JP2007048405A - テープカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】誤消去防止弁を備えたテープカートリッジにおいて、誤消去防止弁のスライド性能を確保しながら、誤消去防止弁を記録可能位置と記録不可位置とに確実に位置決め保持する。
【解決手段】カートリッジケース1内に、記録可能位置と記録不可位置とにわたってスライド操作される誤消去防止弁13を備えている。誤消去防止弁13は、ケース外に臨む操作用のベース19と、このベース19から上向きに片持ち連出されて左右方向に弾性変形可能な弾性腕27とを有する。カートリッジケース1の横側壁9の上下には、係合凹部17・17が設けられている。誤消去防止弁13の弾性腕27の延出端には、上下の各係合凹部17にそれぞれ嵌入係合できる係合突起29が突設されている。前記弾性腕27の延出端には、前記係合突起29よりも上方先端側に、前記横側壁9の前記係合凹部17まわりの内面に受け止められる接触面30を持つ延長部31が延長形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】カートリッジケース1内に、記録可能位置と記録不可位置とにわたってスライド操作される誤消去防止弁13を備えている。誤消去防止弁13は、ケース外に臨む操作用のベース19と、このベース19から上向きに片持ち連出されて左右方向に弾性変形可能な弾性腕27とを有する。カートリッジケース1の横側壁9の上下には、係合凹部17・17が設けられている。誤消去防止弁13の弾性腕27の延出端には、上下の各係合凹部17にそれぞれ嵌入係合できる係合突起29が突設されている。前記弾性腕27の延出端には、前記係合突起29よりも上方先端側に、前記横側壁9の前記係合凹部17まわりの内面に受け止められる接触面30を持つ延長部31が延長形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、誤消去防止弁を備えたテープカートリッジに関する。
本発明が対象とするテープカートリッジの基本形態は、これを添付図面で説明すると、カートリッジケース1と、カートリッジケース1に内蔵される磁気テープ3と、カートリッジケース1内に記録可能位置と記録不可位置とにわたってケース外からスライド操作可能に装着されるプラスチック製の誤消去防止弁13と、誤消去防止弁13を前記記録可能位置と前記記録不可位置とにおいてそれぞれ位置決め保持するシフト手段とを備えている。
カートリッジケース1(下ケース1b)には、左右の一方の横側壁9と底壁10とを跨いで、カートリッジケース1内に誤消去防止弁13を差し込み装着するための開口部12が切り欠き形成されている。誤消去防止弁13は、前記開口部12を介してケース外に臨む操作用のベース19と、このベース19から上向きに片持ち連出されて左右方向に弾性変形可能な弾性腕27とを含む。
前記シフト手段は、カートリッジケース1の横側壁9の上下位置に設けられた二つの係合凹部17・17と、誤消去防止弁13の弾性腕27の延出端に突設されて各係合凹部17にそれぞれ選択的に嵌入係合できる係合突起29とを含む。
しかるに、従来例は図7に示すごとく、誤消去防止弁13の弾性腕27の上端に係合突起29が突設されていた。
これでは、カートリッジケース1ないし誤消去防止弁13の成形精度のバラつき、使用環境(とくに熱)による各部の変形や、組み付け精度不良などが重なった場合に、各係合凹部17に対する係合突起29の嵌入寸法L1に過不足を生じることがある。嵌入寸法L1が不足すると、誤消去防止弁13のスライド性能は確保できても、誤消去防止弁13が記録可能位置から記録不可位置へ、又は逆に不用意に切り換わってしまう。
更に、頻発する問題は、前記嵌入寸法L1が過大になった場合である。この場合は、誤消去防止弁13が記録可能位置または記録不可位置にロック保持されてスライド操作不能に陥る。この状態で誤消去防止弁13を強引に切り換え操作すると、係合凹部17まわり特に係合突起29が損傷を受け勝ちである。下ケース1bに対する誤消去防止弁13の差し込み装着も困難となり、組み付け作業性も悪くなる。
そこで本発明の目的は、カートリッジケースに対する誤消去防止弁の組み付け作業性を確保する。カートリッジケースに対する誤消去防止弁のスライド性能を確保するにある。
そのうえで本発明の目的は、成形精度のバラつきや経時変化などがあっても、カートリッジケースに対して誤消去防止弁を記録可能位置と記録不可位置とに確実に位置決め保持できながら、各シフト位置へ誤消去防止弁を円滑に切り換え操作できるテープカートリッジを提供することにある。
そのために本発明は、先の基本形態からなるテープカートリッジにおいて、図1に示すごとく誤消去防止弁13の弾性腕27の延出端に注目し、該当部位における前記係合突起29よりも先端側に、前記横側壁9の前記係合凹部17まわりの内面に受け止められる接触面30を持つ延長部31が延長形成されていることを特徴とする。
前記弾性腕27の延長部31には、前記接触面30につながる傾斜面32を形成することができる。
カートリッジケース1に対して誤消去防止弁13は、係合突起29が下側の係合凹部17に係合する記録可能位置と、係合突起29が上側の係合凹部17に係合する記録不可位置との間にわたって上下スライド自在に装着することができる。その際に、下側の係合凹部17の開口上縁部35は角落とし形成し、上側の係合凹部17の開口下縁部36も角落とし形成すればよい。
そのうえで、前記弾性腕27の全体は、ケース横側壁9の垂直状の内面に向かって傾斜するよう予めくせ付け形成しておくことが望まれる。
かかる本発明によれば、誤消去防止弁13の前記接触面30がケース横側壁9の内面に受け止められることで、各係合凹部17に対する係合突起29の嵌入寸法Lは常に一定に過不足なく規定できる。したがって、装着状態における誤消去防止弁13のスライドに多少の融通ガタがあっても、誤消去防止弁13を記録可能位置と記録不可位置とにおいて確実に位置決め保持しておける。
このことは、カートリッジケース1に対する誤消去防止弁13の組み付け作業性が良好になり、誤消去防止弁13の切り換え操作も手軽に行えることを意味する。前記係合突起29を含む各部の損傷防止にもつながる。
前記弾性腕27の延長部31に、下端が前記接触面30につながる傾斜面32が形成されていると、カートリッジケース1内に前記開口部12を介して誤消去防止弁13を下方から差し込み装着する際に、カートリッジケース1の横側壁9に臨む開口部12の開口上端縁12aに傾斜面32が接触案内されて弾性腕27を内向きに弾性変形させるよう作用するので、カートリッジケース1に対する誤消去防止弁13の差し込み装着が突っ掛かることなく容易に行え、この組み付け時における係合突起29の損傷防止にも有効である。
カートリッジケース1の横側壁9の上下に係合凹部17・17を配し、下側の係合凹部17に係合突起29が係合した状態を記録可能位置、上側の係合凹部17に係合突起29が係合した状態を記録不可位置にそれぞれ設定したとき、下側の係合凹部17の開口上縁部35が角落とし形成されていると、係合突起29を下側の係合凹部17から無理なく記録不可位置に向かって離脱させることができる。また、上側の係合凹部17の開口下縁部36が角落とし形成されていると、係合突起29を上側の係合凹部17からも無理なく下方の記録可能位置に向かって離脱させることができる。これにより、各係合凹部17の開口縁まわり及びとくに係合突起29の損傷防止を図りながら、誤消去防止弁13を記録可能位置と記録不可位置とに円滑にスライドさせて切り換え操作できる。
誤消去防止弁13の弾性腕27の全体が、カートリッジケース1の横側壁9の垂直状の内面に向かって傾斜するようくせ付け形成されていると、弾性腕27の前記接触面30をケース横側壁9の係合凹部17まわりの内面に初期ばね圧を付与した状態で確実に受け止めることができるから、各係合凹部17に係合突起29が規定の嵌入寸法Lを以て確実に係入する。とくに、この嵌入寸法Lが不足することはない。
図1ないし図5は、本発明を放送業務用のベータカム(登録商標)方式のテープカートリッジに適用した実施例を示す。図2および図3においてテープカートリッジは、プラスチック製の上下ケース1a・1bを蓋合わせ状にねじ結合してなる横長角箱状のカートリッジケース1の内部左右に、磁気テープ3が巻かれる一対のテープリール2・2が回転自在に収納配置されている。
カートリッジケース1の前面中央には、テープローディング用のポケット5が凹み形成されており、その前方の左右両側にテープガイド6・6が配置されていて、両テープガイド6・6で磁気テープ3が走行案内される。不使用時の磁気テープ3を保護するために、カートリッジケース1の前部には、上開き操作される前蓋7が回動自在に装着されている。
カートリッジケース1の三方周側壁の一箇所、具体的には下ケース1bの左右の一方の横側壁9を選んでこれに誤消去防止手段が設けられている。図示例の誤消去防止手段は、図2において左側に位置する下ケース1bの横側壁9の前方寄り部位の下端に、下ケース1bの横側壁9と底壁10とを跨いで内凹み状に切り欠き形成された開口部12と、この開口部12を介してカートリッジケース1(下ケース1b)内に下方から差し込み装着されるプラスチック製の誤消去防止弁13とを含む。
誤消去防止弁13は、下ケース1b内において上下スライド自在である。ユーザーは誤消去防止弁13を下方の記録可能位置(図1参照)と、上方の記録不可位置(図6参照)とにケース外から切り換え操作できる。
テープデッキにテープカートリッジを装填したとき、図3に示すごとく、テープデッキ側の検出ピン15が誤消去防止弁13の上下高さ位置を検出することにより、磁気テープ3へのデータ書き込みの可否が判別される。
下ケース1bの内側には、開口部12の開口周縁に平面視でコ字形のガイド壁16が上向きに突設されている。下ケース1bの横側壁9には、開口部12の上方において二つの係合凹部17・17がそれぞれ上下に間隔を置いて内外貫通状に形成されている。
図1および図5において誤消去防止弁13は、下端に位置する水平な四角平板状のベース19と、ベース19の左端(図1では右端)寄り部位から上向きに突設されて前記横側壁9の内面に臨む壁部20と、ベース19の後縁から上向きに突設された壁部21とを有するプラスチック成形品である。両壁部20・21は、平面視においてL字形につながっている。
下ケース1bには、図4に示すごとく開口部12の前端側に縦向きのガイド溝22が形成されており、誤消去防止弁13の前記壁部20の前端がガイド溝22に嵌合していて、誤消去防止弁13はガイド溝22に沿って上下方向にガタつきなくスライド案内される。
ベース19の後ろ側の壁部21には、これの左端から係止腕23が上向きに片持ち連出されており、係止腕23の上端に係止部25が突出形成されている。下ケース1bの開口部12に誤消去防止弁13を差し込み装着したとき、外側方の前記壁部20が横側壁9の内面に添い、誤消去防止弁13が下限に移動した記録可能位置にあるとき、係止腕23の係止部25が、図1に示すごとく横側壁9に対向するガイド壁16の対向壁部16aの上端に受け止められ、これで下ケース1bから誤消去防止弁13が下方に抜け外れるのを規制している。
図1および図5において、外側方の前記壁部20の下端には、突縁26が横外側方に向けて一体に張り出し形成されている。誤消去防止弁13が上方の記録不可位置に押し上げ操作されたとき、前記突縁26は、図6に示すごとく前記開口部12における横側壁9の上端開口縁12aに接触ないし近接対向している。
誤消去防止弁13を下方の記録可能位置と、上方の記録不可位置とにおいてそれぞれ位置決め保持するためのシフト手段を備えている。そのシフト手段は、誤消去防止弁13の前記壁部20から上方に向けて片持ち状に連出されて左右(内外)方向に弾性変形可能な弾性腕27と、前記係合凹部17・17と、弾性腕27の上端に外向きに一体突設されて上下の各係合凹部17にそれぞれ選択的に嵌入係合できる係合突起29とを含む。
本発明では、かかるシフト手段において、弾性腕27の係合突起29よりも上方先端側に、下ケース1bの横側壁9における係合凹部17まわりの内面に受け止められる垂直な接触面30を持つ延長部31が延長形成されている。この延長部31の上端角部には、下端が前記接触面30につながる傾斜面32が角落とし状に形成されている。
誤消去防止弁13の係止腕23の係止部25にも、ケース内方側の上端角部に傾斜案内面33が角落とし形成されている。したがって、これら傾斜案内面33および前記傾斜面32が形成されていること、係止腕23および弾性腕27が内外(左右)方向に弾性変形可能に片持ち連出されていることが相まって、下ケース1b内に開口部12を介して誤消去防止弁13を簡単に差し込み装着できる。
誤消去防止弁13が下降限界の記録可能位置(図1)にあるとき、弾性腕27の係合突起29は、下側の係合凹部17に嵌入係合する。このとき、弾性腕27の上端の延長部31に形成した接触面30が、先当たり状態でケース横側壁9の内面に受け止められて、下側係合凹部17に対する係合突起29の嵌入寸法Lを一定値に規定する。この図1の状態において、誤消去防止弁13のベース19の下面は、下ケース1bの底壁10の外側下面と面一状になっている。下側の係合凹部17と係合突起29との係合は、誤消去防止弁13の下方への抜け外れを防止する一助になっている。
いま、ユーザーが図1の状態から誤消去防止弁13のベース19の下面に指先などを当てて誤消去防止弁13を突き上げると、弾性腕27はこれの上端側がケース内方に傾くよう弾性変形し、これで係合突起29が下側係合凹部17から離脱する。このとき、下側係合凹部17の内側の開口上縁部35は、丸く角落とし形成されているので、係合突起29は係合凹部17から円滑に離脱する。
誤消去防止弁13を更に押し上げると、下側の係合凹部17から離脱した係合突起29がケース横側壁9の内面を滑り移動し、弾性腕27の弾性復元力で係合突起29が上側の係合凹部17に嵌入係合し、これで誤消去防止弁13が記録不可位置にセットされる。このときも、弾性腕27の上端の延長部31に形成した接触面30は、ケース横側壁9の内面に先当たり状に受け止められて、上側係合凹部17に対する係合突起29の嵌入寸法Lを一定値に規定する。
上側係合凹部17の内側の開口下縁部36も丸く角落とし形成されているので、記録不可位置から下方の記録可能位置に誤消去防止弁13を押し下げ操作するとき、係合突起29は該当の係合凹部17から円滑に離脱する。なお、誤消去防止弁13の前記押し下げ操作は、前記突縁26に爪先を掛けるなどして行う。
上側の係合凹部17と係合突起29との係合は、誤消去防止弁13の上動限界を規制している。但し、更に強く誤消去防止弁13が突き上げられたときは、前記突縁26が前記開口部12の上端開口縁12aに受け止められて、誤消去防止弁13の上昇が最終的に規制される。
自由状態における弾性腕27の全体は、ベース19上においてケース横側壁9の垂直状の内面に向かって傾斜するようくせ付け形成されている。したがって、弾性腕27の前記接触面30は、ケース横側壁9の各係合凹部17まわりの内面に初期ばね圧が付与された状態で確実に受け止められ、各係合凹部17に対する係合突起29の嵌入寸法Lに不足を生じることはない。このことは、ケース横側壁9に対して弾性腕27を必要以上に緊密に摺接させずとも済むことを意味し、誤消去防止弁13のスライド性能を円滑に確保できることにつながる。
上記構成の誤消去防止手段によれば、成形精度や組み付け精度などに多少のバラつきがあっても、誤消去防止弁13を記録可能位置と記録不可位置とに切り換え操作する際に、誤消去防止弁13のスライド操作力が変動するのを長期にわたって効果的に防ぐことができる。とくに各係合凹部17に対する係合突起29の係合力が異常に大きくなって、スライド不能や各部の損傷を招くことがなくなる。
カートリッジケース1の横側壁9に設けるべき係合凹部17・17は、貫通孔に代えて、該当の横側壁9の内面側からみて凹み状に形成されていてもよい。
1 カートリッジケース
1a 上ケース
1b 下ケース
3 磁気テープ
9 横側壁
10 底壁
12 開口部
13 誤消去防止弁
17 係合凹部
27 弾性腕
29 係合突起
30 接触面
31 延長部
32 傾斜面
1a 上ケース
1b 下ケース
3 磁気テープ
9 横側壁
10 底壁
12 開口部
13 誤消去防止弁
17 係合凹部
27 弾性腕
29 係合突起
30 接触面
31 延長部
32 傾斜面
Claims (7)
- カートリッジケース内に、これの周側壁の一部内面に沿って誤消去防止弁が、記録可能位置と記録不可位置とにわたってケース外からスライド操作可能に装着されており、
前記誤消去防止弁を前記記録可能位置と前記記録不可位置とにおいてそれぞれ位置決め保持するシフト手段を備えており、
前記シフト手段は、前記カートリッジケースの前記周側壁の選ばれた二位置に設けられて前記周側壁の内面側からみて凹んでいる係合凹部と、前記誤消去防止弁側に片持ち連出されて前記カートリッジケースの前記周側壁に対して内外方向に弾性変形し得る弾性腕と、前記弾性腕の延出端に突設されて前記係合凹部にそれぞれ選択的に嵌入係合できる係合突起とを含み、
前記弾性腕の延出端には、前記係合突起よりも先端側に、前記カートリッジケースの前記係合凹部まわりの内面に受け止められる接触面を持つ延長部が延長形成されていることを特徴とするテープカートリッジ。 - 前記弾性腕の前記延長部には、前記接触面につながる傾斜面が形成されている請求項1記載のテープカートリッジ。
- カートリッジケースと、前記カートリッジケースに内蔵される磁気テープと、前記カートリッジケース内に記録可能位置と記録不可位置とにわたってケース外からスライド操作可能に装着される誤消去防止弁と、前記誤消去防止弁を前記記録可能位置と前記記録不可位置とにおいてそれぞれ位置決め保持するシフト手段とを備えており、
前記カートリッジケースには、左右の一方の横側壁と底壁とを跨いで、前記カートリッジケース内に前記誤消去防止弁を差し込み装着するための開口部が切り欠き形成されており、
前記誤消去防止弁は、前記開口部を介して前記カートリッジケース外に臨む操作用のベースと、前記ベースから上向きに片持ち連出されて左右方向に弾性変形可能な弾性腕とを含み、
前記シフト手段が、前記カートリッジケースの前記横側壁の上下位置に設けられて前記横側壁の内面側からみて凹んでいる二つの係合凹部と、前記誤消去防止弁の前記弾性腕の延出端に突設されて前記係合凹部にそれぞれ選択的に嵌入係合できる係合突起とを含み、
前記弾性腕の延出端には、前記係合突起よりも上方先端側に、前記横側壁の前記係合凹部まわりの内面に受け止められる接触面を持つ延長部が延長形成されていることを特徴とするテープカートリッジ。 - 前記弾性腕の前記延長部には、前記接触面につながる傾斜面が形成されている請求項3記載のテープカートリッジ。
- 前記カートリッジケースに対して前記誤消去防止弁は、前記係合突起が下側の前記係合凹部に係合する前記記録可能位置と、前記係合突起が上側の前記係合凹部に係合する前記記録不可位置との間にわたって上下スライド自在に装着されている請求項3記載のテープカートリッジ。
- 下側の前記係合凹部の開口上縁部が、角落とし形成されており、
上側の前記係合凹部の開口下縁部が、角落とし形成されている請求項5記載のテープカートリッジ。 - 前記弾性腕の全体が、前記カートリッジケースの横側壁の垂直状の内面に向かって傾斜するようくせ付け形成されている請求項6記載のテープカートリッジ。
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JP2005234116A JP2007048405A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005234116A JP2007048405A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | テープカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007048405A true JP2007048405A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37851101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005234116A Withdrawn JP2007048405A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | テープカートリッジ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007048405A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009107481A1 (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | ソニー株式会社 | 記録媒体カートリッジ |
-
2005
- 2005-08-12 JP JP2005234116A patent/JP2007048405A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009107481A1 (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | ソニー株式会社 | 記録媒体カートリッジ |
EP2246856A1 (en) * | 2008-02-29 | 2010-11-03 | Sony Corporation | Cartridge for recording medium |
US8291443B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-10-16 | Sony Corporation | Recording medium cartridge |
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