脱落することは阻止される。但し、そのまた
ぎ深さが少ない場合に誤消去防止弁12は主壁15の下端が
誤消去防止穴11の底からはみ出す方向に傾くおそれがあ
る。かかる誤消去防止弁12の傾きを確実に阻止してその
垂直姿勢を維持するために、第1図に示すごとく誤消去
防止穴11の底に凹溝18を左右方向に設けてあり、誤消去
防止弁12の主壁15の下端の内側寄りに設けた凸部19を該
凹溝18に嵌合してある。この場合に誤消去防止弁12の凸
部19と凹溝18内の底との間に僅かな隙間を形成するよう
に、内奥壁13に係止腕16を吊り下げておくと、誤消去防
止弁12のスライド操作をより軽く行えることになる。
上下ケース1a・1bを結合したのち、誤消去防止弁12を
各切換位置に保持する節度手段としては、第1図および
第4図に示すように、横形腕部16aの下面側に節度用凸
部21を設ける。一方、内奥壁13の上端面13aの左右二箇
所に節度用凹部23を形成する。以て誤消去防止弁12が記
録可能位置と記録不能位置にそれぞれ完全に切り換わっ
た状態のとき、節度用凸部21が横形腕部16aの主壁15と
のつながり基部を支点にした上下方向の弾性変形を介し
て各節度用凹部23と係合し、誤消去防止弁12の自由な横
移動を規制するものとした。この状態では上ケース1aの
後壁10aが誤消去防止弁12の主壁15の上端に近接して該
弁12の浮き上がりを接当規制している。
しかし、かかる節度用凹凸部23・21の係合状態のみで
は、下ケース1bに誤消去防止弁12を仮組みした状態にお
いて組立ライン上で衝撃を受けて係止腕16が内奥壁13か
ら浮き上がると、誤消去防止弁12が依然として左右横方
向に位置ずれする。
この仮組み状態における誤消去防止弁12の左右横方向
への位置ずれ防止のために、第1図および第4図に示す
ごとく内奥壁13の内側面には、前記節度用凹部23に対応
する位置に縦溝24を節度用凹凸部23・21の係合深さより
も上下方向に長く設ける。一方、縦形腕部16bには、前
記縦溝24に係合する線状の突部25を設ける。
かくして、誤消去防止弁12が内奥壁13の上端面13a上
の記録可能位置又は記録不能位置にあるとき、縦溝24と
突部25との係合で誤消去防止弁12が左右方向にずれ動か
ないようにした。
なお、前記縦溝24は内奥壁13の上端から下向きに形成
してあり、所定位置で内奥壁13に誤消去防止弁12を落と
し込み装着すると、該縦溝24に前記突部25が円滑に係入
する。
節度用凹凸部23・21、縦溝24および突部25にはそれぞ
れテーパをつけて誤消去防止弁12を軽い操作力でスライ
ドできるようにしてあるが、縦溝24につけるテーパは節
度用凹部23のテーパよりも緩やかに設定することが、よ
りスムーズにスライド操作できる点で好ましい。
誤消去防止弁12を記録可能位置に切り換えた状態で
は、第3図および第4図に示すごとく誤消去防止弁12の
主壁15の右端15aと誤消去防止穴11内の右端壁との間に
指先等の入る操作溝26が形成される。また、第3図二点
鎖線の状態および第5図に示すごとく誤消去防止弁12を
記録不能位置に切り換えた状態においても、誤消去防止
弁12の主壁15の左端15bと誤消去防止穴11内の左端壁と
の間に指先等の入る操作溝27が形成される。かくして、
誤消去防止弁12の主壁15の外面がケース後壁10の外面と
面一状態にある場合も、それら操作溝26・27に指先を掛
けて、誤消去防止弁12のスライド操作が容易に行えるよ
うにした。
第1図および第6図に示すように、下ケース1bの誤消
去防止穴11内の左側端からは接合爪28を上向きに一体に
突設する。この接合爪28の先端は上ケース1aの後壁10a
に設けた孔29に上ケース内方から係入させることによ
り、上下ケース1a・1bが該当コーナ部において一体的に
結合される。この接合爪28の下方に前記操作溝27を形成
して狭隘なスペースの有効利用を図っている。
〔別実施例〕
誤消去防止弁12の節度手段としては、上記実施例の場
合とは逆に、横形腕部16aに節度用凹部23を、内奥壁13
の上端面13aに節度用凸部21をそれぞれ設けてもよい。
また、この節度手段は本組み状態において誤消去防止弁
12と上ケース1aとの間に形成されていてもよい。更に、
前述の縦溝24と突部25とが上下ケース1a・1bを結合した
本組み状態において、誤消去防止弁12を記録可能位置と
記録不能位置とに保持する節度手段として働くように
し、上記の凹凸部23・21からなる節度手段を省略するこ
ともできる。
縦溝24は縦形腕部16bに、突部25は内奥壁13の内面に
それぞれ設けることもできる。また、これら縦溝24およ
び突部25からなる位置決め手段は、誤消去防止弁12を記
録可能位置か記録不能位置かのいずれか一方にシフトし
た少なくとも仮止め状態において係合する関係にあれば
足りる。
誤消去防止弁12において、係止腕16の縦形腕部16aを
上記実施例のそれよりも下方に長く形成して内奥壁13に
対するまたぎ深さを大きくすることにより、主壁15の凸
部19と底の凹溝18との係合を省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明に係るテープカートリッジ
の一実施例を示しており、 第1図は要部の縦断側面図、 第2図は全体の内部平面図、 第3図は背面図、 第4図は誤消去防止弁を記録可能位置に保持した状態で
の平面図、 第5図は誤消去防止弁を記録不能位置に保持した状態で
の平面図、 第6図は分解斜視図、 第7図は誤消去防止弁を背後から見た斜視図である。 1……本体ケース、1a……上ケース、1b……下ケース、
10……本体ケースの後壁、10a……上ケースの後壁、10b
……下ケースの後壁、11……誤消去防止穴、12……誤消
去防止弁、13……内奥壁、15……主壁、16……係止腕、
16a……横形腕部、16b……縦形腕部、21……節度用凸
部、23……節度用凹部、24……縦溝、25……突部、P…
…検知部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース(1)が蓋合わせ状に結合され
    る上下ケース(1a)・(1b)からなり、 下ケース(1b)の後壁(10b)に誤消去防止穴(11)が
    ケース内方へ入り込み状に凹設されており、 誤消去防止穴(11)に誤消去防止弁(12)が記録可能位
    置と記録不能位置とにわたって左右横方向にスライド操
    作可能に組み込まれているテープカートリッジにおい
    て、 下ケース(1b)の誤消去防止穴(11)の内奥壁(13)
    が、上ケース(1a)の後壁(10a)よりもケース内方に
    偏して設けられており、 誤消去防止弁(12)は、レコーダ側の検知部材(P)が
    作用する主壁(15)と、係止腕(16)とを含み、 この係止腕(16)が、前記主壁(15)からケース内方へ
    突設された横形腕部(16a)と、該横形腕部(16a)から
    下向きに屈曲連設された縦形腕部(16b)とからなる鉤
    形に形成されており、 誤消去防止弁(12)は、その係止腕(16)が前記内奥壁
    (13)の上端をまたいで該内奥壁(13)に沿ってスライ
    ド自在であり、 誤消去防止弁(12)が記録可能位置と記録不能位置との
    いずれかに位置する状態において、前記内奥壁(13)の
    内側面と前記係止腕(16)との一方に縦溝(24)を、他
    方に誤消去防止弁(12)の上方からの落とし込みにより
    該縦溝(24)に係合する突部(25)をそれぞれ設けてあ
    り、 これら縦溝(24)と突部(25)とは、誤消去防止弁(1
    2)のスライド動作に伴い係脱自在であることを特徴と
    するテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】前記係止腕(16)と前記内奥壁(13)との
    間に、誤消去防止弁(12)を記録可能位置と記録不能位
    置にそれぞれ位置決め保持する節度手段を有し、 この節度手段として、前記係止腕(16)が横形腕部(16
    a)の主壁(15)との繋がり基部を支点にして上下方向
    に弾性変形自在に形成されており、 かつ、横形腕部(16a)と内奥壁(13)の上端面(13a)
    とに、誤消去防止弁(12)のスライド動作に伴い互いに
    係止腕(16)の弾性変形を介して係脱する節度用凸部
    (21)と節度用凹部(23)を設けてあり、 前記縦形腕部(16b)と前記内奥壁(13)の内側面と
    に、誤消去防止弁(12)のスライド動作に伴い互いに係
    脱する縦溝(24)と突部(25)を前記節度用凹凸部(23
    ・21)の位置に対応させて設けてあり、 縦溝(24)の上下方向長さは、前記節度用凹凸部(23・
    21)どうしの係合深さよりも大きく設定してある請求項
    1記載のテープカートリッジ。
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