JPH0823546A - クロマ信号の位相制御装置 - Google Patents

クロマ信号の位相制御装置

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JPH0823546A
JPH0823546A JP15354694A JP15354694A JPH0823546A JP H0823546 A JPH0823546 A JP H0823546A JP 15354694 A JP15354694 A JP 15354694A JP 15354694 A JP15354694 A JP 15354694A JP H0823546 A JPH0823546 A JP H0823546A
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Tsuneaki Ishimura
経明 石村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタルクロマ復調装置で必要となるクロ
ック位相を制御して、入力のクロマバースト信号に高精
度に位相同期させ、ディジタルクロマ復調装置との接続
を容易にさせる。 【構成】 バースト信号の絶対値を算出する絶対値回路
4と、それをサンプリング周波数(2fsc)で2デー
タを加算する加算回路5または平均値演算回路または累
積和演算回路と、その最小値を検出する最小値検出部7
と、最小値を保持するラッチ9と、最小値検出部出力1
0とラッチ出力のいずれかを選択するセレクタ11と、
位相の異なるクロックパルスを作成選択するクロック選
択部14とを設けて、それら演算結果が最小となるよう
なクロックパルスを選択して、入力のクロマバースト信
号15に高精度に位相同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号のクロマ変調
や復調等のディジタルクロマ信号処理におけるクロマ信
号位相制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のクロマ復調装置で使用して
いるクロマ信号位相制御回路を示している。従来、この
種のクロマ信号位相制御装置は、図5のようにバースト
信号同期するPLL回路31とそれに同期したクロック
発生回路32とそのクロックにより直角2相変調を行う
直角2相変調回路33を備えており、PLL回路31で
入力のバースト信号に、クロック発生回路32のクロッ
ク位相を同期させ、直角2相変調回路33から色差信号
(R−Y、R−Y)を出力するという位相制御装置であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の位相制御装置では、PLL回路31でロックさせた
バースト周波数(fsc)で直角2相変調を行う全アナ
ログ方式のクロマ復調回路であるため、ディジタルクロ
マ復調装置で必要となるバースト信号(fsc)に高精
度に位相同期した(4fsc及び2fscの周波数の)
クロックを得ることができないという問題があった。ま
た、アナログ方式の位相制御装置では、ディジタルクロ
マ復調装置を含めLSI化する場合、ディジタルクロマ
復調装置との接続部が複雑になり、LSI化による部品
点数の削減や低価格化に限界があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、ディジタルクロマ復調装置で必要となる
(4fsc及び2fscの)のクロック位相を制御で
き、LSI化による部品点数の削減により低価格な優れ
たディジタルクロマ位相制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、バースト信号(fsc)絶対回路とバース
ト信号の2倍のサンプリング周波数(2fsc)でその
データを2データ加算する加算回路をその加算結果の最
小値を算出する最小値検出部とその最小値を保持してお
くラッチと垂直または水平映像期間ではラッチ出力を、
垂直または水平ブランキング期間最では最小値検出部出
力のいずれかを選択するセレクタと位相の異なるクロッ
クパルスを作成選択する選択部を設け、それら加算結果
が最小となるようなクロックパルスを、それら異なる位
相パルスの中から選択するようにしたものである。
【0006】また、バースト信号からサンプリングした
加算結果の精度を上げるために、上記の加算回路の代わ
りに、絶対値回路からのデータをサンプリング周波数
(2fsc)でN個のデータを加算し平均値を算出する
演算回路を備えたものでもよい。
【0007】さらに、バースト信号からサンプリングし
た加算結果の精度を上げるために、上記の加算回路の代
わりに、絶対値回路からのデータをサンプリング周波数
(2fsc)でN個のデータの累積和を算出する演算回
路を備えたものでもよい。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、クロマ絶対値回
路からのデータを2fscで加算し、その結果が最小に
なるよう、あらかじめ用意したバースト信号に同期した
3〜30nS毎に位相の異なるパルス(4fsc)の中
から選択することにより、ディジタルクロマ復調装置で
必要となる入力のクロマバースト信号に高精度に位相同
期した4fscのクロックを得ることができる。
【0009】また加算回路の代わりに、平均値演算回路
または累積和演算回路を使用することによって位相検出
精度を上げることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例の構成を示すブロック
図で、図2はその発明を使用したディジタルクロマ復調
装置全体のブロック図である。図3はディジタルクロマ
信号位相制御装置における最小値検出部の詳細な回路図
である。図4はディジタルクロマ信号位相制御装置にお
けるクロック選択部の詳細な回路図である。
【0011】図1において、クロマ絶対値回路4はディ
ジタル化したクロマ信号1を入力として、出力は加算回
路5に接続されている。最小値検出部7は加算回路5の
加算結果6を入力として2つの出力がそれぞれラッチ9
とセレクタ11に接続されている。
【0012】セレクタ11は最小値検出部7の出力であ
るコード10とラッチ9の出力のいずれかを切り換え信
号12に従って選択するもので、その出力であるクロッ
ク選択コード13がクロック選択部14へ送られる。ク
ロック選択部14はクロック(4fsc)3から作成し
た位相の異なるパルスをクロック選択コード13に従っ
て選択し、その出力の選択クロックパルス2がAD変換
器16へ接続されている。
【0013】図2は本発明が、ディジタルクロマ復調装
置の中で使用された時の構成を示すもので、クロマ信号
15はバーストPLL回路22とAD変換器16に接続
され、ディジタル化したクロマ信号1がディジタルクロ
マ位相制御回路21に入力され、クロックパルス発生部
23からのクロック(4fsc)3の位相を選択制御
し、その選択クロック2がAD変換器16に与えられ
る。
【0014】次に上記実施例の動作について説明する。
上記実施例において、切り換え信号12によって選択さ
れた垂直または水平ブランキング期間では、最小値検出
部7のカウンタ26からコード10がセレクタ11によ
って選択され、その結果コード10に対応したある位相
Pの選択クロックパルス(4fsc)2がクロック選択
部14からAD変換器16へ出力される。その選択クロ
ック2によってクロマ信号15がAD変換器16でディ
ジタル化され、そのディジタル化されたクロマ信号1か
らクロマ絶対値回路4でバースト信号の絶対値を算出
し、バースト信号周波数(fsc)の2倍のサンプリン
グ周波数に相当する周波数(2fsc)でその絶対値を
加算回路5で加算し、その結果をA(P)としてラッチ
24に保持し、次にセレクタ11によって選択された別
の位相P+1の選択クロックパルス(4fsc)2をA
D変換器16へ与え、同様に加算し、結果をA(P+
1)としてラッチ25に保持し、コンパレータ28によ
ってラッチ24とラッチ25の結果を比較し、セレクタ
27により小さい方のデータをラッチ24に保持させ
る。ここでラッチ24及び25とセレクタ27は加算結
果とクロック選択部14で使用するクロック選択コード
13の2種のデータを保持する回路である。以上の動作
を繰り返して、最小値に対応するクロック選択コード1
3を求め、その値をラッチ9にセットする。
【0015】次に、垂直または水平映像期間では、切り
換え信号12によってラッチ9に保持されている最小値
を、セレクタ11で選択し、最小値となるある位相のク
ロックパルス(4fsc)2をAD変換器16へ与え
る。
【0016】このように、上記実施例によれば、AD変
換器16で使用するクロックパルス(4fsc)2を高
精度に入力のバースト信号に位相同期することができる
という効果を有する。また、クロマ位相制御装置を含め
たディジタルクロマ復調装置全体のLSI化が可能にな
るという利点を有する。
【0017】図4はディジタルクロマ信号位相制御装置
におけるクロック選択部の詳細な回路例で、セレクタ3
0は、遅延ゲート29をそれぞれ異なる段数通し、セレ
クタ30の入力に接続し、その位相の異なるパルス(4
fsc)の中からクロック選択コード13によって選択
されるクロックパルス2を選択出力する。
【0018】なお、上記実施例では、図1において加算
回路5を用いたが、加算回路5の代わりに、平均値演算
回路または累積和演算回路を使用してもよい。この場合
さらに位相検出精度を上げることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、バースト信号(fsc)絶対値回路とバースト信号
の2倍のサンプリング周波数(2fsc)でそのデータ
を2データ加算する加算回路または平均値演算回路また
は累積和演算回路とその演算結果の最小値を算出する最
小値検出部とその最小値を保持しておくラッチと最小値
検出部出力のいずれかを選択するセレクタと位相の異な
るクロックパルスを作成選択する選択部を設けているた
め、それら演算結果が最小となるようなクロックパルス
(4fsc)を、選択することができ、その結果入力の
クロマバースト信号に高精度に位相同期することができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるディジタルクロマ信号
位相制御装置の概略ブロック図
【図2】その本発明を使用したディジタルクロマ復調装
置全体のブロック図
【図3】本発明の第1の実施例における最小値検出部の
詳細な回路図
【図4】本発明の第1の実施例におけるクロック選択部
の詳細な回路図
【図5】従来のクロマ復調装置の概略ブロック図
【符号の説明】
1 ディジタルクロマ信号 2 選択クロックパルス(4fsc) 3 クロック4fsc 4 クロマ絶対値回路 5 加算回路 6 加算結果 7 最小値検出部 8 最小時のコード 9 ラッチ 10 コード 11 セレクタ 12 切り換え信号 13 クロック選択コード 14 クロック選択部 15 クロマ信号 16 AD変換器 17 バッファ 18 色差信号(R−Y) 19 バッファ 20 色差信号(B−Y) 21 ディジタルクロマ信号位相制御回路 22 バーストPLL 23 クロックパルス発生回路 24 ラッチ 25 ラッチ 26 カウンタ 27 セレクタ 28 コンパレータ 29 遅延ゲート 30 セレクタ 31 バーストPLL 32 クロック発生回路 33 直角2相変調

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バースト信号の絶対値を算出する絶対値
    回路と、それを前記バースト信号の2倍の周波数のサン
    プリング周波数で2データを加算する加算回路と、その
    最小値を検出する最小値検出部と、最小値を保持するラ
    ッチと、最小値検出部出力とラッチ出力のいずれかを選
    択するセレクタと、位相の異なるクロックパルスを作成
    選択する選択部とを備えたディジタルクロマ信号位相制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記加算回路、前記
    絶対値回路からのデータを前記サンプリング周波数(2
    fsc)でN個のデータを加算し平均値を算出する演算
    回路であることを特徴とするクロマ信号位相制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記加算回路が、前
    記絶対値回路からのデータを前記サンプリング周波数で
    N個のデータの累積和を算出する演算回路であることを
    特徴とするクロマ信号位相制御装置。
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