JPH11334468A - 車両の警報音報知装置 - Google Patents

車両の警報音報知装置

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JPH11334468A
JPH11334468A JP12222598A JP12222598A JPH11334468A JP H11334468 A JPH11334468 A JP H11334468A JP 12222598 A JP12222598 A JP 12222598A JP 12222598 A JP12222598 A JP 12222598A JP H11334468 A JPH11334468 A JP H11334468A
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horn
switch
vehicle
lamp
hone
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホーンの作動を運転者及び歩行者に対して確実
に報知することができる車両の警報音報知装置を提供す
る。 【解決手段】自動車のホーンスイッチを押圧操作したと
き、ホーンランプを、通常の消灯状態から点灯又は点滅
させ、点灯状態から点滅又は消灯させ、その明るさ及び
色を可変させて、ホーンから警報音が発せられたことを
運転者及び歩行者に対して報知するので、車内及び車外
の音が大きく、ホーンの警報音が非常に聞き取りにくく
ても、そのホーンの作動及び作動回数を目で確実に目視
確認することができる。健常者は勿論のこと、聴力障害
者や耳の不自由な人でも、ホーンの作動を目で確認する
ことができ、必要回数だけホーンを適確に作動させて、
他の車及び歩行者に対して、注意及び警戒を逸早く促す
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、自動
車、バス、自動二輪、列車等の車両に備えられたホーン
の作動を報知するために用いられる車両の警報音報知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような自動車に備えられ
たホーンは、ハンドルに取付けられたホーンスイッチの
押圧操作によりホーン(警音器)を作動させ、そのホー
ンが発する警報音(警笛)により、他の車を運転する運
転者及び歩行者に対して、注意及び警戒を促すものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したホー
ンは、道路交通法に於いて、警報音の大きさ及び警報音
の伝わる範囲が予め定められており、車内及び車外の騒
音が大きくても、ホーンの発する警報音を基準値以上に
大きくすることができない。
【0004】自動車の運転時に於いて、例えば、音響機
器、車載テレビ、携帯電話等を使用する場合、その音量
(ボリューム)を上げて使用されることが多く、車内の
騒音が大きくなるため、自分の車や他の車が鳴したホー
ン(警音器)の警報音が非常に聞き取りにくくなる。
【0005】また、自動車の増加、大型自動車のエンジ
ン音等により車外の騒音が大きく、運転中にホーンを鳴
しても、その騒音によりホーンの警報音が打ち消されて
しまうため、ホーンの警報音が非常に聞き取りにくく、
他の車を運転する運転者及び歩行者に対して、注意及び
警戒を促すことが非常に困難である。
【0006】ホーンの作動確認が困難であるため、例え
ば、ホーンの作動を同乗者に確認してもらわなければな
らず、ホーンを鳴す回数が多すぎたり、少なかったりす
ることがあり、運転ミス又は事故の原因となる問題点を
有している。
【0007】聴力障害者又は耳の不自由な人は、ホーン
が発する警報音を補聴器等により増幅して聞き取るが、
車内及び車外の音が大きいと、健常者と同様に、ホーン
の警報音が聞き取りにくく、ホーンの作動確認と、運転
操作との時間差が生じるため、自動車の走行及びハンド
ル操作が不規則となり、円滑な交通の流れが妨げられる
という問題点を有している。
【0008】この発明は上記問題に鑑み、車両のホーン
を作動したとき、報知手段を通常の状態から異なる状態
に可変して、警報音が発せられたことを運転者及び周囲
の人に対して報知するので、健常者は勿論のこと、聴力
障害者や耳の不自由な人でも、そのホーンの作動を聴覚
以外の感覚により確認することができ、注意及び警戒を
逸早く促すことができる車両の警報音報知装置の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車両に備えられたホーンを作動させたとき、通常の状態
から異なる状態に可変して警報音が発せられたことを報
知する報知手段を設けた車両の警報音報知装置であるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記報知手段を、上記車両の運転席近
傍に取付けられたハンドルに、警報音が発せられたこと
を発光により報知する発光手段を設けて構成した車両の
警報音報知装置であることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記報知手段を、上記車両の運転席近
傍に取付けられたパネルに、警報音が発せられたことを
発光により報知する発光手段を設けて構成した車両の警
報音報知装置であることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項2又は
3記載の構成と併せて、上記発光手段を、上記ホーンを
作動するホーンスイッチに設けた車両の警報音報知装置
であることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、上記請求項4記載
の構成と併せて、上記ホーンスイッチを透明又は半透明
に形成した車両の警報音報知装置であることを特徴とす
る。
【0014】
【作用】請求項1記載の車両の警報音報知装置は、車両
に備えられたホーンを作動したとき、報知手段を通常の
状態から異なる状態に可変させて報知する。例えば、ラ
ンプ等の発光手段を、通常、点灯状態から点滅又は消灯
したり、消灯状態から点灯又は点滅したり、点滅状態か
ら点灯又は消灯したり、その明るさ(輝度)及び色を任
意に可変して、警報音が発せられたことを運転者及び周
囲の人に対して報知するので、健常者は勿論のこと、聴
力障害者や耳の不自由な人でも、そのホーンの作動を聴
覚以外の感覚(例えば目、指等)で確認することがで
き、注意及び警戒を逸早く促すことができる。
【0015】請求項2記載の車両の警報音報知装置は、
上記請求項1記載の作用と併せて、ホーンを作動させた
とき、ハンドルに設けた発光手段が発光するので、車両
を運転しながらホーンの作動を目で確認することがで
き、その車両の運転及びホーンの作動確認が容易に行え
る。
【0016】請求項3記載の車両の警報音報知装置は、
上記請求項1記載の作用と併せて、ホーンを作動させた
とき、パネル(例えばメータパネル、インストルメント
パネル又はその他のパネル)に取付けた発光手段が発光
するので、車両を運転しながらホーンの作動を目で確認
することができ、パネルに配列されたスイッチ及び計器
の確認と、ホーンの作動確認とが同時に行える。
【0017】請求項4記載の車両の警報音報知装置は、
上記請求項2又は3記載の作用と併せて、ハンドル又は
パネルに取付けられたホーンスイッチを操作して、ホー
ンを作動させたとき、そのホーンスイッチに設けた発光
手段が発光するので、スイッチ操作と同時に、ホーンの
作動を即確認することができる。
【0018】請求項5記載の車両の警報音報知装置は、
上記請求項4記載の作用と併せて、透明又は半透明に形
成したホーンスイッチ(例えばスイッチカバー、ホーン
スイッチ自体)を発光させるので、ホーンスイッチ内部
を外側から目視確認することができ、意匠的価値の向上
を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、ホーンを作動したと
き、報知手段を通常の状態から異なる状態に可変して、
警報音が発せられたことを運転者及び周囲の人に対して
報知するので、車両内外の音が大きく、ホーンの警報音
が非常に聞き取りにくくても、そのホーンの作動及び作
動回数を確実に確認することができる。
【0020】しかも、例えば、発光手段を点灯、点滅、
消灯したり、その明るさ及び色を任意に可変すること
で、健常者は勿論のこと、聴力障害者や耳の不自由な人
でも、ホーンの作動を聴覚以外の感覚(例えば目、手
等)で確実に確認することができ、例えば、ホーンの作
動を同乗者に確認してもらうような手間が省ける。必要
回数だけホーンを適確に作動させて、他の車両の運転者
及び周囲の人に対してホーンの作動を報知するので、注
意及び警戒を逸早く促すことができる。
【0021】さらに、ハンドル又はパネルに設けた発光
手段を発光(点灯、点滅)したり、その明るさ及び色を
任意に可変したりして、ホーンから警報音が発せられた
ことを報知するので、車両を運転しながらホーンの作動
を目で確認することができ、運転操作が迅速且つ適確に
行える。発光手段をハンドルに取付けた場合、その車両
の運転及びホーンの作動確認が容易に行える。また、パ
ネルに取付けた場合、パネルに配列されたスイッチ及び
計器の確認と、ホーンの作動確認とが同時に行え、運転
ミスが起きるのを防止することができる。
【0022】さらにまた、ホーンスイッチに設けた発光
手段を発光させて、ホーンの作動を報知するので、スイ
ッチ操作と同時に、ホーンの作動を目で即確認すること
ができ、その作動確認が容易に行える。且つ、発光手段
を、通常、点灯状態から点滅又は消灯したり、点滅状態
から点灯したり、その明るさ及び色を可変させて報知す
ることで、ホーンスイッチを操作するまで、発光手段が
点灯又は点滅しているため、例えば、夜間又は曇りの日
等に於いて車内が暗いとき、ホーンスイッチの位置確認
が容易に行え、確実に操作することができる。
【0023】そのホーンスイッチを透明又は半透明に形
成することで、ホーンスイッチ内部の構造を外側から目
視確認することができ、意匠的価値の向上を図ることが
できる。且つ、ホーンスイッチ内部の作動状況及び部品
の損傷、故障等の発見が容易であり、機械的(メカニカ
ル)な感覚が得られる。
【0024】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の一例として、自動車のハンドルに
取付けられたホーンスイッチを発光する第1実施例の光
学式報知装置付き自動車を示し、図1に於いて、この光
学式報知装置7は、自動車1を構成するハンドル2のホ
ーンスイッチ3に設けられ、ホーンスイッチ3を瞬間的
又は連続的に押圧操作し、ホーン6(警音器)を鳴した
とき、ホーンスイッチ3自体が点灯又は点滅し、ホーン
6から警報音(警笛)が発せられたことを、運転者及び
歩行者に対して報知する。なお、ホーン6は、バッテリ
ー(図示省略)から供給される電力により作動される。
【0025】光学式報知装置7は、図2、図3に示すよ
うに、ハンドル2の中央部に取付けられたホーンスイッ
チ3に、適宜数のホーンランプ8を内蔵すると共に、そ
のホーンスイッチ3を制御する制御回路(図示省略)と
ホーンランプ8を接続して、ホーンスイッチ3を瞬間的
又は連続的に押圧操作したとき、通常、消灯状態のホー
ンランプ8が点灯又は点滅するように設けている。
【0026】また、ホーンランプ8を、通常、点灯状態
から点滅又は消灯したり、点滅状態から連続して点灯又
は消灯したり、その明るさ(輝度)及び色を任意に可変
してもよい。
【0027】ホーンスイッチ3は、スイッチを構成する
可動部4の前面側中央部に、適宜数(例えば一個、複数
個以上)のホーンランプ8…を所定間隔に隔てて配列す
ると共に、その可動部4の前面側周縁部に、透明又は半
透明に形成したスイッチカバー5を嵌着固定して、ホー
ンランプ8…全体を覆っている。
【0028】スイッチカバー5は、例えば合成樹脂、硬
質ガラス等の適宜材質により透明又は半透明に形成さ
れ、ホーンランプ8から発せられる光がスイッチカバー
5外部に向けて透過許容される透過率に設定している。
【0029】ホーンランプ8は、例えば発光素子(LE
D)、ネオン管、ハロゲンランプ等のランブで構成され
る。なお、ホーンスイッチ3全体を透明又は半透明に形
成してもよく、スイッチ内部の構造を外側から目視確認
することができ、作動状況及び部品の損傷、故障等の発
見が容易となるだけでなく、機械的(メカニカル)な感
覚が得られる。
【0030】また、ホーンスイッチ3の一部又は全部
を、例えば、金、銀、赤、青、黄又はその他の単一色で
着色、複数の色を組み合わせて着色するもよく、或い
は、任意の色又は複合の色を組み合わせてメッキ処理し
てもよい。
【0031】さらに、ホーンスイッチ3の表面に、例え
ば、絵、文字、模様等の意匠を施したり、或いは、写
真、シール又はその他の類似する貼着物等を貼着しても
よく、ホーンランプ8を点灯又は点滅させたとき、色、
意匠、貼着物が照光され、意匠感が得られる。
【0032】実施例では、ホーンランプ8を、通常、消
灯状態から点灯又は点滅させて、ホーン6から警報音が
発せられたことを報知するが、他の報知方法として、ホ
ーンランプ8を、通常、連続して点灯させておき、ホー
ンスイッチ3を押圧操作したとき、点灯状態から点滅又
は消灯したり、点滅状態から連続して点灯又は消灯した
り、その明るさ及び色を点灯時又は点滅時に可変させて
報知してもよい。
【0033】また、ホーンスイッチ3の内部に、例えば
金、銀、赤、青、黄、緑又はその他の色等の任意の色を
有するホーンランプ8を複数内蔵し、それら単一の色又
は複数の色を組み合わせてなる配色により報知してもよ
い。
【0034】図4は、光学式報知装置7を制御する制御
回路9のブロック図を示し、CPU10は、ホーンスイ
ッチ3と、ホーン6と、ホーンランプ8とをROM11
に格納されたプログラムに沿って駆動制御する。つま
り、ホーンスイッチ3から入力される信号に基づき、ホ
ーン6の作動及び停止と、ホーンランプ8の点灯、点
滅、消灯を制御する。
【0035】RAM12には、動作に必要なデータが記
憶され、例えば、ホーンスイッチ3からの信号の有無、
ホーン6の動作の有無、ホーンランプ8の動作の有無
(点灯・点滅・消灯)、ホーン6及びホーンランプ8の
駆動タイミング等の動作に必要なデータを記憶する。
【0036】ホーンスイッチ3から信号が入力(ON操
作時)されたとき、CPU10は、その信号の入力に基
づき、ROM11に格納されたプログラムに沿って、予
め設定された時間、ホーン6を駆動し、ホーンランプ8
を点灯又は点滅制御する。例えば、複数のホーンランプ
8…を同期して点灯、点滅、消灯したり、ランダムに点
灯、点滅、消灯して、ホーン6から警報音(警笛)が発
せられたことを報知する。
【0037】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、光学式報知装置付き自動車1に備えられたホ
ーン6から警報音が発せられたことを報知するときの方
法を説明する。自動車1の走行時又は停車時に於いて、
図1、図2に示すように、ハンドル2に取付けられたホ
ーンスイッチ3を瞬間的又は連続的に押圧操作して、ホ
ーン6を鳴したとき、ホーンスイッチ3の押圧操作に連
動して、ホーンスイッチ3に内蔵された消灯状態のホー
ンランプ8を、所定時間、点灯又は点滅させる。
【0038】ホーンスイッチ3を瞬間的に押圧したとき
又は連続的に押圧している間、ホーンランプ8が連続し
て点灯又は断続して点滅するので、ホーン6から警報音
(警笛)が発せられたことを、ホーンランプ8の発光に
より運転者及び歩行者に対して報知することができ、ホ
ーン6の警報音が非常に聞き取りにくくても、そのホー
ン6から警報音が発せられたこと目で確実に目視確認す
ることができる。
【0039】また、ホーンスイッチ3を押圧操作して、
ホーンランプ8を、通常、点灯状態から点滅又は消灯し
たり、消灯状態から連続して点灯又は点滅したり、ホー
ンランプ8の明るさ及び色を点灯時又は点滅時に可変さ
せて報知してもよい。
【0040】上述のように、自動車1に備えられたホー
ン6を作動したとき、ホーンスイッチ3に内蔵された消
灯状態のホーンランプ8を点灯又は点滅させて、ホーン
6から警報音が発せられたことを運転者及び歩行者に対
して報知するので、車内及び車外の音が大きく、ホーン
6の警報音が非常に聞き取りにくくても、そのホーン6
の作動及び作動回数を目で確実に目視確認することがで
きる。
【0041】且つ、ホーンランプ8を、通常の点灯状態
から点滅又は消灯したり、点滅状態から点灯したり、そ
の明るさ及び色を可変させて報知することで、ホーンス
イッチ3を押圧操作するまで、ホーンスイッチ3に内蔵
されたホーンランプ8が点灯又は点滅しているため、例
えば、夜間等に於いて車内が暗いとき、ホーンスイッチ
3の位置確認が容易に行え、確実に操作することができ
る。
【0042】しかも、健常者は勿論のこと、聴力障害者
や耳の不自由な人でも、ホーン6の作動を目で確実に目
視確認することができ、例えば、ホーン6の作動を同乗
者に確認してもらうような手間が省ける。必要回数だけ
ホーン6を適確に作動させて、他の車の運転者及び歩行
者の人に対してホーン6の作動を報知するので、注意及
び警戒を逸早く促すことができる。
【0043】さらに、ハンドル2に取付けられたホーン
ランプ8を発光させてホーン6の作動を報知するので、
自動車1を運転しながらホーン6の作動を目で確認する
ことができ、ハンドル2の操作が迅速且つ適確に行える
と共に、運転ミスが起きるのを防止することができる。
【0044】さらにまた、ホーンスイッチ3に内蔵され
たホーンランプ8を発光して、ホーン6の作動を報知す
るので、ホーンスイッチ3の操作と同時に、ホーン6の
作動を目で即確認することができ、その作動確認が容易
に行える。
【0045】図5、図6は、スポーツタイプのハンドル
2に取付けられたホーンスイッチ3を発光する第2実施
例の光学式報知装置7を示し、ハンドル2の中央部に取
付けられたホーンスイッチ3と、そのホーンスイッチ3
に内蔵されたホーンランプ8とを電気的に接続し、ホー
ンランプ8を組付けた可動部4の前面側周縁部に、透明
又は半透明に形成したスイッチカバー5を嵌着して、ホ
ーンランプ8全体をスイッチカバー5で覆っている。
【0046】ホーンスイッチ3を押圧操作したとき、ホ
ーンスイッチ3に内蔵されたホーンランプ8を点灯、点
滅、消灯したり、その明るさ及び色を任意に可変するの
で、ホーン6から警報音が発せられたことを、運転者に
対して確実に報知することができ、上述した第1実施例
と同等の作用効果を奏することができる。
【0047】図7、図8は、エアーバック付きハンドル
2に取付けられたホーンスイッチ3を発光する第3実施
例の光学式報知装置7を示し、ハンドル2に取付けられ
た左右のホーンスイッチ3と、そのホーンスイッチ3に
内蔵されたホーンランプ8とを電気的に接続し、ホーン
ランプ8を組付けた可動部4の前面側周縁部に、透明又
は半透明に形成したスイッチカバー5を嵌着して、ホー
ンランプ8全体をスイッチカバー5で覆っている。
【0048】ホーンスイッチ3を押圧操作したとき、ホ
ーンスイッチ3に内蔵されたホーンランプ8を点灯、点
滅、消灯したり、その明るさ及び色を任意に可変するの
で、ホーン6から警報音が発せられたことを、運転者に
対して確実に報知することができ、上述した第1実施例
と同等の作用効果を奏することができる。なお、ホーン
スイッチ3全体を透明又は半透明に形成してもよく、第
1実施例と同等の作用効果を奏することができる。
【0049】また、ホーンランプ8を、例えば、ハンド
ル2の握り部分に取付けられたホーンスイッチ3に内蔵
してもよく、上述したエアーバック付きハンドル2のみ
に用途が限定されるものではない。
【0050】図9は、ハンドル2に取付けられたホーン
スイッチ3の外面部分にホーンランプ8を装着した第4
実施例の光学式報知装置7を示し、ホーンスイッチ3の
装着面(運転者により目視可能な部分)に、表裏両面に
接着剤又は粘着剤を塗布した両面接着テープ13を介し
て、ホーンランプ8を粘着固定し、そのホーンスイッチ
3とホーンランプ8とを電気的に接続する。
【0051】ホーンスイッチ3を押圧操作したとき、ホ
ーンランプ8を点灯、点滅、消灯したり、その明るさ及
び色を任意に可変するので、ホーン6から警報音が発せ
られたことを、運転者に対して確実に報知することがで
き、上述した第1実施例と同等の作用効果を奏すること
ができる。
【0052】他の固定方法として、例えば、クリップ、
バンド等の固定具(図示省略)を介して、ハンドル2の
任意部分に対してホーンランプ8を装着したり、また、
例えば、メータパネル、インストルメントパネル等のパ
ネル部分に対してホーンランプ8を装着してもよく、ホ
ーンランプ8の取付け箇所を任意に選択及び変更するこ
とができる。
【0053】図10は、メータパネル15に取付けられ
たホーンランプ8を発光する第5実施例の光学式報知装
置7を示し、メータパネル15の表示面には、燃料計1
6と、速度計17と、タコメータ18と、水温計19と
を配設している。
【0054】燃料計16の下部には、燃料警告灯20
と、排気温ランプ21と、オーバドライブランプ22を
備えたランプユニット23を配設し、水温計19の下部
には、オイル警告灯24と、シートベルトランプ25
と、半ドア警告灯26と、電気系警告灯27とを備えた
ランプユニット28を配設している。
【0055】速度計17とタコメータ18との間(メー
タパネル15の中央部)に、ホーンスイッチ3に対して
電気的に接続されたホーンランプ8を配設し、そのメー
タパネル15の表示面全体を、透明又は半透明に形成し
たパネルカバー29で覆っている。
【0056】ホーンスイッチ3を押圧操作したとき、メ
ータパネル15に配設したホーンランプ8を点灯、点
滅、消灯したり、その明るさ及び色を任意に可変するの
で、ホーン6から警報音が発せられたことを、ホーンラ
ンプ8の発光により運転者に対して確実に報知すること
ができ、上述した第1実施例と同等の作用効果を奏する
ことができる。
【0057】なお、ホーンランプ8の取付け位置を、メ
ータパネル15の表示面上に於いて、要望に応じて任意
の位置に変更してもよく、また、ホーンランプ8を、例
えばインストルメントパネル、内装パネル等のホーンラ
ンプ8の発光を運転者が容易に視認できる部分に取付け
てもよく、メータパネル15のみに取付け箇所が限定さ
れるものではない。
【0058】図11は、自動車1を構成する車体の外面
部分にホーンランプ8を取付けた第6実施例の光学式報
知装置7を示し、ハンドル2に取付けられたホーンスイ
ッチ3を押圧操作したとき、車体外面の任意部分(他の
車の運転者及び歩行者により目視可能な部分)に取付け
たホーンランプ8を点灯、点滅、消灯したり、その明る
さ及び色を任意に可変するので、他の車の運転者及び歩
行者に対して、ホーン6から警報音が発せられたこと
を、ホーンランプ8の発光により確実に報知することが
でき、上述した第1実施例と同等の作用効果を奏するこ
とができる。
【0059】なお、自動車1に装備されたランプ類を、
ホーンスイッチ3の押圧操作に連動して点灯又は点滅さ
せてもよい。
【0060】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の車両は、実施例の自動車1に対応
し、以下同様に、報知手段及び発光手段は、ホーンスイ
ッチ3及びホーンランプ8に対応し、パネルは、メータ
パネル15に対応するも、この発明は、上述の実施例の
構成のみに限定されるものではない。
【0061】上述した実施例の光学式報知装置7は、自
動車1に備えられたホーン6の作動を報知するときに用
いられるが、例えば、バス、自動二輪、列車等の等の車
両に備えられたホーンの作動を報知するときにも適用す
ることができ、実施例のような自動車1のみに用途が限
定されるものではない。
【0062】また、ホーンランプ8に代わる他の報知手
段として、例えば、ハンドル、運転席、ホーンスイッチ
等に取付けたバイブレータ(図示省略)により、警報音
が発せられたことを運転者に報知してもよく、加えて、
適宜部分に設けた点字を出没動作させて報知してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の光学式報知装置付き自動車を示す
斜視図。
【図2】光学式報知装置を取付けたハンドルを示す正面
図。
【図3】ホーンランプを内蔵したホーンスイッチを示す
断面図。
【図4】光学式報知装置の制御回路を示すブロック図。
【図5】第2実施例の光学式報知装置を取付けたハンド
ルを示す正面図。
【図6】ホーンランプを内蔵したホーンスイッチを示す
断面図。
【図7】第3実施例の光学式報知装置を取付けたハンド
ルを示す正面図。
【図8】ホーンランプを内蔵したホーンスイッチを示す
断面図。
【図9】第4実施例の光学式報知装置を取付けたハンド
ルを示す正面図。
【図10】第5実施例の光学式報知装置を備えたメータ
パネルを示す正面図。
【図11】第6実施例の光学式報知装置付き自動車を示
す斜視図。
【符号の説明】
1…自動車 2…ハンドル 3…ホーンスイッチ 4…可動部 5…スイッチカバー 6…ホーン 7…光学式報知装置 8…ホーンランプ 9…制御回路 10…CPU 11…ROM 12…RAM 13…両面接着テープ 15…メータパネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に備えられたホーンを作動させたと
    き、通常の状態から異なる状態に可変して警報音が発せ
    られたことを報知する報知手段を設けた車両の警報音報
    知装置。
  2. 【請求項2】上記報知手段を、上記車両の運転席近傍に
    取付けられたハンドルに、警報音が発せられたことを発
    光により報知する発光手段を設けて構成した請求項1記
    載の車両の警報音報知装置。
  3. 【請求項3】上記報知手段を、上記車両の運転席近傍に
    取付けられたパネルに、ホーンから警報音が発せられた
    ことを発光により報知する発光手段を設けて構成した請
    求項1記載の車両の警報音報知装置。
  4. 【請求項4】上記発光手段を、上記ホーンを作動するホ
    ーンスイッチに設けた請求項2又は3記載の車両の警報
    音報知装置。
  5. 【請求項5】上記ホーンスイッチを透明又は半透明に形
    成した請求項4記載の車両の警報音報知装置。
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