JPH0823842A - スピニングリール - Google Patents
スピニングリールInfo
- Publication number
- JPH0823842A JPH0823842A JP16550994A JP16550994A JPH0823842A JP H0823842 A JPH0823842 A JP H0823842A JP 16550994 A JP16550994 A JP 16550994A JP 16550994 A JP16550994 A JP 16550994A JP H0823842 A JPH0823842 A JP H0823842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drag
- drag knob
- spool
- spool shaft
- knob cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スピニングリールのドラグ調整の際のクリッ
ク音を大きく、軽快にするとともに、クリック音の音質
を均一にし、リール全体の小型化を図る。 【構成】 スプール軸1にスプール2を回転可能に設け
る。スプール2の凹部2a内にドラグワッシャ3,4、
耳付ワッシャ5、ドラグクリック6をスプール軸1に外
挿するようにして収納する。スプール軸1にはドラグノ
ブキャップ8が回転可能に外挿されており、このドラグ
ノブキャップ8にはドラグノブ9が固定されている。ド
ラグノブ9内にはドラグナット10が一体回転しうるよ
うに、かつ軸方向に移動可能に設けられている。ドラグ
ノブキャップ8内にはドラグばね11が収納され、ドラ
グナット10とドラグノブキャップ8との間に介在せし
められ、相互に離反する方向に付勢している。ドラグノ
ブ9とドラブノブキャップ8とには鳴子12が固定され
ており、鳴子12の先端部はドラグクリック6の係合溝
6aに当接されている。
ク音を大きく、軽快にするとともに、クリック音の音質
を均一にし、リール全体の小型化を図る。 【構成】 スプール軸1にスプール2を回転可能に設け
る。スプール2の凹部2a内にドラグワッシャ3,4、
耳付ワッシャ5、ドラグクリック6をスプール軸1に外
挿するようにして収納する。スプール軸1にはドラグノ
ブキャップ8が回転可能に外挿されており、このドラグ
ノブキャップ8にはドラグノブ9が固定されている。ド
ラグノブ9内にはドラグナット10が一体回転しうるよ
うに、かつ軸方向に移動可能に設けられている。ドラグ
ノブキャップ8内にはドラグばね11が収納され、ドラ
グナット10とドラグノブキャップ8との間に介在せし
められ、相互に離反する方向に付勢している。ドラグノ
ブ9とドラブノブキャップ8とには鳴子12が固定され
ており、鳴子12の先端部はドラグクリック6の係合溝
6aに当接されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピニングリールに係
り、特にスプールの回転を制動するドラグ機構に関す
る。
り、特にスプールの回転を制動するドラグ機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、スプールを軸方向に移動させな
がら、回転体を回転させて釣糸を巻き取るといったスピ
ニングリールが広く知られている。このスピニングリー
ルに使用されるスプールは回転が規制されており、この
回転を規制する手段としてドラグ機構が使用されてい
る。
がら、回転体を回転させて釣糸を巻き取るといったスピ
ニングリールが広く知られている。このスピニングリー
ルに使用されるスプールは回転が規制されており、この
回転を規制する手段としてドラグ機構が使用されてい
る。
【0003】図5は実公平4−18379号公報に記載
されたドラグ機構の断面図である。図中符号101はス
プール軸であり、このスプール軸101にはスプール受
け102が固着されている。このスプール受け102に
はスプール103が回転可能に外装されている。また、
スプール103の前面103aにはドラグワッシャ10
4がピン105によって固着され、さらに、ドラグワッ
シャ104にはドラグワッシャ109が重合されてい
る。また、スプール軸101の先端ねじ部101aには
ドラグノブ106が螺合されており、このドラグノブ1
06の進退により上記ドラグワッシャ104,109を
締め付け、又は緩めてドラグ制動するように設けられて
いる。また、ドラグノブ106の底面には周方向に環状
に凹凸条106aが形成されている。さらに、ドラグワ
ッシャ109には図6に示すように周方向に湾曲するよ
うにして係止爪107がねじ108によって固着されて
おり、凹凸条106aに当接されている。そして、ドラ
グノブ106を回転させることにより、凹凸条106a
に係止爪107が係合する位置が変化することとなり、
発音するように構成されている。
されたドラグ機構の断面図である。図中符号101はス
プール軸であり、このスプール軸101にはスプール受
け102が固着されている。このスプール受け102に
はスプール103が回転可能に外装されている。また、
スプール103の前面103aにはドラグワッシャ10
4がピン105によって固着され、さらに、ドラグワッ
シャ104にはドラグワッシャ109が重合されてい
る。また、スプール軸101の先端ねじ部101aには
ドラグノブ106が螺合されており、このドラグノブ1
06の進退により上記ドラグワッシャ104,109を
締め付け、又は緩めてドラグ制動するように設けられて
いる。また、ドラグノブ106の底面には周方向に環状
に凹凸条106aが形成されている。さらに、ドラグワ
ッシャ109には図6に示すように周方向に湾曲するよ
うにして係止爪107がねじ108によって固着されて
おり、凹凸条106aに当接されている。そして、ドラ
グノブ106を回転させることにより、凹凸条106a
に係止爪107が係合する位置が変化することとなり、
発音するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成では、係止爪が密封された状態にあるため、音が
濁ってしまい、小さくなる。また、係止爪が円周方向に
設けられているので、ドラグノブの締込方向と緩め方向
とで係止爪による抵抗及び音質が均一とならない。さら
に、ドラグワッシャに係止爪がねじによって固着されて
いるためにドラグワッシャの板厚をある程度厚くする必
要があり、ひいては構造が大型化してしまう。
な構成では、係止爪が密封された状態にあるため、音が
濁ってしまい、小さくなる。また、係止爪が円周方向に
設けられているので、ドラグノブの締込方向と緩め方向
とで係止爪による抵抗及び音質が均一とならない。さら
に、ドラグワッシャに係止爪がねじによって固着されて
いるためにドラグワッシャの板厚をある程度厚くする必
要があり、ひいては構造が大型化してしまう。
【0005】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、クリック音の音質を均一にし、しかも
リール全体の小型化を図ることのできるスピニングリー
ルを提供することを目的とする。
れたものであり、クリック音の音質を均一にし、しかも
リール全体の小型化を図ることのできるスピニングリー
ルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向に移動
可能に設けられたスプール軸と、このスプール軸に回転
可能に設けられたスプールと、上記スプール軸の先端部
に螺合されるとともに、上記スプール軸の軸方向に移動
可能なナット部材と、このナット部材に対する回転が規
制されるとともに、軸方向に移動可能に設けられたドラ
グノブと、このドラグノブに固定されたドラグノブキャ
ップと、上記ドラグノブキャップと上記ナット部材との
間に介在された弾性部材と、上記ドラグノブキャップと
上記スプールとの間に配設されるとともに、上記ドラグ
ノブキャップに対向する側の周状に歯部が形成されたド
ラグ部材と、上記ドラグノブまたは上記ドラグノブキャ
ップの少なくとも一方に設けられるとともに、先端部が
上記歯部に当接された発音体とを備え、この発音体と上
記歯部との当接部は外部と連通されていることを特徴と
する。
可能に設けられたスプール軸と、このスプール軸に回転
可能に設けられたスプールと、上記スプール軸の先端部
に螺合されるとともに、上記スプール軸の軸方向に移動
可能なナット部材と、このナット部材に対する回転が規
制されるとともに、軸方向に移動可能に設けられたドラ
グノブと、このドラグノブに固定されたドラグノブキャ
ップと、上記ドラグノブキャップと上記ナット部材との
間に介在された弾性部材と、上記ドラグノブキャップと
上記スプールとの間に配設されるとともに、上記ドラグ
ノブキャップに対向する側の周状に歯部が形成されたド
ラグ部材と、上記ドラグノブまたは上記ドラグノブキャ
ップの少なくとも一方に設けられるとともに、先端部が
上記歯部に当接された発音体とを備え、この発音体と上
記歯部との当接部は外部と連通されていることを特徴と
する。
【0007】
【作用】スプールに掛かる制動力を調節する場合には、
ドラグノブを回転させる。このドラグノブの回転に伴な
いナット部材も回転する。このナット部材が回転する
と、ナット部材はスプール軸の軸方向に移動する。する
と、弾性部材がドラグノブキャップを押圧する力が調節
され、ひいてはドラグワッシャを介してスプールを押圧
する力が調節される。これにより、スプールに掛かる制
動力を調節することができる。また、ドラグノブの回転
に伴ない発音体も回転し、ドラグノブキャップに形成さ
れた歯部を弾くことにより、クリック音が発生する。
ドラグノブを回転させる。このドラグノブの回転に伴な
いナット部材も回転する。このナット部材が回転する
と、ナット部材はスプール軸の軸方向に移動する。する
と、弾性部材がドラグノブキャップを押圧する力が調節
され、ひいてはドラグワッシャを介してスプールを押圧
する力が調節される。これにより、スプールに掛かる制
動力を調節することができる。また、ドラグノブの回転
に伴ない発音体も回転し、ドラグノブキャップに形成さ
れた歯部を弾くことにより、クリック音が発生する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明におけるスピニングリ
ールの要部断面図である。図中符号1はスプール軸であ
り、このスプール軸1はリール本体(図示せず)に軸方
向に移動可能に設けられている。また、スプール軸1に
はスプール2が回転可能に設けられている。このスプー
ル2の前面側(図1中左側)には凹部2aが形成されて
おり、この凹部2a内にはスプール軸1に対して回転可
能なドラグワッシャ3、回転規制されたドラグワッシャ
4、回転可能なドラグワッシャ3が順次スプール軸1に
外挿されている。さらに、回転規制された耳付ワッシャ
5と、回転可能なドラグワッシャ3と、回転規制された
ドラグワッシャ4と、回転規制されたドラグクリック6
とが順次スプール軸1に外挿されている。また、ドラグ
クリック6の外周図中左側面には係合溝6aが周方向に
形成されている。さらに、スプール2の凹部2a内の内
周壁面にはストッパーリング7が嵌め込まれており、ド
ラグワッシャ3,4、耳付ワッシャ5、ドラグクリック
6とがスプール軸1から抜け落ちするのを防止すること
ができる。また、スプール軸1にはドラグノブキャップ
8が回転可能に外挿されており、このドラグノブキャッ
プ8にはドラグノブ9が固定されている。ドラグノブ9
内にはドラグナット10が収納されている。本実施例に
おけるドラグナット10は六角ナットを使用し、ドラグ
ノブ9の収納凹部9aを六角形状にすることにより、ド
ラグノブ9に対し軸方向には移動可能であるが、回転が
規制された状態にある。また、ドラグノブキャップ8内
にはドラグばね11が収納され、ドラグナット10とド
ラグノブキャップ8との間に介在せしめられ、相互に離
反する方向に付勢している。また、ドラグノブ9とドラ
グノブキャップ8とには、鳴子12が固定されており、
この鳴子12の先端部はドラグクリック6の係合溝6a
に当接されている(図2参照)。さらに、鳴子12の係
合溝6aとの当接部は外部と連通するように構成されて
いる。
について説明する。図1は本発明におけるスピニングリ
ールの要部断面図である。図中符号1はスプール軸であ
り、このスプール軸1はリール本体(図示せず)に軸方
向に移動可能に設けられている。また、スプール軸1に
はスプール2が回転可能に設けられている。このスプー
ル2の前面側(図1中左側)には凹部2aが形成されて
おり、この凹部2a内にはスプール軸1に対して回転可
能なドラグワッシャ3、回転規制されたドラグワッシャ
4、回転可能なドラグワッシャ3が順次スプール軸1に
外挿されている。さらに、回転規制された耳付ワッシャ
5と、回転可能なドラグワッシャ3と、回転規制された
ドラグワッシャ4と、回転規制されたドラグクリック6
とが順次スプール軸1に外挿されている。また、ドラグ
クリック6の外周図中左側面には係合溝6aが周方向に
形成されている。さらに、スプール2の凹部2a内の内
周壁面にはストッパーリング7が嵌め込まれており、ド
ラグワッシャ3,4、耳付ワッシャ5、ドラグクリック
6とがスプール軸1から抜け落ちするのを防止すること
ができる。また、スプール軸1にはドラグノブキャップ
8が回転可能に外挿されており、このドラグノブキャッ
プ8にはドラグノブ9が固定されている。ドラグノブ9
内にはドラグナット10が収納されている。本実施例に
おけるドラグナット10は六角ナットを使用し、ドラグ
ノブ9の収納凹部9aを六角形状にすることにより、ド
ラグノブ9に対し軸方向には移動可能であるが、回転が
規制された状態にある。また、ドラグノブキャップ8内
にはドラグばね11が収納され、ドラグナット10とド
ラグノブキャップ8との間に介在せしめられ、相互に離
反する方向に付勢している。また、ドラグノブ9とドラ
グノブキャップ8とには、鳴子12が固定されており、
この鳴子12の先端部はドラグクリック6の係合溝6a
に当接されている(図2参照)。さらに、鳴子12の係
合溝6aとの当接部は外部と連通するように構成されて
いる。
【0009】このように構成されたスピニングリールの
作用について説明する。スプール2の回転に掛かる制動
力を調節し、制動力を大きくする場合には、ドラグノブ
9を回転させる。このドラグノブ9の回転に伴ない、ド
ラグナット10も回転する。そのため、ドラグナット1
0はドラグノブ9に対して図1中右方に移動し、ドラグ
ばね11が縮められる。これにより、ドラグばね11の
付勢力は大きくなり、ひいてはドラグワッシャ3,4が
スプール2を押圧する制動力を大きくすることができ
る。
作用について説明する。スプール2の回転に掛かる制動
力を調節し、制動力を大きくする場合には、ドラグノブ
9を回転させる。このドラグノブ9の回転に伴ない、ド
ラグナット10も回転する。そのため、ドラグナット1
0はドラグノブ9に対して図1中右方に移動し、ドラグ
ばね11が縮められる。これにより、ドラグばね11の
付勢力は大きくなり、ひいてはドラグワッシャ3,4が
スプール2を押圧する制動力を大きくすることができ
る。
【0010】また、ドラグノブ9を回転させた場合、鳴
子12がドラグクリック6の係合溝6aを弾くことによ
り、クリック音が発生するが、このとき、発音部である
鳴子12の先端部と係合溝6aとが外部と連通する位置
にあるので、軽快なクリック音である。また、調節作業
中、鳴子12はスプール軸1回りに回転はするものの、
軸方向(図1中左右方向)には移動しないため、ドラグ
クリック6と鳴子12との軸方向の位置は変化せず、常
時同一の抵抗で同質のクリック音である。さらに、本実
施例においては、ドラグノブ9とドラグノブキャップ8
とは相互の回転が規制された状態で一体に構成され、し
かも鳴子12がドラグノブ9とドラグノブキャップ8と
の間に挟持された状態で一体に構成されているためガタ
付きの発生を防止することができる。また、ドラグクリ
ック6はスプール軸1に対して回転規制された状態で設
けられているので、スプール2がスプール軸1に対して
回転した場合にあっても、ドラグクリック6が回転する
ことはなく、クリック音が発生することもない。
子12がドラグクリック6の係合溝6aを弾くことによ
り、クリック音が発生するが、このとき、発音部である
鳴子12の先端部と係合溝6aとが外部と連通する位置
にあるので、軽快なクリック音である。また、調節作業
中、鳴子12はスプール軸1回りに回転はするものの、
軸方向(図1中左右方向)には移動しないため、ドラグ
クリック6と鳴子12との軸方向の位置は変化せず、常
時同一の抵抗で同質のクリック音である。さらに、本実
施例においては、ドラグノブ9とドラグノブキャップ8
とは相互の回転が規制された状態で一体に構成され、し
かも鳴子12がドラグノブ9とドラグノブキャップ8と
の間に挟持された状態で一体に構成されているためガタ
付きの発生を防止することができる。また、ドラグクリ
ック6はスプール軸1に対して回転規制された状態で設
けられているので、スプール2がスプール軸1に対して
回転した場合にあっても、ドラグクリック6が回転する
ことはなく、クリック音が発生することもない。
【0011】図3は本発明におけるスピニングリールの
他の実施例の断面図である。なお、上述実施例と同一部
材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施
例は上述第一実施例がドラグノブキャップ8、ドラグノ
ブ9とは別に鳴子12を設けたのに対し、ドラグノブキ
ャップ8に一体的に鳴子8aを形成したものである。
他の実施例の断面図である。なお、上述実施例と同一部
材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施
例は上述第一実施例がドラグノブキャップ8、ドラグノ
ブ9とは別に鳴子12を設けたのに対し、ドラグノブキ
ャップ8に一体的に鳴子8aを形成したものである。
【0012】また、図4はドラグノブ9に一体的に鳴子
9bを設けたものである。なお、上述実施例におけるド
ラグナット10は六角形状を呈しており、この形状によ
り、ドラグノブ9に対する回転が規制されるように構成
されているが、この形状に限定されるものではなく、例
えば軸方向の溝と軸方向の突部とを係合させることによ
って回転を規制するようにしても良い。
9bを設けたものである。なお、上述実施例におけるド
ラグナット10は六角形状を呈しており、この形状によ
り、ドラグノブ9に対する回転が規制されるように構成
されているが、この形状に限定されるものではなく、例
えば軸方向の溝と軸方向の突部とを係合させることによ
って回転を規制するようにしても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように発音体と歯部との
当接部が外部と連通するように構成したことにより、ク
リック音が大きく、しかも音がこもらないため軽快であ
る。また、ドラグノブを回転させても発音体と歯部との
相対位置は変わらず、クリック抵抗の大きさおよびクリ
ック音の大きさ、音質が変わることがない。さらに、発
音体はドラグノブまたはドラグノブキャップの少なくと
もいずれか一方に一体的に設けるようにしたので、組立
が簡単になる等の効果を奏する。
当接部が外部と連通するように構成したことにより、ク
リック音が大きく、しかも音がこもらないため軽快であ
る。また、ドラグノブを回転させても発音体と歯部との
相対位置は変わらず、クリック抵抗の大きさおよびクリ
ック音の大きさ、音質が変わることがない。さらに、発
音体はドラグノブまたはドラグノブキャップの少なくと
もいずれか一方に一体的に設けるようにしたので、組立
が簡単になる等の効果を奏する。
【図1】本発明におけるスピニングリールの要部断面図
である。
である。
【図2】図1中II−II矢視図である。
【図3】本発明におけるスピニングリールの他の実施例
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図4】本発明におけるスピニングリールの他の実施例
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図5】従来のスピニングリールの要部断面図である。
【図6】従来のスピニングリールの側面図である。
1…スプール軸 2…スプール 3…ドラグワッシャ(ドラグ部材) 4…ドラグワッシャ(ドラグ部材) 5…耳付ワッシャ(ドラグ部材) 6…ドラグクリック(ドラグ部材) 6a…係合溝(歯部) 8…ドラグノブキャップ 9…ドラグノブ 10…ドラグナット(ナット部材) 11…ドラグばね(弾性部材) 12…鳴子(発音体)
Claims (1)
- 【請求項1】 軸方向に移動可能に設けられたスプール
軸と、このスプール軸に回転可能に設けられたスプール
と、上記スプール軸の先端部に螺合されるとともに、上
記スプール軸の軸方向に移動可能なナット部材と、この
ナット部材に対する回転が規制されるとともに、軸方向
に移動可能に設けられたドラグノブと、このドラグノブ
に固定されたドラグノブキャップと、上記ドラグノブキ
ャップと上記ナット部材との間に介在された弾性部材
と、上記ドラグノブキャップと上記スプールとの間に配
設されるとともに、上記ドラグノブキャップに対向する
側の周状に歯部が形成されたドラグ部材と、上記ドラグ
ノブまたは上記ドラグノブキャップの少なくとも一方に
設けられるとともに、先端部が上記歯部に当接された発
音体とを備え、この発音体と上記歯部との当接部は外部
と連通されていることを特徴とするスピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16550994A JPH0823842A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | スピニングリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16550994A JPH0823842A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | スピニングリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823842A true JPH0823842A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15813750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16550994A Pending JPH0823842A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823842A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030019261A (ko) * | 2001-08-31 | 2003-03-06 | 다이와 세이꼬 가부시끼가이샤 | 낚시용 스피닝 릴 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP16550994A patent/JPH0823842A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030019261A (ko) * | 2001-08-31 | 2003-03-06 | 다이와 세이꼬 가부시끼가이샤 | 낚시용 스피닝 릴 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7265789B2 (en) | Camera with flange back adjusting mechanism | |
JPH09250528A (ja) | 締付け用ネジ | |
US20200022350A1 (en) | Fishing reel | |
US5609078A (en) | High-torsion ratchet mechanism assembly for a ratchet screwdriver | |
JPH0823842A (ja) | スピニングリール | |
JP2010256568A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH0629027Y2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JPH04130916U (ja) | レンズ鏡筒のフオーカシングトルク可変装置 | |
JP2568409Y2 (ja) | ラック・ピニオン式舵取装置 | |
JP3005588U (ja) | 魚釣用リ−ルの制動装置 | |
JPS6316232Y2 (ja) | ||
JPH10216948A (ja) | スパッタ飛散防止装置 | |
KR20150002376A (ko) | 요크 유격 보상장치 | |
JP2000004733A (ja) | 両軸受けリールのハンドル取付構造 | |
JP2536096Y2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP2599287Y2 (ja) | 差込み式光学フィルタホルダ | |
JPS602561Y2 (ja) | レンズ鏡胴の係止機構 | |
JPS5837042Y2 (ja) | 取付位置変更装置付レンズ鏡筒 | |
JPH0728778Y2 (ja) | ビユーフアインダーの視度調整装置 | |
JPH059713Y2 (ja) | ||
JPH0238634Y2 (ja) | ||
JPS6423014U (ja) | ||
JPS5812032Y2 (ja) | ガスライタ− | |
JPH0442598Y2 (ja) | ||
JPH06241217A (ja) | ナット |