JP3056945B2 - エレベーター - Google Patents
エレベーターInfo
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- JP3056945B2 JP3056945B2 JP6112336A JP11233694A JP3056945B2 JP 3056945 B2 JP3056945 B2 JP 3056945B2 JP 6112336 A JP6112336 A JP 6112336A JP 11233694 A JP11233694 A JP 11233694A JP 3056945 B2 JP3056945 B2 JP 3056945B2
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- car
- scaffold
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- guide
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーターに関し、特
に昇降路に設置される点検用足場に関するものである。
に昇降路に設置される点検用足場に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にロープ式エレベーターは図８のよ
うに構成されている。図８において、人や荷物の乗るか
ご３は、かご室１とこれを支持するかご枠２により構成
されている。かご枠２の上部にはメインロープ４の一端
が連結され、図示しない巻上機を介して、メインロープ
４の他端はつり合いおもり５に連結されている。かご枠
２の下側には非常の際かご３を停止せしめる非常止め装
置６が設けられ、非常止め装置６の下部に設けられたア
ダプタ７の下側及びかご枠２の上側には、ガイド装置８
が取付けられている。ガイド装置８は昇降路９の上下に
亘って据付けられたガイドレール10に係合して、巻上機
が回転することにより、かご３とつり合いおもり５は昇
降路９内をつるべ式に昇降する構造となっている。
うに構成されている。図８において、人や荷物の乗るか
ご３は、かご室１とこれを支持するかご枠２により構成
されている。かご枠２の上部にはメインロープ４の一端
が連結され、図示しない巻上機を介して、メインロープ
４の他端はつり合いおもり５に連結されている。かご枠
２の下側には非常の際かご３を停止せしめる非常止め装
置６が設けられ、非常止め装置６の下部に設けられたア
ダプタ７の下側及びかご枠２の上側には、ガイド装置８
が取付けられている。ガイド装置８は昇降路９の上下に
亘って据付けられたガイドレール10に係合して、巻上機
が回転することにより、かご３とつり合いおもり５は昇
降路９内をつるべ式に昇降する構造となっている。
【０００３】図９及び図９のＡ−Ａ矢視図である図10は
かご３が最下停止階11に停止した状態を示した拡大図で
ある。最下停止階11から下の昇降路９の部分はピット９
ａと呼ばれ、ピット９ａの底部にはガイドレール10の下
端を固定し、かご３がピット９ａに衝突しそうになった
際にかご３の衝撃を緩和する緩衝器12を取付けるバッア
ァ台13が設置されている。エレベーターの定格速度が高
速となるほど、ピット９ａの深さは大きくなり、10ｍ以
上となることがあり、また緩衝器12のストロークは２〜
数ｍになる場合がある。エレベーターが高速となるかご
３の振動を抑えるため、上下のガイド装置８の中央付近
にかご室１の床面１ａを位置させるように、アダプタ７
の長さを長く設定する方が有利で、アダプタ７の長さは
１〜２ｍ程になる場合がある。かご枠２、非常止め装置
６及びガイド装置８については、ガイドレール10に対し
中央に据付け出来ているか、すなわち芯出しがされてい
るなどの点検及び調整を行う必要があるが、かご枠２が
緩衝器12を押し下げている状態（図11参照）では、芯出
し確認が正確に出来ず、芯が出ていない場合の修正作業
では、かご枠２をガイドレール10の中央に配置すること
は、緩衝器12にかご枠２が強制されて不可能であって、
したがって非常止め装置６とガイド装置８の芯だし調整
も出来ない。このため、かご枠２が緩衝器12を押し下げ
ず、最下停止階11に停止している状態で点検調整出来る
ように、ピット９ａの底部から点検用の足場14ａ，14
ｂ，…を１ｍ程の間隔で、上れるよう、また下段から上
方に順に設置出来るよう配置し、この足場14ａ，14ｂ，
…の上段部、すなわち図９では足場14ｃ，14ｄ上で点検
作業員15ａ，15ｂが点検調整を行うようになっている。
足場14ａ，14ｂ，…はガイドレール10にレールクリップ
16により固定され、足場板17が設けられ、ガイド装置８
と非常止め装置６には平面的に干渉しないよう構成され
ており、かご３の大きさにもよるが、アングル材やアル
ミプレートで構成しても20〜30kg程度になることがあ
る。
かご３が最下停止階11に停止した状態を示した拡大図で
ある。最下停止階11から下の昇降路９の部分はピット９
ａと呼ばれ、ピット９ａの底部にはガイドレール10の下
端を固定し、かご３がピット９ａに衝突しそうになった
際にかご３の衝撃を緩和する緩衝器12を取付けるバッア
ァ台13が設置されている。エレベーターの定格速度が高
速となるほど、ピット９ａの深さは大きくなり、10ｍ以
上となることがあり、また緩衝器12のストロークは２〜
数ｍになる場合がある。エレベーターが高速となるかご
３の振動を抑えるため、上下のガイド装置８の中央付近
にかご室１の床面１ａを位置させるように、アダプタ７
の長さを長く設定する方が有利で、アダプタ７の長さは
１〜２ｍ程になる場合がある。かご枠２、非常止め装置
６及びガイド装置８については、ガイドレール10に対し
中央に据付け出来ているか、すなわち芯出しがされてい
るなどの点検及び調整を行う必要があるが、かご枠２が
緩衝器12を押し下げている状態（図11参照）では、芯出
し確認が正確に出来ず、芯が出ていない場合の修正作業
では、かご枠２をガイドレール10の中央に配置すること
は、緩衝器12にかご枠２が強制されて不可能であって、
したがって非常止め装置６とガイド装置８の芯だし調整
も出来ない。このため、かご枠２が緩衝器12を押し下げ
ず、最下停止階11に停止している状態で点検調整出来る
ように、ピット９ａの底部から点検用の足場14ａ，14
ｂ，…を１ｍ程の間隔で、上れるよう、また下段から上
方に順に設置出来るよう配置し、この足場14ａ，14ｂ，
…の上段部、すなわち図９では足場14ｃ，14ｄ上で点検
作業員15ａ，15ｂが点検調整を行うようになっている。
足場14ａ，14ｂ，…はガイドレール10にレールクリップ
16により固定され、足場板17が設けられ、ガイド装置８
と非常止め装置６には平面的に干渉しないよう構成され
ており、かご３の大きさにもよるが、アングル材やアル
ミプレートで構成しても20〜30kg程度になることがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
のエレベーターの足場14ａ，14ｂ，…は次に示すような
欠点を有している。すなわち、足場14ａ，14ｂ，…はガ
イド装置８と非常止め装置６には干渉しないよう構成で
きるが、２〜数ｍとなることもある緩衝器12のストロー
クをかご枠２が完全に押し下げると、図11に示すよう
に、足場14ａ，14ｂ，…の内上段部、すなわち図９では
足場14ｃ，14ｄはかご枠２に干渉するため、点検調整の
都度設置し、点検完了後に取り外さなければならず、20
〜30kgもある足場14の取付け取外しは大変な労力を要し
ていた。そして、ピット９ａの深さが大きくなるにつれ
て、段数を増やさなければならず、据付けに労力がかか
り、材料費も高価となる。また、ガイドレール10の据付
け精度や図示しないテールコードやコンペン装置によ
り、かご３が上昇するにつれて傾く場合があり、中間階
11ａや最下停止階11ｂでも非常止め装置６及び下部のガ
イド装置８とガイドレール10の芯だし確認を実施するべ
きであるが、従来技術ではその確認作業は極めて困難で
あった。
のエレベーターの足場14ａ，14ｂ，…は次に示すような
欠点を有している。すなわち、足場14ａ，14ｂ，…はガ
イド装置８と非常止め装置６には干渉しないよう構成で
きるが、２〜数ｍとなることもある緩衝器12のストロー
クをかご枠２が完全に押し下げると、図11に示すよう
に、足場14ａ，14ｂ，…の内上段部、すなわち図９では
足場14ｃ，14ｄはかご枠２に干渉するため、点検調整の
都度設置し、点検完了後に取り外さなければならず、20
〜30kgもある足場14の取付け取外しは大変な労力を要し
ていた。そして、ピット９ａの深さが大きくなるにつれ
て、段数を増やさなければならず、据付けに労力がかか
り、材料費も高価となる。また、ガイドレール10の据付
け精度や図示しないテールコードやコンペン装置によ
り、かご３が上昇するにつれて傾く場合があり、中間階
11ａや最下停止階11ｂでも非常止め装置６及び下部のガ
イド装置８とガイドレール10の芯だし確認を実施するべ
きであるが、従来技術ではその確認作業は極めて困難で
あった。
【０００５】そこで、本発明の目的は、非常止め装置や
下部ガイド装置の点検調整に際し、ピット深さが大きく
なっても足場の設置の労力が少なくて済み、安価であっ
て、しかも中間階や最上階での点検調整が可能なエレベ
ーターを提供することにある。
下部ガイド装置の点検調整に際し、ピット深さが大きく
なっても足場の設置の労力が少なくて済み、安価であっ
て、しかも中間階や最上階での点検調整が可能なエレベ
ーターを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するために、人や荷物を乗せるためのかごと、昇降路
の上下にわたって設置され、前記かごを案内するための
一対のガイドレールと、前記かごの下部に設置され、非
常時に前記一対のガイドレールと係合してかごを停止さ
せる非常止め装置と、前記かごの上部及び前記非常止め
装置の下部にそれぞれ２つ設けられ、前記一対のガイド
レールに従ってかごを案内するガイド装置と、前記かご
の下部に設けられ、前記非常止め装置を点検調整するた
めの足場及びガイド装置を点検調整するための足場とを
備え、これらの足場をかごと一体に昇降させるようにし
たことを提供する。さらに、前記足場を、前記かごの下
部に一対に設けられたガイド装置間を連結する。またさ
らに、前記足場を、前記非常止め装置と前記ガイド装置
とを連結するアダプタ間に、それぞれのアダプタを連結
するように配置するようにしたエレベーターを提供す
る。
成するために、人や荷物を乗せるためのかごと、昇降路
の上下にわたって設置され、前記かごを案内するための
一対のガイドレールと、前記かごの下部に設置され、非
常時に前記一対のガイドレールと係合してかごを停止さ
せる非常止め装置と、前記かごの上部及び前記非常止め
装置の下部にそれぞれ２つ設けられ、前記一対のガイド
レールに従ってかごを案内するガイド装置と、前記かご
の下部に設けられ、前記非常止め装置を点検調整するた
めの足場及びガイド装置を点検調整するための足場とを
備え、これらの足場をかごと一体に昇降させるようにし
たことを提供する。さらに、前記足場を、前記かごの下
部に一対に設けられたガイド装置間を連結する。またさ
らに、前記足場を、前記非常止め装置と前記ガイド装置
とを連結するアダプタ間に、それぞれのアダプタを連結
するように配置するようにしたエレベーターを提供す
る。
【０００７】
【作用】以上の構成により本発明では、かごの下部に設
けられた非常止め装置を点検調整するための足場及びガ
イド装置を点検調整するための足場により、それぞれ非
常止め装置及びガイド装置を点検調整すると共に、これ
らの足場をかごと一体に昇降可能にさせるようにする。
けられた非常止め装置を点検調整するための足場及びガ
イド装置を点検調整するための足場により、それぞれ非
常止め装置及びガイド装置を点検調整すると共に、これ
らの足場をかごと一体に昇降可能にさせるようにする。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を用いて
説明する。従来技術と同様箇所には同一の符号を記す。
図１及び図２は本発明の一実施例を示す図で、図１は正
面図、図２は図１のＢ−Ｂ矢視図である。この図におい
て、アダプタ18は下部プレート18ａをかご３の内側へ長
くし、その上面に非常止め装置６の点検用足場19を、下
面にガイド装置８の点検用足場20をボルト類21により取
付け構成したものである。点検用足場19はアングル材等
で左右のアダプタ18に渡して固定し、足場板22を設置し
て、点検作業員15ａが非常止め装置６の点検調整を実施
できる。点検用足場20は板曲げ材等でやはり左右のアダ
プタ８に渡して固定し、足場板23を設置して、点検作業
員15ｂがガイド装置８の点検調整を実施できる。点検用
足場19，20はアダプタ18に取付けたことにより、かご３
と一体に昇降する。図３は本発明の一実施例の点検用足
場19，20を設置したかご３が、緩衝器12のストローク全
長を押し下げた図で、点検用足場20がバッアァ台13等他
の用品に干渉しないように、点検用足場20の高さを決め
れば良く、点検用足場20への乗り込みはピット９ａ底部
からできる。図示はしないが、逆に点検用足場20の高さ
が高くなり、ガイド装置８の点検作業員15ｂによる点検
調整が手や目が届かなくて出来ない場合は、点検用足場
20の側面に、足場板23を段数を増やして設置すれば良
い。アダプタ18が長い場合も、図示はしないが、足場板
22をアングル材などでかさ上げして、点検作業員15ａの
手や目が届くようにすれば良い。また、点検用足場19，
20のホールドア11ｃ方向への長さをかご室１と同程度に
長くすれば、停止階11，11ａから点検用足場19，20へ乗
り込むことも可能である。また、点検作業員15ａ，15ｂ
の安全を考慮し、点検用足場19，20に足場板22，23から
１ｍ前後の高さの所に安全柵を付加してもよい。
説明する。従来技術と同様箇所には同一の符号を記す。
図１及び図２は本発明の一実施例を示す図で、図１は正
面図、図２は図１のＢ−Ｂ矢視図である。この図におい
て、アダプタ18は下部プレート18ａをかご３の内側へ長
くし、その上面に非常止め装置６の点検用足場19を、下
面にガイド装置８の点検用足場20をボルト類21により取
付け構成したものである。点検用足場19はアングル材等
で左右のアダプタ18に渡して固定し、足場板22を設置し
て、点検作業員15ａが非常止め装置６の点検調整を実施
できる。点検用足場20は板曲げ材等でやはり左右のアダ
プタ８に渡して固定し、足場板23を設置して、点検作業
員15ｂがガイド装置８の点検調整を実施できる。点検用
足場19，20はアダプタ18に取付けたことにより、かご３
と一体に昇降する。図３は本発明の一実施例の点検用足
場19，20を設置したかご３が、緩衝器12のストローク全
長を押し下げた図で、点検用足場20がバッアァ台13等他
の用品に干渉しないように、点検用足場20の高さを決め
れば良く、点検用足場20への乗り込みはピット９ａ底部
からできる。図示はしないが、逆に点検用足場20の高さ
が高くなり、ガイド装置８の点検作業員15ｂによる点検
調整が手や目が届かなくて出来ない場合は、点検用足場
20の側面に、足場板23を段数を増やして設置すれば良
い。アダプタ18が長い場合も、図示はしないが、足場板
22をアングル材などでかさ上げして、点検作業員15ａの
手や目が届くようにすれば良い。また、点検用足場19，
20のホールドア11ｃ方向への長さをかご室１と同程度に
長くすれば、停止階11，11ａから点検用足場19，20へ乗
り込むことも可能である。また、点検作業員15ａ，15ｂ
の安全を考慮し、点検用足場19，20に足場板22，23から
１ｍ前後の高さの所に安全柵を付加してもよい。
【０００９】上述のように構成したことから、本発明の
点検用足場19，20によれば、非常止め装置や下部ガイド
装置の点検調整に際し、ピット深さが大きくなってもた
くさんの段数の足場は不要で設置の労力が少なくて済
み、安価であって、しかも中間階や最上階での点検調整
が可能である。さらに、左右のアダプタ18を点検用足場
19，20にて連結したことから、ガイドレール10からガイ
ド装置８が受ける地震荷重に対し、非常止め装置６、ア
ダプタ18の剛性が高まり、非常止め装置６及びアダプタ
18の使用部材の形格を低減できる。
点検用足場19，20によれば、非常止め装置や下部ガイド
装置の点検調整に際し、ピット深さが大きくなってもた
くさんの段数の足場は不要で設置の労力が少なくて済
み、安価であって、しかも中間階や最上階での点検調整
が可能である。さらに、左右のアダプタ18を点検用足場
19，20にて連結したことから、ガイドレール10からガイ
ド装置８が受ける地震荷重に対し、非常止め装置６、ア
ダプタ18の剛性が高まり、非常止め装置６及びアダプタ
18の使用部材の形格を低減できる。
【００１０】次に本発明の他の実施例について図面を用
いて説明する。図４乃至図７は本発明の他の実施例を示
す点検用足場の正面図である。図４は、ガイド装置24の
ベース24ａをかご３の内側へ長くし、その上面に非常止
め装置６の点検用足場19を、下面にガイド装置８の点検
用足場20ａをボルト類21により取付け構成したものであ
る。図５は、非常止め装置25の下部プレート25ａをかご
３の内側へ長くし、その上面に非常止め装置６の点検用
足場26を設け、ガイド装置８ａは点検用足場20ａが取付
け出来るようにボルト類21用のタップ穴を設けて、点検
用足場20ａを設置したものである。図６は、かご枠２ａ
の下枠部にガイド装置８の点検用足場27をボルト類21に
て取付け、点検用足場27の側面部に非常止め装置６の点
検用足場28をボルト類21にて連結したものである。図７
は、かご枠２ａの下枠部に非常止め装置６の点検用足場
29をボルト類21にて取付け、点検用足場29の側面部にガ
イド装置８の点検用足場30をボルト類21にて連結したも
のである。これらの実施例においても、前述した実施例
の効果とほぼ同様の効果が発揮できる。
いて説明する。図４乃至図７は本発明の他の実施例を示
す点検用足場の正面図である。図４は、ガイド装置24の
ベース24ａをかご３の内側へ長くし、その上面に非常止
め装置６の点検用足場19を、下面にガイド装置８の点検
用足場20ａをボルト類21により取付け構成したものであ
る。図５は、非常止め装置25の下部プレート25ａをかご
３の内側へ長くし、その上面に非常止め装置６の点検用
足場26を設け、ガイド装置８ａは点検用足場20ａが取付
け出来るようにボルト類21用のタップ穴を設けて、点検
用足場20ａを設置したものである。図６は、かご枠２ａ
の下枠部にガイド装置８の点検用足場27をボルト類21に
て取付け、点検用足場27の側面部に非常止め装置６の点
検用足場28をボルト類21にて連結したものである。図７
は、かご枠２ａの下枠部に非常止め装置６の点検用足場
29をボルト類21にて取付け、点検用足場29の側面部にガ
イド装置８の点検用足場30をボルト類21にて連結したも
のである。これらの実施例においても、前述した実施例
の効果とほぼ同様の効果が発揮できる。
【００１１】なお、各図において従来例、実施例とも、
ガイド装置にはローラガイドを、緩衝器には油圧緩衝器
を記載しているが、ガイド装置をガイドシューに、緩衝
器をばね緩衝器としても差し支えない。
ガイド装置にはローラガイドを、緩衝器には油圧緩衝器
を記載しているが、ガイド装置をガイドシューに、緩衝
器をばね緩衝器としても差し支えない。
【００１２】
【発明の効果】以上本発明によれば、非常止め装置や下
部ガイド装置の点検調整に際し、ピット深さが大きくな
っても足場の設置の労力が少なくて済み、安価であっ
て、しかも中間階や最上階での点検調整が可能である。
さらに、ガイドレールからガイド装置が受ける地震荷重
に対し、非常止め装置、アダプタの剛性が高まり、非常
止め装置及びアダプタの使用部材の形格を低減できる。
部ガイド装置の点検調整に際し、ピット深さが大きくな
っても足場の設置の労力が少なくて済み、安価であっ
て、しかも中間階や最上階での点検調整が可能である。
さらに、ガイドレールからガイド装置が受ける地震荷重
に対し、非常止め装置、アダプタの剛性が高まり、非常
止め装置及びアダプタの使用部材の形格を低減できる。
【図１】本発明のエレベーターの足場の構成を示す正面
図。
図。
【図２】本発明のエレベーターの足場の構成を示す側面
図。
図。
【図３】本発明のエレベーターの動作説明図。
【図４】本発明のエレベーターの他の実施例の構成を示
す正面図。
す正面図。
【図５】本発明のエレベーターの他の実施例の構成を示
す正面図。
す正面図。
【図６】本発明のエレベーターの他の実施例の構成を示
す正面図。
す正面図。
【図７】本発明のエレベーターの他の実施例の構成を示
す正面図。
す正面図。
【図８】従来のエレベーターの構成を示す正面図。
【図９】従来のエレベーターの足場構成を示す正面図。
【図１０】従来のエレベーターの足場構成を示す側面
図。
図。
【図１１】従来のエレベーターの動作説明図。
３…かご、６，25…非常止め装置、７，18…アダプタ、
８，８ａ，24…ガイド装置、９…昇降路、10…ガイドレ
ール、19，20…点検用足場。
８，８ａ，24…ガイド装置、９…昇降路、10…ガイドレ
ール、19，20…点検用足場。
Claims (3)
- 【請求項１】 利用客もしくは荷物を乗せるためのかご
と、昇降路の上下にわたって設置され、前記かごを案内
するための一対のガイドレールと、前記かごの下部に設
置され、非常時に前記一対のガイドレールと係合してか
ごを停止させる非常止め装置と、前記かごの上部及び前
記非常止め装置の下部にそれぞれ２つ設けられ、前記一
対のガイドレールに従ってかごを案内するガイド装置
と、前記かごの下部に設けられ、前記非常止め装置を点
検調整するための足場及びガイド装置を点検調整するた
めの足場とを備え、これらの足場をかごと一体に昇降さ
せるようにしたことを特徴とするエレベーター。 - 【請求項２】 請求項１記載のエレベーターにおいて、
前記足場を、前記かごの下部に一対に設けられたガイド
装置間を連結するように配置したことを特徴とするエレ
ベーター。 - 【請求項３】 請求項１記載のエレベーターにおいて、
前記足場を、前記非常止め装置と前記ガイド装置とを連
結するアダプタ間に、それぞれのアダプタを連結するよ
うに配置したことを特徴とするエレベーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6112336A JP3056945B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6112336A JP3056945B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | エレベーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07315710A JPH07315710A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3056945B2 true JP3056945B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=14584138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6112336A Expired - Fee Related JP3056945B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | エレベーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3056945B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4700994B2 (ja) * | 2005-04-14 | 2011-06-15 | 株式会社日立製作所 | 免震建物用エレベータ |
| CN108358015A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-08-03 | 迅立达智能装备制造科技有限公司 | 一种具有减小蹲底冲击力的电梯防护装置 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6112336A patent/JP3056945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07315710A (ja) | 1995-12-05 |
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