JPH06120279A - 半導体モ−ルド金型 - Google Patents

半導体モ−ルド金型

Info

Publication number
JPH06120279A
JPH06120279A JP26621992A JP26621992A JPH06120279A JP H06120279 A JPH06120279 A JP H06120279A JP 26621992 A JP26621992 A JP 26621992A JP 26621992 A JP26621992 A JP 26621992A JP H06120279 A JPH06120279 A JP H06120279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
runner
ejector
ejector pin
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26621992A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Takahashi
文雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26621992A priority Critical patent/JPH06120279A/ja
Publication of JPH06120279A publication Critical patent/JPH06120279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】全キャビティに均一に樹脂注入を行い、パッケ
−ジの成形性向上及び歩留まり向上を図ることの出来る
半導体モ−ルド金型を提供することである。 【構成】第一エジェクタピン16の先端の直径寸法はサ
ブランナ13の断面幅よりも大きく、第一エジェクタピ
ン16と第二エジェクタピン21とは独立して作動する
構造である。樹脂注入は、先ず第一エジェクタピン16
を上昇させて、各サブランナ13をランナ14から遮断
させ樹脂をランナ14のみに供給する。その後、第一エ
ジェクタピン16を下降させてサブランナ13の通路を
確保し、樹脂を各キャビティ15に同時に注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置に関し、
特に半導体モ−ルド金型の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチックパッケ−ジの中で一般的な
のはモ−ルド形パッケ−ジであり、大量生産に適してお
り安価に製造できること等の利点がある。しかしその反
面、樹脂注入時の気泡の抱き込み、内部ワイヤの変形等
の欠陥が発生しやすいなど問題がある。
【0003】ここで、従来の半導体モ−ルド金型を図面
を参照して説明する。図4に示すように、半導体モ−ル
ド金型は上型41及び下型42から構成される。特に下
型42は樹脂が供給されるランナ43及びキャビティ4
4、成形後の成形品を突き出す複数のエジェクタピン4
5、該エジェクタピン45を保持するエジェクタプレ−
ト46、該エジェクタプレ−ト46を上下動させるエジ
ェクタロッド47(プレス装置に付設)及びスプリング
48とからなる。
【0004】図5は図4のような状態でキャビティ44
内に樹脂が充填されキュアが完了後の状態を表す断面図
である。上型41が開かれ、ランナ43及びキャビティ
44とがエジェクタピン45により突き上げられる。エ
ジェクタピン45はエジェクタプレ−ト46と共に連動
し、エジェクタプレ−ト46は下方のエジェクトロッド
47により上昇し、スプリング48により下降される。
【0005】次に、キャビティ44に樹脂が注入される
様子を図6より詳細に説明する。同図において斜線部分
は樹脂を表している。樹脂供給用ポット49から供給さ
れた樹脂は、ランナ43、サブランナ50を流れ、樹脂
供給用ポット49に近いキャビティ44aから順に注入
される。このとき樹脂供給用ポット49に近いキャビテ
ィ44aと遠いキャビティ44bとでは、樹脂が注入さ
れるの流れ方が異なり注入時間差が生じる。例えば、キ
ャビティ44aのゲ−ト51aでは、樹脂は比較的スロ
−で入り込むか流れが一時停滞する場合もあるが、逆に
キャビティ44bのゲ−ト51bでは、樹脂は比較的速
い速度で流れ込む。従って、キャビティ44aのゲ−ト
51aでは樹脂の流れの硬化が進み、ゲ−ト断面が小さ
くなる為樹脂が入りにくくなったり、または充填された
後、圧力をかけても充分に圧力が掛からず気泡が残り不
良となる。また、キャビティ44bには樹脂が急速に注
入されるため、ワイヤが変形し、不良となってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、樹脂供
給用ポットに連通される複数のキャビティに樹脂を注入
する際に、上記各キャビティの上記ポットとの位置関係
により、全ての上記キャビティに樹脂注入を均一にする
のは困難である。
【0007】それ故に、本発明は全キャビティに均一に
樹脂注入を行い、パッケ−ジの成形性向上及び歩留まり
向上を図ることの出来る半導体モ−ルド金型を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体モ−
ルド金型において、樹脂供給用ポットから続くランナと
各キャビティとを連通するサブランナを突き出すエジェ
クタピンは、その先端部分の直径寸法が少なくとも上記
サブランナの断面幅以上であると共に、他のエジェクタ
ピンとは別に独立して上下動する機構を有するものであ
る。
【0009】
【作用】上記エジェクタピンは上記サブランナを突き出
すことにより、上記ランナから上記各キャビティへの樹
脂の流れを遮断することが可能である。先ず上記エジェ
クタピンを上昇させたまま樹脂を上記ランナの最端まで
供給させた後、上記エジェクタピンを下降させ樹脂を上
記キャビティに充填する。そのとき、樹脂は上記キャビ
ティ全てに同時に注入される。従って、パッケ−ジの成
形性向上及び歩留まり向上となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3を参
照して説明する。図1に示すように、半導体モ−ルド金
型は上型11及び下型12からなり、特に該下型12は
サブランナ13を突き上げる第一エジェクタ機構と、ラ
ンナ14及びキャビティ15とを突き上げる第二エジェ
クタ機構とを有し、第一エジェクタ機構及び第二エジェ
クタ機構とは独立して作動する。
【0011】第一エジェクタ機構はサブランナ13を突
き上げる第一エジェクタピン16、該第一エジェクタピ
ン16をホ−ルドする第一エジェクタプレ−ト17、該
第一エジェクタプレ−ト17を下降させる第一スプリン
グ18及び上昇させるシリンダ19と第一エジェクタロ
ッド20とから構成される。同様に第二エジェクタ機構
は、ランナ14及びキャビティ15とを突き上げる第二
エジェクタピン21、該第二エジェクタピン21をホ−
ルドする第二エジェクタプレ−ト22、該第二エジェク
タプレ−ト22を上昇させる第二エジェクタロッド23
(プレス装置に付設)及び下降させる第二スプリング2
4とから構成される。
【0012】樹脂注入は、同図のように上型11と下型
12とは閉じた状態で、第二エジェクタ機構を下降させ
たまま、第一エジェクタ機構Aを上昇及び下降させるこ
とにより行われる。各キャビティ15への樹脂注入の詳
細は図2より説明する。先ず、樹脂供給用ポット25か
ら樹脂(斜線部分)をランナ14全体に充填する(同図
(a))。この時、第一エジェクタ機構は上昇されてお
り、第一エジェクタピン16の先端の直径寸法はサブラ
ンナ13の断面幅よりも大きいため、各サブランナ13
は第一エジェクタピン16により塞がれる。従って、各
キャビティ15とランナ14とは遮断されており、樹脂
はランナ14のみに供給され、樹脂はランナ14の最端
まで注入される。次に、第一エジェクタ機構を下降、即
ち第一エジェクタピン16を下降させてサブランナ13
を流れる樹脂の通路を確保する。それにより、樹脂はラ
ンナ14から一斉に各キャビティ15へゲ−ト26を通
り注入される(同図(b))。全てのキャビティ15に
樹脂の充填を完了後、所要の圧力をかけキュアする。
【0013】その後、図3に示すように、半導体モ−ル
ド金型は上型11と下型12とを開いた状態で、第一エ
ジェクタ機構及び第二エジェクタ機構とを上昇させる。
第一エジェクタピン16によりサブランナ13を、第二
エジェクタピン21によりキャビティ15を突き上げる
ことにより、成形品が突き上げられる。その後、上記成
形品を取り出し、半導体モ−ルド金型の表面をクリ−ニ
ングし、上述と同様にモ−ルド成形が繰り返される。
【0014】このように、先ずランナ14のみに樹脂を
充填させることにより、各キャビティ15の樹脂供給用
ポット25との距離に関係なく、各キャビティ15に同
時に同じ速度で樹脂を注入することができる。つまり、
全てのゲ−ト26を通過する際の樹脂の注入速度は同じ
であるから、あるゲ−ト26において樹脂が固まること
なく、全てのキャビティ15に均一に樹脂を充填するこ
とができる。従って、圧力をかけたときに気泡が発生す
ることがないため、成形性が良いパッケ−ジを歩留り良
く形成できる。更に、常に一定の注入速度で樹脂がキャ
ビティ15に注入されるため、ワイヤの変形を防止する
ことができ半導体装置の信頼性が向上される。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ランナからキャビティ
に連通するサブランナにおける樹脂の通路をエジェクタ
ピンにより開閉することにより、容易に樹脂の流れを制
御することができる。従って、全てのキャビティに良好
に樹脂を充填することが可能となり、パッケ−ジの成形
性向上及び歩留り向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において上下金型が閉じた状
態を表す断面図である。
【図2】本発明の半導体モ−ルド金型において各キャビ
ティに樹脂が注入される様子を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例において上下金型が開いた状
態を表す断面図である。
【図4】従来の半導体モ−ルド金型の上下金型が閉じた
状態を表す断面図である。
【図5】従来の半導体モ−ルド金型の上下金型が開いた
状態を表す断面図である。
【図6】従来の半導体モ−ルド金型において各キャビテ
ィに樹脂が注入される様子を示す平面図である。
【符号の説明】
11…上型、12…下型、13…サブランナ、14…ラ
ンナ 15…キャビティ、16…第一エジェクタピン、17…
第一エジェクタプレ−ト 18…第一スプリング、19…シリンダ、20…第一エ
ジェクタロッド 21…第二エジェクタピン、22…第二エジェクタプレ
−ト、23…第二エジェクタロッド、24…第二スプリ
ング、25…樹脂供給用ポット 26…ゲ−ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂供給用ポットと、上記樹脂供給用ポ
    ットから続くランナと、上記ランナと複数のキャビティ
    を連通する複数のサブランナと、上記ランナと上記キャ
    ビティとを突き上げる複数の第一エジェクタピンと、上
    記サブランナを突き上げる複数の第二エジェクタピンと
    を有し、 上記第二エジェクタピンは、その先端部分の直径寸法は
    上記サブランナの断面幅よりも大きく、かつ上記第一エ
    ジェクタピンとは独立して上昇及び下降する機構を有す
    ることを特徴とする半導体モ−ルド金型。
JP26621992A 1992-10-05 1992-10-05 半導体モ−ルド金型 Pending JPH06120279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26621992A JPH06120279A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 半導体モ−ルド金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26621992A JPH06120279A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 半導体モ−ルド金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06120279A true JPH06120279A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17427919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26621992A Pending JPH06120279A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 半導体モ−ルド金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06120279A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0729799A1 (en) * 1995-03-03 1996-09-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Casting method with improved resin core removal step

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0729799A1 (en) * 1995-03-03 1996-09-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Casting method with improved resin core removal step

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3671621A (en) Injection molding method for sandals
WO2007083490A1 (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法、ならびに、それに用いられる型組品およびリードフレーム
WO1995023057A1 (en) Method and apparatus for molding electrical or other parts on a carrier
US7144537B2 (en) Short shuttle molding system for multi-material molding
JPH06120279A (ja) 半導体モ−ルド金型
JP4024436B2 (ja) 一つのピストンで多数のバルブピンを作動する射出成形機の樹脂注入装置
JPH07112453A (ja) 樹脂モールド装置
KR20090094597A (ko) 사출 성형용 게이트 밸브
JPS59165632A (ja) 中空品の射出成形方法及び装置
US5169586A (en) Method of manufacturing resin-sealed type semiconductor device
EP1283100A1 (en) Injection molding method and device
KR20000000445A (ko) 선단부에 다수의 게이트를 가지는 사출성형기용 주입노즐
JPH04201220A (ja) モールド金型
CN213733142U (zh) 平板电脑后壳倒装模具
KR102265306B1 (ko) 디스플레이용 확산 렌즈 제조 금형 장치
CN214324000U (zh) 一种用于咖啡机控制盘的注塑模具
CN212498784U (zh) 一种注塑模具的二次缩core结构
CN219748769U (zh) 一种双色封胶注塑模具及注塑机
CN219256315U (zh) 注塑模具
KR100221229B1 (ko) 반도체 팩케지의 성형방법과 성형장치
JPH0554412B2 (ja)
JPH04241923A (ja) 樹脂モールド金型
KR200328048Y1 (ko) 균형 충전이 가능한 금형
JPH0675897B2 (ja) 射出圧縮成形方法および成形機
KR20050102953A (ko) 돌출 코어에 의한 사출 금형의 개선 구조