JPH0823276A - アナログ/ディジタル変換装置 - Google Patents
アナログ/ディジタル変換装置Info
- Publication number
- JPH0823276A JPH0823276A JP15349294A JP15349294A JPH0823276A JP H0823276 A JPH0823276 A JP H0823276A JP 15349294 A JP15349294 A JP 15349294A JP 15349294 A JP15349294 A JP 15349294A JP H0823276 A JPH0823276 A JP H0823276A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は上記課題に鑑みなされたものであっ
て、正しい変換が行われなかったことを認識するととも
に、適切な処理を可能としたアナログ/ディジタル変換
装置を提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ12から、変換指令と
選択チャンネルとが通信回線13を介してA/D変換用
集積回路11に送られる。変換が完了するとA/D変換
用集積回路は変換データとともに変換チャンネルを送り
かえす。マイクロコンピュータは選択チャンネルと変換
チャンネルとが一致していない場合には、正しく変換さ
れなかったものとしてA/D変換部113をリセット、
もしくは再度変換指令を出力する。
て、正しい変換が行われなかったことを認識するととも
に、適切な処理を可能としたアナログ/ディジタル変換
装置を提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ12から、変換指令と
選択チャンネルとが通信回線13を介してA/D変換用
集積回路11に送られる。変換が完了するとA/D変換
用集積回路は変換データとともに変換チャンネルを送り
かえす。マイクロコンピュータは選択チャンネルと変換
チャンネルとが一致していない場合には、正しく変換さ
れなかったものとしてA/D変換部113をリセット、
もしくは再度変換指令を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ/ディジタル変
換器(以下A/D変換器)に係わり、特に複数のアナロ
グ信号を選択してディジタル信号に変換するA/D変換
器に関する。
換器(以下A/D変換器)に係わり、特に複数のアナロ
グ信号を選択してディジタル信号に変換するA/D変換
器に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを制御装置として
使用する場合には、各状態量を順次ディジタル化してマ
イクロコンピュータに入力することが必要となる。マイ
クロコンピュータにディジタル化した信号を入力するた
めには、複数のアナログ信号を順次選択するマルチプレ
クサと、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/
D変換器とが必要であるが、最近ではマルチプレクサと
A/D変換器とを一体とした集積回路も実用化されてい
る。
使用する場合には、各状態量を順次ディジタル化してマ
イクロコンピュータに入力することが必要となる。マイ
クロコンピュータにディジタル化した信号を入力するた
めには、複数のアナログ信号を順次選択するマルチプレ
クサと、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/
D変換器とが必要であるが、最近ではマルチプレクサと
A/D変換器とを一体とした集積回路も実用化されてい
る。
【0003】いずれの構成であってもマイクロコンピュ
ータから通信回線を介して送られてくるチャンネル選択
指令に応じてマルチプレクサを操作し、選択された1つ
のチャンネルのアナログ信号をA/D変換器に伝送す
る。そしてA/D変換器の出力は、通信回線を介してマ
イクロコンピュータに伝送される。
ータから通信回線を介して送られてくるチャンネル選択
指令に応じてマルチプレクサを操作し、選択された1つ
のチャンネルのアナログ信号をA/D変換器に伝送す
る。そしてA/D変換器の出力は、通信回線を介してマ
イクロコンピュータに伝送される。
【0004】従ってマイクロコンピュータは、A/D変
換器の変換時間あるいは通信の所要時間を監視すること
によりA/D変換器および通信回線の異常を検知するこ
とが可能である。
換器の変換時間あるいは通信の所要時間を監視すること
によりA/D変換器および通信回線の異常を検知するこ
とが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらマイクロ
コンピュータから伝送されるチャンネル選択指令に基づ
くチャンネル選択に誤りが生じた場合には、A/D変換
器の出力はマイクロコンピュータに正常に伝送されるた
めチャンネル選択に誤りが生じたことをマイクロコンピ
ュータは認識することはできない。
コンピュータから伝送されるチャンネル選択指令に基づ
くチャンネル選択に誤りが生じた場合には、A/D変換
器の出力はマイクロコンピュータに正常に伝送されるた
めチャンネル選択に誤りが生じたことをマイクロコンピ
ュータは認識することはできない。
【0006】この場合には異なる信号に基づいて制御が
実行されるため、不具合が生じることは避けることはで
きない。本発明は上記課題に鑑みなされたものであっ
て、正しい変換が行われなかったことを認識するととも
に、適切な処理を可能としたアナログ/ディジタル変換
装置を提供することを目的とする。
実行されるため、不具合が生じることは避けることはで
きない。本発明は上記課題に鑑みなされたものであっ
て、正しい変換が行われなかったことを認識するととも
に、適切な処理を可能としたアナログ/ディジタル変換
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかるアナ
ログ/ディジタル変換装置は、アナログ信号が入力され
る複数のチャンネルの中から一つのチャンネルを選択指
令に応じて選択するマルチプレクサ部と、マルチプレク
サ部で選択された一つのアナログ信号をディジタル信号
に変換するアナログ/ディジタル変換部と、マルチプレ
クサ部に選択指令を出力するとともにアナログ/ディジ
タル変換部で変換されるディジタル信号を読み込む制御
部と、を具備するアナログ/ディジタル変換装置であっ
て、マルチプレクサ部がアナログ/ディジタル変換部が
変換を完了したときに選択したチャンネルを前記制御部
に返送するチャンネル返送部を、制御部がマルチプレク
サ部に出力したチャンネルとチャンネル返送部から返送
されたチャンネルとが一致していない場合には異常と判
断する異常判断部を、有する。
ログ/ディジタル変換装置は、アナログ信号が入力され
る複数のチャンネルの中から一つのチャンネルを選択指
令に応じて選択するマルチプレクサ部と、マルチプレク
サ部で選択された一つのアナログ信号をディジタル信号
に変換するアナログ/ディジタル変換部と、マルチプレ
クサ部に選択指令を出力するとともにアナログ/ディジ
タル変換部で変換されるディジタル信号を読み込む制御
部と、を具備するアナログ/ディジタル変換装置であっ
て、マルチプレクサ部がアナログ/ディジタル変換部が
変換を完了したときに選択したチャンネルを前記制御部
に返送するチャンネル返送部を、制御部がマルチプレク
サ部に出力したチャンネルとチャンネル返送部から返送
されたチャンネルとが一致していない場合には異常と判
断する異常判断部を、有する。
【0008】第2の発明にかかるアナログ/ディジタル
変換装置は、アナログ信号が入力される複数のチャンネ
ルの中から一つのチャンネルを選択指令に応じて選択す
るマルチプレクサ部と、マルチプレクサ部で選択された
一つのアナログ信号をディジタル信号に変換するアナロ
グ/ディジタル変換部と、マルチプレクサ部に選択指令
を出力するとともにアナログ/ディジタル変換部で変換
されるディジタル信号を読みこむ制御部と、を具備する
アナログ/ディジタル変換装置であって、制御部がアナ
ログ/ディジタル変換部に変換開始指令を出力した後ア
ナログ/ディジタル変換部が変換を完了するまでの変換
所要時間を計測し変換所要時間が予め定められた最長時
間以上である場合には異常と判断する異常判断部を、有
する。
変換装置は、アナログ信号が入力される複数のチャンネ
ルの中から一つのチャンネルを選択指令に応じて選択す
るマルチプレクサ部と、マルチプレクサ部で選択された
一つのアナログ信号をディジタル信号に変換するアナロ
グ/ディジタル変換部と、マルチプレクサ部に選択指令
を出力するとともにアナログ/ディジタル変換部で変換
されるディジタル信号を読みこむ制御部と、を具備する
アナログ/ディジタル変換装置であって、制御部がアナ
ログ/ディジタル変換部に変換開始指令を出力した後ア
ナログ/ディジタル変換部が変換を完了するまでの変換
所要時間を計測し変換所要時間が予め定められた最長時
間以上である場合には異常と判断する異常判断部を、有
する。
【0009】第3の発明にかかるアナログ/ディジタル
変換装置は、異常判断部が異常と判断したときにアナロ
グ/ディジタル変換部にリセット指令を出力するリセッ
ト指令出力部を有する。第4の発明にかかるアナログ/
ディジタル変換装置は、異常判断部が異常と判断したと
きにアナログ/ディジタル変換部に再度変換指令を出力
する再変換指令部を有する。
変換装置は、異常判断部が異常と判断したときにアナロ
グ/ディジタル変換部にリセット指令を出力するリセッ
ト指令出力部を有する。第4の発明にかかるアナログ/
ディジタル変換装置は、異常判断部が異常と判断したと
きにアナログ/ディジタル変換部に再度変換指令を出力
する再変換指令部を有する。
【0010】
【作用】第1の発明にかかるアナログ/ディジタル変換
装置にあっては、変換後のディジタル信号とともに返送
される変換チャンネルと指令チャンネルとが一致しない
ときは、異常と判断する。第2の発明にかかるアナログ
/ディジタル変換装置にあっては、A/D変換に要する
時間が所定時間より長い場合には、異常と判断する。
装置にあっては、変換後のディジタル信号とともに返送
される変換チャンネルと指令チャンネルとが一致しない
ときは、異常と判断する。第2の発明にかかるアナログ
/ディジタル変換装置にあっては、A/D変換に要する
時間が所定時間より長い場合には、異常と判断する。
【0011】第3の発明にかかるアナログ/ディジタル
変換装置にあっては、異常と判断されたときにはA/D
変換部をリセットする。第4の発明にかかるアナログ/
ディジタル変換装置にあっては、異常と判断されたとき
にはA/D変換指令を繰り返し出力する。
変換装置にあっては、異常と判断されたときにはA/D
変換部をリセットする。第4の発明にかかるアナログ/
ディジタル変換装置にあっては、異常と判断されたとき
にはA/D変換指令を繰り返し出力する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明にかかるアナログ/ディジタ
ル変換装置の実施例の構成図であって、A/D変換用集
積回路11とマイクロコンピュータ12とは通信回線1
3によって接続されている。A/D変換用集積回路11
は4つのアナログ入力端子111a、111b、111
cおよび111dを有している。*各アナログ入力端子
111a、111b、111cおよび111dから入力
された信号はスイッチング素子112a、112b、1
12cおよび112dを介してA/D変換部113に導
かれる。
ル変換装置の実施例の構成図であって、A/D変換用集
積回路11とマイクロコンピュータ12とは通信回線1
3によって接続されている。A/D変換用集積回路11
は4つのアナログ入力端子111a、111b、111
cおよび111dを有している。*各アナログ入力端子
111a、111b、111cおよび111dから入力
された信号はスイッチング素子112a、112b、1
12cおよび112dを介してA/D変換部113に導
かれる。
【0013】A/D変換部113の出力であるディジタ
ル信号は、通信インターフェイス114を介して通信回
線13に伝送される。デコーダ115は、マイクロコン
ピュータ12から出力されるチャンネル選択指令を解読
し、4つのスイッチング素子112a、112b、11
2cおよび112dを択一的にオンとする。
ル信号は、通信インターフェイス114を介して通信回
線13に伝送される。デコーダ115は、マイクロコン
ピュータ12から出力されるチャンネル選択指令を解読
し、4つのスイッチング素子112a、112b、11
2cおよび112dを択一的にオンとする。
【0014】マイクロコンピュータ12はバス121を
中心として、CPU122、メモリ123および通信イ
ンターフェイス124から構成される。図2はマイクロ
コンピュータ12で実行されるA/D変換指令ルーチン
のフローチャートであって、一定時間(例えば1ミリ
秒)毎に実行される。ステップ21において4つのアナ
ログ入力端子111a、111b、111cおよび11
1dのいずれを選択するかを決定し、ステップ22にお
いて選択したチャンネルを指令チャンネルDMCHとし
て記憶する。
中心として、CPU122、メモリ123および通信イ
ンターフェイス124から構成される。図2はマイクロ
コンピュータ12で実行されるA/D変換指令ルーチン
のフローチャートであって、一定時間(例えば1ミリ
秒)毎に実行される。ステップ21において4つのアナ
ログ入力端子111a、111b、111cおよび11
1dのいずれを選択するかを決定し、ステップ22にお
いて選択したチャンネルを指令チャンネルDMCHとし
て記憶する。
【0015】ステップ23において選択したチャンネル
およびA/D変換開始指令を含む要求データを通信回線
を介してA/D変換用集積回路11に送信する。図3は
要求データの構成図であって、第13ビットから第15
ビットにA/D変換開始指令が、第8ビットから第12
ビットに指令チャンネルDMCHが組み込まれる。
およびA/D変換開始指令を含む要求データを通信回線
を介してA/D変換用集積回路11に送信する。図3は
要求データの構成図であって、第13ビットから第15
ビットにA/D変換開始指令が、第8ビットから第12
ビットに指令チャンネルDMCHが組み込まれる。
【0016】ステップ24においてA/D変換開始指令
時刻をSTTMとして記憶してこのルーチンを終了す
る。図4はマイクロコンピュータ12で実行されるA/
D変換データ読取ルーチンのフローチャートであって、
A/D変換部113から変換完了に伴う割り込みがかか
る度に実行される。
時刻をSTTMとして記憶してこのルーチンを終了す
る。図4はマイクロコンピュータ12で実行されるA/
D変換データ読取ルーチンのフローチャートであって、
A/D変換部113から変換完了に伴う割り込みがかか
る度に実行される。
【0017】ステップ41でA/D変換用集積回路11
から通信回線13を介して伝送されてくる返送データを
読み込む。図5は返送データの構成図であって、第6ビ
ットから第15ビットに変換結果ADDATAが、第0
ビットから第4ビットに変換チャンネルCVCHが組み
込まれる。
から通信回線13を介して伝送されてくる返送データを
読み込む。図5は返送データの構成図であって、第6ビ
ットから第15ビットに変換結果ADDATAが、第0
ビットから第4ビットに変換チャンネルCVCHが組み
込まれる。
【0018】ステップ42でA/D変換完了時刻CPT
Mを記憶し、ステップ43でA/D変換開始指令時刻S
TTMからA/D変換完了時刻CPTMまでに時間が予
め定めた所定時間(例えば100マイクロ秒)以上であ
るか否かを判定する。ステップ43で否定判定されれば
A/D変換は所定時間内に完了したものとしてステップ
44に進む。
Mを記憶し、ステップ43でA/D変換開始指令時刻S
TTMからA/D変換完了時刻CPTMまでに時間が予
め定めた所定時間(例えば100マイクロ秒)以上であ
るか否かを判定する。ステップ43で否定判定されれば
A/D変換は所定時間内に完了したものとしてステップ
44に進む。
【0019】ステップ44において指令チャンネルDM
CHと変換チャンネルCVCHとが一致しているか否か
を判定し、肯定判定されれば正しいチャンネルについて
A/D変換されたものと判断する。この場合はステップ
45に進み、変換結果ADDATAを制御演算で使用す
る物理量に換算してこのルーチンを終了する。
CHと変換チャンネルCVCHとが一致しているか否か
を判定し、肯定判定されれば正しいチャンネルについて
A/D変換されたものと判断する。この場合はステップ
45に進み、変換結果ADDATAを制御演算で使用す
る物理量に換算してこのルーチンを終了する。
【0020】ステップ43で肯定判断されたときはA/
D変換が所定時間内に完了せず異常であるとして、また
ステップ44で否定判定されたときは正しいチャンネル
について変換がされず異常であるとして、ステップ46
に進む。ステップ46においてはA/D変換部113に
対してリセット指令を出力してこのルーチンを終了す
る。
D変換が所定時間内に完了せず異常であるとして、また
ステップ44で否定判定されたときは正しいチャンネル
について変換がされず異常であるとして、ステップ46
に進む。ステップ46においてはA/D変換部113に
対してリセット指令を出力してこのルーチンを終了す
る。
【0021】即ちA/D変換用集積回路11に異常の発
生した場合は、そのデータを積極的にリセットすること
により、図示しない制御演算ルーチンにおける異常処理
を容易にする。図6はマイクロコンピュータ12で実行
される第2のA/D変換データ読取ルーチンのフローチ
ャートであって、図4に示すルーチンとはステップ43
の処理が異なる。
生した場合は、そのデータを積極的にリセットすること
により、図示しない制御演算ルーチンにおける異常処理
を容易にする。図6はマイクロコンピュータ12で実行
される第2のA/D変換データ読取ルーチンのフローチ
ャートであって、図4に示すルーチンとはステップ43
の処理が異なる。
【0022】即ち、ステップ41でA/D変換用集積回
路11から通信回線13を介して伝送されてくる返送デ
ータを読み込む。ステップ42でA/D変換完了時刻C
PTMを記憶し、ステップ43でA/D変換開始指令時
刻STTMからA/D変換完了時刻CPTMまでに時間
が予め定めた所定時間(例えば100マイクロ秒)以上
であるか否かを判定する。
路11から通信回線13を介して伝送されてくる返送デ
ータを読み込む。ステップ42でA/D変換完了時刻C
PTMを記憶し、ステップ43でA/D変換開始指令時
刻STTMからA/D変換完了時刻CPTMまでに時間
が予め定めた所定時間(例えば100マイクロ秒)以上
であるか否かを判定する。
【0023】ステップ43で否定判定されればA/D変
換は所定時間内に完了したものとしてステップ44に進
む。ステップ44において指令チャンネルDMCHと変
換チャンネルCVCHとが一致しているか否かを判定
し、肯定判定されれば正しいチャンネルについてA/D
変換されたものと判断する。
換は所定時間内に完了したものとしてステップ44に進
む。ステップ44において指令チャンネルDMCHと変
換チャンネルCVCHとが一致しているか否かを判定
し、肯定判定されれば正しいチャンネルについてA/D
変換されたものと判断する。
【0024】この場合はステップ45に進み、変換結果
ADDATAを制御演算で使用する物理量に換算してこ
のルーチンを終了する。ステップ43で肯定判断された
ときはA/D変換が所定時間内に完了せず異常であると
して、ステップ61に進み、図2のA/D変換指令ルー
チンを起動してこのルーチンを終了する。
ADDATAを制御演算で使用する物理量に換算してこ
のルーチンを終了する。ステップ43で肯定判断された
ときはA/D変換が所定時間内に完了せず異常であると
して、ステップ61に進み、図2のA/D変換指令ルー
チンを起動してこのルーチンを終了する。
【0025】またステップ44で否定判定されたとき
は、正しいチャンネルについて変換がされず異常である
として、ステップ46でA/D変換部113に対してリ
セット指令を出力してこのルーチンを終了する。即ち所
定の時間内にA/D変換が完了するまで、A/D変換指
令を出力するものである。
は、正しいチャンネルについて変換がされず異常である
として、ステップ46でA/D変換部113に対してリ
セット指令を出力してこのルーチンを終了する。即ち所
定の時間内にA/D変換が完了するまで、A/D変換指
令を出力するものである。
【0026】この場合は図示しない制御演算ルーチンに
おいてはデータが更新されないこととなり、制御演算ル
ーチンにおける異常処理が容易となる。なおA/D変換
指令の出力回数を制限してもよい。
おいてはデータが更新されないこととなり、制御演算ル
ーチンにおける異常処理が容易となる。なおA/D変換
指令の出力回数を制限してもよい。
【0027】
【発明の効果】第1の発明にかかるアナログ/ディジタ
ル変換装置によれば、変換後のディジタル信号とともに
返送される変換チャンネルと指令チャンネルとが一致し
ないときは異常と判断することにより、誤ったチャンネ
ルの信号を用いて制御が行われることを防止することが
可能となる。
ル変換装置によれば、変換後のディジタル信号とともに
返送される変換チャンネルと指令チャンネルとが一致し
ないときは異常と判断することにより、誤ったチャンネ
ルの信号を用いて制御が行われることを防止することが
可能となる。
【0028】第2の発明にかかるアナログ/ディジタル
変換装置によれば、A/D変換に要する時間が所定時間
より長い場合には異常と判断することにより、迅速な処
理が可能となる。第3の発明にかかるアナログ/ディジ
タル変換装置にあっては、異常と判断されたときにはA
/D変換部をリセットすることにより、誤ったデータを
使用して制御が行われることを防止することが可能とな
る。
変換装置によれば、A/D変換に要する時間が所定時間
より長い場合には異常と判断することにより、迅速な処
理が可能となる。第3の発明にかかるアナログ/ディジ
タル変換装置にあっては、異常と判断されたときにはA
/D変換部をリセットすることにより、誤ったデータを
使用して制御が行われることを防止することが可能とな
る。
【0029】第4の発明にかかるアナログ/ディジタル
変換装置にあっては、異常と判断されたときにはA/D
変換指令を繰り返し出力することにより、誤ったデータ
を使用して制御が行われることを防止することが可能と
なる。
変換装置にあっては、異常と判断されたときにはA/D
変換指令を繰り返し出力することにより、誤ったデータ
を使用して制御が行われることを防止することが可能と
なる。
【図1】図1は、本発明の実施例の構成図である。
【図2】図2は、A/D変換指令ルーチンのフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】図3は、要求データの構成図である。
【図4】図4は、A/D変換データ読取ルーチンのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】図5は、返送データの構成図である。
【図6】図6は、第2のA/D変換データ読取ルーチン
のフローチャートである。
のフローチャートである。
11…A/D変換用集積回路 111a,111b,111c,111d…アナログ入
力端子 112a,112b,112c,112d…スイッチン
グ素子 113…A/D変換部 114…通信インターフェイス 12…マイクロコンピュータ 121…バス 122…CPU 123…メモリ 124…通信インターフェイス 13…通信回線
力端子 112a,112b,112c,112d…スイッチン
グ素子 113…A/D変換部 114…通信インターフェイス 12…マイクロコンピュータ 121…バス 122…CPU 123…メモリ 124…通信インターフェイス 13…通信回線
Claims (4)
- 【請求項1】 アナログ信号が入力される複数のチャン
ネルの中から一つのチャンネルを選択指令に応じて選択
するマルチプレクサ部と、 前記マルチプレクサ部で選択された一つのアナログ信号
をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換
部と、 前記マルチプレクサ部に選択指令を出力するとともに、
前記アナログ/ディジタル変換部で変換されるディジタ
ル信号を読み込む制御部と、を具備するアナログ/ディ
ジタル変換装置であって、 前記マルチプレクサ部が、 前記アナログ/ディジタル変換部が変換を完了したとき
に、選択したチャンネルを前記制御部に返送するチャン
ネル返送部を、 前記制御部が、 前記マルチプレクサ部に出力したチャンネルと前記チャ
ンネル返送部から返送されたチャンネルとが一致してい
ない場合には異常と判断する異常判断部を、有するアナ
ログ/ディジタル変換装置。 - 【請求項2】 アナログ信号が入力される複数のチャン
ネルの中から一つのチャンネルを選択指令に応じて選択
するマルチプレクサ部と、 前記マルチプレクサ部で選択された一つのアナログ信号
をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換
部と、 前記マルチプレクサ部に選択指令を出力するとともに、
前記アナログ/ディジタル変換部で変換されるディジタ
ル信号を読み込む制御部と、を具備するアナログ/ディ
ジタル変換装置であって、 前記制御部が、 前記アナログ/ディジタル変換部に変換開始指令を出力
した後前記アナログ/ディジタル変換部が変換を完了す
るまでの変換所要時間を計測し、変換所要時間が予め定
められた最長時間以上である場合には異常と判断する異
常判断部を、有するアナログ/ディジタル変換装置。 - 【請求項3】 前記異常判断部が、 異常と判断したときに前記アナログ/ディジタル変換部
にリセット指令を出力するリセット指令出力部を有する
請求項1もしくは2に記載のアナログ/ディジタル変換
装置。 - 【請求項4】前記異常判断部が、 異常と判断したときに前記アナログ/ディジタル変換部
に再度変換指令を出力する再変換指令部を有する請求項
2に記載のアナログ/ディジタル変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15349294A JPH0823276A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | アナログ/ディジタル変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15349294A JPH0823276A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | アナログ/ディジタル変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823276A true JPH0823276A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15563750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15349294A Pending JPH0823276A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | アナログ/ディジタル変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823276A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005038850B4 (de) * | 2004-10-26 | 2007-12-20 | Mitsubishi Denki K.K. | Elektronische Steuereinheit innerhalb eines Fahrzeugs |
US8117360B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-02-14 | Mitsubishi Electric Corporation | On-vehicle electronic control device |
WO2017072836A1 (ja) * | 2015-10-26 | 2017-05-04 | 株式会社 東芝 | 電子機器 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP15349294A patent/JPH0823276A/ja active Pending
Cited By (7)
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