JPS58189106A - 速破性泡沫形成噴射組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、噴射されたときに連破性の泡沫を形成する噴
射組成物に関するものである。

一般に成る棟のローショ／、毛髪用化粧料などにおいて
は、適用部位において薬液が過当な時間の間滞留するこ
とが要請され、このために連破性の泡沫を形成する噴射
組成物が開発されている３゜（２） 従来において、斯かる連破性泡沫形成噴射組成物は、液
化石油ｄス、液化低級ハロゲン化炭化水素類若しくは液
化ジメチルエーテルまたはこれらの混合物より成る噴射
剤と、アルコール、水及びこれらの少なくとも一方にの
み溶解する特殊な界面活性剤を含有して成る原液とによ
り構成されており、具体的には１例えば特公昭３９−２
２２９号公報、同４０−２８６４９号公報、同４０−２
８６５０号公報。

同４５−３２０５３号公報、同４５−３７２９１号公報
などに記載されたものが知られている。

しかしながらこれらの噴射組成物においては、形成され
る泡沫が＠度、圧力等の外部条件によつ工大さな影＃を
受は易く、特に形成された泡沫の破泡性のｍ度依存性が
大きくて例えば冬期と夏期とでは破泡時間（泡沫消失時
間）が着しく異なり。

また泡沫形成についても外部条件が大きく影響し、結局
常に安定した状ＷＡ若しくは特性の泡沫形成症及び破泡
性（消泡性）を得ることができない欠点がある。

また従来の噴射組成物においては、アルコール、（３） 水及び界面活性剤を含有する原液を用いているが。

液化がスを加える前のこの原液は常温では濁った不均一
な液体であるため、容器に分注する際に当鈑原液を加温
して均一なものとすることが必豊となり、工業的規模で
量産する場合にこの加温のための操作及び装置が必要と
なるので不利である。

更に従来の泡沫形成性噴射組成物においては、噴射剤と
して液化ガスを用いているため、これと混合される原液
の組成及び各構成成分の混合比率が甑めて狭い範囲に駆
足され、従って広い許容範囲ｌこおいて大きな自由度を
もって組成及び構成成分の混合比率を選ぶことができな
いため、この点からも所望の連破性を得ることができな
い欠点がある。

本発明は以上の如き欠点を除くため鋭意研究を重ねた結
果完成されたものであって、その目的とするところは、
泡沫形成性及び破泡性の温度依存性が低く、併せて組成
及び構成成分の混合比率を広い範囲で選定することがで
き、更に原液を常温において均一な液体として得ること
の可能な、噴才寺開日ｏ５８−１８９１０６　（２）射
されたときに連破性の泡沫が形成される噴射組成喫を提
供するにある。

不発明の％倣とするところは、３５〜８０重量％の炭素
原子数が１〜３でらる１価のアルコールと。

０．２〜１５重盪釜の水若しくはアルコール又はこれら
の混合物に可溶な界面活性剤と、３０〜８０重醍悌の水
と、Ｏ１〜４．０鬼量釜の圧縮ガスより成る噴射剤とを
含んで成り、前記アルコールと界面活性剤と水とを含む
混合溶液の＠度２ｏ℃におｉる粘度が２００〜４０００
　ｃｐｓでらり、前記噴射剤による圧力が３〜８峙１０
ｉであり、噴射されて連破性の泡沫が形成される点にあ
る。

以下本発明を具体的に説明する。

不発明においては、炭素原子数が１〜３の１価のアルコ
ールと、水若しくはアルコール又はこれらの混合物に溶
解する界面活性剤と、水とを各々全体に対する割合が３
５〜８０重量％、０．２〜１５重ｔ％及び３０〜８０］
１ｉｊ％となるよう混合し、或いは史に目的に応じて添
加される添加剤とを混合溶解せしめて、温度２０℃にお
ける粘度が２００〜４０００（５） ｃｐｓの範囲内にある均一な混合溶液より成乙原液をｖ
４製し、これに圧縮ガスより成る噴射剤を０．１〜４．
０鬼量釜の範囲で組み合せ、当該噴射剤によって３〜８
にｙ／ｄの圧力が得られるようにして噴射組成物を作る
。

以上において、　　１ｉｉｉ＋のアルコールとしてはメ
タノール、エタノール、ｎ−プロパツール及びイソノロ
パノールを挙げることができるが、毒性及び悪臭を伴わ
ない点でエタノールが望ましい。この１価のアルコール
の組成物全体に対する割合は３５〜８０ｆｆｉｉｔ％で
あるが、好ましくは４０〜６５重ｉ％である。前記原液
においては、このアルコールの割合を越えない範囲であ
れば、他の溶媒を加えることができる。この溶媒として
は、水及び低級アルコールの両者に可溶でしかも均一な
原液を与えるもの、例えばアセトンなどのケトン類、６
２エステルなどのエステル類を挙げることができる。

前記界面活性剤としては、１１Ｊオキシエチレンアルキ
ルエーテル型のものが用いられる。その具体例としては
、ポリオキシエチレンセチルエーテ（６） ル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレンステアリルエーテル、／リオキシエチレンオレ
イルエーテル％ポリオキシエチレンアルキルエーテルな
どを挙げることができる。具体的に最も好ましいものと
しては、酸化エチレンの付加モル数が４〜１０’（これ
をｒ　Ｐ、Ｏ，Ｅ、　（４〜１０　）Ｊというように表
わす。、以下において同じ。）のポリオキシエチレンス
テアリルエーテルと、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ルＰ、０．Ｅ、　（２〜１′Ｏ）、ポリオキシエチレン
４レイルエーテル及びポリオキシエチレンラウリルエー
テルｐ、ｏ、ａ、　（２〜１５）の少なくとも１徨とを
混合したものを挙げることができる。この界面活性剤の
組成物全体に対する割合は０，２〜１５重凌易であるが
、好ましくは。、：３〜０．８重着％である。

原故における水の割合は組成物全体に対して３０〜８０
重量％であるが、好ましくは４５−ｊ６ｏ重１％である
。この水と共に、プロピレングリコール、グリセリン、
ソルビトールなどの多価アルコール類を使用すること一
可能である。

（７） 前記原液の粘度は、温度２０℃において２００〜４００
０ｃｐｓであればよいが、特に６００〜２５００　ｃｐ
ｓであることが好ましい。

前記原液と組み合せられる噴射剤として用いる圧縮ガス
としては、窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンがス、炭
酸がス、亜酸化窒素ガスなどのガス又はこれらの混合が
スを圧縮したものを用いることができる。この圧縮ガス
は組成物全体に対して０．１〜４．０重量％の割合とさ
れるが、好ましくは０．３０〜１．０重量％であり、こ
れによって得られる圧力が３〜８Ｑ／ｄ　、好ましくは
４〜７にｙ／ｃｄの大きさとなるようにされる。

本発明噴射組成物は以上のようなものであり。

これをエアゾール容器内に充填してエアゾール製品とさ
れるが、このエアゾールは自刃噴射されたときに連破性
の泡沫が形成され、この泡沫は特に押圧力或いは剪断力
を加えなくとも約３〜１８０秒間経過後に破泡して完全
な液状物となる。また通常のエアゾール噴射と異なり、
内容物の必要量を必要な部位に噴楊することができる。

而して本発明においては、噴射剤として液化がスを用い
ずにその圧力状態の温度依存性が極めて小さい圧縮がス
を用いているため、噴射したときの泡沫形成性及び形成
された泡沫の破泡性が外的柔性、特に温度により受ける
影響が小さくて高温時と低温時の何れにおいても安定し
た状！！若しくは特性の泡沫形成能及び破泡性を得るこ
とができる。

また噴射剤が１み合される原液においては、用いるアル
コールが１ｉｌｌｌ］の低級アルコールであり、界面活
性剤がアルコール、水又はこれらの混合物に溶解するも
のであるため、当該原液の粘度が温度２０℃で２００〜
４０００　ｃｐｓであって噴射剤の圧力が３〜８にノ／
メの範囲内においては、当該組成物を噴射剤による圧力
によって当該原液が均一な液相を呈するようにすること
が可能でおり、取扱い上の安全を確保した上で工業的規
模で量産する場合に著しく有利でりる。

更に本発明の噴射組成物においては、噴射剤として圧縮
がスを用いているため、原液における制（９） 約が大幅に緩和されてその組成及び構成成分の混合比率
に対する許容範囲が広く、従って所望の泡沫形成能及び
破泡性が得られるのみならず、剤形の点についても大き
な自由度が得られ、必要に応じて医薬品、化粧品などの
檎々の用途に適した噴射組成物とすることができる。

以上のほか、原液における界面活性剤としてポリオキシ
アルキルエーテル型のものを用いることにより、これを
低級アルコールと水とに混合して得られる液が増粘して
既述の粘度の範囲のものを６易に得ることができると共
に、ベトッキのない優れた使用感が得られ、併せて成る
程度の泡沫持続性を得ることができ、この結果、適当な
破泡時間が得られて好適な連破性の泡沫を形成せしめる
ことができる。一方、高分子化合物或４・は樹脂の添加
により増粘させる方法も知られているが、この方法では
使用感が悪くてベトッキの傾向がある。

以上の如き種々の効果が達成されるためには。

原液及び噴射剤について既述の条件が満足されることが
必要であり、その範囲外では好ましい結果（１０） を得ることができない。

既ち、１価のアルコールの割合が３５５重量未満では原
液が均一な液状体とならず、また噴射したときの泡沫形
成性が小さい。逆にこの割合が８０電駿％を越えるとき
は形成される泡沫の安定性が低くて泡沫の破泡時間が着
しく短いものとなるっ＠ｉ＆ｌＪオキシエチレンアルキ
ルエーテル型の界面活性剤の割合が０．２重量％未満で
は泡沫形成性が小さく、逆に１５重量％を越えると粘度
が過大となって泡沫の安定性が著しく大きくなり、連破
性が失われるようになる。

水ｄＭ記低級アルコールとは逆の傾向を示し、その割合
が３０重着％未満では泡沫の安定性が低く。

８０重歇釜を越えると原液が均一な液状体とならず。

噴射したときに連破性の泡沫が形成されなくなる。

噴射剤を形成する圧縮ガスの割合が０．１重量％未満で
は必要な最低圧力３　’ｆ／ｃ１１を得ることが困難で
エアプール容器内容物を全部噴射させることが困難とな
り、また４、０重量幅を越える場合には圧力が８４／ｄ
を越えるようになって危険性が増大す（１１） る。

以上の如き植々の事情を考慮して、低級アルコールの割
合を３５〜６０重ｔ％、水の割合を４５〜６０ム量係、
界面活性剤の割合を０．２〜０．５重量暢、原液の粘度
を温度２０℃で６０Ｃ）−２５００ｃｐｓ　、噴射剤で
ある圧縮がスの割合を０．３〜１．０重量％、得られる
圧力を４〜７　、５　Ｑ１０１とするのが実際上好適で
ある。

以上のように不発明によれば、外的条件、特に温度の影
響を殆ど受けずに常に安定した泡沫形成能と破泡性とを
有し、ｊｋ産（有利であって組成及び構成成分の混合割
合に大きな自由度が得られる連破性泡沫形成噴射組成物
を提供することができる。

以下杢冗明の実施例について説明するが５本発明はこれ
らに限定されるものではない。

実ａ例１〜１８ 表に示す成分割合により０合計１８横の本発明噴射組成
物を調製した。実施例６及び７はアフターシェープロー
ション用、同８は害虫忌避剤用。

特開昭５ａ−ｘａ９；−ｏ６（４） 同９及び１０はベビーローション用、同１１Ｆ′ｉオー
デコロン用、同１２はトリートメント用、同１３はヘア
カラー用、同１４は毛髪ツヤ出し用、同１５は日焼は止
めローション用、同１６は！Ｉ髪創用、同１７はへγト
ニック用、同１８は整置用のものである。光中、　　ｒ
ＰＯＥｓＥｊはポリオ千ノエチレンステアリルエーテル
、　　１ｐｏａＬＦＪ」はポリオキシエチレンラウリル
エーテル、　　ｒＰＯＥ（ＪＪはポリ、オキンエチレン
セチルエーテル、　　ｒＰＯＥＯＥＪは、ｔ（１オキソ
エナレンオレイルエーテル、　　ｒｌＪＯｇＡＥ、Ｊ　
ｄ　＆　ＩＪオ千ソエチレンアルキルエーテルヲ表わす
。又圧力及び粘ｌｔは、いずれも温度２０℃における１
直でδる。

（１４） 特開昭５８−１８９！０６（５） 表（その３）　　　　　　　（単位二重量ｑｂ＞（１６
） 六　（七の４）　　　（準位：甑量Ｊｂ）（１７） 実施例１において得られた噴射組成物をエアゾール容器
に充填し、温度５℃及び２０℃の各条件下で内容物を１
０ｇ試験台上に噴射し、形成された泡沫が完全に消失す
るまでの時間を測定したところ、温度５℃では１４秒間
、２０℃では７秒間であった。これに対し、実施例１の
組成のうち炭酸ガスの全部とイオン交換水の一部との代
りに液化ガスでめるフロンを８１／Ｌｉ１％となる割合
で用いて噴射組成物を作り、同様の測定を行なったとこ
ろ。

温度５℃では３６０秒間、２０℃では３０秒間と著しい
差が−められた。また他の実施例の各々においても、実
施例１と同様に、温度によらず安定し先達破性が侮られ
た。

代理人　弁理士　大　井　正　彦１゛了ご°蕎、・Ｃ・
：）ザ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）３５〜８０重量係の炭素原子数が１〜３である１価
   のアルコールと、０．２〜１５重量係の水若しくはアル
   コール又はこれらの混合物に５Ｔ浴な界面活性剤と、３
   ０〜８０重量係の水と、０．１〜４．０重量係の圧動ガ
   スよ構成る噴射剤とを含んで成り、前記゛アルコールと
   界面活性剤と水とを含む混合溶液の温度２０°Ｃにおけ
   る粘度が２００〜４０００ｃｐｓであり、前記噴射剤に
   よる圧力が３〜８＃／７であり、噴射されて連破性の泡
   沫が形成されることを特徴とする噴射組成″＋ＩＩＪ。