JPH082360Y2 - 錠 前 - Google Patents

錠 前

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JPH082360Y2
JPH082360Y2 JP1989042882U JP4288289U JPH082360Y2 JP H082360 Y2 JPH082360 Y2 JP H082360Y2 JP 1989042882 U JP1989042882 U JP 1989042882U JP 4288289 U JP4288289 U JP 4288289U JP H082360 Y2 JPH082360 Y2 JP H082360Y2
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JP
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JP1989042882U
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English (en)
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JPH02134173U (ja
Inventor
只雄 竹内
Original Assignee
松崎生産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鞄用の錠前に関するものである。
(従来の技術) 従来、鞄のフレーム上に固定した錠ケースを開閉機構
と錠機構に分離し、錠機構のシリンダーを被うシリンダ
ーカバーを錠ケースの上面に摺動可能に装着した鞄錠は
実開昭57-8266号公報などによって公知となっている。
(考案が解決しようとする課題) 然しながら、この構成のものにおいて例えばシリンダ
ーカバーは当該シリンダーを単に被う作用を行うのみで
あって、同カバーの作動部が錠機構における錠の掛止め
状態の解消に関与することの無い構成となっているの
で、錠の掛止め状態の解消のためにシリンダーカバーの
作動部とは別個に、例えばブッシュレバーなどの機構を
これに付設する必要があり、このために全体の構成が複
雑となって故障なども生じ易くなる等の問題点があっ
た。
(課題を解決するための手段) 本考案はおもて側金属板1の上辺個所に掛環32の挿入
孔4を、中間個所にかぎ孔5を、下辺個所に上下方向に
長い長孔6を夫々開設した扁平な筐状体3の当該かぎ孔
5にかぎガイド8を挿入して同かぎガイド8の一端をか
ぎ孔5に同じく他端をうら側金属板2に開設された受孔
9に夫々回転可能に嵌着し、また筐体3内に上下動板11
を当該上下動板11の上端に設けられた施錠端12が前記挿
入孔4のうら側に臨入・脱出自在として装入し、この上
下動板11において前記かぎガイド8と交叉する個所に上
下動を許容する逃げ孔13を開設すると共に当該上下動板
11の下端部にツマミ部材14の軸部15を回転自在に支承
し、このツマミ部材14の頭部16を前記長孔6を介して筐
体3の外側に貫出させ且つ軸部15において頭部16の下面
とおもて側金属板1の外面との間の個所にかぎ孔かくし
用蓋板17の基端部を回転自在に支承し、この蓋板17と頭
部16との間に両端がこれ等蓋板17、頭部16を圧するコイ
ルバネ18を挟入し、このコイルバネ18の伸縮により蓋板
17の先端部がおもて側金属板1に対して遠近して同先端
部の内面に形成された上下に長い凹所19内にかぎガイド
8の一端部が納まることを許容するようにすると共にか
ぎガイド8の他端部に回転板21を回転可能に支承し、こ
の回転板21の上辺縁に先端部22が前記逃げ孔13内に臨入
するロックピン23を、同じく下辺縁にかぎガイド8のス
リット7に挿入されたかぎが係合して同かぎに加えられ
た回し力を回転板21に伝える係合ピン24を夫々折設する
と共に前記上下動板11に対して上方への押圧力を賦与す
るコイルバネ25を、また回転板21に対して遊転阻止力を
賦与する板バネ26を、更に筐体3の上辺部内に掛環32を
押出す板バネ部材27を夫々係装して構成した受具28と、
U字状金具31の内面に受具28の挿入孔4に挿入自在の掛
環32を設けた掛具33とより成る錠前を提供してこのよう
な問題点を解決しようとするものである。
(実施例) 図に示す実施例は皿形状のおもて側金属板1の裏面に
当該おもて側金属板1より僅かに小さい皿形状のうら側
金属板2を重合して扁平の筐体3を構成し、おもて側金
属板1における上辺個所に後述する掛環32の挿入孔4を
同じく中間個所にかぎ孔5を同じく下辺個所に上下方向
に長い長孔6を夫々開設し、かぎ孔5にスリット7付き
かぎガイド8を挿入して当該かぎガイド8の一端を同か
ぎ孔5に同じく他端をうら側金属板2に開設された受孔
9に夫々回転可能に嵌着し、また筐体3内に上下動板11
を当該上下動板11の上端に設けられた施錠端12が前記挿
入孔4のうら側に臨入・脱出自在として装入し、この上
下動板11において前記かぎガイド8と交叉する個所に上
下動を許容する逃げ孔13を開設すると共に当該上下動板
11の下端部にツマミ部材14の軸部15を回転自在に支承
し、このツマミ部材14の頭部16を前記長孔6を介して筐
体3の外側に貫出させ且つ軸部15において頭部16の下面
とおもて側金属板1の外面との間の個所にかぎ孔かくし
用蓋板17の基端部を回転自在に支承し、この蓋板17と頭
部16との間に両端がこれ等蓋板17、頭部16を圧するコイ
ルバネ18を挟入し、このコイルバネ18の伸縮により蓋板
17の先端部がおもて側金属板1に対して遠近して同先端
部の内面に形成された上下に長い凹所19内にかぎガイド
8の一端部が納まることを許容するようにすると共にか
ぎガイド8の他端部に回転板21を回転可能に支承し、こ
の回転板21の上辺縁に先端部22が前記逃げ孔13内に臨入
するロックピン23を、同じく下辺縁にかぎガイド8のス
リット7に挿入されたかぎが係合して同かぎに加えられ
た回し力を回転板21に伝える係合ピン24を夫々折設する
と共に前記上下動板11に対して上方への押圧力を賦与す
るコイルバネ25を、また回転板21に対して遊転阻止力を
賦与する板バネ26を、更に筐体3の上辺部内に掛環32を
押出す板バネ部材27を夫々係装することによって受具28
を構成し、この受具28を鞄本体29の前面板の外面に止着
すると共にこれとは別個に、U字状金具31の内面に掛環
32をもつ掛具33を構成し、この掛具33を鞄のかぶせ蓋34
に止着し、掛蓋32を挿入孔4に挿入自在としたものであ
る。
尚、図中36は掛環32を挿入し易くする傾斜面、37、38
はかぎガイド8の一端部が凹所19に入る時および出る時
に滑べる傾斜面、39は板バネ26の押止部、40は板バネ部
材27の係止部、41は取付脚を示す。
(作用) 本考案は前記の通りであるので、先ずかぎが掛かって
いる状態において掛具33を外す場合には、ツマミ部材14
を第1図において時計の針と反対の方向に廻わすことに
よってコイルバネ18を介して蓋板17を同方向に回転して
かぎ孔5を開放状態とし、この開放されたかぎ孔5にお
けるかぎガイド8のスリット7にかぎを挿入して同かぎ
を廻し、このかぎの廻し力が係合ピン24を介して回転板
21に伝わってロックピン23を上下動板11の下降のじゃま
にならに位置に移行させ、然るのちに蓋板17を戻してか
ぎ孔5をかくし状態とし、次いでツマミ部材14を下方に
移動させて上下動板11を下降させればよいのであって、
斯くすると施錠端12が掛環32内より脱し板バネ部材27が
弾力的に作動して掛環32を上方に跳ね上げて施錠状態が
解消される。
また、掛具33を受具28に掛止めしたい場合には掛環32
を挿入孔4に挿入すればよいのであって斯くすると掛環
32の先端が施錠端12の傾斜面36を強圧して上下動板11を
コイルバネ25に抗して一時的に後方に移行させて同施錠
端12の下方に臨入するが、この臨入後は掛環32による強
圧が解消されるので上下動板11がコイルバネ25の弾発力
によって再度、前方に移行して掛環32が施錠端12に係合
した状態となり掛具33の受具28への係合が維持される。
更に、この閉止状態においてかぎを掛ける場合にはツ
マミ部材14を第1図において時計の針と反対の方向に回
転させてかぎ孔5を開放し、この開放後にかぎにより回
転板21を廻してロックピン23を上下動板11の後方移行の
じゃまとなる位置となし、然るのち蓋板17を戻してかぎ
孔5をかくし状態とすればよい。
(考案の効果) 本考案は叙上の通りであるので受具28への掛具33の係
脱を容易且つ確実に行うことができるは勿論であるが、
特に本考案においては蓋板17によるかぎ孔5の被覆操作
は同蓋板17基端部に設けた軸部15をその頭部のツマミ部
材14を回動することによってこれを行うことができると
共に掛具33の受具28への係止状態の解消もこのツマミ部
材14を単に後方に移行するという操作によってこれを行
うことができるものであってこのツマミ部材14は蓋板17
によるかぎ孔5のカバーと掛具33の受具28の係合、解除
という複数の機能を具えているものであり、かぎ孔のカ
バーを備えてはいるもののこの操作機構を以てしては鞄
錠の掛止め状態の解消が不能でありそのためにかぎ孔の
カバー装置とは別個に鞄錠の掛け止め状態の維持及び解
消のためのブッシュレバー機構を必要とする前記公知の
ものに比して当該部の構成が極めて簡単であって用法も
簡便であり、本考案はこれらによって前記の問題点を充
分に解決することができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案錠前の実施例を示す全体の斜視図、第2
図は第1図A−A線に沿う断面図、第3図は第1図A′
−A′線に沿う断面図、第4図は第2図B−B線に沿う
断面図、第5図は蓋板を開いた状態を示す正面図であ
る。 1……おもて側金属板、2……うら側金属板、3……筐
体、4……挿入孔、5……かぎ孔、6……長孔、7……
スリット、8……かぎガイド、9……受孔、11……上下
動板、12……施錠端、13……逃げ孔、14……ツマミ部
材、15……軸部、16……頭部、17……蓋板、18……コイ
ルバネ、19……凹所、21……回転板、22……先端部、23
……ロックピン、24……係合ピン、25……コイルバネ、
26……板バネ、27……板バネ部材、28……受具、29……
鞄本体、31……U字状金具、32……掛環、33……掛具、
34……かぶせ蓋、36、37、38……傾斜面、39……押止
部、40……係止部、41……取付脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】おもて側金属板1の上辺個所に掛環32の挿
    入孔4を、中間個所にかぎ孔5を、下辺個所に上下方向
    に長い長孔6を夫々開設した扁平な筐状体3の当該かぎ
    孔5にかぎガイド8を挿入して同かぎガイド8の一端を
    かぎ孔5に同じく他端をうら側金属板2に開設された受
    孔9に夫々回転可能に嵌着し、また筐体3内に上下動板
    11を当該上下動板11の上端に設けられた施錠端12が前記
    挿入孔4のうら側に臨入・脱出自在として装入し、この
    上下動板11において前記かぎガイド8と交叉する個所に
    上下動を許容する逃げ孔13を開設すると共に当該上下動
    板11の下端部にツマミ部材14の軸部15を回転自在に支承
    し、このツマミ部材14の頭部16を前記長孔6を介して筐
    体3の外側に貫出させ且つ軸部15において頭部16の下面
    とおもて側金属板1の外面との間の個所にかぎ孔かくし
    用蓋板17の基端部を回転自在に支承し、この蓋板17と頭
    部16との間に両端がこれ等蓋板17、頭部16を圧するコイ
    ルバネ18を挟入し、このコイルバネ18の伸縮により蓋板
    17の先端部がおもて側金属板1に対して遠近して同先端
    部の内面に形成された上下に長い凹所19内にかぎガイド
    8の一端部が納まることを許容するようにすると共にか
    ぎガイド8の他端部に回転板21を回転可能に支承し、こ
    の回転板21の上辺縁に先端部22が前記逃げ孔13内に臨入
    するロックピン23を、同じく下辺縁にかぎガイド8のス
    リット7に挿入されたかぎが係合して同かぎに加えられ
    た回し力を回転板21に伝える係合ピン24を夫々折設する
    と共に前記上下動板11に対して上方への押圧力を賦与す
    るコイルバネ25を、また回転板21に対して遊転阻止力を
    賦与する板バネ26を、更に筐体3の上辺部内に掛環32を
    押出す板バネ部材27を夫々係装して構成した受具28と、
    U字状金具31の内面に受具28の挿入孔4に挿入自在の掛
    環32を設けた掛具33とより成る錠前。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51127900U (ja) * 1975-04-09 1976-10-15
JPS578266U (ja) * 1980-06-18 1982-01-16

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