JP4664613B2 - 防災設備の操作盤 - Google Patents

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この発明は、例えば、スイッチ操作を1回行うと、そのスイッチの用途等を音声によりガイダンス(例えば、「もう1度操作するとベルが停止します」)し、2回目の操作が一定時間内に行われない場合には、元の状態に戻る防災設備の操作盤に関するものである。
従来、自動火災報知設備や消火設備制御装置などの火災受信機や操作盤には、専任の防災監視員が付いていて、火災報知用の音響鳴動機器や防火戸等の連動設備などの防災機器の監視を行っている。大きなビルになるとその防災設備が大規模になり、火災受信機等が大容量、多機能、高機能となっている。近年の技術の進歩で益々その傾向が強くなっている。
一方、近年は高年齢化社会が進み、将来に亘ってその傾向は進むとされている。従って、社会に占める高年齢の職業者が多くなり、防災監視員も同様である。
一般の防災設備の操作については、難しい訳ではないが、一般の他の設備と異なり操作自体の使用頻度が極めて少ないために起こる「取扱い難さ」がある。
さらに、取り扱うのに敬遠しがちになるという循環で身につけることは難しくなる。また、時代が要求する高機能、多機能の設備が増えると益々その取扱いは難しくなる。
また、高齢者の場合には、その操作はなかなか身に付けにくいことになり、特に記憶力、視力、聴力の問題があったりする。
例えば、火災受信機の操作面には、「火災復旧」のスイッチの隣に、「音響一斉」のスイッチがあるが、「火災復旧」を間違えて「音響一斉」を操作すると、全館の地区音響が鳴動する。このため、スイッチ操作をするのに躊躇することがある。
また、例えば、盤面のスイッチには全てスイッチ名が記載されているが、高齢者に限らず見えにくくまたわかりにくく、緊急の場合は遅れることがあった。まして、実際の火事に際しては、気が動転して思うように操作出来なかったりする。
この状態で、実際に火事等が発生した場合、対応が遅れたり、間違えたりして、大事に至る場合があった。
上述したような従来の防災設備の操作盤では、実際に火事等が発生した場合、防災監視員により、対応が遅れたり、間違えたりして、大事に至る場合があるという問題点があった。
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、不慣れな人が取り扱いやすい防災設備の操作盤を得ることを目的とする。
この発明の請求項に係る防災設備の操作盤は、防災機能を実行するためのスイッチと、前記スイッチについて第1回目の操作がされた場合は、第1の所定時間の第1のタイマーをONし、前記第1のタイマーがタイムアップした後に前記スイッチのスイッチ機能を実行し、前記第1のタイマーがタイムアップする前に前記スイッチについて第2回目の操作がされた場合は、前記スイッチのスイッチ機能のガイダンスを行うとともに、第2の所定時間の第2のタイマーをONし、前記第2のタイマーがタイムアップした後に前記スイッチのスイッチ機能を実行し、前記第2のタイマーがタイムアップする前に前記スイッチについて第3回目の操作がされた場合には、前記スイッチのスイッチ機能をキャンセルする操作制御手段とを備えたものである。
この発明の請求項に係る防災設備の操作盤は、以上説明したとおり、防災機能を実行するためのスイッチと、前記スイッチについて第1回目の操作がされた場合は、第1の所定時間の第1のタイマーをONし、前記第1のタイマーがタイムアップした後に前記スイッチのスイッチ機能を実行し、前記第1のタイマーがタイムアップする前に前記スイッチについて第2回目の操作がされた場合は、前記スイッチのスイッチ機能のガイダンスを行うとともに、第2の所定時間の第2のタイマーをONし、前記第2のタイマーがタイムアップした後に前記スイッチのスイッチ機能を実行し、前記第2のタイマーがタイムアップする前に前記スイッチについて第3回目の操作がされた場合には、前記スイッチのスイッチ機能をキャンセルする操作制御手段とを備えたので、不慣れな人が取り扱いやすいという効果を奏する。
この発明の実施の形態に係る防災設備の操作盤について図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る防災システムの全体構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、1は押釦1aと応答確認灯1bを有する手動操作の発信機、2は定温スポット型感知器、3は差動スポット型感知器、4はイオン化式感知器、5は差動分布型感知器、6は光電式感知器、7はイオン化式感知器(3種)、8は光電式感知器(3種)、9は定温スポット型感知器(特種)である。
また、同図において、10は連動機器、11は放送盤、12はサイレン、13は消火栓リレー函、14はポンプ起動盤、15は消火栓ポンプ、16は火災表示機、17は表示機用ベル、18は地区ベルである。
さらに、同図において、20は排煙口、非常口、21はタレ壁、22は防火戸ダンパ、23は排煙機、24は空調ファン、100は防災監視盤(操作盤)、101は地区灯、107は排煙地区灯及び起動スイッチ、130は主ベル(火報=火災警報)、電子ブザー(排煙)である。
火災時の処置は、次の通りである。主ベル130の鳴動によって建物内の防災監視盤100の近くの人々、例えば監視員は、火災が発生したことを知る事ができる。監視員は本システムの監視盤100の地区灯101によって発報場所を確認してから次の行動に移る。
(1)火災現場を確認する。
地区灯101の点灯により出火場所を確認して、直ちに現場に急行し、状況を確認する。
(2)消火活動を開始する。
消火器、その他によって小火のうちに素早く消し止める。
(3)避難、誘導を開始する。
出火場所、煙の状況などを判断して、適切な誘導を行う。
(4)消防機関へ通報する。
電話で119番通報する。
(5)ベルを停止する。
主ベル130を停止する時は、主音響停止スイッチ(後述)を停止側に倒す。地区ベル18を停止する時は、地区音響停止スイッチ(後述)を停止側に倒す。電子ブザー130を停止する時は、排煙音響停止スイッチ(後述)を停止側に倒す。表示機用ベル17を停止する時は、火災表示機16の音響停止スイッチ(図示せず)を停止側に倒す。
例えば、定温スポット型感知器2が発報すると、主ベル130、出火階及び直上階の地区ベル18が鳴動する。また、排煙地区灯107が点滅する。防災監視員は、主ベル130を停止後、火災現場へ急行する。火災を確認し、誤報の場合は、地区ベル18を停止し、誤報の旨、放送する。一方、実際の火災の場合には状況により、音響一斉移報スイッチ(後述)、消火栓ポンプ起動スイッチ(後述)、及び排煙機起動スイッチ(後述)等をONする。
図2は、この発明の実施の形態に係る防災設備の防災監視盤100の1例としての複合盤の正面の構成を示す図である。
図2において、101は地区灯(火報)で、火災発報時、その地区灯101が直ちに点灯する。以下同様に、102はスイッチ注意灯(赤)(火報)で、後述する各操作スイッチ112、113、115、116、117、119が「定位」の位置にない場合に点滅する。103は発信機灯(赤)(火報)で、手動発信機1が押されると点灯する。104は火災灯(赤)(火報)で、火災発報時直ちに点灯する。105は交流電源灯(緑)で、常時点灯している。106は消火栓始動灯(赤)(火報)で、手動発信機1が押され、消火栓ポンプ15が廻った時,点滅する。107は排煙地区灯及び起動スイッチ(照光式押釦、ノンロック)(排煙)で、火災時,その地区灯107が点滅する。排煙口20等の自動開閉装置(図示せず)が動作すると、点滅から点灯に変わる。回路の作動試験時、スイッチの繰作により地区灯107は点滅する。また、このスイッチ107を繰作すると、その地区の自動開閉装置(図示せず)を遠隔起動できる。108は排煙スイッチ注意灯(赤)(排煙)で、後述する各操作スイッチ121、124が「定位」の位置にない場合に点滅する。109は連動遮断灯(赤)(排煙)で、後述する連動遮断スイッチが「定位」の位置にない場合に点滅する。
また、同図において、110は電圧計で、常時、電源回路2次側の整流電圧を指示している。指示値が例えば20.4V以上(平常時26V附近を指示している)であれば、複合盤には正常に電源が供給されていることを示す。また、この電圧計110は、火報の感知器回路の導通試験の際に切替わり導通の良否を表示する。また、111は電話ジャック(火報)で、総合盤(図示せず)あるいは火災表示機16からの電話呼出しがあると、本システム内のブザーが鳴動するので、後述する電話器置台126の中にある送受話器のプラグを電話ジャック111に差し込む。ブザーの鳴動は停止し通話できる。
また、同図において、112は主音響停止スイッチ(ロック式、赤色)(火報)で、このスイッチを操作すると主ベル130の鳴動が停止する。113は地区音響停止スイッチ(ロック式、赤色)(火報)で、このスイッチを操作すると地区ベル18の鳴動が停止する。114は火災復旧スイッチ(ノンロック式)(火報)で、このスイッチを操作すると火報開係の感知器回路および主回路の電源が断となり、感知器などからの信号で動作した本システムの動作が復旧する。なお、煙感知器に煙が入っていて動作している間は復旧できない。115は試験復旧スイッチ(ロック式)(火報)で、このスイッテを繰作しておくと信号受信回路の自己保持機能が断となる。熱式感知器の作動試験などの時に使用する。
また、同図において、116は火災試験スイッチ(ロック式)(火報)で、このスイッチを操作し後述する回線選択スイッチ125を廻すと、本システムの作動確認ができる。117は導通試験スイッチ(ロック式)(火報)で、このスイッチを操作し後述する回線選択スイッチ125を廻すと、感知器回路の外線の断線の有無が確認できる。外線が正常な場合、電圧計110のメーター針が緑帯を示し、外線が断線の場合は赤帯を示す。118は予備電源試験スイッチ(ノンロック式)で、このスイッチを操作すると電池の容量試験ができる。電圧計110の赤線は、電池の最低電圧値(20.4V)を示す。119は消火栓遮断スイッチ(ロック式)(火報)で、このスイッチを操作すると、本システムから消火栓リレー函13への信号回路が遮断され、手動発信機1の操作と連動して消火栓ポンプ15を始動できなくなる。なお、ポンプを復旧する場合は、ポンプ起動盤14、ポンプ操作盤により行う。120は表示機呼出スイッチ(ノンロック式)(火報)で、このスイッチを操作すると表示機16を呼出せる。電話によって通話ができる。
また、同図において、121は排煙音響停止スイッチ(ロック式、赤色)(排煙)で、このスイッチを操作すると排煙用音響装置(電子ブザー)130の鳴動が停止する。122は排煙復旧スイッチ(ノンロック式)(排煙)で、このスイッチを操作すると、排煙関係の感知器回路および主回路の電源が断となり、感知器などからの信号で動作した本システムの動作が復旧する。なお、煙感知器に煙が入っていて動作している間は復旧できない。123は連動遮断スイッチ(ロック式)(排煙)で、このスイッチを繰作すると、本システムから自動開閉装置への電原回路が遮断され、感知器発報および起動スイッチの操作をしても、自動開閉装置は起動できない。124は移報停止スイッチ(ロック式)(排煙)で、このスイッチを操作すると、本システムの排煙関係の作動時の移報信号が遮断される。
また、同図において、125は回線選択スイッチ(ロータリー式)(火報)で、スイッチ116あるいは117を操作し、本スイッチの核当する番号に順次廻していくと、火報関係の作動試験あるいは導通試験ができる。126は送受話器(携帯用)(図示せず)の置台で、感知器作動試験など保守点検時には電話器置台に設置されている携帯用送受話器を利用する。表示機または発信機の電話ジャックに送受話器のプラグをさし込めば本システムとの間で通話できる。
さらに、同図において、140は消火栓ポンプ起動スイッチで、火災確認の後、押下(ON)する。OFFするには、地下などにあるポンプ制御盤を操作する。141は排煙機起動スイッチで、OFFするには別の階にある排煙機制御盤を操作する。142は音響一斉移報スイッチで、押下すると地区ベル18が一斉に鳴動する(全館一斉鳴動)。
である。
図3は、この発明の実施の形態に係る防災設備の操作盤のスイッチを示す図である。
図3において、(a)は上操作時の外観を示す斜視図、(b)は上操作時、(c)は平常時(定位)、(d)は下操作時を示す。
図4は、この発明の実施の形態に係る防災設備の操作盤の内部構成を示す図である。
図4において、50はCPU(操作制御手段)、51は音声データや文字データが格納されているメモリ、52は液晶などの表示装置、53は音声信号を増幅するアンプ、54はスピーカである。このアンプ53及びスピーカ54は、音声出力手段を構成する。また、60、61、62、63は消火栓ポンプ起動スイッチ140、排煙機起動スイッチ141、音響一斉移報スイッチ142などの前述した各種のスイッチ、64、65、66は前述した各種の表示灯、地区ベル18などである。なお、表示装置52及びスピーカ54は、図2に示す防災設備の複合盤の正面に設けてもよいし、別の機器に設けてもよい。
つぎに、この実施の形態に係る防災設備の操作盤(複合盤)のスイッチの動作について図面を参照しながら説明する。
(A)同じスイッチに対して、第1の操作をすると、スイッチ機能のガイダンス(音声又は文字等の映像、あるいは音声及び映像を同時に)がなされ、第2の操作をすると、そのスイッチ機能を実行する。第1の操作、第2の操作の例を、(A−1)〜(A−6)の6個それぞれ以下に示す。
(A−1)同じスイッチについて、第1回目の操作と、第2回目の操作とが相当する。これは、ノンロック式のスイッチや、スイッチの操作状態をCPUのソフトで監視してスイッチ状態を決定するいわゆるソフトスイッチ等の場合に特に有効である。
図5は、この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(A−1)の動作を示すフローチャートである。
ステップ201において、CPU50は、例えば音響一斉移報スイッチ142について、第1回目の操作がされたかを判断する。
次に、ステップ202において、第1回目の操作がされた場合には、スイッチ機能のガイダンスを行う。すなわち、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する音声データを読み出し、アンプ53を通じてスピーカ54から出力する。例えば、音声『もう一度押すと、地区ベルが全館鳴動します』がアナウンスされる。あるいは、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する文字データを読み出し、表示装置52から出力する。例えば、文字『もう一度押すと、地区ベルが全館鳴動します』が表示される。なお、音声及び文字の両者を同時に出力してもよい。
次に、ステップ203において、CPU50は、数秒程度のタイマーをONする。なお、スイッチ機能のガイダンスとタイマーのONは、順序が逆でもよく、両方を同時に行ってもよい。
次に、ステップ204において、上記タイマーがタイムアップかどうかを判断する。タイムアップの場合は、最初のステップへ戻る。
次に、ステップ205において、タイムアップではない場合には、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142について、第2回目の操作がされたかを判断する。第2回目の操作ではない場合は、ステップ204へ戻る。
次に、ステップ206において、第2回目の操作の場合には、スイッチ機能を実行する。すなわち、この例では、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142の機能、つまり地区ベル18を一斉に鳴動する(全館一斉鳴動)。
(A−2)同じスイッチについて、カメラのシャッターのように、半押しの操作と、全押しの操作とが相当する。
図6は、この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(A−2)〜(A−6)の動作を示すフローチャートである。
ステップ211において、CPU50は、例えば音響一斉移報スイッチ142について、第1の操作、つまり半押しの操作がされたかを判断する。
次に、ステップ212において、第1の操作、つまり半押しの操作がされた場合には、スイッチ機能のガイダンスを行う。すなわち、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する音声データを読み出し、アンプ53を通じてスピーカ54から出力する。例えば、音声『全押しすると、地区ベルが全館鳴動します』がアナウンスされる。あるいは、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する文字データを読み出し、表示装置52から出力する。例えば、文字『全押しすると、地区ベルが全館鳴動します』が表示される。なお、音声及び文字の両者を同時に出力してもよい。
次に、ステップ213において、第1の操作ではない場合には、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142について、第2の操作、つまり全押しの操作がされたかを判断する。第2の操作ではない場合は、ステップ211へ戻る。
次に、ステップ214において、第2の操作、つまり全押しの操作の場合には、スイッチ機能を実行する。すなわち、この例では、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142の機能、つまり地区ベル18を一斉に鳴動する(全館一斉鳴動)。
(A−3)同じスイッチについて、一方の操作と、他方の操作とが相当する。例えば、図3に示すように、上操作と、下操作である。また、左操作と、右操作などがある。なお、上下と左右が逆でもよい。これは、ノンロック式のスイッチやロック式のスイッチの場合に特に有効である。
(A−4)同じスイッチについて、瞬間押しの操作と、長押しの操作とが相当する。なお、瞬間押しの操作と長押しの操作とが逆でもよい。これは、ノンロック式のスイッチやソフトスイッチの場合に特に有効である。
(A−5)同じスイッチについて、ダブルクリックとシングルクリックのように、2回押しの操作と、1回押しの操作とが相当する。なお、2回押しの操作と1回押しの操作とが逆でもよい。
(A−6)同じスイッチについて、モードが説明モード時の操作と、実行モード時の操作とが相当する。モードの切り替えは、タッチパネルなどの別のスイッチで行う。
(B)あるスイッチに対して、操作をすると、留保され、あるいはスイッチ機能のガイダンス(音声又は文字等の映像、あるいは音声及び映像を同時に)がなされ、その後解除されなければスイッチ機能を実行する。
(B−7)あるスイッチについて、操作した後、一定時間以内(例えば留保ランプ点灯)に、別のスイッチで解除操作をするとスイッチ機能が実行されない。
(B−8)上記の(B−7)において、例えば音声『4秒以内に解除スイッチが押されなければ〜を実行します』のガイダンスがなされる。
(B−9)上記の(7)において、解除操作が、同じスイッチを操作することであるもの。
図7は、この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(B−9)の動作を示すフローチャートである。
ステップ221において、CPU50は、例えば音響一斉移報スイッチ142について、第1回目の操作がされたかを判断する。第1回目の操作が行われない場合は、最初のステップへ戻る。
次に、ステップ222において、第1回目の操作がされた場合には、CPU50は、例えば4秒のタイマーをONする。
次に、ステップ223において、スイッチ機能のガイダンスを行う。すなわち、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する音声データを読み出し、アンプ53を通じてスピーカ54から出力する。例えば、音声『4秒以内にもう一度押さなければ、地区ベルが全館鳴動します』がアナウンスされる。あるいは、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する文字データを読み出し、表示装置52から出力する。例えば、文字『4秒以内にもう一度押さなければ、地区ベルが全館鳴動します』が表示される。なお、音声及び文字の両者を同時に出力してもよい。また、タイマーのONとスイッチ機能のガイダンスは、順序が逆でもよく、両方を同時に行ってもよい。
次に、ステップ224において、上記タイマーがタイムアップ(4秒)かどうかを判断する。
次に、ステップ225において、タイムアップの場合は、スイッチ機能を実行する。すなわち、この例では、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142の機能、つまり地区ベル18を一斉に鳴動する(全館一斉鳴動)。
次に、ステップ226において、スイッチ機能の実行をアナウンスする。例えば、音声『地区ベル全館鳴動が実行されました』がアナウンスされる。
次に、ステップ227において、タイムアップではない場合には、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142について、第2回目の操作がされたかを判断する。第2回目の操作ではない場合は、ステップ224へ戻る。
次に、ステップ228において、第2回目の操作の場合には、スイッチ機能をキャンセルする。
次に、ステップ229において、スイッチ機能のキャンセルをアナウンスする。例えば、音声『地区ベル全館鳴動はキャンセルされました』がアナウンスされる。
(B−10)スイッチを操作した後、一定時間以内に同じスイッチを操作すると、スイッチ機能のガイダンスが行なわれ、更に一定時間以内に同じスイッチを解除操作するとスイッチ機能が実行されない。
図8は、この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(B−10)の動作を示すフローチャートである。
ステップ231において、CPU50は、例えば音響一斉移報スイッチ142について、第1回目の操作がされたかを判断する。第1回目の操作が行われない場合は、最初のステップへ戻る。
次に、ステップ232において、第1回目の操作がされた場合には、CPU50は、例えば4秒のタイマーをONする。
次に、ステップ233において、上記タイマーがタイムアップ(4秒)かどうかを判断する。タイムアップの場合は、ステップ240へ進む。
次に、ステップ234において、タイムアップではない場合には、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142について、第2回目の操作がされたかを判断する。第2回目の操作ではない場合は、ステップ233へ戻る。
次に、ステップ235において、第2回目の操作である場合には、スイッチ機能のガイダンスを行う。すなわち、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する音声データを読み出し、アンプ53を通じてスピーカ54から出力する。例えば、音声『4秒以内にもう一度押さなければ、地区ベルが全館鳴動します』がアナウンスされる。あるいは、CPU50は、メモリ51から音響一斉移報スイッチ142に対応する文字データを読み出し、表示装置52から出力する。例えば、文字『4秒以内にもう一度押さなければ、地区ベルが全館鳴動します』が表示される。なお、音声及び文字の両者を同時に出力してもよい。
次に、ステップ236において、CPU50は、再度、例えば4秒のタイマーをONする。なお、スイッチ機能のガイダンスとタイマーのONは、順序が逆でもよく、両方を同時に行ってもよい。
次に、ステップ237において、上記タイマーがタイムアップ(4秒)かどうかを判断する。タイムアップの場合は、ステップ240へ進む。
次に、ステップ238において、タイムアップではない場合には、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142について、第3回目の操作がされたかを判断する。第3回目の操作ではない場合は、ステップ237へ戻る。
次に、ステップ239において、第3回目の操作の場合には、スイッチ機能をキャンセルする。
次に、ステップ240において、タイムアップの場合は、スイッチ機能を実行する。すなわち、この例では、CPU50は、音響一斉移報スイッチ142の機能、つまり地区ベル18を一斉に鳴動する(全館一斉鳴動)。
(B−11)上記(A)、(B)を組み合わせたものや、(B−12)上記機能(説明機能、留保機能、留保後解除機能など)を有するか有しないかのモードを選択する切換スイッチを備えたものなどがある。
この発明の実施の形態に係る防災システムの全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態に係る防災設備の操作盤の正面の構成を示す図である。 この発明の実施の形態に係る防災設備の操作盤のスイッチを示す図である。 この発明の実施の形態に係る防災設備の操作盤の内部構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(A−1)の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(A−2)〜(A−6)の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(B−9)の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る防災設備の操作盤のスイッチ操作(B−10)の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
2 定温スポット型感知器、18 地区ベル、50 CPU、51 メモリ、52 表示装置、53 アンプ、54 スピーカ、100 防災設備、140 消火栓ポンプ起動スイッチ、141 排煙機起動スイッチ、142 音響一斉移報スイッチ。

Claims (1)

  1. 防災機能を実行するためのスイッチと、
    前記スイッチについて第1回目の操作がされた場合は、第1の所定時間の第1のタイマーをONし、前記第1のタイマーがタイムアップした後に前記スイッチのスイッチ機能を実行し、
    前記第1のタイマーがタイムアップする前に前記スイッチについて第2回目の操作がされた場合は、前記スイッチのスイッチ機能のガイダンスを行うとともに、第2の所定時間の第2のタイマーをONし、前記第2のタイマーがタイムアップした後に前記スイッチのスイッチ機能を実行し、
    前記第2のタイマーがタイムアップする前に前記スイッチについて第3回目の操作がされた場合には、前記スイッチのスイッチ機能をキャンセルする操作制御手段と
    を備えたことを特徴とする防災設備の操作盤。
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