JPH08239585A - アゾ染料 - Google Patents

アゾ染料

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JPH08239585A
JPH08239585A JP8018468A JP1846896A JPH08239585A JP H08239585 A JPH08239585 A JP H08239585A JP 8018468 A JP8018468 A JP 8018468A JP 1846896 A JP1846896 A JP 1846896A JP H08239585 A JPH08239585 A JP H08239585A
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JP
Japan
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group
sulfo
formula
alkyl
chloro
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Withdrawn
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JP8018468A
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English (en)
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Jean-Marie Adam
アダム ジャン−マリー
Peter Sutter
ズッター ペーター
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/465Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring the reactive group being an acryloyl group, a quaternised or non-quaternised aminoalkyl carbonyl group or a (—N)n—CO—A—O—X or (—N)n—CO—A—Hal group, wherein A is an alkylene or alkylidene group, X is hydrogen or an acyl radical of an organic or inorganic acid, Hal is a halogen atom, and n is 0 or 1
    • C09B62/47Azo dyes
    • C09B62/473Monoazo dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
    • C07C309/63Esters of sulfonic acids
    • C07C309/72Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • C07C309/76Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton containing nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the carbon skeleton

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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 染色物に良好な湿潤−摩擦堅牢性、光堅牢性
など与える、水酸基−含有又は窒素−含有繊維材料の染
色又は捺染に適切な新規染料を提供すること。 【解決手段】 式(1): 【化28】 (式中、Kは、ベンゼン、ナフタレン又は複素環系列の
カップリング成分の基;Xは、−SO2 −O−、−SO
2 −、−COO−などの架橋員;R1 及びR2 は、水
素、C1 −C4 アルキル、ハロゲン、スルホなど;(R
3)0-3 は、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ
などの0〜3個の基R3 ;R4 は、水素、トリハロメチ
ルなど;R5 は、水素又はC1 −C4 アルキル;R6
は、C1 −C4アルキル、C2 −C4 アルケニル、フェ
ニルなど;R7 は、−CHBr−CH2Y又は−CCl
=CH2 など;mは、0又は1;nは、0、1、2又は
3ただし(n+m)合計は、1に等しいか1より大き
い)で示される化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なアゾ染料、その製造方
法、及び水性染料浴から繊維材料を染色又は繊維材料を
捺染するためのその用途に関する。
【0002】したがって、本発明は、式(1):
【0003】
【化6】
【0004】(式中、Kは、ベンゼン若しくはナフタレ
ン系列、又は複素環系列のカップリング成分の基であ
り、Xは、式−SO2 −O−、−SO2 −N(R8)−、
−COO−又は−CO−N(R9)−(ここで、R8 及び
9 は、それぞれ互いに独立して、水素又はC1 −C4
アルキルである)の架橋員であり、R1 及びR2 は、そ
れぞれ互いに独立して、水素、C1 −C4 アルキル、C
1−C4 アルコキシ、ハロゲン又はスルホであり、
(R3)0-3 は、同一又は異なり、C1 −C4 アルキル、
1 −C4 アルコキシ、ハロゲン及びスルホからなる群
より選択される0〜3個の基R3 であり、R4 は、水
素、カルボキシル又はトリハロメチルであり、R5 は、
水素又はC1 −C4 アルキルであり、R6 は、非置換又
は置換の、C1 −C4 アルキル、C2 −C4 アルケニル
若しくはフェニルであるか、あるいは基−N(R5 )−
CO−R6 は、下記の基:
【0005】
【化7】
【0006】のいずれかであり、R7 は、−CHY−C
2 Y又は−CY=CH2 基(ここで、Yは、ブロモ又
はクロロである)であり、mは、0又は1であり、そし
てnは、0、1、2又は3であるが、ただし(n+m)
合計は、1に等しいか又は1より大きい)で示される化
合物に関する。
【0007】式(1)の化合物が基づくカップリング成
分K−Hは、それ自体公知であり、例えばVenkataraman
「The Chemistry of Synthetic Dyes 」volume 6, 213-
297,Academic Press, New York, London 12972に詳細に
記載されている。
【0008】Kは、好ましくはベンゼン、ナフタレン、
ピラゾロン、アミノピラゾール、ピリドン、ピリミジ
ン、インドール、ナフチルイミダゾール、ジフェニルア
ミン、ピラゾロ〔2,3−a〕ピリミジン、テトラヒド
ロキノリン又はアセト酢酸アミドのカップリング成分で
あり、それらの基は、さらに置換されていることができ
る。
【0009】Kに結合している適切な置換基は、典型的
には、C1 −C6 アルキル、一般に、メチル、エチル、
n−若しくはiso −プロピル、n−、iso −、sec −、
若しくはtert−ブチル又は直鎖若しくは分岐鎖の、ペン
チル若しくはヘキシルであると理解される;C1 −C4
アルコキシ、一般に、メトキシ、エトキシ、n−若しく
はiso −プロポキシ、n−、iso −、sec −、若しくは
tert−ブトキシであると理解される;フェノキシ;非置
換又はヒドロキシ−置換C2 −C6 アルカノイルアミ
ノ、典型的にはアセチルアミノ、ヒドロキシアセチルア
ミノ又はプロピオニルアミノ;ベンゾイルアミノ;アミ
ノ;N−C1 −C4 アルキルアミノ又はN,N−ジ−C
1 −C4 アルキルアミノ(ここで、これらのそれぞれは
非置換であるか、又はアルキル部分はヒドロキシ、C1
−C4 アルコキシ、カルボキシ、シアノ、ハロゲン、ス
ルホ、スルファト、フェニル又はスルホフェニルで置換
されている)、典型的にはメチルアミノ、エチルアミ
ノ、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミ
ノ、β−シアノエチルアミノ、β−ヒドロキシエチルア
ミノ、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ、β−
スルホエチルアミノ、γ−スルホ−n−プロピルアミ
ノ、β−スルホエチルアミノ、N−エチル−N−(3−
スルホベンジル)アミノ、N−(β−スルホエチル)−
N−ベンジルアミノ;シクロヘキシルアミノ;N−フェ
ニルアミノ又はN−C1 −C4 アルキル−N−フェニル
アミノ(ここで、これらのそれぞれは非置換であるか、
又はフェニル部分はC1 −C4 アルキル、C1 −C4
ルコキシ、ハロゲン又はスルホで置換されている);C
2 −C4 アルコキシカルボニル、典型的にはメトキシカ
ルボニル又はエトキシカルボニル;トリフルオロメチ
ル;ニトロ;シアノ;ハロゲン、それらは一般にフルオ
ロ、ブロモ又は好ましくはクロロを意味すると理解され
る;ウレイド;ヒドロキシ;カルボキシ;スルホ;スル
ホメチル;カルバモイル;スルファモイル;N−フェニ
ルスルファモイル又はN−C1 −C4 アルキル−N−フ
ェニルスルファモイル(ここで、これらのそれぞれは非
置換であるか、又はフェニル部分はスルホ又はカルボキ
シで置換されている);メチルスルホニル又はエチルス
ルホニル;又はフェニルアゾ若しくはナフチルアゾ(こ
こで、これらのそれぞれは非置換であるか、又はC1
4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、ハロゲン、スル
ホ、アミノ、N−C1 −C4 アルキルアミノ、N,N−
ジ−C1−C4 アルキルアミノ又はフェニルアミノで置
換されている)である。
【0010】Kの好ましい意味は、Kが、スルホ、ヒド
ロキシ、C1 −C4 アルコキシ、アミノ、N−C1 −C
4 アルキルアミノ又はN,N−ジ−C1 −C4 アルキル
アミノ、アセチルアミノ、ベンゾイルアミノ、C1 −C
4 アルキル、及びフェニルアゾ又はナフチルアゾ(ここ
で、これらのそれぞれは非置換であるか、又はC1 −C
4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、ハロゲン、スル
ホ、アミノ、N−C1 −C4 アルキルアミノ、N,N−
ジ−C1 −C4 アルキルアミノ又はフェニルアミノによ
り置換されている)からなる群より選択される、一つ又
は二つ以上の置換基を有する、フェニル又はナフチル
基;1−フェニルピラゾール−5−オン又は1−フェニ
ル−5−アミノピラゾール基(ここで、これらのそれぞ
れは非置換であるか、又はC1 −C4 アルキル、C1
4 アルコキシ、スルホ又はハロゲンにより置換されて
いる);インドール基(ここで、これは非置換である
か、又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、
スルホ又はハロゲンにより置換されている)、及びナフ
チルイミダゾール基(ここで、これは非置換であるか、
又はC1 −C6 アルキル、スルホ、ヒドロキシ又はフェ
ニルアミノ(ここで、このフェニルアミノはC1 −C4
アルキル、C1 −C4 アルコキシ、スルホ又はハロゲン
により置換されることができる)で置換されることがで
きる)である。
【0011】Kは、特に好ましくは、ヒドロキシ、アミ
ノ、アセチルアミノ、スルホ及びクロロから選択される
一つ若しくは二つ以上の置換基を有する、1−若しくは
2−ナフチル基、又は1−フェニルピラゾール−5−オ
ン若しくは1−フェニル−5−アミノピラゾール基(こ
こで、これらのそれぞれは、メチル、メトキシ、スルホ
及びクロロからなる群より選択される一つ若しくは二つ
以上置換基を有する)である。
【0012】R1 及びR2 は、それぞれ互いに独立し
て、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロ
ロ又はスルホであり、最も好ましくは水素、メチル、メ
トキシ、クロロ又はスルホである。本発明の特に好まし
い実施態様は、R1 が水素であり、そしてR2 が水素、
メチル、メトキシ、クロロ又はスルホである式(1)の
化合物に関する。
【0013】(R3)0-3 は、同一又は異なり、メチル、
エチル、メトキシ、エトキシ、クロロ及びスルホ、最も
好ましくはメチル、メトキシ、クロロ及びスルホからな
る群より選択される0〜3個の基R3 である。本発明の
特に好ましい実施態様は、(R3)0-3 が0〜3個のメチ
ル基である式(1)の化合物である。
【0014】架橋員Xは、それらのS又はC原子が、R
1 及びR2 を有する、左のフェニル基に結合し、そして
O又はN原子が、(R3)0-3 基を有する右の、フェニル
若しくはナフチルに結合しているそのようなものである
と理解されるだろう。Xは、好ましくは式−SO2 −O
−、−SO2 −N(C1 −C4 アルキル)−、−COO
−又は−CO−N(C1 −C4 アルキル)−の架橋員で
ある。Xは、最も好ましくは−SO2 −O−基である。
【0015】R4 は、好ましくは水素、カルボキシ又は
トリフルオロメチルである。水素が特に好ましい。
【0016】R5 は、好ましくは水素、メチル又はエチ
ルである。水素が特に好ましい。
【0017】非置換又は置換C1 −C4 アルキルとして
定義されたR6 は、典型的には非置換又はハロゲン置換
1 −C4 アルキルである。非置換又は置換C1 −C4
アルキルとして定義されたR6 は、好ましくは非置換C
1 −C4 アルキル基、又はより好ましくは−CH2 Y若
しくは−CHY−CH2 Y基(ここで、Yはブロモ又は
クロロである)である。非置換又は置換C1 −C4 アル
キルとして定義されたR6 は、最も好ましくは式−CH
2 Cl又は−CHBr−CH2 Brの基である。
【0018】非置換又は置換C2 −C4 アルケニルとし
て定義されたR6 は、例えば−CH=CH2 基、好まし
くは−CHY1 =CH2 (ここで、Y1 は、ハロゲン、
典型的にはブロモ又はクロロである)。非置換又は置換
2 −C4 アルケニルとして定義されたR6 は、好まし
くは−CBr=CH2 基である。
【0019】非置換又は置換フェニルとして定義された
6 は、典型的には非置換、又はC1 −C4 アルキル、
1 −C4 アルコキシ、ハロゲン若しくはスルホ置換フ
ェニル、好ましくは非置換フェニルである。
【0020】特に好ましいR6 の意味は、C1 −C4
ルキル;−CH2 Y若しくは−CHY−CH2 Y基(こ
こで、Yはブロモ又はクロロである);−CH=CH2
若しくは−CHY1 =CH2(ここで、Y1 はブロモ又は
クロロである);又はフェニルである。R6 は、最も好
ましくは−CH2 Cl、−CHBr−CH2 Br又は−
CBr=CH2 基である。
【0021】R7 は、好ましくは−CHBr−CH2
r又は−CBr=CH2 基である。
【0022】mは、好ましくは0である。nは、好まし
くは1又は0である。(n+m)の合計は、好ましくは
1又は2である。式(1)の特に好ましい化合物は、m
が0であり、そしてnが1又は2であるそれらである。
式(1)の他の好ましい化合物は、mが1でありそして
nが0であるそれらである。
【0023】本発明の好ましい実施態様は、式(1
A):
【0024】
【化8】
【0025】(式中、Kは、上記と同義であり、Xは、
−SO2 −O−の架橋員であり、R1は、水素、メチ
ル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロロ又はスルホで
あり、(R3)0-3 は、同一又は異なり、メチル、エチ
ル、メトキシ、エトキシ、クロロ又はスルホよりなる群
より選択される0〜3個の基R3 であり、R6 は、C1
−C4 アルキル、−CH2 Y若しくは−CHY−CH2
Y基(ここで、Yはブロモ又はクロロである)、−CH
=CH2 若しくは−CHY1 =CH2(ここで、Y1 はブ
ロモ又はクロロである)又はフェニルであり、R7 は、
基−CHBr−CH2Br又は−CBr=CH2 であ
り、そしてmは、0又は1であり、nは、0、1又は2
であるが、ただし(n+m)の合計は、1であるか又は
1より大きい)で示される化合物に関する。
【0026】本発明の特に好ましい実施態様は、Kが、
ヒドロキシ、アミノ、アセチルアミノ、スルホ及びクロ
ロからなる群より選択される、一つ又は二つ以上の置換
基を有する、1−若しくは2−ナフチル基、又は1−フ
ェニルピラゾール−5−オン若しくは1−フェニル−5
−アミノピラゾール基(ここで、これらのそれぞれはメ
チル、メトキシ、スルホ及びクロロから選択される一つ
又は二つ以上の置換基を有する)であり、Xが、−SO
2 −O−の架橋員であり、R1 が、水素、メチル、メト
キシ、クロロ又はスルホであり、(R3)0-3 が、同一又
は異なり、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロ
ロ又はスルホよりなる群より選択される0〜3個の基R
3 であり、R6 が、基−CH2 Cl、−CHBr−CH
2 Br又は−CBr=CH2 であり、mが、0であり、
そしてnが、1又は2である上記式(1A)の化合物に
関する。
【0027】式(1)の化合物は、一つ又は二つ以上の
スルホ基を有し、その遊離のスルホン酸の形態又は好ま
しくはその塩の形態であるものである。適切な塩は、典
型的にはアルカリ金属塩若しくはアルカリ土類金属塩、
アンモニウム塩又は有機アミン塩である。例は、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム若しくはアンモニウム塩、モ
ノ−、ジ−若しくはトリエタノールアミン又はその混合
物である。式(1)の好ましい化合物は、一つのスルホ
基を含む。
【0028】式(1)の化合物は、例えば式(2):
【0029】
【化9】
【0030】(式中、R1 、R2 、(R3)0-3 、R4
5 、R6 、R7 、X、n及びmは、上記と同義であ
る)で示される化合物をジアゾ化し、次いでこのように
して得たジアゾニウム化合物を、式(3):
【0031】
【化10】
【0032】(式中、Kは、上記と同義である)で示さ
れるカップリング成分とカップリングさせることにより
製造することができる。
【0033】式(2)のアミンは、通常の方法、典型的
には、亜硝酸ナトリウムのような亜硝酸を用いて、酸媒
体、例えば塩酸含有媒体中、典型的には0〜15℃でジ
アゾ化することができる。式(2)のアミンのジアゾ化
物と式(3)のカップリング成分とのカップリングは、
好ましくは水性又は水性−有機媒体中で典型的には0〜
30℃の温度範囲、及び中性又は弱アルカリ性で行われ
る。
【0034】式(2)の化合物は、新規であり、そして
本発明のさらなる目的である。
【0035】それらは、典型的には式(4):
【0036】
【化11】
【0037】の化合物又は基−(NHCOR7)m1の前駆
体を有する相当する化合物と、式(5):
【0038】
【化12】
【0039】の化合物、又は基−(NHCOR7)m2及び
/又は−(CHR4 −NR5 −COR6):〔上記式中、
1 、R2 、(R3)0-3 、R4 、R5 、R6 、R7 及び
nは、それぞれ、上記と同義であり、Qhal は、典型的
には−COCl又は−SO2 Cl基であり、−ZHは、
−OH又は−NH(R8)(ここで、R8 は上記と同義で
あり、そしてm1 及びm2 は、それぞれ、0又は1であ
るが、(m1 +m2)の合計は、0又は1である〕で示さ
れる基の前駆体を含む相当する化合物を、反応させ、次
いでそのようにして得たニトロ化合物を、典型的には接
触還元により、相当するアミンを得、そして式(4)及
び/又は(5)の化合物の前駆体を用いた場合には、そ
れらを最終化合物へ変換することにより得ることができ
る。
【0040】式(4)及び/又は(5)の化合物の反応
は、通常の方法、例えば水性又は有機溶媒中、塩基の存
在下、そして上昇した温度で行うことができる。接触還
元は、通常の条件下、典型的には有機溶媒中、例えばテ
トラヒドロフラン又はジメチルホルムアミド中でPd/
C触媒又はラネーニッケルを用いて行われる。この方法
での式(4)の化合物が、適切な前駆体で置き換えられ
るならば、そのときその前駆体は、例えば−(NHCO
7)m1基に代えて、アミノ基へ変換できる基、典型的に
はクロロ又はニトロを含む化合物であることができ、そ
れはアミノ基へ変換した後に、例えばCl−COR7
合物と反応させることができる。この方法での式(5)
の化合物が、適切な前駆体で置き換えられるならば、そ
のときその前駆体は、例えば−(CHR4 −NR5 −C
OR6)n 基に代えて、−(CH24)n 基を含む化合物
であることができ、次いで、それは典型的にはEinhorn
反応により最終化合物へ変換することができる。
【0041】式(4)及び(5)の化合物並びにその前
駆体は、公知であり、公知の方法で製造することができ
る。
【0042】式(1)の新規な化合物は、非常に広範囲
な繊維材料、例えば水酸基−含有又は窒素−含有繊維材
料を染色又は捺染するための染料として適切である。そ
のような繊維の典型的な例は、天然セルロース繊維、例
えば木綿、リネン、ジュート又は大麻、及び改質セルロ
ース繊維材料、例えばパルプ又は再生セルロースであ
る。式(1)の化合物は、特に天然ポリアミド繊維材
料、典型的には絹若しくは羊毛、合成ポリアミド繊維材
料、例えばポリアミド6若しくはポリアミド6.6、又
は合成ポリアミドと羊毛の配合物を染色又は捺染するた
めの染料として適切である。特に、式(1)の化合物
は、天然ポリアミド繊維材料、好ましくは羊毛を、染色
又は捺染するための染料として適切である。
【0043】例示した紡織繊維は、存在しうるどのよう
な形態、典型的にはファイバー、ヤーン、フロック、織
物又は編み物であることができる。
【0044】式(1)の新規な繊維は、通常の染色及び
捺染方法に適切であり、異なる方法好ましくは水性染料
溶液及び捺染糊料の形態で、繊維材料に適用及び固着し
てもよい。式(1)の新規な染料は、浸染法及びパジン
グ染色法による染色の両方に適切であり、製品を水性、
適切ならば、塩を含む染料溶液に浸し、染料をアルカリ
で処理するか、又はアルカリの存在下に加熱するか、又
は加熱しないで、固着させる。式(1)の新規な染料
は、いわゆる冷パジング−パッド法、それは染料をアル
カリと共に、パッド上に塗布し、続いて含浸した製品を
室温で数時間保持する、ことにより、染料を固着させる
ことからなる方法に適切である。
【0045】天然及び合成ポリアミド繊維材料、特に羊
毛の染色は、好ましくは3〜7、好ましくは3〜5のp
Hで、70〜110℃、好ましくは90〜100℃で浸
染法により行われる。
【0046】水及び染料に加えて、染料溶液又は捺染糊
料は、さらに、助剤、典型的には、塩、緩衝材料、湿潤
剤、消泡剤、均染剤又は繊維材料の特性に影響を与える
薬剤、例えば柔軟剤、難燃仕上げ仕様の助剤、及び天然
又は合成増粘剤、典型的にはアルギン酸塩又はセルロー
スエーテルを含んでよい。
【0047】式(1)の新規な染料で得られた染色物及
び捺染物は、均染物であり、良好な全般的堅牢性、特に
洗濯、摩擦、湿潤処理、湿潤−摩擦及び光に対する良好
な堅牢性を有している。式(1)の染料は、また均一な
色付着性、良好な繊維付着性、高い固着度及び他の染料
との良好な混和性により特徴づけられる。さらに、式
(1)の新規な染料を用いた場合には、染色物及び捺染
物のいわゆる固着剤による後処理は、省略することがで
きる。
【0048】以下の実施例において、部は重量部であ
る。重量による部と容量による部との割合は、立方セン
チメータに対するグラムのそれと同じである。
【0049】
【実施例】
実施例1.o−クレゾール30.3部を、水112部、
濃厚水酸化ナトリウム37.1部及び炭酸ナトリウム
2.8部を含む媒体中に溶解した。この溶液を80℃に
加熱し、次いで2−クロロ−5−ニトロベンゼン−1−
スルホクロリド71.1部を加え、この混合物をこの温
度で約2.5時間攪拌した。この混合物を室温まで冷却
した後、析出した固体を濾過により単離し、水とメタノ
ールで洗浄し、次いで乾燥して、式(6)の化合物8
4.2部を得た。
【0050】
【化13】
【0051】式(6)の化合物82部を、オートクレー
ブ中で、エタノール150部及び25%アンモニア10
0部と一緒に110℃で10時間攪拌した。そのように
して得たエマルシオンを、水50部に希釈し、固体を濾
過により単離し、中性にまで洗浄し、乾燥して式(7)
の化合物67部を得た。
【0052】
【化14】
【0053】式(7)の化合物66.3部を、テトラヒ
ドロフラン500部中で5%Pd/Cと共に触媒的に水
素化した。反応混合物から溶媒を留去し、濃縮して式
(8)のジアミン59.1部を得た。
【0054】
【化15】
【0055】式(8)のジアミン22.3部をアセトン
60部に溶解し、この溶液に酢酸ナトリウム16部を加
えた。ジブロモプロピオニルクロリド21.2部を0〜
5℃で加えた後に、この混合物を1時間攪拌し、次いで
水40部を加えた。次いで、有機相を単離し、エーテル
150部で希釈し、硫酸ナトリウムで乾燥した。この混
合物を濾過により透明にし、濾液をHclガスで冷却飽
和し、式(9)の化合物の析出した塩酸塩を濾過により
単離し、乾燥した。
【0056】
【化16】
【0057】式(9)の化合物5.3部をスルホラン2
5部に溶解し、この溶液に硫酸ニトロシル3.3部を約
12℃で滴下により加えた。1時間後に、ジアゾ溶液を
氷/水80部上に注ぎ、次いで5−アミノ−3−メチル
−1−(3−スルホフェニル)ピラゾール2.6部を0
〜5℃で加えた。さらに3時間後に、反応混合物を酢酸
ナトリウムでpH2に調節し、反応を完結するために一夜
放置した。この黄色溶液のpHを7.5に調節し、この
染料を食塩で塩拆し、濾過により単離し、乾燥して下記
式の化合物を得た。
【0058】
【化17】
【0059】この染料は、羊毛を良好な全般的堅牢性を
有する黄色の色相に染色した。
【0060】実施例2−3.下記式の化合物を一般的に
実施例1の手順により得ることができた。
【0061】
【化18】
【0062】実施例4.o−クレゾール180部及びN
−ヒドロキシメチルクロロアセトアミド250部を、9
8%硫酸500部に0〜20℃で加えた。反応混合物を
一夜放置して反応を完結させ、反応混合物を氷1,50
0部上に注ぎ、式(10)の化合物を濾過により単離
し、洗浄し、通常の方法で乾燥した。
【0063】
【化19】
【0064】式(10)の化合物19.2部を、アセト
ン250部に溶解し、この溶液にトリエチルアミン6.
1部を加えた。次いで、この混合物に、アセトン50部
中の2−ニトロベンゼン−1−スルホクロリド13.3
部の溶液を5分間にわたり滴下により加え、次いで全体
の混合物を15分間還流し、溶媒を蒸発させ乾固した。
この残渣を水300部中で攪拌し、固体を濾過により単
離した。この固体をメタノール約300部中で煮沸し、
再度濾過により単離し、乾燥して式(11)の化合物2
4部を得た。
【0065】
【化20】
【0066】式(11)の化合物5.1部を、5%Pd
/Cと共に触媒的に水素化し、次いで溶媒を留去して式
(12)の化合物4.4部を得た。
【0067】
【化21】
【0068】式(12)の化合物9.5部を氷酢酸45
部、濃厚Hcl11部及び水11部に溶解し、次いで4
N 亜硝酸ナトリウム5.1部の添加により5℃でジアゾ
化した。この混合物に酢酸ナトリウム10.5部(pH
2.5)を加え、続いて5−アミノ−3−メチル−1−
(3−スルホフェニル)ピラゾール5.3部を0〜5℃
で加えた。この混合物を室温で3時間攪拌し、次いで2
5%食塩水溶液120部に注いだ。この液相をデカント
して除き、残留物を水200部に溶解した。このpHを
水酸化ナトリウムで7.5に調節し、食塩で染料を塩析
し、濾過により単離し、乾燥して下記式の化合物を得
た。
【0069】
【化22】
【0070】この染料は、羊毛を良好な全般的堅牢性を
有する黄色の色相に染色した。
【0071】実施例5−6.下記式の化合物を一般的に
実施例4の手順により得ることができた。
【0072】
【化23】
【0073】実施例7−9.メシトール139部をアセ
トン1,200部に溶解し、この溶液にトリエチルアミ
ン117部を加えた。この混合物に、アセトン600部
中の2−ニトロベンゼン−1−スルホクロリド267部
の溶液を20分にわたり滴下に加え、全体の混合物を1
時間還流し、次いで溶媒を留去して乾固した。この残留
物を熱アセトン約700部に溶解し、続いてアセトン5
00部を留去し、エタノール500部を加えた。析出し
た固体を再度濾過により単離し、乾燥して式(13)の
化合物209部を得た。
【0074】
【化24】
【0075】式(13)の化合物161部を、ラネーニ
ッケルを用いて上昇した温度(60℃)及び圧力(40
bar)下で触媒的に水素化した。この反応混合物を、濃縮
して式(14)の化合物142部を得た。
【0076】
【化25】
【0077】式(14)の化合物58.3部及びN−ヒ
ドロキシメイチルクロロアセトアミド50.4部を均一
化し、次いで98%硫酸110部に0〜5℃で加えた。
4時間後、この混合物を氷1,000部上に注ぎ、次い
で析出物を濾過により単離し、中性にまで洗浄し、乾燥
して下記式の化合物81部を得た。
【0078】
【化26】
【0079】この化合物を用いて一般に実施例4の手順
により下記式の化合物類を得た。
【0080】
【化27】
【0081】上記に得た染料の吸収極大値を、第1表に
示した。
【0082】
【表1】
【0083】染色処方 羊毛織物100部を、水4,000部、硫酸ナトリウム
5部、均染剤1.5部、酢酸ナトリウム8部及び80%
酢酸8部を含む水性浴中、pH4.5及び30℃で5分間
予備処理した。実施例1の染料1.2部を含む水性溶液
を加えた後、この染料溶液をさらに5分間30℃に保持
し、次いで1分当たり1℃の割合で加熱して、100℃
まで加熱した。この温度で、染色を60分実施し、つい
で、この浴を50℃まで冷却し、次いで染料溶液を排出
した。次いで、黄色の色相に染色された羊毛織物を、洗
浄、通常の方法で乾燥した。得られた染色物は、均一で
あり、良好な全般的堅牢性を有していた。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 (式中、 Kは、ベンゼン若しくはナフタレン系列、又は複素環系
    列のカップリング成分の基であり、 Xは、−SO2 −O−、−SO2 −N(R8)−、−CO
    O−又は−CO−N(R9)−(ここで、R8 及びR9
    は、それぞれ互いに独立して、水素又はC1 −C4 アル
    キルである)の架橋員であり、 R1 及びR2 は、それぞれ互いに独立して、水素、C1
    −C4 アルキル、C1−C4 アルコキシ、ハロゲン又は
    スルホであり、 (R3)0-3 は、同一又は異なり、C1 −C4 アルキル、
    1 −C4 アルコキシ、ハロゲン及びスルホからなる群
    より選択される0〜3個の基R3 であり、 R4 は、水素、カルボキシル又はトリハロメチルであ
    り、 R5 は、水素又はC1 −C4 アルキルであり、 R6 は、非置換又は置換の、C1 −C4 アルキル、C2
    −C4 アルケニル若しくはフェニルであるか、あるいは 基−N(R5)−CO−R6 は、下記の基: 【化2】 のいずれかであり、 R7 は、−CHY−CH2 Y又は−CY=CH2 基(こ
    こで、Yは、ブロモ又はクロロである)であり、 mは、0又は1であり、そしてnは、0、1、2又は3
    であるが、ただし(n+m)合計は、1に等しいか又は
    1より大きい)で示される化合物。
  2. 【請求項2】 Kが、ベンゼン、ナフタレン、ピラゾロ
    ン、アミノピラゾール、ピリドン、ピリミジン、インド
    ール、ナフチルイミダゾール、ジフェニルアミン、ピラ
    ゾロ〔2,3−a〕ピリミジン、テトラヒドロキノリン
    又はアセト酢酸アミドのカップリング成分である請求項
    1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Kが、スルホ、ヒドロキシ、C1 −C4
    アルコキシ、アミノ、N−C1 −C4 アルキルアミノ又
    はN,N−ジ−C1 −C4 アルキルアミノ、アセチルア
    ミノ、ベンゾイルアミノ、C1 −C4 アルキル、及びフ
    ェニルアゾ又はナフチルアゾ(ここで、これらのそれぞ
    れは非置換であるか、又はC1 −C4アルキル、C1
    4 アルコキシ、ハロゲン、スルホ、アミノ、N−C1
    −C4アルキルアミノ、N,N−ジ−C1 −C4 アルキ
    ルアミノ又はフェニルアミノにより置換されている)か
    らなる群より選択される、一つ又は二つ以上の置換基を
    有する、フェニル又はナフチル基;1−フェニルピラゾ
    ール−5−オン又は1−フェニル−5−アミノピラゾー
    ル基(ここで、これらのそれぞれは非置換であるか、又
    はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、スルホ
    又はハロゲンにより置換されている);インドール基
    (ここで、これは非置換であるか、又はC1−C4 アル
    キル、C1 −C4 アルコキシ、スルホ又はハロゲンによ
    り置換されている)、又はナフチルイミダゾール基(こ
    こで、これは非置換であるか、又はC1 −C6 アルキ
    ル、スルホ、ヒドロキシ又はフェニルアミノ(ここで、
    このフェニルアミノはC1 −C4 アルキル、C1 −C4
    アルコキシ、スルホ又はハロゲンにより置換されること
    ができる)により置換されることができる)である請求
    項1又は2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 Kが、ヒドロキシ、アミノ、アセチルア
    ミノ、スルホ及びクロロから選択される一つ若しくは二
    つ以上の置換基を有する、1−若しくは2−ナフチル
    基、又は1−フェニルピラゾール−5−オン若しくは1
    −フェニル−5−アミノピラゾール基(ここで、これら
    のそれぞれは、メチル、メトキシ、スルホ及びクロロか
    らなる群より選択される一つ若しくは二つ以上の置換基
    を有する)である、請求項1〜3のいずれか1項記載の
    化合物。
  5. 【請求項5】 R1 及びR2 が、それぞれ互いに独立し
    て、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロ
    ロ又はスルホである請求項1〜4のいずれか1項記載の
    化合物。
  6. 【請求項6】 (R3)0-3 が、同一又は異なり、メチ
    ル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロロ及びスルホか
    らなる群より選択される0〜3個の基R3 である請求項
    1〜5のいずれか1項記載の化合物。
  7. 【請求項7】 Xが、式−SO2 −O−、−SO2 −N
    (C1 −C4 アルキル)−、−COO−又は−CO−N
    (C1 −C4 アルキル)−、好ましくは−SO2 −O−
    の架橋員である請求項1〜6のいずれか1項記載の化合
    物。
  8. 【請求項8】 mが、0であり、nが、1又は2であ
    り、そしてR6 が、C1 −C4 アルキル、−CH2 Y若
    しくは−CHY−CH2 Y基(ここで、Yはブロモ又は
    クロロである)、−CH=CH2 若しくは−CHY1
    CH2(ここで、Y1 はブロモ又はクロロである)又はフ
    ェニルである請求項1〜7のいずれか1項記載の化合
    物。
  9. 【請求項9】 R6 が、基−CH2 Cl、−CHBr−
    CH2 Br又は−CBr=CH2 である請求項8記載の
    化合物。
  10. 【請求項10】 式(1A): 【化3】 (式中、Kは、請求項1と同義であり、Xは、−SO2
    −O−の架橋員であり、R1 は、水素、メチル、エチ
    ル、メトキシ、エトキシ、クロロ又はスルホであり、
    (R3)0-3 は、同一又は異なり、メチル、エチル、メト
    キシ、エトキシ、クロロ又はスルホよりなる群より選択
    される0〜3個の基R3 であり、R6 は、C1−C4
    ルキル、−CH2 Y若しくは−CHY−CH2 Y基(こ
    こで、Yはブロモ又はクロロである)、−CH=CH2
    若しくは−CHY1 =CH2 (ここで、Y1 はブロモ又
    はクロロである)又はフェニルであり、R7 は、基−C
    HBr−CH2 Br又は−CBr=CH2 であり、そし
    てmは、0又は1であり、nは、0、1又は2である
    が、ただし(n+m)の合計は、1であるか又は1より
    大きい)で示される、請求項1記載の化合物。
  11. 【請求項11】 Kが、ヒドロキシ、アミノ、アセチル
    アミノ、スルホ及びクロロからなる群より選択される、
    一つ又は二つ以上の置換基を有する、1−若しくは2−
    ナフチル基、又は1−フェニルピラゾール−5−オン若
    しくは1−フェニル−5−アミノピラゾール基(ここ
    で、これらのそれぞれはメチル、メトキシ、スルホ及び
    クロロから選択される一つ又は二つ以上の置換基を有す
    る)であり、Xが、−SO2 −O−の架橋員であり、R
    1 は、水素、メチル、メトキシ、クロロ又はスルホであ
    り、(R3)0-3 が、同一又は異なり、メチル、エチル、
    メトキシ、エトキシ、クロロ又はスルホよりなる群より
    選択される0〜3個の基R3 であり、R6 が、基−CH
    2 Cl、−CHBr−CH2 Br又は−CBr=CH2
    であり、mが、0であり、そしてnが、1又は2である
    式(1A)の請求項10記載の化合物。
  12. 【請求項12】 一つ又は二つ以上、好ましくは一つの
    スルホ基を有する請求項1〜11のいずれか1項記載の
    化合物。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の式(1)の化合物を製
    造する方法であって、式(2): 【化4】 (式中、R1 、R2 、(R3)0-3 、R4 、R5 、R6
    7 、X、n及びmは、請求項1と同義である)で示さ
    れる化合物をジアゾ化し、次いでこのようにして得たジ
    アゾニウム化合物を、式(3): 【化5】 (式中、Kは、請求項1と同義である)で示されるカッ
    プリング成分とカップリングさせることを特徴とする方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13の式(2)の化合物。
  15. 【請求項15】 窒素−含有又は水酸基−含有繊維材料
    を染色又は捺染するための、請求項1〜12のいずれか
    1項記載の化合物の用途。
  16. 【請求項16】 天然又は合成ポリアミド繊維材料、特
    に羊毛を染色又は捺染するための、請求項15記載の用
    途。
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