JPH04331693A - 船舶の抵抗低減装置 - Google Patents
船舶の抵抗低減装置Info
- Publication number
- JPH04331693A JPH04331693A JP19619491A JP19619491A JPH04331693A JP H04331693 A JPH04331693 A JP H04331693A JP 19619491 A JP19619491 A JP 19619491A JP 19619491 A JP19619491 A JP 19619491A JP H04331693 A JPH04331693 A JP H04331693A
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- JP
- Japan
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- plate
- hull
- outer end
- resistance
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 title 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 6
- 230000001603 reducing effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶の抵抗低減装置に
関するもので、詳しくは、渦をともなつた船尾流場に整
流板を設けて、粘性圧力抵抗を低減させるようにした抵
抗低減装置に関するものである。
関するもので、詳しくは、渦をともなつた船尾流場に整
流板を設けて、粘性圧力抵抗を低減させるようにした抵
抗低減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の抵抗低減装置は、図3に
示すような構成からなっている。図3において、11は
船舶、12は水線、13は船尾側の船体、14は船底、
15はプロペラ、16はプロペラ軸心、17は該プロペ
ラ軸心16の付近の船尾側の船体13に左右方向へ水平
に取付けられた整流板、18は該船底14からの上昇流
を示した矢印、19は船体後半部表面近傍の渦による強
い下降流を示した矢印である。
示すような構成からなっている。図3において、11は
船舶、12は水線、13は船尾側の船体、14は船底、
15はプロペラ、16はプロペラ軸心、17は該プロペ
ラ軸心16の付近の船尾側の船体13に左右方向へ水平
に取付けられた整流板、18は該船底14からの上昇流
を示した矢印、19は船体後半部表面近傍の渦による強
い下降流を示した矢印である。
【0003】そして、前記整流板17は、矢印18と1
9で示す船体後半部表面の流れを分離することにより、
船体表面の圧力の抵下を防止するものである。
9で示す船体後半部表面の流れを分離することにより、
船体表面の圧力の抵下を防止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した従来の技術においては、整流板17に対して流入
する流れは、図4に示すように、整流板17に対して迎
え角をもつために、整流板17の外端から渦が発生し、
この結果、整流板17の固有抵抗が増加し、船体抵抗低
減の効果が減少するという問題点があった。
示した従来の技術においては、整流板17に対して流入
する流れは、図4に示すように、整流板17に対して迎
え角をもつために、整流板17の外端から渦が発生し、
この結果、整流板17の固有抵抗が増加し、船体抵抗低
減の効果が減少するという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものである。すなわち、本発明は整流板の外端
からの渦の発生を防止して固有抵抗の増加をなくするこ
とができて、抵抗低減効果を増大させることができる船
舶の抵抗低減装置を提供することを目的とするものであ
る。
うとするものである。すなわち、本発明は整流板の外端
からの渦の発生を防止して固有抵抗の増加をなくするこ
とができて、抵抗低減効果を増大させることができる船
舶の抵抗低減装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の船舶の抵抗低減装置は、プロペラ軸心付近
の船尾側の船体に、該船体の左右方向へ水平に取付けら
れた整流板を備え、かつ、前記整流板の外端が上方にカ
ール状に曲げられているものとした。
に、本発明の船舶の抵抗低減装置は、プロペラ軸心付近
の船尾側の船体に、該船体の左右方向へ水平に取付けら
れた整流板を備え、かつ、前記整流板の外端が上方にカ
ール状に曲げられているものとした。
【0007】
【作用】本発明によれば、整流板の外端が上方にカール
状に曲げられているので、その外端からの渦の発生が防
止され、したがって、固有抵抗の増加がなくなる。
状に曲げられているので、その外端からの渦の発生が防
止され、したがって、固有抵抗の増加がなくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示した斜視図であ
り、図2は図1の一部を示した拡大正面図である。図1
において、1は船舶、2は水線、3は船尾側の船体、4
は船底、5はプロペラ、6はプロペラ軸心、7は後述す
る整流板、8は該船底4からの上昇流を示した矢印、9
は船体後半部表面近傍の渦による強い下降流を示した矢
印であり、また図2において、rはプロぺラ半径、hは
該整流板7の外端の曲げの高さを示しており、その曲げ
の高さhをプロペラ半径rの25%以内にしている。
り、図2は図1の一部を示した拡大正面図である。図1
において、1は船舶、2は水線、3は船尾側の船体、4
は船底、5はプロペラ、6はプロペラ軸心、7は後述す
る整流板、8は該船底4からの上昇流を示した矢印、9
は船体後半部表面近傍の渦による強い下降流を示した矢
印であり、また図2において、rはプロぺラ半径、hは
該整流板7の外端の曲げの高さを示しており、その曲げ
の高さhをプロペラ半径rの25%以内にしている。
【0009】すなわち、前記整流板7は、プロペラ軸心
6の付近にして船尾側の船体3に、該船体3の左右方向
へ水平に取付けられており、かつ、整流板7の外端は、
図2に拡大して示すように、上方にカール状に曲げられ
ている。
6の付近にして船尾側の船体3に、該船体3の左右方向
へ水平に取付けられており、かつ、整流板7の外端は、
図2に拡大して示すように、上方にカール状に曲げられ
ている。
【0010】図1に示すように構成された船舶1の抵抗
低減装置においては、整流板7の存在により、矢印8で
示す船底4からの上昇流および矢印9で示す船体後半部
表面近傍の渦による強い下降流が弱められ、粘性圧力抵
抗が低減する。また整流板7の外端が上方にカール状に
曲げられているので、整流板7自体の剥離抵抗および誘
導抵抗が減少して固有抵抗の増加が避けられ、同時に前
記下降流の遮蔽効果も向上する。したがって、船舶1の
抵抗を、きわめて効率よく低減させることが可能となる
。なお整流板7の外端の曲げの形状は、円弧状でも、そ
の他の曲線でもよく、また曲げの量は前後方向に変化さ
せてもよい。
低減装置においては、整流板7の存在により、矢印8で
示す船底4からの上昇流および矢印9で示す船体後半部
表面近傍の渦による強い下降流が弱められ、粘性圧力抵
抗が低減する。また整流板7の外端が上方にカール状に
曲げられているので、整流板7自体の剥離抵抗および誘
導抵抗が減少して固有抵抗の増加が避けられ、同時に前
記下降流の遮蔽効果も向上する。したがって、船舶1の
抵抗を、きわめて効率よく低減させることが可能となる
。なお整流板7の外端の曲げの形状は、円弧状でも、そ
の他の曲線でもよく、また曲げの量は前後方向に変化さ
せてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロペラ軸心付近の船尾側の船体に、該船休の左右方向
へ水平に取付けられた整流板を備えているので、上下方
向の流れが弱められて粘性圧力抵抗が低減される。とく
に、該整流板の外端が上方にカール状に曲げられている
ので、該整流板自体の剥離抵抗および誘導抵抗が減少し
て固有抵抗の増加が避けられ、同時に下降流の遮蔽効果
も向上する。
プロペラ軸心付近の船尾側の船体に、該船休の左右方向
へ水平に取付けられた整流板を備えているので、上下方
向の流れが弱められて粘性圧力抵抗が低減される。とく
に、該整流板の外端が上方にカール状に曲げられている
ので、該整流板自体の剥離抵抗および誘導抵抗が減少し
て固有抵抗の増加が避けられ、同時に下降流の遮蔽効果
も向上する。
【図1】本発明の一実施例を示した斜視図である。
【図2】図1の一部を示した拡大正面図である。
【図3】従来の技術の一例を示した斜視図である。
【図4】流れに対して迎え角をもつ従来の整流板の外端
から発生する渦の様子を示した斜視図である。
から発生する渦の様子を示した斜視図である。
1: 船舶
2: 水線
3: 船尾側の船体
4: 船底
5: プロペラ
6: プロペラ軸心
7: 整流板
h: 曲げの高さ
r: プロペラ半径
Claims (2)
- 【請求項1】 プロペラ軸心付近の船尾側の船体に、
該船体の左右方向へ水平に取付けられた整流板を備え、
かつ、前記整流板の外端が上方にカール状に曲げられて
いることを特徴とする、船舶の抵抗低減装置。 - 【請求項2】 整流板の外端の曲げの高さがプロペラ
の半径の25%以内となっている請求項1記載の船舶の
抵抗低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19619491A JPH04331693A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 船舶の抵抗低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19619491A JPH04331693A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 船舶の抵抗低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04331693A true JPH04331693A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=16353760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19619491A Pending JPH04331693A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 船舶の抵抗低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04331693A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150144696A (ko) * | 2014-06-17 | 2015-12-28 | 미쯔이 죠센 가부시키가이샤 | 선미(船尾) 정류판(整流板) 및 선박 |
CN107054599A (zh) * | 2015-11-02 | 2017-08-18 | 三井造船株式会社 | 船尾整流构造及船舶 |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP19619491A patent/JPH04331693A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150144696A (ko) * | 2014-06-17 | 2015-12-28 | 미쯔이 죠센 가부시키가이샤 | 선미(船尾) 정류판(整流板) 및 선박 |
JP2016002853A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | 三井造船株式会社 | 船尾整流板及び船舶 |
CN105270590A (zh) * | 2014-06-17 | 2016-01-27 | 三井造船株式会社 | 船尾整流板和船舶 |
CN107054599A (zh) * | 2015-11-02 | 2017-08-18 | 三井造船株式会社 | 船尾整流构造及船舶 |
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