JPH08231651A - グラフト共重合体およびそれを含んでなる無色透明の電子写真用トナー - Google Patents
グラフト共重合体およびそれを含んでなる無色透明の電子写真用トナーInfo
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- JPH08231651A JPH08231651A JP7343515A JP34351595A JPH08231651A JP H08231651 A JPH08231651 A JP H08231651A JP 7343515 A JP7343515 A JP 7343515A JP 34351595 A JP34351595 A JP 34351595A JP H08231651 A JPH08231651 A JP H08231651A
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- C08F265/04—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00 on to polymers of esters
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定したトナー分散液を形成させることがで
きる重合体の提供。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸(C6 〜C18)アルキル A ビニルピリジン B (メタ)アクリル酸グリシジル C の反復単位および(メタ)アクリル酸でエステル化した
(メタ)アクリル酸グリシジル単位(D)からなるグラ
フト共重合体の上に、ビニルピリジン、アクリル酸(C
1 〜C3 )アルキルおよび所望によりメタクリル酸(C
1 〜C3 )アルキルの重合体側鎖がグラフト化された物
質を開示する。この重合体は、無色の正に帯電し得る液
体トナー用のバインダーとして、特に、電荷制御剤とし
ての(メタ)アクリル酸(C6 〜C18)アルキルと(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシアルキルの共重合体と組み合
わせて、使用するのに適当である。電子写真により形成
させたトナー画像を定着させた後、トナーは、エッチン
グ剤や溶剤に対して高い耐性を有する無色のレジストマ
スクまたは印刷スクリーンを与える。
きる重合体の提供。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸(C6 〜C18)アルキル A ビニルピリジン B (メタ)アクリル酸グリシジル C の反復単位および(メタ)アクリル酸でエステル化した
(メタ)アクリル酸グリシジル単位(D)からなるグラ
フト共重合体の上に、ビニルピリジン、アクリル酸(C
1 〜C3 )アルキルおよび所望によりメタクリル酸(C
1 〜C3 )アルキルの重合体側鎖がグラフト化された物
質を開示する。この重合体は、無色の正に帯電し得る液
体トナー用のバインダーとして、特に、電荷制御剤とし
ての(メタ)アクリル酸(C6 〜C18)アルキルと(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシアルキルの共重合体と組み合
わせて、使用するのに適当である。電子写真により形成
させたトナー画像を定着させた後、トナーは、エッチン
グ剤や溶剤に対して高い耐性を有する無色のレジストマ
スクまたは印刷スクリーンを与える。
Description
【0001】本発明は、グラフト共重合体、およびこれ
らの共重合体をバインダーとして含んでなる、正に制御
し得る電子写真用液体トナーに関する。
らの共重合体をバインダーとして含んでなる、正に制御
し得る電子写真用液体トナーに関する。
【0002】電子写真用液体トナーは、通常、樹脂質重
合体状バインダー、電荷制御物質および有色顔料または
染料を主成分とする粒子を電気抵抗の高い液体中に分散
させたものである。一般的に染料または好ましくは有色
顔料が必要であり、それらの目的は、例えば通常の電子
写真コピーにおける潜像を目に見える様にすることであ
る。これらの染料または顔料は、同時に電荷制御物質の
機能を有することが多く、この理由から、トナーに必要
な成分でもある。ある種の電子写真画像形成工程、例え
ば印刷版またはレジストマスクの製造には、着色したト
ナーは必要ではない。この場合、トナー画像は、印刷イ
ンクを受け入れる画像要素の製造のために、またはエッ
チング溶液または電気めっき浴に対する保護として表面
を像様に被覆するためにのみ使用される。その様な無色
または白色トナーはすでに公知である。
合体状バインダー、電荷制御物質および有色顔料または
染料を主成分とする粒子を電気抵抗の高い液体中に分散
させたものである。一般的に染料または好ましくは有色
顔料が必要であり、それらの目的は、例えば通常の電子
写真コピーにおける潜像を目に見える様にすることであ
る。これらの染料または顔料は、同時に電荷制御物質の
機能を有することが多く、この理由から、トナーに必要
な成分でもある。ある種の電子写真画像形成工程、例え
ば印刷版またはレジストマスクの製造には、着色したト
ナーは必要ではない。この場合、トナー画像は、印刷イ
ンクを受け入れる画像要素の製造のために、またはエッ
チング溶液または電気めっき浴に対する保護として表面
を像様に被覆するためにのみ使用される。その様な無色
または白色トナーはすでに公知である。
【0003】特開平1−142688号公報には、重合
体状バインダー、電荷制御物質、剥離剤および所望によ
り白色顔料を含んでなる白色または透明トナーが記載さ
れている。使用するバインダーは、例えばポリスチレ
ン、スチレン/ブタジエンまたはスチレン/アクリル酸
共重合体、ポリエチレン、エチレン共重合体、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、フタル酸アリル重合体、ポリア
ミド、ポリエステルおよびマレイン酸エステル樹脂であ
る。記載されている正の電荷制御物質は、塩基性窒素原
子を含む有機化合物またはその様な化合物で表面を処理
した充填材であり、記載されている負の電荷制御物質は
カルボキシル基を含む化合物である。これらのトナーで
得られるトナー画像は、攻撃的な薬品に対する耐性が不
十分であり、欠陥(ピンホール)があり、レジスト材料
として使用するにはあまり適当ではない。
体状バインダー、電荷制御物質、剥離剤および所望によ
り白色顔料を含んでなる白色または透明トナーが記載さ
れている。使用するバインダーは、例えばポリスチレ
ン、スチレン/ブタジエンまたはスチレン/アクリル酸
共重合体、ポリエチレン、エチレン共重合体、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、フタル酸アリル重合体、ポリア
ミド、ポリエステルおよびマレイン酸エステル樹脂であ
る。記載されている正の電荷制御物質は、塩基性窒素原
子を含む有機化合物またはその様な化合物で表面を処理
した充填材であり、記載されている負の電荷制御物質は
カルボキシル基を含む化合物である。これらのトナーで
得られるトナー画像は、攻撃的な薬品に対する耐性が不
十分であり、欠陥(ピンホール)があり、レジスト材料
として使用するにはあまり適当ではない。
【0004】無色トナーは、特開平2−140757号
公報にも記載されている。そこでは、これらのトナーは
有色トナーに対する添加剤として使用されている。これ
らのトナーはワックスの含有量が比較的高く、したがっ
て平版印刷版またはレジスト材料用のトナー画像の製造
には適していない。
公報にも記載されている。そこでは、これらのトナーは
有色トナーに対する添加剤として使用されている。これ
らのトナーはワックスの含有量が比較的高く、したがっ
て平版印刷版またはレジスト材料用のトナー画像の製造
には適していない。
【0005】EP−A 66955およびDE−A 2
248191には、反応して着色化合物を形成し得る化
合物を含んでなる無色トナーが記載されている。これら
のトナーは、攻撃的な物質、例えばエッチング剤、に対
する耐性が不十分である。
248191には、反応して着色化合物を形成し得る化
合物を含んでなる無色トナーが記載されている。これら
のトナーは、攻撃的な物質、例えばエッチング剤、に対
する耐性が不十分である。
【0006】本発明の目的は、正に帯電し得る電子写真
用トナーのバインダーとして適当であり、長鎖脂肪族炭
化水素中で適当な高分子量電荷制御物質と組み合わせて
処理して安定したトナー分散液を形成させることができ
る重合体を提案することである。この分散液から、電子
写真的方法により、無色の透明トナー画像を形成するこ
とができ、この画像は、攻撃的な薬品に対して、および
平版印刷の際の機械的な摩耗に対して、良好な耐性を有
する、欠陥のない層に定着させることができ、定着また
はトナー画像の焼付けの際に面倒な変色を起こさない。
用トナーのバインダーとして適当であり、長鎖脂肪族炭
化水素中で適当な高分子量電荷制御物質と組み合わせて
処理して安定したトナー分散液を形成させることができ
る重合体を提案することである。この分散液から、電子
写真的方法により、無色の透明トナー画像を形成するこ
とができ、この画像は、攻撃的な薬品に対して、および
平版印刷の際の機械的な摩耗に対して、良好な耐性を有
する、欠陥のない層に定着させることができ、定着また
はトナー画像の焼付けの際に面倒な変色を起こさない。
【0007】本発明により、反復単位A、B、Cおよび
D
D
【化4】 (式中、XおよびYは、開始剤基であるか、または単位
B、EおよびF
B、EおよびF
【化5】 のグラフト化された重合体状基であり、R1 は水素原子
またはメチル基であり、R2 は炭素数6〜18のアルキ
ル基であり、R3 は炭素数1〜3のアルキル基であり、
1つより多くない基XおよびYは開始剤基ではない)か
らなるグラフト共重合体が提案される。
またはメチル基であり、R2 は炭素数6〜18のアルキ
ル基であり、R3 は炭素数1〜3のアルキル基であり、
1つより多くない基XおよびYは開始剤基ではない)か
らなるグラフト共重合体が提案される。
【0008】本発明はさらに、高分子量重合体状バイン
ダーおよび高分子量重合体状制御剤を脂肪族炭化水素中
に含む安定した分散液を含んでなる無色透明の正に帯電
し得る液体トナーを提案する。ここで、このトナー中、
バインダーは上記の組成を有するグラフト共重合体であ
り、制御剤は単位AおよびGを含む重合体である。ここ
で、Aは上記の意味を有し、Gは式
ダーおよび高分子量重合体状制御剤を脂肪族炭化水素中
に含む安定した分散液を含んでなる無色透明の正に帯電
し得る液体トナーを提案する。ここで、このトナー中、
バインダーは上記の組成を有するグラフト共重合体であ
り、制御剤は単位AおよびGを含む重合体である。ここ
で、Aは上記の意味を有し、Gは式
【化6】 (式中、R1 は請求項1に記載する意味を有し、2個の
R1 は、同一であるか、または異なっていることがで
き、nは1〜3の数である)に対応する。
R1 は、同一であるか、または異なっていることがで
き、nは1〜3の数である)に対応する。
【0009】最後に、上記の液体トナーを、平版印刷版
またはレジスト材料、例えばエッチングまたは電気めっ
き用レジスト、の製造に使用することも、本発明の提案
するところである。
またはレジスト材料、例えばエッチングまたは電気めっ
き用レジスト、の製造に使用することも、本発明の提案
するところである。
【0010】従来の電子写真用トナーと対照的に、本発
明のトナーは、無色透明であり、後に続く処理に発色剤
として適当で活性な成分は含まない。したがって、本発
明のトナーの目的は、変性すべき表面上の像様被覆また
はマスクとして、例えばエッチング保護被覆として、ま
たは印刷版、特に平版印刷版、の色を載せる画像要素と
して適当な、無色のトナー画像を形成することである。
公知の有色トナーでは、顔料または染料の含有量が、ト
ナー画像に所望の発色効果を与えるだけではなく、これ
らの成分が影響を及ぼし、トナー粒子の帯電性を著しく
強化する。したがって、有色顔料を除去すると、望まし
い電子写真特性が大きく損なわれる。ここで、新規なグ
ラフト共重合体をバインダーとして、好ましくは電荷制
御物質として上記の共重合体との組合せで使用すること
により、溶剤および薬品に対して、例えば平版印刷にお
けるアルコールを含む湿し水に対して、またはエッチン
グ剤に対して、傑出した耐性を有するトナー画像に処理
できる、非常に良好な電子写真特性を有する電子写真用
液体トナーを製造できることが分かった。本発明のトナ
ーはさらに、融解による定着の際に、好ましくない変色
を起こさない。
明のトナーは、無色透明であり、後に続く処理に発色剤
として適当で活性な成分は含まない。したがって、本発
明のトナーの目的は、変性すべき表面上の像様被覆また
はマスクとして、例えばエッチング保護被覆として、ま
たは印刷版、特に平版印刷版、の色を載せる画像要素と
して適当な、無色のトナー画像を形成することである。
公知の有色トナーでは、顔料または染料の含有量が、ト
ナー画像に所望の発色効果を与えるだけではなく、これ
らの成分が影響を及ぼし、トナー粒子の帯電性を著しく
強化する。したがって、有色顔料を除去すると、望まし
い電子写真特性が大きく損なわれる。ここで、新規なグ
ラフト共重合体をバインダーとして、好ましくは電荷制
御物質として上記の共重合体との組合せで使用すること
により、溶剤および薬品に対して、例えば平版印刷にお
けるアルコールを含む湿し水に対して、またはエッチン
グ剤に対して、傑出した耐性を有するトナー画像に処理
できる、非常に良好な電子写真特性を有する電子写真用
液体トナーを製造できることが分かった。本発明のトナ
ーはさらに、融解による定着の際に、好ましくない変色
を起こさない。
【0011】本発明によるグラフト共重合体は、多くの
異なった単位を含んでなる。これらの基本鎖は、アルキ
ル基の炭素数が6〜18である(メタ)アクリル酸アル
キルの単位Aを含有する。これらの単位は安定した分散
液の形成を促進する。基本鎖はさらに、ビニルピリジ
ン、特に4−ビニルピリジン、に由来する、正の帯電性
を強化する単位Bを含む。基本鎖はさらに、グラフト化
された側鎖との結合を起す官能基を有する(メタ)アク
リル酸エステルの単位Cを含む。これらの単位は好まし
くは(メタ)アクリル酸グリシジル単位である。原則的
に、これらの単位は最終的なグラフト重合体中にも含ま
れている。というのは、グラフト化された側鎖が後で付
加されることになる反応性化合物、特に(メタ)アクリ
ル酸、との反応の際に、これらの単位は完全に反応しな
いためである。最後に、基本鎖は、官能性化合物、特に
不飽和カルボン酸、との反応により、およびさらに不飽
和化合物との重合で重合体状側鎖が形成されることによ
り、メタクリル酸グリシジル単位から形成される単位を
含有する。一方、側鎖はBの型の単位および短鎖アルキ
ルの(メタ)アクリル酸エステルの単位Fを含み、(メ
タ)アクリル酸アルキル単位の少なくとも幾らかはアク
リル酸アルキル単位Eからなる。
異なった単位を含んでなる。これらの基本鎖は、アルキ
ル基の炭素数が6〜18である(メタ)アクリル酸アル
キルの単位Aを含有する。これらの単位は安定した分散
液の形成を促進する。基本鎖はさらに、ビニルピリジ
ン、特に4−ビニルピリジン、に由来する、正の帯電性
を強化する単位Bを含む。基本鎖はさらに、グラフト化
された側鎖との結合を起す官能基を有する(メタ)アク
リル酸エステルの単位Cを含む。これらの単位は好まし
くは(メタ)アクリル酸グリシジル単位である。原則的
に、これらの単位は最終的なグラフト重合体中にも含ま
れている。というのは、グラフト化された側鎖が後で付
加されることになる反応性化合物、特に(メタ)アクリ
ル酸、との反応の際に、これらの単位は完全に反応しな
いためである。最後に、基本鎖は、官能性化合物、特に
不飽和カルボン酸、との反応により、およびさらに不飽
和化合物との重合で重合体状側鎖が形成されることによ
り、メタクリル酸グリシジル単位から形成される単位を
含有する。一方、側鎖はBの型の単位および短鎖アルキ
ルの(メタ)アクリル酸エステルの単位Fを含み、(メ
タ)アクリル酸アルキル単位の少なくとも幾らかはアク
リル酸アルキル単位Eからなる。
【0012】基本鎖中の単位A、B、CおよびDの量
は、一般的にAが50〜100重量部、好ましくは60
〜80重量部、Bが0.5〜3.0重量部、好ましくは
1〜2重量部、Cが0.5〜4重量部、好ましくは1.
5〜3重量部、Dが250〜1000重量部、好ましく
は350〜600重量部である。本発明によるグラフト
共重合体は、単位AおよびGの共重合体である電荷制御
物質または制御剤と混合する。単位AおよびGの量的比
率は、好ましくはAが67〜98、特に80〜94重量
%であるのに対してGが2〜33、特に6〜20重量%
である。
は、一般的にAが50〜100重量部、好ましくは60
〜80重量部、Bが0.5〜3.0重量部、好ましくは
1〜2重量部、Cが0.5〜4重量部、好ましくは1.
5〜3重量部、Dが250〜1000重量部、好ましく
は350〜600重量部である。本発明によるグラフト
共重合体は、単位AおよびGの共重合体である電荷制御
物質または制御剤と混合する。単位AおよびGの量的比
率は、好ましくはAが67〜98、特に80〜94重量
%であるのに対してGが2〜33、特に6〜20重量%
である。
【0013】本発明によるグラフト共重合体は、幾つか
の工程で製造するのが有利である。最初に、単位A、B
およびCを形成するモノマーの溶液重合または乳化重合
により重合体を製造する。重合は、後でトナーを使用す
るための分散剤としてすでに適当である溶剤中で、フリ
ーラジカル開始により行なうのが有利である。この場
合、モノマーの量は、Aが50〜100、好ましくは6
0〜80重量部、Bが0.5〜3、好ましくは1〜2重
量部、Cが1〜6、好ましくは2〜4重量部である。こ
のターポリマーを、第二段階で、第3級アミンの存在下
で、アクリル酸またはメタクリル酸と反応させることに
より、単位Cのグリシジル基が(メタ)アクリル酸のカ
ルボキシル基と反応して、エステルを形成する。この工
程における量は、カルボキシル基が完全に反応し、エポ
キシド基の一部だけがエステル化される様に選択する。
一般的に、エポキシド基1当量あたり、約0.1〜0.
9、好ましくは0.2〜0.75等量の酸を使用する。
の工程で製造するのが有利である。最初に、単位A、B
およびCを形成するモノマーの溶液重合または乳化重合
により重合体を製造する。重合は、後でトナーを使用す
るための分散剤としてすでに適当である溶剤中で、フリ
ーラジカル開始により行なうのが有利である。この場
合、モノマーの量は、Aが50〜100、好ましくは6
0〜80重量部、Bが0.5〜3、好ましくは1〜2重
量部、Cが1〜6、好ましくは2〜4重量部である。こ
のターポリマーを、第二段階で、第3級アミンの存在下
で、アクリル酸またはメタクリル酸と反応させることに
より、単位Cのグリシジル基が(メタ)アクリル酸のカ
ルボキシル基と反応して、エステルを形成する。この工
程における量は、カルボキシル基が完全に反応し、エポ
キシド基の一部だけがエステル化される様に選択する。
一般的に、エポキシド基1当量あたり、約0.1〜0.
9、好ましくは0.2〜0.75等量の酸を使用する。
【0014】最後に、B、EおよびFの型の他のモノマ
ーを、グラフト重合反応で、側方(メタ)アクリロイル
オキシ基を含む重合体の存在下で重合させる。この反応
により、これらの単位の側鎖がグラフト化されたグラフ
ト共重合体が形成される。側鎖中の単位B、EおよびF
の比率は、一般的に、(メタ)アクリル酸1単位あたり
平均で約1〜20単位のB、150〜300単位のEお
よび70〜150単位のFが存在する様に選択する。原
則的に、B、EおよびFのグラフト化された鎖に加え
て、A、B、CおよびDの基本重合体に結合していな
い、B、EおよびFの独立した共重合体も常にある程度
形成される。これらの共重合体の存在は、グラフト重合
体が有意量形成される限り、重合生成物の有用性を妨害
することはない。製造を上記の様に行なえば、すなわち
側方(メタ)アクリロイルオキシ基を含む重合体が、重
合の最終工程で重合の開始場所として利用できれば、グ
ラフト重合体は確実に有意量形成される。
ーを、グラフト重合反応で、側方(メタ)アクリロイル
オキシ基を含む重合体の存在下で重合させる。この反応
により、これらの単位の側鎖がグラフト化されたグラフ
ト共重合体が形成される。側鎖中の単位B、EおよびF
の比率は、一般的に、(メタ)アクリル酸1単位あたり
平均で約1〜20単位のB、150〜300単位のEお
よび70〜150単位のFが存在する様に選択する。原
則的に、B、EおよびFのグラフト化された鎖に加え
て、A、B、CおよびDの基本重合体に結合していな
い、B、EおよびFの独立した共重合体も常にある程度
形成される。これらの共重合体の存在は、グラフト重合
体が有意量形成される限り、重合生成物の有用性を妨害
することはない。製造を上記の様に行なえば、すなわち
側方(メタ)アクリロイルオキシ基を含む重合体が、重
合の最終工程で重合の開始場所として利用できれば、グ
ラフト重合体は確実に有意量形成される。
【0015】本発明によるトナーを製造するには、完成
したグラフト共重合体を、上記の組成を有する重合体電
荷制御物質と混合する。混合は、重合の際に溶剤または
分散剤としての炭化水素中で得られた安定した分散液を
望ましい量的比率で混合し、必要であればさらに溶剤で
希釈することにより、最も有利に実行することができ
る。
したグラフト共重合体を、上記の組成を有する重合体電
荷制御物質と混合する。混合は、重合の際に溶剤または
分散剤としての炭化水素中で得られた安定した分散液を
望ましい量的比率で混合し、必要であればさらに溶剤で
希釈することにより、最も有利に実行することができ
る。
【0016】電荷制御物質も同様に、単位AおよびGを
形成するモノマーから重合により製造される。重合は、
不活性溶剤、好ましくは脂肪族または芳香族炭化水素、
の溶液またはエマルジョン中で行なうのが有利である。
一般的に、重合はバインダーの製造と同じ様式で行な
う。単位A中、R2 は炭素数6〜18、好ましくは8〜
15、のアルキル基であり、R3 は好ましくはメチル基
である。単位G中、R1 は好ましくは水素原子であり、
n=1である。重合体は一般的に単位Aを67〜98、
好ましくは80〜94重量%の量で、単位Gを2〜3
3、好ましくは6〜20重量%の量で含む。
形成するモノマーから重合により製造される。重合は、
不活性溶剤、好ましくは脂肪族または芳香族炭化水素、
の溶液またはエマルジョン中で行なうのが有利である。
一般的に、重合はバインダーの製造と同じ様式で行な
う。単位A中、R2 は炭素数6〜18、好ましくは8〜
15、のアルキル基であり、R3 は好ましくはメチル基
である。単位G中、R1 は好ましくは水素原子であり、
n=1である。重合体は一般的に単位Aを67〜98、
好ましくは80〜94重量%の量で、単位Gを2〜3
3、好ましくは6〜20重量%の量で含む。
【0017】上記の様に、本発明の液体トナーは、バイ
ンダーおよび制御剤を、好ましくは重合の際に得られる
安定した炭化水素中分散液の形態で混合することにより
製造される。使用するのが好ましい分散剤は、炭素数約
8〜15の脂肪族炭化水素である。バインダーおよび制
御剤の量は、一般的に固体総含有量に対してバインダー
が80〜99、好ましくは85〜96重量%、制御剤が
1〜20、好ましくは4〜15重量%である。即使用可
能なトナーは、一般的に固体含有量が約0.5〜10、
好ましくは0.8〜5重量%である。
ンダーおよび制御剤を、好ましくは重合の際に得られる
安定した炭化水素中分散液の形態で混合することにより
製造される。使用するのが好ましい分散剤は、炭素数約
8〜15の脂肪族炭化水素である。バインダーおよび制
御剤の量は、一般的に固体総含有量に対してバインダー
が80〜99、好ましくは85〜96重量%、制御剤が
1〜20、好ましくは4〜15重量%である。即使用可
能なトナーは、一般的に固体含有量が約0.5〜10、
好ましくは0.8〜5重量%である。
【0018】本発明によるトナーは、有色顔料または染
料を添加せずに、必要な水準で正に帯電し得るのが特徴
である。また、本発明のトナーは低分子量の電荷制御剤
も必要としないので、定着してトナー画像を形成した
後、エッチング剤および有機溶剤に対して特に良好な耐
性を有し、それによって本発明によるトナーはレジスト
マスクおよび平版印刷版に非常に適している。無色透明
性が定着の後にも保持されるために、着色層を像様に被
覆し、洗い流しまたはエッチングにより層の露光区域を
除去することにより着色画像を形成するのにも適してい
る。これらの利点は、上記の特殊な重合体状バインダー
と電荷制御剤の組合せにより達成される。
料を添加せずに、必要な水準で正に帯電し得るのが特徴
である。また、本発明のトナーは低分子量の電荷制御剤
も必要としないので、定着してトナー画像を形成した
後、エッチング剤および有機溶剤に対して特に良好な耐
性を有し、それによって本発明によるトナーはレジスト
マスクおよび平版印刷版に非常に適している。無色透明
性が定着の後にも保持されるために、着色層を像様に被
覆し、洗い流しまたはエッチングにより層の露光区域を
除去することにより着色画像を形成するのにも適してい
る。これらの利点は、上記の特殊な重合体状バインダー
と電荷制御剤の組合せにより達成される。
【0019】下記の例は本発明の好ましい実施態様を説
明するものである。
明するものである。
【0020】例1 バインダーとしてのグラフト重合体の合成 反応工程1 還流冷却器、ガス導入管および攪拌機を備えた3つ口フ
ラスコに、先ずメタクリル酸2−エチルヘキシル72
g、4−ビニルピリジン1.2g、メタクリル酸グリシ
ジル2.7g、アゾイソブチロニトリル1.0gおよび
Isopar H(分枝鎖C10〜C12パラフィン炭化水素、沸騰
範囲179〜192℃、引火点58℃)125gを入
れ、最純窒素中で重合させた。これには、混合物を加熱
浴で90℃に加熱し、攪拌しながら90℃で6時間重合
させた。冷却後、混合物を通気し、100mlのIsopar H
を加え、次いで残留モノマーを除去するために溶剤の一
部(100ml)を20mbarの真空下で留去した。こうし
て得られた重合体溶液は外観が無色透明で僅かに粘性で
あった。
ラスコに、先ずメタクリル酸2−エチルヘキシル72
g、4−ビニルピリジン1.2g、メタクリル酸グリシ
ジル2.7g、アゾイソブチロニトリル1.0gおよび
Isopar H(分枝鎖C10〜C12パラフィン炭化水素、沸騰
範囲179〜192℃、引火点58℃)125gを入
れ、最純窒素中で重合させた。これには、混合物を加熱
浴で90℃に加熱し、攪拌しながら90℃で6時間重合
させた。冷却後、混合物を通気し、100mlのIsopar H
を加え、次いで残留モノマーを除去するために溶剤の一
部(100ml)を20mbarの真空下で留去した。こうし
て得られた重合体溶液は外観が無色透明で僅かに粘性で
あった。
【0021】反応工程2 還流冷却器、ガス導入管および攪拌機を備えた3つ口フ
ラスコ中で、反応工程1で得た中間生成物をメタクリル
酸と反応させた。これには、中間生成物200gを先ず
フラスコ中に入れ、90℃に加熱し、ジメチルアミノド
デカン0.16g、および30分後にメタクリル酸0.
42gを加えた。90℃で14時間の総反応時間の後、
無色透明の反応生成物が得られた。 粘度 89〜105 mPa・s 固体成分 40重量%
ラスコ中で、反応工程1で得た中間生成物をメタクリル
酸と反応させた。これには、中間生成物200gを先ず
フラスコ中に入れ、90℃に加熱し、ジメチルアミノド
デカン0.16g、および30分後にメタクリル酸0.
42gを加えた。90℃で14時間の総反応時間の後、
無色透明の反応生成物が得られた。 粘度 89〜105 mPa・s 固体成分 40重量%
【0022】反応工程3 還流冷却器、ガス導入管および攪拌機を備えた3つ口フ
ラスコに、最純窒素中で、先ず反応工程2から得た生成
物29.0g、アクリル酸メチル54g、メタクリル酸
メチル27g、4−ビニルピリジン3.0g、tert
−ドデシルメルカプタン0.4gおよびアゾイソブチロ
ニトリル0.9gを入れ、内部温度90℃に加熱した。
重合は90℃で7時間行ない、次いでさらにアゾイソブ
チロニトリル0.8gを入れ、再び90℃で5時間重合
させた。冷却後、混合物を通気し、100mlのIsopar H
を加え、次いで残留モノマーを除去するために溶剤の一
部(100ml)を20mbarの真空下で留去した。乳白色
の反応生成物が得られた。 (溶液A) 粘度 固形分30重量%で3.2〜3.6 mPa・s 導電性 7〜10・10-12 Siemens/cm
ラスコに、最純窒素中で、先ず反応工程2から得た生成
物29.0g、アクリル酸メチル54g、メタクリル酸
メチル27g、4−ビニルピリジン3.0g、tert
−ドデシルメルカプタン0.4gおよびアゾイソブチロ
ニトリル0.9gを入れ、内部温度90℃に加熱した。
重合は90℃で7時間行ない、次いでさらにアゾイソブ
チロニトリル0.8gを入れ、再び90℃で5時間重合
させた。冷却後、混合物を通気し、100mlのIsopar H
を加え、次いで残留モノマーを除去するために溶剤の一
部(100ml)を20mbarの真空下で留去した。乳白色
の反応生成物が得られた。 (溶液A) 粘度 固形分30重量%で3.2〜3.6 mPa・s 導電性 7〜10・10-12 Siemens/cm
【0023】重合体状制御剤の合成 還流冷却器、ガス導入管を付けた滴下漏斗および攪拌機
を備えた3つ口フラスコに、最純窒素中で、最初にメタ
クリル酸ラウリル35g、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル4.5g、tert−ドデシルメルカプタン0.
09gおよびアゾイソブチロニトリル0.11gをトル
エン120gに溶解させた溶液を入れ、先ず70℃に加
熱した。1時間後、混合物を80℃に加熱し、さらに2
時間後、温度を90℃に増加した。
を備えた3つ口フラスコに、最純窒素中で、最初にメタ
クリル酸ラウリル35g、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル4.5g、tert−ドデシルメルカプタン0.
09gおよびアゾイソブチロニトリル0.11gをトル
エン120gに溶解させた溶液を入れ、先ず70℃に加
熱した。1時間後、混合物を80℃に加熱し、さらに2
時間後、温度を90℃に増加した。
【0024】次に、メタクリル酸ラウリル107g、メ
タクリル酸2−ヒドロキシエチル13.7g、tert
−ドデシルメルカプタン0.26gおよびアゾイソブチ
ロニトリル0.33gをトルエン120gに溶解させた
溶液を2時間かけて加え、その後、重合を90℃でさら
に4時間行なった。混合物を冷却して通気した。トルエ
ンを20mbarの真空下で留別した。次いで240mlのIs
opar G[パラフィン炭化水素混合物(沸騰範囲158〜
176℃、引火点41℃)]を加えた。 固体含有量 40重量%(溶液B)
タクリル酸2−ヒドロキシエチル13.7g、tert
−ドデシルメルカプタン0.26gおよびアゾイソブチ
ロニトリル0.33gをトルエン120gに溶解させた
溶液を2時間かけて加え、その後、重合を90℃でさら
に4時間行なった。混合物を冷却して通気した。トルエ
ンを20mbarの真空下で留別した。次いで240mlのIs
opar G[パラフィン炭化水素混合物(沸騰範囲158〜
176℃、引火点41℃)]を加えた。 固体含有量 40重量%(溶液B)
【0025】無色トナーの製造 濃縮液の製造 溶液A66.9g、溶液B3.25gおよびIsopar G2
35gを混合してトナー濃縮物を製造した。これには、
溶液Aおよび溶液Bを先ず60℃で1時間攪拌し、冷却
後、IsoparGを加え、混合物を再度5分間攪拌した。
35gを混合してトナー濃縮物を製造した。これには、
溶液Aおよび溶液Bを先ず60℃で1時間攪拌し、冷却
後、IsoparGを加え、混合物を再度5分間攪拌した。
【0026】希釈によるトナーの製造 Isopar G4体積部を濃縮液1体積部に加え、この混合物
を室温で5分間攪拌した。 導電性 77.5・10-12 Siemens/cm 陰極上への析出(1000Vで、1 s)、270mg/1
00ml液体トナー
を室温で5分間攪拌した。 導電性 77.5・10-12 Siemens/cm 陰極上への析出(1000Vで、1 s)、270mg/1
00ml液体トナー
Claims (6)
- 【請求項1】反復単位A、B、CおよびD 【化1】 (式中、XおよびYは、開始剤基であるか、または単位
B、EおよびF 【化2】 のグラフト化された重合体基であり、R1 は水素原子ま
たはメチル基であり、R2 は炭素数6〜18のアルキル
基であり、R3 は炭素数1〜3のアルキル基であり、一
つより多くない基XおよびYは開始剤基である)からな
ることを特徴とするグラフト共重合体。 - 【請求項2】各単位の量が、 A 50〜100重量部 B(主鎖中) 0.5〜3重量部 C 0.5〜4重量部 D 250〜1000重量部 になる様に選択される、請求項1に記載のグラフト共重
合体。 - 【請求項3】高分子量重合体状バインダーおよび高分子
量重合体状制御剤を脂肪族炭化水素中に含む安定した分
散液を含んでなる無色透明の正に帯電し得る液体トナー
であって、バインダーが請求項1または2に記載のグラ
フト共重合体であり、制御剤が単位AおよびGを有する
重合体であり、Aが請求項1に記載の意味を有し、Gが
式 【化3】 (式中、R1 は請求項1に記載する意味を有し、2個の
R1 は同一であるか、または異なっていることができ、
nは1〜3の数である)に対応することを特徴とする液
体トナー。 - 【請求項4】制御剤中、単位Aの量が67〜98重量%
であり、単位Bの量が2〜33重量%である、請求項3
に記載の液体トナー。 - 【請求項5】請求項4に記載の液体トナーの、平版印刷
版の電子写真製造への使用。 - 【請求項6】請求項4に記載の液体トナーの、エッチン
グまたは電気めっき用レジストへの使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4447107A DE4447107A1 (de) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | Pfropf-Mischpolymerisate und diese enthaltende farblose, transparente elektrophotographische Toner |
DE4447107.6 | 1994-12-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231651A true JPH08231651A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=6537427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7343515A Pending JPH08231651A (ja) | 1994-12-29 | 1995-12-28 | グラフト共重合体およびそれを含んでなる無色透明の電子写真用トナー |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5714296A (ja) |
EP (1) | EP0719804A3 (ja) |
JP (1) | JPH08231651A (ja) |
KR (1) | KR960024720A (ja) |
BR (1) | BR9506126A (ja) |
DE (1) | DE4447107A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050009952A1 (en) * | 2000-11-10 | 2005-01-13 | Samsung Electronics Co. Ltd. | Liquid inks comprising a stable organosol |
US20050244201A1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-03 | Muhammed Aslam | Method for producing an enhanced gloss toner image on a substrate |
EP2632600B1 (en) | 2010-10-25 | 2021-04-14 | SWM Luxembourg Sarl | Filtration material using fiber blends that contain strategically shaped fibers and/or charge control agents |
JP5853988B2 (ja) * | 2013-05-14 | 2016-02-09 | コニカミノルタ株式会社 | 静電潜像用現像剤 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3880656A (en) * | 1971-10-02 | 1975-04-29 | Canon Kk | Electrophotographic method for colored images |
US4148968A (en) * | 1972-09-28 | 1979-04-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Receiving sheet |
DE2248191C2 (de) | 1972-10-02 | 1981-10-08 | Canon K.K., Tokyo | Verfahren zum Entwickeln eines elektrophotographisch erzeugten latenten Bildes zu einem farbigen Tonerbild |
JPS51126152A (en) * | 1974-09-03 | 1976-11-04 | Ricoh Co Ltd | Liquid developer for electrophotography |
US4181620A (en) * | 1975-01-07 | 1980-01-01 | Ricoh Co., Ltd. | Liquid developer for use in electrophotography |
JPS57120945A (en) * | 1981-01-21 | 1982-07-28 | Ricoh Co Ltd | Liquid developer for elecrophotography |
US4375492A (en) | 1981-05-22 | 1983-03-01 | Appleton Papers Inc. | Dielectric record material |
US4374918A (en) * | 1981-09-16 | 1983-02-22 | Nashua Corporation | Thermally stable liquid negative developer |
US4764447A (en) * | 1985-07-17 | 1988-08-16 | Ricoh Co., Ltd. | Non-aqueous type resin dispersion and electrophotographic developer containing said resin |
JPH01142688A (ja) | 1987-11-30 | 1989-06-05 | Mita Ind Co Ltd | カラー画像形成方法 |
JPH02140757A (ja) | 1988-11-22 | 1990-05-30 | Canon Inc | 電子写真用フルカラートナーキット |
JP2745173B2 (ja) * | 1991-11-21 | 1998-04-28 | 富士写真フイルム株式会社 | 静電写真用液体現像剤 |
-
1994
- 1994-12-29 DE DE4447107A patent/DE4447107A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-12-21 EP EP95120265A patent/EP0719804A3/de not_active Withdrawn
- 1995-12-27 US US08/578,982 patent/US5714296A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-28 KR KR1019950061422A patent/KR960024720A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-12-28 JP JP7343515A patent/JPH08231651A/ja active Pending
- 1995-12-28 BR BR9506126A patent/BR9506126A/pt not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960024720A (ko) | 1996-07-20 |
US5714296A (en) | 1998-02-03 |
BR9506126A (pt) | 1997-12-23 |
EP0719804A2 (de) | 1996-07-03 |
EP0719804A3 (de) | 1998-04-01 |
DE4447107A1 (de) | 1996-07-04 |
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