JP2942126B2 - 紙葉類入出金機における紙葉類収納繰出機構 - Google Patents
紙葉類入出金機における紙葉類収納繰出機構Info
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Description
る紙葉類収納繰出機構に係わり、特に、紙葉類を繰り出
す際に、該紙葉類の二重送りを防止する分離ローラに関
する技術である。
紙葉類収納繰出機構として、本出願人は先に特願平4−
257001号に示される提案をした。この出願に示さ
れる紙葉類収納繰出機構は、紙葉類を集積部に取り込む
収納方向に搬送するとともに、繰出時には集積部内の紙
葉類を繰出方向に搬送する正逆回転可能な収納繰出ロー
ラと、該収納繰出ローラに対向しかつその周面が当接す
る位置に設けられた正逆回転可能な分離ローラと、駆動
部の駆動力を収納繰出ローラと分離ローラにそれぞれ伝
達する駆動伝達機構部とを有するものである。
機構部では、駆動部の駆動により、収納時に収納繰出ロ
ーラと分離ローラとを紙葉類収納方向に回動させ、ま
た、繰出時に、これら収納繰出ローラと分離ローラとを
紙葉類繰出方向に回動させるとともに、繰出時における
収納繰出ローラのトルクと、分離ローラのトルクとの大
きさの差に基づき、分離ローラへの駆動力の伝達経路を
切り換えるようにしている。すなわち、駆動伝達機構部
では、その内部に駆動切換手段(トルクリミッタ)が具
備されており、この駆動切換手段によって、通常の繰出
時においては、これら収納繰出ローラと分離ローラとを
紙葉類繰出方向に回動させるようにしているが、このと
き収納繰出ローラと分離ローラとの間に二枚の紙葉類が
挟持されて、これら収納繰出ローラと分離ローラのトル
クに差が生じ、さらに、このトルク差が一定値以上とな
った場合には、駆動部から分離ローラに対する駆動力の
伝達経路を断つとともに、逆方向の駆動力を伝達させる
他方の伝達経路を接続し、これにより、分離ローラを逆
方向である収納方向に回転させて、二重送りされた紙葉
類の一枚を集積部内に戻すようにしている。
に構成された紙葉類入出金機の収納繰出機構では、例え
ば、繰出収納ローラと分離ローラとの間隔が適正に定め
られていないといった理由により、これら繰出収納ロー
ラと分離ローラとの間の摩擦力が小さくなることがあ
り、これによって繰出時に、繰出収納ローラ、分離ロー
ラに一定値以上のトルク差が生じて、駆動切換手段が、
駆動機構から分離ローラへの駆動力伝達経路を切り換
え、二重送りでなくとも分離ローラを逆方向に回転させ
ることがあり、このような分離ローラの逆転によって、
収納繰出ローラによる集積部内の紙葉類の繰出がスムー
ズに行なえないという問題が発生していた。
隔が適正に定められず、これによって繰出収納ローラと
分離ローラとの間の摩擦力が必要以上に大きくなった場
合には、繰り出された紙葉類が二重送りであっても、繰
出収納ローラと分離ローラとの間に挟持される二重送り
された紙葉類間の摩擦力は大きく、分離ローラは収納繰
出ローラの回転に伴ってこれら二重送りされた紙葉類を
そのまま繰り出してしまうという問題がある。また、前
記繰出収納ローラと分離ローラとを最適な間隔に設定し
たとしても、収納・繰出動作を繰り返し行ううちに繰出
収納ローラ及び分離ローラの周面に紙葉類のインクなど
が付着すると、両ローラ間における摩擦力が小さくな
り、上述するように繰出時に二重送りでなくても分離ロ
ーラが取り込み方向に回動されてしまい、繰出収納ロー
ラによる紙葉類の繰り出しがスムーズに行われないとい
う問題が生じる。
のであって、繰出収納ローラと分離ローラのトルク差に
基づき分離ローラの回転方向を決定する駆動切換手段
(トルクリミッタ)を廃止し、新たな機構により紙葉類
の二重送りを確実に防止することが可能であるととも
に、繰出収納ローラ及び分離ローラの周面に紙葉類のイ
ンクなどが付着した場合のトラブルにも十分対処するこ
とが可能な紙葉類入出金機における紙葉類収納繰出機構
の提供を目的とする。
に本発明では、集積部内に集積された紙葉類を繰り出す
収納繰出ローラと、収納繰出ローラと対向するように設
けられて、該収納繰出ローラにより繰り出された紙葉類
が二重送りである場合に該紙葉類の一枚を集積部に戻す
分離ローラと、収納繰出ローラと分離ローラのそれぞれ
に駆動部の駆動力を伝達する駆動伝達機構部とを有する
紙葉類入出金機における紙葉類収納繰出機構であって、
前記駆動伝達機構部には、駆動部の駆動力を分離ローラ
に伝達させる駆動力伝達経路を接続、接続断のいずれか
に設定可能な電磁クラッチ手段と、分離ローラの紙葉類
収納方向への回転を許容し、かつ該分離ローラの紙葉類
繰出方向への回動を規制するワンウエイクラッチ手段
と、紙葉類収納時において、駆動部の駆動力を分離ロー
ラに伝達させる駆動力伝達経路を接続状態に設定し、紙
葉類繰出時において、駆動力伝達経路を接続断状態に設
定する制御部とが設けられていることを特徴とする。
の駆動力を分離ローラに伝達させる駆動力伝達経路を接
続、接続断のいずれかに設定可能な電磁クラッチ手段
と、分離ローラの紙葉類収納方向への回転を許容し、か
つ該分離ローラの紙葉類繰出方向への回動を規制するワ
ンウエイクラッチ手段と、紙葉類収納時において、駆動
部の駆動力を分離ローラに伝達させる駆動力伝達経路を
接続状態に設定し、紙葉類繰出時において、駆動力伝達
経路を接続断状態に設定する制御部とが設けられている
ので、紙葉類収納時においては、これら電磁クラッチ手
段、ワンウエイクラッチ手段によって、分離ローラが紙
葉類を収納させる方向に回転する。
駆動力が分離ローラに伝達されないように電磁クラッチ
が制御され、かつワンウエイクラッチ手段により、分離
ローラの紙葉類繰出方向への回動が規制されるようにな
っているので、収納繰出ローラによる紙葉類の繰出時に
おいて分離ローラは停止した状態に保持されるととも
に、繰出方向に回転する収納繰出ローラによっても従動
されることは無く、これにより収納繰出ローラにより繰
り出される紙葉類と、分離ローラとの間には摩擦が生じ
ることになり、従って、該紙葉類が二重で繰り出された
場合に、該紙葉類の一枚が分離ローラで分離され、該紙
葉類の残りの一枚が収納繰出ローラによって繰り出され
ることになる。すなわち、本発明に示される紙葉類収納
繰出機構は、従来のようにトルクリミッタを使用して、
繰出収納ローラと分離ローラのトルク差に基づき分離ロ
ーラの回転方向を決定するものではないので、紙葉類繰
出時において、繰出収納ローラと分離ローラとの位置設
定に左右されること無く、分離ローラを確実に駆動して
紙葉類の二重送りを防止することができ、また、仮にこ
れらローラに紙葉類のインク等が付着した場合であって
も軽微な汚れである限り、分離ローラは紙葉類に対して
一定の摩擦力を常時作用させることができる。
いて説明する。まず、本実施例の紙幣収納繰出機構は、
図1に示すように、紙幣収納時に鑑別部(図示略)で金
種、表裏等を鑑別した後、搬送路100により矢印A方
向に搬送されて、該当する金種の入金紙幣(入金紙葉
類)の表裏に基づき搬送経路を切り換えて収納・繰出機
構部1に受け渡し、一方、紙幣繰出時に、収納・繰出機
構部1により繰り出された出金紙幣を、搬送路100に
搬送する搬送振分機構部3と、前記収納・繰出機構部1
と一体に設けられ、搬送振分機構部3にて表裏の取り揃
えられた入金紙幣を1枚ずつ取り込んで集積状態で収納
し、かつ集積状態で収納された紙幣を出金紙幣(出金紙
葉類)として1枚ずつ繰り出す収納部2とを具備してい
る。
間隔をおいて1枚ずつ搬送されるとともに、搬送途中に
おいて図示しない鑑別部により該入金紙幣の金種及び表
裏が鑑別され、該鑑別結果が鑑別データとして出力され
るようになっている。また、図1に示すような、収納・
繰出機構部1を一体に設けた収納部2、及び搬送振分機
構部3からなる機構は、搬送路100に沿って複数セッ
ト設けられているが、他のものは図示が省略されてい
る。
る。この搬送振分機構部3は、図1に示すように複数の
プーリ(符号省略)に張り渡されたベルト(符号省略)
間に形成される表裏反転入金路4、入金路5、出金路6
と、紙幣を振り分ける搬送切換部材7及び表裏搬送切換
部材8とにより構成されたものである。搬送切換部材7
は、搬送路100の直下に設けられた水平軸7Aを中心
として回転自在に設けられたものであって、鑑別部が該
当する金種の入金紙幣を判別した場合に、一点鎖線で示
すように搬送路100に対して突出して、該入金紙幣を
表裏反転入金路4又は入金路5に案内する。一方、鑑別
部が、該当する金種以外の入金紙幣を判別した場合に
は、搬送切換部材7は、点線で示すように搬送路100
から退避するように位置して、該入金紙幣をそのまま直
進させるとともに、後述する出金路6から搬送路100
に出金紙幣が繰り出された際にも、搬送路100から退
避する位置に切り換えられ、該出金紙幣をそのまま直進
させる。
材7の下方の水平軸8Aを中心として回転自在に設けら
れたものであって、鑑別部の鑑別データに基づき、表裏
反転の指定を受けた入金紙幣が送られた場合に、点線で
示す位置に回転して、該入金紙幣を表裏反転入金路4に
搬送させ、一方、表裏反転の指定を受けない紙幣が送ら
れた場合に、一点鎖線で示す位置に回転して、該入金紙
幣を反転させない入金路5に搬送させるにしている。表
裏反転入金路4は表裏反転が必要な入金紙幣を収納・繰
出機構部1の搬送路9に案内するものであり、また、入
金路5は表裏反転が不要な入金紙幣を収納・繰出機構部
1の搬送路10に案内するものである。一方、出金路6
は、収納・繰出機構部1により、搬送路10を通じて繰
り出された収納部2内の出金紙幣を、搬送路100に案
内するものである。なお、前記搬送振分機構部3及び搬
送路100のプーリは、図示しない同一の駆動部202
(図9参照)によって駆動され、該プーリ及びベルトは
一方向にのみ駆動されるようになっている。
れた収納・繰出機構部1について図1を参照して説明す
る。図示しないフレームの左側部にはガイド部材11、
12が設けられ、右側部にはガイド部材13、14が設
けられている。ガイド部材11、12は、表裏反転入金
路4が位置する上端部側に受収口9Aを形成し、かつ表
裏反転入金路4より入金された入金紙幣を収納部2内に
案内するための搬送路9を形成するものである。ガイド
部材13、14は、入金路5が位置する上端部側に出入
口10Aを形成するとともに、表裏反転入金路5から入
金された入金紙幣を案内する一方、収納部2内に集積さ
れた出金紙幣を出金路6に案内するための搬送路10を
形成するものである。
15及び収納・繰出ローラ16の周面に沿って湾曲さ
れ、かつこれらローラ15、16の周面から半径方向外
方に僅かに間隔をおいて配置されるとともに、送りロー
ラ15及び収納・繰出ローラ16の下方から鉛直方向に
延ばされ、集積される紙幣縁部をガイドする集積部20
を形成しており、その集積部20内には、紙幣を上面に
載置して、昇降自在に移動可能なエレベータ部21が設
けられている。一方、前記ガイド部材12、13も同様
に、送りローラ15及び収納・繰出ローラ16の周面に
沿って湾曲されるとともに、かつこれらローラ15、1
6の周面を僅かに外方に突出させる位置に配置されてい
る。
ついて、図1〜図11に基づいて説明する。 (一)《収納・繰出ローラ16・16a、送りローラ1
9及びその周辺構成》 図2は図1の右側面図、図3は図1の平面図であって、
これらの図において、フレーム(図示略)の枠体27
a、27bにはベアリング25A・25Bによって軸2
5が回転自在に支持され、この軸25には、外周が高摩
擦部材で形成されてなる収納・繰出ローラ16、16a
が一定の間隔をおいて2組ずつ固定されている。なお、
これら収納・繰出ローラ16、16aの内、一方の収納
・繰出ローラ16は、それぞれが複数の摩擦ローラ16
A・16A・16Aにより構成されている。また、この
軸25の図2,図3左端部にはギア26が固定され、こ
のギア26は図示しない駆動部202(図9参照)によ
り駆動される。この駆動部202は、図4から見て、入
金紙幣を収納させる際にはギア26を介して軸25を時
計方向に回転させ、紙幣繰出時にはギア26を介して軸
25を反時計方向に回転させる。
動される軸25には、ギア28とともにギア46が固定
されている。このギア46は枠体27aの外側に配置さ
れたものであって、同じく枠体27aの外側に配置され
たギア48に噛み合わされている。一方、前記枠体27
a、27bには軸47が回転自在に支持され、この軸4
7には、ギア48とともに2つの送りローラ19が固定
されている。送りローラ19は、枠体27a、27bの
内側に配置されたものであって、それぞれが前記軸25
に固定された収納・繰出ローラ16aに対向し、さらに
その外周が当接するように配置されている。そして、以
上のような構成により、ギア26により軸25が駆動さ
れた場合には、軸25の駆動力がギア46、ギア48、
軸47を介して送りローラ19に伝達され、これによ
り、該送りローラ19が、収納・繰出ローラ16、16
aとは反対方向に回転され、その結果、送りローラ19
と収納・繰出ローラ16、16aとの間に挟持した紙幣
を収納あるいは繰出させることができる。
駆動される軸25には、コ字状をなす支持部材86の一
端が回転自在に設けられ、さらにこの支持部材86の他
端部には、2つの蹴り出しローラ22が固定された軸8
7が回転自在に支持されている。また、枠体27aの近
傍では、軸25にプーリ88、軸87にプーリ89がそ
れぞれ固定され、このプーリ88、89にはベルト90
が張り渡されている。そして、以上のような構成によ
り、軸25が駆動されることによって、プーリ88、ベ
ルト90、プーリ89、軸87が駆動され、これによっ
て蹴り出しローラ22が、軸25に固定された収納・繰
出ローラ16、16aと同一方向に回転される。なお、
この蹴り出しローラ22は一部が集積部20内に突出し
た位置に設けられ、これにより紙幣繰出時において集積
部20内の最上面紙幣を蹴り出すようにしている(図
1、図8参照)。また、前記蹴り出しローラ22、収納
・繰出ローラ16、16aの外周面の一部には、図7、
図8で示すように、周方向に沿って高摩擦部材mが設け
られており、この高摩擦部材mにより集積部20に対し
て一定の間隔をおいて一枚ずつ紙幣を繰り出すことが可
能となる。
の構成》 また、図2、図4に示すようにフレーム(図示略)の枠
体27aの外側には、固定部材106を介して支持部材
29が固定されている。この支持部材29には、同一の
軸31Aに固定されたギア31B・31Cと、ギア31
Bに螺合されたギア30Bと、ギア30Bに螺合された
ギア30Aとが設けられており、さらに、ギア30A
は、軸25に固定されたギア28と噛み合わされ、他
方、ギア31Cは、電磁クラッチ33(後述する)に固
定されたギア32と噛み合わされている。また、前記支
持部材29及び枠体27bには、図2で示すようにベア
リング34A・34Aを介して軸34が回転自在に設け
られており、この軸34には電磁クラッチ33が設けら
れている。この電磁クラッチ33は軸34に回転自在な
ギア32に固定される部材33Aと、軸34に固定され
る部材33Bとによって構成されており、その一方であ
る部材33Aに固定されるギア32は、図4に示される
ようにギア31Cと噛み合うよう配置されている。
から出力される制御信号に基づき、部材33Aと部材3
3Bと連結させて、ギア32と軸34との間の駆動力伝
達経路を接続状態に設定され、また、ギア32の回転力
が軸34に伝達しないようこの駆動力伝達経路を接続断
状態に設定されるものであって、このような制御部20
0への指示は、図9で示す操作部201の出力に基づき
行う。すなわち、図9に示す操作部201では、紙幣を
収納させる旨の指示(以後、収納指示と表現する)、紙
幣を繰り出す旨の指示(以後、繰出指示と表現する)、
紙幣繰出し枚数の指示といった各種指示が出力されるよ
うになっており、前記制御部200では、操作部201
から収納指示が出力された場合に、ギア26を介して軸
25を時計方向(図4参照)に回転させるように駆動部
202を駆動するとともに、電磁クラッチ33を駆動力
伝達経路を接続状態に設定し、これにより軸25、ギア
28、ギア30A・30B、ギア31B・31Cを経由
して伝達されたギア32の回転力(図4において時計方
向の回転力)を電磁クラッチ33を介して軸34に伝達
するようにしている。
34に伝達された場合には、該軸34の回転力は、ギア
43、ギア42、軸36を経由して分離ローラ18に伝
達され、これによって分離ローラ18を反時計方向(図
7参照)に回転させるとともに、このとき時計方向(図
7参照)に回転する収納・繰出ローラ16との間に紙幣
が挟持され、これによって該紙幣が集積部20内に収納
されるようになっている(詳細は後述する)。
1から繰出指示が出力された場合に、ギア26を介して
軸25を反時計方向(図4参照)に回転させるように駆
動部202を駆動するとともに、電磁クラッチ33を接
続断状態に設定し、これにより軸25、ギア28、ギア
30A・30B、ギア31B・31Cを経由して伝達さ
れたギア32の回転力(図4において反時計方向の回転
力)を軸34側に伝達させないようにしている。すなわ
ち、操作部201から繰出指示が出力された場合には、
ギア32の回転力を軸34側に伝達させず、該ギア32
を空回りさせるようにしている。
27a、27bの内側に位置する軸34には一対の支持
部材35が回転自在に支持されており、これら各支持部
材35の上方には、軸36を介して回転自在に支持され
た羽根車24と、これら羽根車24に一体でかつ該軸3
6を中心に回転自在なギア37とが、それぞれ設けられ
ている。なお、この羽根車24の羽根は弾性体であるゴ
ム等により形成されている。
材35の中央寄りには、前記ギア37に噛み合わされる
ギア38が、該軸34に固定されている。また、前記軸
34であり、かつ前記ギア38の内側には、全体として
コ字形を成す支持部材40(後述する)が、軸34に対
して2ヵ所回転自在に支持されており、さらに、これら
支持部材40の上部位置には、軸39が回転自在に支持
されている(図2参照)。
34にはギア43が固定され、一方、該支持部材40に
は、軸34と平行でかつギア42が固定された軸39が
回転自在に設けられ、これらギア43とギア42とは互
いに螺合されている。一方、支持部材40のコ字内に位
置する軸39には、分離ローラ18が2組固定され、さ
らに、これら各組の分離ローラ18は図1に示すように
1対の摩擦ローラ18A・18Aにより構成され、かつ
各摩擦ローラ18A・18Aが、収納繰出ローラ16の
摩擦ローラ16A・16Aと軸方向に位置をずらせて交
互に配置されている。すなわち、収納・繰出ローラ16
・16aと分離ローラ18とは、これらの間に紙幣が挟
持されて搬送されるものであるが、図2で示すように、
これら収納・繰出ローラ16aと分離ローラ18、収納
・繰出ローラ16の摩擦ローラ16Aと分離ローラ18
の摩擦ローラ18Aとは互い違いに配置されているの
で、これらローラ16・16a・18の周面同士が接触
することは無い。
チ203を介して支持する支持ブロック204Aが設け
られ、該支持ブロック204Aは支持部材204を介し
てフレームFに固定されている。このワンウエイクラッ
チ203は、図4に示すように軸34の収納方向の回転
を許容し、かつ該軸34の繰出方向の回転を規制するも
のであって、これにより、操作部201から収納指示が
出力された場合に、図7で示すように分離ローラ18が
反時計方向に回転され、このとき時計方向に回転される
収納・繰出ローラ16・16aと共働して入金紙幣を集
積部20に送り込ませるようにしている。また、このワ
ンウエイクラッチ203は、分離ローラ18に連動され
る軸34に対して繰出方向への回転を規制することか
ら、紙幣繰出時において、収納・繰出ローラ16・16
aにより、分離ローラ18が繰出方向に従動させられる
ことは無く、一方で、紙幣繰出時には操作部201から
の繰出指示に基づき、上述したように電磁クラッチ33
がOFFされて駆動部202の動力を軸34には伝達さ
せないことから、紙幣繰出時においては図8で示すよう
に、分離ローラ18は停止した状態が保持されることに
なる。
3と電磁クラッチ33の動作によって、軸34は紙幣収
納時にのみ回転が許容されることから、軸34の回転に
連動する羽根車24も同様に、紙幣収納時にのみ分離ロ
ーラ18と同じ方向、すなわち図5にて反時計方向に回
転し、これにより一枚ずつ送られた入金紙幣を集積部2
0に順次集積することができる。
持部材40は、図6の詳細図に示すように、互いに固定
された第1支持部材205と、第2支持部材206と、
第3支持部材207とから構成され、全体としては、軸
34を中心として回転自在に支持されている。また、こ
の支持部材40の第2支持部材206は、フレームFに
固定された固定部材208との間に引張ばね209が設
けられたものであって、この引張ばね209によって、
図6に示されるように、支持部材40が軸34を中心と
して反時計方向に回転され、これにより第1支持部材2
05に軸39を介して支持された分離ローラ18が、収
納・繰出ローラ16に近接する側に付勢される。
に螺合しネジ材210が設けられ、該ネジ材210の右
端に固定された固定部材211とフレームFの間にはネ
ジ材210を矢印(ロ)方向に付勢する圧縮ばね212
が設けられている。このような構成により、ネジ材21
0を人手によって正逆方向に回動させると、該ネジ材2
10は矢印(イ)ー(ロ)方向に移動され、この移動と
ともに前述した引張ばね209の張力によって該ネジ材
210の一端に当接する第3支持部材207を介して分
離ローラ18を最適な位置に設定することができる。
在に設けられかつその上端部に軸36を介して羽根車2
4が支持された支持部材35は、その下端部がピン85
を介して回転部材83に接続されている。この回転部材
83は、枠体27a、27bに回転自在に支持され、か
つソレノイド(図示略)により駆動される軸67の切欠
部82に固定されるものであって、該軸67がソレノイ
ドで駆動されることによって、該回転部材83の上端の
羽根車24が、図5に示されるように、実線で示される
ような紙幣繰出位置と、二点鎖線で示されるような紙幣
収納位置のいずれかに配置されるようになっている。ま
た、この羽根車24は、ワンウエイクラッチ203と電
磁クラッチ33によって紙幣収納時にのみ駆動され、こ
れにより二点鎖線で示される紙幣収納位置にて入金紙幣
の集積部20への集積処理が行われることになる。
1で示すように同様の羽根車23が設けられている。こ
の羽根車23は図示しない伝達機構を通じて軸25の回
転が伝達され、これにより紙幣収納時に図1時計方向に
回転して、集積部20内に入金紙幣を集積させるように
している。また、図1に示されるように、搬送路9に沿
って外周面が配置されている送りローラ15についても
同様、図示しない伝達機構を通じて軸25の回転が伝達
され、これにより紙幣収納時に図1反時計方向に回転し
て該搬送路9に沿う入金紙幣を集積部20に向けて搬送
させるようにしている。
構の作用について説明する。 《A》紙幣収納処理について まず、操作部201(図9)から紙幣の収納指示が出力
されたことを条件として、エレベータ用駆動部及びセン
サ手段(図示略)が、上面に載置された集積紙幣と集積
部20の天板との間に予め定めておいた間隔が形成され
るまでエレベータ部21を降下させるとともに(図7参
照)、図示しないソレノイドを駆動して、羽根車24を
集積部20に近接した位置に配置する(図5参照)。ま
た、操作部201から出力された紙幣の収納指示に基づ
き、電磁クラッチ33(図2)をONとして、駆動部2
02の駆動力を羽根車24、分離ローラ18に伝達可能
な状態としておく。なお、以下では表裏搬送切換部材8
を一点鎖線で示すように配置して、入金紙幣を入金路
5、搬送路10に搬送させる場合について説明する。
後、以下の(1)〜(3)で示す処理を行う。 (1) 駆動部202によって、図2、図3に示すギア
26を図4より見て時計回りに駆動し、軸25、及びこ
れに固定される収納・繰出ローラ16・16aを、図7
に示されるように収納方向である時計方向に回転させる
とともに、軸25に連動される蹴り出しローラ22も同
方向に回転させる。
れるギア28が時計方向に回転された場合には、このギ
ア28の回転力は、ギア30A・30B、ギア31B・
31Cを経由してギア32に伝達され、さらに、このと
き電磁クラッチ33がONされ、かつワンウエイクラッ
チ203が軸34の収納方向の回転を許容していること
から、前記ギア28の回転力は、さらに電磁クラッチ3
3を介して軸34、ギア43、ギア42、軸39を通じ
て分離ローラ18へと伝達され、これにより該分離ロー
ラ18が図7で示されるように反時計方向に回転される
ことになる。従って、紙幣収納時には図7に示されるよ
うに、収納・繰出ローラ16が紙幣取込方向である時計
回りに回転し、分離ローラ18が紙幣取込方向である反
時計回りに回転し、これによって搬送路10に送られた
入金紙幣が、収納・繰出ローラ16、分離ローラ18に
案内されて集積部20へと搬送される。
クラッチ203と電磁クラッチ33の動作によって、ギ
ア28の回転力が軸34に伝達されることから、羽根車
24も同様に分離ローラ18と同じ方向、すなわち図5
にて反時計方向に回転し、これにより搬送路10を通じ
て集積部20内に送られた入金紙幣が、これら羽根車2
4によって下方に叩かれて、該集積部20内のエレベー
タ部21上に該入金紙幣が正しく集積される。また、集
積部20のエレベータ部21上に入金紙幣が集積される
と同時に、エレベータ用駆動部及びセンサ手段(図示
略)により、該エレベータ部21を徐々に降下させ、こ
れによって該エレベータ部21に載置された集積紙幣
と、集積部20の天板との間隔を常時一定に保持させる
ようにする。
されたことを条件として、エレベータ用駆動部及びセン
サ手段(図示略)が、上面に載置された集積紙幣と、集
積部20の上部に位置する蹴り出しローラ22とが接触
するまでエレベータ部21を上昇させるとともに(図7
参照)、図示しないソレノイドを駆動して、羽根車24
を集積部20に離間した位置に配置する(図5の一点鎖
線参照)。また、操作部201から出力された紙幣の繰
出指示に基づき、電磁クラッチ33(図2)をOFFと
して、駆動部202の駆動力が羽根車24、分離ローラ
18に伝達されないようにしておく。
後、以下の(1)〜(3)で示す処理を行う。 (1) 駆動部202によって、図2、図3に示すギア
26を図4より見て反時計回りに駆動して、軸25及び
これに固定される収納・繰出ローラ16・16aを、図
8に示されるように反時計方向に回転させるとともに、
軸25に連動される蹴り出しローラ22も同方向に回転
させ、これによって集積部20内の集積紙幣を上面側か
ら一枚ずつ搬送路10に繰り出す。
れるギア28が反時計方向に回転された場合には、この
ギア28の回転力は、ギア30A・30B、ギア31B
・31Cを経由してギア32に伝達され、さらに、この
とき電磁クラッチ33がOFFとされていることから、
前記ギア28の回転力は、ギア32を回転させるのみで
軸34には伝達されない。一方、収納・繰出ローラ16
・16aが図8に示されるように反時計方向に回転され
た場合に、これらローラ16・16aに対向する分離ロ
ーラ18に、紙幣を介して時計方向の回転力が加わるこ
とになるが、このとき分離ローラ18に連動される軸3
4は、ワンウエイクラッチ203により同方向への回転
が規制されているので、結果として分離ローラ18は停
止した位置に保持されることになり、分離ローラ18
と、繰り出される出金紙幣との間に摩擦が発生する。こ
れにより、例えば出金紙幣が二重送りされた場合には、
一方の出金紙幣がこの分離ローラ18によって繰り出し
が規制され、残る他方の出金紙幣が、収納・繰出ローラ
16・16aにより搬送路10を通じて搬送路100に
搬送されることになる。
クラッチ203と電磁クラッチ33の動作によって、ギ
ア28の回転力が軸34に伝達されることが規制される
ことから、羽根車24も停止した状態が保持されること
になる。また、集積部20のエレベータ部21から入金
紙幣が繰り出されると同時に、エレベータ用駆動部及び
センサ手段(図示略)により、該エレベータ部21を徐
々に上昇させ、これによって該エレベータ部21に載置
された集積紙幣を、蹴り出しローラ22に対して常時一
定の圧力で接触させるようにする。
紙幣入出金機では、駆動部202の駆動力を分離ローラ
18に伝達させる状態、伝達させない状態のいずれかに
設定可能な電磁クラッチ33と、分離ローラ18の紙幣
収納方向への回転を許容し、かつ該分離ローラ18の紙
幣繰出方向への回動を規制するワンウエイクラッチ20
3と、紙幣収納時において、駆動部202の駆動力を分
離ローラ18に伝達させる駆動力伝達経路を接続状態に
設定し、一方、紙幣繰出時において、該駆動力伝達経路
を、駆動202部の駆動力を分離ローラ18に伝達させ
ない接続断状態に設定する制御部200とが設けられて
いるので、紙幣収納時においては、これら電磁クラッチ
33、ワンウエイクラッチ203によって、分離ローラ
18が紙幣を収納させる方向に回転されることになり、
これによって集積部20に対して紙幣の円滑な収納が可
能となる。
動力が分離ローラ18に伝達されないように電磁クラッ
チ33が制御され、かつワンウエイクラッチ203によ
り、分離ローラ18の紙幣繰出方向への回動が規制され
るようになっているので、収納繰出ローラによる紙幣の
繰出時において分離ローラ18は停止した状態に保持さ
れるとともに、収納・繰出ローラ16・16aによって
も従動されることは無く、これにより収納・繰出ローラ
16・16aにより繰り出される紙幣と、分離ローラ1
8との間には摩擦が生じることになり、従って、該紙幣
が二重で繰り出された場合に、該紙幣の一枚が分離ロー
ラ18で分離され一枚の紙幣のみが繰り出されることに
なる。すなわち、上記紙幣入出金機では、従来のように
トルクリミッタを使用して、繰出収納ローラと分離ロー
ラ18のトルク差に基づき分離ローラ18の回転方向を
決定するものではないので、紙幣繰出時において、繰出
収納ローラと分離ローラ18との位置設定に左右される
こと無く、分離ローラ18を確実に駆動して紙幣の二重
送りを防止することができ、また、仮にこれらローラに
紙幣のインク等が付着した場合であっても軽微な汚れで
ある限り、分離ローラ18は紙幣に対して一定の摩擦力
を作用させることができ、この点においても紙幣の二重
送りを確実に防止することが可能となる。
25、ギア28、ギア30A・30B、ギア31B・3
1C、ギア32、軸34、ギア43、ギア42、軸39
により特許請求の範囲の「駆動伝達機構部」が構成され
る。また、上記実施例は紙葉類として紙幣を例に挙げた
が、これに限定されず、宝くじ、債券、証券のようなも
のであっても良い。
類収納繰出機構によれば、駆動伝達機構部として、駆動
部の駆動力を分離ローラに伝達させる駆動力伝達経路を
接続、接続断のいずれかに設定可能な電磁クラッチ手段
と、分離ローラの紙葉類収納方向への回転を許容し、か
つ該分離ローラの紙葉類繰出方向への回動を規制するワ
ンウエイクラッチ手段と、紙葉類収納時において、駆動
部の駆動力を分離ローラに伝達させる駆動力伝達経路を
接続状態に設定し、紙葉類繰出時において、駆動力伝達
経路を接続断状態に設定する制御部とが設けられている
ので、紙葉類収納時においては、これら電磁クラッチ手
段、ワンウエイクラッチ手段によって、分離ローラが紙
葉類を収納させる方向に回転されることが許容され、こ
れによって集積部に対して紙葉類の円滑な収納が可能と
なる。
駆動力が分離ローラに伝達されないように電磁クラッチ
が制御され、かつワンウエイクラッチ手段により、分離
ローラの紙葉類繰出方向への回動が規制されるようにな
っているので、収納繰出ローラによる紙葉類の繰出時に
おいて分離ローラは停止した状態に保持されるととも
に、繰出方向に回転する収納繰出ローラによっても従動
されることは無く、これにより収納繰出ローラにより繰
り出される紙葉類と、分離ローラとの間には摩擦が生じ
ることになり、従って、該紙葉類が二重で繰り出された
場合に、該紙葉類の一枚が分離ローラで分離され一枚の
紙葉類のみが繰り出されることになる。すなわち、本発
明に示される紙葉類収納繰出機構は、従来のようにトル
クリミッタを使用して、繰出収納ローラと分離ローラの
トルク差に基づき分離ローラの回転方向を決定するもの
ではないので、紙葉類繰出時において、繰出収納ローラ
と分離ローラとの位置設定に左右されること無く、分離
ローラを確実に駆動して紙葉類の二重送りを防止するこ
とができ、また、仮にこれらローラに紙葉類のインク等
が付着した場合であっても軽微な汚れである限り、分離
ローラは紙葉類に対して一定の摩擦力を常時作用させる
ことができ、この点においても紙葉類の二重送りを確実
に防止することが可能となる。
て、紙幣収納処理の動作を説明するための図。
て、紙幣繰出処理の動作を説明するための図。
示すブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 集積部内に集積された紙葉類を繰り出す
収納繰出ローラと、 収納繰出ローラと対向するように設けられて、該収納繰
出ローラにより繰り出された紙葉類が二重送りである場
合に該紙葉類の一枚を集積部に戻す分離ローラと、 収納繰出ローラと分離ローラのそれぞれに駆動部の駆動
力を伝達する駆動伝達機構部とを有する紙葉類入出金機
における紙葉類収納繰出機構であって、 前記駆動伝達機構部には、 駆動部の駆動力を分離ローラに伝達させる駆動力伝達経
路を接続、接続断のいずれかに設定可能な電磁クラッチ
手段と、 分離ローラの紙葉類収納方向への回転を許容し、かつ該
分離ローラの紙葉類繰出方向への回動を規制するワンウ
エイクラッチ手段と、 紙葉類収納時において、駆動部の駆動力を分離ローラに
伝達させる駆動力伝達経路を接続状態に設定し、紙葉類
繰出時において、駆動力伝達経路を接続断状態に設定す
る制御部とが設けられていることを特徴とする紙葉類入
出金機における紙葉類収納繰出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312329A JP2942126B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 紙葉類入出金機における紙葉類収納繰出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312329A JP2942126B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 紙葉類入出金機における紙葉類収納繰出機構 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=18027931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5312329A Expired - Fee Related JP2942126B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 紙葉類入出金機における紙葉類収納繰出機構 |
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-
1993
- 1993-12-13 JP JP5312329A patent/JP2942126B2/ja not_active Expired - Fee Related
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