JPH03183087A - テープカートリッジ - Google Patents
テープカートリッジInfo
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- JPH03183087A JPH03183087A JP32228789A JP32228789A JPH03183087A JP H03183087 A JPH03183087 A JP H03183087A JP 32228789 A JP32228789 A JP 32228789A JP 32228789 A JP32228789 A JP 32228789A JP H03183087 A JPH03183087 A JP H03183087A
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 92
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、記録可能か否かを識別するための誤消去防止
手段を備えているテープカートリッジに関する。
手段を備えているテープカートリッジに関する。
この種の誤消去防止手段としては、本体ケースの後壁に
設けた誤消去防止弁を折り取る弁除去方式と、スライド
自在な誤消去防止弁で誤消去防止穴を開閉する切換方式
とがある。切換方式の誤消去防止手段は誤消去防止弁を
切り換え操作することによって、何度でも再切り換えで
きる利点を有するため、弁除去方式に代えて切換方式に
変わりつつある。
設けた誤消去防止弁を折り取る弁除去方式と、スライド
自在な誤消去防止弁で誤消去防止穴を開閉する切換方式
とがある。切換方式の誤消去防止手段は誤消去防止弁を
切り換え操作することによって、何度でも再切り換えで
きる利点を有するため、弁除去方式に代えて切換方式に
変わりつつある。
そこでは、上下ケースを突き合わせてなる本体ケースの
後壁に、誤消去防止穴をケース内方へ入り込み状に凹設
し、誤消去防止穴に誤消去防止弁を記録可能位置と記録
不能位置とにわたって左右横方向にスライド操作可能に
組み込んでいる。
後壁に、誤消去防止穴をケース内方へ入り込み状に凹設
し、誤消去防止穴に誤消去防止弁を記録可能位置と記録
不能位置とにわたって左右横方向にスライド操作可能に
組み込んでいる。
しかし、従来の切換方式の誤消去防止弁は、下ケースの
後壁に設けた誤消去防止穴よりも−回り大きい形に形成
するなどして、下ケースととケースを突き合わせて初め
て誤消去防止穴から外れ出ないものとなっている。
後壁に設けた誤消去防止穴よりも−回り大きい形に形成
するなどして、下ケースととケースを突き合わせて初め
て誤消去防止穴から外れ出ないものとなっている。
そのため、下ケースに誤消去防止弁を先組みした仮組み
状態において、下ケースに上ケースを被せるまでの工程
途上で、誤消去防止弁が下ケースの誤消去防止穴から倒
れ出てしまい、これが自動組立化のネックになっている
のが実情である。
状態において、下ケースに上ケースを被せるまでの工程
途上で、誤消去防止弁が下ケースの誤消去防止穴から倒
れ出てしまい、これが自動組立化のネックになっている
のが実情である。
そこで本発明の目的は、狭隘なスペースを有効利用して
下ケースに誤消去防止弁を確実に仮組みでき、組立の自
動化を有利に図れるテープカートリッジを得るにある。
下ケースに誤消去防止弁を確実に仮組みでき、組立の自
動化を有利に図れるテープカートリッジを得るにある。
本発明は、第1図に示すよ・うに上下ケース1a・ib
を突き合わせてなる本体ケースlの下ケース1bの後壁
】Oに誤消去防止穴11を有し、この誤消去防止穴11
に誤消去防止弁12を記録不能位置と記録可能位置とに
わたって左右横方向にスライド操作可能に組み込んだテ
ープカートリッジを前提とする。
を突き合わせてなる本体ケースlの下ケース1bの後壁
】Oに誤消去防止穴11を有し、この誤消去防止穴11
に誤消去防止弁12を記録不能位置と記録可能位置とに
わたって左右横方向にスライド操作可能に組み込んだテ
ープカートリッジを前提とする。
そのうえで、下ケース1bの誤消去防止穴11内に内奥
壁13をこれが上り−ス1aの後壁10aよりもケース
内方に偏した位置に存するように設ける。一方、誤消去
防止弁12は下ケース1bの内奥壁13をまたいで該内
奥壁13に沿ってスライド自在とするといった組み付は
構造とする。
壁13をこれが上り−ス1aの後壁10aよりもケース
内方に偏した位置に存するように設ける。一方、誤消去
防止弁12は下ケース1bの内奥壁13をまたいで該内
奥壁13に沿ってスライド自在とするといった組み付は
構造とする。
そのために誤消去防止弁12は、レコーダ側の検知部材
Pが作用する主壁15を有し、該主壁i5に前記内奥壁
13をまたぐ係止腕16を付設する。
Pが作用する主壁15を有し、該主壁i5に前記内奥壁
13をまたぐ係止腕16を付設する。
その係止腕16は先端16aが下向きに曲がる鉤形に形
成する。
成する。
下ケース1bの内奥壁13の内側には、上ケース1aと
結合する結合ボス28が配設され、内奥壁13は該結合
ボス28の根元部に繋がり部31を介して一体に繋ぐと
ともに、内奥壁13と結合ボス28との間の前記繋がり
部31の上方に、誤消去防止弁12のスライドを許すス
ライド用空間32を形成したことを要件とする。
結合する結合ボス28が配設され、内奥壁13は該結合
ボス28の根元部に繋がり部31を介して一体に繋ぐと
ともに、内奥壁13と結合ボス28との間の前記繋がり
部31の上方に、誤消去防止弁12のスライドを許すス
ライド用空間32を形成したことを要件とする。
誤消去防止弁12は下ケース1bに対し、誤消去防止穴
11に上方から落とし込んで内奥壁13に係止腕16を
またがせることで先組みする。これで誤消去防止弁12
は誤消去防止穴11から倒れ出たりすることのない安定
した仮組み状態が得られる。
11に上方から落とし込んで内奥壁13に係止腕16を
またがせることで先組みする。これで誤消去防止弁12
は誤消去防止穴11から倒れ出たりすることのない安定
した仮組み状態が得られる。
内奥壁13を結合ボス28と繋がり部31で一体に繋い
だのは、該内奥壁13が狭隘なスペース内で十分汽壁厚
寸法に設定できない場合でも、該内奥壁13を補強して
誤消去防止弁12を安定的に支持するためである。
だのは、該内奥壁13が狭隘なスペース内で十分汽壁厚
寸法に設定できない場合でも、該内奥壁13を補強して
誤消去防止弁12を安定的に支持するためである。
本発明の誤消去防止弁12は、係止腕16を下ケース1
bの内奥壁13の上端にまたがせて該内奥壁13に沿っ
てスライド自在とした。従って誤消去防止弁12は下ケ
ース1bの狭隘な誤消去防止火工1にも上方からの落と
し込みにより簡単かつ安定的に先組み状態を得ることが
でき、上ケース1aを被せるまでの組立ライン上で振動
等を受けても、誤消去防止弁12が誤消去防止穴11か
ら倒れ出ることはない。その結果、誤消去防止弁12の
下ケース1bへの組み付は工程と、上ケース1aの被せ
工程とを一貫した作業で能率よく組み立てることができ
、組立の自動機械化を有効に図れる。
bの内奥壁13の上端にまたがせて該内奥壁13に沿っ
てスライド自在とした。従って誤消去防止弁12は下ケ
ース1bの狭隘な誤消去防止火工1にも上方からの落と
し込みにより簡単かつ安定的に先組み状態を得ることが
でき、上ケース1aを被せるまでの組立ライン上で振動
等を受けても、誤消去防止弁12が誤消去防止穴11か
ら倒れ出ることはない。その結果、誤消去防止弁12の
下ケース1bへの組み付は工程と、上ケース1aの被せ
工程とを一貫した作業で能率よく組み立てることができ
、組立の自動機械化を有効に図れる。
誤消去防止穴llの内奥壁13は、これの内側に配設し
た結合ボス28の根元に繋がり部31を介して一体に繋
がっているので、内奥壁13の剛性を高めることができ
、該内奥壁13に誤消去防止弁12を安定よく支持して
誤消去防止弁12のスライド性能を確保する。
た結合ボス28の根元に繋がり部31を介して一体に繋
がっているので、内奥壁13の剛性を高めることができ
、該内奥壁13に誤消去防止弁12を安定よく支持して
誤消去防止弁12のスライド性能を確保する。
図ではVH3型のテープカートリッジを例示しており、
第2図において1は本体ケースである。
第2図において1は本体ケースである。
この本体ケース1はプラスチック製の上下ケース1a・
1bを突き合わせ結合してなる。
1bを突き合わせ結合してなる。
本体ケースlの内部左右には繰出テープリール2と巻取
テープリール3を配置しである。繰出テープリール2か
ら導出されたテープ4は、ケース前端の左右に設けたガ
イドローラ5・5を介して巻取テープリール3に巻き取
られる。両ガイドローラ5・5間にテープローディング
用のポケット(図示せず)を凹設してあり、このポケッ
トを横断するテープ4の前方外側が本体ケース1に付設
の前蓋7で不使用時に覆われている。
テープリール3を配置しである。繰出テープリール2か
ら導出されたテープ4は、ケース前端の左右に設けたガ
イドローラ5・5を介して巻取テープリール3に巻き取
られる。両ガイドローラ5・5間にテープローディング
用のポケット(図示せず)を凹設してあり、このポケッ
トを横断するテープ4の前方外側が本体ケース1に付設
の前蓋7で不使用時に覆われている。
本体ケース1の後壁10は上下ケース1a−1bの後壁
10a・10bどうしを突き合わせてなり、本体ケース
1の後壁10の左側のコーナ部にスライド切換式の誤消
去防止手段9を有する。
10a・10bどうしを突き合わせてなり、本体ケース
1の後壁10の左側のコーナ部にスライド切換式の誤消
去防止手段9を有する。
その誤消去防止手段9は、下ケース1bの後壁10bに
凹設した誤消去防止穴11を含み、この誤消去防止穴1
1に誤消去防止弁12が記録(録画)不能位置と記録(
録画)可能位置とにわたって左右横方向にスライド自在
に組み込まれている。
凹設した誤消去防止穴11を含み、この誤消去防止穴1
1に誤消去防止弁12が記録(録画)不能位置と記録(
録画)可能位置とにわたって左右横方向にスライド自在
に組み込まれている。
第5図および第6図において、誤消去防止穴11は下ケ
ース1bの後壁10bの左端側にケース内方に入り込み
状に凹設されており、従来のテープカートリッジにおけ
る折り取り除去方式の誤消去防止弁の設定位置を含んで
、この設定位置より左側方に延長された正面視において
横長四角形状に形成しである。
ース1bの後壁10bの左端側にケース内方に入り込み
状に凹設されており、従来のテープカートリッジにおけ
る折り取り除去方式の誤消去防止弁の設定位置を含んで
、この設定位置より左側方に延長された正面視において
横長四角形状に形成しである。
誤消去防止穴11の内奥にはテープリール収納領域と仕
切る形の内奥壁13を後壁10bと一体に形成する。そ
の内奥壁13は第1図に示すごとくこれの上方に位置す
る上ケース1aの後壁10aよりもケース内方に偏する
位置に設定されており、下ケース1bに上ケース1aを
被せ付けると、上ケース1a側の後壁10aの下端の内
方に内奥壁■3の上端が内外互い違い状に対向し、この
対向間に空隙14が形成されている。
切る形の内奥壁13を後壁10bと一体に形成する。そ
の内奥壁13は第1図に示すごとくこれの上方に位置す
る上ケース1aの後壁10aよりもケース内方に偏する
位置に設定されており、下ケース1bに上ケース1aを
被せ付けると、上ケース1a側の後壁10aの下端の内
方に内奥壁■3の上端が内外互い違い状に対向し、この
対向間に空隙14が形成されている。
第1図および第6図において、誤消去防止弁12はプラ
スチック成形品であって、レコーダ側のレバータイプの
検知部材Pが誤消去防止穴11内に進入することを阻む
垂直な主壁15を有し、該主壁15の上端側に先端16
aが下向きに曲がる形の鉤形の係止腕16をケース内方
に向けて一体に延設しである。主壁15は従来のテープ
カートリッジにおける折り取り除去方式の誤消去防止弁
とほぼ同じ大きさの四角形である。
スチック成形品であって、レコーダ側のレバータイプの
検知部材Pが誤消去防止穴11内に進入することを阻む
垂直な主壁15を有し、該主壁15の上端側に先端16
aが下向きに曲がる形の鉤形の係止腕16をケース内方
に向けて一体に延設しである。主壁15は従来のテープ
カートリッジにおける折り取り除去方式の誤消去防止弁
とほぼ同じ大きさの四角形である。
誤消去防止弁12の組み付けに際しては、先ず下ケース
1bにテープリール2・3やガイドローラ5などの所要
部品と共に組み込む。このとき誤消去防止弁12は誤消
去防止穴11にこれの上方から落とし込む。これで第8
図および第9図に示すように前記係止腕16をその先端
16aが内奥壁13の内面側に位置するよう内奥壁13
の上端にまたがせると、主壁15の内面側が内奥壁13
の外面側に接当し、主壁15の外面が後壁10bの外面
と面一状に仮組みされる。
1bにテープリール2・3やガイドローラ5などの所要
部品と共に組み込む。このとき誤消去防止弁12は誤消
去防止穴11にこれの上方から落とし込む。これで第8
図および第9図に示すように前記係止腕16をその先端
16aが内奥壁13の内面側に位置するよう内奥壁13
の上端にまたがせると、主壁15の内面側が内奥壁13
の外面側に接当し、主壁15の外面が後壁10bの外面
と面一状に仮組みされる。
次に、下ケースtbに上ケース1aを被せると、第1図
に示すように誤消去防止穴ll内において誤消去防止弁
12が上ケース1aの後壁10aの下端と内奥壁13の
上端との間の空隙14内に係止腕16の付は根部分が僅
かな隙間をおいて納まるとともに、咳後壁10aの下端
が主壁15の直上に僅かな隙間をおいて位置する納まり
状態が得られる。従って誤消去防止弁12ばそのスライ
ド動作が軽くなるとともに、誤消去防止穴11から浮き
上がったりすることもない好ましい納まり状態が得られ
る。
に示すように誤消去防止穴ll内において誤消去防止弁
12が上ケース1aの後壁10aの下端と内奥壁13の
上端との間の空隙14内に係止腕16の付は根部分が僅
かな隙間をおいて納まるとともに、咳後壁10aの下端
が主壁15の直上に僅かな隙間をおいて位置する納まり
状態が得られる。従って誤消去防止弁12ばそのスライ
ド動作が軽くなるとともに、誤消去防止穴11から浮き
上がったりすることもない好ましい納まり状態が得られ
る。
また誤消去防止弁12は誤消去防止穴11内においてそ
の上壁13の外面が」二下ケース1a・1bの後壁10
a・10bの外面と面一状態になるよう納まるため、こ
れをレコーダに装填するときもレコーダ側の検知部材P
をそれらの外面上にスムーズに滑らすことができて記録
可否の確実な検知動作を保証する。
の上壁13の外面が」二下ケース1a・1bの後壁10
a・10bの外面と面一状態になるよう納まるため、こ
れをレコーダに装填するときもレコーダ側の検知部材P
をそれらの外面上にスムーズに滑らすことができて記録
可否の確実な検知動作を保証する。
誤消去防止弁12の係止腕16を内奥壁16に沿って左
右横方向にスライドさせることにより、誤消去防止穴1
1内の右端側の記録可能位置(第3図の実線状態)と、
左端側の記録不能位置(第3図の仮想線の状態)とにわ
たって切り換えることができる。
右横方向にスライドさせることにより、誤消去防止穴1
1内の右端側の記録可能位置(第3図の実線状態)と、
左端側の記録不能位置(第3図の仮想線の状態)とにわ
たって切り換えることができる。
このとき、誤消去防止弁12は係止腕16が内奥壁13
の上端をまたいでいるので、誤消去防止穴11の開口外
面に向かって脱落することは阻止される。但し、そのま
たぎ深さが少ない場合に誤消去防止弁12はその主壁1
5の下端が誤消去防止穴11の底からはみ出る方向に傾
くおそれがある。かかる誤消去防止弁■2の傾きを確実
に阻止してその垂直姿勢をより確実に維持するために、
誤消去防止穴11の底17に凹溝18を左右方向に設け
てあり、誤消去防止弁12の主壁15の下端の内側寄り
に設けた凸部19を該凹溝18に嵌合しである。この場
合に誤消去防止弁12の凸部19と凹溝18内の底との
間に僅かな隙間を形成するように、内奥壁13に係止腕
16を吊り下げておくと、誤消去防止弁12のスライド
動作を軽く行えることになる。
の上端をまたいでいるので、誤消去防止穴11の開口外
面に向かって脱落することは阻止される。但し、そのま
たぎ深さが少ない場合に誤消去防止弁12はその主壁1
5の下端が誤消去防止穴11の底からはみ出る方向に傾
くおそれがある。かかる誤消去防止弁■2の傾きを確実
に阻止してその垂直姿勢をより確実に維持するために、
誤消去防止穴11の底17に凹溝18を左右方向に設け
てあり、誤消去防止弁12の主壁15の下端の内側寄り
に設けた凸部19を該凹溝18に嵌合しである。この場
合に誤消去防止弁12の凸部19と凹溝18内の底との
間に僅かな隙間を形成するように、内奥壁13に係止腕
16を吊り下げておくと、誤消去防止弁12のスライド
動作を軽く行えることになる。
上ケース1a側の後壁10aの内面と誤消去防止弁12
との間には、誤消去防止弁12を各切換位置に保持する
位置決め保持手段を有する。この位置決め保持手段とし
ては、第6図および第8図に示すように、誤消去防止弁
12の係止腕16の上側の左端から弾性腕20を右方向
に一体に延出形成する。該弾性腕20は左端の係止腕1
6との繋がり基部を支点にしてそのスライド方向と直交
する方向に弾性変形できる。弾性1I5i!20の先端
には節度用凸部21を設ける。一方、第4図および第7
図に示すように上ケース1aの後壁10aの内面には左
右一対の縦リブ22を突設しておき、各リブ22の一側
に節度用凹部23をそれぞれ形成する。そして誤消去防
止弁12が記録不能位置と記録可能位置にそれぞれ完全
に切り換わった状態のとき、節度用凸部21が各節度用
凹部23と係合して誤消去防止弁12の自由な横移動を
規制する。左右の縦リブ22・22間の凹部はこれを埋
めた形に形成してもよい。
との間には、誤消去防止弁12を各切換位置に保持する
位置決め保持手段を有する。この位置決め保持手段とし
ては、第6図および第8図に示すように、誤消去防止弁
12の係止腕16の上側の左端から弾性腕20を右方向
に一体に延出形成する。該弾性腕20は左端の係止腕1
6との繋がり基部を支点にしてそのスライド方向と直交
する方向に弾性変形できる。弾性1I5i!20の先端
には節度用凸部21を設ける。一方、第4図および第7
図に示すように上ケース1aの後壁10aの内面には左
右一対の縦リブ22を突設しておき、各リブ22の一側
に節度用凹部23をそれぞれ形成する。そして誤消去防
止弁12が記録不能位置と記録可能位置にそれぞれ完全
に切り換わった状態のとき、節度用凸部21が各節度用
凹部23と係合して誤消去防止弁12の自由な横移動を
規制する。左右の縦リブ22・22間の凹部はこれを埋
めた形に形成してもよい。
誤消去防止弁12を記録可能位置に切り換えた状態では
、第3図および第8図に示すごとく誤消去防止弁12の
主壁15の上端面の右端15aが内奥壁13の右端に設
けた規制凸部24に接当し、この間に指先等の入る操作
溝25が形成される。
、第3図および第8図に示すごとく誤消去防止弁12の
主壁15の上端面の右端15aが内奥壁13の右端に設
けた規制凸部24に接当し、この間に指先等の入る操作
溝25が形成される。
また、第3図に仮想線で示すごとく誤消去防止弁12を
記録不能位置に切り換えた状態においても、誤消去防止
弁12の主壁I5の上端面の左端15bが内奥壁13の
左端に設けた規制凸部26に接当し、この間に指先等の
入る操作溝27が形成される。かくして、誤消去防止弁
12の主壁15の外面が後壁lOの外面と面一状態にあ
る場合も、それら操作溝25・27に指先を掛けて、誤
消去防止弁12のスライド操作が容易に行えるようにし
た。
記録不能位置に切り換えた状態においても、誤消去防止
弁12の主壁I5の上端面の左端15bが内奥壁13の
左端に設けた規制凸部26に接当し、この間に指先等の
入る操作溝27が形成される。かくして、誤消去防止弁
12の主壁15の外面が後壁lOの外面と面一状態にあ
る場合も、それら操作溝25・27に指先を掛けて、誤
消去防止弁12のスライド操作が容易に行えるようにし
た。
第1図および第6図において、下ケースtb内の左コー
ナにはねし止め用の結合ボス28が突設されている。こ
の結合ボス28に上ケース1aの内面から下向きに突設
した結合ボス29を嵌合し、・1bの左コーナを一体的
に結合している。
ナにはねし止め用の結合ボス28が突設されている。こ
の結合ボス28に上ケース1aの内面から下向きに突設
した結合ボス29を嵌合し、・1bの左コーナを一体的
に結合している。
第1図において、内奥壁13は下ケース1bの狭隘な箇
所に形成するため、自ずとその壁厚寸法が制約されて薄
肉になりがちであり、誤消去防止弁12の支持機能を失
いやすい。そのため、内奥壁13が薄い場合もこれが変
形することのないように、結合ボス28の根元を内奥壁
13にこれらと一体成形される繋がり部31をもって連
結する形に形成した。そして内奥壁13の内面側と結合
ボス28との間の繋がり部31の上方に、スライド用空
間32を形成し、誤消去防止弁12が該空間32を利用
して結合ボス18に接当干渉することなく記録不能位置
へスライドできるようにした。
所に形成するため、自ずとその壁厚寸法が制約されて薄
肉になりがちであり、誤消去防止弁12の支持機能を失
いやすい。そのため、内奥壁13が薄い場合もこれが変
形することのないように、結合ボス28の根元を内奥壁
13にこれらと一体成形される繋がり部31をもって連
結する形に形成した。そして内奥壁13の内面側と結合
ボス28との間の繋がり部31の上方に、スライド用空
間32を形成し、誤消去防止弁12が該空間32を利用
して結合ボス18に接当干渉することなく記録不能位置
へスライドできるようにした。
誤消去防止弁12において、係止腕16はこれの先端1
6aを上記実施例のものよりも下方に長く形成して内奥
壁13へのまたぎ深さを大きくすることにより、主壁1
5の凸部19と底の凹溝18との係合構造を省略するこ
とができる。
6aを上記実施例のものよりも下方に長く形成して内奥
壁13へのまたぎ深さを大きくすることにより、主壁1
5の凸部19と底の凹溝18との係合構造を省略するこ
とができる。
誤消去防止弁12の節度手段は上ケース1aの後壁10
aの下端と誤消去防止弁12の主壁15の上端との間で
行うようにすることもできる。
aの下端と誤消去防止弁12の主壁15の上端との間で
行うようにすることもできる。
第1図ないし第9図は本発明に係るテープカートリッジ
の一実施例を示しており、 第1図は誤消去防止弁の組み込み状態での要部の縦断側
面図、 第2図は全体の外観斜視図、 第3図は誤消去防止弁をケース外方から見た正面図、 第4図は上ケースの内面側一部の底面図、第5図は下ケ
ースの誤消去防止穴の平面図、第6図は分解斜視図、 第7図は上ケースの一部を下から見た斜視図、第8図は
下ケースに誤消去防止弁を組み込んだ状態での正面図、 第9図は第8図におけるIX−IX線断面図である。 1・・・・・・本体ケース、 1a・・・・・上ケース、 1b・・・・・下ケース、 10・・・・・本体ケースの後壁、 10a・・・・上ケースの後壁、 10b・・・・下ケースの後壁、 II・・・・・誤消去防止穴、 12・・・・・誤消去防止弁、 13・・・・・内奥壁、 15・・・・・主壁、 16・・・・・係止腕、 28・・・・・結合ボス、 31・・・・・繋がり部、 32・・・・・スライド用空間、 P・・・・・・検知部材。 発 明 者 山 中第 図 第 図
の一実施例を示しており、 第1図は誤消去防止弁の組み込み状態での要部の縦断側
面図、 第2図は全体の外観斜視図、 第3図は誤消去防止弁をケース外方から見た正面図、 第4図は上ケースの内面側一部の底面図、第5図は下ケ
ースの誤消去防止穴の平面図、第6図は分解斜視図、 第7図は上ケースの一部を下から見た斜視図、第8図は
下ケースに誤消去防止弁を組み込んだ状態での正面図、 第9図は第8図におけるIX−IX線断面図である。 1・・・・・・本体ケース、 1a・・・・・上ケース、 1b・・・・・下ケース、 10・・・・・本体ケースの後壁、 10a・・・・上ケースの後壁、 10b・・・・下ケースの後壁、 II・・・・・誤消去防止穴、 12・・・・・誤消去防止弁、 13・・・・・内奥壁、 15・・・・・主壁、 16・・・・・係止腕、 28・・・・・結合ボス、 31・・・・・繋がり部、 32・・・・・スライド用空間、 P・・・・・・検知部材。 発 明 者 山 中第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上下ケース(1a)・(1b)を突き合わせてなる
本体ケース(1)の下ケース(1b)の後壁(10b)
に、誤消去防止穴(11)がケース内方へ入り込み状に
凹設されており、 誤消去防止穴(11)に誤消去防止弁(12)が記録可
能位置と、記録不能位置とにわたって左右横方向にスラ
イド操作可能に組み込まれているテープカートリッジに
おいて、 下ケース(1b)の誤消去防止穴(11)の内奥壁(1
3)が、上ケース(1a)の後壁(10a)よりもケー
ス内方に偏して設けられており、 誤消去防止弁(12)は、レコーダ側の検知部材(P)
が作用する主壁(15)と、該主壁(15)からケース
内方へ突設されて先端(16a)が下向きに曲がった鉤
形の係止腕(16)とを有しており、誤消去防止弁(1
2)の係止腕(16)は、前記内奥壁(13)の上端を
またいで該内奥壁(13)に沿ってスライド自在であり
、 下ケース(1b)の内奥壁(13)の内側に、上ケース
(1a)と結合する結合ボス(28)が配設され、該内
奥壁(13)が該結合ボス(28)の根元部に繋がり部
(31)を介して一体に繋がれており、内奥壁(13)
と結合ボス(28)との間の前記繋がり部(31)の上
方に、誤消去防止弁(12)のスライドを許すスライド
用空間(32)が形成されていることを特徴とするテー
プカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32228789A JP2802527B2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32228789A JP2802527B2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03183087A true JPH03183087A (ja) | 1991-08-09 |
JP2802527B2 JP2802527B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=18141951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32228789A Expired - Fee Related JP2802527B2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | テープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2802527B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-11 JP JP32228789A patent/JP2802527B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2802527B2 (ja) | 1998-09-24 |
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