JPH08236491A - 洗浄処理装置および洗浄処理方法 - Google Patents

洗浄処理装置および洗浄処理方法

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JPH08236491A
JPH08236491A JP3355895A JP3355895A JPH08236491A JP H08236491 A JPH08236491 A JP H08236491A JP 3355895 A JP3355895 A JP 3355895A JP 3355895 A JP3355895 A JP 3355895A JP H08236491 A JPH08236491 A JP H08236491A
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cleaning
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unit
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Akira Miyata
宮田  亮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄処理スケジュールに対して精度良く洗浄処
理を行うことができる洗浄処理装置および洗浄処理方法
を提供することを目的とする。 【構成】複数の洗浄処理ユニット21〜29を有する洗浄処
理部2 と、洗浄処理部へ搬入すべき被処理体を待機させ
るローダ3 と、ローダ3 と洗浄処理部2 との間、および
各洗浄処理ユニット間で被処理体を搬送する搬送機構1
1,12,13とを備えた洗浄処理装置で洗浄処理を行う。こ
の際に、予め設定された洗浄スケジュールに従って各洗
浄処理ユニットおよび搬送機構を制御し、次に洗浄され
るべき被処理体の洗浄スケジュールにおける各洗浄処理
ユニットおよび搬送機構のうちいずれかの処理時間帯
が、洗浄処理が行われている被処理体の各洗浄処理ユニ
ットおよび搬送機構のうち対応するものの処理時間帯と
重なっているか否かを把握し、これらの重なりがないこ
とを確認した時点で洗浄処理部へ被処理体を投入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体ウエハを
洗浄する洗浄装置および洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体デバイスの製造におい
ては、半導体ウエハ表面のパーティクル、有機汚染物、
金属不純物等のコンタミネーションを除去するために洗
浄処理装置が用いられている。その中でも、ウエットタ
イプの洗浄装置が、コンタミネーションを効果的に除去
することができ、しかもスループットが高いため、多用
されている。
【0003】このようなウエットタイプの洗浄装置は、
直列に配置された複数の洗浄処理槽を有する洗浄処理部
をしており、各槽内において半導体ウエハに対してアン
モニアやフッ酸などの薬液による薬液処理または純水に
よる水洗処理が行われる。また、被処理体である半導体
ウエハは、上記処理槽の配列方向に沿って設けられた搬
送機構によって搬送され、予め定められたスケジュール
に基づいて各槽により順次洗浄処理が行われる。例え
ば、薬液処理と純水処理とが交互に行われる。
【0004】上記搬送機構はウエハチャックを有してお
り、このウエハチャックにより1ロット分の複数の半導
体ウエハが保持され、この状態で半導体ウエハが処理部
に取り込まれると共に、各槽間の半導体ウエハの搬送が
行われる。
【0005】この種の洗浄装置においては、上記搬送機
構により半導体ウエハが洗浄処理部に投入された後、ウ
エハチャックが空いた時点で次のロットの半導体ウエハ
が処理部内に投入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の洗浄処理装置においては、搬送機構により半
導体ウエハが洗浄処理部に投入された後、次のロットの
半導体ウエハが投入されると、ある洗浄処理槽で従前の
ロットの半導体ウエハの処理を行っている最中に、次の
ロットの半導体ウエハがその洗浄処理槽に投入されるタ
イミングになる場合があるが、その場合には従前のロッ
トの半導体ウエハの処理が終了するまで、次のロットの
半導体ウエハをその前の洗浄処理槽に待機させておく必
要がある。
【0007】このような場合、半導体ウエハが予定のス
ケジュールよりも長時間洗浄液に浸漬されていることに
なるなるため、薬液によってウエハがエッチングされた
り、かえってパーティクルが付着してしまうおそれがあ
る。すなわち、従来の洗浄処理装置では、半導体ウエハ
を待機させるために洗浄処理スケジュールを必ずしも高
精度で実行することができず、それに起因して上述した
ような不都合が生じるのである。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、洗浄処理スケジュールに対して精度良く洗
浄処理を行うことができる洗浄処理装置および洗浄処理
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、被処理体に対して所定の洗浄処理
を行う複数の洗浄処理ユニットを有する洗浄処理部と、
洗浄処理部へ搬入すべき被処理体を待機させる搬入部
と、前記搬入部と前記洗浄処理部との間、および各洗浄
処理ユニット間で前記被処理体を搬送する搬送機構と、
予め設定された洗浄スケジュールに従って前記各洗浄処
理ユニットおよび前記搬送機構を制御する制御手段と、
次に洗浄されるべき被処理体の洗浄スケジュールにおけ
る前記各洗浄処理ユニットおよび前記搬送機構のうちい
ずれかの処理時間帯が、洗浄処理が行われている被処理
体の前記各洗浄処理ユニットおよび前記搬送機構のうち
対応するものの処理時間帯と重なっているか否かを把握
し、これらの少なくとも一部が重なる際には次に洗浄さ
れるべき被処理体の洗浄処理部への投入を禁止し、これ
らの重なりがないことを確認した時点で洗浄処理部への
被処理体の投入を許可する投入タイミング制御手段と、
を具備することを特徴とする洗浄装置を提供する。
【0010】第2に、被処理体に対して所定の洗浄処理
を行う複数の洗浄処理ユニットを有する洗浄処理部と、
洗浄処理部へ搬入すべき被処理体を待機させる搬入部
と、前記搬入部と前記洗浄処理部との間、および各洗浄
処理ユニット間で前記被処理体を搬送する搬送機構と、
を備えた洗浄処理装置における洗浄処理方法であって、
予め設定された洗浄スケジュールに従って前記各洗浄処
理ユニットおよび前記搬送機構を制御し、次に洗浄され
るべき被処理体の洗浄スケジュールにおける前記各洗浄
処理ユニットおよび前記搬送機構のうちいずれかの処理
時間帯が、洗浄処理が行われている被処理体の前記各洗
浄処理ユニットおよび前記搬送機構のうち対応するもの
の処理時間帯と重なっているか否かを把握し、これらの
少なくとも一部が重なる際には次に洗浄されるべき被処
理体の洗浄処理部への投入を禁止し、これらの重なりが
ないことを確認した時点で洗浄処理部への被処理体の投
入を許可することを特徴とする洗浄処理方法を提供す
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、次に洗浄されるべき被処理体
の洗浄スケジュールにおける前記各処理槽および前記搬
送機構のうちいずれかの処理時間帯が、洗浄処理が行わ
れている被処理体の前記各処理槽および前記搬送機構の
うち対応するものの処理時間帯と重なっているか否かを
把握し、これらの少なくとも一部が重なる際には次に洗
浄されるべき被処理体の洗浄処理部への投入を禁止し、
これらの重なりがないことを確認した時点で洗浄処理部
への被処理体の投入を許可するようにしたので、洗浄処
理の途中で被処理体をスケジュールに定められた時間を
超えて待機させることなく洗浄処理を行うことができ
る。従って、洗浄処理スケジュールに対して精度良く洗
浄処理を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
について具体的に説明する。図1は本発明の一実施例に
係る洗浄処理装置を示す斜視図であり、半導体ウエハを
洗浄するためのものである。
【0013】この洗浄処理装置1は、図1に示すよう
に、複数の洗浄処理ユニットを有する洗浄処理部2と、
洗浄処理部2に搬入されるべき複数の半導体ウエハが収
容されたキャリアを待機させておくローダ3と、洗浄処
理後の半導体ウエハを搬出するアンローダ4とを具備し
ている。
【0014】また、洗浄処理部2の前面側には、洗浄処
理される半導体ウエハを搬送する2つの搬送装置11、
12、13が配列されている。これら搬送装置11、1
2、13は、それぞれ半導体ウエハを保持するウエハチ
ャック14、15、16を備えている。
【0015】前記ローダ3は、未洗浄処理の半導体ウエ
ハが例えば25枚収納されたキャリアCを載置する載置
部5と、搬入すべき半導体ウエハを収納した2つのキャ
リアCを整列させる整列部6と、載置部5から整列部6
へキャリアCを移送する移送装置7とを有している。
【0016】前記アンローダ4は、前記載置部とほぼ同
様な構成を有する載置部8、前記整列部6と同じ構成の
整列部(図示せず)、および前記移送装置7と同じ構成
の移送装置(図示せず)が設けられている。
【0017】前記洗浄処理部2は、ローダ3側から順
に、搬送装置11のウエハチャック14を洗浄・乾燥す
る第1のチャック洗浄・乾燥処理ユニット21、ウエハ
表面の有機汚染物、金属不純物、パーティクル等の不純
物質を薬液によって洗浄処理する第1の薬液洗浄処理ユ
ニット22、薬液洗浄処理ユニット22で洗浄されたウ
エハを純水によって洗浄する2つの水洗処理ユニット2
3および24、薬液洗浄処理ユニット22の薬液とは異
なった薬液で洗浄処理する第2の薬液洗浄処理ユニット
25、薬液洗浄処理ユニット25で洗浄された半導体ウ
エハを純水によって洗浄する2つの水洗処理ユニット2
6および27、搬送装置13のウエハチャック16を洗
浄・乾燥する第2のチャック洗浄・乾燥処理ユニット2
8、および不純物が除去された半導体ウエハを例えばI
PA(イソプロピルアルコール)等で蒸気乾燥させる乾
燥処理ユニット29が直列に配置されている。なお、こ
れら各処理ユニットは薬液または純水が収容される液槽
と、乾燥・バブリングなどの付随した処理を行う処理機
構とを有している。
【0018】上記洗浄処理装置1においては、半導体ウ
エハが収納された2個のキャリヤCが移送装置7により
載置部5から整列部6に搬送されると共に整列され、搬
送機構11のウエハチャック14により、2個のキャリ
ア分の半導体ウエハ(例えば50枚)が1ロット分とし
て保持され、洗浄処理部2に投入される。洗浄処理部2
においては以下に説明する制御系により各搬送装置およ
び各洗浄処理ユニットが制御され、予め設定されたスケ
ジュールに基づいて1ロットの洗浄処理が実行される。
【0019】なお、3つの搬送装置11、12、13に
ついては、例えば搬送機構11が搬入部3から処理ユニ
ット24までの間の搬送を担い、搬送装置12が処理ユ
ニット24から処理ユニット28までの間の搬送を担
い、搬送装置13が処理ユニット28から搬送部4まで
の搬送を担うように構成されており、各搬送装置の間に
はインターフェース(図示せず)が設けられている。
【0020】次に、この洗浄処理装置1の制御系につい
て図2を参照しながら説明する。メインコントローラ3
0には、搬送系コントローラ31および洗浄処理コント
ローラが接続されている。搬送系コントローラ31はロ
ーダ3の移送装置7およびアンローダ4の移送装置(図
示せず)、ならびに搬送装置11、12、13の動作の
制御を行う。また、洗浄処理コントローラ32は、洗浄
処理部2の各洗浄処理ユニットの処理動作制御を実行す
る。
【0021】メインコントローラ30には、例えばキー
ボードからなる入力装置33、表示装置34および警報
装置35が接続されている。入力装置33は各洗浄ロッ
ト毎に固有なデータなどを入力する。また、表示装置3
4は設定画面および処理情報を示す画面などが表示さ
れ、さらにはローダ3にロットが待機している場合に
は、そのことを表示する。警報装置35は洗浄処理装置
1内でトラブル等が発生した場合に警報を発するもので
あり、その警報信号が例えばブザーまたは表示装置34
への表示として出力される。
【0022】そして、メインコントローラ30に予め設
定された情報および入力装置33から入力された情報に
基づいてメインコンコントローラ30から搬送系コント
ローラ31および洗浄処理コントローラ32に制御信号
が出力され、予め設定されたスケジュールに従って、搬
送系および洗浄処理が制御される。この場合に、これら
の制御条件設定はロット毎に行われ、各ロット毎に最適
な条件に設定される。この際に、全ての洗浄処理ユニッ
トで洗浄する必要はなく、ある洗浄処理ユニットを飛ば
すように制御してもよいし、順番を変えるように制御す
ることも可能である。また、チャック洗浄・乾燥処理ユ
ニット21において、次にチャックをローダ3に戻す際
には乾燥(N2 乾燥)を行い、逆に薬液洗浄処理ユニッ
ト22に進む場合には乾燥を行わないように制御するこ
とも可能である。
【0023】このように半導体ウエハの洗浄処理を行っ
ている間に、次のロットの半導体ウエハが洗浄処理部2
に投入されるが、本発明では現在処理中の全てのロット
および次に投入されるロットの洗浄処理スケジュールに
おいて、同じ搬送機構または同じ処理ユニットにおける
処理が2つのロットで同じ時間帯に重ならないように、
次のロットの半導体ウエハを洗浄処理部2に投入するタ
イミングを制御するプログラムがメインコントローラ3
0に入力されている。
【0024】すなわち、すでに洗浄処理部2にある全て
のロットおよびこれから洗浄処理部2に投入しようとす
るロットについて、各搬送装置の使用時間帯(洗浄処理
部にあるロットの搬送に搬送装置を使用する時間)およ
び各ユニット使用時間帯(洗浄処理部にあるロットが洗
浄ユニットを使用する時間)のチェックを行う。そし
て、各搬送装置の使用時間帯および各ユニット使用時間
帯について、重なる時間帯がある場合にはローダ3にあ
るロットの洗浄処理部2への搬送を禁止し、上記2つの
時間帯が重ならない場合に、ローダ3にあるロットの洗
浄処理部2への搬送を許可するように制御され、このよ
うな許可信号が出力されて初めて搬送装置11がローダ
3にあるロットを洗浄処理部2内に搬入する。
【0025】また、次のロットが洗浄処理部2に投入さ
れた際に液交換のタイミングがある処理ユニットがある
か否かを確認して、液交換がないことをも確認してから
次のロットを洗浄処理部2に投入するようにメインコン
トローラ30により制御される。
【0026】次に、このような投入タイミング制御の例
を図3および図4を参照しながら説明する。ここでは、
以下の図3および図4で示す手順のチェックを、ローダ
3に存在するロットの半導体ウエハについて投入が許可
されるまで、200msec周期で行う。
【0027】先ず、シミュレーションテーブルの作成を
行い、各ユニットおよび各搬送装置の使用開始および使
用終了時刻を求める(ST1)。このシミュレーション
テーブルについては後述する。
【0028】次に、搬送装置の使用時間についてのチェ
ックを行う。ST1で求めたシミュレーションテーブル
に基づいて搬送装置毎にチェックを開始する(ループ1
スタート/ST2)。ここでは、先ずシミュレーション
テーブルからその搬送装置に対して使用開始時刻の小さ
い順にソートを行い、ソートテーブルを求める(ST
3)。そして、ソートテーブルのデータ数分のループを
開始し(ループ2スタート/ST4)、搬送装置の使用
時間帯が重なっていないかチェックする(ST5)。こ
こでは搬送装置の使用終了時刻とその次の使用開始時刻
とをチェックし、OKであれば次のデータに進み、NG
であれば投入チェックNGデータをセットし(ST
8)、1回のチェック処理を終了する。一方、全てのデ
ータについてOKとなった場合にループ2を終了する
(ST6)。そして、全ての搬送装置についてこれらの
チェックがOKであった場合にループ1を終了する(S
T7)。
【0029】次に、ユニット使用時間についてのチェッ
クを行う。同時に同じユニットにロトが入らないか否か
をチェックするために、先ずロットのあるローダ3から
最終ユニットまでのループを開始する(ループ3スター
ト/ST9)。ここでは、次にローダより1つ下流のユ
ニットから最終ユニットまでのループを開始し(ループ
4スタート/ST10)、ユニットにロットが入る予定
があるか否かをチェックする(ST11)。そして、予
定がなければループ4を終了し(ST13)、ループ3
に従って次のユニットについてチェックを行う。一方、
予定があればST12に進む。なお、各ユニットの処理
に際しては、洗浄スタンバイおよび洗浄後処理があり、
上記ユニット使用時間には、これらの時間もプラスされ
る。
【0030】ST12では、ローダ3のロットの各ユニ
ットにおける搬入から搬出までの間に他ロットの搬入が
ないか、他ロットの各ユニットにおける搬入から搬出ま
での間にローダのロットの搬入がないかをチェックし、
さらにユニットにロットが存在する時間帯にそのユニッ
トに液交換タイミングがないかをチェックする。そし
て、これらのいずれもがない場合にOKとなって次のユ
ニットのチェックへ進む。これらのいずれかがNGの場
合には投入チェックNGデータをセットし(ST8)、
1回のチェック処理を終了する。一方、全てのユニット
についてOKとなった場合にループ4を終了する(ST
13)。そして、ロットのあるローダ3から最終ユニッ
トまでこれらのチェックがOKであった場合にループ3
を終了する(ST14)。ループ3が終了した後、投入
チェックOKデータのセットを行い(ST15)、ロー
ダにあるロットを洗浄処理部へ搬入するための処理を行
う(ST16)。
【0031】次に、上記ST1のシミュレーションテー
ブル作成処理のフローを図5ないし図7を参照して説明
する。なお、これらの図ではシミュレーションテーブル
をS.Table と略記している。
【0032】先ず、各ユニットについての以下のループ
5を開始する(ST17)。ここでは、ユニットにロッ
トが有るか否かをチェックし(ST18)、有りの場合
にはST19に進み、無しの場合には次のユニットの処
理に進む。ST19ではユニットがアンローダ以外か否
かをチェックし、アンローダ以外であればST20に進
み、アンローダの場合には次のユニットの処理に進む。
ST20ではユニットがローダか否かをチェックし、ロ
ーダの場合にはST21に進み、ローダでない場合には
ST22に進む。ST21ではローダのユニットNo.
(ユニット配列No.)と、ローダにあるロットのロッ
トNo.を得る。また、ST22ではロットNo.をシ
ミュレーションテーブルにセットする。そして、内部情
報テーブルより、現在ロットがあるユニットNo.(配
列No.)を得る(ST23)。
【0033】次いで、ST23で得られたユニットN
o.から、最終の洗浄処理ユニットまでの以下のループ
6を開始する(ST24)。ここでは先ず、ユニットN
o.と洗浄槽内待機情報を得(ST25)、次に各ユニ
ット(ユニットNo.による)に対応した搬送装置N
o.をシミュレションテーブルにセットし(ST2
6)、さらにチャック洗浄のユニットNo.を得る(S
T27)。
【0034】次に、そのユニットがロット無しか否かを
チェックする(ST28)。そして、ロット無しの場合
にはST29に進み、搬送装置の使用終了時刻を求め
る。また、ロット有りの場合にはST30に進み、シミ
ュレーションテーブルのアーム終了時刻に0をセット
し、次いで後述するST36に進む。
【0035】ST29で搬送装置の使用終了時刻を求め
た後、ロットの送り元がローダか否かをチェックする
(ST31)。そして、それがローダである場合にはS
T32に進み、ST29の搬送装置の使用終了時刻にロ
ーダの搬出準備時間を加算し、さらにST33に進む。
一方、ロットの送り元がローダでない場合には、直接S
T33に進む。
【0036】ST33では、搬送装置のチャックが洗浄
有りか否かをチェックする。そして、チャック洗浄有り
の場合には、搬送装置の使用終了時刻に、搬送装置の移
動時間、チャックの水洗時間、搬送装置のイニシャル時
間を加算し、その値をシミュレーションテーブルにセッ
トする(ST34)。一方、チャック洗浄無しの場合に
は、そのまま搬送装置使用終了時刻をシミュレーション
テーブルにセットする(ST35)。
【0037】次いで、そのユニットがロット有りか否か
をチェックする(ST36)。ロット有りの場合には、
搬送装置使用開始時刻に洗浄残時間を加算し、そこから
事前移動時間を減じた値をシミュレーションテーブルに
セットし(ST37)、ロット無しの場合には、搬送装
置使用開始時刻に、自ユニットにロットが入ってくる時
刻と洗浄時間とを加算し、そこから事前移動時間を減じ
た値をシミュレーションテーブルにセットする(ST3
8)。
【0038】次いで、搬送装置の洗浄処理槽内待機等で
搬送装置使用開始時刻と使用終了時刻とが逆転した場
合、強制的に開始時刻に終了時刻をセットする(ST3
9)。そして、自ユニットを一つ前のユニットとして記
憶する(ST40)。ここまでの処理が所定ユニット分
終了した時点でループ6を終了する(ST41)。そし
て、ここまでの処理が全てのユニット分終了するとルー
プ5を終了する(ST42)。そして、図3のロット投
入チェックのフローに戻る(ST43)。
【0039】以上のようにして、半導体ウエハのロット
の洗浄処理部2への投入タイミングを制御するので、洗
浄処理の途中で半導体ウエハのロットを待機させること
なく洗浄処理を行うことができる。従って、洗浄処理ス
ケジュールに対して精度良く洗浄処理を行うことができ
る。また、搬送装置の制御において、搬送装置の速度を
計算パラメ−タとして用いること、または、ある洗浄処
理ユニットから半導体ウエハを取り出す際に、予めその
洗浄処理ユニットの位置に搬送装置を待機させることに
より、特に正確な投入タイミング制御を行うことができ
る。さらに、洗浄処理の条件設定が、半導体ウエハを洗
浄処理槽に待機させておく場合でも、薬液洗浄処理ユニ
ットの下流の水洗処理ユニットがREADYでなくとも
薬液洗浄処理ユニットへ半導体ウエハを取り込む場合で
も上記投入タイミング制御を実行することができる。ま
た、逆戻りを行う処理フローに対しても上記投入タイミ
ング制御を実行することができる。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく種々変形可能である。例えば、上記制御フローは
一例に過ぎず、その他の制御フローでもよい。また、洗
浄処理装置についても上記実施例に限定されず、種々の
タイプのものを用いることができる。さらに、被処理体
として半導体ウエハの場合を示したが、これに限らず、
液晶表示基板等の他のものであってもよいことはいうま
でもない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄処理の途中で被処
理体をスケジュールに定められた時間を超えて待機させ
ることなく洗浄処理を行うことができる。従って、洗浄
処理スケジュールに対して精度良く洗浄処理を行うこと
ができ、被処理体がオーバーエッチングされるおそれ、
およびパーティクルが付着するおそれを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る洗浄処理装置の概略の
ハード構成を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例に係る洗浄処理装置の制御系
を説明するためのブロック図。
【図3】本発明におけるロット投入タイミング制御の一
例を示すフローチャート。
【図4】本発明におけるロット投入タイミング制御の一
例を示すフローチャート(図3の続き)。
【図5】本発明におけるロット投入タイミング制御に用
いられるシミュレーションテーブル作成処理のフローチ
ャート。
【図6】本発明におけるロット投入タイミング制御に用
いられるシミュレーションテーブル作成処理のフローチ
ャート(図5の続き)。
【図7】本発明におけるロット投入タイミング制御に用
いられるシミュレーションテーブル作成処理のフローチ
ャート(図6の続き)。
【符号の説明】
1……洗浄処理装置 2……洗浄処理部 3……ローダ 4……アンローダ 11,12,13……搬送装置 21〜29……洗浄処理ユニット 30……メインコントローラ 31……搬送系コ
ントローラ 32……洗浄処理コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 H01L 21/68 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に対して所定の洗浄処理を行う
    複数の洗浄処理ユニットを有する洗浄処理部と、 洗浄処理部へ搬入すべき被処理体を待機させる搬入部
    と、 前記搬入部と前記洗浄処理部との間、および各洗浄処理
    ユニット間で前記被処理体を搬送する搬送機構と、 予め設定された洗浄スケジュールに従って前記各洗浄処
    理ユニットおよび前記搬送機構を制御する制御手段と、 次に洗浄されるべき被処理体の洗浄スケジュールにおけ
    る前記各洗浄処理ユニットおよび前記搬送機構のうちい
    ずれかの処理時間帯が、洗浄処理が行われている被処理
    体の前記各洗浄処理ユニットおよび前記搬送機構のうち
    対応するものの処理時間帯と重なっているか否かを把握
    し、これらの少なくとも一部が重なる際には次に洗浄さ
    れるべき被処理体の洗浄処理部への投入を禁止し、これ
    らの重なりがないことを確認した時点で洗浄処理部への
    被処理体の投入を許可する投入タイミング制御手段と、
    を具備することを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記投入タイミング制御手段は、次に洗
    浄されるべき被処理体の洗浄スケジュールにおける前記
    各洗浄処理ユニットへの投入タイミングにおいて、前記
    各洗浄処理ユニットの洗浄液交換が行われるか否かを把
    握し、液交換が行われる場合には次に洗浄されるべき被
    処理体の洗浄処理部への投入を禁止することを特徴とす
    る請求項1に記載の洗浄処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理体に対して所定の洗浄処理を行
    う複数の洗浄処理ユニットを有する洗浄処理部と、洗浄
    処理部へ搬入すべき被処理体を待機させる搬入部と、前
    記搬入部と前記洗浄処理部との間、および各洗浄処理ユ
    ニット間で前記被処理体を搬送する搬送機構と、を備え
    た洗浄処理装置における洗浄処理方法であって、 予め設定された洗浄スケジュールに従って前記各洗浄処
    理ユニットおよび前記搬送機構を制御し、 次に洗浄されるべき被処理体の洗浄スケジュールにおけ
    る前記各洗浄処理ユニットおよび前記搬送機構のうちい
    ずれかの処理時間帯が、洗浄処理が行われている被処理
    体の前記各洗浄処理ユニットおよび前記搬送機構のうち
    対応するものの処理時間帯と重なっているか否かを把握
    し、これらの少なくとも一部が重なる際には次に洗浄さ
    れるべき被処理体の洗浄処理部への投入を禁止し、これ
    らの重なりがないことを確認した時点で洗浄処理部への
    被処理体の投入を許可することを特徴とする洗浄処理方
    法。
  4. 【請求項4】 次に洗浄されるべき被処理体の洗浄スケ
    ジュールにおける前記各洗浄処理ユニットへの投入タイ
    ミングにおいて、前記各洗浄処理ユニットの洗浄液交換
    が行われるか否かを把握し、液交換が行われる場合には
    次に洗浄されるべき被処理体の洗浄処理部への投入を禁
    止することを特徴とする請求項3に記載の洗浄処理方
    法。
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