JPH08235329A - データ管理方法 - Google Patents

データ管理方法

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Publication number
JPH08235329A
JPH08235329A JP7060087A JP6008795A JPH08235329A JP H08235329 A JPH08235329 A JP H08235329A JP 7060087 A JP7060087 A JP 7060087A JP 6008795 A JP6008795 A JP 6008795A JP H08235329 A JPH08235329 A JP H08235329A
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JP
Japan
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data
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memory
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JP7060087A
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Yasuo Ohashi
康雄 大橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データをシステム上にダウンロードするときに
システム上で必要な記憶容量を予めメモリカードに記憶
し、データのダウンロードを円滑に行なう。 【構成】システム上のデータを圧縮して、圧縮したデー
タと共に圧縮前のデータのサイズをメモリカードに記憶
し、メモリカードに記憶したデータをシステム上にダウ
ンロードするときに、システム上で必要な記憶容量を判
別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメモリカードを使用す
る情報機器、特にメモリカードとの間でのデータのダウ
ンロード又はアップロードの円滑化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリカードを記憶媒体として使
用するシステムのデータ管理方式においては、ダウンロ
ードするデータを圧縮せずにメモリカードに格納した
り、また、圧縮した後のデータを単純にメモリカードに
格納するのが一般的であった。
【0003】データを圧縮せずにメモリカードに格納す
る方法ではそのままメモリカードにアクセスできるの
で、メモリカードに記憶したデータをダウンロードする
ための記憶領域をシステム上に確保する必要がない。ま
た、圧縮した後のデータを単純にメモリカードに格納す
る方法ではシステム上のメモリが大きいことを前提にし
ているので、メモリカードに圧縮して格納したデータを
再び伸長してダウンロードするときにデータをダウンロ
ードするためのシステム上の記憶領域の確保を事前に行
なっていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
を圧縮せずにメモリカードに格納する方法ではプログラ
ムの量が大きくなるとメモリカードのメモリ容量を超え
やすい。プログラムの量が大きくなりメモリカードのメ
モリ容量を超える場合には、カードスロットを複数設け
たり、複数のメモリカードを入れ替えながらシステム上
のメモリにダウンロードする必要がある。
【0005】このため、データを圧縮せずにメモリカー
ドに格納する方法では、プログラム容量がメモリカード
のメモリ容量をわずかに超えるような場合でも、新たに
メモリカードを用意する必要があった。
【0006】さらに、複数のメモリカードに記憶したデ
ータをダウンロードするには、プログラム格納順序と同
じ順序でメモリカードからデータをダウンロードする必
要があった。
【0007】また、システム上のメモリサイズが大きく
ない場合又は、ダウンロードプログラム以外の用途にも
併用してシステム上のメモリを使用する場合には、圧縮
した後のデータを単純にメモリカードに格納する方法で
は、ダウンロード時のシステムのメモリサイズを管理し
ていないため、対応が困難であった。
【0008】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、メモリカードに格納されたデータを
システム上にダウンロード又はアップロードする場合に
システム上で必要な記憶容量を予めメモリカードに記憶
することにより、メモリカードとシステムとの間でのデ
ータのダウンロード又はアップロードを円滑に行なうこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ管
理方法は、圧縮したデータと共にシステム上の圧縮前の
データのサイズをメモリカードに記憶する。
【0010】さらに、システム上で使用するデータを圧
縮して複数のメモリカードに分割して記憶している場
合、各メモリカードのダウンロードの順序である分割番
号と各メモリカードに記憶されたデータの圧縮前のサイ
ズを検出し、検出した分割番号と圧縮前のデータのサイ
ズを圧縮したデータと共に各メモリカードに記憶する。
【0011】また、メモリカードにダウンロードして使
用するデータを圧縮してシステム上に記憶し、伸長した
データと共にシステム上に圧縮して記憶したデータのサ
イズをメモリカードにダウンロードする。
【0012】さらに、システム上のデータを伸長後に複
数のメモリカードに分割してダウンロードして使用する
場合、各メモリカードに対するダウンロードの順序であ
る分割番号と各メモリカードにダウンロードしたデータ
の伸長前のサイズを検出し、検出した分割番号と伸長前
のデータのサイズを伸長したデータと共に各メモリカー
ドに格納する。
【0013】
【作用】この発明においては、圧縮したデータと共にシ
ステム上の圧縮前のデータのサイズをメモリカードに記
憶し、メモリカードに記憶したデータをシステム上にダ
ウンロードするときに、システム上で必要なメモリサイ
ズを判別する。
【0014】さらに、システム上で使用するデータを圧
縮して複数のメモリカードに分割して記憶している場
合、各メモリカードのダウンロードの順序である分割番
号と各メモリカードに記憶されたデータの伸長後のサイ
ズを検出し、検出した分割番号と各メモリカードに記憶
されたデータの伸長後のサイズを圧縮したデータと共に
各メモリカードに記憶し、次回メモリカードに記憶した
データをシステム上にダウンロードするときに、システ
ム上で必要なメモリサイズを判別する。
【0015】また、伸長したデータと共にシステム上に
圧縮して記憶したデータのサイズをメモリカードにダウ
ンロードし、メモリカードからデータをアップロードす
る場合にシステム上で必要なメモリサイズを判別する。
【0016】さらに、システム上のデータを伸長後に複
数のメモリカードに分割してダウンロードして使用する
場合、各メモリカードに対するダウンロードの順序であ
る分割番号と各メモリカードにダウンロードしたデータ
の伸長前のサイズを検出し、検出した分割番号と伸長前
のデータのサイズを伸長したデータと共に各メモリカー
ドに格納し、メモリカードからデータをアップロードす
る場合にシステム上で必要なメモリサイズを判別する。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す画像処理装
置の構成図である。図に示すように、画像処理装置はホ
ストインターフェイス部1、SCU2、GAVD3、半
導体レーザ制御部4、半導体レーザ5、表示制御部6、
内部バス7、イメージ処理装置8、イメージバス9、プ
リンタ装置10、操作部11及び表示部12を有する。
ホストインターフェイス部1はホストコンピュータから
の画像データを受け取る。
【0018】SCU2は、図2に示すようにパラレルイ
ンターフェイス21、DRAM22、MPU23、CP
U24、ROM25、SRAM26、ROM27、メモ
リカードインターフェイス28、プリンタ装置インター
フェイス29、バッファ30、SCSIコントローラ3
1及びSCSIインターフェイス32を備え、受け取っ
た信号の処理及びその他システムの制御を行なう。パラ
レルインターフェイス21はホストコンピュータからの
画像データを受け取る。DRAM22は読み取ったデー
タを一時格納する。MPU23は格納したデータを画像
データとしてプリンタ装置10に送信する。CPU24
はシステム全体の制御を行なう。ROM25はCPU2
4を動作させるためのプログラムを格納する。SRAM
26はシステム設定を行なう場合にその設定値などを記
憶する。ROM27は画像処理装置を動作させるために
必要なデータを格納する。メモリカードインターフェイ
ス28はメモリカードとの接続を制御し、メモリカード
とのデータの読み書きを行なう。プリンタ装置インター
フェイス29はプリンタ装置10との制御データの受渡
しを行なう。バッファ30は入出力データを一時的に格
納する。SCSIインターフェイス32は外付けの記憶
装置を制御する。
【0019】GAVD3はプリンタ装置10の制御を行
なう。半導体レーザ制御部4は半導体レーザ5の制御を
行なう。表示制御部6は表示部12の制御を行なう。イ
メージ処理装置8は画像データの処理を行なう。
【0020】上記構成の画像処理装置のデータを圧縮し
て1枚のメモリカードに格納する場合の動作を図3のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0021】CPU24はDRAM22のデータを圧縮
してメモリカードに格納する場合、最初に圧縮前のデー
タのサイズを調べる。CPU24はDRAM22のデー
タを圧縮処理した後、圧縮後のデータのサイズを調べる
(ステップS1)。その後CPU24は、例えばメモリ
カードの先頭番地である0番地に圧縮前のデータのサイ
ズを書き込み(ステップS2)、次ぎの番地である4番
地に圧縮後のデータのサイズを書き込む(ステップS
3)。CPU24は読み込んだデータのサイズをカウン
タの初期値としてセットする。CPU24は圧縮データ
をメモリカードに格納して(ステップS4)、カウンタ
値を1だけ減算する(ステップS5)。減算したカウン
タ値が0でない場合は(ステップS6)、圧縮データを
格納するアドレスを1だけ加算し(ステップS7)、圧
縮データを順次メモリカードに格納して、全圧縮データ
を書き込むことで圧縮処理は完了する。ここで、圧縮後
のデータサイズをメモリカードに書き込まない場合、メ
モリカードの初期化を行ない、記憶エリアと空白エリア
の境界を認識可能としておく必要があるが、圧縮後のデ
ータサイズをメモリカードに書き込む場合、メモリカー
ドを初期化する必要はない。
【0022】上記1枚のメモリカードに格納されたデー
タを画像処理装置にダウンロードする場合の動作を図4
のフローチャートを参照して説明する。
【0023】メモリカードからの圧縮データをダウンロ
ードする場合、CPU24はメモリカードインターフェ
イス28を介してメモリカードの先頭番地に格納されて
いる圧縮前のデータのサイズを読み込んで(ステップS
11)、読み込んだ圧縮前のデータのサイズ分だけDR
AM22上にメモリ領域を確保する(ステップS1
2)。次ぎに、CPU24は圧縮後のデータサイズが格
納されている番地から圧縮後のデータのサイズを読み込
み(ステップS13)、読み込んだデータのサイズをカ
ウンタの初期値としてセットする(ステップS14)。
CPU24は次ぎにデータ伸長アルゴリズムを起動させ
た後に(ステップS15)、メモリカードから圧縮デー
タを読み込み、読み込んだ圧縮データを伸長しDRAM
22に格納し(ステップS16)、カウンタ値を1だけ
減算する(ステップS17)。減算したカウンタ値が0
でない場合は(ステップS18)、メモリカードの圧縮
データを読み込むアドレスを1だけ加算する(ステップ
S19)。CPU24は圧縮データをメモリカードから
順次読み込み、伸長処理してメモリカードに記憶した圧
縮データをすべてDRAM22にダウンロードして伸長
処理する。ここで、圧縮後のデータサイズを記憶させな
い方法では、データ部分とデータ初期化した部分の境界
を検知してデータサイズを認識する必要があるが、圧縮
後のデータのサイズをメモリカードに記憶しているの
で、メモリカードの全エリアをアクセスする必要がなく
なり、ダウンロード時間の短縮が可能となる。このよう
に、圧縮前のデータのサイズをメモリカードに書き込む
ことで、一端メモリカードに格納したデータを画像処理
装置にダウンロードして使うときに画像形成装置上にデ
ータをダウンロードするのに必要なサイズの記憶領域の
みを確保することができ、余分な記憶領域を確保する必
要がなくなる。
【0024】さらに、他の実施例として画像処理装置で
使用するデータを圧縮して複数枚のメモリカードに分割
して格納する場合の動作を図5のフローチャートを参照
して説明する。
【0025】CPU24は画像処理装置上のデータを圧
縮してメモリカードに格納する場合、格納するデータを
DRAM22に移した後に圧縮前のデータのサイズを調
べる。CPU24はDRAM22に移したデータを圧縮
処理した後、圧縮前のデータのサイズを調べる(ステッ
プS21)。CPU24は1枚目のメモリカードの容量
を調べた後(ステップS22)、例えば、メモリカード
の先頭番地である0番地にカード番号として1を書き込
む(ステップS23)。CPU24は、例えばメモリカ
ードの4番地に圧縮前の全容量を書き込み(ステップS
24)、DRAM22に移したデータを圧縮処理した
後、次ぎの番地である8番地に圧縮後の全容量を書き込
む(ステップS25)。CPU24は圧縮前及び圧縮後
のデータのサイズを書き込むと、メモリカードの12番
地から圧縮データを格納していく(ステップS26)。
このとき、格納した圧縮データの容量とメモリカード記
憶容量を比較し、格納した圧縮データ容量と記憶容量が
一致するまで圧縮データを書き込んでいく。画像処理装
置は1枚目のメモリカードの容量一杯に圧縮データを書
き込むと、表示部12からユーザに対してカード交換を
指示し、次ぎのカードの書き込み準備が完了するまで待
機状態となる(ステップS27)。
【0026】2枚目のカードが準備できたら、CPU2
4は2枚目のメモリカードの容量を調べた後(ステップ
S28)、例えば、メモリカードの先頭番地である0番
地にカード番号として2を書き込む(ステップS2
9)。CPU24はメモリカードの次ぎの番地である4
番地に圧縮前のデータのサイズを書き込み(ステップS
30)、8番地に1枚目の圧縮前のデータのサイズを書
き込む(ステップS31)。CPU24は1枚目の圧縮
前のデータのサイズを書き込むと、メモリカードの12
番地から圧縮データを順に格納していく(ステップS3
2)。画像処理装置は2枚目のメモリカードの容量一杯
に圧縮データを書き込むと、画像処理装置はユーザに対
して表示部12からカード交換を指示し、次ぎのカード
の書き込み準備が完了するまで待機状態となる(ステッ
プS33)。
【0027】3枚目のカードが準備できたら、CPU2
4は3枚目のメモリカードの容量を調べた後(ステップ
S34)、例えば、メモリカードの先頭番地である0番
地にカード番号として2を書き込む(ステップS3
5)。CPU24は次ぎの番地である4番地に圧縮前の
データのサイズを書き込み(ステップS36)、次ぎの
番地である8番地に1枚目の圧縮前の全容量を書き込み
(ステップS37)、更に次ぎの番地である12番地に
2枚目の圧縮前のデータのサイズを書き込む(ステップ
S38)。その後、CPU24は圧縮データを格納して
いく(ステップS39)。画像処理装置は上記動作を全
てのデータを格納するまで繰り返す。このように各メモ
リカードにそれまでのメモリカードに格納したデータの
圧縮前のデータのサイズを記憶するので、個々のメモリ
カードに記憶された内容を読み込むだけで、メモリカー
ドに記憶されたデータが画像処理装置のメモリ上で何番
地から始まるデータかを判定できる。
【0028】上記複数枚のメモリカードに格納されたデ
ータを画像処理装置にダウンロードする場合の動作を図
6のフローチャートを参照して説明する。
【0029】メモリカードに格納された圧縮データをダ
ウンロードする場合において、例えば2枚目のカードか
らデータを読み込む場合を考える。CPU24は先頭番
地である0番地からカード番号を読み込み(ステップS
41)、このカードが2枚目のカードであることを検出
する(ステップS42)。CPU24は次ぎに4番地か
ら圧縮前の全データ容量を読み込み(ステップS4
3)、DRAM22にデータを格納する領域を確保する
(ステップS44)。CPU24は次ぎに8番地から1
枚目の圧縮前データ容量を読み込み(ステップS4
5)、DRAM22に確保した領域の先頭番地から読み
込んだデータ容量分の領域を開けた、その次ぎの番地を
データをダウンロードする先頭の番地とする(ステップ
S46)。
【0030】CPU24はメモリカードインターフェイ
ス28を介してメモリカードの12番地目から格納され
たデータを順次読み込み(ステップS47)、読み込ん
だデータを伸長しながらDRAM22に順次ダウンロー
ドしていく(ステップS48)。このように、ユーザは
メモリカードの格納順番を意識することなく圧縮された
データを画像処理装置にダウンロードすることができる
ので、データが副数枚のメモリカードに分割されて格納
されている場合でも容易に、ダウンロードすることがで
きる。
【0031】次ぎに、他の実施例として画像処理装置の
DRAM22上にある圧縮データを伸長して1枚のメモ
リカードへダウンロードする場合の動作を図7のフロー
チャートを参照して説明する。
【0032】画像処理装置上の圧縮データをメモリカー
ドにダウンロードして使用する場合、CPU24はDR
AM22の圧縮データのサイズを調べる。その後、CP
U24はDRAM22に移したデータを伸長処理した後
に伸長後のデータのサイズを調べる(ステップS5
1)。CPU24は、例えばメモリカードの先頭番地に
伸長前のデータのサイズを書き込み(ステップS5
2)、次ぎの番地に伸長後のデータのサイズを書き込む
(ステップS53)。次ぎに、CPU24は圧縮データ
を順次メモリカードにダウンロードして(ステップS5
4)、カウンタ値を1だけ減算する(ステップS5
5)。減算したカウンタ値が0でない場合は(ステップ
S56)、圧縮データを格納するアドレスを1だけ加算
し(ステップS57)、圧縮データを順次メモリカード
に格納して、全圧縮データを書き込むことで圧縮処理は
完了する。
【0033】上記1枚のメモリカードで使用されたデー
タを画像処理装置に格納する場合の動作を図8のフロー
チャートを参照して説明する。
【0034】メモリカード上で使用されたデータを圧縮
して画像処理装置に格納する場合、CPU24はメモリ
カードの先頭番地に格納されている伸長前のデータサイ
ズを読み込んで(ステップS61)、そのサイズ分だけ
DRAM22上にメモリ領域を確保する(ステップS6
2)。CPU24は次ぎにメモリカードから伸長後のデ
ータサイズを読み込み(ステップS63)、読み込んだ
値をカウンタの初期値としてセットする(ステップS6
4)。次ぎにCPU24はデータ圧縮アルゴリズムを起
動させた後(ステップS65)、メモリカードからデー
タを読み込みデータ圧縮処理を施して、DRAM22に
格納する(ステップS66)。CPU24はカウンタ値
を1だけ減算し(ステップS67)、減算したカウンタ
値が0でない場合は(ステップS68)、メモリカード
からデータを読み込むアドレスを1だけ加算する(ステ
ップS69)。CPU24は同様に順次メモリカードか
らデータを読み込み、伸長処理してメモリカードに記憶
したデータをすべてDRAM22にダウンロードして圧
縮処理する。
【0035】さらに、システムのDRAM上にある圧縮
データを伸長して複数枚のメモリカード上へダウンロー
ドする場合の動作を図9のフローチャートを参照して説
明する。
【0036】CPU24はDRAM22の圧縮データを
伸長処理した後に伸長後のデータのサイズを調べる(ス
テップS71)。CPU24は1枚目のメモリカードの
記憶容量を認識する(ステップS72)。次ぎに、CP
U24はメモリカードの先頭番地である0番地にカード
番号である1を書き込み(ステップS73)、伸長前の
データのサイズを4番地に書き込み(ステップS07
4)、次ぎの番地である8番地に伸長後のデータのサイ
ズを書き込む(ステップS75)。次ぎにCPU24は
伸長したデータをメモリカードの12番地から順にダウ
ンロードしていく(ステップS76)。このとき、CP
U24は書き込んだ伸長データの容量とカード記憶容量
を比較し、データ容量と記憶容量が一致するまでデータ
を書き込んでいく。カードの容量一杯に書き込み動作が
終了したら、画像処理装置はユーザに対してカード交換
を指示し、次ぎのカードの書き込み準備が完了するまで
待機状態となる(ステップS77)。
【0037】2枚目のカードの準備ができたら、CPU
24はメモリカードの記憶容量を調べる(ステップS7
8)。次ぎにCPU24はメモリカードの0番地にカー
ド番号である2を書き込み(ステップS79)、次ぎの
番地である4番地に伸長前のデータのサイズを書き込み
(ステップS80)、次ぎの番地である8番地に1枚目
の伸長前のデータのサイズを書き込む(ステップS8
1)。CPU24は次ぎに伸長したデータをメモリカー
ドに書き込む(ステップS82)。このとき、CPU2
4は格納した伸長データの容量とカード記憶容量を比較
し、書き込んだデータの容量と記憶容量が一致するまで
データを書き込んでいく。カードの容量一杯に書き込み
動作が終了したら、画像処理装置は次ぎのカードの書き
込み準備が完了するまで待機状態となる(ステップS8
3)。
【0038】3枚目のカードの準備ができたら、CPU
24はメモリカードの記憶容量を調べる(ステップS8
4)。次ぎにCPU24はカードの先頭番地である0番
地にカード番号として3を書き込み(ステップS8
5)、次ぎの番地である4番地に伸長前のデータのサイ
ズを書き込む(ステップS86)。CPU24は次ぎの
番地である8番地に1枚目のメモリカードに書き込んだ
伸長前のデータのサイズを書き込み(ステップS8
7)、次ぎの番地である12番地に2枚目のメモリカー
ドに書き込んだ伸長前のデータのサイズを書き込む(ス
テップS88)。CPU24は各データのサイズを格納
した後に、伸長したデータを順に書き込む(ステップS
89)。画像処理装置はメモリカードの容量一杯に書き
込み動作が終了したら、同様に次ぎのメモリカードに書
き込みして、全てのデータをメモリカードにダウンロー
ドする。
【0039】上記複数枚のメモリカード上で使用された
データを画像処理装置に格納する場合の動作を図10の
フローチャートを参照して説明する。
【0040】メモリカード上で使用されたデータの格納
を行なう場合、例えば2枚目のメモリカードのデータを
格納する場合、CPU24は先頭番地である0番地から
カード番号を読み込み(ステップS91)、このカード
が2枚目のカードであることを検出する(ステップS9
2)。CPU24は次ぎに4番地から圧縮後の全データ
容量を読み込み(ステップS93)、DRAM22にデ
ータを格納する領域を確保する(ステップS94)。C
PU24は次ぎに8番地から1枚目の圧縮後データ容量
を読み込み(ステップS95)、DRAM22に確保し
た領域の先頭番地から読み込んだデータ容量分の領域を
開けて、その次ぎの番地をデータの格納先頭番地とする
(ステップS96)。
【0041】CPU24はメモリカードインターフェイ
ス28を介してメモリカードの12番地目からデータを
順次読み込み(ステップS97)、読み込んだデータを
圧縮しながらDRAM22に順次格納していく(ステッ
プS98)。このように、ユーザはメモリカードの順番
を意識することなく圧縮されたデータを画像処理装置に
格納することができるので、データが複数枚のメモリカ
ードに分割されて記憶されている場合でも容易に、格納
することができる。
【0042】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、圧縮し
たデータと共に圧縮前のデータのサイズをメモリカード
に記憶し、メモリカードに記憶したデータをシステム上
にダウンロードするときに、システム上で必要なメモリ
サイズを判別するので、ダウンロード時に必要なサイズ
分だけシステム上で確保することができ、余分な領域を
確保する必要がなくなる。
【0043】さらに、システム上で使用するデータを圧
縮して複数のメモリカードに分割して記憶している場
合、各メモリカードのダウンロードの順序である分割番
号と各メモリカードに記憶されたデータの伸長後のサイ
ズを検出し、検出した分割番号と各メモリカードに記憶
されたデータの伸長後のサイズを圧縮したデータと共に
各メモリカードに記憶し、次回メモリカードに記憶した
データをシステム上にダウンロードするときに、システ
ム上で必要なメモリサイズを判別するので、ダウンロー
ド時に必要なサイズ分だけシステム上で確保することが
でき、余分な領域を確保する必要がなくなると共に、メ
モリカードの順序に関係なくダウンロードできる。
【0044】また、伸長したデータと共にシステム上に
圧縮して記憶したデータのサイズをメモリカードにダウ
ンロードし、メモリカードからデータをアップロードす
る場合にシステム上で必要なメモリサイズを判別するの
で、アップロード時に必要なサイズ分だけシステム上で
確保することができ、余分な領域を確保する必要がなく
なる。
【0045】さらに、システム上のデータを伸長後に複
数のメモリカードに分割してダウンロードして使用する
場合、各メモリカードに対するダウンロードの順序であ
る分割番号と各メモリカードにダウンロードしたデータ
の伸長前のサイズを検出し、検出した分割番号とデータ
のサイズを伸長したデータと共に各メモリカードに格納
し、メモリカードからデータをアップロードする場合に
システム上で必要なメモリサイズを判別するので、アッ
プロード時に必要なサイズ分だけシステム上で確保する
ことができ、余分な領域を確保する必要がなくなると共
に、メモリカードの順序に関係なくアップロードでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の画像処理装置を示す構成図
である。
【図2】SCUの構成図である。
【図3】データを1枚のメモリカードに格納する動作を
示すフローチャートである。
【図4】1枚のメモリカードからデータを復元する動作
を示すフローチャートである。
【図5】データを複数のメモリカードに格納する動作を
示すフローチャートである。
【図6】複数のメモリカードからデータを復元する動作
を示すフローチャートである。
【図7】データを1枚のメモリカードに復元する動作を
示すフローチャートである。
【図8】1枚のメモリカードからデータを格納する動作
を示すフローチャートである。
【図9】データを複数のメモリカードに復元する動作を
示すフローチャートである。
【図10】複数のメモリカードからデータを格納する動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 SCU 22 DRAM 24 CPU 28 メモリカードインターフェイス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムにダウンロードして使用するデ
    ータを圧縮してメモリカードに記憶するデータ管理方法
    において、圧縮したデータと共にシステム上の圧縮前の
    データのサイズをメモリカードに記憶することを特徴と
    するデータ管理方法。
  2. 【請求項2】 システムにダウンロードして使用するデ
    ータを圧縮してメモリカードに記憶するデータ管理方法
    において、データを複数のメモリカードに分割して記憶
    する場合、各メモリカードのダウンロードの順序である
    分割番号と各メモリカードに記憶するデータの圧縮前の
    サイズを検出し、検出した分割番号と圧縮前のデータの
    サイズを圧縮したデータと共に各メモリカードに記憶す
    ることを特徴とするデータ管理方法。
  3. 【請求項3】 システム上に圧縮して記憶したデータを
    伸長してメモリカードにダウンロードし使用するデータ
    管理方法において、伸長したデータと共にシステム上に
    圧縮して記憶したデータのサイズをメモリカードにダウ
    ンロードすることを特徴とするデータ管理方法。
  4. 【請求項4】 システム上に圧縮して記憶したデータを
    伸長してメモリカードにダウンロードし使用するデータ
    管理方法において、伸長後のシステム上のデータを複数
    のメモリカードに分割してダウンロードする場合、各メ
    モリカードに対するダウンロードの順序である分割番号
    と各メモリカードにダウンロードしたデータの伸長前の
    サイズを検出し、検出した分割番号と伸長前のデータの
    サイズを伸長したデータと共に各メモリカードに格納す
    ることを特徴とするデータ管理方法。
JP7060087A 1995-02-24 1995-02-24 データ管理方法 Pending JPH08235329A (ja)

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