JPH10154433A - スイッチ機能案内システム - Google Patents

スイッチ機能案内システム

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JPH10154433A
JPH10154433A JP31223596A JP31223596A JPH10154433A JP H10154433 A JPH10154433 A JP H10154433A JP 31223596 A JP31223596 A JP 31223596A JP 31223596 A JP31223596 A JP 31223596A JP H10154433 A JPH10154433 A JP H10154433A
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JP
Japan
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switch
function
circuit
display
button
Prior art date
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JP31223596A
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English (en)
Inventor
Masato Morishige
政人 森重
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作スイッチを操作する場合、人手による操作
の不確実性をより確実なものにするスイッチ機能案内シ
ステムを実現する。 【解決手段】押釦を押圧する操作または押釦に手を接近
する操作により回路を接断動作する操作スイッチにおい
て、スイッチ機能を報知する報知手段と、操作が行われ
た時から所定時間後にスイッチ機能が遅延して動作する
遅延動作手段と、所定時間内に再度操作が行われる場合
は前回の操作を取消す操作取消手段とを有することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作性、視認性を
重視した操作スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】機能表示のために印刷された文字板や照
明文字板等が取り付けられ、この機能表示を頼って操作
することにより目的の機能を発揮する操作スイッチは各
分野で多種多様に用いられ、そして、その機能やサイ
ズ、信頼性、コスト等日進月歩留まるところを知らない
様相を呈している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、該操作スイ
ッチが限られたスペースの中に多数並べられたスイッチ
群の中から希望する1つ1つのスイッチを目視により選
択して押圧等でスイッチのON/OFFを行う場合に、
特に自動車の運転中等は希望スイッチ位置を正確に探し
て操作することが困難で結果的に誤った操作となる場合
があり、スイッチ操作上必ずしも十分ではない。
【0004】本発明は、このようにスイッチの人手によ
る操作の不確実性をより確実なものにするスイッチ機能
案内システムを実現する。
【0005】
【課題が解決するための手段】本発明は、押釦を押圧す
る操作または該押釦に手を接近する操作により回路を接
断動作する操作スイッチにおいて、スイッチ機能を報知
する報知手段と、前記操作が行われた時から所定時間後
にスイッチ機能が遅延して動作する遅延動作手段と、前
記所定時間内に再度前記操作が行われる場合は前回の操
作を取消す操作取消手段とを有することを特徴とする。
【0006】また、前記報知手段の報知機能を選択的に
禁止する報知機能禁止手段と、前記遅延動作手段の遅延
動作を禁止する遅延動作禁止手段とを備えたことを特徴
とする。また、前記報知手段は光で可視表示を行う可視
表示手段を備えたことを特徴とする。
【0007】また、前記報知手段は音または音声で音声
通知を行う音声通知手段を備えたことを特徴とする。ま
た、前記報知手段は振動体の振動で振動報知を行う振動
報知手段を備えたことを特徴とする。また、前記可視表
示手段は前記操作スイッチの前記操作が行われるに応じ
て、操作が行われた前記押釦及び該押釦の周辺に配置さ
れた他の押釦の機能をも光で表示する周辺可視表示手段
を備えたことを特徴とする。
【0008】また、前記音声通知手段は前記操作スイッ
チの前記操作が行われるに応じて、操作が行われた前記
押釦及び該押釦の周辺に配置された他の押釦の機能をも
音声で通知する周辺音声通知手段を備えたことを特徴と
する。また、前記振動報知手段は前記操作スイッチの前
記操作が行われるに応じて、操作が行われた前記押釦及
び該押釦の周辺に配置された他の押釦の機能をも振動で
報知する周辺振動報知手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、前記可視表示手段は前記操作を行う
操作に応じて操作者の手指の位置を表示する手指位置表
示手段を備えたことを特徴とする。また、前記可視表示
手段は周囲の明るさが所定以上の明るさであることを検
知する明度検知手段と、該明度検知手段で検出される検
出出力で前記可視表示手段の機能を禁止する表示禁止手
段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、前記報知手段は前記可視表示手段
と、前記音声通知手段と、前記振動報知手段とからな
り、周囲の状況を検知する前記明度検知手段と、周囲の
所定以上の騒音及び振動を検知する騒音検知手段及び振
動検知手段とを備え、前記各検知手段からの検知出力に
対応した前記各報知手段の機能を禁止する報知禁止手段
を備えたことを特徴とする。
【0011】
【実施例】次に本発明の第1、第2及び第3の実施例に
ついて説明する。図1は第1及び第3実施例の主要回路
の構成を示すブロック図である。鎖線枠内で示した1は
目的の回路を接断する操作スイッチで、鎖線枠外は操作
スイッチに付帯する報知手段等を示している。
【0012】2はSW(Switch)入力処理回路で、機械
式接点スイッチ素子または電子的近接スイッチ素子とト
ランジスタやダイオードよる整形回路等で構成され、操
作釦S1が押圧または指先が接近される等の入力でスイ
ッチ操作が行われた時、該スイッチ操作に応じて予め設
定された一定幅のパルス出力をTフリップフロップ回路
3に出力するように構成される。
【0013】3はTフリップフロップ回路で、トランジ
スタ、ダイオード、抵抗等から構成され、1つの一定入
力に対してその状態を変えて出力するフリップフロップ
動作、つまり、操作釦S1が押される度にTフリップフ
ロップ回路3の出力がHとLを交互に論理積回路4に出
力するように構成される。4は論理積回路(AND回
路)で、トランジスタ、ダイオード、抵抗を含む半導体
集積回路等から構成され、2系統の信号入力端子を備
え、この両端子に同時に入力信号が与えられると出力信
号が出力され、両端子のいずれか1つに入力信号が与え
られた場合は出力しないように構成される。
【0014】5は遅延回路で、抵抗・コンデンサ・トラ
ンジスタ等による信号遅延回路により構成され、入力信
号が一時的に蓄積され、そして予定された時間経過後に
この蓄積信号の転送が行われAND回路4の一方の端子
に出力するように構成される。6は動作回路で、例えば
リレー等から構成され、論理回路4の出力に応じて操作
スイッチ1としての前記リレー上の電気接点をONまた
はOFFとするように構成される。
【0015】7は表示回路で、トランジスタや抵抗等で
構成され、操作釦S1が操作されるに即応して操作スイ
ッチ1がONであるか、またはOFFであるかをTフリ
ップフロップ3の出力(HまたはLレベル)を基に検出
し、この検出結果の信号を表示装置8に出力するように
構成される。8は表示装置で、スイッチ機能を示す半透
明の文字板とその背後に位置された照明ランプ等から構
成され、表示回路7の出力に応じて操作スイッチ1がO
N操作されたかまたはOFF操作であるかをスイッチ機
能と共に可視表示を行うように構成される。
【0016】尚、車両に取付られる場合は表示装置8は
スイッチの押釦周辺以外にも計器盤内の見やすい所に配
置されると視認性によい。次に、図2を用い動作を説明
する。図2は図1に示すブロック回路のスイッチ動作に
係わる要所の信号波形とそのタイミング関係を示す動作
説明図である。
【0017】A点の信号波形は操作釦S1が押された時
に発生するパルス波形で、Tフリップフロップ回路3の
入力信号である。本図では、操作者の意思(操作)とし
て1時点で操作スイッチの機能動作をON状態にしよう
とし、2時点でこれをOFFとすることを例として示
す。B点の信号波形はTフリップフロップ回路3の出力
波形で、A点にパルスが現れる度にB点のレベルがH,
L交互に出力される。
【0018】そして、Hレベル時には表示回路7で表示
がONとなるべきを検出し、表示信号が表示装置8に出
力され、表示装置8で機能表示が行われる。C点の信号
波形は遅延回路5の出力波形で、B点の信号波形の立上
り/立下り時点から遅れて(T秒間)B点の波形と同じ
信号波形がC点に出力される。D点の信号波形はB点と
C点との信号が同一の時間内に存在する時(斜線で示
す)に限って出力される。
【0019】そして、D点に出力が存在する時、操作ス
イッチ1がON動作し、目的の機能が動作される。ここ
で、A点の1’及び2’で示すパルス波形は、1’時点
から操作釦S1が押され表示装置8に機能表示が行わ
れ、次に2’時点から操作釦S1が再度押されたが、
2’は遅延時間(T秒間)より短い時間内に操作釦S1
が押されたので1’の押釦操作が取り消され、D点には
出力されず操作スイッチ1はOFF状態が続けられる。
【0020】また、図3は本発明の第3実施例の構成を
示す構成図である。S2は表示禁止スイッチで、例えば
押釦式2接点スイッチ等で構成され、押釦に押圧を与え
るとONとなり、次に押圧を与えるとOFFとなり、表
示回路7及び遅延回路5の各回路に共通的に接続され、
表示禁止スイッチS2がONの時は表示回路7及び遅延
回路5の両方の機能を禁止するように構成される。
【0021】本例では前記両方の機能を禁止する例であ
るが、これに限らず遅延回路5の機能のみを禁止するよ
うに構成することも可能である。本実施例のような構成
によれば、使用者の嗜好により、操作スイッチ1の前記
遅延動作や前記可視表示動作の有無の選択が可能であ
る。以上のように本実施例によれば、操作スイッチのO
N動作が行われる前に機能表示が行われるので、押釦操
作が正しかったか否かが目視により確認でき、この時押
釦操作が誤っていた場合はそれを取消、再度押釦操作を
行うことにより、正確な押釦操作が可能となる。
【0022】次に本発明の第4の実施例を説明する。図
4は第4実施例の構成を示す構成図である。図1に示し
た構成と同様の回路構成については、同一の番号を付
し、詳細な説明は省略する。41は音響または音声出力
回路で、半導体ICまたはROM回路等により構成さ
れ、操作釦S1が操作されるに即応して操作スイッチ1
がONであるか、またはOFFであるかをTフリップフ
ロップ3の出力(HまたはLレベル)を基に検出し、こ
の検出結果(例えばH時)ビープトーン(釦の数だけ異
なった周波数で例えばC調の標準音階に相当する各周波
数を0.3秒間程度各釦に対応して備えられる)を出力
するように構成される。
【0023】また、別途、操作釦の機能を音声で出力す
るように、音声合成回路により前記ビープトーンに替え
て音声出力を短時間に出力するように構成される。42
はスピーカで、釦操作者の近くに配置され、音響または
音声出力回路41からの入力で適度な音量で音響または
音声出力が放射され釦操作者に音響または音声で報知す
るように構成される。
【0024】以上のように本実施例によれば、操作スイ
ッチのON動作が行われる前に機能が音響または音声で
案内が行われるので、押釦操作が正しかったか否かが聴
覚により確認でき、この時押釦操作が誤っていた場合は
それを取消、再度押釦操作を行うことにより、正確な押
釦操作が可能となる。また、聴覚により確認できるので
目視に頼らず目的のスイッチを探すことが容易となり、
特に車内において本実施例のスイッチを用いると、運転
者が前方から視線を逸らすことなく手さぐりで目的のス
イッチを捜すことができるので事故の危険性が減少す
る。
【0025】次に本発明の第5の実施例を説明する。図
5は第5実施例の構成を示す構成図である。図1に示し
た構成と同様の回路構成については、同一の番号を付
し、詳細な説明は省略する。51は振動装置駆動回路
で、低周波マルチバイブレータとその電力増幅増幅器等
から構成され、操作釦S1が操作されるに即応して操作
スイッチ1がONであるか、またはOFFであるかをT
フリップフロップ3の出力(HまたはLレベル)を基に
検出し、この検出結果(例えばH時)数ヘルツ以下の矩
形波が数秒間出力され振動装置52を駆動するように構
成される。
【0026】尚、操作スイッチの機能毎に振動が断続す
る回数等の振動モードが設定されるならばスイッチ機能
の識別に都合がよい。52は振動装置で、電磁コイルお
よびこのコイルに電流が流れた場合に励磁されて変位す
る可動片等から構成され、釦操作者のシートバック内等
に配置され、前記可動片が振動装置駆動回路51の駆動
周波数に応じて適度な振幅で振動し、釦操作者に操作ス
イッチ1が押されたことを振動で報知するように構成さ
れる。
【0027】以上のように本実施例によれば、操作スイ
ッチのON動作が行われる前に機能を振動で案内が行わ
れるので、押釦操作が正しかったか否かが触覚等により
確認でき、この時押釦操作が誤っていた場合はそれを取
消、再度押釦操作を行うことにより、正確な押釦操作が
可能となる。また、前記振動片が振動する位置や振動モ
ードにより確認できるので目視に頼らず目的のスイッチ
を探すことが容易となり、特に車内において本実施例の
スイッチを用いると、運転者が前方から視線を逸らすこ
となく手さぐりで目的のスイッチを捜すことができるの
で事故の危険性が減少する。
【0028】次に本発明の第6の実施例を説明する。図
6は第6実施例の構成を示す構成図である。図1に示し
た構成と同様の回路構成については、同一の番号を付
し、詳細な説明は省略する。(a)は本例の回路構成を
示し、(b)は表示装置の配置/表示を示す例である。
【0029】尚、表示装置8は釦Pの機能表示にに対応
している。61は周辺表示回路で、表示回路7と同一の
回路を用いられるが、表示回路7の出力より少し低いレ
ベルの出力となるように調整され、更に出力側に逆流防
止用ダイオード等を追加した回路であり、釦Pとの識別
をよくするため、周辺の釦Q及び釦Rの各釦機能を減光
して表示駆動するように構成される。
【0030】62及び63は周辺の表示装置で、本例で
は周辺の釦Qおよび釦Rの機能表示に対応した構成であ
る。そして、操作釦S1が押圧されると、この釦に対応
した表示Pが表示されるに加えて、表示Pの周辺の表示
Q及び表示Rが同時に表示される。以上のように本実施
例によれば、操作スイッチのON動作が行われる前に機
能表示が操作を意とした釦機能及びその周辺の釦機能の
表示が行われるので、押釦操作が正しかったか否かが目
視により確認でき、この時押釦操作が誤っていた場合は
それを取消、再度押釦操作が周辺の表示を参考にして行
われることにより、正確な押釦操作が可能となる。
【0031】次に本発明の第7及び第8の実施例を説明
する。図7は第7実施例の構成を示す構成図である。図
1に示した構成と同様の回路構成については、同一の番
号を付し、詳細な説明は省略する。(a)は本例の回路
構成を示し、(b)は表示装置の配置/表示例を示す。
【0032】71は音響または音声出力回路で、半導体
ICまたはROM回路等により構成され、操作釦S1が
操作されるに即応して操作スイッチ1がONであるか、
またはOFFであるかをTフリップフロップ3の出力
(HまたはLレベル)を基に検出し、この検出結果(例
えばH時)ビープトーン(釦の数だけ異なった周波数で
例えばC調の標準音階に相当する各周波数を0.3秒間
程度各釦に対応して備えられる)を出力するように構成
される。
【0033】また、別途、操作釦の機能を音声で出力す
るように、音声合成回路により前記ビープトーンに替え
て音声出力を短時間に出力するように構成される。尚、
操作釦S1の機能をPとすると、前記音声出力はPを報
知する他、(b)に示すように操作釦S1の上下、左右
に配置された操作釦機能を順次音声で出力し、スピーカ
42から音声出力される。
【0034】以上のように本実施例によれば、操作スイ
ッチのON動作が行われる前に機能を音声で案内が行わ
れるので、押釦操作が正しかったか否かが聴覚により確
認でき、この時押釦操作が誤っていた場合はそれを取
消、再度押釦操作を上下、左右に配置された操作釦機能
の順次音声案内を参考に行われることにより、正確な押
釦操作が可能となる。
【0035】また、操作釦S1の上下、左右に配置され
た操作釦機能を順次音声で報知されるので目的のスイッ
チを探すことが容易となり、特に車内において本実施例
のスイッチを用いると、運転者が前方から視線を逸らす
ことなく手さぐりで目的のスイッチを捜すことができる
ので事故の危険性が減少する。以上は音声で操作釦S1
及びその上下、左右に配置された操作釦機能を報知する
方式であるが、別途振動方式として、操作釦機能に対応
する振動のモードの設定及び振動を釦操作者に伝える振
動片の配置が設定されることにより、音声を振動に置き
換えることも可能である。
【0036】次に本発明の第9の実施例を説明する。図
8は第9実施例の構成を示す構成図である。図1に示し
た構成と同様の回路構成については、同一の番号を付
し、詳細な説明は省略する。(a)は本例の回路構成を
示し、(b)は表示装置の配置/表示例を示す。
【0037】81はセンサで、例えばホトダイオードと
LED(light Emission Diode)を用い、その光軸を合
わせ近接物体を検知できるように一対として組合せ、こ
れを格子状に多数組配置し、操作スイッチ1の操作釦周
辺を取囲むように構成される。そして、前記格子状に多
数配置された各ホトダイオードの出力は処理回路82に
出力される。
【0038】82は処理回路で、前記各ホトダイオード
からの入力をマトリックス回路を介し、どの位置のホト
ダイオードが操作者の指先で光遮断されているかを検知
処理し、表示装置83に検知信号を出力するように構成
される。83は表示装置で、例えばホログラム投射手段
を用い、処理回路82から入力する検知信号で指標(予
め指標のキャラクタが表示装置83内に備えられている
操作者の指先に順じた目印)を投射表示するように構成
される。
【0039】以上のような構成により、釦操作者の操作
する指先が操作釦に接近した場合にその指先とその位置
を検知し表示装置83の表示パターン上に指標が表示さ
れる。以上のように本実施例によれば、操作スイッチの
ON動作が行われる前に機能を指標画像で案内が行われ
るので、正確な押釦操作が可能となる。
【0040】また、操作釦S1を押そうとする指先が操
作スイッチ釦を押圧する状態が指標画像で報知されるの
で目的のスイッチを探すことが容易となり、特に車内に
おいて本実施例のスイッチを用いると、運転者が前方か
ら視線を逸らすことなく手さぐりで目的のスイッチを捜
すことができるので事故の危険性が減少する。次に本発
明の第10の実施例を説明する。
【0041】図9は第10実施例の構成を示す構成図で
ある。図1に示した構成と同様の回路構成については、
同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。91は明度
検知センサで、レンズ及びフォト半導体等により構成さ
れ、操作釦S1及びその周辺が規定以上の明るさである
ことを検知しHレベル(またはLレベル)の信号を表示
回路7及び遅延回路5に出力するように構成される。
【0042】そして、操作釦S1及びその周辺が明らか
に確認できるような明るさの場合は、表示回路7および
遅延回路5の機能が自動的に停止される。以上のように
本実施例によれば、操作釦が目視で確認しにくい場合は
前記表示及び動作遅延が行われ、操作釦が明るく目視確
認が容易な場合は単なる操作スイッチとして動作させる
ことが可能となり、このような用途に用いることによ
り、正確な押釦操作が可能となる。
【0043】次に本発明の第11の実施例を説明する。
図10は第11実施例の構成を示す構成図である。図1
に示した構成と同様の回路構成については、同一の番号
を付し、詳細な説明は省略する。101は各種環境検知
センサで、明度検知センサ91、マイクロホン及び車の
悪路走行時の振動周波数に適応する超低周波バンドパス
フィルタや車窓を開放して走行した時の騒音周波数バン
ドパスフィルタを介した増幅・検波器等からなる明度・
騒音・振動検知センサで構成され、明るさ、騒音及び振
動が各規定値以上に達した場合はそれぞれの出力を報知
回路102及び遅延回路5に対し機能停止信号として出
力するように構成される。
【0044】102は報知回路で、操作釦S1が押圧さ
れTフリップフロップ回路3の出力がHレベルになった
場合に、それぞれ表示装置8・スピーカ42・振動装置
52を駆動する複合駆動回路を含むように構成される。
そして、操作スイッチ1が置かれた環境(明度・騒音・
振動)により可視表示・音声通知・振動通報がそれぞれ
自動的に選択され、通報動作が禁止または動作可能の状
態を造り出すことができる。
【0045】以上のように本実施例によれば、操作スイ
ッチ1が置かれた環境(明度・騒音・振動)により可視
表示・音声通知・振動通報が自動的に選択されるので、
このような各環境に応じた操作が効果的に行われるので
一層正確なスイッチ操作が行われることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、多数並べられたスイッチ群の中から選択するスイッ
チの選択動作がスイッチ機能案内手段により、正確に目
的のスイッチを探し出し動作させることが可能であり、
特に自動車内において本実施例のスイッチを用いると、
運転者が前方から視線を逸らすことなく手さぐりで目的
のスイッチを捜すことができるので事故の危険性が減少
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2実施例の構成を示す構成
図。
【図2】図1の各点の信号波形/タイミングを示す図。
【図3】本発明の第3実施例の構成を示す構成図。
【図4】本発明の第4実施例の構成を示す構成図。
【図5】本発明の第5実施例の構成を示す構成図。
【図6】本発明の第6実施例の構成を示す構成図。
【図7】本発明の第7実施例の構成を示す構成図。
【図8】本発明の第9実施例の構成を示す構成図。
【図9】本発明の第10実施例の構成を示す構成図。
【図10】本発明の第11実施例の構成を示す構成図。
【符号の説明】
1・・・・・操作スイッチ 2・・・・・SW入力処理回路 3・・・・・Tフリップフロップ回路 4・・・・・論理積回路 5・・・・・遅延回路 6・・・・・動作回路 7・・・・・表示回路 8・・・・・表示装置 41・・・・音響及び音声出力回路 42・・・・スピーカ 51・・・・振動装置駆動部 52・・・・振動装置 61・・・・周辺表示回路 62・・・・周辺表示装置Q 63・・・・周辺表示装置R 71・・・・音響及び音声出力回路 81・・・・センサ 82・・・・処理回路 83・・・・表示装置 91・・・・明度検知センサ 101・・・各種環境検知センサ 102・・・報知回路 S1・・・・操作釦 S2・・・・表示禁止スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦を押圧する操作または該押釦に手を
    接近する操作により回路を接断動作する操作スイッチに
    おいて、 スイッチ機能を報知する報知手段と、 前記操作が行われた時から所定時間後にスイッチ機能が
    遅延して動作する遅延動作手段と、 前記所定時間内に再度前記操作が行われる場合は前回の
    操作を取消す操作取消手段とを有することを特徴とする
    スイッチ機能案内システム。
  2. 【請求項2】 前記報知手段の報知機能を選択的に禁止
    する報知機能禁止手段と、 前記遅延動作手段の遅延動作を禁止する遅延動作禁止手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    機能案内システム。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は光で可視表示を行う可視
    表示手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のスイッチ機能案内システム。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は音または音声で音声通知
    を行う音声通知手段を備えたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のスイッチ機能案内システム。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は振動体の振動で振動報知
    を行う振動報知手段を備えたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のスイッチ機能案内システム。
  6. 【請求項6】 前記可視表示手段は前記操作スイッチの
    前記操作が行われるに応じて、操作が行われた前記押釦
    及び該押釦の周辺に配置された他の押釦の機能をも光で
    表示する周辺可視表示手段を備えたことを特徴とする請
    求項1、請求項2または請求項3記載のスイッチ機能案
    内システム。
  7. 【請求項7】 前記音声通知手段は前記操作スイッチの
    前記操作が行われるに応じて、操作が行われた前記押釦
    及び該押釦の周辺に配置された他の押釦の機能をも音声
    で通知する周辺音声通知手段を備えたことを特徴とする
    請求項1、請求項2または請求項4記載のスイッチ機能
    案内システム。
  8. 【請求項8】 前記振動報知手段は前記操作スイッチの
    前記操作が行われるに応じて、操作が行われた前記押釦
    及び該押釦の周辺に配置された他の押釦の機能をも振動
    で報知する周辺振動報知手段を備えたことを特徴とする
    請求項1、請求項2または請求項5記載のスイッチ機能
    案内システム。
  9. 【請求項9】 前記可視表示手段は前記操作を行う操作
    に応じて操作者の手指の位置を表示する手指位置表示手
    段を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2または
    請求項3記載のスイッチ機能案内システム。
  10. 【請求項10】 前記可視表示手段は周囲の明るさが所
    定以上の明るさであることを検知する明度検知手段と、 該明度検知手段で検出される検出出力で前記可視表示手
    段の機能を禁止する表示禁止手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1、請求項3、または請求項6記載のスイ
    ッチ機能案内システム。
  11. 【請求項11】 前記報知手段は前記可視表示手段と、 前記音声通知手段と、 前記振動報知手段とからなり、 周囲の状況を検知する前記明度検知手段と、 周囲の所定以上の騒音及び振動を検知する騒音検知手段
    及び振動検知手段とを備え、 前記各検知手段からの検知出力に対応した前記各報知手
    段の機能を禁止する報知禁止手段を備えたことを特徴と
    する請求項1〜請求項10記載のスイッチ機能案内シス
    テム。
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