JPH08239188A - コンクリート二次製品の運搬方法 - Google Patents

コンクリート二次製品の運搬方法

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JPH08239188A
JPH08239188A JP7051595A JP7051595A JPH08239188A JP H08239188 A JPH08239188 A JP H08239188A JP 7051595 A JP7051595 A JP 7051595A JP 7051595 A JP7051595 A JP 7051595A JP H08239188 A JPH08239188 A JP H08239188A
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JP
Japan
Prior art keywords
concrete secondary
secondary product
concrete
product
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP7051595A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sasajima
真一 笹島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08239188A publication Critical patent/JPH08239188A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手によらず着脱でき、資材を傷めることな
く、突出部のないものでも運搬できるコンクリート二次
製品の運搬方法を提供すること。 【構成】 電磁石11に電源を投入せず電磁力を発生さ
せない状態で、建設機械7のアーム7aを駆動操作して
吸着部材5の吸着面5Aをコンクリート二次製品の平面
部分3bに接触させる。電磁石11に電磁力を発生さ
せ、コンクリート二次製品の内部の鉄筋301を吸引
し、コンクリート二次製品3を吸着部材5を介して持ち
上げ、所定の箇所まで運搬する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート二次製品の
運搬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事において、コンクリート二次製
品を所定の場所に運搬したり据えつけたりする場合、建
設機械が用いられる。例えば、U字溝3などのコンクリ
ート二次製品を建設機械で運搬する場合、図4に示すよ
うに、建設機械にクランプタイプのアタッチメント2
1,21を取付け、建設機械の運転室から操作すること
により、アタッチメント21,21によってU字溝3の
突出部3aを把持して持上げ、所定の場所まで運搬して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラン
プタイプのアタッチメントを用いてコンクリート二次製
品を運搬する場合、アタッチメントをコンクリート二次
製品の突出部に着脱しなければならず、この作業には人
手を要し作業効率が悪いという不具合があった。また、
アタッチメントがクランプタイプであったので、アタッ
チメントにより把持するコンクリート二次製品の突出部
を傷めてしまうおそれがあった。更に、クランプタイプ
であったため、突出部のない平板状のコンクリート二次
製品には適用できず、使用範囲が狭められる欠点があっ
た。一方、コンクリート二次製品はその内部に鉄筋が埋
設されている場合が多く、鉄筋は強磁性体である。本発
明はこのコンクリート二次製品の内部の鉄筋に着目して
案出されたものであって、本発明の目的は、人手を使わ
ず、また、コンクリート二次製品を傷めることなく、更
には、突出部のないコンクリート二次製品でも運搬でき
るコンクリート二次製品の運搬方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、鉄筋が内部に埋設されたコンクリート二次製
品の運搬方法であって、下面が平らな吸着面に形成され
た吸着部材を建設機械のアームで支持し、前記吸着面に
磁力を発生させない状態で、前記アームにより前記吸着
部材を移動して前記吸着面をコンクリート二次製品の平
面部に当て付け、次いで、前記吸着面に磁力を発生させ
コンクリート二次製品の内部鉄筋を吸引することで吸着
部材によりコンクリート二次製品を保持し、アームを移
動させることでコンクリート二次製品を運搬するように
したことを特徴とする。また、本発明は、前記吸着部材
が、アームにより上下方向に揺動可能に支持されること
を特徴とする。
【0005】
【作用】コンクリート二次製品の内部鉄筋を利用し、磁
力により内部鉄筋を吸引することでコンクリート二次製
品を保持する。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るコンクリート二次製品の
運搬方法を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に
係る運搬方法を実施するためのアタッチメントの正面
図、図2は同要部の断面正面図、図3は建設機械及びア
タッチメントを用いたコンクリート二次製品の運搬方法
の説明図である。本発明に係る運搬方法を実施するため
のアタッチメント1は、図1〜図3に示すように、U字
溝3などのような鉄筋301が埋設されたコンクリート
二次製品を電磁力により吸着する吸着部材5と、吸着部
材5を支持して建設機械7のアーム7aなどに取付けら
れる取付け部9とから構成されている。
【0007】前記吸着部材5は、円板状のハウジング1
0と、このハウジング10の内部に設けられた強力な電
磁石11で構成され、ハウジング10の下面は平らな吸
着面5Aに形成されている。ハウジング10の上部中央
には所定長の支持柱5aが一体に突設されている。前記
支持柱5aの上端部は、ヒンジ13を介して取付け部9
の下端部が連結され、吸着部材5が図1中の矢印で示す
ように前記取付け部9に対して上下方向に自由に向きを
変えることができ、吸着部材5の吸着面5Aをコンクリ
ート二次製品の平面部分に確実に接触できるようになっ
ている。
【0008】また、前記取付け部9は、所定の長さに形
成され、図3に示すように、上端部がクレーン車等の建
設機械7のアーム7aに取付けられ、前記吸着部材5の
電磁石11に接続されたケーブル(図示省略)が建設機
械7の運転席に設けられた操作盤を介して電源に接続さ
れた構成となっている。尚、図2、図3中、3aはU字
溝3の突出部、3bはU字溝3の平面部分を示してい
る。
【0009】次に、アタッチメント1を用いてU字溝3
を運搬したり、据えつけたりする場合について説明す
る。まず、電磁石11に電源を投入せず電磁力を発生さ
せない状態で、建設機械7のアーム7aを駆動操作して
アーム7aの先端に取付けられた吸着部材5の吸着面5
AをU字溝3の平面部分3bに接触させる。この場合、
取付け部9と吸着部材5とがヒンジ13を介して連結さ
れているので、取付け部9に対して吸着部材5が自由な
角度に向くことができ、吸着部材5の吸着面5Aを全面
的にU字溝3の平面部分3bに接触させることができ
る。
【0010】次に、建設機械7の運転席に設けられた操
作盤を操作して吸着部材5の電磁石11に磁力を発生さ
せると、電磁石11の磁力によってU字溝3の内部の鉄
筋301が吸引され、吸着面5AにU字溝3の平面部分
3bが吸着される。このように吸着面5AでU字溝3を
吸着した状態で、建設機械7のアーム7aを駆動操作
し、U字溝3を吸着部材5を介して持ち上げ、所定の箇
所まで運搬する。そして、U字溝3を所定の箇所に運搬
した後、電磁石11への通電を停止して電磁石11の磁
力の発生をなくし、吸着部材5からU字溝3を開放す
る。
【0011】このように本実施例においては、コンクリ
ート二次製品の内部鉄筋301を利用し、電磁石11の
電磁力により内部鉄筋301を吸引してU字溝3のよう
なコンクリート二次製品を保持し、運搬するようにした
ので、突出部のないコンクリート二次製品でも運搬で
き、運搬できるコンクリート二次製品の適用範囲を拡大
することができる。また、従来のようにコンクリート二
次製品の突出部を把持する必要がないので、コンクリー
ト二次製品を傷めることもない。更に、従来のようにア
タッチメント1を人手によりコンクリート二次製品の突
出部に取付けたり取外す必要がないので、アタッチメン
ト1とコンクリート二次製品の着脱が簡便となる。
【0012】尚、上記実施例ではコンクリート二次製品
としてU字溝3を用いて説明したが、平面部分を有する
コンクリート二次製品であれば適用することができる。
また、吸着部材5が円盤状である場合について説明した
が、吸着部3の平面形状は四角形でも多角形でもよい。
また、実施例では電磁石11を用いた場合について説明
したが、永久磁石を用いることも可能であり、この場合
には、永久磁石を備える吸着面を、コンクリート二次製
品の平面部に強制的に離間接近させる機構やアクチュエ
ータを用いればよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
部鉄筋を利用することでコンクリート二次製品の平面部
分を吸着し、コンクリート二次製品を運搬するので、突
出部のないコンクリート二次製品でも確実に運搬でき、
コンクリート二次製品の適用範囲を拡大することができ
る。また、コンクリート二次製品の突出部を把持する必
要がないので、コンクリート二次製品を傷めることがな
い。更に、コンクリート二次製品の突出部を把持するこ
とがないので、人手によるアタッチメントの着脱が不要
となり、着脱が簡便となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運搬方法を実施するためのアタッ
チメントの正面図である。
【図2】本発明に係る運搬方法を実施するためのアタッ
チメントの要部断面正面図である。
【図3】建設機械及びアタッチメントを用いたコンクリ
ート二次製品の運搬方法の説明図である。
【図4】従来のアタッチメントを示す正面図である。
【符号の説明】
1 アタッチメント 3 コンクリート二次製品 5 吸着部材 5A 吸着面 7 建設機械 9 取付け部 10 ハウジング 11 電磁石 13 ヒンジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋が内部に埋設されたコンクリート二
    次製品の運搬方法であって、 下面が平らな吸着面に形成された吸着部材を建設機械の
    アームで支持し、 前記吸着面に磁力を発生させない状態で、前記アームに
    より前記吸着部材を移動して前記吸着面をコンクリート
    二次製品の平面部に当て付け、 次いで、前記吸着面に磁力を発生させコンクリート二次
    製品の内部鉄筋を吸引することで吸着部材によりコンク
    リート二次製品を保持し、 アームを移動させることでコンクリート二次製品を運搬
    するようにした、 ことを特徴とするコンクリート二次製品の運搬方法。
  2. 【請求項2】 前記吸着部材は、アームにより上下方向
    に揺動可能に支持される請求項1記載のコンクリート二
    次製品の運搬方法。
JP7051595A 1995-03-03 1995-03-03 コンクリート二次製品の運搬方法 Pending JPH08239188A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6485932B1 (ja) * 2018-04-19 2019-03-20 株式会社I・B・H柴田 コンクリート用粗骨材及び補強コンクリート
WO2019202793A1 (ja) * 2018-04-19 2019-10-24 株式会社I・B・H柴田 コンクリート用粗骨材
WO2019202792A1 (ja) * 2018-04-19 2019-10-24 株式会社I・B・H柴田 コンクリート用粗骨材
JP2020143517A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 株式会社トーテック 道路コーン設置回収装置

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