JPH08235462A - 自火報受信機 - Google Patents

自火報受信機

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JPH08235462A
JPH08235462A JP3493695A JP3493695A JPH08235462A JP H08235462 A JPH08235462 A JP H08235462A JP 3493695 A JP3493695 A JP 3493695A JP 3493695 A JP3493695 A JP 3493695A JP H08235462 A JPH08235462 A JP H08235462A
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JP
Japan
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fire
light
switch
guidance
district
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3493695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Fujiki
仁 藤木
Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
Hiroshi Matsuda
浩 松田
Takeshi Kadono
剛 廉野
Joji Tsutsui
譲二 筒井
Misao Takano
美佐緒 鷹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災時あるいは非火災時の警告発報の操作や
復旧操作を不慣れな者でも容易に行うことができる自火
報受信機を提供する。 【構成】 火災灯4、地区灯3a,3b,3c,3d,
3e、主音響スイッチ12A、地区音響スイッチ12
B、復旧スイッチ17を有し、火災受信機38より導出
させた複数の監視回線に接続した火災感知器39のいず
れかが発報すると、発報した火災感知器39に対応して
設けた地区灯3a,3b,3c,3d,3eを点灯さ
せ、同時に火災受信機38に設けた主音響と、監視回線
に対応して設けた地区音響を鳴動させる構成とし、火
災、非火災時の対処ガイダンス灯、復旧ガイダンス灯を
設けて、自火報受信機1が火災感知器39より発報信号
を受けたときには、火災、非火災時の対処ガイダンス灯
や上記復旧ガイダンス灯を順次点灯させて、必要な操作
や処置を順次誘導できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災時に火災表示灯の
点灯と警告音の発報等を行うため各スイッチ類を備えた
自火報受信機の改良に関し、特に、専門の監視員だけで
なく、住民等の素人でも、各スイッチ類の操作を容易に
行え、警報を出力したときの操作手順のガイド機能を有
した自火報受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自火報受信機では、火災が発生す
ると、各スイッチ類を専門の監視員が操作して、火災
灯、地区灯などを点灯して警告し、主音響、地区音響か
ら、火災時の警告音を鳴動させて、住民等の避難等に対
処するようにしていた。また、非火災時に、主音響、地
区音響から火災発報の警告音が鳴動した場合には、専門
の監視員が、各スイッチ類を操作して、この警告音の鳴
動を停止するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、火災時あ
るいは非火災時における各スイッチ類の操作が、専門の
監視員によって行われていたので、不慣れな者は、各ス
イッチ類の操作方法が判らず、その操作を容易に行うこ
とができないといった問題があった。特に、警報を出力
した場合、再使用できるように復旧操作を行っている
が、火災時と非火災時では、その復旧操作が異なるた
め、その操作に熟練した専門の監視員でなくては復旧操
作を行うことができず、不慣れな者ではこの復旧操作を
行うことは不可能であるといった問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであって、ガイダンス灯等の表示手段と、音声手
段によって、各スイッチ類の操作を指示することがで
き、不慣れな者でも、各スイッチ類等の操作が容易に判
り、その操作を正確に行うことができ、火災時あるいは
非火災時の警告発報の操作や復旧操作を不慣れな者でも
容易に行うことができる自火報受信機を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、請求項1の自火
報受信機は、火災灯、地区灯、主音響スイッチ、地区音
響スイッチ、復旧スイッチを有し、火災受信機より導出
させた複数の監視回線に接続した火災感知器のいずれか
が発報すると、発報した火災感知器に対応して設けた地
区灯を点灯させ、同時に火災受信機に設けた主音響と、
監視回線に対応して設けた地区音響を鳴動させる構成と
した自火報受信機において、火災、非火災時の対処ガイ
ダンス灯、復旧ガイダンス灯を設けており、自火報受信
機が火災感知器より発報信号を受けたときには、上記火
災、非火災時の対処ガイダンス灯や上記復旧ガイダンス
灯を順次点灯させて、必要な操作や処置を順次誘導でき
るようにしたものである。
【0006】請求項2の自火報受信機は、請求項1に記
載の自火報受信機において、次のような(1)〜(3)
の動作手順に従って、火災、非火災時の対処ガイダンス
灯や復旧ガイダンス灯を順次点灯させる構成となってい
る。 (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持する (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
って復旧ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
る。
【0007】請求項3の自火報受信機は、請求項1に記
載の自火報受信機において、スイッチ注意灯を更に備
え、次のような(1)〜(4)の操作手順に従って、火
災、非火災時の対処ガイダンス灯や復旧ガイダンス灯を
順次点灯させる構成となっている。 (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させる (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
って復旧ガイダンス灯とスイッチ注意灯を点灯あるいは
点滅保持させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
る (4)地区音響スイッチを定位側に操作すると、地区音
響の停止が解除され、スイッチ注意灯が消灯する。
【0008】請求項4の自火報受信機は、火災灯、地区
灯、主音響スイッチ、地区音響スイッチ、復旧スイッチ
を有し、火災受信機より導出させた複数の監視回線に接
続した火災感知器のいずれかが発報すると、発報した火
災感知器に対応して設けた地区灯を点灯させ、同時に火
災受信機に設けた主音響と、監視回線に対応して設けた
地区音響を鳴動させる構成とした自火報受信機におい
て、火災、非火災時の対処ガイダンス灯、復旧ガイダン
ス灯、音声ガイダンス装置を設けており、自火報受信機
が火災感知器より発報信号を受けたときには、上記火
災、非火災時の対処ガイダンス灯や上記復旧ガイダンス
灯を順次点灯させるともに、音声ガイダンス装置を駆動
させて、復旧に必要な操作や処置を順次誘導できるよう
にしたものである。
【0009】請求項5の自火報受信機は、請求項4に記
載の自火報受信機において、次のような(1)〜(3)
の操作手順に従って、火災、非火災時の対処ガイダンス
灯や復旧ガイダンス灯を順次点灯させる構成となってい
る。 (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させる また、同時に音声ガイダンス装置を駆動して、火災の確
認、処置を促す音声メッセージを出力させる (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
って復旧ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させる また、同時に音声ガイダンス装置を駆動して、火災原因
を調査し、復旧スイッチの操作を促す音声メッセージを
出力させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
る また、同時に音声ガイダンス装置を駆動して、地区音響
スイッチの復帰操作を促す音声メッセージを出力させ
る。
【0010】請求項6の自火報受信機は、請求項4に記
載の自火報受信機において、スイッチ注意灯を更に備え
ており、次のような(1)〜(4)の操作手順に従っ
て、火災、非火災時の対処ガイダンス灯や復旧ガイダン
ス灯を順次点灯、消灯させる構成となっている。 (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
ガイダンス灯を点灯あるいは点滅させる (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
って復旧ガイダンス灯とスイッチ注意灯を点灯あるいは
点滅させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
る (4)地区音響スイッチを定位側に操作すると、地区音
響ベルのラッチが解除され、スイッチ注意灯が消灯す
る。
【0011】請求項7の自火報受信機は、請求項5また
は6に記載の自火報受信機において、上記音声ガイダン
ス装置から出力される音声メッセージの繰り返し回数を
設定できる構成となっている。請求項8の自火報受信機
は、請求項5または6に記載の自火報受信機において、
上記音声ガイダンス装置から出力される音声メッセージ
のインターバル回数や、インターバル時間を設定できる
構成となっている。
【0012】請求項9の自火報受信機は、主音響スイッ
チ、地区音響スイッチ、復旧スイッチ毎に、それぞれの
スイッチに対する操作手順を予め記したガイドプレート
を設け、これらのスイッチの操作に追従して、各ガイド
プレートの所定箇所を選択的に点灯あるいは点滅させる
構成となっている。請求項10の自火報受信機は、火災
灯、地区灯、主音響スイッチ、地区音響スイッチ、復旧
スイッチを有し、火災受信機より導出させた複数の監視
回線に接続した火災感知器のいずれかが発報すると、発
報した火災感知器に対応して設けた地区灯を点灯させ、
同時に火災受信機に設けた主音響と、監視回線に対応し
て設けた地区音響を鳴動させる構成とした自火報受信機
において、火災、非火災時の対処ガイダンス、復旧ガイ
ダンスを表示する表示部を備えており、上記火災受信機
が火災感知器より発報信号を受けたときには、上記表示
部には、火災、非火災時の対処ガイダンス灯や上記復旧
ガイダンス灯を順次表示させて、必要な操作や処置を順
次誘導できるようにしたものである。
【0013】
【作用】請求項1〜3の自火報受信機によれば、自火報
受信機が火災感知器より発報信号を受け、警報を出力し
たときには、火災、非火災時の対処ガイダンス灯や復旧
ガイダンス灯を順次点灯させるので、必要な操作や処置
を順次誘導できる。そのため、専門の監視員だけでな
く、不慣れな者でも、ガイダンス灯による指示にしたが
って各スイッチを順次操作することによって、火災、非
火災時の処置を正確に行うことができる。
【0014】特に、請求項2の自火報受信機によれば、
火災、非火災時の対処ガイダンス灯を点灯あるいは点滅
保持させるので、この対処ガイダンス灯の指示に従って
各スイッチを操作して処置し、火災、非火災の復旧時に
は、復旧ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させるの
で、復旧スイッチを復旧側に操作することによって、自
火報受信機がリセットされて、通常状態に容易に復旧さ
せることができる。
【0015】更に、請求項3の自火報受信機によれば、
スイッチ注意灯を更に備えているので、このスイッチ注
意灯を点灯あるいは点滅することによって、このスイッ
チ注意灯が点灯あるいは点滅している間は、各スイッチ
の通常状態への復旧操作が行われていないことが判るの
で、各スイッチを停止側、復旧側、定位側に操作するこ
とを忘れることがなく、その操作を確実に行うことがで
き、各スイッチの停止側、復旧側、定位側への操作が終
了したときに、スイッチ注意灯が消灯するので、各スイ
ッチの操作が正常に行われたことを確認することができ
る。
【0016】請求項4〜8の自火報受信機によれば、更
に音声ガイダンス装置を設けているので、各ガイダンス
灯の点灯と音声ガイダンス装置による音声ガイダンスの
両方で、必要な操作や処置を順次誘導できる。自火報受
信機が火災感知器より発報信号を受けたときには、専門
の監視員だけでなく、不慣れな者でも、ガイダンス灯と
音声ガイダンス装置の音声メッセージによる指示にした
がって各スイッチを順次操作することによって、火災、
非火災時の処置をより正確に行うことができる。
【0017】特に、請求項5の自火報受信機によれば、
火災、非火災時には、音声ガイダンス装置の音声メッセ
ージと対処ガイダンス灯の指示に従って各スイッチを操
作して処置し、火災、非火災の復旧時に、復旧ガイダン
ス灯を点灯あるいは点滅保持させ、復旧スイッチを復旧
側に操作することによって、自火報受信機がリセットさ
れて、通常状態に容易に復旧させることができ、同時に
音声ガイダンス装置で地区音響スイッチの復帰操作を促
す音声メッセージが出力されるので、この音声メッセー
ジにしたがって地区音響の復帰動作を正確に行うことが
できる。
【0018】更に、請求項6の自火報受信機によれば、
スイッチ注意灯を更に備えているので、このスイッチ注
意灯を点灯あるいは点滅することによって、このスイッ
チ注意灯が点灯あるいは点滅している間は、各スイッチ
の通常状態への復旧操作が行われていないことが判るの
で、各スイッチを停止側、復旧側、定位側に操作するこ
とを忘れることがなく、その操作を確実に行うことがで
きる。
【0019】そして、各スイッチの停止側、復旧側、定
位側への操作が終了したときに、スイッチ注意灯が消灯
するので、各スイッチの操作が正常に行われたことを確
認することができる。また、請求項7の自火報受信機に
よれば、音声ガイダンス装置から出力される音声メッセ
ージの繰り返し回数が設定でき、請求項8の自火報受信
機によれば、更に、音声ガイダンス装置から出力される
音声メッセージのインターバル回数やインターバル時間
を設定できるので、火災、非火災時時の状況に応じた音
声メッセージを出力することができる。
【0020】請求項9の自火報受信機によれば、各スイ
ッチ毎に、操作手順を予め記したガイドプレートを設
け、各スイッチの操作に追従して、各ガイドプレートの
所定箇所を選択的に点灯あるいは点滅させることができ
るので、各ガイドプレートに記された操作手順にしたが
って各スイッチの操作を行うことにより、各スイッチの
操作手順を間違いなく正確に行うことができる。
【0021】請求項10の自火報受信機によれば、火
災、非火災時の対処ガイダンス、復旧ガイダンスを表示
する表示部を備えているので、対処ガイダンスの表示に
したがって各スイッチを操作し、復旧ガイダンスの表示
にしたがって復旧スイッチを復旧側に操作することがで
き、この表示部に順次表示される各ガイダンスによっ
て、必要な操作や処置を順次誘導できるので、専門の監
視員だけでなく、不慣れな人でもより正確に火災、非火
災時の必要な操作及び処置をより一層正確に行うことが
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る自火報受信機の実施例に
ついて、図面を参照しつつ説明する。図1は、第1実施
例の自火報受信機1の第1例の外観を示し、図2は第2
例の自火報受信機1Aの外観を示し、第3図は第1実施
例の自火報受信機1,1Aの基本構造を示し、図4は第
1実施例の自火報受信機1,1Aの基本動作を示すもの
である。
【0023】図1の自火報受信機1には、その上部位置
に、複数(この実施例では5つ)の監視区域を表示する
ための地区ランプと地区窓からなる地区表示灯3a,3
b,3c,3d,3eが設けられ、その下方位置に火災
表示灯4が設けられ、その側方位置に点灯場所確認用ガ
イダンス灯5が設けられ、その左下方位置に火災時用矢
符型表示灯6と火災時表示用ガイダンス灯7と火災処置
表示用ガイダンス灯8が設けられ、右下方位置に非火災
時用矢符型表示灯9と非火災時表示用ガイダンス灯10
と音響停止指示用ガイダンス灯11が設けられ、その左
寄り下方位置にはねかえりスイッチからなる主音響停止
スイッチ12Aが設けられ、その左側方位置にアラーム
(ブザー)鳴動用スピーカ13が設けられ、右側方位置
に押し切りスイッチからなる地区音響停止スイッチ12
Bが設けられ、左下方位置に原因調査用矢符型表示灯1
4と原因調査指示用ガイダンス灯15と復旧操作指示ガ
イダンス灯16が設けられ、その右側方位置にはねかえ
りスイッチからなる火災復旧スイッチ17が設けられ、
更にその右側方位置に地区音響定位操作用指示ガイダン
ス灯18が設けられ、その上方位置に地区音響操作用矢
符型表示灯19が設けられている。
【0024】また、最上部位置には、スイッチ注意灯2
0が設けられ、その左側方位置に交流電源通電ランプ2
1が設けられ、右側方位置にトラブル表示灯22が設け
られている。上記各ガイダンス灯のうち、点灯場所確認
用ガイダンス灯5と火災時表示用ガイダンス灯7と火災
処置表示用ガイダンス灯8と非火災時表示用ガイダンス
灯10と音響停止指示用ガイダンス灯11とが火災、非
火災時の対処ガイダスト灯であり、また、原因調査指示
用ガイダンス灯15と復旧操作指示ガイダンス灯16と
地区音響定位操作用指示ガイダンス灯18とが復旧ガイ
ダンス灯である。
【0025】図2に示す第2例の自火報受信機1Aで
は、火災表示灯4の右側方位置にアラーム(ブザー)鳴
動用スピーカ13が設けられ、その下方位置に主音響停
止スイッチ12Aと主音響停止用ガイダンス灯11aが
設けられ、その下方位置に地区音響停止スイッチ12B
が設けられ、その左側方位置に地区音響停止用ガイダン
ス灯11bが設けられている。
【0026】主音響停止用ガイダンス灯11aと地区音
響停止用ガイダンス灯11bは、火災、非火災時の対処
ガイダスト灯である。尚、他の部分は、上記第1例の自
火報受信機1とほぼ同様なので、同一符号を付して説明
を省略する。第1実施例の自火報受信機1,1Aの基本
構成は、図3に示すように、中央処理部(CPU部)3
0と、この中央処理部(CPU部)30に接続された第
1インターフェース部(IO部1)31、第2インター
フェース部(IO部2)32、第3インターフェース部
(IO部3)33及びプログラム用第1メモリ(RO
M)34、プログラム用第2メモリ(RAM)35とが
それぞれ接続されている。
【0027】第1インターフェース部(IO部)31に
は、スイッチ等の入力手段36が接続され、第2インタ
ーフェース部(IO部)32にはLED等の表示手段3
7が接続され、第3インターフェース部(IO部)33
には火災受信回路38が接続されている。スイッチ等の
入力手段36としては、上記の主音響停止スイッチ12
Aと地区音響停止スイッチ12Bと火災復旧スイッチ1
7等があり、LED等の表示手段には、上記した各対処
ガイダンス灯や各復旧ガイダンス灯があり、これらのガ
イダンス灯は表示ガイダンス用のLEDで構成されてい
る。尚、各ガイダンス灯を液晶パネルで構成してもよ
い。
【0028】また、火災受信回路38には、各監視区域
に設置された火災感知器39が接続されている。次に、
図4のフローチャートを参照しつつ、第1実施例の自火
報受信機1,1Aの基本動作について説明する。地区表
示灯3a,3b,3c,3d,3eのいずれかが点灯す
ると、火災表示灯4が点灯し、火災、非火災の各対処ガ
イダンス灯(点灯場所確認用ガイダンス灯5、火災時表
示用ガイダンス灯7、火災処置表示用ガイダンス灯8、
非火災時表示用ガイダンス灯10、音響停止指示用ガイ
ダンス灯11)が順次点灯する(ステップ101〜ステ
ップ103参照)。
【0029】次に、火災、非火災の判断がなされ、火災
時には、火災時表示用ガイダンス灯7、火災処置表示用
ガイダンス灯8の指示にしたがって19番通報、初期消
火、避難誘導の処置がなされる(ステップ104参
照)。非火災時には、非火災時表示用ガイダンス灯1
0、音響停止指示用ガイダンス灯11(図2の自火報受
信機1Aでは、主音響停止用ガイダンス灯11aと地区
音響停止用ガイダンス灯11b)の指示にしたがって主
音響停止スイッチ12Aと地区音響停止スイッチ12B
を停止操作する(ステップ105,ステップ106参
照)。
【0030】その後、火災、非火災の各対処ガイダンス
灯が消灯し、復旧ガイダンス灯(原因調査指示用ガイダ
ンス灯15と復旧操作指示ガイダンス灯16と地区音響
定位操作用指示ガイダンス灯18)が点灯し、スイッチ
注意灯20が点灯する(ステップ107〜ステップ10
9参照)。復旧操作指示ガイダンス灯16の指示にした
がって火災復旧スイッチ17を復旧に戻して復旧ガイダ
ンス灯を消灯し、地区音響停止スイッチ12Bを定位側
に戻し、全てのスイッチが定位側に戻るとスイッチ注意
灯20が消灯して火災発報前の通常状態に戻る(ステッ
プ110〜ステップ113参照)。
【0031】このように、警報を出力したときには、火
災、非火災時の対処ガイダンス灯や復旧ガイダンス灯を
順次点灯させるので、必要な操作や処置を順次誘導でき
る。そのため、専門の監視員だけでなく、不慣れな者で
も、ガイダンス灯による指示にしたがって各スイッチを
順次操作することによって、火災、非火災時の処置を正
確に行うことができる。
【0032】特に、火災、非火災時の対処ガイダンス灯
を点灯あるいは点滅保持させるので、この対処ガイダン
ス灯の指示に従って各スイッチを操作して処置し、火
災、非火災の復旧時には、復旧ガイダンス灯を点灯ある
いは点滅保持させるので、復旧スイッチを復旧側に操作
することによって、自火報受信機がリセットされて、通
常状態に容易に復旧させることができる。
【0033】更に、スイッチ注意灯20を点灯あるいは
点滅することによって、このスイッチ注意灯20が点灯
あるいは点滅している間は、各スイッチの通常状態への
復旧操作が行われていないことが判るので、各スイッチ
を停止側、復旧側、定位側に操作することを忘れること
がなく、その操作を確実に行うことができ、各スイッチ
の停止側、復旧側、定位側への操作が終了したときに、
スイッチ注意灯20が消灯するので、各スイッチの操作
が正常に行われたことを確認することができる。
【0034】図5は第2実施例の自火報受信機1Bの基
本構成を示すものであって、この自火報受信機1Bで
は、第1実施例の自火報受信機1,1Aの基本構成に、
音声ガイダンス装置40が付加されている。この音声ガ
イダンス装置40は、中央処理部(CPU部)30に接
続された第4インターフェース部41と、この第4イン
ターフェース部(IO部4)41に接続された音声回路
42と、この音声回路42に接続され音声ガイダンス
(音声メッセージ)を出力するスピーカ43とで構成さ
れている。
【0035】このスピーカ43は、図1,図2に示す第
1実施例の自火報受信機1,1Aのアラーム(ブザー)
鳴動用スピーカ13と兼用にしてもよい。この音声ガイ
ダンス装置40は、そのスピーカ43から火災の確認、
処置を促す音声メッセージや、火災原因を調査し、復旧
スイッチの操作を促す音声メッセージや、地区音響停止
スイッチの復帰操作を促す音声メッセージ等を出力する
ようになっている。
【0036】すなわ1、この音声ガイダンス装置40に
よる音声メッセージは、主として次に示す(1)〜
(4)の内容が出力される。 (1) 火災場所に行き本当に火災が発生しているかど
うかの確認を実行することを促す。 (2) 火災時の対処方法(119番への通報・初期消
火・避難誘導)を実行することを促す。 (3) 作動した原因を調査し問題がなかった場合に
は、火災復旧スイッチ17により自火報受信機1Bを監
視状態に戻すことを促す。 (4) 地区音響停止スイッチ12bを定位側に戻すこ
とを促す。
【0037】図6は、第2実施例の自火報受信機1Bの
基本動作を示すフローチャートであって、火災表示灯4
が点灯し、火災、非火災の各対処ガイダンス灯(点灯場
所確認用ガイダンス灯5、火災時表示用ガイダンス灯
7、火災処置表示用ガイダンス灯8、非火災時表示用ガ
イダンス灯10、音響停止指示用ガイダンス灯11)が
順次点灯したときに、音声ガイダンス装置40が駆動さ
れて、音声メッセージが順次出力され(ステップ204
参照)、スイッチ注意灯20が消灯したときに音声ガイ
ダンス装置20が停止されて、音声メッセージの出力が
停止される(ステップ215参照)。
【0038】この第2実施例の自火報受信機1Bでは、
音声ガイダンス装置40から出力される音声メッセージ
の繰り返し回数を設定でき、また、音声メッセージのイ
ンターバル回数や、繰り返しインターバル時間を設定で
きるようになっており、図7に示すタイムチャートで
は、音声メッセージの繰り返し回数を3回に設定し、イ
ンターバル回数をm回に設定し、繰り返しインターバル
時間を2回に設定したものを例示している。
【0039】上記のように、第2実施例の自火報受信機
1Bによれば、音声ガイダンス装置20を設けているの
で、各ガイダンス灯の点灯と音声ガイダンス装置20に
よる音声ガイダンスの両方で、必要な操作や処置を順次
誘導できる。自火報受信機1Bが火災感知器39より発
報信号を受けたときには、専門の監視員だけでなく、不
慣れな者でも、ガイダンス灯と音声ガイダンス装置の音
声メッセージによる指示にしたがって各スイッチを順次
操作することによって、火災、非火災時の処置をより正
確に行うことができる。
【0040】尚、主音響停止スイッチ12a、地区音響
停止スイッチ12b、火災復旧スイッチ17毎に、それ
ぞれのスイッチに対する操作手順を予め記したガイドプ
レートを設け、これらのスイッチの操作に追従して、各
ガイドプレートの所定箇所を選択的に点灯あるいは点滅
させる構成とすると、各ガイドプレートに記された操作
手順にしたがって各スイッチの操作を行うことにより、
各スイッチの操作手順を間違いなく正確に行うことがで
きる利点がある。
【0041】更に、自火報受信機1Bに、火災、非火災
時の対処ガイダンス、復旧ガイダンスを表示する表示部
を設けると、火災受信回路38が火災感知器39より発
報信号を受けたときに、表示部に、火災、非火災時の対
処ガイダンス灯や復旧ガイダンス灯を順次表示させ、必
要な操作や処置を順次誘導できる利点がある。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の自火報
受信機では、自火報受信機が火災感知器より発報信号を
受け、警報を出力したときには、火災、非火災時の対処
ガイダンス灯や復旧ガイダンス灯を順次点灯させるの
で、必要な操作や処置を順次誘導でき、専門の監視員だ
けでなく、不慣れな者でも、ガイダンス灯による指示に
したがって各スイッチを順次操作することによって、火
災、非火災時の処置を正確に行うことができる。
【0043】請求項2の自火報受信機では、火災、非火
災時の対処ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させる
ので、この対処ガイダンス灯の指示に従って各スイッチ
を操作して処置し、火災、非火災の復旧時には、復旧ガ
イダンス灯を点灯あるいは点滅保持させるので、復旧ス
イッチを復旧側に操作することによって、自火報受信機
がリセットされて、通常状態に容易に復旧させることが
できる。
【0044】請求項3の自火報受信機では、スイッチ注
意灯を更に備えているので、このスイッチ注意灯を点灯
あるいは点滅することによって、このスイッチ注意灯が
点灯あるいは点滅している間は、各スイッチの通常状態
への復旧操作が行われていないことが判るので、各スイ
ッチを停止側、復旧側、定位側に操作することを忘れる
ことがなく、その操作を確実に行うことができ、各スイ
ッチの停止側、復旧側、定位側への操作が終了したとき
に、スイッチ注意灯が消灯するので、各スイッチの操作
が正常に行われたことを確認することができる。
【0045】請求項4の自火報受信機では、更に音声ガ
イダンス装置を設けているので、各ガイダンス灯の点灯
と音声ガイダンス装置による音声ガイダンスの両方で、
必要な操作や処置を順次誘導でき、自火報受信機が火災
感知器より発報信号を受けたときには、専門の監視員だ
けでなく、不慣れな者でも、ガイダンス灯と音声ガイダ
ンス装置の音声メッセージによる指示にしたがって各ス
イッチを順次操作することによって、火災、非火災時の
処置をより正確に行うことができる。
【0046】請求項5の自火報受信機では、火災、非火
災時には、音声ガイダンス装置の音声メッセージと対処
ガイダンス灯の指示に従って各スイッチを操作して処置
し、火災、非火災の復旧時に、復旧ガイダンス灯を点灯
あるいは点滅保持させ、復旧スイッチを復旧側に操作す
ることによって、自火報受信機がリセットされて、通常
状態に容易に復旧させることができ、同時に音声ガイダ
ンス装置で地区音響スイッチの復帰操作を促す音声メッ
セージが出力されるので、この音声メッセージにしたが
って地区音響の復帰動作を正確に行うことができる。
【0047】請求項6の自火報受信機では、スイッチ注
意灯を更に備えているので、このスイッチ注意灯を点灯
あるいは点滅することによって、このスイッチ注意灯が
点灯あるいは点滅している間は、各スイッチの通常状態
への復旧操作が行われていないことが判るので、各スイ
ッチを停止側、復旧側、定位側に操作することを忘れる
ことがなく、その操作を確実に行うことができ、各スイ
ッチの停止側、復旧側、定位側への操作が終了したとき
に、スイッチ注意灯が消灯するので、各スイッチの操作
が正常に行われたことを確認することができる。
【0048】請求項7の自火報受信機では、音声ガイダ
ンス装置から出力される音声メッセージの繰り返し回数
が設定でき、請求項8の自火報受信機によれば、更に、
音声ガイダンス装置から出力される音声メッセージのイ
ンターバル回数やインターバル時間を設定できるので、
火災、非火災時の状況に応じた音声メッセージを出力す
ることができる。
【0049】請求項9の自火報受信機では、各スイッチ
毎に、操作手順を予め記したガイドプレートを設け、各
スイッチの操作に追従して、各ガイドプレートの所定箇
所を選択的に点灯あるいは点滅させることができるの
で、各ガイドプレートに記された操作手順にしたがって
各スイッチの操作を行うことにより、各スイッチの操作
手順を間違いなく正確に行うことができる。
【0050】請求項10の自火報受信機では、火災、非
火災時の対処ガイダンス、復旧ガイダンスを表示する表
示部を備えているので、対処ガイダンスの表示にしたが
って各スイッチを操作し、復旧ガイダンスの表示にした
がって復旧スイッチを復旧側に操作することができ、こ
の表示部に順次表示される各ガイダンスによって、必要
な操作や処置を順次誘導できるので、専門の監視員だけ
でなく、不慣れな人でもより正確に火災、非火災時の必
要な操作及び処置をより一層正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自火報受信機の第1実施例の第1
例の外観を示す正面図である。
【図2】第1実施例の自火報受信機の第2例の外観を示
す正面図である。
【図3】第1実施例の自火報受信機の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図4】第1実施例の自火報受信機の基本動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】第2実施例の自火報受信機の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図6】第2実施例の自火報受信機の基本動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】第2実施例の自火報受信機の音声ガイダンス装
置における音声メッセージの繰り返し回数と繰り返しイ
ンターバル時間と繰り返しインターバル回数の一例を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1,1A,1B 自火報受信機 3a,3b,3c,3d,3e 主音響停止スイッチ 4 火災表示灯 5 点灯場所確認用ガイ
ダンス灯 7 火災時表示用ガイダ
ンス灯 8 火災処置表示用ガイ
ダンス灯 10 非火災時表示用ガイ
ダンス灯 11 音響停止指示用ガイ
ダンス灯 11a 主音響停止用ガイダ
ンス灯 11b 地区音響停止用ガイ
ダンス灯 12A 主音響停止スイッチ 12B 地区音響停止スイッ
チ 15 原因調査指示用ガイ
ダンス灯 16 復旧操作指示ガイダ
ンス灯 18 地区音響定位操作用
指示ガイダンス灯 38 火災受信回路 39 火災感知器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の自火報受信機では、火災が発生す
ると、各スイッチ類を専門の監視員が操作して、火災
灯、地区灯などを点灯して警告し、主音響、地区音響か
ら、火災時の警告音を鳴動させて、住民等の避難等に対
処するようにしていた。また、非火災時には、主音響、
地区音響から火災発報の警告音が鳴動した場合、各スイ
ッチ類を操作して、この警告音の鳴動を停止するように
していた。ところが、このような自火報受信機では専門
の監視員が操作することを前提とした操作スイッチや、
表記がなされているのが通例となっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、火災時あ
るいは非火災時における各スイッチ類の操作が、専門の
監視員が操作することを前提とした表記になっていたの
で、不慣れな者は、各スイッチ類の操作方法が判らず、
その操作を容易に行うことができないといった問題があ
った。特に、警報を出力した場合、再使用できるように
復旧操作を行っているが、火災時と非火災時では、その
復旧操作が異なるため、その操作に熟練した専門の監視
員でなくては復旧操作を行うことができず、不慣れな者
ではこの復旧操作を行うことは不可能であるといった問
題があった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廉野 剛 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 筒井 譲二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 鷹野 美佐緒 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災灯、地区灯、主音響スイッチ、地区音
    響スイッチ、復旧スイッチを有し、火災受信機より導出
    させた複数の監視回線に接続した火災感知器のいずれか
    が発報すると、発報した火災感知器に対応して設けた地
    区灯を点灯させ、同時に火災受信機に設けた主音響と、
    監視回線に対応して設けた地区音響を鳴動させる構成と
    した自火報受信機において、 火災、非火災時の対処ガイダンス灯、復旧ガイダンス灯
    を設けており、自火報受信機が火災感知器より発報信号
    を受けたときには、上記火災、非火災時の対処ガイダン
    ス灯や上記復旧ガイダンス灯を順次点灯させて、必要な
    操作や処置を順次誘導できるようにした自火報受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自火報受信機において、 次のような(1)〜(3)の動作手順に従って、火災、
    非火災時の対処ガイダンス灯や復旧ガイダンス灯を順次
    点灯させる構成とした自火報受信機: (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
    し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
    る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
    応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
    ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持する (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
    停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
    とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
    って復旧ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
    機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
    る。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の自火報受信機において、
    スイッチ注意灯を更に備え、 次のような(1)〜(4)の操作手順に従って、火災、
    非火災時の対処ガイダンス灯や復旧ガイダンス灯を順次
    点灯させる構成とした自火報受信機: (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
    し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
    る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
    応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
    ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させる (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
    停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
    とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
    って復旧ガイダンス灯とスイッチ注意灯を点灯あるいは
    点滅保持させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
    機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
    る (4)地区音響スイッチを定位側に操作すると、地区音
    響の停止が解除され、スイッチ注意灯が消灯する。
  4. 【請求項4】火災灯、地区灯、主音響スイッチ、地区音
    響スイッチ、復旧スイッチを有し、火災受信機より導出
    させた複数の監視回線に接続した火災感知器のいずれか
    が発報すると、発報した火災感知器に対応して設けた地
    区灯を点灯させ、同時に火災受信機に設けた主音響と、
    監視回線に対応して設けた地区音響を鳴動させる構成と
    した自火報受信機において、 火災、非火災時の対処ガイダンス灯、復旧ガイダンス
    灯、音声ガイダンス装置を設けており、自火報受信機が
    火災感知器より発報信号を受けたときには、上記火災、
    非火災時の対処ガイダンス灯や上記復旧ガイダンス灯を
    順次点灯させるともに、音声ガイダンス装置を駆動させ
    て、復旧に必要な操作や処置を順次誘導できるようにし
    た自火報受信機。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の自火報受信機において、 次のような(1)〜(3)の操作手順に従って、火災、
    非火災時の対処ガイダンス灯や復旧ガイダンス灯を順次
    点灯させる構成とした自火報受信機: (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
    し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
    る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
    応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
    ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させるまた、同時
    に音声ガイダンス装置を駆動して、火災の確認、処置を
    促す音声メッセージを出力させる (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
    停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
    とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
    って復旧ガイダンス灯を点灯あるいは点滅保持させるま
    た、同時に音声ガイダンス装置を駆動して、火災原因を
    調査し、復旧スイッチの操作を促す音声メッセージを出
    力させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
    機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
    る また、同時に音声ガイダンス装置を駆動して、地区
    音響スイッチの復帰操作を促す音声メッセージを出力さ
    せる。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の自火報受信機において、
    スイッチ注意灯を更に備えており、次のような(1)〜
    (4)の操作手順に従って、火災、非火災時の対処ガイ
    ダンス灯や復旧ガイダンス灯を順次点灯、消灯させる構
    成とした自火報受信機: (1)火災感知器より発報を受信すると、主音響が鳴動
    し、火災灯が点灯し、さらに発報した火災感知器の属す
    る監視回線に対応した地区音響が鳴動し、その地区に対
    応した地区灯が点灯し、このとき火災、非火災時の対処
    ガイダンス灯を点灯あるいは点滅させる (2)主音響スイッチを停止させ、地区音響スイッチを
    停止側に操作すると、主音響、地区音響が停止し、この
    とき火災、非火災時の対処ガイダンス灯を消灯し、代わ
    って復旧ガイダンス灯とスイッチ注意灯を点灯あるいは
    点滅させる (3)復旧スイッチを復旧側に操作すると、自火報受信
    機をリセットし、このとき復旧ガイダンス灯を消灯させ
    る (4)地区音響スイッチを定位側に操作すると、地区音
    響ベルのラッチが解除され、スイッチ注意灯が消灯す
    る。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の自火報受信機に
    おいて、 上記音声ガイダンス装置から出力される音声メッセージ
    の繰り返し回数を設定できる構成とした自火報受信機。
  8. 【請求項8】請求項5または6に記載の自火報受信機に
    おいて、 上記音声ガイダンス装置から出力される音声メッセージ
    のインターバル回数や、インターバル時間を設定できる
    構成とした自火報受信機。
  9. 【請求項9】主音響スイッチ、地区音響スイッチ、復旧
    スイッチ毎に、それぞれのスイッチに対する操作手順を
    予め記したガイドプレートを設け、これらのスイッチの
    操作に追従して、各ガイドプレートの所定箇所を選択的
    に点灯あるいは点滅させる構成とした自火報受信機。
  10. 【請求項10】火災灯、地区灯、主音響スイッチ、地区
    音響スイッチ、復旧スイッチを有し、火災受信機より導
    出させた複数の監視回線に接続した火災感知器のいずれ
    かが発報すると、発報した火災感知器に対応して設けた
    地区灯を点灯させ、同時に火災受信機に設けた主音響
    と、監視回線に対応して設けた地区音響を鳴動させる構
    成とした自火報受信機において、 火災、非火災時の対処ガイダンス、復旧ガイダンスを表
    示する表示部を備えており、上記火災受信機が火災感知
    器より発報信号を受けたときには、上記表示部には、火
    災、非火災時の対処ガイダンス灯や上記復旧ガイダンス
    灯を順次表示させて、必要な操作や処置を順次誘導でき
    るようにした自火報受信機。
JP3493695A 1995-02-23 1995-02-23 自火報受信機 Withdrawn JPH08235462A (ja)

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Cited By (6)

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