JPH08239082A - 船首バルブ付き船舶 - Google Patents

船首バルブ付き船舶

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JPH08239082A
JPH08239082A JP7070457A JP7045795A JPH08239082A JP H08239082 A JPH08239082 A JP H08239082A JP 7070457 A JP7070457 A JP 7070457A JP 7045795 A JP7045795 A JP 7045795A JP H08239082 A JPH08239082 A JP H08239082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bow
hull
knuckle
ship
knuckles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7070457A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Hirono
靖二 廣野
Takeshi Ishiguro
剛 石黒
Yukio Koshiba
幸雄 小柴
Koji Yamamoto
剛二 山本
Yoshiaki Oki
喜昭 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP7070457A priority Critical patent/JPH08239082A/ja
Publication of JPH08239082A publication Critical patent/JPH08239082A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport
    • Y02T70/10Measures concerning design or construction of watercraft hulls

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 船首バルブ付き船舶の船首材及び船体前半部
の外板の3次元曲げを少なくして曲げ加工の手間を少な
くし、建造コストを低くするとともに、仕上がり精度が
良い船型の船首バルブ付き船舶を提供すこと。 【構成】 船首材(1)に2箇所のナックル(6、6
´)を設け、これらのナックル(6、6´)から船体前
半部両側にそれぞれ2本のナックルライン(5、5´)
を設け、これらのナックルライン(5、5´)間を垂直
なフレームラインとなるような船型にしたこと。 【効果】 2箇所のナックル(6、6´)間の船首材
(1)及び2本のナックルライン(5、5´)間の外板
の曲げ加工が2次元の曲げ加工でよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船首バルブ付き船舶、
詳しくは船体の3次元曲面を少なくした船型の船首バル
ブ付き船舶に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の船首バルブ付き船舶は、船首に船
首バルブ(2)が付いているため、図3及び図4に示す
ように船首端の船首材(1)及び船体前半部のフレーム
ライン(4)に曲がりの多い複雑な形状をしていた。特
に、船首材(1)の曲がり部(7、7´)は、図7に示
す鞍形と称する複雑な形状をしていた。また船首バルブ
(2)付き船舶の他の船型として、図5及び図6に示す
ように船体前半部両側に1本のナックルライン(5)を
付けた比較的湾曲の少なくしたものも知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
3及び図4に示す船首バルブ付き船舶の船体は、見た目
には綺麗であるが、船首材(1)に近ずく程外板の湾曲
率が大きくなっており、外板の曲げ加工に手間がかかっ
ていた。また船首材(1)の曲がり部(7、7´)は、
図7に示すように鞍形曲げであり、板厚が20〜30m
mもあることから、曲げ加工に特殊技能を必要とすると
ともに、非常に多くの手間がかかっていた。この結果建
造コストが高くなり、急激な曲げ加工をするため仕上が
り精度が良くないという欠点もあった。さらに、上記図
5及び図6に示すものの船型は、上記図3及び図4に示
す船型より湾曲が少ないが、全般に3次元曲げとなって
おり、上記図3及び図4に示したものと同様な欠点があ
った。本発明は、船首バルブ付き船舶の船首材及び船体
前半部の外板の3次元曲げを少なくし、曲げ加工の手間
を少なくして建造コストを低くするとともに、仕上がり
精度が良い船型の船首バルブ付き船舶を提供すことを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の船首バルブ付き船舶においては、船首材
(1)に2箇所のナックル(6、6´)を設け、これら
のナックル(6、6´)から船体前半部両側に2本のナ
ックルライン(5、5´)を設け、これら2本のナック
ルライン(5、5´)間が垂直なフレームラインとなる
ような船型としたことである。
【0005】
【作用】本発明においては、船首バルブ付き船舶に2本
のナックルライン(5、5´)を設け、これらのナック
ルライン(5、5´)間を垂直なフレームライン(4)
としたことにより、ナックルライン(5)とナックルラ
イン(5´)との間の外板は上下方向を直線とすること
ができ、船首から船尾方向のみを曲線にすればよいの
で、外板の曲げ加工が2次元曲げになり、加工が容易に
なる。また、船首材(1)に2箇所のナックル(6、6
´)を設けたことにより、船首材(1)の2箇所のナッ
クル(6、6´)間も2次元曲げとなり、加工が非常に
難しい鞍形曲げをしなくてもよいことになる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1及び図2
を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の船首バ
ルブ付き船舶の船体前半部の側面図、図2は同船舶の船
体前半部の正面図である。本発明の船首バルブ付き船舶
は、船首に船首バルブ(2)が付いたもので、図2に示
すようなフレームライン(4)を有するものである。こ
の船首バルブ付き船舶の船首材(1)にはナックル
(6、6´)が2箇所設けられており,船体前半部には
これらナックル(6、6´)から2本のナックルライン
(5、5´)が設けられている。
【0007】これらのナックル(6、6´)のうちの上
のナックル(6)は船底から上甲板(3)までの高さの
10分の7の高さにあり、また下のナックル(6´)は
船首バルブ(2)の曲線の上部で、船底から上甲板
(3)までの高さの10分の5.5の高さにある。これ
らのナックル(6、6´)を始点として船尾方向に延び
ている2本のナックルライン(5、5´)は、ナックル
ライン(5、5´)間の面積を広くするために、上のナ
ックルライン(5)が船尾方向に延びるに従って上方に
曲がっており、また下のナックルライン(5´)は船尾
方向に延びるに従って下方に曲がっている。これら上下
のナックルライン(5、5´)間は垂直なフレームライ
ン、すなわちこの間の外板は上下方向に曲がりのないも
のとなっている。そして、これらのナックルライン
(5、5´)間の面積はこの船首バルブ付き船舶の前半
部弯曲部外板の約18%である。
【0008】この船首バルブ付き船舶の上下のナックル
ライン(5、5´)に挟まれた範囲の外板(前半部弯曲
部外板の18%)は2次元曲げ加工でよいことになり、
また船首材(1)の上下のナックル(6、6´)間も鞍
形曲げをすることなく、2次元曲げ加工でよいことにな
り、下記のような効果を奏することになった。
【0009】上記実施例においては、ナックルライン
(5、5´)が上下に曲がっているが、直線にしてもよ
いし、また水平にしてもよい。また、ナックルライン
(5、5´)間の幅が船尾方向に行くに従って広くなっ
ているが、同じ幅になるようにしてもよいし、また、船
尾方向に行くに従って幅が狭くなるようにしてもよい。
さらに、本発明は上記実施例において説明したもののみ
に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限り
種々の変更を加え得ることはもちろんである。
【0010】
【発明の効果】本発明は、船首バルブ付き船舶の船首材
(1)に2箇所のナックル(6、6´)を設け、船体前
半部にに2本のナックルライン(5、5´)を設けたこ
とにより、次のような優れた効果を奏する。 (1)2本のナックルライン(5、5´)間の外板の曲
げを2次元曲げにすることができる。 (2)船首材及び外板の急激な曲げがなくなり、加工時
間が少なくなる。例えば、2本のナックルライン(5、
5´)間の外板においては、従来の4分の1になり、ま
た、ナックル(6、6´)間の船首材においては、従来
の3分の1になる。 (3)船首材及び外板の急激な曲げがなくなり、また製
作精度も向上する。 (4)曲げ加工のための特殊技能者が必要なくなる。 (5)構造面においても単純化することができる。 (6)建造コストが削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の船首バルブ付き船舶の船体
前半部の側面図である。
【図2】図1の船舶の船体前半部の正面図である。
【図3】従来の船首バルブ付き船舶の船体前半部の側面
図である。
【図4】図3の船舶の船体前半部の正面図である。
【図5】従来の他の船首バルブ付き船舶の船体前半部の
側面図である。
【図6】図5の船舶の船体前半部の正面図である。
【図7】船首材の鞍形曲げの鳥瞰図である。
【符号の説明】
1 船首材 2 船首バルブ 3 上甲板 4 フレームライン 5、5´ ナックルライン 6、6´ ナックル 7,7´ 湾曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 剛二 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内 (72)発明者 沖 喜昭 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船首材(1)に2箇所のナックル(6、
    6´)を設け、これらのナックル(6、6´)から船体
    前半部両側にそれぞれ2本のナックルライン(5、5
    ´)を設け、これら2本のナックルライン(5、5´)
    間が垂直なフレームラインとなるような船型にしたこと
    を特徴とした船首バルブ付き船舶。
JP7070457A 1995-03-06 1995-03-06 船首バルブ付き船舶 Pending JPH08239082A (ja)

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JP7070457A JPH08239082A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 船首バルブ付き船舶

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JP7070457A JPH08239082A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 船首バルブ付き船舶

Publications (1)

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JPH08239082A true JPH08239082A (ja) 1996-09-17

Family

ID=13432071

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JP7070457A Pending JPH08239082A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 船首バルブ付き船舶

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