JPH08232492A - パレット脱落防止装置 - Google Patents

パレット脱落防止装置

Info

Publication number
JPH08232492A
JPH08232492A JP7039849A JP3984995A JPH08232492A JP H08232492 A JPH08232492 A JP H08232492A JP 7039849 A JP7039849 A JP 7039849A JP 3984995 A JP3984995 A JP 3984995A JP H08232492 A JPH08232492 A JP H08232492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
shelf rail
prevention device
rail
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7039849A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hamawaki
忠 浜脇
Toshio Takada
俊夫 高田
Shunei Kamata
俊英 鎌田
Takashi Matsumoto
隆志 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINMEIWA ENG KK
Original Assignee
SHINMEIWA ENG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINMEIWA ENG KK filed Critical SHINMEIWA ENG KK
Priority to JP7039849A priority Critical patent/JPH08232492A/ja
Publication of JPH08232492A publication Critical patent/JPH08232492A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地震・強風などによる鉄塔の上下動および揺
動によってパレットが棚レールから脱落しない構造を有
するパレット脱落防止装置を提供する。 【構成】 棚レール2は、パレット1に設けられたロー
ラ4を上下方向から挟み込む上側案内レールおよび下側
案内レールとを有し、パレット1がスライドする方向に
沿って、パレット1に設けられた第1ロック穴1Bに挿
入する第1のロックピン5と、パレット1がスライドす
る方向に直角な方向において、パレット1に設けられた
第2ロック穴7に挿入する第2のロックピン6とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パレット脱落防止装
置に関し、より特定的には、地震や強風などによるエレ
ベータ式立体駐車設備の揺動による棚レールからのパレ
ットの脱落を防止するパレット脱落防止装置の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市部などにおける土地の有効活
用のため、建物の高層化が図られている。その中の1つ
として、駐車設備が搭状化した立体駐車設備がある。こ
の立体駐車設備は、たとえば商業地域などにおける駐車
場不足を解消するものとして重要な役割を果たしてい
る。
【0003】以下、この立体駐車設備の構造について、
エレベータ式の立体駐車設備について、図9を参照して
説明する。まず、この立体駐車設備100は、複数の鉄
骨部材を組合せてなる立体骨組み構造を有する鉄塔20
を有している。この鉄塔20の内部には、自動車を載置
するためのパレット1を収容するための棚レール2が鉛
直方向に所定の間隔をもって複数形成されている。
【0004】棚レール2へのパレット1の搬出搬入は、
昇降フレーム23を用いて行なわれる。昇降フレーム2
3には、巻上げロープ24が取付けられ、プーリ25を
介してメインシーブ22に巻付けられている。したがっ
て、メインシーブ22の巻下げおよび巻上げにより、昇
降フレーム23が昇降することになる。また、昇降フレ
ーム23から棚レール2へのパレット位置の移動は、昇
降フレーム23の下方に設けられた横行装置28によっ
て行なわれる。
【0005】また、棚レール2には、パレット1の位置
決めを行なうための車止め27が所定の位置に設けられ
ている。
【0006】このようなエレベータ式の立体駐車設備に
おいては、パレット1の棚レール2からの脱落を防止す
るための脱落防止装置を設ける必要がある。
【0007】このパレット脱落防止装置として、たとえ
ば、特開平5−306577号公報に開示されているよ
うに、パレットの棚レールへの進入方向に対して後方側
より、パレットをスプリングばねの押圧力により付勢し
てパレットを固定する方法や、または、図10に示すよ
うに、パレット1の後方のローラ4にレバー29を係止
させることにより、パレットを固定する方法が用いられ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2つのパレット脱落防止装置は、パレットの進入方向
に沿ったパレットの移動を阻止するには有効であるが、
地震や強風などによる鉄塔の上下動や揺動に対しては、
パレットを固定させることができず、容易にパレットが
棚レールから脱落し、自動車の損傷など甚大な被害が生
じてしまうという問題点があった。
【0009】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、エレベータ式の立体駐車設備におい
て、地震や強風などによる鉄塔の上下動、揺動などによ
っても、パレットが棚レールから脱落しない構造を有す
る、パレット脱落防止装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1におけるパレッ
ト脱落防止装置は、鉛直方向に積層された複数の棚レー
ルに、上記棚レールに案内されるホイールを備え車両を
載置するためのパレットを、略水平方向にスライドさせ
て収納するエレベータ式立体駐車設備のパレット脱落防
止装置であって、上記棚レールの上記パレットの進入方
向の前方部に、上記パレットの上記棚レールからの脱落
を防止するための第1脱落防止装置と、上記棚レールの
後方部に、上記パレットの上記棚レールからの脱落を防
止するための第2脱落防止装置とを備えている。
【0011】次に、請求項2におけるパレット脱落防止
装置は、請求項1に記載のパレット脱落防止装置であっ
て、上記棚レールは、上記パレットに設けられた上記ロ
ーラを上下方向から挟み込む上側案内レールと下側案内
レールとを有している。
【0012】次に、請求項3におけるパレット脱落防止
装置は、請求項1に記載のパレット脱落防止装置であっ
て、上記第1脱落防止装置および第2脱落防止装置は、
外部または上記エレベータ式立体駐車設備に設けられた
地震計から得られる情報に基づいて動作している。
【0013】次に、請求項4におけるパレット脱落防止
装置は、鉛直方向に積層された複数の棚レールに、上記
棚レールに案内されるローラを備え車両を載置するため
のパレットを、略水平方向にスライドさせて収納するエ
レベータ式立体駐車設備のパレット脱落防止装置であっ
て、上記棚レールは、上記パレットに設けられた上記ロ
ーラを上下方向から挟み込む上側案内レールおよび下側
案内レールと、上記パレットがスライドする方向に沿っ
て上記パレットに設けられた第1のロック穴に挿入する
第1のロックピンと、上記パレットがスライドする方向
に直角な方向において、上記パレットに設けられた第2
のロック穴に挿入する第2のロックピンとを備えてい
る。
【0014】次に、請求項5におけるパレット脱落防止
装置は、鉛直方向に積層された複数の棚レールに、上記
棚レールに案内されるローラを備え車両を載置するため
のパレットを、略水平方向にスライドさせて収納するエ
レベータ式立体駐車設備のパレット脱落防止装置であっ
て、上記棚レールは、上記棚レールの上記パレットの進
入方向の前方部に、上記パレットの周縁部を下方に押え
付けるための保持具と、上記パレットの後方部におい
て、上記パレットの下面に設けられたプレートに係合す
るフック部材とを備えている。
【0015】
【作用】請求項1に記載のパレット脱落防止装置によれ
ば、棚レールの前方部に第1係合手段と、棚レールの後
方部に第2係合手段とを備えている。
【0016】これにより、パレットは棚レールに対して
その前方部と後方部とにおいて強固に固定される。その
ため、パレットの棚レールへの収容時に、地震や強風な
どによる鉄塔の上下動および揺動によるパレットの棚レ
ールからの脱落を未然に防止することができる。
【0017】次に、請求項2に記載のパレット脱落防止
装置によれば、請求項1に記載のパレット脱落防止装置
であって、地震や強風時による鉄塔の上下動および揺動
においても、パレットのローラが棚レールから外れるこ
とがない。したがって、第1係合手段および第2係合手
段と組合せて用いることにより、地震・強風時における
立体駐車設備の安全性をさらに向上させることができ
る。
【0018】次に、請求項3に記載のパレット脱落防止
装置によれば、請求項1に記載のパレット脱落防止装置
であって、第1係合手段および第2係合手段は、外部ま
たはエレベータ式立体駐車設備に設けられた地震計から
得られる情報に基づいて動作を行なっている。
【0019】これにより、所定震度以上の地震が発生し
た場合、第1係合手段および第2係合手段によりパレッ
トが棚レールに強固に固定される。
【0020】次に、請求項4に記載のパレット脱落防止
装置によれば、棚レールの前方部に設けられた第1のロ
ック穴に挿入する第1のロックピンと、パレットの棚レ
ールの後方部に設けられた第2のロック穴に挿入する第
2のロックピンとが設けられ、さらに、パレットのロー
ラは、上側案内レールと下側案内レールとからなる棚レ
ールにより上下方向から挟み込まれるように挟持されて
いる。
【0021】これにより、パレットの棚レールへの収容
時には、第1ロックピンおよび第2ロックピンを用い
て、パレットが棚レールに確実に固定され、さらに、パ
レットのローラも上下方向から挟持されているため、こ
のローラが棚レールから外れることがない。
【0022】次に、この発明に基づいた請求項5に記載
のパレット脱落防止装置によれば、棚レールの前方部
に、パレットの周縁部を下方に押さえ付けるための保持
具と、パレットの後方部に、パレットの下面に設けられ
たプレートに係合するフック部材とが備えられている。
【0023】これにより、保持具およびフック部材によ
り、パレットが棚レールに確実に固定される。
【0024】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明の第1実施例について、
図1ないし図3を参照して説明する。なお、図1は、パ
レットが収容された棚レールの平面図、図2は、図1中
におけるX線矢視図、図3は図1中におけるY線矢視図
である。
【0025】まず、図1および図2を参照して、棚レー
ル2のパレット1の進入方向の前方部の係合手段につい
て説明する。棚レール2の前方部には、進入方向に沿っ
た方向に延びるようにロックピン5が設けられている。
一方、パレット1の前方部のフレーム1Aにも、このロ
ックピン5を挿入するためのロック穴1Bが設けられて
いる。
【0026】パレット1が、棚レール2に進入し、ロー
ラ4が車止め27に当接したときに、図2に示すよう
に、ロックピン5は、ロック穴1Bに挿入された状態と
なり、パレット1と棚レール2との係合を行なう。
【0027】次に、図1および図3を参照して、棚レー
ル2の後方部の係合手段について説明する。棚レール2
の後方部には、パレット2の進入方向とは直角な方向に
ソレノイドピン6が延びるようにソレノイド3が設けら
れている。このソレノイドピン6は、パレット1の下方
に設けられたロックプレート7に設けられたロック穴7
Aに挿入される。ソレノイドピン6の伸縮は、パレット
1の前方に設けられた検知器11によりパレット1の進
入の検知が行なわれ、検知器11からの信号に基づい
て、ソレノイドピン6が伸縮を行なう。ソレノイドピン
6が伸びた状態において、パレット1と棚レール2との
係合が行なわれる。
【0028】さらに、本実施例においては、図3に示す
ようにパレット1のローラ4は、棚レール2の上側案内
レール2aと下側案内レール2bとに挟持されるように
案内されている。
【0029】以上、この実施例によれば、棚レール2の
前方部においてロックピン5とロック穴1Bとを用いて
パレット1と棚レール2との係合を行ない、後方部にお
いてソレノイドピン6とロックプレート7とを用いて、
パレット1と棚レール2との係合を行なっている。さら
にローラ4は、棚レール2に上下方向から挟持されるよ
うに案内されている。
【0030】これにより、パレット1は、棚レール2に
対して前方部と後方部とにおいて強固に固定される。そ
のため、パレット1の棚レール2への収容時に、地震や
強風等による鉄塔の上下動および揺動によっても、パレ
ットの脱落を未然に防止することが可能となる。
【0031】なお、上述したソレノイド3には、プッシ
ュ型を使用することにより、地震などの発生時における
停電の場合においても、安全側に作動しロックプレート
7に係合した状態を維持する。
【0032】(第2実施例)以下、本発明の第2実施例
について、図4ないし図6を参照して説明する。なお、
図4は、パレットが収容された棚レールの平面図、図5
は、図4中におけるV線矢視図、図6は、図4中におけ
るW線矢視図である。
【0033】まず、図4および図5を参照して、棚レー
ル2のパレット1の進入方向の前方部の係合手段につい
て説明する。棚レール2の前方部2は、パレット1のフ
レーム1Aを下方に押さえ付けるための保持具8が設け
られている。パレット1が棚レール2に挿入し、ローラ
4が車止めに当接した状態においては、図5に示すよう
に、保持具8は、フレーム1Aの上方に位置する状態と
なる。
【0034】次に、図4および図6を参照して、棚レー
ル2の後方部の係合手段について説明する。棚レール2
の後方部2は、ソレノイド12のソレノイドピン12a
の伸縮に基づいて摺動するフック9が設けられ、このフ
ック9は、パレット1の下面に設けられたフックプレー
ト10に係合するように設けられている。ソレノイドピ
ン12aの摺動は、パレット1の前方に設けられた検知
器11によりパレット1の進入の検知が行なわれ、この
検知器11からの信号に基づいて、ソレノイドピン12
aが伸縮する。したがって、図6に示すように、ソレノ
イドピン12aが伸びた状態において、フック9がフッ
クプレート10に係合するように設けている。
【0035】以上のように、本実施例によれば、棚レー
ル2の前方部においては、保持具8を用いて、パレット
1のフレーム1Aを下方に押し付けるように係合し、後
方部においては、ソレノイドピン12aの伸縮によりフ
ック9をフックプレート10に係合するように構成して
いる。
【0036】これにより、第1の実施例と同様に、パレ
ットの棚レールへの収容時には、パレットが棚レールに
確実に固定され、地震・強風による鉄塔の上下動および
揺動によるパレットの脱落を未然に防止することが可能
となる。
【0037】なお、本実施例においても、ソレノイド1
2には、プッシュ型を使用することにより、停電時にお
いても、フック9がフックプレート10に係合したまま
の状態を維持することは可能となる。
【0038】(第3実施例)次に、この発明に基づいた
第3実施例について、図7および図8を参照して説明す
る。この第3の実施例においては、上述した第1および
第2の実施例のパレット脱落防止装置が、外部または立
体駐車設備に設けられた地震計から得られる信号に基づ
いて、連動するようにしたものであり、図7は、パレッ
ト脱落防止装置のブロック図を示し、図8は、パレット
脱落防止装置の制御方法をフロー図に示したものであ
る。
【0039】まず、図7を参照して、立体駐車設備に接
続された商用電源12から、交−直変換器14を介して
蓄電池15に常時充電を行なう。パレット脱落防止装置
の制御板16に接続された地震計17とソレノイドを用
いたロック機構18とを接続させている。
【0040】次に、図8を参照して、ロック機構18の
制御方法として、エレベータ式の立体駐車設備内に設置
した地震計17を用いて、所定の震度以上の地震を検知
した後、ロック機構5が作動するまでのフローについて
説明する。
【0041】まず、ステップ1(以下S1と称する)で
地震が発生し、S2において、地震計17が作動する。
次に、S3において、たとえば震度2以上か否かを判断
する。震度が2以上の場合は、S4において、ソレノイ
ドによるロック機構18を作動させ、パレットを棚レー
ル2に固定する。次に、S5により、地震計が停止した
後、S6において、ロック機構18を解除する。
【0042】なお、図7および図8に示したパレット脱
落防止装置の制御においては、第1および第2実施例に
用いたプッシュ型のソレノイドではなく、プル型のソレ
ノイドを使用し、地震時にのみ作動するように制御を行
なう。したがって、通常時においては、ソレノイドを用
いたロック機構は作動していない。
【0043】
【発明の効果】この発明に基づいた請求項1に記載のパ
レット脱落防止装置によれば、棚レールの前方部に第1
係合手段と、棚レールの後方部に第2係合手段とを備え
ている。
【0044】これにより、パレットは棚レールに対して
その前方部と後方部とにおいて強固に固定される。その
ため、パレットの棚レールへの収容時に、地震・強風な
どによる鉄塔の上下動および揺動によるパレットの棚レ
ールからの脱落を未然に防止することができる。その結
果、地震や強風時における立体駐車設備の安全性をさら
に向上させることが可能となる。
【0045】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
のパレット脱落防止装置によれば、請求項1に記載のパ
レット脱落防止装置であって、地震や強風時による鉄塔
の上下動および揺動においても、パレットのローラが棚
レールから外れることがない。したがって、第1係合手
段および第2係合手段と組合せて用いることにより、地
震・強風時における立体駐車設備の安全性をさらに向上
させることができる。
【0046】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
のパレット脱落防止装置によれば、請求項1に記載のパ
レット脱落防止装置であって、第1係合手段および第2
係合手段は、外部またはエレベータ式立体駐車設備に設
けられた地震計から得られる情報に基づいて動作を行な
っている。
【0047】これにより、所定震度以上の地震が発生し
た場合、第1係合手段および第2係合手段によりパレッ
トが棚レールに強固に固定される。
【0048】その結果、地震発生時における立体駐車設
備の安全性をさらに向上させることができる。
【0049】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
のパレット脱落防止装置によれば、棚レールの前方部に
設けられた第1のロック穴に挿入する第1のロックピン
と、パレットの棚レールの後方部に設けられた第2のロ
ック穴に挿入する第2のロックピンとが設けられ、さら
に、パレットのローラは、上側案内レールと下側案内レ
ールとからなる棚レールにより上下方向から挟み込まれ
るように挟持されている。
【0050】これにより、パレットの棚レールへの収容
時には、第1ロックピンおよび第2ロックピンを用い
て、パレットが棚レールに確実に固定され、さらに、パ
レットのローラも上下方向から挟持されているため、こ
のローラが棚レールから外れることがない。
【0051】したがって、地震や強風による鉄塔の上下
動および揺動によるパレットの棚レールからの脱落を未
然に防止することができる。その結果、地震や強風時に
おける立体駐車設備の安全性をさらに向上させることが
可能となる。
【0052】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
のパレット脱落防止装置によれば、棚レールの前方部
に、パレットの周縁部を下方に押さえ付けるための保持
具と、パレットの後方部に、パレットの下面に設けられ
たプレートに係合するフック部材とが備えられている。
【0053】これにより、保持具およびフック部材によ
り、パレットが棚レールに確実に固定される。
【0054】したがって、パレットの棚レールへの収容
時に、地震や強風による鉄塔の上下動および揺動による
パレットの脱落を未然に防止することができる。
【0055】その結果、地震・強風における立体駐車設
備の安全性をさらに向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例におけるパレットと棚
レールとの平面図である。
【図2】図1中におけるX線矢視図である。
【図3】図1中におけるY線矢視図である。
【図4】この発明の第2の実施例におけるパレットと棚
レールとの平面図である。
【図5】図4中におけるV線矢視図である。
【図6】図4中におけるW線矢視図である。
【図7】この発明の第3実施例におけるパレット脱落防
止装置の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の第3実施例におけるパレット脱落防
止装置のフロー図である。
【図9】エレベータ式立体駐車設備の概略構成を示す模
式図である。
【図10】従来技術におけるパレット脱落防止装置の構
造を示す図である。
【符号の説明】
1 パレット 1A フレーム 1B ロック穴 2 棚レール 3 ソレノイド 4 ローラ 5 ロックピン 6 ソレノイドピン 7 ロックプレート 8 保持具 9 フック 10 フックプレート なお、各図中同一符号は、同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 俊英 東京都台東区北上野1−8−1 住友不動 産上野ビル3号館 新明和エンジニアリン グ株式会社内 (72)発明者 松本 隆志 東京都台東区北上野1−8−1 住友不動 産上野ビル3号館 新明和エンジニアリン グ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に積層された複数の棚レール
    に、前記棚レールに案内されるローラを備え車両を載置
    するためのパレットを、略水平方向にスライドさせて収
    納するエレベータ式立体駐車設備のパレット脱落防止装
    置であって、 前記棚レールの前記パレットの進入方向の前方部に、前
    記パレットの前記棚レールからの脱落を防止するための
    第1脱落防止装置と、 前記棚レールの後方部に、前記パレットの前記棚レール
    からの脱落を防止するための第2脱落防止装置と、を備
    えた、パレット脱落防止装置。
  2. 【請求項2】 前記棚レールは、 前記パレットに設けられた前記ローラを上下方向から挟
    み込む上側案内レールと下側案内レールとを有する、請
    求項1に記載のパレット脱落防止装置。
  3. 【請求項3】 前記第1脱落防止装置および前記第2脱
    落防止装置は、外部または前記エレベータ式立体駐車設
    備に設けられた地震計から得られる情報に基づいて作動
    する、請求項1に記載のパレット脱落防止装置。
  4. 【請求項4】 鉛直方向に積層された複数の棚レール
    に、前記棚レールに案内されるローラを備え車両を載置
    するためのパレットを、略水平方向にスライドさせて収
    納するエレベータ式立体駐車設備のパレット脱落防止装
    置であって、 前記棚レールは、 前記パレットに設けられた前記ローラを上下方向から挟
    み込む上側案内レールおよび下側案内レールと、 前記パレットがスライドする方向に沿って前記パレット
    に設けられた第1のロック穴に挿入する第1のロックピ
    ンと、 前記パレットがスライドする方向に直角な方向におい
    て、前記パレットに設けられた第2のロック穴に挿入す
    る第2のロックピンと、を備えた、パレット脱落防止装
    置。
  5. 【請求項5】 鉛直方向に積層された複数の棚レール
    に、前記棚レールに案内されるローラを備え車両を載置
    するためのパレットを、略水平方向にスライドさせて収
    納するエレベータ式立体駐車設備のパレット脱落防止装
    置であって、 前記棚レールは、 前記棚レールの前記パレットの進入方向の前方部に、前
    記パレットの周縁部を下方に押え付けるための保持具
    と、 前記パレットの後方部において、前記パレットの下面に
    設けられたプレートに係合するフック部材と、を備え
    た、パレット脱落防止装置。
JP7039849A 1995-02-28 1995-02-28 パレット脱落防止装置 Withdrawn JPH08232492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7039849A JPH08232492A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 パレット脱落防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7039849A JPH08232492A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 パレット脱落防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08232492A true JPH08232492A (ja) 1996-09-10

Family

ID=12564419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7039849A Withdrawn JPH08232492A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 パレット脱落防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08232492A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032013A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Nippon Cable Co Ltd 立体駐車装置の地震被害防止装置
JP2011106153A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Shinmaywa Industries Ltd パレット移動規制装置とそれを備えたエレベータ式駐車装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032013A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Nippon Cable Co Ltd 立体駐車装置の地震被害防止装置
JP4558602B2 (ja) * 2005-07-25 2010-10-06 日本ケーブル株式会社 立体駐車装置の地震被害防止装置
JP2011106153A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Shinmaywa Industries Ltd パレット移動規制装置とそれを備えたエレベータ式駐車装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4391247B2 (ja) 立体駐車場の場内監視システム
JPH08232492A (ja) パレット脱落防止装置
JP3250764B2 (ja) 建物の外装カーテンウォール組立装置
JP3255607B2 (ja) 立体式駐輪設備
JP3077484B2 (ja) エレベータ式駐車装置
JP3822084B2 (ja) 高層建物の建設揚重システム
JPH06272389A (ja) 仮設荷受けステージ
JP3515739B2 (ja) 住宅用荷物昇降装置
EP0510316A1 (en) Cantilevered multifloor storage system
KR102486567B1 (ko) 엘리베이터 카
JPH0338382B2 (ja)
JP3086999B2 (ja) 多段式立体駐車装置
JPH10167611A (ja) エレベータの乗かご固定装置
JP3056945B2 (ja) エレベーター
JP2790012B2 (ja) エレベータ式駐車装置等
JP3358789B2 (ja) ポールリフター
JPH0140911Y2 (ja)
JPH11350766A (ja) 機械式立体駐車装置
JPH0726307Y2 (ja) エレベータの乗場装置
JP2001080834A (ja) エレベータ装置及びそのエレベータ制御装置の保守点検方法
JP3306336B2 (ja) 乗客コンベアの据付装置
JPH08119557A (ja) 作業床装置
JPH0681491A (ja) 建物移動工法用の柱受け装置
JP2022153207A (ja) フォーク式駐車装置
JPS6319483Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507