JPH0482822A - 皮膚用化粧品 - Google Patents

皮膚用化粧品

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JPH0482822A
JPH0482822A JP19346790A JP19346790A JPH0482822A JP H0482822 A JPH0482822 A JP H0482822A JP 19346790 A JP19346790 A JP 19346790A JP 19346790 A JP19346790 A JP 19346790A JP H0482822 A JPH0482822 A JP H0482822A
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chloride
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Masato Yoshioka
正人 吉岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は皮膚用化粧品に関する。さらに詳しくは、本発
明は、皮膚の抗菌、防菌、殺菌、消毒作用や、体臭など
の刺具、消臭、防臭作用を有し、かつ皮膚への親和性が
良好で、皮膚に対して潤い、なめらかさを付与する作用
を有し、しかも皮膚に対して低刺激性で安全性が高く、
かつそれ自身で界面活性能を有していて、乳化作用、分
散作用を有するN−第4級アンモニウム誘導ペプチドを
配合した皮膚用化粧品に関する。
〔従来の技術〕
コラーゲン、ケラチン、絹などのタンパク質を加水分解
することによって得られるペプチドを毛髪用化粧品に配
合することは既に行われており (たとえば、特開昭6
1−183298号公報など)、また、これらのペプチ
ドを皮膚用化粧品に配合することも提案されている(た
とえば、Cosmetics and Toiletr
ies” Vol、87、R65,1972)。
これは、それらのペプチドが皮膚への親和性が良好で、
皮膚に潤いとなめらかさをイ」与する作用を有し、しか
も天然のタンパク質誘導体であって皮膚に対する刺激性
が少なく、安全性が高いという理由によるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、皮膚用化粧品の研究に携わる者にとって
は、ペプチドの上記特性を損なうことなく、ペプチドに
さらに有用な特性を付与し、それを皮膚用化粧品に配合
することによって、より高品質の皮膚用化粧品を得たい
という要望がある。
また、通常の皮膚用化粧品のみならず、にきび、肌荒れ
、かぶれ、しもやけなどの防止を目的と・したクリーム
、軟膏、乳液などにおいても、抗菌作用を有し、かつ皮
膚への刺激性の少ないものが要望されている。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、そのような事情に鑑み、ペプチドの誘導体を
種々合成し、それらの特性について検討を重ねた結果、
次の一般式(1) %式% (式中、R6、R2、R3のうち少なくとも1つは炭素
数8〜22のアルキル基または炭素数8〜22のアルケ
ニル基で、残りは炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1
〜3のヒドロキシアルキル基またはベンジル基である。
Aは炭素数2〜3のヒドロキシアルキレンまたは炭素数
2〜3のアルキレンで、R4はペプチドを構成する種々
のアミノ酸の側鎖であり、nは1〜50である) で示されるN−第4級アンモニウム誘導ペプチドが、皮
膚の抗菌、防菌、殺菌、消毒作用や、体臭などの刺具、
消臭、防臭作用を有し、かつ皮膚への親和性が良好で、
皮膚に対して潤い、なめらかさを付与する作用を有し、
しかも皮膚に対する刺激性が少なく、また、それ自身で
マイルドな界面活性能を有していて、乳化作用、分散作
用を有するので、これを皮膚用化粧品に配合するときは
、上記N−第4級アンモニウム誘導ペプチドの特性を生
かした高品質の皮膚用化粧品が得られことを見出し、本
発明を完成するにいたった。
上記−形式(1)で示されるN−第4級アンモニラム誘
導ペプチドは、ペプチドと、例えば下記の一般式(II
) 〔式中のR+ 、R2、R3は前記−形式(1)の場合
と同じであり、XはC1、Br、I、N O3、S 0
4/2 、R50S 03(R,、は低級アルキル基を
示す)またはR55o、(R1は前記と同じ)である〕
で示されるグリシジルアンモニウム塩、または下記の一
般式(1111) %式%() (式中のR,、R2、R3およびXは前記−形式(H)
の場合と同じであり、YはC1、Br、Iなどのハロゲ
ン原子を示す) で示される3−ハロゲン−2−ヒドロキシプロピルアン
モニウム塩、または下記の一般式1)%式%) (式中のR,、R2、R+ 、XおよびYは前記−形式
(1)の場合と同しである) で示される3−ハロゲンプロピルアンモニウム塩、また
は下記の一般式(V) R。
R,−NO−CH2−CH2Y −Xe   (V)(
式中のR+ 、Rz 、Ri 、XおよびYは前記−形
式(T[)の場合と同じである) で示される2−ハロゲンエチルアンモニウム塩のいずれ
かを反応させることによって得られる。
上記−形式(I)で示されるN−第4級アンモニウム誘
導ペプチドにおけるペプチドとしては、天然産のタンパ
ク質、例えばコラーゲンまたはその変性物であるゼラチ
ン、ケラチン、絹、カゼイン、あこや貝、からす貝など
の貝類コンキオリン、大豆タンパク、小麦タンパク、卵
白、卵黄などのタンパク、糖、リン酸エステル、脂肪な
どを含む複合タンパクなどを、酸、アルカリ、酵素など
で加水分解することによって得られる。
上記のペプチドは、天然のタンパク質より誘導されるも
のであって、皮膚の構成タンパク質と同様または類似の
化学構造を有していて、そのアミノ基やカルボキシル基
、あるいは各種アミノ酸の側鎖によって、皮膚に対して
親和性を有し、皮膚に潤い、なめらかさを付与する作用
を有している。しかも、天然のタンパク質から誘導され
るものであるため、皮膚に対する刺激性が少なく安全で
ある。
そして、前記の一般式(1)で示されるN−第4級アン
モニウム誘導ペプチドは、上記ペプチドを前記−形式(
It)〜(V)で示されるアンモニウム塩のいずれかと
反応させて第4級化することにより、皮膚への親和性を
さらに高めたものであって、前記したペプチドの作用を
より一層顕著にする。しかも、その第4級化を、窒素(
N)原子に高級アルキル基または高級アルケニル基を導
入した第4級アンモニウム塩で行っているため、低級ア
ルキル基を導入した第4級アンモニウム塩により第4級
化する場合以上に皮膚への親和性が向上し、また上記の
高級アルキル基または高級アルケニル暴による親油性部
分の増加によって保湿力が向上し、皮膚に潤いを付与す
る作用が高まり、かつ親油性部分の増加によって皮膚に
なめらかさを付与する作用がより高くなっている。さら
に、上記高級アルキル基または高級アルケニル基による
親油性部分の増加によって、それ自身で界面活性能を有
していて、カチオン性界面活性剤として作用し、皮膚の
抗菌、防菌、殺菌、消毒作用を有し、かつそれらの抗菌
、防菌、殺菌、消毒作用を有する結果、体臭などの刺具
、消臭、防臭作用を有するようになり、また、それ自身
で乳化作用、分散作用を有している。
したがって、この−形式(I)で示されるN−第4級ア
ンモニウム誘導ペプチドを皮膚用化粧品に配合すると、
皮膚用化粧品が皮膚の抗菌、防菌、殺菌、消毒作用や、
体臭などの刺具、消臭、防臭作用を有するようになり、
また皮膚への親和性が向上して皮膚に潤い、なめらかさ
を付与する作用がより強力になり、また、その乳化作用
、分散作用により皮膚用化粧品の調製が容易になるとと
もに、調製後の保存安定性が向上する。また、安全性が
高いので、口腔や粘膜への応用も可能である。
上記−形式(1)において、そのペプチド部分の側鎖が
R4で示されるアミノ酸としては、たとえば、アラニン
、グリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリ
ン、フェニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニン
、メチオニン、アルギニン、ヒスチジン、リジン、アス
パラギン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸
、シスチン、トリプトファン、ヒドロキシプロリン、ヒ
ドロキシリジン、O−ホスホセリンなどがあげられる。
代表的なペプチドについて、そのアミノ酸組成の一例を
示すと第1表のとおりである。
ただし、通常、タンパク質のアミノ酸分析にあたっては
、アミノ酸分析を行う前に試料の完全加水分解を6N塩
酸を用いて行うので、その完全加水分解によってアスパ
ラギンとグルタミンのアミド結合は加水分解されてそれ
ぞれアスパラギン酸とグルタミン酸となり、0−ホスホ
セリンはセリンになる。そのため、第1表では、アスパ
ラギン、グルタミン、0−ホスホセリンはそれぞれアス
パラギン酸、グルタミン酸、セリンに加算されて表示さ
れており、また、トリプトファンは加水分解によって分
解し消失するため、定量することができず、したがって
第1表に表示されていない。
ペプチドを得るためのタンパク質の加水分解は、酸、ア
ルカリまたは酵素によって行われる。
酸加水分解に際しては、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸、臭
化水素酸などの無機酸、酢酸、ギ(蟻)酸などの有機酸
が用いられる。
アルカリ加水分解に際しては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム、水酸化バリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸リチウムなどが用いられる。
また、酵素による加水分解に際しては、ペプシン、プロ
クターゼA1プロクターゼBなどの酸性タンパク質分解
酵素、パパイン、ブロメライン、サーモライシン、トリ
プシン、プロナーゼ、キモトリプシンなどの中性タンパ
ク質分解酵素などが使用される。また、スブチリシン、
スタフィロコッカスプロテアーゼなどの菌量性の中性タ
ンパク質分解酵素も使用できる。酵素の使用に際しては
、それらの菌量性タンパク質分解酵素を含む菌体、ある
いは酵素または酵素を含む菌体を固定化した咬、粒体な
との状態で使用に供することもできる。
これらコラーゲン、ケラチン、絹、カゼインなどのタン
パク質の加水分解については、例えば、特開昭61−6
9717号公報や特開昭63−105000号公報など
にその詳細が示されている。
上記のような酸、アルカリまたは酵素による加水分解に
よって得られるペプチドとしては、−形式(1)におけ
るnが1〜50(ただし、nの値は平均値であり、この
nが1〜50ということは、ペプチドの平均分子量で約
75〜約8,000に相当する)になるようにされる。
これはnが1未満ではアミノ酸またはペプチド構造部分
による皮膚への親和性がなく、また、nが30を超える
と水溶性が低下して取り扱いにくくなり、また皮膚への
親和性が低下するからである。そして、」二記のnとし
ては、特に3〜25(ペプチドの平均分子量で約250
〜3.800に相当する)が好ましい。
−形式(T)で示されるN−第4級アンモニウム誘導ペ
プチドは、前記のように、ペプチドと一般式(TI )
〜(V)で示されるアンモニウム塩との反応によって得
られる。それらの反応式を示すと次のとおりである。な
お、反応式を示すにあたって、ペプチドは、次の一般式
(Vl)て示す。
H−4N H−CH−C0−)ioH (Vl) ■ ペプチドと一般式(If)で示されるグリシジルア
ンモニウム塩との反応 ■ ン 反応 ペプチドと一般式(I’ll)で示される3−ハロゲ2
−ヒドロキシプロピルアンモニウム塩とのア H バ3 Ii ■ ペプチドと一般式(IV)で示される3ンブロピル
アンモニウム塩トの反応 ハロゲ O Hz Hz CH2−(NH H CO>noe+HX 十HY ■ ペプチドと一般式(V)で示される2−ハロゲンエ
チルアンモニウム塩との反応 R5 上記■、■、■または■で示すペプチドと、船人(II
)で示されるグリシジルアンモニウム塩、−船人(II
I )で示される3−ハロゲン−2−ヒドロキシプロピ
ルアンモニウム塩、−船人(IV)で示される3−ハロ
ゲンプロピルアンモニウム塩または一般式(V)で示さ
れる2−ハロゲンエチルアンモニウム塩との反応は、通
常、ペプチドの水溶液に一般式(It)で示されるグリ
シジルアンモニウム塩、−船人(III)で示される3
−ハロゲン−2−ヒドロキシプロピルアンモニウム塩、
−船人(IV)で示される3−ハロゲンプロピルアンモ
ニウム塩、または−船人(V)で示される2−ハロゲン
エチルアンモニウム塩の溶液を滴下し、水中で両者を接
触させることによって行われる。反応に際して反応系内
のpHを8〜12、特に9〜11に保つことが好ましく
、そのために水酸化すトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウムなどのアルカリ溶液を必要に応して反応液中
に滴下することが行われる。反応時、反応系内のpHを
前記の範囲に維持するのは、ペプチドのアミノ基が一般
式(TI)で示されるグリシジルアンモニウム塩、−船
人(III)で示される3−ハロゲン−2−ヒドロキシ
プロピルアンモニウム塩、−船人(TV)で示される3
−ハロゲンプロピルアンモニウム塩、または−船人(V
)で示される2−ハロゲンエチルアンモニウム塩と反応
するためには、pH8以上のアルカリ側であることが望
ましく、またpHが12を超えるとペプチドや一般式(
肋で示されるグリシジルアンモニウム塩、−船人(I[
l)で示される3−ハロケン−2−ヒドロキシブロビル
アンモニうム塩、−C式(rV)で示される3−ハロゲ
ンプロピルアンモニウム塩、一般式(V)で示される2
−ハロゲンエチルアンモニウム塩などが加水分解を起こ
すからである。反応は常温でも進行するが、温度が高い
ほど反応は速くなる。しかし、pHが高い状態で温度が
高くなると、−船人(II)で示されるグリシジルアン
モニウム塩、−船人(1)で示される3−ハロゲン−2
ヒドロキシプロピルアンモニウム塩、 tilt>式(
IV)で示される3−ハロゲンプロピルアンモニウム塩
、−船人(V)で示される2−ハロゲンエチルアンモニ
ウム塩などの加水分解が促進されるため、高くても80
°C以下にするのが好ましい。−船人(TI)で示され
るグリシジルアンモニウム塩、−i式(I[[)で示さ
れる3−ハロゲン−2−ヒドロキシプロピルアンモニウ
ム塩、−船人(TV)で示される3−ハロゲンプロピル
アンモニウム塩、−船人(V)で示される2−ハロゲン
エチルアンモニウム塩などは結晶で用いてもよいが、水
溶液またはメタノール、エタノール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコールなどのアルコール溶液
、あるいはそれらの混合溶液としたものを滴下するのが
好ましい。ペプチド溶液への一般式(II)で示される
グリシジルアンモニウム塩、−船人(In)で示される
3−ハロゲン−2−ヒドロキシプロピルアンモニウム塩
、−船人(TV)で示される3−ハロゲンプロピルアン
モニウム塩、−船人(V)で示される2ハロゲンエチル
アンモニウム塩などの滴下ハ、15分間〜6時間で終わ
るのが好ましい。
これらの反応においては、反応によってハロゲン化水素
が生成して反応液のp Hが低下するので、アルカリを
反応の開始と同時に滴下し、攪拌して液中のPHを反応
に適するように前記範囲に維持することが必要である。
反応の進行と終了は、アミノ基への反応についてファン
・スレータ(Van 5lyke)法により、反応液中
のペプチドのアミノ態チッ素を測定することによって確
認することができる。反応が終了したのち、反応液は、
適宜濃縮あるいはイオン交換樹脂、ゲル濾過、電気透析
などによって精製した上で、適宜濃縮して、固体あるい
は濃縮液の状態として用いることができる。
上記のように、ペプチドとの反応に使用される一般式(
II)で示されるグリシジルアンモニウム塩、−船人(
II)で示される3−ハロゲン−2−ヒドロキシプロピ
ルアンモニウム塩、−船人(IV)で示される3−ハロ
ゲンプロピルアンモニウム塩、−船人(V )で示され
る2−ハロゲンエチルアンモニウム塩について、その具
体例を示すと次のとおりである。
一般式(It)で示されるグリシジルアンモニウム塩と
しては、グリシジルジウリルメチルアンモニウムクロラ
イド、グリシジルミリメチルジメチルアンモニウムクロ
ライド、グリシジルセチルジメチルアンモニウムクロラ
イド、グリシジルステアリルジメチルアンモニウムクロ
ライド、グリシジルラウリルジメチルアンモニウムブロ
マイド、グリシジルミリスチルジメチルアンモニウムブ
ロマイド、グリシジルセチルジメチルアンモニウムブロ
マイド、グリシジルステアリルジメチルアンモニウムブ
ロマイド、グリシジルデシルジメチルアンモニウムクロ
ライド、グリシジルエイコシルジメチルアンモニウムク
ロライド、グリシジルデシルジメチルアンモニウムブロ
マイド、グリシジルエイコシルジメチルアンモニウムブ
ロマイド、グリシジルラウリルジヘンジルアンモニウム
クロライド、グリシジルセチルジヘンジルアンモニウム
クロライド、グリシジルステアリルジヘンジルアンモニ
ウムクロライド、グリシジルラウリルジェタノールアン
モニウムクロライド、グリシジルセチルジェタノールア
ンモニウムクロライド、グリシジルステアリルジェタノ
ールアンモニウムクロライド、グリシジルジラウリルメ
チルアンモニウムクロライド、グリシジルセチルジチル
アンモニウムクロライド、グリシジルジステアリルメチ
ルアンモニウムクロライド、グリシジルジラウリルエタ
ノールアンモニウムクロライド、グリシジルセチルジタ
ノールアンモニウムクロライド、グリシジルジステアリ
ルエタノールアンモニウムクロライドなどが用いられる
一般式(I[)で示される3−ハロゲン−2−ヒドロキ
シプロピルアンモニウム塩としては、ラウリル(3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピル)ジメチルアンモニウム
クロライド、ミリスチル(3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピル)ジメチルアンモニウムクロライド、セチル(
3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)ジメチルアンモ
ニウムクロライド、ステアリル(3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロピル)ジメチルアンモニウムクロライド、デ
シル(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)ジメチル
アンモニウムクロライド、エイコシル(3−クロロ2−
ヒドロキシプロピル)ジメチルアンモニウムクロライド
、ラウリル(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)ジ
メチルアンモニウムブロマイド、ミリスチル(3−クロ
ロ−2−ヒドロキシプロピル)ジメチルアンモニウムブ
ロマイド、セチル(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ル)ジメチルアンモニウムブロマイド、ステアリル(3
−クロロ−2ヒドロキシプロピル)ジメチルアンモニウ
ムブロマイド、ラウリル(3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピル)ジベンジルアンモニウムクロライド、ミリス
チル(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)ジベンジ
ルアンモニウムクロライド、セチル(3クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピル)ジベンジルアンモニウムクロライド
、ステアリル(3−クロロ2−ヒドロキシプロピル)ジ
ベンジルアンモニウムクロライド、ラウリル(3−クロ
ロ−2−ヒドロキシプロピル)ジェタノールアンモニウ
ムクロライド、ミリスチル(3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピル)ジェタノールアンモニウムクロライド、セ
チル(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)ジェタノ
ールアンモニウムクロライド、ステアリル(3−クロロ
−2−ヒドロキシプロピル)ジェタノールアンモニウム
クロライド、ジラウリル(3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピル)メチルアンモニウムクロライド、ジミリスチ
月べ3−クロロ−2ヒドロキシプロピル)メチルアンモ
ニウムクロライド、ジセチル(3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピル)メチルアンモニウムクロライド、ジステ
アリル(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)メチル
アンモニウムクロライド、ラウリル(3−ブロモ2−ヒ
ドロキシプロピル)ジメチルアンモニラムクロライド、
ミリスチル(3−ブロモ−2−ヒドロキシプロピル)ジ
メチルアンモニウムクロライド、セチル(3−ブロモ−
2−ヒドロキシプロピル)ジメチルアンモニウムクロラ
イド、ステアリル(3プロモー2−ヒドロキシプロピル
)ジメチルアンモニウムクロライドなどが用いられる。
−船人(TV)で示される3−ハロゲンプロピルアンモ
ニウム塩としては、ラウリル(3−クロロプロピル)ジ
メチルアンモニウムクロライド、ミリスチル(3−クロ
ロプロピル)ジメチルアンモニウムクロライド、セチル
(3−クロロプロピル)ジメチルアンモニウムクロライ
ド、ステアリル(3−クロロプロピル)ジメチルアンモ
ニウムクロライド、デシル(3−クロロプロピル)ジメ
チルアンモニウムクロライド、エイコシル(3−クロロ
プロピル)ジメチルアンモニウムクロライド、ラウリル
(3クロロプロピル)ジメチルアンモニウムブロマイド
、ミリスチル(3−クロロプロピル)ジメチルアンモニ
ウムブロマイド、セチル(3−クロロプロピル)ジメチ
ルアンモニウムブロマイド、ステアリル(3−クロロプ
ロピル)ジメチルアンモニウムブロマイド、ラウリル(
3−クロロプロピル)ジベンジルアンモニウムクロライ
ド、ミリスチル(3−クロロプロピル)ジベンジルアン
モニウムクロライド、セチル(3−クロロプロピル)ジ
ベンジルアンモニウムクロライド、ステアリル(3−ク
ロロプロピル)ジベンジルアンモニウムクロライド、ラ
ウリル(3〜クロロプロピル)ジェタノールアンモニウ
ムクロライド、ミリスチル(3−クロロプロピル)ジェ
タノールアンモニウムクロライド、セチル(3クロロプ
ロピル)ジェタノールアンモニウムクロライド、ステア
リル(3−クロロプロピル)ジェタノールアンモニウム
クロライド、ジラウリル(3クロロプロピル)メチルア
ンモニウムクロライド、シミリスチル(3−クロロプロ
ピル)メチルアンモニウムクロライド、ジセチル(3−
クロロプロピル)メチルアンモニウムクロライド、ジス
テアリル(3−クロロプロピル)メチルアンモニウムク
ロライド、ラウリル(3−ブロモプロピル)ジメチルア
ンモニウムクロライド、ミリスチル(3−ブロモプロピ
ル)ジメチルアンモニウムクロライド、セチル(3−ブ
ロモプロピル)ジメチルアンモニウムクロライF、ステ
アリル(3−ブロモプロピル)ジメチルアンモニウムク
ロライドなどが用いられる。
また、−船人(V)で示される2−ハロゲンエチルアン
モニウム塩としては、ラウリル(2−クロロエチル)ジ
メチルアンモニウムクロライド、ミリスチル(2−クロ
ロエチル)ジメチルアンモニウムクロライド、セチル(
2−クロロエチル)ジメチルアンモニウムクロライド、
ステアリル(2−クロロエチル)ジメチルアンモニウム
クロライド、デシル(2−クロロエチル)ジメチルアン
モニウムクロライド、エイコシル(2−クロロエチル)
ジメチルアンモニウムクロライド、ラウリル(2−クロ
ロエチル)ジメチルアンモニウムブロマイド、ミリスチ
ル(2−クロロエチル)ジメチルアンモニウムブロマイ
ド、セチル(2−クロロエチル)ジメチルアンモニウム
ブロマイド、ステアリル(2−クロロエチル)ジメチル
アンモニウムブロマイド、ラウリル(2−クロロエチル
)ジヘンジルアンモニウムクロライド、ミリスチル(2
−クロロエチル)ジヘンジルアンモニウムクロライド、
セチル(2−クロロエチル)ジヘンジルアンモニウムク
ロライド、ステアリル(2−り四ロエチル)ジヘンジル
アンモニウムクロライド、ラウリル(2−クロロエチル
)ジェタノールアンモニウムクロライド、ミリスチル(
2−クロロエチル)ジェタノールアンモニウムクロライ
ド、セチル(2−クロロエチル)ジェタノールアンモニ
ウムクロライド、ステアリル(2−クロロエチル)ジェ
タノールアンモニウムクロライド、ジラウリル(2−ク
ロロエチル)メチルアンモニ・ラムクロライド、シミリ
スチル(2−クロロエチル)メチルアンモニウムクロラ
イド、ジセヂル(2−クロロエチル)メチルアンモニウ
ムクロライド、ジステアリル(2−クロロエチル)メチ
ルアンモニウムクロライド、ラウリル(2−フロモエチ
ル)ジメチルアンモニうムクロライト、ミリスチル(2
−ブロモエチル)ジメチルアンモニウムクロライド、セ
チル(2−ブロモエチル)ジメチルアンモニウムクロラ
イド、ステアリル(2−ブロモエチル)ジメチルアンモ
ニウムクロライドなどが用いられる。
−船人(1)におけるR1、R2、R3は、上記−船人
(II)で示されるグリシジルアンモニウム塩、−船人
(I[[)で示される3−ハロゲン−2−ヒドロキシプ
ロピルアンモニウム塩、−船人(IV)で示すれる3−
ハロゲンプロピルアンモニウム塩、または−船人(V)
で示される2−ハロゲンエチルアンモニウム塩に由来す
るものであるが、本発明において、これらR1−R3の
うち少なくとも1つが炭素数8〜22のアルキル基また
は炭素数8〜22のアルケニル基であることを必要とす
るのは、皮膚への親和性が強く、かつ界面活性剤を有し
ていて、皮膚の抗菌、防菌、殺菌、消毒作用や、体臭な
どの刺具、消臭、防臭作用を有するN−第4級アンモニ
ウム誘導ペプチドを得るためであり、R,〜R3のいず
れもが炭素数8未満のものであると、皮膚への親和性が
充分に高くならず、また界面活性能が付与されにくく、
したがって、皮膚の抗菌、防菌、殺菌、消毒作用や、体
臭などの刺具、消臭、防臭作用を持つことができなくな
り、一方、アルキル基またはアルケニル基の炭素数が2
2を超えるようになると、油性が強すぎてあつかいにく
くなり、皮膚用化粧品に配合して使用したときに使用後
の皮膚がベタツクようになるからである。
上記−船人(1)で示されるN−第4級アンモニウム誘
導ペプチドは、従来の皮膚用化粧品の配合剤に代えて、
あるいは従来の皮膚用化粧品の配合剤と併用して、各種
皮膚用化粧品に配合される。
上記−船人(1)で示されるN−第4級アンモニウム誘
導ペプチドが配合される皮膚用化粧品としては、たとえ
ば、ボディーシャンプー、洗顔剤、ボディーローション
、バニシングクリーム、ハンドクリーム、洗顔クリーム
、フェイスバック、せっけん(石鹸)、逆性せっけん、
スキンローション、フェイスローション、制汗防臭剤(
液状ロールオン型、スティック型、エアゾール型、パウ
ダー状) 、アフターシェーブローション、アフターシ
ェーブゲル、アフターシェーブ乳液、アフターシェーブ
クリーム、顔、手足、全身用の乳液、顔、手足、全身用
のゲル、プレシェーブローション、プレシェーブゲル、
プレシェーブ乳液、プレシェーブクリーム、シェービン
グクリーム、シェビングフォーム、ヘビー用ボディーシ
ャンプーヘビーソープ、ヘビー用ローション、ベビー用
乳液、ベビー用ゲル、ベビー用クリーム、アクネ用、肌
荒れ防止用、かぶれ防止用の洗顔剤、パック、軟こう、
クリーム、乳液、ローション、クリム、ゲル、しもやけ
防止用の軟膏、クリーム、低刺激性敏感肌用の種々の化
粧品、病院・ホテル・飲食店用のせっけんまたはせっi
Jん液、フントスプレー、ベットシャンプー、そのほか
メーキャップ製品、日焼は止め製品など、種々の皮膚用
化粧品に応用できる。なお、本発明は、−船人(T)で
示されるN−第4級アンモニウム誘導ペプチドの有する
抗菌作用などを利用して、通常の皮膚用化粧品のみなら
ず、上記例示の制汗防臭剤など、通常には医薬部外品の
皮膚用外用剤に分類されるようなものにも適用すること
ができ、本発明の皮膚用化粧品には、そのような通常医
薬部外品の皮膚用外用剤に分類されるようなものも含ま
れる。
そして、その配合量としては皮膚用化粧品中、−1id
式(1)で示されるN−第4級アンモニウム誘導ペプチ
ドが純分換算で0.1〜20%(重量%、以下同様)程
度になるようにするのが好ましい。
また、上記皮膚用化粧品に、−船人(1)で示されるN
−第4級アンモニウム誘導ペプチドと併用して配合でき
る成分としては、例えば、ラウリル硫酸アンモニウム、
ラウリル硫酸エタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸トリエタノールアミンなどのアルキル
硫酸塩、ポリオキシエチレン(2EO) ラウリル−チ
ル硫酸トリエタノールアミン(なお、EOはエチレンオ
キサイドで、EOの前の数値はエチレンオキサイドの付
加モル数を示す)、ポリオキシエチレン(3EO)アル
キル(炭素数11〜15のいずれがまたは2種以上の混
合物)エーテル硫酸す1〜リウムなどのポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、ラウリルヘンゼンスルボ
ン酸すトリウム、ラウリルヘンゼンスルボン酸トリエタ
ノールアミンなどのアルキルベンゼンスルホン酸塩、ポ
リオキシエチレン(3EO))リゾシルエーテル酢酸ナ
トリウムなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル酢
酸塩、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ラウロイル
ザルコシントリエタノールアミン、ラウロイルメチル−
β−アラニンナトリウム、ラウロイル−し−グルタミン
酸ナトリウム、ラウロイルし一グルタミン酸トリエタノ
ールアミン、ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸ナトリウ
ム、ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸トリエタノールア
ミン、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウロ
イルメチルタウリンナトリウムなどのN−アシルアミノ
酸塩、エーテル硫酸アルカンスルホン酸ナトリウム、硬
化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム、ランデシレ
ノイルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウム、オク
チルフェノキシジェトキシエチルスルホン酸ナトリウム
、オレイン酸アミドスルホコハク酸二ナトリウム、スル
ホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸うウ
リルニナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル(炭素
数12〜15)エーテルリン酸(8〜l0EO)ポリオ
キシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンセチルエーテルリン酸すトリウム、ポリ
オキシエチレンスルホコハク酸うウリルニナトリウム、
ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム
、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、テトラデセンスルホ
ン酸すトリウムなどのアニオン性界面活性剤、塩化ジス
テアリルジメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシェチ
レンオレイルメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメ
チルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチル
アンモニウム、塩化セチルトリメデルアンモニウム、塩
化l−リ (ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニ
ウム、塩化ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモ
ニウム、塩化ミリスチルジメチルヘンシルアンモニウム
、塩化ラウリルトリメチルアンモニウムなどのカチオン
性界面活性剤、2−アルキル−N−カルボキシメチルN
−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムヘタイン、ウンデ
シルヒドロキシエチルイミダゾリウムヘタインナトリウ
ム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキ
シメチルイミダゾリニウムヘタイン、ステアリルジヒド
ロキシエチルヘタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸
ヘタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミ
ドプロピルヘタイン、ヤシ油アルキルN−カルボキシエ
チル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムヘタイン
ナトリウム、ヤシ油アルキルN−カルボキシエトキシエ
チル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリ
ウムヒドロキシド、ヤシ油アルキルN−カルポギシメト
キシエチルーN−カルボキシメチルイミダゾリニウムジ
ナトリウムラウリル硫酸、N−ヤシ油脂肪酸アシルし一
アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩など
の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキル(炭素
数12〜14)エーテル(7EO)、ポリオキエチレン
オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイン酸グリセリル
、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンセチルス
テアリルジエーテル、ポリオキシエチレンソルビトール
・ラノリン(40EO) 、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロビレンデシルテI・ラブシルエーテル、ポリオキシ
エチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコ
ール、ポリオキシエチレンステアリルエーテルなどのノ
ニオン性界面活性剤、カチオン化セルロース、カチオン
化ヒドロキシエチルセルロース、ポリ (塩化ジアリル
ジメチルアンモニウム)、ポリビニルピリジン、ポリエ
チレンイミンなどのカチオン性ポリマー、両性ポリマ、
アニオン性ポリマーなどの合成ポリマー、イソステアリ
ン酸ジェタノールアミド、ウンデシレン酸モノエタノー
ルアミド、オレイン酸ジェタノールアミド、牛脂肪酸モ
ノエタノールアミド、硬化牛脂肪酸ジェタノールアミド
、ステアリン酸ジェタノールアミド、ステアリン酸ジエ
チルアミノエチルアミド、ステアリン酸モノエタノール
アミド、ミリスチン酸ジェタノールアミド、ヤシ油脂肪
酸エタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド
、ラウリン酸イソプロパツールアミド、ラウリン酸エタ
ノールアミド、ラウリン酸ジェタノールアミド、ラノリ
ン脂肪酸ジェタノールアミドなどの増粘剤、ワックス、
パラフィン、脂肪酸エステル、グリセライド、動植物油
などの油脂類、動植物抽出物、ポリサッカライドまたは
その誘導体、鎖状または環状メチルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン
ポリエチレングリコール共重合体、ジメチルポリシロキ
サンポリプロピレン共重合体、アミノ変性シリコンオイ
ル、第4級アンモニウム変性シリコンオイルなどのシリ
コンオイル、プロピレングリコール、1.3−ブチレン
グリコール、エチレングリコール、グリセリン、ポリエ
チレングリコールなどの湿潤剤、エタノール、メタノー
ル、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなど
の低級アルコール類、L−アスパラギン酸、I。
アスパラギン酸ナトリウム、DL−アラニン、L−アル
ギニン、グリシン、L−グルタミン酸、L−システィン
、L−スレオニンなどのアミノ酸などを挙げることがで
きる。
〔実施例〕
つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する
。なお、実施例に先立ち、実施例で使用するN−第4級
アンモニウム誘導ペプチドの製造例を参考例として示す
参考例1 コラーゲンペプチド(n(−船人(1)におけるn、)
=3)の30%水溶液500gを攪拌下で加温して40
“Cに保ち、その中にグリシジルラウリルジメチルアン
モニウムクロライドの50%溶液〔水−イソプロピルア
ルコール(1:1)溶液3290gを1時間で滴下した
。この間、反応液のpHを20%水酸化ナトリウム水溶
液を用いてpH9,5に保った。40°Cで3時間攪拌
したのち、40“Cに保ったまま24時間静置して反応
を終了した。反応液をpH7に中和し、電気透析によっ
て脱塩したのち、減圧濃縮し、N−第4級アンモニウム
iff ’!ペプヂドとしてのN(3−ラウリルジメチ
ルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペ
プチドの30%水溶液を得た。
得られた反応生成物がN−(3−ラウリルジメチルアン
モニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチド
であることは、以下のようにして確認した。
(1)反応前のコラーゲンペプチドのアミノ態チッ素の
総量と反応生成物のアミノ態チッ素の総量をファンスレ
ーク法(Van 5lyke)によって測定したところ
、反応前のコラーゲンペプチドのアミノ態チッ素の総量
は484ミリモルで、反応生成物のアミノ態チッ素の総
量は48ミリモルであり、反応によってアミノ態チッ素
が減少していた。このアミノ態チッ素の減少は、コラー
ゲンペプチド中のアミノ基がグリシジルラウリルジメチ
ルアンモニウムクロライドと反応したことを示しており
、そのアミノ態チッ素の減少量から、コラーゲンペプチ
ドのアミノ態チッ素の90%が反応していることがわか
る。
(2)以下の条件でゲル濾過を行い、反応前のコラーゲ
ンペプチドと反応後の生成物の平均分子量を測定した。
反応前の平均分子量 490 反応後の平均分子量 820 測定条件: カラム: T S K get G3000P Wxt
直径7.8mmX長さ30cm 溶 媒: 0.05%トリフロロ酢酸、48%アセトニ
トリル−水 流速:0.3mj2/分 検 出:紫外吸光度検出器(波長210nm)標準物質
:アプロチニン(M W6500)α−MSH(MW1
665) ブラジキニン(MW1060) グルタチオン(MW307) 上記のような分子量増加は、コラーゲンペプチドが反応
したときのグリシジルラウリルジメチルアンモニウム部
の導入による分子量増加によるものと考えられ、この分
子量増加とアミノ態チッ素=38 量の減少から、コラーゲンペプチドとグリシジルラウリ
ルジメチルアンモニウムクロライドとが反応して、反応
生成物としてN −(3−ラウリルジメチルアンモニオ
−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドが生成
していることがわかる。
参考例2 参考例1におけるコラーゲンペプチド水溶液に代えてケ
ラチンペプチド(n=10)の25%水溶液を用い、グ
リシジルラウリルジメチルアンモニウムクロライド溶液
に代えてグリシジルステアリルジメチルアンモニウムク
ロライドの50%溶液〔水イソプロピルアルコール(1
:1)溶液)81gを用いたほかは参考例1と同様に反
応し、同様の操作を経て、N−第4級アンモニウム誘導
ペプチドとしてのN−(3−ステアリルジメチルアンモ
ニ第2−ヒドロキシプロピル)ケラチンペプチドの25
%水溶液を得た。
反応に供したケラチンペプチドのアミノ態チッ素の総量
は102ミリモルであり、反応生成物のアミノ態チッ素
の総量は12ミリモルで、ケラチンペプチドのアミノ態
チッ素の86%が反応していた。
また、参考例1と同条件下でゲル濾過法により反応前の
ケラチンペプチドと反応生成物の平均分子量を測定した
ところ、反応前のケラチンペプチドの平均分子量は2,
200で、反応生成物の平均分子量は2,800であり
、この分子量増加と上記アミノ態チッ素の減少とから、
反応生成物がN −(3ステアリルジメチルアンモニオ
−2−ヒドロキシプロピル)ケラチンペプチドであるこ
とが確認された。
参考例3 参考例1におけるコラーゲンペプチド水溶液に代えてカ
ゼインペプチド(n−7)の30%水溶液500gを用
い、グリシジルラウリルジメチルアンモニウムクロライ
ド溶液に代えてグリシジルヤシ油アルキルジメチルアン
モニウムクロライドの50%溶液〔水−イソプロビルア
ルコール(1:1)?&’液) 165gを用いたほか
は、参考例1と同様に反応し、同様の操作を経て、N−
第4級アンモニウムSff KペプチドとしてのN −
(3−ヤシ油アルギルジメヂルアンモニオ−2−ヒドロ
キシプロピル)カゼインペプチドの30%溶液を得た。
なお、使用されたグリシジルヤシ油アルキルジメチルア
ンモニウムクロライドのヤシ油アルキルは、炭素数8〜
18のアルキルの混合物で、一部炭素数1′i3のアル
ケニルを含んでいる。
反応に供したカゼインペプチドのアミノ態チッ素の総量
は185ミリモルであり、反応生成物のアミノ態チッ素
の総量は15ミリモルであって、カゼインペプチドのア
ミノ態チン素の92%が反応していた。
また、参考例1と同条件下でゲル濾過法により反応前の
ケラチンペプチドと反応生成物の平均分子量を測定した
ところ、反応前のカゼインペプチドの平均分子量は1 
、600で、反応生成物の平均分子量は2.100であ
り、この分子量増加と上記のアミノ態チッ素の減少とか
ら、反応生成物がN−(3ヤシ油アルキルジメチルアン
モニオ−2−ヒドロキシプロピル)カゼインペプチドで
あることが確認された。
参考例4 参考例1におけるコラーゲンペプチド水溶液に代えてシ
ルクペブチF(n=2)の10%水)8液500gを用
い、グリシジルラウリルジメチルアンモニウムクロライ
ド溶液に代えてグリシジル牛脂アルキルジメチルアンモ
ニウムの50%溶液〔水−イソプロピルアルコール(]
:111S液)220gを用いたほかは、参考例1と同
様に反応し、同様の操作を経て、N−第4級アンモニウ
ム誘導ペプチドとしてのN(3−牛脂アルキルジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチド
の20%水溶液を得た。
反応に供したシルクペプチドのアミノ態チッ素の総量は
281ミリモルであり、反応生成物のアミノ態チッ素の
総量は11ミリモルであって、シルクペプチドのアミノ
態チッ素の96%が反応していた。
また、参考例1と同条件下でゲル濾過法により反応前の
シルクペプチドと反応生成物の平均分子量を測定したと
ころ、反応前のシルクペプチドの平均分子量は390で
、反応生成物の平均分子量は800であり、この分子量
増加と上記のアミノ態チッ素の減少とから、反応生成物
がN −(3−牛脂アルキルジメチルアンモニオ−2−
ヒドロキシプロピル)シルクペプチドであることが確認
された。
なお、使用されたグリシジル牛脂アルキルジメチルアン
モニウムの牛脂アルキルは、炭素数12〜18のアルキ
ルの混合物で一部アルケニルを含んでいる。
参考例5 参考例1とは別のコラーゲンペプチド(n−30)の3
0%水溶液500 gを用い、グリシジルラウリルジメ
チルアンモニウムクロライド溶液に代えてグリシジルス
テアリルジメチルアンモニウムクロライドの50%’t
td&c水−イソプロビルアルコール(1:1)溶液〕
36gを用いたほかは、参考例1と同様に反応し、同様
の操作を経て、N−第4級アンモニウム誘導ペプチドと
してのN−(3−ステアリルジメチルアンモニオ−2−
ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドの25%水溶
液を得た。
反応・に供したコラーゲンペプチドのアミノ態チッ素の
総量は48ミリモルであり、反応生成物のアミノ態チッ
素の総量は8ミリモルであって、コラゲンベプチドのア
ミノ態チッ素の84%が反応していた。
また、参考例1と同条件下でゲル濾過法により反応前の
コラーゲンペプチドと反応生成物の平均分子量を測定し
たところ、コラーゲンペプチドの平均分子量は9,80
0で、反応生成物の平均分子量は11 、000であり
、この分子量増加と上記のアミノ態チッ素の減少とから
、反応生成物がN=(3−ステアリルジメチルアンモニ
オ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドであ
ることが確認された。
つぎに、上記参考例1〜5で得られたN−第4級アンモ
ニウム誘導ペプチドの黄色ブドウ状球菌(Staphy
lococcus  aureus)、枯草菌(Bac
illus  5ubtiluS)および大腸菌(Es
chcrichia  coli)に対する抗菌作用を
阻止帯形成測定法によっ”(調べた結果を示す。
試験方法: 滅菌したSCD寒天培地(トリプトソーヤ寒天培地)を
、直径90mmのシャーレに約20dずつ分注して凝固
させる。この培地に菌数的]、057m、i!に調整し
た培養液0.05mAを接種して均等に塗布する。
直径8mmの濾紙に一定濃度の検体溶液を必要充分量吸
わせ、この濾紙を滅菌シャーレ内の培地の上に置き、3
7°CT:18時間培養する。検体溶液の濃度(つまり
、参考例1〜5のN−第4級アンモニウム誘導ペプチド
の溶液の濃度)は1.0重量%と0.5重量%で実施し
た。
評価は、培養後形成した阻止帯径を測定し、下記の式に
より、阻止帯の大きさを求めることにより行う。
参4例1〜5のN−第4級アンモニウム誘導ペプチドの
抗菌力試験結果を第2表に示す。なお、未反応のペプチ
ドは阻止帯をまったくつくらない。
W−阻止帯の大きさ(mm) T−濾紙を含む阻止帯の直径(+nm)D−濾紙の直径
(n+m) 試験結果: 第2表に示すように、参考例1〜5のN−第4級アンモ
ニウム誘導ペプチドは、菌の種類や濃度によって若干界
なるが、特定の場合を除いて阻止帯を形成し、抗菌作用
を有していた。
つぎに、本発明の実施例について説明する。
実施例1 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを
配合した下記組成のボディーシャンプーを調製した。な
お、各物質名の後にカンフ(括弧)内に成分濃度を付記
していないものは、純分換算した配合量である。また、
各成分の配合量はいずれも重量%によるものである。そ
して、これらは以下の各実施例においても同様である。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ  7.5チルアン
モニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)加水分解コラー
ゲンヤシ油脂肪酸環  10.0合物トリエタノールア
ミン塩(30% )(酸相化成社製ブロモイスECT) 2−アルキル−カルボキシメチル−20,ON−ヒドロ
キシエチルイミダゾリニ ウムヘタイン(40%) ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリ  15.0ウム 加水分解ケラチン(25%)(酸相化  1.0成社製
ブロモイスWK) ラウリン酸ジェタノールアミド     4.0ステア
リン酸ジエチルアミノエチル  2.0アミド ジオレイン酸ポリオキシエチレング  1.5リコール
1000 モノステアリン酸エチレングリコ−0,5ル パラオキシ安息香酸エステル・フエ  0.3ツキジ工
タノール混合物(酸相化成 社製セイセプト) EDTA−2Na            O,1香料
       適量 滅菌イオン交換水     計100.0にするまた、
上記参考例1のN−(3−ラウリルジメチルアンモニオ
−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを配合
せず、そのふん滅菌イオン水を増量したほかは、実施例
1と同組成のボディーシャンプーを調製し、これを比較
例1とした。
この実施例1および比較例1のボディーシャンプーを男
性10人および女性10人の計20人のパネラ−に、全
身を左右にふり分け、20人中10人には右側に実施例
1のボディーシャンプーを使用させ、左側には比較例1
のボディーシャンプーを使用させ、残り10人には右側
に比較例1のボディーシャンプーを使用させ、左側に実
施例1のボディーシャンプーを使用させ、特に脇の下、
足の裏は必ず上記それぞれのボディーシャンプーで洗わ
せ、その後は軽度のスポーツを含む日常生活を行い、6
時間後に各パネラ−に、実施例1のボディーシャンプー
が比較例1のボディーシャンプーに比較して、どの程度
、体臭の刺具効果があるがを、下記の評価基準により評
価させた。各パネラ−の評価結果を第3表に示す。
の   六  の云・ かなり有効 有効 わずかに有効 効果なし 第    3 表 第3表に示す各パネラ−の評価結果の評価値の平均値は
2.15であり、実施例1のボディーシャンプーが比較
例1のボディーシャンプーに比べて、体臭の刺具効果が
あることが明らかにされた。
また、上記体臭の刺具効果の評価とともに使用感につい
て評価させた結果を第4表に示す。評価方法は、皮膚の
なめらかさ、潤いについて、実施例1のボディーシャン
プーが比較例1のボディシャンプーに比べて、どの程度
優れているかを評価させたもので、その評価基準は次の
通りであり、第4表の評価結果は20人のパネラ−の平
均値である。
訣囲4瓜1配【準 かなり良い    3 良い        2 わずかに良い   1 わからない    O 第 表 第4表に示すように、実施例1のボディーシャンプーは
、評価値が約2で、比較例1のボディーシャンプーに比
べて、使用感が優れていた。
実施例2 参考例2で得られたN−(3−ステアリルジメチルアン
モニオ−2−ヒドロキシプロピル)ケラチンペプチドを
配合した下記組成のボディーシャンプーを調製した。
参考例2のN−(3−ステアリン酸  6.0ノチルア
ンモニオー2−ヒドロキシ プロピル)ケラチンペプチド(25%)加水分解コラー
ゲンヤシ油脂肪酸縮  40.0合物カリウム塩(30
%)(酸相化成 社製ブロモイスECP−C) ヤシ油アルキルアミドプロピル酢酸  10.0へタイ
ン(40%) N−ラウロイル−し−グルタミン酸  4.0ナトリウ
ム ラウリン酸ジェタノールアミド     3.0ポリエ
チレングリコール4000     3.0ジオレイン
酸ポリオキシエチレング  1.5リコール1000 ステアリン酸             0.313−
ブチレングリコール     5.0ステアリン酸モノ
エタノールアミド  048EDTA−2Na    
        O,1パラオキシ安息香酸エステル・
フエ  0.2ツキジ工タノール混合物(酸相化成 社製セイセプト) 香料       通量 滅菌イオン交換水     計100.0とするまた、
上記参考例2のN−(3−ステアリルジメチルアンモニ
オ−2−ヒドロキシプロピル)ケラチンペプチドに代え
て、参考例2において上記N−(3−ステアリルジメチ
ルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)ケラチンペプチ
ドの製造に使用したケラチンペプチド(n=10)を同
量配合したほかは、実施例2と同組成のボディーシャン
プーを調製し、これを比較例2とした。
この実施例2および比較例2のボディーシャンプーにつ
いて、実施例1の場合と同様の方法により体臭の刺具効
果を評価させたところ、実施例2のボディーシャンプー
は、比較例2のボディーシャンプーに比べて評価値が高
く、体臭の刺具効果を有していた。また、使用感につい
ても、実施例1の場合と同様の方法によって評価させた
ところ、皮膚のなめらかさ、皮膚の潤いとも、実施例2
のボディーシャンプーは、評価値が高く、使用感が優れ
ていた。
実施例3 参考例3で得られたN−(3−ヤシ油アルキルジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)カゼインペプチ
ドを配合した下記組成のボディーシャンプー(バブルバ
ス)を調製した。
参考例3のN−(3−ヤシ油脂肪酸  3.0ジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキ シプロピル)カゼインペプチド(3゜ %) 加水分解コラーゲンラウリン酸縮合  20.0物カリ
ウム塩(30%)(成用化成社 製ブロモイスE L P ) 加水分解シルク(6%)(成用化成  2.5社製シル
クー1000) ラウリル硫酸アンモニウム(30%)   30.0ポ
リオキシエチレンアルキルエーテ  35.0ルスルボ
コハク酸ナトリウム(40% )(ライオン社製リオノールMSC) 香料       適量 EDTA−2Na      O,1 滅菌イオン交換水     計100.0とするまた、
上記参考例1のN−(3−ラウリルジメチルアンモニオ
−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドに代え
て、参考例1において上記N〜(3−ラウリルジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプ
チドの製造に使用したコラーゲンペプチド(n=3)を
同量配合したほかは、実施例3と同組成のボディーシャ
ンプーを調製し、これを比較例3とした。
この実施例3および比較例3のボディーシャンプーにつ
いて、実施例1の場合と同様の方法により体臭の刺具効
果を評価させたところ、実施例3のボディーシャンプー
は、比較例3のボディーシャンプーに比べて評価値が高
く、体臭の刺具効果を有していた。また、使用感につい
ても、実施例1の場合と同様の方法によって評価させた
ところ、皮膚のなめらかさ、皮膚の潤いとも、実施例3
のボディーシャンプーは評価値が高く、使用感が優れて
いた。
実施例4 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを
配合した下記組成のヘビー用ボディーシャンプーを調製
した。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ   9.0チルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)加水分解コラー
ゲンヤシ油脂肪酸槽  3.0合物カリウム塩(30%
)(成用化成 社製ブロモイスECP) ラウリルポリオキシエチレンスルホ  3.0コハク酸
2ナトリウム(30%) 2−ラウリル−N−力ルポキシエチ  18.0ルーN
−ヒドロキシエチルイミタツ リニウムヘタイン(30%) ミリスチン酸             1.5水酸化
ナトリウム          0.25メチルバラヘ
ン            0.2プロピルバラヘン 
         0,02EDTA−2Na    
        O,1滅菌イオン交換水     計
100.0とするまた、」二記参考例1のN−(3−ラ
ウリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)
コラーゲンベプチを配合せず、そのふん両性界面活性剤
である2−ラウリル−N−カルボキシエチルN−ヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムヘタイン(30%)を増量
したほかは、実施例4と同組成のヘビー用ボディーシャ
ンプーを調製し、これを比較例4とした。
上記実施例4および比較例4のヘビー用ボディーシャン
プーの使用感を比較するために、成人の女性パネラ−に
使用させたところ、実施例4のヘビー用ボディーシャン
プーは、比較例4のヘビ用ボディーシャンプーに比べて
、刺激性が少なかった。ただし、洗浄効果は、実施例4
のヘビー用ボディーシャンプー、比較例4のベビー用ボ
ディーシャンプーとも、同等であった。また、実施例1
のヘビー用ボディーシャンプーの場合には、参考例1の
N−(3−ラウリルジメチルアンモニ第2−ヒドロキシ
プロピル)コラーゲンペプチドが抗菌作用を有すること
から、細菌に基づく皮膚の炎症などを防止する作用が期
待できる。
実施例5 参考例4で得られたN−(3−牛脂アルキルジメチルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチドを
配合した下記組成の洗顔剤を調製した。
N−(3−牛脂アルキルジメチルア  6.7ンモニオ
ー2−ヒドロキシプロピル )シルクペプチド(20%) 加水分解コラーゲンヤシ油脂肪酸槽  30.0合物カ
リウム塩(30%)(酸相化成 社製ブロモイスECP−C) 加水分解カゼイン(30%)(酸相化  5.5成社製
ブロモイスミルク) ミリスチン酸             3.0ステア
リン酸             3.0イソステアリ
ン酸           1.0グリセリン    
        3.013−ブチレングリコール  
   5.0モノステアリン酸ポリオキシエチレ  2
.5ングリコール(140) ポリオキシエチレン(120)メチル   0.5グル
コシFジオレート パラオキシ安息香酸ブチル      0.12−アミ
ノ−2−メチルプロパノ−3,5ル 滅菌イオン交換水     計100.0とするまた、
上記参考例4のN−(3−牛脂アルキルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチドに代え
て、参考例4において上記N−(3−牛脂アルキルジメ
チルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)シルクペプチ
ドの製造に使用したシルクペプチド(n=2)を同量配
合したほかは、実施例5と同組成の洗顔剤を調製して、
これを比較例5とした。
この実施例5および比較例5の洗顔剤を女性パネラ−に
使用させ、その使用感を比較させたところ、実施例5の
洗顔剤の方が比較例5の洗顔剤より、皮膚に潤いを与え
、皮膚になめらかさを付与する効果が優れていた。
実施例6 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラ−ゲンペプチドを
配合した下記組成のボディーローションを8周製した。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ   3.5チルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)ケイ酸マグネシ
ウムアルミニウム   0.5加水分解コラーゲンイソ
ステアリン  1.0酸槽合物2−アミノー2−メチル 13−プロパンジオール塩(25% )(酸相化成社製ブロモイスE−11 8D) 99%エタノール            13.5プ
ロピレングリコール        3.0架橋ポリア
クリル酸(カーボボ−0,0フル940、グツドリッチ
社) パラオキシ安息香酸メチル      0.10パラオ
キシ安息香酸プロピル     0.01ソルビトール
(70%)         3.502−アミノ−2
−メチルプロパノ  適 量−ル 滅菌イオン交換水     計100.0とするまた、
上記参考例5のN−(3−ステアリルジメチルアンモニ
オ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドに代
えて、参考例5において上記N−(3−ステアリルジメ
チルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)コラーゲンペ
プチドの製造に使用したコラーゲンペプチド(n=30
)を同量配合したほかは、実施例6と同組成のボディー
ローションを調製して、これを比較例6とした。
この実施例6および比較例6のボディーローションを女
性パネラ−に使用させ、それらの使用感を実施例1の場
合と同様の方法によって評価させたところ、皮膚のなめ
らかさ、皮膚の潤いとも、実施例6のボディーローショ
ンは評価値が高く、使用感が優れていた。また、実施例
6のボディーローションの場合は、抗菌作用を有する参
考例1のN−(3−ラウリルジメチルアンモニオ−2ヒ
ドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを配合している
ことから、比較例6のボディーローションにはない抗菌
作用を期待できる。
実施例7 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを
配合した下記組成の制汗防臭剤(ロールオン型)を調製
した。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ   3.5チルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)クロロヒドロギ
シアルミニウム    20.0ポリオキシエチレン(
20)ポリオキ  2,0ジプロピレン(8)セチルエ
ーテル ヒドロキシエチルセルロース     0.5エタノー
ル             40.0香料     
  適量 滅菌イオン交換水     計ioo、oとするまた、
上記参考例4のN−(3−牛脂アルキルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチドに代え
て、参考例4において」二記N−(3−牛脂アルキルジ
メチルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)シルクペプ
チドの製造に使用したシルクペプチド(n=2)を同量
配合したほかは、実施例7と同組成の制汗防臭剤を調製
し、これを比較例7とした。
この実施例7および比較例7の制汗防臭剤の黄色ブドウ
状球菌、枯草菌および大腸菌に対する抗菌作用を前記参
考例1〜5のN−第4級アンモニウム誘導ペプチドの場
合と同様の阻止帯形成法によって測定した結果を第5表
に示す。ただし、検体溶液としては実施例7および比較
例7の制汗防臭剤(ただし、処方中のエタノールを水で
置換したもの)を使用した。
第    5    表 第5表に示すように、実施例7の制汗防臭剤は、阻止帯
を形成し、抗菌作用を有していた。これは、実施例7の
制汗防臭剤に配合した参考例4のN−(a−牛1ftア
ルキルジメチルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)シ
ルクペプチドが抗菌作用を有することに基づくものであ
るが、上記参考例4のN−(3−牛脂アルキルジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチに
代えてその原料のシルクペプチドを配合した比較例7の
制汗防臭剤は、阻止帯をまったく形成せず、抗菌作用を
有しなかった。
また、上記実施例7および比較例7の制汗防臭剤を男性
10人および女性10人の計20人のパネラ−に、20
人中10人には右側のわき(脇)の下に実施例7の制汗
防臭剤を使用させ、左側のわきの下には比較例7の制汗
防臭剤を使用させ、残り10人には右側のわきの下に比
較例7の制汗防臭剤を使用させ、左側のわきの下に実施
例7の制汗防臭剤を使用させ、その後は軽度のスポーツ
を含む日常生活を行い、6時間後に各パネラ−に、実施
例7の制汗防臭剤が比較例7の制汗防臭剤に比較して、
どの程度、体臭の刺具効果があるかを、下記の評価基準
により評価させた。各パネラ−の評価結果を第6表に示
す。
体臭突上1yluu月配」嘔 かなり有効    3 を効       2 わずかに有効   1 効果なし 第 表 第6表に示す各パネラ−の評価結果の評価値の平均値は
2.6であり、実施例7の制汗防臭剤が比較例7の制汗
防臭剤に比べて、体臭の刺具効果があることが明らかに
された。
実施例8 参考例4で得られたN−(3−牛脂アルキルジメチルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチド(
ただし、スプレードライして粉体にしたもの)を配合し
た下記組成の制汗防臭剤(スティック型)を調製した。
参考例4のN−(3−牛脂アルキル  1.7ジメチル
アンモニオー2−ヒドロキ シプロピル)シルクペプチド ステアリルアルコール        22.3バルミ
チン酸イソプロピル      20.0ポリプロピレ
ングリコール(14)ブ  10.0チルエーテル 水添ヒマシ油             4.0ポリオ
キシエチレン(4)ラウリル  1.0エーテル タルク                 4.0クロ
ロヒドロキシアルミニウム    20,0環状ジメチ
ルポリソロキサン     17.0香料      
 適量 また、上記参考例4のN−(3−牛脂アルキルジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクベプヂに
代えて、参考例4において上記N(3−牛脂アルキルジ
メチルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)シルクペプ
チドの製造に使用したシルクペプチド(n=2)を同量
配合したほかは、実施例8と同組成の制汗防臭剤を調製
し、これを比較例8とした。
この実施例8および比較例8の制汗防臭剤について、実
施例7の場合と同様の方法により体臭の刺具効果を評価
させたところ、実施例8の制汗防臭剤は、比較例8の制
汚防臭剤に比べて、評価値が高く、体臭の刺具効果を有
していた。また、この実施例8の制汗防臭剤は、参考例
4のN−(3牛脂アルキルジメチルアンモニオ−2−ヒ
ドロキシプロピル)シルクペプチドと同等の抗菌力を有
していた。
実施例9 参考例4で得られたN−(3−牛脂アルキルジメチルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチド(
ただし、スプレードライして粉体にしたもの)を配合し
た下記組成の制汗防臭剤(エアゾール型)を調製した。
参考例4のN−(3−牛脂アルキル  2.0ジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキ シプロピル)シルクペプチド パームミント油            1.5エタノ
ール             25.0イソプレング
リコール         4.5香料       
適量 イソブタン−プロパン混合ガス    66.0なお、
上記制汗防臭剤の調製は、イソブタンプロパン混合ガス
を除く成分を先に混合しておき、これをエアゾール型密
閉容器に入れ、その中でイソブタン−プロパン混合ガス
と混合することによって行った。
また、ヒ記参考例4のN−(3−牛脂アルキルジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)シルクペプチド
に代えて、参考例4において上記N−(3−牛脂アルキ
ルジメチルアンモニオー2ヒドロキシプロピル)シルク
ペプチドの製造に使用したシルクペプチド(n−2)を
同量配合したほかは、実施例9と同組成の制汗防臭剤を
調製して、これを比較例9とした。
この実施例9および比較例9の制汗防臭剤について、実
施例7の場合と同様の方法により体臭の測具効果を評価
させたところ、実施例9の制汗防臭剤は、比較例9の側
角防臭剤に比べて、評価値が高く、体臭の測具効果を有
していた。また、この実施例9の制汗防臭剤は、参考例
4のN−(3牛脂アルキルジメチルアンモニオ−2−ヒ
ドロキシプロピル)シルクペプチドと同等の抗菌力を有
していた。
実施例10 参考例5で得られたN−(3−ステアリルジメチルアン
モニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチド
(ただし、スプレートライして粉体にしたもの)を配合
した下記組成の制汗防臭剤(パウダー型)を調製した。
参考例5のN−(3−ステアリルジ  03メチルアン
モニオ−2−ヒドロキシ プロピル)コラーゲンペプチド 環状ジメチルポリシロキサン     5.5ステアリ
ン酸イソプロピル       0.5シリカ    
           0.8タルク        
        1.8クロロヒドロキシアルミニウム
    7.0イソブタン−プロパン混合ガス    
84.1なお、上記制汗防臭剤の調製は、イソブタンプ
ロパン混合ガスを除く成分を先に混合しておき、これを
エアゾール型密閉容器に入れ、その中でイソブタン−プ
ロパン混合ガスと混合することによって行った。
また、上記参考例5のN−(3−ステアリルジメチルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチ
ドに代えて、参考例5において上記N−(3−ステアリ
ルジメチルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)コラー
ゲンペプチドの製造に使用したコラーゲンペプチド(n
=30)を同量配合したほかは、実施例10と同組成の
制汗防臭剤を調製して、これを比較例10とした。
この実施例10および比較例10の制汗防臭剤について
、実施例7の場合と同様の方法により体臭の測具効果を
評価させたところ、実施例10の制汗防臭剤は、比較例
10の側角防臭剤に比べて、評価値が高く、体臭の測具
効果を有していた。また、この実施例10の制汗防臭剤
は、参考例5のN−(3ステアリルジメチルアンモニオ
−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドと同等
の抗菌力を有していた。
実施例11 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラゲンペプチドを配
合した下記組成のアフターシェービングローションを調
製した。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ   3.5デルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)セチルアルコー
ル          1.8アジピン酸ジイソブチル
       2.0ポリオキシエチレン(10)ポリ
オキ  1.0ジプロピレン(4)セチルエーテル ポリオキシエチレン(2)ノニルフ  0.5エニルエ
ーテル トリエタノールアミン         0.25架橋
ポリアクリル酸(グツドリッチ  0.25社製カーポ
ボール940) エタノール             16.0滅菌イ
オン交換水     計100.0とするまた、上記参
考例1のN−(3−ラウリルジメチルアンモニオ−2−
ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドに代えて、参
考例1において上記N−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドの
製造に使用したケラチンペプチド(n=3)を同量配合
したほかは、実施例11と同組成のアフターシェービン
グローションを調製し、これを比較例11とした。
この実施例11および比較例11のアフターシェービン
グローションの黄色ブドウ状球菌、枯草菌および大腸菌
に対する抗菌作用を前記参考例1〜5のN−第4級アン
モニウム誘導ペプチドの場合と同様の阻止帯形成法によ
って測定した結果を第7表に示す。ただし、検体溶液と
しては実施例11および比較例11のアフターシェービ
ングローション(ただし、処方中のエタノールを水で置
換したもの)を使用した。
第    7    表 第7表に示すように、実施例11のアフターシェービン
グローションは、阻止帯を形成し、抗菌作用を有してい
た。これは、実施例11のアフターシェービングローシ
ョンに配合した参考例1のN(3−ラウリルジメチルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチ
ドが抗菌作用を有することに基づくものであるが、上記
参考例1のN−(3−ラウリルジメチルアンモニオ−2
ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドに代えてその
原料のコラーゲンペプチドを配合した比較例11のアフ
ターシェービングローションは、阻止帯をまったく形成
せず、抗菌作用を有していなかった。
また、上記実施例11および比較例11のアフターシェ
ービングローションを女性パネラ−に使用させ、それら
の使用感を実施例1の場合と同様の方法によって評価さ
せたところ、皮膚のなめらかさ、皮膚の潤いとも、実施
例11のアフターシェービングローションは評価値が高
く、使用感が優れていた。
実施例12 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを
配合した下記組成のシェービングクリームを調製した。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ   3.5チルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)ステアリン酸 
            7.5ヤシ油アルキルイセチ
オン酸ナトリ   3.2ウム ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマ  0.6シ油 加水分解コラーゲンヤシ油脂肪酸槽  16.0合物ト
リエタノールアミン塩(成用 化成社製ブロモイスECT) トリエタノールアミン         4.81.3
−ブチレングリコール     2.5メチルバラヘン
            0.2プロピルバラヘン  
        0.02滅菌イオン交換水     
計100.0とするまた、上記参考例1のN−(3−ラ
ウリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)
コラーゲンペプチドに代えて、参考例1において上記N
−(3−ラウリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシ
プロピル)コラーゲンペプチドの製造に使用したコラー
ゲンペプチド(n=3)を同量配合したほかは、実施例
12と同組成のシェービングクリームを調製し、これを
比較例12とした。
この実施例12および比較例12のシェービングクリー
ムを女性パネラ−に使用させ、それらの使用感を実施例
1の場合と同様の方法によって評価させたところ、皮膚
のなめらかさ、皮膚の潤いとも、実施例12のシェービ
ングクリームは評価値が高く、使用域が優れていた。
また、上記実施例12のシェービングクリームは、比較
例12のシェービングクリームに比べて、調製が容易で
あり、また保存安定性も優れていた。
実施例13 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアクモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを
配合した下記組成のアクネローションを調製した。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ   1.5チルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)コロイド硫黄 
           0.3グリチルリチン酸ジカリ
ウム      0.2エタノール         
    10.0カルボキシビニルポリマー     
  0.2ジイソプロパツールアミン       0
.2メチルパラヘン           0.10プ
ロピルパラベン          0.02滅菌イオ
ン交換水     計]、OO,Oとするまた、上記参
考例1のN−(3−ラウリルジメチルアンモニオ−2−
ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドに代えて、参
考例1において上記N−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドの
製造に使用したコラーゲンペプチド(n=3)を同量配
合したほかは、実施例13と同組成のアクネローション
を調製し、これを比較例13とした。
この実施例13および比較例13のアクネローションの
黄色ブドウ状球菌、枯草菌および大腸菌に対する抗菌作
用を前記参考例1〜5のN−第4級アンモニウム誘導ペ
プチドの場合と同様の阻止帯形成測定法によって測定し
た結果を第8表に示す。
ただし、検体溶液としては実施例11および比較例11
のアクネローション(ただし、処方中のエタノールを水
で置換したもの)を使用した。
第    8    表 第8表に示すように、実施例13のアクネローションは
、阻止帯を形成し、抗菌作用を有していた。これは、実
施例13のアクネローションに配合した参考例1のN−
(3−ラウリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプ
ロピル)コラーゲンペプチドが抗菌作用を有することに
基づくものであるが、上記参考例1のN−(3−ラウリ
ルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラ
ーゲンペプチドに代えてその原料のコラーゲンペプチド
を配合した比較例13のアクネローションは、充分な阻
止帯を形成せず、アクネローションとして充分な抗菌作
用を有していなかった。なお、比較例13のアクネロー
シコンでわずかながら阻止帯が形成されたのは、防腐剤
として添加されているメチルバラヘンとプロピルパラベ
ンによるものと考えられる。
また、上記実施例13および比較例13のアクネローシ
ョンを女性パネラ−に使用させ、それらの使用感を実施
例1の場合と同様の方法によって評価させたところ、皮
膚のなめらかさ、皮膚の潤いとも、実施例13のアクネ
ローションは評価値が高く、使用感が優れていた。
実施例14 参考例3で得られたN−(3−ヤシ油アルキルジメチル
アンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)カゼインペプチ
ドを配合した下記組成のバニシングクリームを8周製し
た。
参考例3のN−(3−ヤシ油アルキ  1.2ルジメチ
ルアンモニオー2−ヒドロ キシプロピル)カゼインペプチド( 25%) イソステアリン酸イソプロピル(酸 相化成社製マットループ■・■) イソステアリン酸グリセリン(酸相 化成社製アヤコールGMIS) モノステアリン酸グリセライド メチルポリシロキサン(トーレシリ コン社製シリコーンKF96−350 cS) ステアリン酸 バラオキシ安息香酸ブチル セタノール ホホハ油 テトラオレイン酸ポリオキシエチレ ンソルビット(40EO) 加水分解シルク(6%)(酸相化成 社製ブロモイスシルク−1000) グリチルリチン酸ジカリウム 5.5 0.5 2.0 0.25 1.0 0.05 トリエタノールアミン          1.0ヒア
ルロン酸            0.01エデト酸二
ナトリウム        0.10香料      
 適量 滅菌イオン交換水     計100.0とするまた、
参考例3のN−(3−ヤノ油ジメチルアンモニオー2−
ヒドロキシプロピル)カゼインペプチドに代えて、参考
例3において上記N−(3ヤシ油ジメチルアンモニオ−
2−ヒドロキシプロピル)カゼインペプチドの合成に使
用したカゼインペプチド(n=7)を同量配合したほか
は、実施例14と同組成のハニシングクリームを調製し
て、これを比較例14とした。
この実施例14および比較例14のハニシングクリムを
女性パネラ−に使用させ、それらの使用感を実施例1の
場合と同様の方法によって評価させたところ、皮膚のな
めらかさ、皮膚の潤いとも、実施例14のハニシングク
リームは評価値が高く、使用感が優れていた。
また、上記実施例14のハニシングクリームは、比較例
14のバニシングクリームに比べて、調製が容易であり
、また保存安定性も優れていた。
実施例15 参考例5で得られたN−(3−ステアリルジメチルアン
モニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチド
を配合した下記組成のハンドクリームを調製した。
参考例5のN−(3−ステアリン酸  0.6メチルア
ンモニオー2−ヒドロキシ プロピル)コラーゲンペプチド(25 %) イソステアリン酸イソプロピル(成  3.8和化成社
製マツドループ■・I) ポリオキシエチレン(15)ラウリル  0.7エーテ
ル(酸相化成社製アヤコール PL−50) ポリオキシエチレン(25)セチルエ  0.6−チル メチルポリシロキサン(トーレシリ  02コン社製シ
リコーンKF96−350 cS) バラオキシ安息香酸メチル      0.1バラオキ
シ安息香酸ブチル      0.1セチルアルコール
          3.0乳化剤混合物(酸相化成社
製アヤコ  5.0−ルL(、−WAX) 加水分解ケラチン(25%)(酸相化  4.0成社製
ブロモイスWK) グリセリン            5.31.3−ブ
チレングリコール     3.1流動パラフイン#7
0         2.5香料       適量 滅菌イオン交換水     計100.0とするまた、
上記参考例5のN−(3−ステアリルジメチルアンモニ
オ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドに代
えて、参考例5において上記N−(3−ステアリルジメ
チルアンモニオ−2ヒドロキシプロピル)コラーゲンペ
プチドの製造に使用したコラーゲンペプチt’(n=3
01)を同量配合したほかは、実施例15と同組成の/
Sンドクリームを調製して、これを比較例15とした。
この実施例15および比較例15のハンドクリームを女
性パネラ−に使用させ、それらの使用感を実施例1の場
合と同様の方法によって評価させたところ、皮膚のなめ
らかさ、皮膚の潤いとも、実施例15のハンドクリーム
は評価値が高く、使用感が優れていた。
また、上記実施例15のハンドクリームは、比較例15
のハンドクリームに比べて、調製が容易であり、また保
存安定性も優れていた。
実施例16 参考例1で得られたN−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドを
配合した下記組成の洗顔クリームを調製した。
参考例1のN−(3−ラウリルジメ   0.2チルア
ンモニオ−2−ヒドロキシプ ロピル)コラーゲンペプチド(30%)加水分解コラー
ゲン(30%)1.0 ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカ  40.0リウム
(成用化成社製ブロモイスE CP−C) ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリ  40.0ウム(
30%) ラウリン酸ジェタノールアマイド    3.0モノス
テアリン酸ポリエチレングリ   4,5コール ジオレイン酸ポリエチレングリコ−4,0ル バラオキシ安息香酸エステル・フエ  0.5ツキジ工
タノール混合物(酸相化成 社製セイセプト) 香料       適量 滅菌イオン交換水     計100.0とするリンゴ
酸          pH6,0に調製また、上記参
考例1のN−(3−ラウリルジメチルアンモニオ−2−
ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドに代えて、参
考例1において上記N−(3−ラウリルジメチルアンモ
ニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラーゲンペプチドの
製造に使用したコラーゲンペプチド(n=3)を同量配
合したほかは、実施例16と同組成の洗顔クリームを調
製して、これを比較例16とした。
この実施例16および比較例16の洗顔クリームを女性
パネラ−に使用させ、それらの使用感を実施例1の場合
と同様の方法によって評価さゼたところ、皮膚のなめら
かさ、皮膚の潤いとも、実施例16の洗顔クリームは評
価値が高く、使用感が優れていた。
また、上記実施例16の洗顔クリームは、比較例16の
洗顔クリームに比べて、調製が容易であり、また保存安
定性も優れていた。
実施例17 参考例2で得られたN−(3−ステアリルジメチルアン
モニオ−2−ヒドロキシプロピル)ケラチンペプチドを
配合した下記組成のフェイスバックを調製した。
参考例2のN−(3−ステアリルジ  0.2メチルア
ンモニオ−2−ヒドロキシ プロピル)ケラチンペプチド(25%)加水分解カゼイ
ン(30%)1.0 ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカ  40.0リウム
(成用化成社製ブロモイスE cp−c) ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリ  400ウム(3
0%) ラウリン酸ジェタノールアマイド   3.0モノステ
アリン酸ポリエチレングリ4.5コーJレ ジオレイン酸ポリエチレングリコ−440ル パラオキシ安息香酸エステル・フエ  0.5ツキジ工
タノール混合物(酸相化成 社製セイセプト) 香料       適量 着色料              適 量滅菌イオン
交換水     計100.0とするクエン酸    
      pH6,0とするまた、上記参考例2のN
−(3−ステアリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキ
シプロピル)ケラチンペプチドに代えて、参考例2にお
いて」二記N−(3−ステアリルジメチルアンモニオ−
2ヒドロキシプロピル)ケラチンペプチドの製造に使用
したケラチンペプチド(n=7)を同量配合したほかは
、実施例17と同組成のフェイスパンクを調製して、こ
れを比較例17とした。
この実施例17および比較例17のフェイスパックを女
性パネラ−に使用させ、それらの使用域を実施例1の場
合と同様の方法によって評価させたところ、皮膚のなめ
らかさ、皮膚の潤いとも、実施例17のフェイスパック
は評価値が高く、使用感が優れていた。
また、上記実施例17のフェイスパックは、比較例17
のフェイスパックに比べて、調製が容易であり、また保
存安定性も優れていた。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明では、−船人(1)で示さ
れるN−第4級アンモニウム誘導ペプチドが、それ自身
で界面活性能を有していて、皮膚の抗菌、防菌、殺菌、
消毒作用を有し、かつ体臭などの刺具、消臭、防臭作用
を有し、しかも皮膚への親和性が強く、皮膚に潤い、な
めらかさを付与する作用が大きく、かつ刺激性が少なく
、乳化作用、分散作用を有することから、この−船人(
1)で示されるN−第4級アンモニウム誘導ペプチドを
皮膚用化粧品に配合することにより、それぞれの皮膚用
化粧品において、所望の特性を発揮させることができる
たとえば、ボディーシャンプーでは、皮膚に潤い、なめ
らかさを付与し、かつ体臭の刺具作用を発揮させること
ができる。また、ヘビー用ボディーシャンプーでは、上
記の特性に加え、低刺激性であるという特性を発揮させ
ることができる。制汗防臭剤では、抗菌作用、体臭の刺
具作用を発揮させることができ、アフターシェービング
ローション、アク名ローションなどでは、抗菌作用と、
皮膚に潤いを持たせ、皮膚をなめらかにする作用を発揮
させることができる。さらに、シェービングクリーム、
ハニシングクリーム、ハンドクリム、洗顔クリーム、フ
ェイスパックなどでは、皮膚に潤いを与え、皮膚をなめ
らかにする作用を発揮させることができるし、また、そ
れらの調製を容易にし、かつ保存安定性を良好にさせる
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3のうち少なくとも1つ
    は炭素数8〜22のアルキル基または炭素数8〜22の
    アルケニル基で、残りは炭素数1〜3のアルキル基、炭
    素数1〜3のヒドロキシアルキル基またはベンジル基で
    ある。Aは炭素数2〜3のヒドロキシアルキレンまたは
    炭素数2〜3のアルキレンで、R_4はペプチドを構成
    する種々のアミノ酸の側鎖であり、nは1〜50である
    )で示されるN−第4級アンモニウム誘導ペプチドを配
    合したことを特徴とする皮膚用化粧品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08231360A (ja) * 1995-03-01 1996-09-10 Koike Kagaku Kk エアゾール型液状アフターシェーブローション組成物
JPH09104612A (ja) * 1995-10-05 1997-04-22 Kao Corp 制汗剤組成物
JP2002504114A (ja) * 1997-06-04 2002-02-05 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 抗菌性でマイルドなすすぎ落とし液体洗浄組成物

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JPH09104612A (ja) * 1995-10-05 1997-04-22 Kao Corp 制汗剤組成物
JP2002504114A (ja) * 1997-06-04 2002-02-05 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 抗菌性でマイルドなすすぎ落とし液体洗浄組成物

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