JP2975769B2 - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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JP2975769B2
JP2975769B2 JP4163643A JP16364392A JP2975769B2 JP 2975769 B2 JP2975769 B2 JP 2975769B2 JP 4163643 A JP4163643 A JP 4163643A JP 16364392 A JP16364392 A JP 16364392A JP 2975769 B2 JP2975769 B2 JP 2975769B2
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直彦 岸本
勲 栗原
豊樹 吉田
充 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カバーの有無等を検知
して温度を制御する電気カーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気カーペットのカバーの有無を
自動的に検知するものとして、例えば特開昭63−86
379号公報(H05B 3/00)には、コントロー
ル部を収納したケースの内部にケースの内部温度を検知
する感知センサを設け、ケースの上面に形成された穴を
カバーで覆うことにより、ケースの内部の温度の上昇を
感知センサにより検出し、カバーの有無を検知するもの
が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記電気カーペ
ットの感知センサには、ケースの内部のコントロール部
の大小に変化する自熱量が加わり、そのため正確にカバ
ーの有無を検知することが困難である。その上、ケース
の内部の温度は、カバーの厚さや目付量には全んど影響
されないため、カバーの厚さや目付量まで検知するのは
困難であるという問題点がある。
【0004】本発明は、前記の点に留意し、ケースの内
部のコントロール部の発熱の変化の影響及びカーペット
本体の発熱体の影響をうけることなく、カバーの有無は
勿論、カバーの厚さ,目付量を検知し、カバーの使用条
件に合わせて適正な温度に補正することができる電気カ
ーペットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の電気カーペットは、第1の発熱体と、第1
の発熱体の温度を検知する第1の温度検知体と、第1の
発熱体と第1の温度検知体とを有する電気カーペット本
体と、第1の発熱体の温度を制御するコントロール部
と、コントロール部を収納し本体の端部に設けられたケ
ースと、本体を覆ったカバーと、第1の発熱体及びコン
トロール部からの熱の影響を受けない個所でかつカバー
で覆われる位置に配置された第2の発熱体と、第2の発
熱体の近傍に配置され,第2の発熱体の温度を検知した
検知信号をコントロール部に入力する第2の温度検知体
とを備えたものである。また第2の発熱体の発熱量を一
定にする定電流回路を備えたものである。
【0006】
【作用】前記のように構成された本発明の電気カーペッ
トは、電気カーペット本体の第1の発熱体及びコントロ
ール部からの熱の影響を受けない個所で,かつカバーで
覆われる位置に第2の発熱体を配置し、第2の発熱体の
近傍にその温度を検知する第2の温度検知体を配置し、
第2の温度検知体の検知信号をコントロール部に入力す
るようにしたため、カバーの有無及び厚さ,目付量を第
2の温度検知体により検知でき、ケースの内部のコント
ロール部の発熱や第1の発熱体の発熱による影響を受け
ることなく、カバーの有無,状態を検知でき、カバーの
有無,厚さ,目付量等の使用条件に合わせて適正な温度
に補正できる。
【0007】また、第2の発熱体の発熱量を一定にする
定電流回路19を設けることにより、電源の電圧の影響
を受けることなく、より正確にカバーの状態を判定で
き、より適正な温度に補正することができる。
【0008】
【実施例】1実施例について図1A,B及び図2を参照
して説明する。1は断熱材、2は断熱材1に配設された
第1の発熱体、3は第1の発熱体2の温度を検知する検
知線からなる第1の温度検知体、4は表面材、5は第1
の発熱体2及び第1の温度検知体3を蛇行状に配設して
表面材4で覆った採暖部、6は断熱材1,第1の発熱体
2,第1の温度検知体3,表面材4,採暖部5から構成
される電気カーペット本体である。
【0009】7は第1の発熱体2の温度を制御するコン
トロール部、8はコントロール部7を収納し電気カーペ
ット本体6の端部に設けられたケース、9は電気カーペ
ット本体6とケース8の一部を覆ったカバー、10は発
熱抵抗等からなる第2の発熱体であり、リード線を介し
てケース8外に延出され、第1の発熱体2及びコントロ
ール部7からの熱の影響を受けない個所で、かつカバー
9で覆われる位置に配置されている。
【0010】11は負特性サーミスタ等からなる第2の
温度検知体であり、コントロール部7よりリード線を介
して延出され、第2の発熱体10と同様、第1の発熱体
2及びコントロール部7からの熱の影響を受けなく、第
2の発熱体10の温度を検知できるように近傍に配置さ
れている。12は第1の発熱体2の温度を使用者が好み
によって調整する温度設定部であり、ケース8のカバー
9に覆われない部分に設けられている。
【0011】次に回路構成について説明する。13は電
源、14は電源をオン,オフする電源スイッチ、15は
リレー接点であり、発熱体2が電源スイッチ14,リレ
ー接点15を介して電源13に直列接続されている。1
6は第1の温度検知体3の温度変化によるインピーダン
ス変化を検知する温度検出部であり、コントロール部7
において温度検出部16の出力信号と,温度設定部12
により設定された温度設定レベルとにより、設定レベル
に対応した第1の発熱体2の温度制御部をリレー接点1
5を開閉することにより行う。
【0012】また、第1の発熱体2の制御とは関係なく
第2の発熱体10が発熱し、その温度を第2の温度検知
体11により検知し、カバー9の有無等の検知信号をコ
ントロール部7に入力する。
【0013】次に動作について説明する。まず、カバー
9が無い場合について説明する。使用者が予め好みの温
度を温度設定部12により設定し、電源スイッチ14を
オンすると、コントロール部7によりリレー接点15が
閉じられ、第1の発熱体2が発熱を開始し、第1の温度
検知体3のインピーダンス変化を温度検出部16により
検知し、コントロール部7により温度設定部12の設定
レベルに対応した温度制御が行われる。
【0014】また、同時に第2の発熱体10も発熱を開
始するが、この場合、カバー9が無いので第2の発熱体
10の付近の放熱がよく、第2の温度検知体11へ伝わ
る熱量が少ないため、第2の温度検知体11のインピー
ダンスが大きく、その検知信号がコントロール部7へ入
力され、コントロール部7はカバー9が無いと判断し、
温度設定部12により設定された温度設定レベルにもと
づき、第1の発熱体2の温度制御をリレー接点15を開
閉することにより行う。
【0015】次にカバー9が有る場合について説明す
る。この場合、カバー9が有るので第2の発熱体10の
付近の放熱が悪く、第2の温度検知体11に伝わる熱量
が大きくなるため、第2の温度検知体11のインピーダ
ンスが小さくなり、その検知信号がコントロール部7に
入力され、コントロール部7はカバー9が有ると判断
し、温度設定部12による設定温度を補正する。
【0016】このとき、カバー9の厚さや目付量等の違
いにより第2の発熱体10の付近の放熱条件が変り、第
2の温度検知体11の検知信号が変るため、第1の発熱
体2の発熱量がカバー9の条件に合うよう補正される。
【0017】さらに、第2の発熱体10と第2の温度検
知体11が、第1の発熱体2,コントロール部7からの
熱の影響を受けない個所に配置されているため、温度設
定部12の設定レベルによる第1の発熱体2の発熱量の
違いや、コントロール部7の発熱とは無関係に、第2の
温度検知体11がカバー9の有無,厚さ,目付量を正確
に検知することができる。
【0018】なお、実際には電気カーペットの使用条件
は1条件に限定されないため、使用環境の状態を検出す
る室温検出手段,電圧変動検出手段,床条件検出手段等
の使用条件検出手段を備え、第2の温度検知体11の検
出信号にもとづき補正を加えればより的確にカバーの状
態を判定することができる。
【0019】つぎに他の実施例について図3を参照して
説明する。同図において図2と同一符号は同一もしくは
相当するものを示し、図2と異なる点は、第2の発熱体
10に直列に第2の発熱体10の熱量を一定にする定電
流回路17が設けられている点である。
【0020】この場合、電源13の電圧の変動に関係な
く、第2の発熱体10を一定量に発熱させるため、カバ
ー9の使用条件に合わせてより適正な温度に補正するこ
とができる。なお、コントロール部7は、例えばマイコ
ン或いは演算回路等でもよく、特に限定するものではな
い。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の電
気カーペットは、電気カーペット本体6の第1の発熱体
2及びコントロール部7からの熱の影響を受けない個所
で,かつカバー9で覆われる位置に第2の発熱体10を
配置し、第2の発熱体10の近傍にその温度を検知する
第2の温度検知体を配置し、第2の温度検知体11の検
知信号をコントロール部7に入力するようにしたため、
カバー9の有無及び厚さ,目付量を第2の温度検知体1
1により検知することができ、コントロール部7の発熱
や第1の発熱体2の発熱による影響を受けることなく、
カバー9の有無,状態を検知することができ、温度設定
をカバー9の有無,厚さ,目付量等の使用条件に合わせ
て適正な温度に補正することができる。
【0022】また、第2の発熱体10の発熱量を一定に
する定電流回路19を設けることにより、電源13の電
圧の影響を受けることなく、より正確にカバー9の状態
を判定することができ、より適正な設定温度に補正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,Bは本発明の1実施例の平面図,一部の切
断図である。
【図2】図1の回路図である。
【図3】本発明の他の実施例の回路図である。
【符号の説明】
2 第1の発熱体 3 第1の温度検知体 6 電気カーペット本体 7 コントロール部 8 ケース 9 カバー 10 第2の発熱体 11 第2の温度検知体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 豊樹 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 充 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 13/02 H05B 3/00 310 H05B 3/00 355

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の発熱体と、該第1の発熱体の温度
    を検知する第1の温度検知体と、前記第1の発熱体と前
    記第1の温度検知体とを有する電気カーペット本体と、
    前記第1の発熱体の温度を制御するコントロール部と、
    該コントロール部を収納し前記本体の端部に設けられた
    ケースと、前記本体を覆ったカバーと、前記第1の発熱
    体及び前記コントロール部からの熱の影響を受けない個
    所で,かつ前記カバーで覆われる位置に配置された第2
    の発熱体と、該第2の発熱体の近傍に配置され,前記第
    2の発熱体の温度を検知した検知信号を前記コントロー
    ル部に入力する第2の温度検知体とを備えた電気カーペ
    ット。
  2. 【請求項2】 第2の発熱体の発熱量を一定にする定電
    流回路を備えた請求項1記載の電気カーペット。
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