JPH08238556A - 樹脂製の中子の除去方法 - Google Patents
樹脂製の中子の除去方法Info
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- JPH08238556A JPH08238556A JP7044109A JP4410995A JPH08238556A JP H08238556 A JPH08238556 A JP H08238556A JP 7044109 A JP7044109 A JP 7044109A JP 4410995 A JP4410995 A JP 4410995A JP H08238556 A JPH08238556 A JP H08238556A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D29/00—Removing castings from moulds, not restricted to casting processes covered by a single main group; Removing cores; Handling ingots
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳造品から樹脂製の中子を確実に除去できる
ようにする。 【構成】 本発明に係る樹脂製の中子の除去方法は、接
触する溶湯が凝固するまでは形状精度を満足する強度を
維持するとともに、その溶湯からの熱を受けて温度が上
昇するにつれて軟化する樹脂により中子を製造し、鋳造
品が成形された後にその鋳造品から前記樹脂製の中子を
除去する方法において、前記中子を鋳包んだ鋳造品を鋳
型から取り出した後に、前記中子の温度がその中子の一
端を引っ張っても千切れない程度に軟化する所定温度に
なるまで、前記鋳造品を強制冷却する工程(パターンI,
II) と、強制冷却した鋳造品から所定温度の中子を引き
抜く工程とを有している。これによって、前記中子を引
き抜きに適した所定温度にまで冷却することができ、引
き抜き途中で中子が千切れるような不都合が生じなくな
る。
ようにする。 【構成】 本発明に係る樹脂製の中子の除去方法は、接
触する溶湯が凝固するまでは形状精度を満足する強度を
維持するとともに、その溶湯からの熱を受けて温度が上
昇するにつれて軟化する樹脂により中子を製造し、鋳造
品が成形された後にその鋳造品から前記樹脂製の中子を
除去する方法において、前記中子を鋳包んだ鋳造品を鋳
型から取り出した後に、前記中子の温度がその中子の一
端を引っ張っても千切れない程度に軟化する所定温度に
なるまで、前記鋳造品を強制冷却する工程(パターンI,
II) と、強制冷却した鋳造品から所定温度の中子を引き
抜く工程とを有している。これによって、前記中子を引
き抜きに適した所定温度にまで冷却することができ、引
き抜き途中で中子が千切れるような不都合が生じなくな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触する溶湯が凝固す
るまでは形状精度を満足する強度を維持するとともに、
その溶湯からの熱を受けて温度が上昇するにつれて軟化
する樹脂により中子を製造し、鋳造品が成形された後に
その鋳造品から前記樹脂製の中子を除去する方法に関す
る。
るまでは形状精度を満足する強度を維持するとともに、
その溶湯からの熱を受けて温度が上昇するにつれて軟化
する樹脂により中子を製造し、鋳造品が成形された後に
その鋳造品から前記樹脂製の中子を除去する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】これに関連する技術が本出願における共
同出願人の一人によって、特願平6−120279号に
おいて開示されている。この技術は、ダイカスト法にお
いて樹脂製の中子を使用する技術であり、その中子の材
料となる樹脂としてはポリカーボネート等、ガラス転移
点が高く、また、衝撃強さ、延性ともに高い樹脂が好適
に使用されている。ここで、図3は、鋳造中における溶
湯(アルミニウム合金溶湯)の一般的温度変化の様子
(実線 A)と、ポリカーボネートにより成形された中
子の一般的温度変化の様子(一点鎖線 G1)を、縦軸
に温度、横軸に時間を取って表したものである。時間軸
におけるt0 は、溶湯を金型(図示されていない)のキ
ャビティに圧入を開始したタイミングを表しており、t
a は前記キャビティに溶湯の充填が完了したタイミング
を表している。前記キャビティに充填された溶湯は金型
や中子に冷却されて温度が低下し、中子に接する部分や
金型に接する部分から凝固が開始して最終的に全体が凝
固した状態で型開きが行われる。時間軸におけるT1
は、中子に接する溶湯が凝固したタイミングである。一
方、中子は溶湯からの熱を受けて温度が上昇する。ここ
で、前記中子の材料であるポリカーボネートは熱伝導率
が小さいために溶湯が接触する表面温度がその溶湯の温
度にほぼ等しくなっても、内部の温度は表面側から徐々
に上昇する。そして、温度が215 ℃〜225 ℃に達した部
位から順番に軟化する。なお、図3に示す中子の温度G
1は平均温度を表している。
同出願人の一人によって、特願平6−120279号に
おいて開示されている。この技術は、ダイカスト法にお
いて樹脂製の中子を使用する技術であり、その中子の材
料となる樹脂としてはポリカーボネート等、ガラス転移
点が高く、また、衝撃強さ、延性ともに高い樹脂が好適
に使用されている。ここで、図3は、鋳造中における溶
湯(アルミニウム合金溶湯)の一般的温度変化の様子
(実線 A)と、ポリカーボネートにより成形された中
子の一般的温度変化の様子(一点鎖線 G1)を、縦軸
に温度、横軸に時間を取って表したものである。時間軸
におけるt0 は、溶湯を金型(図示されていない)のキ
ャビティに圧入を開始したタイミングを表しており、t
a は前記キャビティに溶湯の充填が完了したタイミング
を表している。前記キャビティに充填された溶湯は金型
や中子に冷却されて温度が低下し、中子に接する部分や
金型に接する部分から凝固が開始して最終的に全体が凝
固した状態で型開きが行われる。時間軸におけるT1
は、中子に接する溶湯が凝固したタイミングである。一
方、中子は溶湯からの熱を受けて温度が上昇する。ここ
で、前記中子の材料であるポリカーボネートは熱伝導率
が小さいために溶湯が接触する表面温度がその溶湯の温
度にほぼ等しくなっても、内部の温度は表面側から徐々
に上昇する。そして、温度が215 ℃〜225 ℃に達した部
位から順番に軟化する。なお、図3に示す中子の温度G
1は平均温度を表している。
【0003】前記中子の温度が常温から160 ℃までの間
は、高剛性領域でありポリカーボネートはほとんど軟化
せずに中子は高い強度を維持している。このため、中子
に対して溶湯の高圧が加わっても、中子の変形量は鋳造
品に求められる形状精度を満足する範囲内に保持され、
ダイカスト用中子としての本来の機能を発揮する。中子
の温度が160 ℃から約200 ℃までの間は、中剛性領域で
あり中子の表面側は軟化しているが芯の部分には高い剛
性を有する部位が存在している。このため、引っ張れば
変形は可能であるが千切れ難くなっている。なお、中子
が中剛性領域にある状態では中子に接触する溶湯は既に
凝固しているため、中子の表面側が軟化しても鋳造品の
形状に悪影響を及ぼすことはない。また、中子の温度が
200 ℃を超える領域は、低剛性領域であり中子は芯の部
分まで軟化している。本ダイカスト法においては、前記
中子が中剛性領域にある間に型開きを行い、溶湯の熱に
よって表面側が軟化した中子を鋳造品から引き抜くよう
にしている。
は、高剛性領域でありポリカーボネートはほとんど軟化
せずに中子は高い強度を維持している。このため、中子
に対して溶湯の高圧が加わっても、中子の変形量は鋳造
品に求められる形状精度を満足する範囲内に保持され、
ダイカスト用中子としての本来の機能を発揮する。中子
の温度が160 ℃から約200 ℃までの間は、中剛性領域で
あり中子の表面側は軟化しているが芯の部分には高い剛
性を有する部位が存在している。このため、引っ張れば
変形は可能であるが千切れ難くなっている。なお、中子
が中剛性領域にある状態では中子に接触する溶湯は既に
凝固しているため、中子の表面側が軟化しても鋳造品の
形状に悪影響を及ぼすことはない。また、中子の温度が
200 ℃を超える領域は、低剛性領域であり中子は芯の部
分まで軟化している。本ダイカスト法においては、前記
中子が中剛性領域にある間に型開きを行い、溶湯の熱に
よって表面側が軟化した中子を鋳造品から引き抜くよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た中子の温度変化特性は、鋳造品の体積と中子の体積と
の割合や中子の形状等によってその上昇の傾き(温度上
昇速度)が若干異なる。例えば、鋳造品の体積に対して
中子の体積が小さい場合や中子が薄い場合等は、中子の
温度上昇が早くなる(図3中 点線 G2 参照)。こ
のため、型開き時に中子の温度が予想以上に上昇し、前
記中子が中剛性領域にあったとしても、軟化している部
位に対して高い剛性を有する部位の割合が小さくなる。
したがって、中子の平均的強度は低下し、その中子を鋳
造品から引き抜く際に途中で千切れるような場合があ
る。前記鋳造品の内部に中子片が残ると、その鋳造品を
加熱して中子片を軟化させた後に取り出さなければなら
ず、熱歪み等により鋳造品の外観を損ねたり、エネルギ
ー費負担が増大することになる。本発明の技術的課題
は、鋳造品を金型から取り出した後に強制冷却すること
により、中子の温度を引き抜きに適した温度にまで低下
させ、その中子を鋳造品からスムーズに取り出すことが
できるようにするものである。
た中子の温度変化特性は、鋳造品の体積と中子の体積と
の割合や中子の形状等によってその上昇の傾き(温度上
昇速度)が若干異なる。例えば、鋳造品の体積に対して
中子の体積が小さい場合や中子が薄い場合等は、中子の
温度上昇が早くなる(図3中 点線 G2 参照)。こ
のため、型開き時に中子の温度が予想以上に上昇し、前
記中子が中剛性領域にあったとしても、軟化している部
位に対して高い剛性を有する部位の割合が小さくなる。
したがって、中子の平均的強度は低下し、その中子を鋳
造品から引き抜く際に途中で千切れるような場合があ
る。前記鋳造品の内部に中子片が残ると、その鋳造品を
加熱して中子片を軟化させた後に取り出さなければなら
ず、熱歪み等により鋳造品の外観を損ねたり、エネルギ
ー費負担が増大することになる。本発明の技術的課題
は、鋳造品を金型から取り出した後に強制冷却すること
により、中子の温度を引き抜きに適した温度にまで低下
させ、その中子を鋳造品からスムーズに取り出すことが
できるようにするものである。
【0005】
〔課題を解決するための請求項1に係る手段〕上記した
課題は、以下の特徴を有する樹脂製の中子の除去方法に
よって解決される。即ち、請求項1に係る樹脂製の中子
の除去方法は、接触する溶湯が凝固するまでは形状精度
を満足する強度を維持するとともに、その溶湯からの熱
を受けて温度が上昇するにつれて軟化する樹脂により中
子を製造し、鋳造品が成形された後にその鋳造品から前
記樹脂製の中子を除去する方法において、前記中子を鋳
包んだ鋳造品を鋳型から取り出した後に、前記中子の温
度がその中子の一端を引っ張っても千切れない程度に軟
化する所定温度になるまで、前記鋳造品を強制冷却する
工程と、強制冷却した鋳造品から所定温度の中子を引き
抜く工程と、を有している。 〔請求項1に記載された発明の作用〕本発明によると、
型開き時に中子の温度が予想以上に上昇したとしても、
鋳型から取り出した鋳造品を強制冷却することにより、
前記中子を引き抜きに適した所定温度にまで冷却するこ
とができる。そして、所定温度の前記中子を鋳造品から
引き抜くようにしている。このために、引き抜き途中で
中子が千切れるような不都合が生じなくなる。 〔請求項1に記載された発明の効果〕本発明によると、
引き抜きの途中で中子が千切れるような不都合が生じな
いため、鋳造品から中子を確実に除去できるようにな
る。このため、後工程で引く抜けなかった中子片を取り
出す等の手間が不要になる。
課題は、以下の特徴を有する樹脂製の中子の除去方法に
よって解決される。即ち、請求項1に係る樹脂製の中子
の除去方法は、接触する溶湯が凝固するまでは形状精度
を満足する強度を維持するとともに、その溶湯からの熱
を受けて温度が上昇するにつれて軟化する樹脂により中
子を製造し、鋳造品が成形された後にその鋳造品から前
記樹脂製の中子を除去する方法において、前記中子を鋳
包んだ鋳造品を鋳型から取り出した後に、前記中子の温
度がその中子の一端を引っ張っても千切れない程度に軟
化する所定温度になるまで、前記鋳造品を強制冷却する
工程と、強制冷却した鋳造品から所定温度の中子を引き
抜く工程と、を有している。 〔請求項1に記載された発明の作用〕本発明によると、
型開き時に中子の温度が予想以上に上昇したとしても、
鋳型から取り出した鋳造品を強制冷却することにより、
前記中子を引き抜きに適した所定温度にまで冷却するこ
とができる。そして、所定温度の前記中子を鋳造品から
引き抜くようにしている。このために、引き抜き途中で
中子が千切れるような不都合が生じなくなる。 〔請求項1に記載された発明の効果〕本発明によると、
引き抜きの途中で中子が千切れるような不都合が生じな
いため、鋳造品から中子を確実に除去できるようにな
る。このため、後工程で引く抜けなかった中子片を取り
出す等の手間が不要になる。
【0006】〔課題を解決するための請求項2に係る手
段〕この樹脂製の中子の除去方法は、請求項1に記載さ
れた樹脂製の中子の除去方法において、強制冷却は、所
定温度に保持された冷却液に中子を鋳包んだ鋳造品を浸
漬することにより行うことを特徴とする。 〔請求項2に記載された発明の作用〕本発明によると、
中子を鋳包んだ鋳造品を所定温度に保持された冷却液に
浸漬することにより冷却を行う方法であるため、鋳造品
や中子のサイズや温度が様々であっても前記中子を容易
に所定温度まで冷却することができる。 〔請求項2に記載された発明の効果〕本発明によると、
鋳造品や中子の形状が三次元方向に屈折したり、アンダ
ーカットを有する等の形状であっても、また、サイズが
様々であっても、前記中子を所定温度まで容易に冷却で
きるため、中子の引き抜きが安定して行える。
段〕この樹脂製の中子の除去方法は、請求項1に記載さ
れた樹脂製の中子の除去方法において、強制冷却は、所
定温度に保持された冷却液に中子を鋳包んだ鋳造品を浸
漬することにより行うことを特徴とする。 〔請求項2に記載された発明の作用〕本発明によると、
中子を鋳包んだ鋳造品を所定温度に保持された冷却液に
浸漬することにより冷却を行う方法であるため、鋳造品
や中子のサイズや温度が様々であっても前記中子を容易
に所定温度まで冷却することができる。 〔請求項2に記載された発明の効果〕本発明によると、
鋳造品や中子の形状が三次元方向に屈折したり、アンダ
ーカットを有する等の形状であっても、また、サイズが
様々であっても、前記中子を所定温度まで容易に冷却で
きるため、中子の引き抜きが安定して行える。
【0007】〔課題を解決するための請求項3に係る手
段〕この樹脂製の中子の除去方法は、接触する溶湯が凝
固するまでは形状精度を満足する強度を維持するととも
に、その溶湯からの熱を受けて温度が上昇するにつれて
軟化する樹脂により中子を製造し、鋳造品が成形された
後にその鋳造品から前記樹脂製の中子を除去する方法に
おいて、前記中子を鋳包んだ鋳造品を鋳型から取り出し
た後に、常温に近い温度の冷却液に浸漬することにより
強制冷却する工程と、強制冷却された前記鋳造品を加熱
し、鋳包まれている中子の温度がその中子の一端を引っ
張っても千切れない程度に軟化する所定温度になった後
に、その中子を前記鋳造品から引き抜く工程と、を有し
ている。 〔請求項3に記載された発明の作用〕本発明によると、
中子を鋳包んだ鋳造品を常温に近い温度の冷却液に浸漬
することにより強制冷却するために、鋳造品や中子のサ
イズや温度が様々であっても前記鋳造品等を容易に常温
に近い温度まで冷却することができる。また、請求項2
に記載された発明のように、冷却液を所定温度に保温し
ておく必要がないため省エネルギーが図れる。さらに、
中子を鋳包んだ鋳造品を加熱して中子の温度を所定温度
まで上昇させる方法であるため、鋳造品や中子のサイズ
が様々であっても中子の温度制御を容易に行うことがで
きる。 〔請求項3に記載された発明の効果〕本発明によると、
鋳造品や中子のサイズが様々であっても前記中子の温度
制御を容易に行うことができるために、中子の引き抜き
が安定して行える。また、請求項2に記載された発明よ
りも省エネルギーを図ることができる。
段〕この樹脂製の中子の除去方法は、接触する溶湯が凝
固するまでは形状精度を満足する強度を維持するととも
に、その溶湯からの熱を受けて温度が上昇するにつれて
軟化する樹脂により中子を製造し、鋳造品が成形された
後にその鋳造品から前記樹脂製の中子を除去する方法に
おいて、前記中子を鋳包んだ鋳造品を鋳型から取り出し
た後に、常温に近い温度の冷却液に浸漬することにより
強制冷却する工程と、強制冷却された前記鋳造品を加熱
し、鋳包まれている中子の温度がその中子の一端を引っ
張っても千切れない程度に軟化する所定温度になった後
に、その中子を前記鋳造品から引き抜く工程と、を有し
ている。 〔請求項3に記載された発明の作用〕本発明によると、
中子を鋳包んだ鋳造品を常温に近い温度の冷却液に浸漬
することにより強制冷却するために、鋳造品や中子のサ
イズや温度が様々であっても前記鋳造品等を容易に常温
に近い温度まで冷却することができる。また、請求項2
に記載された発明のように、冷却液を所定温度に保温し
ておく必要がないため省エネルギーが図れる。さらに、
中子を鋳包んだ鋳造品を加熱して中子の温度を所定温度
まで上昇させる方法であるため、鋳造品や中子のサイズ
が様々であっても中子の温度制御を容易に行うことがで
きる。 〔請求項3に記載された発明の効果〕本発明によると、
鋳造品や中子のサイズが様々であっても前記中子の温度
制御を容易に行うことができるために、中子の引き抜き
が安定して行える。また、請求項2に記載された発明よ
りも省エネルギーを図ることができる。
【0008】
〔第1実施例〕以下、図1と図2に基づいて本発明の第
1実施例に係る樹脂製の中子の除去方法について説明す
る。本実施例は、ダイカストマシン(図示されていな
い)の金型に樹脂製の中子をセットして高圧鋳造を実施
した後、成形された鋳造品から前記中子を引き抜く方法
について示したものである。ここで、前記中子の材料と
して好適に使用される樹脂はポリカーボネート、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン等であり、また、金型に圧入さ
れる溶湯にはアルミニウム合金溶湯が使用される。前記
樹脂は軟化温度が高いとともに、衝撃強さや延性がとも
に高いため、それらの樹脂によって製造された中子は、
高圧高温の溶湯が接触しても鋳造品に求められる形状精
度を超えて変形することはない。さらに、その中子に接
触する溶湯が所定の厚みで凝固するまで、前記中子は前
記形状精度を超えて変形しないだけの強度を保持する。
このため、以後、溶湯が凝固する過程で、前記中子が溶
湯の熱により表面側から徐々に軟化したとしても鋳造品
の形状に悪影響を及ぼすことはない。
1実施例に係る樹脂製の中子の除去方法について説明す
る。本実施例は、ダイカストマシン(図示されていな
い)の金型に樹脂製の中子をセットして高圧鋳造を実施
した後、成形された鋳造品から前記中子を引き抜く方法
について示したものである。ここで、前記中子の材料と
して好適に使用される樹脂はポリカーボネート、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン等であり、また、金型に圧入さ
れる溶湯にはアルミニウム合金溶湯が使用される。前記
樹脂は軟化温度が高いとともに、衝撃強さや延性がとも
に高いため、それらの樹脂によって製造された中子は、
高圧高温の溶湯が接触しても鋳造品に求められる形状精
度を超えて変形することはない。さらに、その中子に接
触する溶湯が所定の厚みで凝固するまで、前記中子は前
記形状精度を超えて変形しないだけの強度を保持する。
このため、以後、溶湯が凝固する過程で、前記中子が溶
湯の熱により表面側から徐々に軟化したとしても鋳造品
の形状に悪影響を及ぼすことはない。
【0009】本実施例では、図1のパターンI(実線)
及び図2(A)に示されるように、鋳造が終了して型開
きが行われると、中子を鋳包んだ鋳造品を金型から離型
し、水槽(図示されていない)に浸漬することにより強
制冷却を行う。これによって、前記鋳造品及び中子は常
温近くまで急冷される。このようにして、前記鋳造品及
び中子が常温近くまで冷却されると、次に、その鋳造品
等が熱処理炉あるいは高周波加熱炉(図示されていな
い)によって中子の引き抜きに適した所定温度まで加熱
される。ここで、前記所定温度は、中子がその一端を引
っ張っても千切れない程度に軟化する温度であり、ポリ
カーボネートの場合は 180℃〜 220℃であり、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンの場合は100℃〜150 ℃である。
このようにして、所定温度にまで加熱された鋳造品及び
中子は予め決められた時間だけその温度に保持され、そ
の後、前記中子は鋳造品から引き抜かれる。
及び図2(A)に示されるように、鋳造が終了して型開
きが行われると、中子を鋳包んだ鋳造品を金型から離型
し、水槽(図示されていない)に浸漬することにより強
制冷却を行う。これによって、前記鋳造品及び中子は常
温近くまで急冷される。このようにして、前記鋳造品及
び中子が常温近くまで冷却されると、次に、その鋳造品
等が熱処理炉あるいは高周波加熱炉(図示されていな
い)によって中子の引き抜きに適した所定温度まで加熱
される。ここで、前記所定温度は、中子がその一端を引
っ張っても千切れない程度に軟化する温度であり、ポリ
カーボネートの場合は 180℃〜 220℃であり、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンの場合は100℃〜150 ℃である。
このようにして、所定温度にまで加熱された鋳造品及び
中子は予め決められた時間だけその温度に保持され、そ
の後、前記中子は鋳造品から引き抜かれる。
【0010】このように本実施例によると、鋳造品を離
型後、水槽に浸漬して強制冷却するために、型開き時に
中子の温度が予想以上に上昇したとしても速やかに常温
近くにまで冷却することができる。また、水槽に浸漬し
て冷却する方式のため、鋳造品や中子のサイズや温度が
様々であってもばらつきなく常温に近い温度まで冷却す
ることができる。さらに、中子を鋳包んだ鋳造品を加熱
して中子の温度を所定温度まで上昇させる方法であるた
め、鋳造品や中子のサイズが様々であっても中子の温度
制御を容易に行うことができる。そして、所定温度に保
持された中子を鋳造品から引き抜くようにしているため
に、引き抜き途中で中子が千切れるような不都合が生じ
なくなる。このため、後工程で引く抜けなかった中子片
を取り出す等の手間が不要になる。
型後、水槽に浸漬して強制冷却するために、型開き時に
中子の温度が予想以上に上昇したとしても速やかに常温
近くにまで冷却することができる。また、水槽に浸漬し
て冷却する方式のため、鋳造品や中子のサイズや温度が
様々であってもばらつきなく常温に近い温度まで冷却す
ることができる。さらに、中子を鋳包んだ鋳造品を加熱
して中子の温度を所定温度まで上昇させる方法であるた
め、鋳造品や中子のサイズが様々であっても中子の温度
制御を容易に行うことができる。そして、所定温度に保
持された中子を鋳造品から引き抜くようにしているため
に、引き抜き途中で中子が千切れるような不都合が生じ
なくなる。このため、後工程で引く抜けなかった中子片
を取り出す等の手間が不要になる。
【0011】〔第2実施例〕次に、図1と図2(B)に
基づいて本発明の第2実施例に係る樹脂製の中子の除去
方法について説明する。本実施例に係る樹脂製の中子の
除去方法は、第1実施例における強制冷却の方法を変更
したものである。本実施例では、図1のパターンII(一
点鎖線)及び図2(B)に示されるように、鋳造が終了
して型開きが行われると、中子を鋳包んだ鋳造品を金型
から離型し、所定温度に保温した油槽あるいは塩浴槽
(図示されていない)に浸漬する。これによって、前記
鋳造品及び中子は所定温度にまで強制冷却される。な
お、前記所定温度は、第1実施例の場合と同様に、ポリ
カーボネートの場合は 180℃〜220℃であり、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンの場合は100 ℃〜150 ℃である。
このように本実施例によると、油槽等に浸漬することに
よって冷却する方式であるため、鋳造品や中子のサイズ
や温度が様々であってもばらつくことなく所定温度まで
冷却することができる。なお、第1実施例の場合のよう
に、熱処理炉あるいは高周波加熱炉は不要になるが、油
槽あるいは塩浴槽を所定温度に保温しておく設備が必要
となる。また、中子を除去した後、油や塩を洗浄する工
程が必要になる。
基づいて本発明の第2実施例に係る樹脂製の中子の除去
方法について説明する。本実施例に係る樹脂製の中子の
除去方法は、第1実施例における強制冷却の方法を変更
したものである。本実施例では、図1のパターンII(一
点鎖線)及び図2(B)に示されるように、鋳造が終了
して型開きが行われると、中子を鋳包んだ鋳造品を金型
から離型し、所定温度に保温した油槽あるいは塩浴槽
(図示されていない)に浸漬する。これによって、前記
鋳造品及び中子は所定温度にまで強制冷却される。な
お、前記所定温度は、第1実施例の場合と同様に、ポリ
カーボネートの場合は 180℃〜220℃であり、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンの場合は100 ℃〜150 ℃である。
このように本実施例によると、油槽等に浸漬することに
よって冷却する方式であるため、鋳造品や中子のサイズ
や温度が様々であってもばらつくことなく所定温度まで
冷却することができる。なお、第1実施例の場合のよう
に、熱処理炉あるいは高周波加熱炉は不要になるが、油
槽あるいは塩浴槽を所定温度に保温しておく設備が必要
となる。また、中子を除去した後、油や塩を洗浄する工
程が必要になる。
【0012】〔第3実施例〕次に、図1と図2(B)に
基づいて本発明の第3実施例に係る樹脂製の中子の除去
方法について説明する。本実施例に係る樹脂製の中子の
除去方法も、第1実施例における強制冷却の方法を変更
したものである。本実施例では、図1のパターンIII
(点線)及び図2(B)に示されるように、鋳造が終了
して型開きが行われると、中子を鋳包んだ鋳造品を金型
から離型し、空気あるいは蒸気等により所定温度まで強
制冷却する。なお、前記所定温度は、第1実施例の場合
と同様に、ポリカーボネートの場合は 180℃〜 220℃で
あり、ポリプロピレン、ポリスチレンの場合は100 ℃〜
150 ℃である。本実施例では、水槽、油槽等が不要にな
るため設備費が低減されるが、大型の鋳造品では冷却さ
れ難く、小型の鋳造品では冷えすぎる等、温度制御が難
しい等の問題がある。
基づいて本発明の第3実施例に係る樹脂製の中子の除去
方法について説明する。本実施例に係る樹脂製の中子の
除去方法も、第1実施例における強制冷却の方法を変更
したものである。本実施例では、図1のパターンIII
(点線)及び図2(B)に示されるように、鋳造が終了
して型開きが行われると、中子を鋳包んだ鋳造品を金型
から離型し、空気あるいは蒸気等により所定温度まで強
制冷却する。なお、前記所定温度は、第1実施例の場合
と同様に、ポリカーボネートの場合は 180℃〜 220℃で
あり、ポリプロピレン、ポリスチレンの場合は100 ℃〜
150 ℃である。本実施例では、水槽、油槽等が不要にな
るため設備費が低減されるが、大型の鋳造品では冷却さ
れ難く、小型の鋳造品では冷えすぎる等、温度制御が難
しい等の問題がある。
【図1】本発明に係る中子除去方法において使用される
鋳造品と中子との強制冷却パターンを表すグラフであ
る。
鋳造品と中子との強制冷却パターンを表すグラフであ
る。
【図2】本発明に係る中子除去方法の各工程を表すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】従来の中子除去方法を表すグラフである。
パターンI 鋳造品と中子との強制冷却パターンI パターンII 鋳造品と中子との強制冷却パターンII パターンIII 鋳造品と中子との強制冷却パターンIII
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594137579 三菱エンジニアリングプラスチックス株式 会社 東京都中央区京橋一丁目1番1号 (71)出願人 000221111 東芝シリコーン株式会社 東京都港区六本木6丁目2番31号 (72)発明者 岡田 裕二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岡田 政道 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 石川 勉 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 山本 託巳 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 林 紀夫 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市総合研究所内 (72)発明者 伊藤 尊之 神奈川県平塚市東八幡5−6−2 三菱エ ンジニアリングプラスチックス株式会社技 術センター内 (72)発明者 沢村 立彦 東京都港区六本木六丁目2番31号 東芝シ リコーン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 接触する溶湯が凝固するまでは形状精度
を満足する強度を維持するとともに、その溶湯からの熱
を受けて温度が上昇するにつれて軟化する樹脂により中
子を製造し、鋳造品が成形された後にその鋳造品から前
記樹脂製の中子を除去する方法において、 前記中子を鋳包んだ鋳造品を鋳型から取り出した後に、
前記中子の温度がその中子の一端を引っ張っても千切れ
ない程度に軟化する所定温度になるまで、前記鋳造品を
強制冷却する工程と、 強制冷却した鋳造品から所定温度の中子を引き抜く工程
と、を有することを特徴とする樹脂製の中子の除去方
法。 - 【請求項2】 請求項1に記載された樹脂製の中子の除
去方法において、 強制冷却は、所定温度に保持された冷却液に中子を鋳包
んだ鋳造品を浸漬することにより行うことを特徴とする
樹脂製の中子の除去方法。 - 【請求項3】 接触する溶湯が凝固するまでは形状精度
を満足する強度を維持するとともに、その溶湯からの熱
を受けて温度が上昇するにつれて軟化する樹脂により中
子を製造し、鋳造品が成形された後にその鋳造品から前
記樹脂製の中子を除去する方法において、 前記中子を鋳包んだ鋳造品を鋳型から取り出した後に、
常温に近い温度の冷却液に浸漬することにより強制冷却
する工程と、 強制冷却された前記鋳造品を加熱し、鋳包まれている中
子の温度がその中子の一端を引っ張っても千切れない程
度に軟化する所定温度になった後に、その中子を前記鋳
造品から引き抜く工程と、を有することを特徴とする樹
脂製の中子の除去方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044109A JPH08238556A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 樹脂製の中子の除去方法 |
KR1019960005614A KR100204409B1 (ko) | 1995-03-03 | 1996-02-29 | 개선된 수지코아 제거단계를 갖는 주조방법 |
EP96103173A EP0729799A1 (en) | 1995-03-03 | 1996-03-01 | Casting method with improved resin core removal step |
CA002170858A CA2170858C (en) | 1995-03-03 | 1996-03-01 | Casting method with improved resin core removal step |
US08/609,673 US5850868A (en) | 1995-03-03 | 1996-03-01 | Casting method with improved resin core removal step |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044109A JPH08238556A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 樹脂製の中子の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238556A true JPH08238556A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12682454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7044109A Pending JPH08238556A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 樹脂製の中子の除去方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5850868A (ja) |
EP (1) | EP0729799A1 (ja) |
JP (1) | JPH08238556A (ja) |
KR (1) | KR100204409B1 (ja) |
CA (1) | CA2170858C (ja) |
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DE10346062B4 (de) * | 2003-10-04 | 2006-03-23 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren zur Herstellung eines Gussteils |
GB0611430D0 (en) | 2006-06-09 | 2006-07-19 | Foseco Int | Improved feeder element for metal casting |
DE102006049869A1 (de) * | 2006-10-23 | 2008-04-24 | Bdw Technologies Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Anlage zur Herstellung eines Gussbauteils |
DE102007017690A1 (de) * | 2007-04-14 | 2008-10-16 | Siempelkamp Giesserei Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Gussteils |
AT517384A1 (de) * | 2015-06-15 | 2017-01-15 | Fill Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines gegossenen Werkstückes |
CN110695338A (zh) * | 2018-07-10 | 2020-01-17 | 上海中振有色金属铸造有限公司 | 一种低压铸造薄壁铸件的工艺方法 |
CN108941465B (zh) * | 2018-08-10 | 2020-01-14 | 苏州明志科技有限公司 | 制芯固化方法、系统及设备 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH294791A (de) * | 1951-11-21 | 1953-11-30 | Oerlikon Maschf | Verfahren zur Herstellung von Giesslingen aus Kunstharz. |
US3825055A (en) * | 1972-10-02 | 1974-07-23 | Toyo Kogyo Co | Method of removing core from diecasting |
CH637857A5 (en) * | 1979-08-14 | 1983-08-31 | Fischer Ag Georg | Method and device for cooling castings |
ZA803282B (en) * | 1979-09-21 | 1981-05-27 | American Standard Inc | Core for forming passageways in castings |
JPS61293646A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | Chikatoshi Miura | ダイカスト製造方法 |
JPH0366445A (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-22 | Tsuchiya Mfg Co Ltd | 溶融樹脂中子 |
JPH04189523A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-08 | Mazda Motor Corp | 樹脂成形品の製造方法 |
JPH0691345A (ja) * | 1992-07-30 | 1994-04-05 | Masaru Nemoto | 鋳造用特殊中子 |
JPH06122037A (ja) * | 1992-07-30 | 1994-05-06 | Masaru Nemoto | 鋳造用特殊中子 |
GB2269771B (en) * | 1992-07-30 | 1996-05-22 | Masaru Nemoto | Method of moulding articles |
JP3273209B2 (ja) * | 1992-07-30 | 2002-04-08 | 根本 賢 | 特殊中子を用いて成形した成形品 |
JPH06126376A (ja) * | 1992-07-30 | 1994-05-10 | Masaru Nemoto | 鋳造用特殊中子 |
JP3248012B2 (ja) * | 1992-07-30 | 2002-01-21 | 根本 賢 | 特殊中子を用いて鋳造した鋳造品 |
JP2976161B2 (ja) * | 1992-08-03 | 1999-11-10 | 根本 賢 | 特殊中子を用いた成形方法 |
JP3248011B2 (ja) * | 1992-08-03 | 2002-01-21 | 根本 賢 | 特殊中子を用いた鋳造方法 |
JPH06198388A (ja) * | 1992-08-03 | 1994-07-19 | Masaru Nemoto | 成形用特殊中子を用いた成形方法 |
JPH06120279A (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-28 | Toshiba Corp | 半導体モ−ルド金型 |
JPH06328195A (ja) * | 1993-05-20 | 1994-11-29 | Masaru Nemoto | 中子及びこの中子を使用した型成形品の製造方法 |
US5566742A (en) * | 1994-04-13 | 1996-10-22 | Nemoto; Masaru | Casting method using core made of synthetic resin, core made of synthetic resin, and cast product |
AU677903B2 (en) * | 1994-06-01 | 1997-05-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Casting method with improved resin core removing step and apparatus for performing the method |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7044109A patent/JPH08238556A/ja active Pending
-
1996
- 1996-02-29 KR KR1019960005614A patent/KR100204409B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-03-01 US US08/609,673 patent/US5850868A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-01 EP EP96103173A patent/EP0729799A1/en not_active Ceased
- 1996-03-01 CA CA002170858A patent/CA2170858C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960033610A (ko) | 1996-10-22 |
EP0729799A1 (en) | 1996-09-04 |
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KR100204409B1 (ko) | 1999-06-15 |
US5850868A (en) | 1998-12-22 |
CA2170858C (en) | 2000-02-22 |
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991207 |