JPH0823585A - 現場監視操作盤システム - Google Patents

現場監視操作盤システム

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JPH0823585A
JPH0823585A JP15480394A JP15480394A JPH0823585A JP H0823585 A JPH0823585 A JP H0823585A JP 15480394 A JP15480394 A JP 15480394A JP 15480394 A JP15480394 A JP 15480394A JP H0823585 A JPH0823585 A JP H0823585A
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failure
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JP15480394A
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Tatsumi Umeoka
辰己 梅岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、現場における監視操作盤をタッチ
パネルで構成したことにより、現場に配設するケーブル
の本数の低減を図る。 【構成】 タッチパネル(11)が操作アイコンのタッ
チ操作に応動してプラントの操作指令を入力し、プロセ
ス制御手段(17)がタッチパネルから入力される操作
指令に対応してプラントを制御し、表示指令送出手段
(18)がプロセスから状態信号又は故障信号を受けた
とき、当該状態信号に基づいて状態表示指令を伝送ケー
ブル(14)を通して表示制御手段(16)に送出し、
故障信号に基づいて故障表示指令を伝送ケーブルを通し
て表示制御手段に送出し、表示制御手段が状態表示指令
及び故障表示指令に基づいて画面表示部(15)を制御
する現場監視操作盤システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプの制御や下水処
理等のプラントの監視操作に利用される現場監視操作盤
システムに係わり、特に現場における監視操作盤をタッ
チパネルで構成したことにより、現場に配設するケーブ
ルの本数を低減し得る現場監視操作盤システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、プロセスを監視制御する分野で
は、現場に配置されて操作者により監視操作される現場
監視操作盤を備えた現場監視操作盤システムが広く用い
られている。
【0003】図7はこの種の現場監視操作盤システムの
構成図である。この現場監視操作盤システムでは、操作
スイッチ1、運転表示灯2及び故障表示灯3が鋼板製の
表面パネルに取付けられた現場操作盤4と、この現場操
作盤4にI/Oケーブル5を介して接続されるコントロ
ーラ6と、このコントローラ6にI/Oケーブル7を介
して接続された運転用入力接点8、故障検出用入力接点
9及び制御用リレー10とを備えている。なお、コント
ローラ6に代えて、複数のリレーからなる継電器盤を使
用してもよい。
【0004】ここで、操作者の操作により、現場操作盤
4の操作スイッチ1がオン状態にされると、この操作ス
イッチ1に接続されたI/Oケーブル5を介してコント
ローラ6内に閉回路が形成される。これにより、プラン
ト側の制御用リレー10が励磁されて運転用入力接点8
がオン状態となりプラントが運転される。
【0005】また、運転用入力接点8がオン状態となる
と、前述同様に、この運転用入力接点8に接続されたI
/Oケーブル7を介してコントローラ6内に閉回路が形
成される。これにより、コントローラ6は運転状態を検
出し、I/Oケーブル5を介して現場操作盤4の運転表
示灯2を点灯させる。
【0006】さらに、プラントの故障により、図示しな
い故障検出器が作動して故障検出用入力接点9がオン状
態とされると、前述同様に、コントローラ6は故障状態
を検出し、I/Oケーブル5を介して現場操作盤4の故
障表示灯3を点灯させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな現場監視操作盤システムでは、現場操作盤4の操作
スイッチ1、運転表示灯2及び故障表示灯3とコントロ
ーラ6とを個別にI/Oケーブル5で接続することか
ら、操作スイッチ1、運転表示灯2及び故障表示灯3の
個数だけI/Oケーブル5を必要とするので、I/Oケ
ーブル5の本数が増加する問題がある。また、I/Oケ
ーブル本数の増加に伴い、ケーブル配線工事に手間がか
かってくるという問題がある。
【0008】さらに、鋼板等で作成された現場操作盤4
の表面パネルに取付穴を開けて操作スイッチ1や運転表
示灯2及び故障表示灯3を取付けるため、操作スイッチ
1や運転表示灯2及び故障表示灯3の追加や移動等を伴
う設備の改変が困難となっている。例えば操作スイッチ
1を追加する場合、手間のかかる鋼板の穴開け作業及び
穴埋め作業が必要となっている。
【0009】また、プラントの構成に合わせて現場操作
盤4の表面パネルに操作スイッチ1や運転表示灯2及び
故障表示灯3を配置するため、プラント設備の改変の都
度、ハードウエアを設計し直す必要がある。特にコント
ローラ6に代えて継電器盤が使用される場合、現場操作
盤4の設計に加え、継電器盤のハードウエアシーケンス
を設計し直す必要がある。
【0010】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、現場における監視操作盤をタッチパネルで構成した
ことにより、現場に配設するケーブルの本数を低減し得
る現場監視操作盤システムを提供することを目的とす
る。
【0011】また、本発明の他の目的は、プラントの改
変に合わせて現場監視操作盤内の操作スイッチ等の配置
を容易に変更し得る現場監視操作盤システムを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、プロセスを現場で監視操作するための現場監視操作
盤システムにおいて、前記プロセスの監視画面及び操作
アイコンを表示する画面表示部と、この画面表示部の前
面に設けられ、前記操作アイコンのタッチ操作に応動し
て前記プロセスの操作指令を入力するタッチパネルと、
このタッチパネルから離間して配置され、前記タッチパ
ネルから入力される操作指令に対応して前記プロセスを
制御するプロセス制御手段と、前記プロセスから状態信
号又は故障信号を受けたとき、当該状態信号に基づいて
状態表示指令を送出し、前記故障信号に基づいて故障表
示指令を送出する表示指令送出手段と、この表示指令送
出手段から離間して配置され、前記表示指令送出手段か
ら送出される状態表示指令及び故障表示指令に基づいて
前記画面表示部を制御する表示制御手段とを備えた現場
監視操作盤システムである。
【0013】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する現場監視操作盤システムにおいて、前記タ
ッチパネルから入力される操作指令を前記プロセス制御
部に伝送する操作用伝送ケーブルと、前記表示指令送出
手段から送出される状態表示指令又は故障表示指令を前
記表示制御部に伝送する監視用伝送ケーブルとを備えた
現場監視操作盤システムである。
【0014】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1に対応する現場監視操作盤システムにおいて、前記
タッチパネルから入力される操作指令を前記プロセス制
御部に伝送する操作用無線回線と、前記表示指令送出手
段から送出される状態表示指令又は故障表示指令を前記
表示制御部に伝送する監視用無線回線とを備えた現場監
視操作盤システムである。
【0015】また、請求項4に対応する発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれか1項に記載の現場監視操作盤
システムにおいて、前記画面表示部に表示される監視画
面並びに操作アイコン、前記プロセス制御手段の処理内
容及び前記表示指令送出手段の処理内容を変更するため
の画面仕様変更手段を備えた現場監視操作盤システムで
ある。
【0016】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、画面表示部がプロセスの監
視画面及び操作アイコンを表示し、タッチパネルが操作
アイコンのタッチ操作に応動してプロセスの操作指令を
入力し、プロセス制御手段がタッチパネルから入力され
る操作指令に対応してプロセスを制御し、表示指令送出
手段が、プロセスから状態信号又は故障信号を受けたと
き、当該状態信号に基づいて状態表示指令を送出し、故
障信号に基づいて故障表示指令を送出し、表示制御手段
が表示指令送出手段から送出される状態表示指令及び故
障表示指令に基づいて画面表示部を制御するので、現場
における監視操作盤をタッチパネルで構成していること
から、監視操作盤及びコントローラの間を伝送ケーブル
で接続することにより、現場に配設するケーブルの本数
低減を図ることができる。
【0017】また、請求項2に対応する発明は、タッチ
パネルから入力される操作指令をプロセス制御部に伝送
する操作用伝送ケーブルと、表示指令送出手段から送出
される状態表示指令又は故障表示指令を表示制御部に伝
送する監視用伝送ケーブルとを設けているので、現場に
配設するケーブルの本数を低減させることができる。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明は、タッ
チパネルから入力される操作指令をプロセス制御部に伝
送する操作用無線回線と、表示指令送出手段から送出さ
れる状態表示指令又は故障表示指令を表示制御部に伝送
する監視用無線回線とを設けているので、現場にケーブ
ルを配設する手間を省略することができる。
【0019】また、請求項4に対応する発明は、画面仕
様変更手段が、画面表示部に表示される監視画面並びに
操作アイコン、プロセス制御手段の処理内容及び表示指
令送出手段の処理内容を変更するので、ハードウエアの
改造を伴わず、もって、プラントの改変に合わせて現場
監視操作盤内の操作スイッチ等の配置を容易に変更する
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1及び図2は本発明の第1の実施例
に係る現場監視操作盤システムの構成図であり、図7と
同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略
し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0021】すなわち、本実施例装置は、ケーブル本数
を低減し、且つ操作盤内におけるスイッチ等の配置(レ
イアウト)を容易に変更し得るものであり、図1に示す
ように、設定変更の容易なタッチパネル11を用いて構
成される現場操作盤12を有し、且つ現場操作盤12と
コントローラ13との間が例えばRS232C形の伝送
ケーブル14により接続されている。
【0022】この現場監視操作盤システムは、具体的に
は図2に示すように、現場操作盤12として、プロセス
の監視画面及び操作アイコンを表示する液晶表示式の画
面表示部15と、この画面表示部15の前面に設けら
れ、操作アイコンのタッチ操作に応動してプロセスの操
作指令を表示制御部16に入力するタッチパネル11
と、このタッチパネル11から入力される操作指令に基
づいて画面表示部15を制御し、且つ該操作指令を伝送
ケーブル14を通してコントローラ13内のプロセス制
御部17に送出する機能をもつ表示制御部16とを有し
ている。
【0023】一方、コントローラ13は、タッチパネル
11から入力される操作指令に対応してプロセスを制御
するプロセス制御部17と、プロセスから運転用入力接
点8により受ける状態信号に基づいて状態表示指令を伝
送ケーブル14を通して現場操作盤12内の表示制御部
16に送出し、又は故障検出用入力接点9により受ける
故障信号に基づいて故障表示指令を伝送ケーブル14を
通して現場操作盤12内の表示制御部16に送出する表
示指令送出部18とを備えている。
【0024】また、現場操作盤12内の表示制御部16
は、表示指令送出部18から受ける状態表示指令及び故
障表示指令に基づいて画面表示部15を制御する機能を
もっている。なお、この表示制御部16は、現場操作盤
12に接続可能なパソコン等の端末装置19により、監
視画面並びに操作アイコンを表示させるための画面表示
部15に対する制御内容が変更可能となっている。また
同様に、プロセス制御部17及び表示指令送出部18
は、コントローラ13に接続可能なパソコン等の端末装
置19により、処理内容が変更可能となっている。
【0025】次に、以上のように構成された現場監視操
作盤システムの動作を説明する。いま、表示制御部16
は監視画面を画面表示部15に表示させる。この監視画
面は、例えば図3に示すように、ポンプ(監視制御対
象)の運転又は停止を赤色又は緑色の別により示すシン
ボルマーク部201 ,202 と、故障の種類が記述さ
れ、且つ故障した旨を点滅により示す故障表示部211
〜214 とを表示している。
【0026】ここで、シンボルマーク部201 が操作者
にタッチ操作されたとする。タッチパネル11は、この
タッチ操作に応動して操作画面のウインドウ表示指令を
表示制御部16に与える。表示制御部16は、このウイ
ンドウ表示指令に基づいて、図4に示すように、運転操
作アイコン22及び停止操作アイコン23からなる操作
画面24をウインドウ表示するように画面表示部15を
制御する。
【0027】続いて、運転操作アイコン22が操作者に
タッチ操作されたとする。タッチパネル11は、このタ
ッチ操作に応動してポンプの運転操作指令を表示制御部
16に入力する。表示制御部16はこの運転操作指令を
伝送ケーブル14を通してプロセス制御部17に送出す
る。
【0028】プロセス制御部17は、この運転操作指令
に基づいて制御用リレー10を励磁させることにより、
運転用入力接点8をオン状態としてポンプを起動させ
る。このとき、運転用入力接点8は、オン状態となるこ
とにより、運転信号をコントローラ13内の表示指令送
出部18に入力する。
【0029】表示指令送出部18は、この運転信号に基
づいて状態表示指令を伝送ケーブル14を通して現場操
作盤12内の表示制御部16に送出する。表示制御部1
6はこの状態表示指令に基づいてシンボルマーク部20
1 を赤色表示させるように画面表示部15を制御する。
画面表示部15は、監視画面のポンプのシンボルマーク
部201 を赤色表示して該ポンプの運転状態にある旨を
表示する。
【0030】このように、現場操作盤12においては、
タッチパネル11により、運転操作指令を入力してポン
プを起動し、且つ画面表示部15により、ポンプが運転
状態にある旨を表示することができる。
【0031】また、伝送ケーブル14は時分割多重方式
などにより多重化が可能なことから、操作アイコン2
2,23、シンボルマーク部201 ,202 及び故障表
示部211 〜214 の数よりも極めて少ないケーブル本
数で本実施例装置を動作可能とするので、従来よりもケ
ーブル本数を低減させることができる。
【0032】次に、故障状態の表示について説明する。
いま、ポンプに故障が発生したとする。故障検出用入力
接点9は、前述した通り、故障を検出してオン状態とな
ることにより、故障信号をコントローラ13内の表示指
令送出部18に送出する。
【0033】表示指令送出部18はこの故障信号に基づ
いて故障表示指令を伝送ケーブル14を通して現場操作
盤12内の表示制御部16に送出する。表示制御部16
はこの故障表示指令に基づいて該当する故障表示部21
1 を点滅表示させるように画面表示部15を制御する。
画面表示部15は、監視画面の故障表示部211 を点滅
表示させて該ポンプの故障状態にある旨を表示する。
【0034】このように、現場操作盤においては、画面
表示部15を用い、故障状態を故障検出用入力接点9に
より検出してポンプが故障状態にある旨を監視画面に表
示することができる。
【0035】さらに、監視画面の設定変更について説明
する。いま、監視画面のレイアウトを変更するとする。
このとき、現場操作盤12及びコントローラ13では、
夫々端末装置19が接続される。
【0036】この端末装置19は、操作者の操作によ
り、表示制御部16、プロセス制御部17及び表示指令
送出部18における処理内容をレイアウト変更の内容に
対応するように書き替える。
【0037】これにより、監視画面のレイアウトが変更
されると共に、変更後のレイアウトでプラントの監視制
御が可能となる。なお、監視制御対象が増減する場合、
コントローラ13に接続される制御用リレー10、運転
用入力接点8及び故障検出用入力接点9を増減させると
共に、この増減内容に対応させて、表示制御部16、プ
ロセス制御部17及び表示指令送出部18における処理
内容を書き替えることにより、前述した通り、増減後の
内容に対応した監視画面を用いてプラントを監視制御す
ることができる。
【0038】上述したように第1の実施例によれば、タ
ッチパネル11が運転操作アイコン22のタッチ操作に
応動してポンプの運転操作指令を入力し、表示制御部1
6がこの運転操作指令を伝送ケーブル14を通してプロ
セス制御部17に送出し、プロセス制御部17がタッチ
パネル11から入力される運転操作指令に対応してポン
プを起動し、表示指令送出部18がプロセスから状態信
号又は故障信号を受けたとき、当該状態信号に基づいて
状態表示指令を伝送ケーブル14を通して表示制御部1
6に送出し、故障信号に基づいて故障表示指令を伝送ケ
ーブル14を通して表示制御部16に送出し、表示制御
部16が状態表示指令及び故障表示指令に基づいて画面
表示部15を制御している。
【0039】このように、現場における現場操作盤12
をタッチパネル11で構成し、且つ現場操作盤12とコ
ントローラ13とを伝送ケーブル14で接続したことに
より、操作アイコン22,23、シンボルマーク部20
1 ,202 及び故障表示部211 〜214 の数よりも極
めて少ないケーブル本数で本実施例装置を動作可能とす
るので、従来よりも現場に配設するケーブル本数を激減
させることができる。
【0040】また、本実施例によれば、端末装置19が
現場操作盤12及びコントローラ13に接続され、且つ
この端末装置19が操作者の操作により、表示制御部1
6、プロセス制御部17及び表示指令送出部18におけ
る処理内容をレイアウト変更の内容に対応するように書
き替えるので、ハードウエアの改造を伴わず、もって、
プラントの改変に合わせて現場監視操作盤内の操作スイ
ッチ(操作アイコン)等の配置を容易に変更することが
できる。
【0041】さらに、本実施例によれば、操作スイッチ
等の配置をソフトウエアで設定するので、現場操作盤の
ハードウエアを全プラントに対して共通化することがで
きる。
【0042】次に、本発明の第2の実施例に係る現場監
視操作盤システムについて説明する。図5はこの現場監
視操作盤システムの構成図であり、図1と同一部分には
同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異
なる部分についてのみ述べる。
【0043】すなわち、本実施例装置は、伝送ケーブル
14に代えて、送受信器25,26からなる無線回線を
現場操作盤12及びコントローラ13に設けたものであ
る。ここで、プロセスを制御する場合、現場操作盤12
の送受信器25は表示制御部16から送出される運転操
作指令を無線によりコントローラ13に送信し、コント
ローラ13の送受信器26は運転操作指令を受信してプ
ロセス制御部17に送出する。これにより、無線を用い
て前述同様にプロセスを制御することができる。
【0044】一方、運転表示又は故障表示を実行する場
合、コントローラ13の送受信器26は表示指令送出部
18からから送出される状態表示指令又は故障表示指令
を無線により現場操作盤12に送信し、現場操作盤12
の送受信器25は状態表示指令又は故障表示指令を受信
して表示制御部16に送出する。これにより、無線を用
いて前述同様に運転表示及び故障表示を実行することが
できる。
【0045】また、前述同様に、端末装置19を接続
し、表示制御部16、プロセス制御部17及び表示指令
送出部18における処理内容を書き替えることにより、
プラントの改変に対応した監視画面を用いてプラントを
監視制御することができる。
【0046】上述したように第2の実施例によれば、送
受信器25,26からなる無線回線を現場操作盤12及
びコントローラ13に設けたので、現場操作盤12とコ
ントローラ13との間で操作指令、状態表示指令及び故
障表示指令を無線伝送することができ、もって、現場操
作盤12とコントローラ13との間に伝送ケーブル14
を配設する手間を省略することができる。
【0047】次に、本発明の第3の実施例に係る現場監
視操作盤システムについて説明する。図6はこの現場監
視操作盤システムの構成図であり、図1と同一部分には
同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異
なる部分についてのみ述べる。
【0048】すなわち、本実施例装置は、大規模なプラ
ントに適用可能とするため、複数の現場操作盤をLAN
を介してコントローラに接続したものであり、具体的に
は3台の現場操作盤121 〜123 がLAN27を介し
てコントローラ13に接続されている。また、このコン
トローラ13は、3台の現場操作盤121 〜123 に対
応して3つのデータエリアを有するスキャン伝送部28
を備えている。
【0049】このスキャン伝送部28は表示指令送出部
18から受ける状態表示指令又は故障表示指令を該当す
るデータエリアに記憶させると共に、各データエリアか
ら状態表示指令又は故障表示指令を各現場操作盤121
〜123 に向けて約0.1秒毎にデータを送出する機能
をもっている。
【0050】すなわち、スキャン伝送部28は、3台の
現場操作盤121 〜123 を約0.3秒毎に1周するよ
うに状態表示指令又は故障表示指令をLAN27に送出
する。
【0051】これにより、複数の現場操作盤を必要とす
る大規模なプラントであっても、LAN27を用いて少
ないケーブル本数により、監視制御を実行することがで
きる。
【0052】また、前述同様に、3台の現場操作盤12
1 〜123 及びコントローラ13に端末装置19を接続
し、表示制御部16、プロセス制御部17及び表示指令
送出部18における処理内容を書き替えることにより、
プラントの改変に対応した監視画面を用いてプラントを
監視制御することができる。
【0053】上述したように第3の実施例によれば、コ
ントローラ13内のスキャン伝送部28が、状態表示指
令又は故障表示指令を各現場操作盤121 〜123 に向
けて約0.1秒毎にデータを送出するので、複数の現場
操作盤を必要とする大規模なプラントであっても、LA
Nを用いて少ないケーブル本数により、監視制御を実行
することができる。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、画面表示部がプロセスの監視画面及び操作アイコ
ンを表示し、タッチパネルが操作アイコンのタッチ操作
に応動してプロセスの操作指令を入力し、プロセス制御
手段がタッチパネルから入力される操作指令に対応して
プロセスを制御し、表示指令送出手段が、プロセスから
状態信号又は故障信号を受けたとき、当該状態信号に基
づいて状態表示指令を送出し、故障信号に基づいて故障
表示指令を送出し、表示制御手段が表示指令送出手段か
ら送出される状態表示指令及び故障表示指令に基づいて
画面表示部を制御するので、現場における監視操作盤を
タッチパネルで構成していることから、監視操作盤及び
コントローラの間を伝送ケーブルで接続することによ
り、現場に配設するケーブルの本数低減を図り得る現場
監視操作盤システムを提供できる。
【0055】また、請求項2の発明によれば、タッチパ
ネルから入力される操作指令をプロセス制御部に伝送す
る操作用伝送ケーブルと、表示指令送出手段から送出さ
れる状態表示指令又は故障表示指令を表示制御部に伝送
する監視用伝送ケーブルとを設けているので、現場に配
設するケーブルの本数を低減できる現場監視操作盤シス
テムを提供できる。
【0056】さらに、請求項3の発明によれば、タッチ
パネルから入力される操作指令をプロセス制御部に伝送
する操作用無線回線と、表示指令送出手段から送出され
る状態表示指令又は故障表示指令を表示制御部に伝送す
る監視用無線回線とを設けているので、現場にケーブル
を配設する手間を省略できる現場監視操作盤システムを
提供できる。
【0057】また、請求項4の発明によれば、画面仕様
変更手段が、画面表示部に表示される監視画面並びに操
作アイコン、プロセス制御手段の処理内容及び表示指令
送出手段の処理内容を変更するので、ハードウエアの改
造を伴わず、もって、プラントの改変に合わせて現場監
視操作盤内の操作スイッチ等の配置を容易に変更できる
現場監視操作盤システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る現場監視操作盤シ
ステムの構成図
【図2】同実施例における現場監視操作盤システムの構
成図
【図3】同実施例における動作を説明するための画面の
模式図
【図4】同実施例における動作を説明するための画面の
模式図
【図5】本発明の第2の実施例に係る現場監視操作盤シ
ステムの構成図
【図6】本発明の第3の実施例に係る現場監視操作盤シ
ステムの構成図
【図7】従来の現場監視操作盤システムの構成図
【符号の説明】
7…I/Oケーブル、8…運転用入力接点、9…故障検
出用入力接点、10…制御用リレー、11…タッチパネ
ル、12…現場操作盤、13…コントローラ、14…伝
送ケーブル、15…画面表示部、16…表示制御部、1
7…プロセス制御部、18…表示指令送出部、19…端
末装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスを現場で監視操作するための現
    場監視操作盤システムにおいて、 前記プロセスの監視画面及び操作アイコンを表示する画
    面表示部と、 この画面表示部の前面に設けられ、前記操作アイコンの
    タッチ操作に応動して前記プロセスの操作指令を入力す
    るタッチパネルと、 このタッチパネルから離間して配置され、前記タッチパ
    ネルから入力される操作指令に対応して前記プロセスを
    制御するプロセス制御手段と、 前記プロセスから状態信号又は故障信号を受けたとき、
    当該状態信号に基づいて状態表示指令を送出し、前記故
    障信号に基づいて故障表示指令を送出する表示指令送出
    手段と、 この表示指令送出手段から離間して配置され、前記表示
    指令送出手段から送出される状態表示指令及び故障表示
    指令に基づいて前記画面表示部を制御する表示制御手段
    とを備えたことを特徴とする現場監視操作盤システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現場監視操作盤システ
    ムにおいて、 前記タッチパネルから入力される操作指令を前記プロセ
    ス制御部に伝送する操作用伝送ケーブルと、 前記表示指令送出手段から送出される状態表示指令又は
    故障表示指令を前記表示制御部に伝送する監視用伝送ケ
    ーブルとを備えたことを特徴とする現場監視操作盤シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の現場監視操作盤システ
    ムにおいて、 前記タッチパネルから入力される操作指令を前記プロセ
    ス制御部に伝送する操作用無線回線と、 前記表示指令送出手段から送出される状態表示指令又は
    故障表示指令を前記表示制御部に伝送する監視用無線回
    線とを備えたことを特徴とする現場監視操作盤システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の現場監視操作盤システムにおいて、 前記画面表示部に表示される監視画面並びに操作アイコ
    ン、前記プロセス制御手段の処理内容及び前記表示指令
    送出手段の処理内容を変更するための画面仕様変更手段
    を備えたことを特徴とする現場監視操作盤システム。
JP15480394A 1994-07-06 1994-07-06 現場監視操作盤システム Pending JPH0823585A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113368A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Mitsubishi Electric Corp 水処理プラント監視制御システム
US9497710B2 (en) 2013-11-25 2016-11-15 Qualcomm Incorporated Multipoint interface shortest pulse width priority resolution

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JP2011113368A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Mitsubishi Electric Corp 水処理プラント監視制御システム
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