JPH08238925A - 電気自動車用空調装置 - Google Patents

電気自動車用空調装置

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JPH08238925A
JPH08238925A JP7043888A JP4388895A JPH08238925A JP H08238925 A JPH08238925 A JP H08238925A JP 7043888 A JP7043888 A JP 7043888A JP 4388895 A JP4388895 A JP 4388895A JP H08238925 A JPH08238925 A JP H08238925A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンプレッサに作用する負荷のいかんに拘わ
らず、車内側熱交換器で適切な空調を行なう。 【構成】 コンプレッサ11の異常関連温度、例えば、
コンプレッサ11からの吐出直後の熱交換媒体温度は温
度センサ18によって検出されている。エアコン制御手
段27は、前記温度センサ18での検出温度に基づいて
目標流量を算出し、該目標流量に従って前記流量調整手
段15を駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車用空調装
置、特に、コンプレッサに作用する負荷の変化に対応
し、車内側熱交換器で空調を適切に行わせることのでき
る電気自動車用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車用空調装置では、図7
に示すように、コンプレッサ1、四方弁2、車内側熱交
換器3、車外側熱交換器4、膨張弁5等を備えたヒート
ポンプサイクルを利用して車内側の冷暖房を行なうよう
にしている。
【0003】すなわち、このヒートポンプサイクルで
は、暖房モードの場合、四方弁2を図中実線で示すよう
に切り替え、コンプレッサ1を駆動することにより、熱
交換媒体を、図中実線の矢印で示すように、車内側熱交
換器3、膨張弁5、車外側熱交換器4の順で循環させ、
車内側熱交換器3で通過する空気を加熱し、車内側に暖
風を供給する。
【0004】冷房モードの場合、四方弁2を図中点線で
示すように切り替え、コンプレッサ1を駆動することに
より、熱交換媒体を、図中点線の矢印で示すように、車
外側熱交換器4、膨張弁5、車内側熱交換器3の順で循
環させ、車内側熱交換器3で通過する空気を冷却し、車
内側に冷風を供給する。
【0005】ところで、前記コンプレッサ1は作用する
負荷の増大により異常加熱されると、故障に至ることが
ある。そこで、コンプレッサ1の吐出温度が所定値以上
に上昇すると、コンプレッサ1が故障に至る前にその駆
動を停止する保護装置が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気自動車用空調装置では、例えば、車内冷房中に
車が渋滞した場合等、負荷が変動する毎に、保護装置に
よりコンプレッサ1が停止するため、車内側熱交換器3
で望ましい加熱状態あるいは冷却状態を得ることができ
ず、従って車内側への送風温度が安定しない結果、適切
な空調が行えないという問題があった。
【0007】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、コン
プレッサに作用する負荷のいかんに拘わらず、車内側熱
交換器で適切な空調を行なうことのできる電気自動車用
空調装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、コンプレッサを駆動して熱交換媒体を
ヒートポンプサイクルで循環させ、車内側熱交換器で通
過する空気を加熱又は冷却することにより、車内側に暖
風又は冷風を供給するようにした電気自動車用空調装置
において、前記ヒートポンプサイクルの途中に配設さ
れ、通過する熱交換媒体の流量を調整する流量調整手段
と、前記コンプレッサの異常関連温度を検出する温度セ
ンサと、該温度センサで検出された異常関連温度が所定
の閾値を越えるまでは所定の目標流量とし、越えれば該
目標流量を上方修正して前記流量調整手段を駆動する流
量制御手段とを設けたものである。
【0009】前記温度センサは、コンプレッサから吐出
された直後の熱交換媒体の温度を検出するようにしても
よいし、コンプレッサのモータ近傍温度を検出するよう
にしてもよい。前者では、コンプレッサの全体の温度を
把握しやすく、後者では、コンプレッサが最も故障に至
りやすい箇所での温度を直接検出できるという利点があ
る。
【0010】また、前記電気自動車用空調装置に、前記
コンプレッサの駆動周波数を検出する周波数検出手段を
設け、前記流量制御手段により、前記周波数検出手段で
の検出周波数に基づいて目標流量を算出し、該目標流量
に従って前記流量調整手段を駆動制御すると共に、前記
温度センサでの検出温度が所定の閾値を越えれば、前記
目標流量よりも大きい所定の目標流量で前記流量調整手
段を駆動させることが可能である。
【0011】さらに、前記電気自動車用空調装置に、前
記車内側熱交換器の下流近傍温度を検出する車内熱交温
度センサを設け、前記流量制御手段により、前記車内熱
交温度センサでの検出温度に基づいて目標流量を算出
し、該目標流量に従って前記流量調整手段を制御すると
共に、前記温度センサでの検出温度が所定の閾値を越え
れば、前記目標流量よりも大きい所定の目標流量で前記
流量調整手段を駆動させることも可能である。
【0012】さらにまた、前記電気自動車用空調装置
に、前記コンプレッサの駆動周波数を検出する周波数検
出手段と、前記車内側熱交換器の下流近傍温度を検出す
る車内熱交温度センサとを設け、前記流量制御手段によ
り、前記周波数検出手段での検出周波数及び前記車内熱
交温度センサでの検出温度に基づいて目標流量を算出
し、該目標流量に従って前記流量調整手段を駆動制御す
ると共に、前記温度センサでの検出温度が所定の閾値を
越えれば、前記目標流量よりも大きい所定の目標流量で
前記流量調整手段を駆動させることも可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。
【0014】図1に示す電気自動車用空調装置では、熱
交換媒体が循環するサイクルは、四方弁10により、暖
房サイクルと冷房サイクルとに切り替えられるようにな
っている。そして、これらサイクル中には、前記四方弁
10の外、コンプレッサ11、車内側熱交換器12、車
外側熱交換器13及びアキュムレータ14がそれぞれ配
設されている。
【0015】また、車内側熱交換器12と車外側熱交換
器13との間の配管aには、下記するエアコン制御装置
27からの制御信号に基づいてパルスモータ15aが所
定ステップ数だけ正逆駆動することにより流路の開度す
なわち絞り値Pを調整可能な流量調整弁15が設けられ
ている。
【0016】前記四方弁10は、弁本体内に一対の連通
路を備えた回転体を収容した構造で、図示しない制御装
置からの制御信号に基づき、暖房時には実線で示すよう
に切り替わり、冷房時には点線で示すように切り替わ
る。
【0017】前記コンプレッサ11は、図6に示すよう
に、本体11a内にモータ16を内蔵し、このモータ1
6を駆動することにより、熱交換媒体を下方側側面に接
続した吸入管11bを介して本体内に吸引し、高温高圧
状態とした後、吐出管11cを介して吐出する。前記モ
ータ16の駆動周波数は周波数検出センサ17(図1参
照)によって検出されている。また、前記吐出管11c
には温度センサ18が設けられ、コンプレッサ11から
の吐出直後の熱交換媒体温度T0が検出される。
【0018】前記車内側熱交換器12及び車外側熱交換
器13は、偏平管と波形のフィンとを積層・一体化した
構造で、熱交換媒体が偏平管を蛇行しながら流動する際
に、フィンを介して通過する空気と熱交換できるように
なっている。
【0019】車内側熱交換器12は、車内前方部のユニ
ット19内に配設され、暖房時には放熱して通過する空
気を暖め、冷房時には逆に冷却する。一方、車外側熱交
換器13は、車両前方部に取り付けられ、その内部を流
動する熱交換媒体と外部を通過する外気との間で熱交換
する。
【0020】前記アキュムレータ14は、熱交換媒体を
貯溜して気液を分離し、気体のみをコンプレッサ11に
供給する。
【0021】前記ユニット19内には、前記車内側熱交
換器12の外に、車内側熱交換器12の上流に位置する
ブロア20と、車内側熱交換器12の出口側近傍に位置
する車内側熱交温度センサ21と、車内側熱交換器12
の下流に位置する補助ヒータ22とがそれぞれ設けられ
ている。ユニット19の下流部分は吹出方向切替ユニッ
ト19aで、ダンパ23が回動可能に配設され、DEF
吹出口24aを開閉できるようになっていると共に、図
示しないダンパにより他の吹出口24b等をも開閉でき
るようになっている。また、前記各ダンパは連動して回
動するようになっており、吹出方向設定装置25からの
入力信号に従って所定の吹出口をそれぞれ開閉する。
【0022】前記ブロア20は、ブロア風量設定装置2
6で入力した設定値に従って所望の風量が得られるよう
に回転する。ブロア風量設定装置26での入力信号、吹
出方向設定装置25での入力信号、前記車内側熱交温度
センサ21での検出温度、周波数検出センサ17で検出
されるコンプレッサ11の駆動周波数はエアコン制御装
置27にそれぞれ入力されるようになっている。
【0023】エアコン制御装置27は、これらの入力信
号に基づいて、コンプレッサ駆動装置28、補助ヒータ
通電制御装置29及びブロア風量制御装置30にそれぞ
れ制御信号を発することにより冷房・暖房運転を制御
し、その際、前記流量調整弁15を駆動制御する。
【0024】以下、本発明の特徴である流量調整弁15
の制御方法について図2に示すフローチャートに従って
説明する。
【0025】すなわち、ステップS1で、車内熱交温度
センサ21、周波数検出センサ17及び温度センサ18
等で検出される、車内側熱交換器12の下流近傍温度T
e、コンプレッサ11の駆動周波数F、コンプレッサ1
1から吐出された直後の熱交換媒体温度To、流量調整
弁15の絞り値P等の検出信号を読み込む。
【0026】そして、ステップS2で、後述するよう
に、種々の方法で流量調整弁15の目標絞り値P′を演
算し、ステップS3で、コンプレッサ11からの吐出さ
れた直後の熱交換媒体温度Toが基準温度To′を越えて
いるか否かを判断する。この基準温度To′は、コンプ
レッサ11に異常が発生しやすいと予想される温度であ
る。
【0027】To>To′であれば、例えば、車内冷房中
に車が渋滞となった場合等、コンプレッサ11に過大な
負荷が作用し、保護装置(図示せず)によってコンプレ
ッサ11が強制的に停止されると判断される。したがっ
て、ステップS4で、前記目標絞り値P′を、熱交換媒
体の流量が増大するように、1.3×P′に上方修正す
る。これにより、コンプレッサ11と流量調整弁15と
の間の熱交換媒体の圧力が緩和され、コンプレッサ11
に作用する負荷が除去されることになる。
【0028】また、To≦To′であれば、コンプレッサ
11が正常に駆動している状態であると判断されるの
で、ステップS2で求めた目標絞り値P′のままでステ
ップS5に移行する。
【0029】ステップS5では、ステップS2又はステ
ップS4で決定した目標絞り値P′に従って流量調整弁
15を調整する。この場合、流量調整弁15の調整は、
駆動するパルスモータ15aのパルス数を増減すること
により行なう。
【0030】前記ステップS2での流量調整弁15の目
標絞り値P′は、例えば、次のような方法により決定す
ることができる。
【0031】ステップS3でTo>To′とならない限
り、前記流量調整弁15の目標絞り値P′を一定とする
方法。すなわち、通常の空調では、流量調整弁15の絞
り値Pを一定とし、車内側熱交換器12による空調能力
はコンプレッサ11の駆動周波数Fのみによって調整す
る。
【0032】車内側熱交換器12の下流近傍空気温度
eが、予め設定した基準温度Te′以下であるか否かに
よって流量調整弁15の目標絞り値P′の決定方法を変
え、それぞれ車内側熱交換器12の下流近傍空気温度T
eと、コンプレッサ11の駆動周波数Fとによって算出
する方法。
【0033】すなわち、通常の空調では、図3に示すよ
うに、まずステップS10で、Te≦Te′を満足するか
否かを判断する。
【0034】Te≦Te′であれば、ステップS11で目
標絞り値P′を次式に従って算出する。
【0035】
【数1】
【0036】(数1)中、K1は図4のグラフ中、左側
の直線群の傾きを示す係数である。また、K2(F)は
コンプレッサ11の駆動周波数Fによっていずれの直線
を選択するのかを示す係数である。この式によれば、車
内側熱交温度Teが検出されれば、コンプレッサ11の
駆動周波数Fを考慮しつつ、目標絞り値P′を算出する
ことができる。つまり、所望の車内側熱交温度Teを得
ることができ、かつ、コンプレッサ1に過剰な負荷を作
用させることなく、安定して駆動させることが可能とな
る。
【0037】また、Te>Te′であれば、ステップS1
2で目標絞り値P′を次式に従って算出する。
【0038】
【数2】
【0039】(数2)中、K3は、図4のグラフ中、右
側の直線群の傾きを示す係数で、(数1)との間でこの
傾きを変更することにより、車内側熱交換器12での加
熱又は冷却状態に応じた制御を行わせることが可能とな
る。
【0040】なお、前記基準温度Te′は、ヒートポン
プサイクルで熱交換媒体の循環方向が切り替わるときに
於ける車内側熱交換器12の通過直後の空気温度とすれ
ばよい。つまり、車内側熱交換器12での温調状態の変
化(冷房又は暖房)に応じて流量調整弁15の目標絞り
値P′の算出式を変更することにより、熱交換媒体の流
量をより適切に調整することができ、好ましい空調状態
を得ることが可能となる。
【0041】コンプレッサ11の駆動周波数Fのみ、
あるいは、車内側熱交換器12の下流近傍空気温度Te
のみによって決定する方法。
【0042】すなわち、図5に示すグラフに従ってコン
プレッサ11の駆動周波数F、あるいは、車内側熱交換
器12の下流近傍空気温度Teが増加するのに従って流
量調整弁15の目標絞り値P′が徐々に大きくなるよう
に決定する。
【0043】なお、前記実施例のように、温度センサ1
8を吐出管11cに設けるのではなく、コンプレッサ1
1に内蔵されるモータ16に設けるようにしてもよい
(図6中、2点鎖線で示す。)。これによれば、前記温
度センサ18によって、コンプレッサ11に作用する負
荷の影響を最も受けやすいモータ16の温度が直接検出
され、検出温度が予め設定した所定温度を越えれば、コ
ンプレッサ11の駆動制御を行なうことができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ヒートポンプサイクルの途中に流量調整弁を
設け、コンプレッサの異常関連温度が所定の閾値を越え
れば、流量調整弁の絞り値を強制的に大きくするように
したので、保護装置が作動してコンプレッサが停止する
といった不具合は発生しない。したがって、常に車内空
調を適切に行なうことができる。
【0045】特に、通常の空調制御時、コンプレッサの
駆動周波数や、車内側熱交換器の下流近傍空気温度、あ
るいは、その両方に基づいて流量調整弁の絞り値を算出
するようにした発明によれば、通常空調時であってもコ
ンプレッサに作用する負荷が増大することなく安定する
ように制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る電気自動車用空調装置の概略図
である。
【図2】 図1のエアコン制御装置に於ける流量調整弁
の駆動制御を示すフローチャートである。
【図3】 図2の目標絞り値の演算の一例を示すフロー
チャートである。
【図4】 車内側熱交換器の下流近傍温度、コンプレッ
サの駆動周波数及び流量調整弁の絞り値の関係を示すグ
ラフである。
【図5】 他の実施例に係る電気自動車用空調装置のエ
アコン制御装置による流量調整弁の駆動制御に於けるコ
ンプレッサ駆動周波数又は車内側熱交換器の下流近傍温
度と、流量調整弁の絞り値の関係を示すグラフである。
【図6】 コンプレッサの部分断面正面図である。
【図7】 従来例に係る電気自動車用空調装置の概略図
である。
【符号の説明】
11 コンプレッサ 15 流量調整弁(流量調整手段) 18 温度センサ 27 エアコン制御装置(エアコン制御手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西井 秀明 広島県東広島市八本松町大字吉川5658番 株式会社日本クライメイトシステムズ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサを駆動して熱交換媒体をヒ
    ートポンプサイクルで循環させ、車内側熱交換器で通過
    する空気を加熱又は冷却することにより、車内側に暖風
    又は冷風を供給するようにした電気自動車用空調装置に
    おいて、 前記ヒートポンプサイクルの途中に配設され、通過する
    熱交換媒体の流量を調整する流量調整手段と、 前記コンプレッサの異常関連温度を検出する温度センサ
    と、 該温度センサで検出された異常関連温度が所定の閾値を
    越えるまでは所定の目標流量とし、越えれば該目標流量
    を上方修正して前記流量調整手段を駆動する流量制御手
    段と、を設けたことを特徴とする電気自動車用空調装
    置。
  2. 【請求項2】 前記温度センサは、コンプレッサから吐
    出された直後の熱交換媒体の温度を検出することを特徴
    とする請求項1記載の電気自動車用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記温度センサは、コンプレッサのモー
    タ近傍温度を検出することを特徴とする請求項1記載の
    電気自動車用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記コンプレッサの駆動周波数を検出す
    る周波数検出手段を備え、 前記流量制御手段は、前記周波数検出手段での検出周波
    数に基づいて目標流量を算出し、該目標流量に従って前
    記流量調整手段を駆動制御すると共に、前記温度センサ
    での検出温度が所定の閾値を越えれば、前記目標流量を
    上方修正して前記流量調整手段を駆動することを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項記載の電気自動車
    用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記車内側熱交換器の下流近傍温度を検
    出する車内熱交温度センサを備え、 前記流量制御手段は、前記車内熱交温度センサでの検出
    温度に基づいて目標流量を算出し、該目標流量に従って
    前記流量調整手段を制御すると共に、前記温度センサで
    の検出温度が所定の閾値を越えれば、前記目標流量より
    も大きい所定の目標流量で前記流量調整手段を駆動する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載
    の電気自動車用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記コンプレッサの駆動周波数を検出す
    る周波数検出手段と、 前記車内側熱交換器の下流近傍温度を検出する車内熱交
    温度センサとを備え、 前記流量制御手段は、前記周波数検出手段での検出周波
    数及び前記車内熱交温度センサでの検出温度に基づいて
    目標流量を算出し、該目標流量に従って前記流量調整手
    段を駆動制御すると共に、前記温度センサでの検出温度
    が所定の閾値を越えれば、前記第1目標流量よりも大き
    い所定の目標流量で前記流量調整手段を駆動することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の電気
    自動車用空調装置。
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