JP2015147482A - 制御装置及び車両制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉体を作動させる際の操作性を向上し得る制御装置及び車両制御システムを提供する。【解決手段】乗員52の身体の一部を用いて行われる車両36の開閉体34を作動させるための操作の有無を示す第1の信号が操作検知手段24から入力される入力部14と、第1の信号に基づいて、操作が操作検知手段により検知されている状態である際に報知手段30を用いて乗員に対して報知を行い、操作に基づいて、開閉体34を作動させるための制御を行う制御部16とを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置及び車両制御システムに関する。
近時、搭乗者が車両のドアに触れることなく、当該ドアを搭乗者の意図に応じて開閉し得る車両用ドア開閉装置が提案されている(特許文献1)。
提案されている車両用ドア開閉装置では、車両のドアの近傍に測定手段が設けられ、車両のドアと搭乗者の手との間の距離が当該測定手段により測定され、ドアの開閉駆動が行われる。
特許第4624001号公報
しかしながら、提案されている車両用ドア開閉装置では、搭乗者の意図通りにドアを開閉駆動させ得ない場合もあり得る。例えば、測定エリアの境界部に搭乗者の手が位置した場合には、動作が不安定になり、搭乗者の意図通りにドアを開閉駆動させ得ない。
本発明の目的は、乗員の身体の一部による操作により開閉体を作動させる際の操作性を向上し得る制御装置及び車両制御システムを提供することにある。
本発明の一観点によれば、乗員の身体の一部を用いて行われる車両の開閉体を作動させるための操作の有無を示す第1の信号が操作検知手段から入力される入力部と、前記第1の信号に基づいて、前記操作が前記操作検知手段により検知されている状態である際に報知手段を用いて前記乗員に対して報知を行い、前記操作に基づいて、前記開閉体を作動させるための制御を行う制御部とを有する制御装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、乗員の身体の一部を用いて行われる車両の開閉体を作動させるための操作を検知する操作検知手段と、前記乗員に対して報知を行う報知手段と、前記操作検知手段からの第1の信号に基づいて、前記操作が前記操作検知手段により検知されている状態である際に前記報知手段を用いて前記乗員に対して報知を行い、前記操作に基づいて、前記開閉体を作動させる制御装置とを有する車両制御システムが提供される。
本発明によれば、乗員による操作が操作検知手段により検知されている状態の際には、報知手段を用いた報知が乗員に対して行われる。このため、身体の一部が操作検知手段の操作検知エリア内に位置しているか否かを、乗員は確実に認識することができる。このため、操作の確定に要する所定時間が経過するまで、乗員はその状態を維持し、開閉体を確実に作動させることができる。従って、本発明によれば、乗員の身体の一部による操作により開閉体を作動させる際の操作性を向上することができる。
一実施形態による車両制御システムを示すブロック図である。 一実施形態による車両を示す斜視図である。 一実施形態による車両を示す平面図である。 一実施形態による車両制御システムの動作を示す斜視図(その1)である。 一実施形態による車両制御システムの動作を示す斜視図(その2)である。 一実施形態による車両制御システムの動作を示す斜視図(その3)である。 一実施形態による車両制御システムの動作を示す斜視図(その4)である。 一実施形態による車両制御システムの動作を示す斜視図(その5)である。 変形例による車両制御システムの動作を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下で説明する図面において、同じ機能を有するものは同一の符号を付し、その説明を省略又は簡潔にすることもある。
[一実施形態]
一実施形態による制御装置、その制御装置を用いた車両制御システム、及び、その制御装置を用いた車両制御方法を図1乃至図8を用いて説明する。図1は、本実施形態による車両制御システムを示すブロック図である。図2は、本実施形態による車両を示す斜視図である。図3は、本実施形態による車両を示す平面図である。
本実施形態による車両制御システム10は、制御装置12を有している。制御装置12は、入力部14、制御部(CPU:Central Processing Unit)16、メモリ18、及び、出力部20を有している。入力部14、制御部16、メモリ18、及び、出力部20は、バスライン22を介して相互に信号を入出力し得る。
入力部14には、操作検知手段24からの信号が入力されるようになっている。乗員(ユーザ)の身体の一部を用いて行われる車両36(図2参照)の開閉体(ドア)34を作動させるための操作の有無を示す信号、即ち、操作検知信号が、操作検知手段24から入力部14に入力されるようになっている。
乗員の身体の一部を用いて行われる車両36の開閉体34を作動させるための操作としては、例えば、操作検知手段24の操作検出エリア44(図3参照)内に乗員の手が位置するように、操作検知手段24が配されている部位に乗員が手をかざす動作等が挙げられる。
なお、操作検知手段24は車両36の各部位にそれぞれ設けられているが、図1においては、複数の操作検知手段24のうちの1つを図示している。
操作検知手段24としては、例えば近接センサ等を用いることができる。かかる近接センサとしては、例えば静電容量式の近接センサ等を用いることができる。
入力部14には、近接検知手段26からの信号が入力されるようになっている。車両36への乗員の近接の有無を示す信号、即ち、近接検知信号が、近接検知手段26から入力部14に入力されるようになっている。
近接検知手段26としては、例えば、スマートキー(認証キー)46から発せられる無線信号を受信し得る受信手段等を用いることができる。近接検知手段26は、例えば、スマートキーシステム用の受信手段を兼ねていてもよいし、スマートキーシステム用の受信手段と別個に設けられているものであってもよい。即ち、スマートキー46がスマートキーシステムの通信エリア48内に位置している際に、スマートキー46が通信エリア48内に位置していることを示す信号が、入力部14に入力されればよい。スマートキー46が通信エリア48内に位置していることを示す信号が入力部14に入力されれば、スマートキー46を所持した乗員が車両36に近接した状態であることを、制御部16が判断し得る。
制御部16は、制御装置12の全体の制御を司るものである。制御部16は、近接検知手段26から入力部14を介して入力される近接検知信号を読み取る。また、制御部16は、操作検知手段24から入力部14を介して入力される操作検知信号を読み取る。
制御部16は、照明装置28aを駆動させるための制御信号を、出力部20を介して照明装置28aに出力する。また、制御部16は、表示装置28bを駆動させるための制御信号を、出力部20を介して表示装置28bに出力する。また、制御部16は、発音装置28cを駆動させるための制御信号を、出力部20を介して発音装置28cに出力する。
乗員の視覚を通じて乗員に報知(通知)を行う視覚的報知手段(視覚的通知手段)30aが、照明装置28aと表示装置28bとにより構成されている。乗員の聴覚を通じて乗員に報知(通知)を行う聴覚的報知手段(聴覚的通知手段)30bが、発音装置28cにより構成されている。これら視覚的報知手段30aと聴覚的報知手段30bとにより報知手段30が構成されている。
なお、ここでは、視覚的報知手段30aと聴覚的報知手段30bとにより報知手段30を構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、視覚的報知手段30aのみにより報知手段30が構成されていてもよい。また、聴覚的報知手段30bのみにより報知手段30が構成されていてもよい。
また、ここでは、照明装置28aと表示装置28bとにより視覚的報知手段30aを構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、照明装置28aのみにより視覚的報知手段30aが構成されていてもよい。また、表示装置28bのみにより視覚的報知手段30aが構成されていてもよい。
このように、報知手段30は、照明装置28a、表示装置28b、発音装置28c、又は、これらの組み合わせを含む。制御部16は、照明、表示、音、若しくは、これらの変化(変更)、又は、これらの組み合わせによる報知を、報知手段30を制御することにより行う。照明の変化(変更)には、照明の色の変化(変更)や照明のパターンの変化(変更)等も含まれる。表示の変化(変更)には、表示の色の変化(変更)や表示のパターンの変化(変更)等も含まれる。音の変化(変更)には、発音時間、発音周期、発音パターンの変化(変更)等も含まれる。
制御部16は、開閉体駆動装置32を制御するための制御信号を、出力部20を介して開閉体駆動装置32に出力する。開閉体駆動装置32は、開閉機構を有する構造体である開閉体34を駆動するためのものである。制御部16は、開閉体駆動装置32を介して開閉体34を自動で開作動等させる。車両36には、複数の開閉体34が設けられているが、図1においては、複数の開閉体34のうちの1つの開閉体を図示している。図2においては、複数の開閉体34のうち、車両36の左側前部に設けられたサイドドア34aと、車両36の左側後部に設けられたサイドドア34bと、車両36の後部に設けられたバックドア34cとを図示している。サイドドア34a、34bは、例えばスイングドアである。車両36の右側前部に設けられたサイドドア34と、車両36の右側後部に設けられたサイドドア34については、図2において、図示を省略している。
サイドドア34a、34bには、ドアノブ38a、38bがそれぞれ設けられている。バックドア34cにも、ドアノブ38cが設けられている。
なお、図2においては、ドア34a〜34cにそれぞれドアノブ38a〜38cが設けられている場合を例に説明したが、ドア34a〜34cにドアノブ38a〜38cが設けられていなくてもよい。本実施形態による車両制御システムでは、ドアノブ38a〜38cを用いることなくドア34a〜34cを開くことが可能なためである。
操作検知手段(操作検知センサ)24は、開閉体34を作動させようとする乗員の意思を、乗員の動作、即ち、乗員の身体の一部による操作に基づいて検出するものである。例えば、車両36のうちの操作検知手段24が配された部位に乗員が手をかざした場合には、開閉体34を開けることを乗員が意図していると考えられる。従って、車両36のうちの操作検知手段24が配された部位に乗員の身体の一部がかざされた場合には、操作検知手段24は、操作検知信号を出力する。操作検知手段24が検知し得る乗員の身体の一部としては、例えば乗員の手等が挙げられる。
なお、操作検知手段24が配された部位にかざすことを要する乗員の身体の一部は、手に限定されるものではない。操作検知手段24が配された部位に乗員の身体の一部がかざされさえすれば、操作検知手段24は操作検知信号を出力し得る。例えば、操作検知手段24が配された部位に乗員の肘がかざされた場合にも、操作検知手段24は、操作検知信号を出力し得る。
本実施形態による車両制御システムは、乗員の身体の一部による操作が所定時間継続したことに基づいて、当該操作を確定させ、開閉体34を所望の開度まで自動で開くものである。開閉体34が所望の開度まで自動で開いた後は、例えば、乗員が手動で更に開閉体34を開く。このため、所望の開度まで開閉体34が自動で開いた後、開閉体34を手動で更に開く行為に乗員が円滑に移行し得るように、操作検知手段24を配する部位、即ち、操作部(操作部位)を設定することが好ましい。
サイドドア34aを作動させるための操作検知手段24aを配する部位としては、例えばサイドドア34aのピラー部(センターピラー部)40a等が挙げられる。ここでは、例えばサイドドア34aのピラー部40aに、操作検知手段24aが内蔵されている。
サイドドア34bを作動させるための操作検知手段24bを配する部位としては、例えばサイドドア34bの後部側のピラー部40b等が挙げられる。ここでは、例えばサイドドア34bのピラー部40bに、操作検知手段24bが内蔵されている。
バックドア34cを作動させるための操作検知手段24cを配する部位としては、例えばバックドア34cに配されたエンブレム部42等が挙げられる。ここでは、例えばバックドア34cのエンブレム部42に、操作検知手段24cが内蔵されている。
このような部位に操作検知手段24a〜24cをそれぞれ配すれば、所望の開度までドア34a〜34cが自動で開いた後、ドア34a〜34cを手動で更に開く行為に乗員が円滑に移行し得る。
例えば、サイドドア34aが所望の開度まで自動で開いた後、乗員は、サイドドア34aのピラー部40aに手をかけて、サイドドア34aを更に開く行為に円滑に移行し得る。
また、サイドドア34bが所望の開度まで自動で開いた後、乗員は、サイドドア34bのピラー部40bに手をかけて、サイドドア34bを更に開く行為に円滑に移行し得る。
また、バックドア34cが所望の開度まで自動で開いた後、乗員は、バックドア34cの下端部に手をかけて、バックドア34cを更に開く行為に円滑に移行し得る。
上述したように、操作検知手段24a、24bは、例えばピラー部40a、40bに内蔵されている。また、操作検知手段24cは、例えばエンブレム部42に内蔵されている。このため、操作検知手段24a〜24cが配されている部位は、車体36の外観からはわかりにくい。このため、乗員の身体の一部による操作を操作検知手段24a〜24cが検出し得るエリアである操作検知エリア(測定領域、検知範囲)44(図3参照)は、車体36の外観からは分かりにくい。このため、本実施形態では、視覚的報知手段30aを用いて操作検知手段24a〜24cの操作検知エリア44を乗員に案内(通知、報知)する。
操作検知手段24a〜24cが配された部位、又は、操作検知手段24a〜24cが配された部位の近傍には、視覚的報知手段30aが配されている。かかる視覚的報知手段30aとしては、照明装置28a、表示装置28b、又は、これらの組み合わせが用いられている。
操作検知手段24a、24bの操作検知エリア44を乗員に案内するための視覚的報知手段30aを配する部位としては、例えばサイドドア34a、34bのピラー部40a、40b等が挙げられる。ここでは、例えばサイドドア34a、34bのピラー部40a、40bに、視覚的報知手段30aが内蔵されている。
操作検知手段24cの操作検知エリア44を乗員に案内するための視覚的報知手段30aを配する部位としては、例えばバック34cに配されたエンブレム部42等が挙げられる。ここでは、例えばバックドア34cに配されたエンブレム部42に、視覚的報知手段30aが内蔵されている。
サイドドア34aのピラー部40a、40bに操作検知手段24a、24bが内蔵されている場合には、操作検知手段24a、24bの操作検知エリア44は、図3において破線で示したような範囲となる。即ち、ピラー部40a、40bを囲む一定範囲の空間、即ち、操作検知手段24a、24bを囲む一定範囲の空間が、操作検知手段24a、24bの操作検知エリア44となる。
バックドア34cのエンブレム部42に操作検知手段24cが内蔵されている場合には、操作検知手段24cの操作検知エリア44は、図3において破線で示したような範囲となる。即ち、エンブレム部42を囲む一定範囲の空間、即ち、操作検知手段24cを囲む一定範囲の空間が、操作検知手段24cの操作検知エリア44となる。
操作検知エリア44は、広すぎると誤検知が多くなり、狭すぎると操作性が低下するため、誤検知の防止と操作性向上の両側面を考慮して適切な範囲を適宜選択することが望ましい。
操作検知エリア44は操作検知手段24を囲む一定範囲の空間であるため、操作検知手段24の操作検知エリア44の厳密な範囲を乗員に視覚的に示すのは困難である。報知手段30を用いて乗員に示し得るのは、操作検知手段42の操作検知エリア44のおおよその部位である。このため、本実施形態では、乗員の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている状態であるか否かを、報知手段30を用いて乗員に報知するようにしている(アンサーバック)。
制御部16は、乗員の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている状態か否かを、操作検知手段24からの操作検知信号に基づいて判断する。そして、操作検知手段24からの操作検知信号が入力部14を介して入力されている際には、制御部16は、乗員の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている状態であることを、報知手段30を用いて乗員に報知する。乗員は、乗員の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている状態であるか否かを、報知手段30により確実に認識することができる。
乗員の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている状態であることを乗員に報知するための報知手段30としては、例えば上述した視覚的報知手段30aを用いることができる。また、乗員の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている状態であることを乗員に報知するための報知手段30として、聴覚的報知手段30bを用いることもできる。
サイドドア34a、34bのピラー部40a、40bに内蔵された操作検知手段24a、24bにより操作が検出されている状態であることを乗員に報知するための聴覚的報知手段30bを配する部位としては、例えばピラー部40a、40b等が挙げられる。ここでは、例えばサイドドア34a、34bのピラー部40a、40bに、聴覚的報知手段30bがそれぞれ内蔵されている。
バックドア34cのエンブレム部42に内蔵された操作検知手段24cにより操作が検出されている状態であることを乗員に報知するための聴覚的報知手段30bを配する部位としては、例えばバックドア34cのエンブレム部42等が挙げられる。ここでは、例えば、バックドア34cに配されたエンブレム部42に、聴覚的報知手段30bが内蔵されている。
上述したように、本実施形態では、視覚的報知手段30aを用いて操作検知手段24a〜24cの操作検知エリア44を乗員に案内する。しかし、操作検知手段24の操作検知エリア44を、常に視覚的報知手段30aにより報知する必要はない。操作検知手段24の操作検知エリア44を常に視覚的報知手段30aを用いて報知するようにした場合には、車両36の外観が損なわれる。従って、操作検知手段24の操作検知エリア44を乗員に案内することが必要な際に、報知手段30による報知を行うようにすればよい。乗員が車両に近接した際には、開閉体34を作動させるための操作を乗員が行う可能性がある。従って、本実施形態では、乗員が車両36に近接した際に、操作検知手段24の操作検知エリア44の位置を、報知手段30を用いて乗員に案内するようにしている。
乗員が車両36の横を通り過ぎた際には、操作検知手段24が乗員の身体の一部を検出し、操作検知手段24から入力部14を介して操作検知信号が入力される。このような場合に、直ちに開閉体34を作動させた場合には、乗員が開閉体34の作動を意図していないにもかかわらず、開閉体34が作動してしまうこととなる。このような開閉体34の誤作動を防止すべく、本実施形態では、乗員の身体の一部による操作が所定時間継続したことに基づいて、当該操作を確定させる。乗員の身体の一部による操作が所定時間継続しなければ、当該操作が確定されず、開閉体34が作動しないため、乗員が意図していないにもかかわらず開閉体34が作動してしまうのを防止し得る。
近接検知手段26は、例えばスマートキー46との間で無線で通信を行う。車両36からスマートキー46までの距離が所定距離以下になった場合には、スマートキー46を所持している乗員が車両36に近接したと判断することができる。近接検知手段26は、車両36からスマートキー46までの距離が所定距離以下になった場合には、近接検知信号を出力する。
次に、本実施形態による車両制御システムの動作について図面を用いて説明する。図4乃至図8は、本実施形態による車両制御システムの動作を示す斜視図である。
車両36に乗員が近接する前の状態は、図2のようになっている。車両36に乗員が近接していないため、近接検知手段26から入力部14に近接検知信号が入力されることはない。この段階では、操作検知手段24の操作検知エリア44を乗員に報知することを要しない。このため、この段階では、制御部16は、報知手段30を駆動しない。
図4は、車両36に乗員52が近接した状態を示す斜視図である。スマートキーシステムの通信エリア48内に乗員52が位置すると、近接検知手段26から入力部14に近接検知信号が入力される。制御部16は、操作検知手段24の操作検知エリア44を乗員に案内すべく、報知手段30を用いた報知を行う。例えば、制御部16は、視覚的報知手段30aを用いて、操作検知手段24の操作検知エリア44を乗員に案内する。
サイドドア34a、34bのピラー部40a、40bに操作検知手段24a、24b及び照明装置28aが内蔵されている場合、制御部16は照明装置28aを用いた報知を行う。また、バックドア34cのエンブレム部42に操作検知手段24c及び照明装置28aが内蔵されている場合、制御部16は照明装置28aを用いた報知を行う。例えば、制御部16は、各々の照明装置28aを比較的小さい光量で光らせることにより、操作検知エリア44を乗員52に案内する。乗員52は、操作検知エリア44のおおよその箇所を、報知手段30による案内により把握することができる。
図5は、乗員52が身体の一部による操作を行っている状態を示す斜視図である。ここでは、左側前部のサイドドア34aを作動させる場合を例に説明する。左側前部のサイドドア34aを作動させる場合には、サイドドア34aのピラー部40aに乗員52が身体の一部をかざす。操作検知手段24aの操作検知エリア44内に乗員52の身体の一部が位置した場合には、操作検知手段24aから操作検知信号が出力される。操作検知手段24aからの操作検知信号が入力部14を介して入力されている際には、制御部16は、報知手段30を駆動する。例えば、制御部16は、ピラー部40aに内蔵された照明装置28aを比較的大きい光量で光らせることにより、乗員52の身体の一部による操作が操作検知手段24aにより検知されている状態であることを乗員52に報知する。図5に示す状態では、サイドドア34bのピラー部40bに内蔵された操作検知手段24bにおいては、乗員52の身体の一部による操作が検知されない。このため、制御部16は、ピラー部40bに内蔵された照明装置28aを比較的小さい光量で光らせる状態を維持する。また、図5に示す状態では、エンブレム部42に内蔵された操作検知手段24cにおいても、乗員52の身体の一部による操作は検知されない。このため、制御部16は、エンブレム部42に内蔵された照明装置28aを比較的小さい光量で光らせる状態を維持する。
乗員52の身体の一部による操作が所定時間継続すると、制御部16は、当該操作を確定させ、開閉体34を所望の開度まで自動で開く。図6は、サイドドア34aが所望の開度まで開いた状態を示す斜視図である。
開閉体34が所望の開度まで自動で開いた後には、乗員52が手動で開閉体34を更に開く。図7は、乗員52がサイドドア34aを更に手動で開く様子を示す斜視図である。この後、乗員52は車両36に乗車することができる。
次に、本実施形態による車両制御方法について図8を用いて説明する。図8は、本実施形態による車両制御方法を示すフローチャートである。
まず、制御装置12の制御部16は、車両36への乗員52の近接の有無を判断する(ステップS1)。車両36への乗員52の近接の有無は、例えば、スマートキーシステムの通信エリア48内にスマートキー46が位置しているかに基づいて判断することができる。スマートキー46が通信エリア48内に位置している場合には、当該スマートキー46を所持している乗員52が車両36に近接していると判断し得る。スマートキー46が通信エリア48内に位置している際には、近接検知手段26から近接検知信号が出力される。制御部16は、近接検知手段26からの近接検知信号の有無に基づいて、車両36への乗員52の近接の有無を判断する。
次に、乗員52が車両36に近接している場合には、報知手段30を用いて、操作検知手段24の操作検知エリア44を乗員に案内する(ステップS2)。サイドドア34a、34bのピラー部40a、40bに操作検知手段24a、24b及び照明装置28aが内蔵されている場合、制御部16は、照明装置28aを用いて照明を行うことにより、操作検知手段24a、24bの操作検知エリア44を乗員52に案内する。また、バックドア34cのエンブレム部42に操作検知手段24c及び照明装置28aが内蔵されている場合、制御部16は、照明装置28aを用いて照明を行うことにより、操作検知手段24cの操作検知エリア44を乗員52に案内する。例えば、制御部16は、比較的小さい光量で各々の照明装置28aを光らせることにより、操作検知手段24a〜24cの操作検知エリア44を乗員52に案内する。乗員52は、報知手段30による案内により、操作検知エリア44のおおよその箇所を把握することができる。
なお、乗員52が車両36に近接していない場合には、ステップS1が繰り返される。
次に、乗員52の身体の一部による操作が操作検出手段24により検出された場合には(ステップS3)、制御部16は、当該操作が操作検知手段24により検出されている状態であることを、視覚的報知手段30aを用いて乗員52に報知する(ステップS4)。ここでは、サイドドア34aのピラー部40aに内蔵された操作検知手段24aにおいて、乗員52の身体の一部による操作が検出された場合を例に説明する。即ち、サイドドア34のピラー部40aに内蔵された操作検知手段24aにおいて、乗員52の身体の一部による操作が検出された場合には、操作検知手段24aからの操作検知信号が入力部14を介して入力される。この場合、制御部16は、サイドドア34aのピラー部40aに内蔵された視覚的報知手段30aを用いて、当該操作が検出されている状態であることを乗員に報知する。例えば、制御部16は、サイドドア34aのピラー部40aに内蔵された照明装置28aを比較的大きい光量で光らせることにより、当該操作が操作検知手段24aにより検出されている状態であることを乗員に報知する。一方、サイドドア34bのピラー40bに内蔵された操作検知手段24bにおいては、乗員52が操作を行っていないため、乗員52の身体の一部による操作は検知されていない。このため、制御部16は、サイドドア34bのピラー部40bに内蔵された照明装置28aを比較的小さい光量で光らせる状態を維持する。また、エンブレム部42に内蔵された操作検知手段24cにおいても、乗員52が操作を行っていないため、乗員52の身体の一部による操作は検知されていない。このため、制御部16は、エンブレム部42に内蔵された照明装置28aを比較的小さい光量で光らせる状態を維持する。
次に、制御部16は、乗員52の身体の一部による操作が操作検出手段24により検出されている状態であることを、聴覚的報知手段30bを用いて乗員52に報知する(ステップS5)。即ち、制御部16は、サイドドア34aのピラー部40aに内蔵された聴覚的報知手段30bを用いて、当該操作が検出されている状態であることを乗員52に報知する。例えば、制御部16は、サイドドア34aのピラー部40aに内蔵された発音装置28cに音を出させることにより、当該操作が操作検知手段24aにより検出されている状態であることを乗員52に報知する。一方、サイドドア34bのピラー40bに内蔵された操作検知手段24bにおいては、乗員52が操作を行っていないため、乗員52の身体の一部による操作は検知されていない。このため、制御部16は、サイドドア34bのピラー部40bに内蔵された発音装置28cには音を出させない。また、エンブレム部42に内蔵された操作検知手段24cにおいても、乗員52が操作を行っていないため、乗員52の身体の一部による操作は検知されていない。このため、制御部16は、エンブレム部42に内蔵された発音装置28cには音を出させない。
なお、ステップS3において、乗員52の身体の一部による操作が操作検出手段24により検出されなかった場合には、ステップS1に戻る。
乗員52の身体の一部による操作の検出が所定時間継続した場合には(ステップS6)、制御部16は、当該操作を確定させ、開閉体34を作動させる(ステップS7)。ここでは、サイドドア34aのピラー部40aに内蔵された操作検知手段24aにおいて、乗員52の身体の一部による操作が検出された場合を例に説明する。即ち、当該操作の検出が所定時間継続した場合には、開閉体34の作動を乗員52が意図していると判断することができる。かかる所定時間は、例えば1〜3秒程度とすることができる。当該操作の検出が所定時間継続した場合には、制御部16は、当該操作を確定し、サイドドア34aを所望の開度まで自動で開作動させる(ポップアップ)。サイドドア34aを開作動させる際には、サイドドア34aを例えば10〜15cm程度開く。
なお、ステップS6において、乗員52の身体の一部による操作の検出が所定時間以上継続しなかった場合には、ステップS1に戻る。当該操作の検出が所定時間以上継続しなかった場合には、開閉体34を作動させることを乗員52が欲していないと判断し得るためである。例えば、乗員52が単に車両36の横を通り過ぎた場合は、操作検出手段24による操作の検出が所定時間以上継続しない。従って、制御部16は、開閉体34を誤って開作動させてしまうことはない。
このように、本実施形態によれば、乗員52による操作が操作検知手段24により検知されている状態の際には、報知手段30を用いた報知が乗員に対して行われる。このため、乗員52の身体の一部が操作検知手段24の操作検知エリア内に位置しているか否かを、乗員52は確実に認識することができる。このため、操作の確定に要する所定時間が経過するまで、乗員52はその状態を維持し、開閉体34を確実に作動させることができる。従って、本実施形態によれば、乗員52の身体の一部による操作により開閉体34を作動させる際の操作性を向上することができる。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、操作検知手段24として、静電容量式の近接センサを用いる場合を例に説明したが、操作検知手段24は、静電容量式の近接センサに限定されるものではない。例えば、操作検知手段24として、赤外線センサ、超音波センサ、電波センサ等を用いてもよい。
また、上記実施形態では、乗員52の身体の一部による非接触の操作を検知する場合を例に説明したが、非接触に限定されるものではない。例えば、操作検知手段24が配された部位に乗員52の身体の一部が接触した際に、当該操作を検知するようにしてもよい。図9は、変形例による車両制御システムの動作を示す斜視図である。図9は、乗員52の身体の一部が操作検知手段24が配された部位に接触している状態を示している。サイドドア34a、34bのピラー部40a、40bには、操作検知手段24a、24bが設けられている。また、バックドア34cのエンブレム部42には、操作検知手段24cが設けられている。かかる操作検知手段24a〜24cとしては、例えば接触式のセンサが用いられている。このような接触式センサとしては、例えば、メカニカルスイッチ、メンブレンスイッチ、静電容量センサ、圧電センサ等を用いることができる。乗員52の身体の一部の操作検知手段24に接触している際には、操作検知手段24からの操作検知信号が入力部14を介して入力される。制御部16は、乗員52の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている際には、当該操作が操作検知手段24により検知されている状態であることを、報知手段30を用いて乗員52に報知する。本変形例においても、乗員52の身体の一部による操作が操作検知手段24により検知されている状態であるか否かを、乗員52は確実に把握することができる。
また、上記実施形態では、スマートキー46からの無線信号を受信し得る受信手段を近接検知手段26として用いたが、近接検知手段26は、これに限定されるものではない。例えば、超音波センサ、マイクロ波センサ、光センサ等を近接検知手段26として用いることも可能である。また、例えば、人間の骨格の動きや顔等を判別することにより、車両36への乗員52の近接を検出することも可能である。人間の骨格の動きや顔等の判別は、例えば、カメラ、赤外線センサ、超音波センサ等によって人間の骨格を3次元的に測定し得る技術を用いて行い得る。このような技術としては、例えば、米国マイクロソフト社のゲーム端末Xbox360(登録商標)に使用される入力端末機器であるKinect(登録商標)等が挙げられる。人間の骨格の動きや顔の判別等を行う手段は、Kinect(登録商標)に限定されるものではない。Kinect(登録商標)のセンサを用いる場合、当該センサは、例えばサイドミラー部50等に搭載し得る。このように、車両36への乗員52の近接を検出し得る様々な手段を、近接検知手段26として適宜用いることが可能である。
また、上記実施形態では、車両36への乗員52の近接を検知した際には、照明装置28aに比較的小さい光量で照明を行わせ、乗員52の身体の一部による操作を検知した際には、照明装置28aに比較的大きい光量で照明を行わせた。即ち、車両36への乗員52の近接を検知した際の照明装置28aの照明の態様と、乗員52の身体の一部による操作を検知した際の照明装置28aの照明の態様とを異ならせた。しかし、報知を行う際の態様は、これに限定されるものではない。照明、表示、音、若しくは、これらの変化、又は、これらの組み合わせにより、報知手段30に適宜報知を行わせればよい。
また、上記実施形態では、照明装置28aをピラー部40a、40bやエンブレム部42に組み込む場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、車両36内に設けられた室内灯が視覚的報知手段30bを構成する照明装置28aを兼ねてもよい。また、バックドア34cに取付けられたナンバープレートを照明する照明灯が、視覚的報知手段30bを構成する照明装置28aを兼ねてもよい。また、ブレーキランプやハザードランプ等が、視覚的報知手段30bを構成する照明装置28aを兼ねてもよい。
また、上記実施形態では、左側前部のサイドドア34aを作動させる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。左側後部のサイドドア34bや右側前部のサイドドア34や右側後部のサイドドア34やバックドア34cについても、上記と同様に作動させ得る。
また、上記実施形態では、サイドドア34a、34bのピラー部40a、40bに操作検知手段24a、24bを内蔵する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、サイドドア34a、34bのベルトモール部やベルトモール部の近傍の部位等に操作検知手段24a、24bを設けてもよい。また、サイドドア34a、34bのドアノブ38a、38bやドアノブ38a、38bの近傍の部位等に操作検知手段24a、24bを設けてもよい。サイドドア34a、34bの任意の部位に、操作検知手段24a、24bを設けてもよい。
また、上記実施形態では、バックドア34cのエンブレム部42に操作検知手段24cを内蔵する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、バックドア34cの下端部の近傍の部位等に操作検知手段24cを設けてもよい。バックドア34cの任意の部位に、操作検知手段24cを設けてもよい。バックドア34cのガーニッシュ部に、操作検知手段24cを設けてもよい。
また、上記実施形態では、視覚的報知手段30aによる報知(ステップS5)を行った後に、聴覚的報知手段30bによる報知(ステップS6)を行う場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、視覚的報知手段30aによる報知(ステップS5)を行った後に、聴覚的報知手段30bによる報知(ステップS6)を行うことなく、ステップS6に移行してもよい。また、視覚的報知手段30aによる報知(ステップS5)を行うことなく、聴覚的報知手段30bによる報知(ステップS6)を行い、この後、ステップS6に移行してもよい。
また、上記実施形態では、スマートキーシステムの通信エリア48内に乗員52が位置した際に、すべての操作検知エリア44を乗員に案内する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。即ち、スマートキーシステムの通信エリア48内に乗員52が位置した際に、すべての照明装置28aを光らせる場合を例に説明したがこれに限定されるものではない。例えば、センサ等を用いて乗員52の位置を検出し、乗員52の近くに位置している操作検知エリア44のみを乗員52に案内するようにしてもよい。例えば、乗員52が車両36の左側前部に位置している場合には、左側前部のスイングドア34aのピラー部40aに内蔵された照明装置28aをだけを光らせればよい。
24a〜24c…操作検知手段
30…報知手段
30a…視覚的報知手段
34a、34b…サイドドア
34c…バックドア
36…車両
38a〜38c…ドアノブ
40a〜40c…ピラー部
42…エンブレム部
44…操作検知エリア
48…通信エリア
50…サイドミラー

Claims (7)

  1. 乗員の身体の一部を用いて行われる車両の開閉体を作動させるための操作の有無を示す第1の信号が操作検知手段から入力される入力部と、
    前記第1の信号に基づいて、前記操作が前記操作検知手段により検知されている状態である際に報知手段を用いて前記乗員に対して報知を行い、前記操作に基づいて、前記開閉体を作動させるための制御を行う制御部と
    を有する制御装置。
  2. 前記入力部には、前記車両への前記乗員の近接の有無を示す第2の信号が近接検知手段から更に入力され、
    前記制御部は、前記第2の信号に基づいて、前記操作検知手段の操作検知エリアを前記報知手段又は他の報知手段を用いて前記乗員に案内する、請求項1記載の制御装置。
  3. 前記報知手段は、照明装置、表示装置、発音装置又はこれらの組み合わせを含み、
    前記報知手段は、照明、表示、音、若しくは、これらの変化、又は、これらの組み合わせにより前記報知を行う、請求項1又は2記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記操作が所定時間継続した場合に前記操作を確定させる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 乗員の身体の一部を用いて行われる車両の開閉体を作動させるための操作を検知する操作検知手段と、
    前記乗員に対して報知を行う報知手段と、
    前記操作検知手段からの第1の信号に基づいて、前記操作が前記操作検知手段により検知されている状態である際に前記報知手段を用いて前記乗員に対して報知を行い、前記操作に基づいて、前記開閉体を作動させる制御装置と
    を有する車両制御システム。
  6. 前記車両への前記乗員の近接を検知する近接検知手段を更に有し、
    前記制御装置は、前記近接検知手段からの第2の信号に基づいて、前記操作検知手段の操作検知エリアを前記報知手段又は他の報知手段を用いて前記乗員に案内する、請求項5記載の車両制御システム。
  7. 前記報知手段は、照明装置、表示装置、発音装置又はこれらの組み合わせを含み、
    前記報知手段は、照明、表示、音、若しくは、これらの変化、又は、これらの組み合わせにより前記報知を行う、請求項5又は6記載の車両制御システム。
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