JPH08231074A - 搬送機構 - Google Patents

搬送機構

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Publication number
JPH08231074A
JPH08231074A JP3795095A JP3795095A JPH08231074A JP H08231074 A JPH08231074 A JP H08231074A JP 3795095 A JP3795095 A JP 3795095A JP 3795095 A JP3795095 A JP 3795095A JP H08231074 A JPH08231074 A JP H08231074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
carrying
belt
unit
belts
Prior art date
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Pending
Application number
JP3795095A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Suzuki
勝博 鈴木
Masao Takemura
正雄 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH08231074A publication Critical patent/JPH08231074A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ベルト自身の駆動伝達力を利用して、ギ
ヤやタイミングベルトを不要とし、搬送機構の簡略化と
コストダウンを図る。 【構成】 各々搬送ベルト16a、16b、17a、1
7bを複数並列させた搬送ユニットを複数直列させた搬
送機構において、搬送ベルト18を、隣合う搬送ユニッ
トに渡って架設し、この搬送ベルト18を介して、一方
の搬送ユニットの駆動力を他方の搬送ユニットに伝播す
る構成の搬送機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトを介して紙幣等
を搬送する搬送機構に係り、特に、コスト低減を図るの
に好適な搬送機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送ベルトを用いて紙葉類を搬送
する装置においては、例えば、特開平3−21477号
公報に記載のように、各搬送ユニットを駆動するため、
ギヤやタイミングベルトを用いて、それぞれの搬送ユニ
ットに設けられたローラシャフトに駆動力を伝えるよう
にしている。そのために、ギヤやタイミングベルト等の
部品点数が増え、コストが上がったり、実装スペースの
増大や、搬送路構成の設計の自由度が制限されてしま
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、各搬送ユニットに駆動力を伝え
るために、各搬送ユニットごとにギヤやタイミングベル
ト等を用いなければならない点である。本発明の目的
は、これら従来技術の課題を解決し、部品点数を減ら
し、搬送機構のコスト低減、および搬送機構の小型化を
図ることを可能とすると共に、搬送路設計の自由度を増
加させることを可能とする搬送機構を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の搬送機構は、搬送ユニットの搬送ベルトの
少なくとも一つを、直列に隣合う他の搬送ユニットに渡
って架設し、この架設した搬送ベルトを介して一方の搬
送ユニットの駆動力を、他方の搬送ユニットに伝播する
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明においては、搬送ユニットに並列に複数
配列された搬送ベルトの一部を、直列に隣合う搬送ユニ
ットの例えばローラシャフト間に掛ける。そして、一方
の搬送ユニットのローラシャフトを、モータ等により回
転させると、このローラシャフトに掛けられた搬送ベル
トは、摩擦伝動により駆動する。この搬送ベルトによ
り、他方の搬送ユニットのローラシャフトも駆動し、こ
のローラシャフトに設けられている他の搬送ベルトも駆
動する。このように、搬送ベルトにより、隣合う搬送ユ
ニット間で、駆動力を伝播できるので、従来技術で用い
ていたギヤやタイミングベルトは不要となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の搬送機構の本発明に係る構
成の一実施例を示す斜視実体図であり、図2は図1にお
ける搬送機構を用いた現金取扱装置の概略構成例を示す
側断面図である。図2に示す現金取扱装置は、紙幣を出
し入れする入出金口1と、紙幣の真偽や金種を確定する
紙幣鑑別装置2と、紙幣を金種ごとに収納する紙幣収納
部3と、紙幣を紙幣搬送機構にセットする着脱可能な紙
幣カセット4とからなり、各部位間に紙幣を搬送するた
めの複数の搬送ユニット5が設けられている。
【0007】この搬送ユニット5の詳細構成を図1を用
いて説明する。図1において、6は搬送対象の紙幣、7
は紙幣6の搬送方向、8〜11はシャフトと各シャフト
に固定されているローラからなるローラシャフト、12
は案層ユニット駆動用のモータ、13はローラシャフト
11に固定されたタイミングプーリ、14はモータ12
の回転力をタイミングプーリ13を介してローラシャフ
ト11に伝えるためのタイミングベルト、15はローラ
シャフト11の回転方向、16、17は搬送ベルト、1
8は特に本発明に係る搬送ベルトである。
【0008】ローラシャフト10、11には、搬送ベル
ト16a、16bが、また、ローラシャフト8、9に
は、搬送ベルト17a、17bが掛けられている。そし
て、ローラシャフト8とローラシャフト10には、搬送
ベルト18が掛けられている。また、各搬送ベルト16
a〜17bには、同様な構成をした搬送ベルトが対向す
るように配されている。そして、これらの各搬送ベルト
16a〜17b、18、および、ローラシャフト8〜1
0は、紙幣6のジャム(紙詰り)除去を容易にするため
に、図3で示すように、ローラシャフト11を支点とし
て、開閉自在な構成となっている。
【0009】モータ12を回転させると、その駆動力
は、タイミングベルト14およびタイミングプーリ13
によりローラシャフト11に伝えられるが、ローラシャ
フト8、9には、タイミングベルト14による駆動は無
い。本実施例の搬送ユニットでは、モータ12からのロ
ーラシャフト8、9への駆動力は以下のようにして伝播
される。
【0010】ローラシャフト11は、モータ12から、
タイミングベルト14およびタイミングプーリ13によ
り駆動力を伝達されており、矢印15方向に回転する。
このローラシャフト11の回転により搬送ベルト16
a、16bが駆動し、搬送ベルト16a、16bの摩擦
伝動力によってローラシャフト10が回転する。ローラ
シャフト10の回転は、搬送ベルト18の摩擦伝動力に
よって、ローラシャフト8に伝播され、その結果、搬送
ベルト17a、17bが駆動される。このように、隣接
する両搬送ユニットに渡って架説された搬送ベルト18
により駆動力が伝えられるため、紙幣6は、対向する搬
送ベルトに挾持されながら矢印7の方向に搬送される。
【0011】図3は、図1における搬送機構の開閉動作
例を示す側断面図である。本図3に示すように、本実施
例の搬送ユニットで形成される紙幣の搬送路は、紙幣の
ジャム(紙詰り)除去用の開閉部に設けられており、開
閉部の支点となるローラシャフト11のみにモータ12
からの駆動力を伝えるだけで、搬送路全体を駆動でき
る。このことにより、機構を簡略化することができる。
【0012】以上、図1〜図3を用いて説明したよう
に、本実施例の搬送機構では、隣合う搬送ユニットのそ
れぞれのローラシャフトに渡って搬送ベルトを架設し、
この搬送ベルトの摩擦伝動により、一方の搬送ユニット
の駆動力を、隣の搬送ユニットのローラシャフトに伝え
ることができるので、どちらかの搬送ユニットのみを駆
動することにより、両方の搬送ユニットを駆動すること
ができる。
【0013】尚、本発明は、図1〜図3を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、現金取扱装置における搬送ユニットを用いて説
明したが、複写機やプリンタ等における搬送機構にも適
用することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、搬送ユニットに駆動力
を伝えるためのギヤやタイミングベルトの数を減らすこ
とができ、搬送機構のコスト低減、および搬送機構の小
型化を図ることが可能となると共に、搬送路設計の自由
度を上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送機構の本発明に係る構成の一実施
例を示す斜視実体図である。
【図2】図1における搬送機構を用いた現金取扱装置の
概略構成例を示す側断面図である。
【図3】図1における搬送機構の開閉動作例を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1:入出金口、2:紙幣鑑別装置、3:紙幣収納部、
4:紙幣カセット、5:搬送ユニット、6:紙幣、7:
紙幣の搬送方向、8〜11:ローラシャフト、12:モ
ータ、13:タイミングプーリ、14:タイミングベル
ト、15:ローラシャフトの回転方向、16a,16
b,17a,17b,18:搬送ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々搬送ベルトを複数並列させた搬送ユ
    ニットを複数直列させた搬送機構において、上記搬送ベ
    ルトの少なくとも一つを、隣合う搬送ユニットに渡って
    架設し、該搬送ベルトを介して、一方の搬送ユニットの
    駆動力を他方の搬送ユニットに伝播することを特徴とす
    る搬送機構。
JP3795095A 1995-02-27 1995-02-27 搬送機構 Pending JPH08231074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3795095A JPH08231074A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 搬送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3795095A JPH08231074A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 搬送機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08231074A true JPH08231074A (ja) 1996-09-10

Family

ID=12511836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3795095A Pending JPH08231074A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 搬送機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08231074A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1974939A1 (en) * 2007-03-29 2008-10-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus with separation belt
US8021063B2 (en) * 2007-03-15 2011-09-20 Seiko Epson Corporation Printer with staggered transporting belts
WO2019106818A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 富士通フロンテック株式会社 紙葉類処理装置

Cited By (4)

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US8162473B2 (en) 2007-03-29 2012-04-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus
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