JPH08231360A - エアゾール型液状アフターシェーブローション組成物 - Google Patents
エアゾール型液状アフターシェーブローション組成物Info
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- JPH08231360A JPH08231360A JP7066917A JP6691795A JPH08231360A JP H08231360 A JPH08231360 A JP H08231360A JP 7066917 A JP7066917 A JP 7066917A JP 6691795 A JP6691795 A JP 6691795A JP H08231360 A JPH08231360 A JP H08231360A
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Abstract
液と噴射剤とからなり、原液と噴射剤との配合比率が重
量比で95/5〜70/30の範囲にあり、原液中に低
級アルコールが5〜50重量%配合され、かつ、脂肪族
アルコールに酸化エチレンおよび酸化プロピレンの双方
を付加したEO−PO付加型ノニオン界面活性剤と、脂
肪族アルコールに酸化エチレンを平均30モル以上付加
したEO付加型ノニオン界面活性剤の両者が配合された
エアゾール型アフターシェーブローション組成物。 【効果】 発泡状態でアフターシェーブローションを取
り出すことができるので、通常の液体品と異なり手の平
に取ったときに流れ落ちることが防止され、使用感、使
い勝手が良好である。しかも、一時的なフォーム形成能
に優れ、その後に皮膚表面に塗布した場合の消泡が速や
かでベタツキがなく、使用感に優れたものである。
Description
ターシェーブローション組成物に関する。
りにより生じる刺激を抑え、皮膚に清涼感を与えるため
に使用される一種のアストリンゼンローションである。
従来からアフターシェーブローションとしては、水−エ
タノール系の基剤に収斂剤、殺菌剤、香料等を配合した
液状組成物が知られている。しかしながら、アフターシ
ェーブローションは一度手の平に取って使用するため従
来の液状組成物にあっては、手の平からの流れ落ちがあ
り、使用感の点で問題があった。
ゾール化して発泡させる事については特公昭59−13
557号公報に記載されている。この組成物は、低級ア
ルコール、水、アルコキシ変性ポリシロキサンと、硬化
ヒマシ油の酸化エチレン付加物、酸化エチレン−酸化プ
ロピレン共重合体、ステアリンアルコールの酸化エチレ
ン付加物、ドコシルアルコールの酸化エチレン付加物、
ブチルアルコールの酸化プロピレン付加物および塩化ベ
ンザルコニウムから選ばれる特定の界面活性剤とを含む
原液と、二酸化炭素およびペンタンからなる噴射剤とを
配合したものである。さらに、従来の水−低級アルコー
ル系の原液と噴射剤とを充填したエアゾール組成物にお
いては、二層に分離しやすいため、使用時の振とう後に
ある程度の時間均一性を保つことが望まれている。
った時には適度の発泡を示し、しかも顔に塗布したとき
は速やかに破泡する使用感に優れたエアゾールタイプの
アフターシェーブローションを提供するものである。
フターシェーブローション組成物は、有効成分、水およ
び低級アルコールを含む原液と噴射剤とからなり、
(a)原液と(b)噴射剤との配合比率が重量比で
(a)/(b)=95/5〜70/30の範囲にあり、
原液中に低級アルコールが5〜50重量%配合され、か
つ、脂肪族アルコールに酸化エチレンおよび酸化プロピ
レンの双方を付加したEO−PO付加型ノニオン界面活
性剤と、脂肪族アルコールに酸化エチレンを平均30モ
ル以上付加したEO付加型ノニオン界面活性剤の両者が
原液に配合されていることを特徴とする。
ーブローション組成物は、原液と噴射剤とからなる。原
液は、水および低級アルコールを基剤とし、アフターシ
ェーブローションとしての有効成分、必要に応じて配合
させる補助成分、特定の2種の界面活性剤を含む。低級
アルコールとしては、エタノールが代表的である。低級
アルコールは、原液中に5〜50重量%、好ましくは2
5〜40重量%配合される。低級アルコールの配合量が
5重量%未満では塗布した時の破泡が遅く、一方50重
量%を超えると発泡状態が悪く手の平で破泡し流れ落ち
てしまう。水は、基剤中に55〜70重量%配合するこ
とが好ましい。
て、EO−PO付加型ノニオン界面活性とEO付加型ノ
ニオン界面活性剤との2種類の界面活性剤を併用して原
液中に配合することが重要がある。EO−PO付加型ノ
ニオン界面活性剤は、脂肪族アルコールに酸化エチレン
(エチレンオキサイド:EO)と酸化プロピレン(プロ
ピレンオキサイド:PO)とを付加させたものである。
脂肪族アルコールとしては、直鎖でも分岐鎖でも、飽和
でも不飽和でもよく、炭素数は15〜30が好ましい。
はランダム付加でもブロック付加でもよく、ブロック付
加の場合の付加順序は問わない。酸化エチレンの平均付
加モル数は1〜40モルが好適であり、さらに好ましく
は、10〜30モルである。酸化プロピレンの平均付加
モル数は2〜10モルが好適であり、さらに好ましくは
4〜8モルである。
アルコールに酸化エチレンを付加重合したものである。
脂肪族アルコールとしては、直鎖でも分岐鎖でも、飽和
でも不飽和でもよく、炭素数は12〜22のものが好適
である。酸化エチレンの平均付加モルは30モル以上で
あり、好ましくは40〜60モルである。
本発明の原液中に0.05〜2.0重量%配合するのが
好適であり、好ましくは0.1〜1.0重量%配合され
る。この配合量が少なすぎると起泡性および分散安定性
が得られず、一方、多すぎるとベタツキがあり使用感が
悪い。
の原液中に0.05〜2.0重量%配合するのが好適で
あり、好ましくは0.1〜1.0重量%である。この配
合量が少なすぎると起泡性および分散安定性が得られ
ず、一方、多すぎると、同様にベタツキがあり使用感が
悪い。
ン組成物では、原液中にEO−PO付加型ノニオン界面
活性剤とEO付加型ノニオン界面活性剤とも併用して配
合することが重要であり、これにより初めて満足のいく
起泡性および分散安定性を得ることができる。両者の配
合比率は、(A)EO−PO付加型ノニオン界面活性剤
と(B)EO付加型ノニオン界面活性剤を重量比で、
(A)/(B)=5/95〜95/5とすることが好適
であり、より好ましくは(A)/(B)=40/60〜
60/40である。
ーブローションに用いられる通常の有効成分および補助
成分を配合することができ、具体的には収斂剤、消炎
剤、保湿剤、清涼剤、殺菌剤、ハイドロトロープ剤、香
料、色素、紫外線吸収剤などを配合することができる。
インクロルヒドロキシアルミニウム、パラフェノールス
ルホン酸亜鉛、アルミニウムヒドロキクロライド、クエ
ン酸等,消炎剤としてアラントイン、アロコ、グリチル
リチン酸ジカリウム、グアイアズレン、サリチル酸メチ
ル、ヒノキチオール等がある。
グリコール、ソルビトール、1,3−ブチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ソ
ーダ、ヘチマエキスなどの植物抽出エキス等、清涼剤と
してメントール等が挙げられる。
フッ化炭化水素、プロパン、ブタン等の低級飽和炭化水
素(液化石油ガス:LPG)、ジメチルエーテル等のエ
ーテルなどの液化ガス、窒素、炭酸ガス、亜酸化窒素な
どの圧縮ガスが用いられ、好ましくはLPGである。
は、重量比で(a)/(b)=95/5〜70/30の
割合であり、好ましくは90/10〜80/20であ
る。本発明のアフターシェーブローション組成物は、原
液と噴射剤とを通常のエアゾール容器に充填することに
より得ることができる。組成によっては静置により2層
分離するが、使用前に振とうすることにより均一系とす
ることができ、発泡状態でエアゾール容器から取り出す
ことができる。
ェーブローションを取り出すことができるので、通常の
液体品と異なり手の平に取ったときに流れ落ちることが
防止され、使用感、使い勝手が良好である。しかも、一
時的なフォーム形成能に優れ、その後に皮膚表面に塗布
した場合の消泡が速やかでベタツキがなく、使用感に優
れたものである。また、噴射剤と水−アルコール系基剤
の原液を配合したエアゾール組成物は2層に分離しやす
いが、使用時に振とうすることにより均一安定系を形成
し、振とう後20〜30分間程度は安定状態を保持でき
るので、分散安定性に優れている。
ル容器に充填し、25℃における内圧5kg/cm2 の
本発明のエアゾール型アフターシェーブローション組成
物No.1〜No.3を得た。
をEO付加型ノニオン界面活性剤で置き代える以外は実
施例1と同様にして比較用のエアゾール型アフターシェ
ーブローション組成物比較例1−No.1〜No.3を
得た。
−PO付加型ノニオン界面活性剤で置き代える以外は実
施例1と同様にして比較用のエアゾール型アフターシェ
ーブローション組成物比較例2−No.1〜No.3を
得た。
Claims (1)
- 【請求項1】 有効成分、水および低級アルコールを含
む原液と噴射剤とからなり、 (a)原液と(b)噴射剤との配合比率が重量比で
(a)/(b)=95/5〜70/30の範囲にあり、 原液中に低級アルコールが5〜50重量%配合され、 かつ、脂肪族アルコールに酸化エチレンおよび酸化プロ
ピレンの双方を付加したEO−PO付加型ノニオン界面
活性剤と、脂肪族アルコールに酸化エチレンを平均30
モル以上付加したEO付加型ノニオン界面活性剤の両者
が原液に配合されていることを特徴とするエアゾール型
アフターシェーブローション組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06691795A JP3544404B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | エアゾール型液状アフターシェーブローション組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06691795A JP3544404B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | エアゾール型液状アフターシェーブローション組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231360A true JPH08231360A (ja) | 1996-09-10 |
JP3544404B2 JP3544404B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=13329816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06691795A Expired - Lifetime JP3544404B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | エアゾール型液状アフターシェーブローション組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3544404B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001302445A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-31 | Daizo:Kk | エアゾール製品 |
Citations (5)
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JPS525683A (en) * | 1975-07-03 | 1977-01-17 | Kanebo Ltd | Self-spraying uniform liquid aerosol composition |
JPS5386044A (en) * | 1976-12-30 | 1978-07-29 | Kanebo Ltd | Self-spraying foamed aerosol cosmetic composition |
JPS6147409A (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-07 | Pola Chem Ind Inc | 可溶化型化粧料 |
JPH0482822A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-16 | Seiwa Kasei:Kk | 皮膚用化粧品 |
JPH07241458A (ja) * | 1994-03-01 | 1995-09-19 | Shiseido Co Ltd | エアゾール組成物 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP06691795A patent/JP3544404B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
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JP2001302445A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-31 | Daizo:Kk | エアゾール製品 |
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