JPH08233299A - 電気カーペットの温度制御装置 - Google Patents
電気カーペットの温度制御装置Info
- Publication number
- JPH08233299A JPH08233299A JP4024295A JP4024295A JPH08233299A JP H08233299 A JPH08233299 A JP H08233299A JP 4024295 A JP4024295 A JP 4024295A JP 4024295 A JP4024295 A JP 4024295A JP H08233299 A JPH08233299 A JP H08233299A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- carpet
- temperature sensor
- main body
- electric heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気カーペットに使用されるカーペットカバ
ーの種類によって熱伝導性が異なり、採暖面の温度が異
なってしまうのに対処し、買い替え時に使用者の好みに
よりカーペットカバーの種類を変えた場合でも、適切な
採暖面の温度を得るように温度制御することを目的とす
る。 【構成】 カーペット本体１に電熱ヒーター２と第１の
温度センサー３とを配設し、前記カーペット本体１に電
熱ヒーター２から所定の距離に第２の温度センサー５を
具備し、更に、温度制御回路７と室温を検出する第３の
温度センサー６を収納したコントローラーボックス４を
前記カーペット本体１に連結して具備した電気カーペッ
トの温度制御装置において、第１の温度センサー３と第
２の温度センサー５との温度差および第１の温度センサ
ー３と第３の温度センサー６との温度差に応じて、カー
ペット本体１の設定温度を変化させる温度制御回路７を
電熱ヒーター２に接続した構成とした。
ーの種類によって熱伝導性が異なり、採暖面の温度が異
なってしまうのに対処し、買い替え時に使用者の好みに
よりカーペットカバーの種類を変えた場合でも、適切な
採暖面の温度を得るように温度制御することを目的とす
る。 【構成】 カーペット本体１に電熱ヒーター２と第１の
温度センサー３とを配設し、前記カーペット本体１に電
熱ヒーター２から所定の距離に第２の温度センサー５を
具備し、更に、温度制御回路７と室温を検出する第３の
温度センサー６を収納したコントローラーボックス４を
前記カーペット本体１に連結して具備した電気カーペッ
トの温度制御装置において、第１の温度センサー３と第
２の温度センサー５との温度差および第１の温度センサ
ー３と第３の温度センサー６との温度差に応じて、カー
ペット本体１の設定温度を変化させる温度制御回路７を
電熱ヒーター２に接続した構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で暖房用とし
て用いられる電気カーペットの温度制御装置に関するも
のである。
て用いられる電気カーペットの温度制御装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気カーペットの温度制御装置
は、例えば図４に示すように、電熱ヒーター２と温度調
節装置から成り、温度調節装置により電熱ヒーター２に
流す電流はコントロールされている。温度調節装置は使
用者の好みに応じて温度を変化させる温度調節レバー、
ダイヤルなどによる調節ツマミが設けられている。
は、例えば図４に示すように、電熱ヒーター２と温度調
節装置から成り、温度調節装置により電熱ヒーター２に
流す電流はコントロールされている。温度調節装置は使
用者の好みに応じて温度を変化させる温度調節レバー、
ダイヤルなどによる調節ツマミが設けられている。
【０００３】温度調節装置はカーペット本体１に埋め込
まれた温度センサー３により温度を検出し、調節ツマミ
の設定に応じ、カーペット本体１の温度をコントロール
している。（例えば、実公昭５９−３８６５５号公報参
照のこと）
まれた温度センサー３により温度を検出し、調節ツマミ
の設定に応じ、カーペット本体１の温度をコントロール
している。（例えば、実公昭５９−３８６５５号公報参
照のこと）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述構成の電気カーペ
ットは、カーペット本体１に埋め込まれた温度センサー
３によりカーペット本体１の温度は一定しているが、汚
れ防止及びクッション性の向上のために使用されるカー
ペットカバーの種類によって、厚さや材質等の違いから
熱伝導性が異なり、採暖面の温度が異なってしまう。
ットは、カーペット本体１に埋め込まれた温度センサー
３によりカーペット本体１の温度は一定しているが、汚
れ防止及びクッション性の向上のために使用されるカー
ペットカバーの種類によって、厚さや材質等の違いから
熱伝導性が異なり、採暖面の温度が異なってしまう。
【０００５】一般に、電気カーペットの設定温度は、一
般的なカーペットカバーにおいて３０〜４０℃位にあわ
せてあるが、買い替え時に使用者の好みによりカーペッ
トカバーの種類を変えた場合、採暖面の温度が変わって
しまい、適温が得にくくなってしまうといった不具合が
あった。
般的なカーペットカバーにおいて３０〜４０℃位にあわ
せてあるが、買い替え時に使用者の好みによりカーペッ
トカバーの種類を変えた場合、採暖面の温度が変わって
しまい、適温が得にくくなってしまうといった不具合が
あった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の欠点を解
決するためになされたものであり、カーペット本体に電
熱ヒーターと第１の温度センサーとを配設し、前記カー
ペット本体に電熱ヒーターから所定の距離に第２の温度
センサーを具備し、更に、温度制御回路と室温を検出す
る第３の温度センサーを収納したコントローラーボック
スを前記カーペット本体に連結して具備した電気カーペ
ットの温度制御装置において、第１の温度センサーと第
２の温度センサーとの温度差および第１の温度センサー
と第３の温度センサーとの温度差に応じて、カーペット
本体の設定温度を変化させる温度制御回路を電熱ヒータ
ーに接続した構成とした。
決するためになされたものであり、カーペット本体に電
熱ヒーターと第１の温度センサーとを配設し、前記カー
ペット本体に電熱ヒーターから所定の距離に第２の温度
センサーを具備し、更に、温度制御回路と室温を検出す
る第３の温度センサーを収納したコントローラーボック
スを前記カーペット本体に連結して具備した電気カーペ
ットの温度制御装置において、第１の温度センサーと第
２の温度センサーとの温度差および第１の温度センサー
と第３の温度センサーとの温度差に応じて、カーペット
本体の設定温度を変化させる温度制御回路を電熱ヒータ
ーに接続した構成とした。
【０００７】
【作用】前述の構成にすることにより、カーペットカバ
ーの種類によって異なる熱伝導性に見合うようカーペッ
ト本体の設定温度を変化させる。
ーの種類によって異なる熱伝導性に見合うようカーペッ
ト本体の設定温度を変化させる。
【０００８】カーペット本体の設定温度は第１の温度セ
ンサーにより基本的に制御を行う。
ンサーにより基本的に制御を行う。
【０００９】そして、電熱ヒーターから所定の距離に設
けられた第２の温度センサーの温度は、第１の温度セン
サーで制御されたカーペット本体の設定温度と室温とカ
ーペットカバーの熱抵抗により決定される。
けられた第２の温度センサーの温度は、第１の温度セン
サーで制御されたカーペット本体の設定温度と室温とカ
ーペットカバーの熱抵抗により決定される。
【００１０】従って、前記構成により、カーペットカバ
ーの熱伝導性を見極め、カーペット本体の設定温度を補
正することが可能となり、採暖面の温度を適正化する。
ーの熱伝導性を見極め、カーペット本体の設定温度を補
正することが可能となり、採暖面の温度を適正化する。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面により説
明する。
明する。
【００１２】実施例の構成は図１、図２及び図３の如く
である。
である。
【００１３】１はカーペット本体であり、電熱ヒーター
２と第１の温度センサー３とを全体に配設し、更に電熱
ヒーター２から所定の距離に第２の温度センサー５を備
えている。
２と第１の温度センサー３とを全体に配設し、更に電熱
ヒーター２から所定の距離に第２の温度センサー５を備
えている。
【００１４】４はコントローラーボックスであり、温度
制御回路７と室温を検出する第３の温度センサー６を収
納し、カーペット本体１に連結している。
制御回路７と室温を検出する第３の温度センサー６を収
納し、カーペット本体１に連結している。
【００１５】８は電源スイッチであり、前記温度制御回
路７の一端に接続されている。
路７の一端に接続されている。
【００１６】９はリレー駆動回路であり、前記温度制御
回路７の出力端に接続され、リレー１２を駆動するもの
である。
回路７の出力端に接続され、リレー１２を駆動するもの
である。
【００１７】１０はカーペットカバーであり、カーペッ
ト本体１の全面を覆うものである。
ト本体１の全面を覆うものである。
【００１８】次に、前記構成による作用について説明す
る。
る。
【００１９】カーペット本体１の設定温度は、第１の温
度センサー３により基本的に制御を行う。
度センサー３により基本的に制御を行う。
【００２０】カーペット本体１の設定温度すなわち第１
の温度センサー３の温度をＫＴ、室温をＲＴ、カーペッ
トカバー１０の熱抵抗をＲＫ、電熱ヒーター２と第２の
温度センサー５との間の熱抵抗をＲＨとすると、第２の
温度センサー５の温度ＴＳは次式に表わさせる。
の温度センサー３の温度をＫＴ、室温をＲＴ、カーペッ
トカバー１０の熱抵抗をＲＫ、電熱ヒーター２と第２の
温度センサー５との間の熱抵抗をＲＨとすると、第２の
温度センサー５の温度ＴＳは次式に表わさせる。
【００２１】 ａ；定数 ここで、電熱ヒーター２と第２の温度センサー５の間の
熱抵抗ＲＨは、電熱ヒーター２と第２の温度センサー５
の距離、カーペット本体１の構成材料によって定まる。
熱抵抗ＲＨは、電熱ヒーター２と第２の温度センサー５
の距離、カーペット本体１の構成材料によって定まる。
【００２２】従って、前記の各温度センサーの温度検出
により、カーペットカバー１０の熱抵抗を算出し、これ
に応じてカーペット本体１の設定温度に補正を行う。
により、カーペットカバー１０の熱抵抗を算出し、これ
に応じてカーペット本体１の設定温度に補正を行う。
【００２３】補正温度量ΔＴは次式とする。
【００２４】ΔＴ≒ｂ×ＲＫ
ｂ；定数
ｂ；定数
【００２５】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、カーペット
カバーを、買い替えなどにより従来使用していたものと
異なった厚さのものを使用しても、カーペットカバーの
熱抵抗に応じ、カーペット本体の温度が自動的に切り替
えられ、適正な採暖温度が得られる効果がある。
カバーを、買い替えなどにより従来使用していたものと
異なった厚さのものを使用しても、カーペットカバーの
熱抵抗に応じ、カーペット本体の温度が自動的に切り替
えられ、適正な採暖温度が得られる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す電気カーペットの温度
制御装置の正面図である。
制御装置の正面図である。
【図２】本発明の一実施例を示す電気カーペットの温度
制御装置の要部断面図である。
制御装置の要部断面図である。
【図３】本発明の一実施例を示す電気カーペットの温度
制御装置の回路図である。
制御装置の回路図である。
【図４】従来例を示す電気カーペットの温度制御装置の
正面図である。
正面図である。
１ カーペット本体 ２ 電熱ヒーター ３ 第１の温度センサー ４ コントローラーボックス ５ 第２の温度センサー ６ 第３の温度センサー ７ 温度制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】カーペット本体（１）に電熱ヒーター
（２）と第１の温度センサー（３）とを配設し、前記カ
ーペット本体（１）に電熱ヒーター（２）から所定の距
離に第２の温度センサー（５）を具備し、更に、温度制
御回路（７）と室温を検出する第３の温度センサー
（６）を収納したコントローラーボックス（４）を前記
カーペット本体（１）に連結して具備した電気カーペッ
トの温度制御装置において、第１の温度センサー（３）
と第２の温度センサー（５）との温度差および第１の温
度センサー（３）と第３の温度センサー（６）との温度
差に応じて、カーペット本体（１）の設定温度を変化さ
せる温度制御回路（７）を電熱ヒーター（２）に接続し
たことを特徴とする電気カーペットの温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024295A JPH08233299A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電気カーペットの温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024295A JPH08233299A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電気カーペットの温度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08233299A true JPH08233299A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12575254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4024295A Pending JPH08233299A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電気カーペットの温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08233299A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007102502A1 (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-13 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | 採暖器具及び車両座席用採暖装置 |
| CN103727577A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-04-16 | 李恒 | 一种智能电取暖器 |
| JP2015094565A (ja) * | 2013-11-14 | 2015-05-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電気採暖具のコントローラ |
| WO2021176817A1 (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-10 | Ａｇｃ株式会社 | 加熱制御システム及びウインドシールド |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP4024295A patent/JPH08233299A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007102502A1 (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-13 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | 採暖器具及び車両座席用採暖装置 |
| JP2015094565A (ja) * | 2013-11-14 | 2015-05-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電気採暖具のコントローラ |
| CN103727577A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-04-16 | 李恒 | 一种智能电取暖器 |
| WO2021176817A1 (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-10 | Ａｇｃ株式会社 | 加熱制御システム及びウインドシールド |
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