JPH08237193A - 基地局、携帯端末及び携帯電話システム - Google Patents

基地局、携帯端末及び携帯電話システム

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JPH08237193A
JPH08237193A JP7066841A JP6684195A JPH08237193A JP H08237193 A JPH08237193 A JP H08237193A JP 7066841 A JP7066841 A JP 7066841A JP 6684195 A JP6684195 A JP 6684195A JP H08237193 A JPH08237193 A JP H08237193A
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JP7066841A
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Masami Kato
正美 加藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TDMA/TDD方式による無線通信手段を
備えた携帯端末や基地局、さらには、これらを含む携帯
電話システムであって、少ない無線周波数しかサポート
していない基地局であっても、1台の基地局からより多
くの携帯端末に同時に同じ放送情報を伝送する放送型サ
ービスを可能とし、携帯端末側から放送型サービスに自
由にアクセスできる携帯端末や基地局を提供する。 【構成】 基地局2には、タイムスロットの一部を放送
スロットと定義する放送スロット定義手段2−6を設
け、放送情報を送るための放送通話路設定手段2−4を
設ける。一方、携帯端末1においては、放送スロットを
検出する放送スロット検出手段1−1や放送通話路設定
手段1−4を設け、放送スロット有無表示手段1−6に
よりユーザーに対して放送型サービスが受けられること
を表示し、放送サービス開始要求入力手段1−7により
放送型サービスを出力すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA/TDD方式
による無線通信手段を備えた携帯電話システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】第2世代のコードレス電話として、パー
ソナル・ハンディホン・システム(以下、PHSとす
る)の開発が進められている。このPHSは、1台の携
帯電話機を使って家庭や屋外、事業所等で使用できる携
帯電話システムである。このPHSは、TDMA/TD
D方式による無線通信手段を備えた携帯電話システムを
採用している。つまり、1つの無線周波数を4台の携帯
端末に相当するタイムスロットに分割し、この各スロッ
トを使用して基地局と各携帯端末間で1対1で通話路を
設定する。
【0003】ここで、従来のTDMA/TDD方式によ
る携帯電話システムの構成を説明すると、図6に示すよ
うに構成され、有線網3には通信端末4−A、4−Bが
接続されるとともに、携帯電話システムの基地局2−
A、2−Bが接続されている。携帯端末1−A〜1−E
は上記基地局2−A、2−Bに無線接続される。
【0004】また、従来におけるタイムスロットの利用
は、図5に示すように行なわれ、8スロットでなる1フ
レームは、基地局から各携帯端末への下り通信スロット
5−A〜5−Dと、各携帯端末から基地局への上り通信
スロットにより構成される。つまり、1つの無線周波数
による無線信号を時間軸上に8スロットに分割したフレ
ームで構成し、前半の4スロットを基地局から携帯端末
A、携帯端末B、携帯端末C、携帯端末Dへの各下り信
号(5−A〜5−D)、後半の4スロットを携帯端末
A、携帯端末B、携帯端末C、携帯端末Dから基地局へ
の各上り信号(6−A〜6−D)と定義する。そして、
例えば、携帯端末Bが基地局と交信をする場合、該当す
るタイムスロット5−B及び6−Bを利用して行なう。
この技術は電波システム開発センターが標準化した「R
CR STD−28」により公知である。
【0005】よって、上記のような携帯電話システムに
よって、ある基地局のサービスエリア内にある多くの携
帯端末に同じ情報を同時に送信するいわゆる放送型サー
ビスを実現するには、携帯端末の数だけのスロットを用
意しなければならず、より多くの無線周波数を使用でき
る基地局を用意して、多くの携帯端末が基地局と1対1
の通話路を同時に設定できるようにする必要がある。
【0006】一方、自動車電話システムにおいては、一
斉放送に使用する専用の無線チャネルを設け、発呼側の
通信端末あるいは自動車電話機が一斉放送要求を行なう
と、上記一斉放送用無線チャネルを使用して、複数の自
動車電話機に一斉放送を行なう方式が提案されている
(特開昭63−52526号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、放送型サービ
スを行なうために、より多くの無線周波数を使用できる
基地局を用意するのは、大規模で高価な基地局を必要と
し、非常にコストが掛かってしまう。また、上記の一斉
放送を行なう自動車電話システムでは、一斉放送を許容
するある決められた自動車電話機のすべてに対して一斉
放送が行なわれるので、広くあるエリア内の端末に受信
の機会を与え、かつ、受信側で放送を受信するか否かを
選択することはできない。
【0008】そこで、本発明は、TDMA/TDD方式
による無線通信手段を備えた携帯端末、基地局及び携帯
電話システムであって、少ない無線周波数しかサポート
していない基地局であっても、1台の基地局からより多
くの携帯端末に同時に同じ情報を伝送する放送型サービ
スを可能とするとともに、任意の携帯端末から放送型サ
ービスに自由にアクセスできる携帯端末、基地局及び携
帯電話システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、公衆
回線網に接続され、携帯端末との無線通信を行なう基地
局であって、無線通信に使用するタイムスロットの少な
くとも一部を放送スロットと定義する定義手段2−6を
有する。第2には、基地局が、さらに、情報再生装置と
該基地局とを接続するための接続手段2−8を有する。
第3には、基地局が、さらに、基地局それ自体に情報再
生手段が設けられていることを特徴とする。
【0010】第4には、基地局との無線通信を行なう携
帯端末であって、受信したタイムスロットに放送スロッ
トが含まれていることを検出する放送スロット検出手段
1−1を有することを特徴とする。第5には、携帯端末
が、さらに、放送スロットの有無を表示する放送スロッ
ト有無表示手段1−6と、放送情報を出力するための放
送サービス要求入力手段1−7と、を有する。第6に
は、携帯端末が、さらに、受信した放送情報から電話番
号情報を抽出する情報抽出手段1−12と、抽出した電
話番号情報に従い自動発信を行なう自動発信手段1−1
3と、を有する。第7には、携帯電話機システムであっ
て、上記第1から第3のいずれかに記載の基地局と、上
記第4から第6のいずれかの構成の携帯端末と、を有す
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明における上記第1の構成の基地局におい
ては、定義手段2−6が設けられているので、通信端末
等から放送型サービスを行なう場合に、タイムスロット
の一部を放送スロットと定義する。よって、この放送ス
ロットによって放送型サービスのための放送情報を送出
して、受信側の携帯端末において、この放送スロットを
検出するようにすれば、同一の放送スロットを介して同
時に放送型サービスを行なうことができる。また、上記
第2の構成の基地局によれば、情報再生装置と接続する
ための接続手段2−8を有するので、放送情報を再生す
る上記情報再生装置と接続させることにより、基地局に
接続された有線網を介することなく基地局自体から放送
情報を提供でき、有線網の通信能力を低減させることが
なく、また、有線網回線使用料を節約することができ
る。また、上記第3の構成においても、情報再生装置が
備えられているので、この情報再生装置から有線網を介
することなく放送情報を送ることにより、上記第2の構
成と同様に、有線網の通信能力の維持及び有線網回線使
用料を節約を図ることができる。
【0012】また、上記第4の構成の携帯端末において
は、放送スロット検出手段1−1が設けられているの
で、受信したタイムスロットに放送スロットが含まれて
いる場合には、上記放送スロット検出手段1−1によっ
て放送スロットが含まれていることが検出され、この放
送スロットの情報を出力することにより放送型サービス
を受けることができる。特に、上記第5の構成のよう
に、放送スロット有無表示手段1−6と放送サービス要
求入力手段1−7が設けられている場合には、上記放送
スロット有無表示手段1−6により放送スロットを受信
していることが表示され、これを見たユーザーは放送サ
ービス要求入力手段1−7により放送型サービスにアク
セスすることができる。
【0013】また、上記第6の構成の携帯端末において
は、受信した放送情報に電話番号情報が含まれている場
合には、情報抽出手段1−12によりこれを抽出する。
そして、自動発信手段1−13により前記の抽出した電
話番号情報に従いその電話番号へ自動発信が行なわれ
る。よって、一々電話番号を入力する必要がなく、操作
が簡素化される。さらに、上記第7の構成の携帯電話シ
ステムにおいても、上記各構成の基地局及び携帯端末と
同様に動作する。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面を利用して説明する。
本発明の実施例における携帯電話システムは、図1に示
すように、基地局2と携帯端末1とを有している。ま
ず、携帯端末1の構成について説明すると、携帯端末1
は、図1に示すように、放送スロット検出手段1−1
と、システム制御手段1−2と、通話路設定手段1−3
と、放送通話路設定手段1−4と、無線通信手段1−5
と、放送スロット有無表示手段1−6と、放送サービス
開始要求入力手段1−7と、キー入力部1−8と、情報
表示手段1−9と、スピーカ1−10と、マイク1−1
1とを有している。
【0015】ここで、上記放送スロット検出手段1−1
は、無線通信手段1−5を介して受信したタイムスロッ
トの一部が放送スロットであることを検出するものであ
る。また、上記システム制御手段1−2は、携帯端末1
における上記各手段の動作を制御するものである。ま
た、上記通話路設定手段1−3は、携帯端末1と基地局
2との間で通話路を設定するための種々の準備、設定の
手順を行なうものである。また、上記放送通話路設定1
−4は、携帯端末1と基地局2との間で放送通話路を設
定するための種々の準備、設定の手順を行なうものであ
る。また、上記無線通信手段1−5は、基地局2との無
線通信を司り、データをPHS通信方式に準拠した変調
方式で変調したり、逆にその変調方式で変調された受信
データを復調したりするものである。
【0016】また、上記放送スロット有無表示手段1−
6は、受信したタイムスロットに放送スロットがあるか
否かを表示するものであり、放送型サービスを受信して
いる場合にはその旨を音や表示により知らせるものであ
る。また、上記放送サービス開始要求入力手段1−7
は、放送型サービスを受けたい場合にその旨を入力する
ものであり、操作ボタン等で構成される。また、キー入
力部1−8は携帯端末1の種々の操作を行なうための操
作ボタンである。また、上記情報表示手段1−9は、受
信したデータを表示するためのものである。
【0017】次に、基地局2の構成について説明する
と、基地局2は、図1に示すように、有線網3に接続さ
れ、有線通信手段2−1と、システム制御手段2−2
と、通話路設定手段2−3と、放送通話路設定手段2−
4と、無線通信手段2−5を有している。ここで、上記
有線通信手段2−1は、上記有線網3に接続され、アナ
ログ回線及びデジタル回線の制御を行なうものである。
また、上記システム制御手段2−2は、基地局2におけ
る上記各手段の動作を制御するものである。また、上記
通話路設定手段2−3は、有線網3と携帯端末1との間
で通話路を設定するための種々の準備、設定の手順を行
なうものである。また、上記放送通話路設定2−4は、
有線網3と携帯端末1との間で放送通話路を設定するた
めの種々の準備、設定の手順を行なうものである。
【0018】また、上記無線通信手段2−5は、携帯端
末1との無線通信を司り、データをPHS通信方式に準
拠した変調方式で変調したり、逆にその変調方式で変調
された受信データを復調したりするものである。さら
に、この無線通信手段2−5は、図1に示すように、放
送スロット定義手段2−6と通話スロット定義手段2−
7とを有し、上記放送スロット定義手段2−6は、ある
タイムスロットを放送スロットと定義するものであり、
さらに、通話スロット定義手段2−7は、あるタイムス
ロットを通話スロットと定義するものである。上記放送
スロットと通話スロットの定義に際しては、タイムスロ
ットの所定数のビットを使用して放送スロットあるいは
通話スロットの定義を行なう。
【0019】上記構成の携帯端末1と基地局2の動作状
態について説明する。ある通信端末4−A、4−B(図
6参照)がある基地局2のサービスエリア内にいる任意
の複数の携帯端末1に対して放送型サービスを行なう場
合の動作について説明する。
【0020】すなわち、通信端末4−A、4−Bからの
放送型サービスの要求が、有線網3を介して基地局2に
伝えられたとする。すると、この要求は基地局2におけ
る有線通信手段2−1を介してシステム制御手段2−2
に伝えられる。システム制御手段2−2はこの放送型サ
ービスの要求を検出すると、放送スロット定義手段2−
6に放送型サービスの要求があった旨の情報を送り、放
送スロット定義手段2−6はこれを受けて、TDMA/
TDD方式による無線通信手段2−5におけるタイムス
ロットの一部を放送スロットと定義する。また、システ
ム制御手段2−2は放送通話路設定手段2−4に対して
放送型サービスの要求があった旨の情報を送り、放送通
話路設定手段2−4はこれを受けて携帯端末1との間に
放送通話路を設定する。
【0021】そして、有線網3から介して受信した放送
用情報は、放送通話路設定手段2−4を介して無線通信
手段2−5からサービスエリア内にいる任意の携帯端末
1に対して無線送出される。この放送用情報は、放送ス
ロットと定義されたスロット5−D´により送られる。
【0022】一方、基地局2のサービスエリア内にいる
任意の携帯端末1においては、基地局2から送られた無
線情報信号が無線通信手段1−5で受信され、受信した
タイムスロットの一部が放送スロットである場合には放
送スロット検出手段1−1がこれを検出し、その検出情
報がシステム制御手段1−2に送られる。すると、シス
テム制御手段1−2は、放送スロット有無表示手段1−
6に上記放送スロット検出手段1−1から受けとった検
出情報を送出し、放送スロット有無表示手段1−6は放
送スロットを受信していることを表示する。つまり、具
体的には放送型サービスを受信していることを音や表示
によってユーザーに知らせる。なお、通話中である場合
にも、スピーカ1−10から所定の音が聞こえるように
することにより、放送型サービスを受信していることを
確実に知らせることができる。
【0023】この放送スロット有無表示手段1−6の表
示を見たユーザーは、放送型サービスを受けたい場合に
は、放送サービス開始要求入力手段1−7により要求の
操作を行なう。すると、ユーザーの要求のあったことを
システム制御手段1−2が検出し、これを放送通話路設
定手段1−4に送る。放送通話路設定手段1−4は、基
地局2と携帯端末1との間に放送通話路を設定し、放送
型サービスの情報が音声情報であるならばスピーカ1−
10により音声が再生され、データ情報であるならば情
報表示手段1−9により再生表示される。
【0024】なお、上記放送型サービスの具体的内容と
しては種々のものが考えられるが、例えば、遊園地等の
レジャー施設におけるテーマパーク等でのイベント情報
やスーパーや商店街等における買物情報等、場所に応じ
たローカルな情報を提供することができる。さらに、災
害等の緊急時における避難情報等を放送することも考え
られる。なお、災害等の緊急時の情報は放送サービス開
始要求入力手段1−7の入力を待たずに強制的に放送型
サービスをユーザーに与えるようにしてもよい。
【0025】以上のようにすれば、ある基地局のサービ
スエリアにいる任意の複数の携帯端末において、同一の
放送スロットを介して同時に放送型サービスにアクセス
することができ、多くの放送スロットを用意する必要が
なく、低コストで放送型サービスの実現を図ることがで
きる。さらに、携帯端末1においては、放送型サービス
を受けるか否かを選択することができるので、例えば、
通話中のユーザーの通話を妨げることがない。なお、放
送型サービスを与える提供主体は他の携帯端末であって
もよい。つまり、他の携帯端末から情報を提供するよう
にしてもよい。
【0026】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例における基地局2は、上記第1実施例における基
地局1と略同一の構成であるが、図2に示すように、第
1実施例における基地局2の構成にさらに、情報再生装
置接続手段2−8を加えた構成である。該情報再生装置
接続手段2−8は、放送通話路設定手段2−4に接続さ
れている。また、基地局2には、この情報再生装置接続
手段2−8を介して情報再生装置2−9が接続されてい
る。ここで、上記情報再生装置2−9は、放送型サービ
ス用の情報を再生することができる装置であり、例え
ば、イベント情報や緊急情報等の種々の情報がこの情報
再生装置2−9から再生される。また、情報再生装置接
続手段2−8は、上記情報再生装置2−9を基地局2に
接続させるためのものである。
【0027】放送型サービスにおける放送情報は、上記
情報再生装置2−9により再生される。そして、この再
生された放送情報は情報再生装置接続手段2−8を介し
て放送通話路設定手段2−4に送られる。そして、上記
放送情報は、上記第1実施例と同様に、タイムスロット
の一部を放送スロットと定義して、この放送スロットを
介して携帯端末に対して放送情報を送出する。
【0028】上記第2実施例の基地局2によれば、有線
網3の通信能力を放送型サービスによって低減させるこ
とがなく、加えて、有線網回線使用料が掛からなくする
ことができる。つまり、上記第1実施例においては、基
地局2が放送型サービスとして提供する情報は、通信端
末4−A、4−B(図6参照)から有線網3を介して基
地局2に送られていたが、例えば、常時、放送型サービ
スを行なうとすると、有線網3の通信能力を占有してし
まうとともに、多額の有線網回線使用料が掛かることに
なる。そこで、本実施例では、基地局2に情報再生装置
2−9を接続させて、基地局2に接続された有線網3を
使用せず、基地局2から直接放送型サービスを提供する
ようにしたのである。
【0029】なお、上記図2に示す構成では情報再生装
置2−9を基地局2に接続する構成であるが、情報再生
装置2−9を基地局2に内蔵するようにしてもよい。ま
た、情報再生装置2−9に情報を格納する方法の1つと
して、有線網3を介して情報を情報再生装置2−9に送
るようにしてもよい。
【0030】次に、第3実施例について説明する。本実
施例における携帯端末1は、上記第1実施例における携
帯端末1と略同一の構成であるが、図3に示すように、
第1実施例における携帯端末1の構成にさらに、情報抽
出手段1−12、自動発信手段1−13が設けられてい
る。ここで、上記情報抽出手段1−12は、情報表示手
段1−9に表示された情報の中から所定の情報を抽出す
るためのものであり、具体的には、表示された情報の中
から電話番号情報を抽出する。また、自動発信手段1−
13は、抽出した電話番号情報に基づきその電話番号に
自動発信を行なうものである。
【0031】上記構成の携帯端末1の使用状態について
説明する。上記第1実施例における場合と同様に、ユー
ザーが放送型サービスを受け、所定の情報が情報表示手
段1−9に表示されているものとする。この情報表示手
段1−9には、電話番号情報が含まれているものとす
る。そして、ユーザーは所定の操作を行なうことにより
情報抽出手段1−12で該電話番号情報を抽出する。す
ると、自動発信手段1−13は自動的に該電話番号情報
に従いその電話番号に対して呼出しを行なう。
【0032】具体的な適用例としては、例えば、スーパ
ー等における買い物情報が表示され、ある店の商品リス
トとその店の電話番号が表示されているとした場合に、
上記の自動発信により即座に店に電話を掛けることがで
きる。また、自動発信での呼出しを使って通信販売の形
態で商品を購入することも考えられる。本実施例の携帯
端末1によれば、放送型サービスで得た電話番号情報に
基づきその電話番号に呼出しを行ないたい場合に、操作
を簡素化することができる。すなわち、上記第1実施例
の携帯端末1においては、放送型サービスで得た情報の
中に含まれる電話番号情報をもとに電話を掛ける場合に
は、情報表示手段1−9に表示された電話番号をキー入
力部1−8により入力しなければならないが、本実施例
の携帯端末1によれば情報抽出操作を行えばよく、一々
電話番号を入力する必要がない。
【0033】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載の基地局
においては、定義手段により定義された放送スロットに
よって放送型サービスのための放送情報を送出し、受信
側の携帯端末において、この放送スロットを検出するこ
とにより、複数の携帯端末から同一の放送スロットを介
して同時に放送型サービスにアクセスするできる。ま
た、請求項2及び請求項3に記載の基地局によれば、基
地局に接続された有線網を介することなく基地局自体か
ら放送情報を提供でき、有線網の通信能力を低減させる
ことがなく、また、有線網回線使用料を節約することが
できる。また、請求項4に記載の携帯端末においては、
放送スロット検出手段によりタイムスロットに放送スロ
ットが含まれていることが検出され、この放送スロット
の情報を出力することにより放送型サービスを受けるこ
とができる。
【0034】特に、請求項5に記載の携帯端末では、放
送スロット有無表示手段により放送スロットを受信して
いることが表示され、これを見たユーザーは放送サービ
ス要求入力手段により放送型サービスにアクセスするこ
とができる。また、請求項6に記載の携帯端末において
は、放送型サービスで得た電話番号を一々電話番号を入
力する必要がなく、操作が簡素化される。さらに、請求
項7に記載の携帯電話システムにおいても、上記各構成
の基地局及び携帯端末と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における携帯端末と基地局
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例における基地局の構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施例における携帯端末の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例における携帯電話システムのT
DMA/TDD方式による放送スロットの定義例を示す
説明図である。
【図5】従来の携帯電話システムのTDMA/TDD方
式による一動作例を示す説明図である。
【図6】携帯電話システムの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 携帯端末 1−1 放送スロット検出手段 1−2 システム制御手段 1−3 通話路設定手段 1−4 放送通話路設定手段 1−5 無線通信手段 1−6 放送スロット有無表示手段 1−7 放送サービス開始要求入力手段 1−8 キー入力部 1−12 情報抽出手段 1−13 自動発信手段 2 基地局 2−4 放送通話路設定手段 2−6 放送スロット定義手段 2−8 情報再生装置接続手段 2−9 情報再生装置 3 有線網

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網に接続され、携帯端末との無
    線通信を行なう基地局であって、 無線通信に使用するタイムスロットの少なくとも一部を
    放送スロットと定義する定義手段(2−6)を有するこ
    とを特徴とする基地局。
  2. 【請求項2】 基地局が、さらに、放送型サービス用の
    放送情報を再生する情報再生装置と該基地局とを接続す
    るための接続手段(2−8)を有することを特徴とする
    請求項1に記載の基地局。
  3. 【請求項3】 基地局が、さらに、放送型サービス用の
    放送情報を再生する情報再生手段を有することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 【請求項4】 基地局との無線通信を行なう携帯端末で
    あって、 受信したタイムスロットに放送スロットが含まれている
    ことを検出する放送スロット検出手段(1−1)を有す
    ることを特徴とする携帯端末。
  5. 【請求項5】 携帯端末が、さらに、 放送スロットの有無を表示する放送スロット有無表示手
    段(1−6)と、 放送情報を出力するための放送サービス要求入力手段
    (1−7)と、を有することを特徴とする請求項4に記
    載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 携帯端末が、さらに、受信した放送情報
    から電話番号情報を抽出する情報抽出手段(1−12)
    と、抽出した電話番号情報に従い自動発信を行なう自動
    発信手段(1−13)と、を有することを特徴とする請
    求項4又は5に記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 請求項1から3のいずれかに記載の基地
    局と、請求項4から6のいずれかに記載の携帯端末と、
    を有することを特徴とする携帯電話システム。
JP7066841A 1995-02-28 1995-02-28 基地局、携帯端末及び携帯電話システム Pending JPH08237193A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001053699A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Hitachi Ltd デジタル放送システム、移動体端末および情報サービスステーション
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JP2008199189A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Nec Corp ブロードキャスト方法、携帯電話システム、無線制御装置、無線基地局装置
JPWO2007116570A1 (ja) * 2006-03-31 2009-08-20 日本電気株式会社 携帯電話システム、無線基地局装置、情報端末、サービス情報提供方法
JPWO2007144947A1 (ja) * 2006-06-15 2009-10-29 富士通株式会社 無線通信システム

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