JPH08231067A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

Info

Publication number
JPH08231067A
JPH08231067A JP7036430A JP3643095A JPH08231067A JP H08231067 A JPH08231067 A JP H08231067A JP 7036430 A JP7036430 A JP 7036430A JP 3643095 A JP3643095 A JP 3643095A JP H08231067 A JPH08231067 A JP H08231067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
tray
sheet
feeding device
standard equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7036430A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kataoka
片岡  浩
Shinichi Takeda
慎一 武田
Koji Wakamoto
宏治 若本
Junya Masuda
潤也 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7036430A priority Critical patent/JPH08231067A/ja
Publication of JPH08231067A publication Critical patent/JPH08231067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙装置において最も複雑で重要である分離
機構として標準装備のエアー給紙装置を利用し、かつ、
比較的簡単な構造で給紙が行なえるオプショントレイを
実現する。 【構成】 標準トレイ1とエアー給紙装置11を備えた
複写機において、標準装備トレイ1に対してオプション
トレイ21を装着し、オプショントレイ21を使用する
時は、エアー給紙装置11の給紙口と標準装備トレイ1
の間に、オプショントレイ21に収納された用紙22を
給紙するためのペーパーガイド27を配設し、給紙ロー
ラ24と搬送ローラ25によりオプショントレイ21の
用紙22をエアー給紙装置11まで搬送し、該エアー給
紙装置11により用紙22の分離および給送を行なう。
標準装備トレイ1より給紙する時は、スパイラル受け3
2により、搬送フィルム28が、巻き取り装置29内に
巻き取られ、ペーパーガイド27が該標準装備トレイ1
の上部から取り外される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙装置、より詳細に
は、標準装備トレイとエアー給紙装置を有する複写機に
おいて、標準装備トレイに装着可能なオプショントレイ
を有する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の給紙装置の一例を説明す
るための図で、この例は、シート材(用紙)を支持する
ためのシート材支持手段41,42を並設し、これら並
設されたシート材支持手段41,42の上方に、吸引フ
ァン44、シート搬送ベルト45、および、吸引ダクト
46を有するエアー給紙装置43を配置し、エアー給紙
装置43に設けたシャッター47を操作して吸引口4
8,49を適宜開閉し、吸引ファン44によりシート材
支持手段41,42のいずれか一方からシート材を吸引
し、シート搬送ベルト45により給送させることによ
り、複数のシート材支持手段から1つの搬送パスを通し
てシート材の給送ができるようにし、これにより、大容
量のシート材の収容および供給が行えるようにしたもの
である。
【0003】図10は、従来の給紙装置の他の例を説明
するための図で、この例は、シート材(用紙)52,5
6を支持するためのシート材支持手段51,55を並設
して有し、これら並設されたシート支持手段51,55
の上方に、各々、給紙ローラ53,57および用紙分離
ローラ対54,58を設け、シート材52,56の重ね
送りを防止するようにして給送するようにしたもので、
選択された各々のシート材支持手段(トレイ)51,5
5から独立してシート材52,56を給送し得るように
し、これにより、大容量のシート材の収容および供給が
行えるようにしたものである。
【0004】図11は、従来の給紙装置の更に他の例を
説明するための図で、この例は、シート材(用紙)を支
持するシート材支持手段61,65を並設するととも
に、これら並設されたシート支持手段61,65の上方
に、各々異なった方式による給紙装置を配置したもの
で、一方の給紙装置は、吹き出しダクト71と吸い込み
ダクト72を有するエアー給紙装置より成り、シート搬
送ベルト73に吸引されたシート材を給送するように
し、他方の給紙装置は、給紙ローラ67、用紙分離ロー
ラ対68を有するローラ給紙装置で給送するようにした
もので、選択された各々のシート材支持手段(トレイ)
61,65から独立してシート材の給送が行えるように
し、これにより、大容量のシート材の収容および供給が
行えるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した給紙装置
は、シート材支持手段41,42を並設し、これらを単
一(共通)の吸引ダクトで作動させるようにしているた
め、吸引ダクト46の内部容積が大きくなり、このた
め、吸引ファン44の容量を大きくする必要があり、吸
引ファン44から発生する音が大きくなる可能性があ
る。また、シート材をさばくための吹き出しダクトがな
いため、シート材を多重(重ね)送りする可能性があ
り、給送時のトラブルが懸念される。
【0006】図10に示した給紙装置は、各シート材支
持手段(標準装備トレイ51およびオプショントレイ5
5)の各々に、給紙ローラ53,57、分離ローラ対5
4,58および搬送ローラ59、その他の付属機器が設
置されており、高価かつ複雑な機構となっている。
【0007】図11に示した給紙装置は、オプショント
レイ65を使用する時には、該オプショントレイ65か
らのシート材が標準装備トレイ61の上を通り、標準装
備トレイ61の給紙装置を使って給送される構造となっ
ており、標準装備トレイ61とオプショントレイ65の
使用を任意に選択することができず、例えば、標準装備
トレイ61が空の状態の時にオプショントレイ65を使
用でき、オプショントレイ65を使用している時は、標
準装備トレイ61にシート材を補給することができない
ような構造となっていた。
【0008】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、給紙装置において最も複雑で重要である分
離機構を標準装備のエアー給紙装置をオプショントレイ
の給紙にも共通利用可能とし、かつ、比較的簡単な構造
で給紙が行なえるオプショントレイを実現することによ
り、安価で、しかも、安定した給紙が可能な大容量の給
紙装置を提供することを目的になされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)標準装備トレイとエアー給紙装置
を有する複写機の給紙装置において、該給紙装置は、前
記標準装備トレイに装着可能なオプショントレイを有
し、該オプショントレイは、該オプショントレイに収納
された用紙を給紙するための給紙ローラと、該オプショ
ントレイ上の用紙を前記エアー給紙装置の給紙口へ搬送
するための搬送フィルムと、該搬送フィルムを前記標準
装備トレイに繰り出し、或いは、巻き取る搬送フィルム
巻取手段と、前記搬送フィルムに接離自在に支持され、
かつ、該搬送フィルムと協働して前記オプショントレイ
からの用紙を挟持して搬送する搬送ローラとを有するこ
と、更には、(2)前記搬送フィルム上において、先に
給送された用紙の後端が後に給送された用紙の先端の上
に所定の寸法をもって重なるように前記給紙ローラおよ
び搬送ローラが配設されていること、更には、(3)前
記オプショントレイの用紙を前記複写機に給送する時、
前記エアー給紙装置の吹出用ファンを停止すること、更
には、(4)前記搬送フィルムは用紙載置側に凸状の反
りを有すること、更には、(5)前記オプショントレイ
が前記標準装備トレイに装着された時、該標準装備トレ
イに収納されている用紙サイズを検知し、該用紙のサイ
ズに応じて前記搬送フィルム巻取装置から繰り出される
搬送フィルムの長さを制御すること、更には、(6)前
記給紙ローラの後流側に該給紙ローラからの用紙の重ね
送りを防止するための用紙分離手段を有することを特徴
とを特徴としたものである。
【0010】
【作用】
(1)標準装備トレイとエアー給紙装置を備えた複写機
において、標準装備トレイに対してオプショントレイを
装着し、エアー給紙装置の給紙口と標準装備トレイの間
に、オプショントレイに収納された用紙を給紙するため
の搬送路を設け、給紙ローラと搬送ローラによりオプシ
ョントレイの用紙を標準装備のエアー給紙装置まで搬送
し、該エアー給紙装置により用紙の分離および給送を行
なう。 (2)オプショントレイからの用紙の搬送において、常
に、先に搬送された用紙の後端部を、後に搬送された用
紙の先端部の上に重ねた状態で搬送する。 (3)オプショントレイから搬送される用紙を1枚ずつ
搬送するようにし、標準装備のエアー給紙装置における
分離作業を不要とし、吹出し用ファンを使用せずに給紙
可能とする。 (4)搬送フィルムの断面形状を用紙と接触する側に凸
状にし、搬送フィルムと搬送される用紙の接触面積を減
らし、用紙の搬送抵抗を減らし、すべり性を向上させ
る。 (5)標準装備トレイの用紙サイズを検知し、あらかじ
め、標準装備トレイ使用時、搬送フィルムを標準装備ト
レイの後端板まで繰り出しておく。 (6)オプショントレイに収納された用紙が給紙ローラ
を通過したすぐ後に、用紙の重ね送りを防止するための
分離ローラ、あるいは、分離シートによる簡単な用紙分
離機構を有する。
【0011】
【実施例】図1および図2は、請求項1の発明を説明す
るための要部構成図で、図中、1は標準装備トレイ、2
1はオプショントレイ、2,22は用紙、3,23は後
端板、11はエアー給紙装置(11aは吹き出し用バキ
ュームファン、11bは吸込み用バキュームファン)、
27はペーパーガイドで、図3に、ペーパーガイド27
の詳細を、図4に標準装備トレイ後端板3の詳細を示
す。
【0012】最初に、図1により、本発明による給紙装
置の標準装備トレイ1について説明する。図1は、標準
装備トレイ1に収納された用紙2を給紙する時の要部構
成図で、用紙2は、上から順にエアー給紙装置11によ
り複写機に給送される。標準装備トレイ1の後端板3の
上端部3aには上限検知センサ3bが取り付けられ、該
センサ3bによって用紙2の上部の位置を検知し、その
信号が用紙2の下部に設けられた用紙載置台(図示せ
ず)のアクチュエータにフィードバックされて該用紙載
置台を上昇させ、用紙2の上部を常に用紙供給位置Aに
セットするようにしている。
【0013】次に、図1および図2により、標準装備ト
レイ1からオプショントレイ21に切り替える時に、オ
プショントレイ用のペーパーガイド27がセットされる
過程を説明する。この切り替え時、エアー給紙装置11
のバキュームファン11a,11bの動作は一旦停止す
る。まず、図1に示した標準装備トレイ1に収納された
用紙2の上端が図2に示した位置まで下降し、これによ
り用紙2の上方にスペースが作られるが、このスペース
は、可倒式となっている標準装備トレイ1の後端板3の
上端部3aが倒れて収納されるためのスペースとなる。
【0014】次に、スパイラル軸30を回転するモータ
31により、スパイラル軸30が回転し、これにより、
標準装備トレイ1を使用中は、図1に示すように、オプ
ショントレイ側に待機しているスパイラル受け32が、
図2に示すように、エアー給紙装置11の下方に移動す
る。このスパイラル受け32の移動により、図3に示す
ように、該スパイラル受け32に連結されている搬送フ
ィルムガイド33が矢印方向に移動し、搬送フィルム2
8が搬送フィルム巻取装置29から繰り出され、これに
より、標準装備トレイ1とエアー給紙装置11との間
に、オプショントレイ21に収納された用紙22を搬送
するためのペーパーガイド27がセットされる。この
時、搬送フィルムガイド33は、標準装備トレイ1の後
端板3の上端部3aを押し倒し、これにより、後端板3
の上端部3aは、標準装備トレイ1内の用紙2の上方の
スペースに収納される。なお、後端板3の上端部3a
は、図4に示すように、支点軸Rのまわりに回動可能
に、カム7と一体に取り付けられており、該カム7がバ
ネ8で押えられることにより、後端板3の上端部3aは
倒れた姿勢で固定される。また、標準装備トレイ1を使
用する時は、ソレノイド4にてワイヤ5を引っ張ること
により、上端部3aは時計方向に回転して直立し、同時
に、カム7も時計回りに90度回転してバネ8で押えら
れ、これにより、上端部3aは直立した姿勢で固定され
る。
【0015】上述のようにしてペーパーガイド27がセ
ットされた後、ローラ離接ソレノイド26により、標準
装備トレイ1が使用されていた時(図1の状態)には上
方に待機していた給紙ローラ24と搬送ローラ25が、
図2に示すように、それぞれ用紙22と搬送フィルム2
8に圧接され、給紙ローラ24および搬送ローラ25の
回転により、オプショントレイ21上の用紙22が、搬
送フィルム28上をオプショントレイ21から給紙位置
Bまで移動し、エアー給紙装置11により複写機本体へ
給紙される。オプショントレイ21は、標準装備トレイ
1と同様、用紙載置台(図示せず)と上限検知センサー
23bを有し、アクチュエータの動きにより用紙載置台
が上昇し、用紙22の上部が常に用紙供給位置にセット
されるようになっている。
【0016】上述のように、本発明によると、オプショ
ントレイから標準装備のエアー給紙部まで用紙を搬送す
る機構が比較的安易に実現でき、しかも、最も複雑でか
つ重要な用紙分離機構として、標準装備のエアー給紙装
置を共通利用することができるので、ペーパーガイド装
置を含むオプショントレイを安価で提供することがで
き、しかも、安定した給紙により信頼性の高いものとし
て提供することができる。また、オプショントレイに収
納されている用紙を給送している時でも、標準装備トレ
イに用紙を補給することが可能である。
【0017】図5(a),(b)は、請求項2の発明の
実施例を説明するための要部詳細図で、図5(a)に示
すように、搬送ローラ25が、オプショントレイ21に
おいて使用される用紙22の流れ方向長さの最少寸法よ
りも短い長さのピッチPで配置され、用紙22の標準装
備トレイ1側端面1aから給紙ローラ24の中心までの
長さが所定の寸法Dをもって位置するように配置されて
いる。前記ピッチPおよび寸法Dは、図5(b)に示す
ように、常に先に送られた用紙の後端が後に送る用紙の
先端の上に8〜12mm、好ましくは10mmの幅dで
重なるように設定してある。
【0018】上述のようにすると、各用紙が間隔をあけ
ることなく重なって搬送されるので、複写機のジョブス
ピードをアップすることが可能で、また、オプショント
レイから標準装備トレイに切り替えられた時、搬送フィ
ルムが搬送フィルム巻取装置に巻取られるため、搬送経
路上に残った用紙がオプショントレイに再収納されるこ
とになるが、その際、先に送られた用紙の後端が後に送
られた用紙の先端の上に重なっているので、オプション
トレイに元通り、整然と再収納することができる。
【0019】また、オプショントレイ21から搬送され
る用紙22は1枚ずつ搬送されるので、標準装備のエア
ー給紙装置11における分離作業が不要となり、吹出し
用ファン11aを使用せずに供給することができ、ファ
ーストコピーの時間短縮、省電力化および静音化を図る
ことができる。
【0020】図6は、請求項4の発明の実施例を説明す
るための要部詳細図、図6(a)は斜視図、図6(b)
は、図6(a)のB−B端面図で、図6(b)に示すよ
うに、この実施例は、搬送フィルム28の断面形状を用
紙22と接触する側に凸状にしたものである。なお、そ
の他のついては、図3に示した実施例と同じであるの
で、その詳細な説明は省略する。而して、この実施例に
よると、搬送フィルム28と搬送される用紙22の接触
面積を減らすことができるので、搬送フィルム28のす
べり性の向上、摩擦帯電の防止を図ることができる。ま
た、搬送フィルム28上に用紙22がない時でも、搬送
ローラ25との接触面積が小さいため、摩擦等によるフ
ィルム28への悪影響もほとんどない。
【0021】図7は、請求項5の発明の実施例を説明す
るための要部構成図で、この実施例は、標準装備トレイ
1に収納された用紙2のサイズを検知し、そのサイズに
応じて、搬送フィルム巻取装置29から繰り出される搬
送フィルム28の繰り出し量を制御するようにしたもの
で、標準装備トレイ1を使用している時には、収納され
た用紙2のすぐ後方に搬送フィルム28の先端が待機し
ているようにしたものである。従って、この実施例によ
ると、標準装備トレイ1からオプショントレイ21へ切
り替える時、搬送フィルム28の先端をエアー給紙部1
1の下までいち早く移動することができるので、ファー
ストコピーの時間短縮が可能となる。
【0022】図8(a),(b)は、それぞれ請求項6
の発明の実施例を説明するための要部構成図で、共に、
オプショントレイ21に収納された用紙22が給紙ロー
ラ24を通過したすぐ後に、用紙の複数枚送り(重ね送
り)を防止するための用紙分離機構を設けたもので、図
8(a)に示した実施例は、サブ給紙ローラ35の下に
サブ分離ローラ35aを、図8(b)に示した実施例
は、サブ給紙ローラ35の下にサブ分離シート35bを
設けたものである。オプショントレイ側に、このような
簡単な用紙分離機構を設けることにより、より安定した
給紙を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応した効果:標準装備トレイとエア
ー給紙装置を備えた複写機において、標準装備トレイに
対してオプショントレイを設置し、エアー給紙装置の給
紙口と標準装備トレイの間に、オプショントレイに収納
された用紙を給紙するための搬送路を設け、給紙ローラ
と搬送ローラによりオプショントレイの用紙を標準装備
のエアー給紙装置まで搬送し、該エアー給紙装置により
用紙の分離および給送を行なうことにより、オプション
トレイから標準装備のエアー給紙装置まで用紙を搬送す
る機構が比較的安易に実現でき、しかも、最も複雑でか
つ重要な用紙分離機構として、標準装備のエアー給紙装
置を利用することができるので、ペーパーガイド装置を
含むオプショントレイを安価で提供することができ、し
かも、安定した給紙により信頼性の高いものとして提供
することができる。また、オプショントレイに収納され
ている用紙を給送している時でも、標準装備トレイに用
紙を補給することが可能である。 (2)請求項2に対応した効果:オプショントレイから
搬送される用紙は、常に、先に搬送された用紙の後端部
を上に、後に搬送された用紙の先端部を下にして重ねた
状態を保たれるので、各用紙が間隔をあけることなく重
なって搬送され、複写機のジョブスピードをアップする
ことが可能である。また、オプショントレイから標準装
備トレイに切り替えられた時、搬送フィルムが搬送フィ
ルム巻取装置に巻取られるため、搬送経路上に残った用
紙がオプショントレイに再収納されることになるが、そ
の際、先に送られた用紙の後端が後に送られた用紙の先
端の上に重なっているので、オプショントレイに元通
り、整然と再収納することができる。 (3)請求項3に対応した効果:オプショントレイから
搬送される用紙が1枚ずつ搬送されるので、標準装備の
エアー給紙装置における用紙分離作業が不要となり、従
って、吹出し用ファンを使用せずに供給することがで
き、ファーストコピーの時間短縮、省電力化および静音
化を図ることができる。 (4)請求項4に対応した効果:搬送フィルムの断面形
状を用紙と接触する側に凸状にしたので、搬送フィルム
と搬送される用紙の接触面積を減らすことができ、搬送
フィルムのすべり性の向上、摩擦帯電の防止を図ること
ができる。また、搬送フィルム上に用紙がない時でも、
ローラとの接触面積が小さいため、摩擦等によるフィル
ムへの悪影響もほとんどない。 (5)請求項5に対応した効果:標準装備トレイの用紙
サイズを検知し、あらかじめ、標準装備トレイの後端板
まで搬送フィルムを繰り出しておくようにしたので、標
準装備トレイからオプショントレイに切り替える時、エ
アー給紙装置の下まで搬送フィルムをいち早く移動する
ことができ、ファーストコピーの時間短縮が可能とな
る。 (6)請求項6に対応した効果:オプショントレイに収
納された用紙が給紙ローラを通過したすぐ後に、サブ分
離ローラ、あるいは、サブ分離シートによる簡単な分離
機構を設けたので、より安定した給紙を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を説明するための要部
構成図で、標準装備トレイにて給紙する時の図である。
【図2】請求項1の発明の実施例を説明するための要部
構成図で、オプショントレイにて給紙する時の図であ
る。
【図3】搬送フィルムの説明をするための要部斜視図で
ある。
【図4】標準装備トレイの後端板を説明するための要部
詳細図である。
【図5】請求項2の発明の一実施例を説明するための要
部詳細図である。
【図6】請求項4の発明の一実施例を説明するための要
部詳細図である。
【図7】請求項5の発明の一実施例を説明するための要
部構成図である。
【図8】請求項6の発明の一実施例を説明するための要
部構成図である。
【図9】従来の給紙装置を説明するための要部構成図で
ある。
【図10】従来の他の給紙装置を説明するための要部構
成図である。
【図11】従来の更に他の給紙装置を説明するための要
部構成図である。
【符号の説明】
1…標準装備トレイ、2…用紙、3…後端板、3a…後
端板3の上端部、3b…用紙上限検知センサ、4…ソレ
ノイド、5…ワイヤ、7…カム、8…バネ、11…エア
ー給紙装置、11a…吹き出しファン、11b…吸い込
みファン、21…オプショントレイ、22…用紙、23
…後端板、23b…用紙上限検知センサ、24…給紙ロ
ーラ、25…搬送ローラ、26…ソレノイド、27…ペ
ーパーガイド、28…搬送フィルム、29…搬送フィル
ム巻取装置、30…スパイラル軸、31…モータ、32
…スパイラル受け、33…搬送フィルムガイド、35…
サブ給紙ローラ、35a…分離ローラ、35b…分離シ
ート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 516 G03G 15/00 516 (72)発明者 増田 潤也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準装備トレイとエアー給紙装置を有す
    る複写機の給紙装置において、該給紙装置は、前記標準
    装備トレイに装着可能なオプショントレイを有し、該オ
    プショントレイは、該オプショントレイに収納された用
    紙を給紙するための給紙ローラと、該オプショントレイ
    上の用紙を前記エアー給紙装置の給紙口へ搬送するため
    の搬送フィルムと、該搬送フィルムを前記標準装備トレ
    イに繰り出し、或いは、巻き取る搬送フィルム巻取手段
    と、前記搬送フィルムに接離自在に支持され、かつ、該
    搬送フィルムと協働して前記オプショントレイからの用
    紙を挟持して搬送する搬送ローラとを有することを特徴
    とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送フィルム上において、先に給送
    された用紙の後端が後に給送された用紙の先端の上に所
    定の寸法をもって重なるように前記給紙ローラおよび搬
    送ローラが配設されていることを特徴とする請求項1に
    記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記オプショントレイの用紙を前記複写
    機に給送する時、前記エアー給紙装置の吹出用ファンを
    停止することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送フィルムは用紙載置側に凸状の
    反りを有することを特徴とする請求項1に記載の給紙装
    置。
  5. 【請求項5】 前記オプショントレイが前記標準装備ト
    レイに装着された時、該標準装備トレイに収納されてい
    る用紙サイズを検知し、該用紙のサイズに応じて前記搬
    送フィルム巻取装置から繰り出される搬送フィルムの長
    さを制御することを特徴とする請求項1に記載の給紙装
    置。
  6. 【請求項6】 前記給紙ローラの後流側に該給紙ローラ
    からの用紙の重ね送りを防止するための用紙分離手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
JP7036430A 1995-02-24 1995-02-24 給紙装置 Pending JPH08231067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7036430A JPH08231067A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7036430A JPH08231067A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08231067A true JPH08231067A (ja) 1996-09-10

Family

ID=12469605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7036430A Pending JPH08231067A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08231067A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7669844B2 (en) 2004-04-26 2010-03-02 Sharp Kabushiki Kaisha Paper feeder
JP2011162277A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 給紙装置及び画像形成装置
CN103129991A (zh) * 2013-03-14 2013-06-05 广州广电运通金融电子股份有限公司 一种单张卡片发放装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7669844B2 (en) 2004-04-26 2010-03-02 Sharp Kabushiki Kaisha Paper feeder
JP2011162277A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 給紙装置及び画像形成装置
CN103129991A (zh) * 2013-03-14 2013-06-05 广州广电运通金融电子股份有限公司 一种单张卡片发放装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05500790A (ja) 印刷装置に紙を直接供給する装置及び方法
JPH02117523A (ja) シートスタックの支持装置、およびシート給送装置
JPH08231067A (ja) 給紙装置
JPH0416433A (ja) シート給送装置
JP2001192133A (ja) 画像処理装置におけるシート材の供給機構
JP4862352B2 (ja) 記録媒体排出装置及び画像形成装置
JP2991709B2 (ja) 画像記録装置
JPH0238506B2 (ja) Fukushakinoyoshikyokyusochi
JP2000255805A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JPH069083A (ja) シート材供給装置及び画像形成装置
JP3315284B2 (ja) 両面給紙装置
JPH03166134A (ja) 給紙カセット構造
JP3693595B2 (ja) 画像形成装置
JP3756083B2 (ja) 画像形成装置
JPH0114600Y2 (ja)
JP4631698B2 (ja) シート供給装置及び画像形成装置
JP3714888B2 (ja) 画像形成装置
JPH0430197Y2 (ja)
JP3649678B2 (ja) 画像形成装置
JP3962710B2 (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JP2560589Y2 (ja) 紙葉搬送装置
JP2015101411A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JPH0518108B2 (ja)
JP2023183929A (ja) 給送装置、及び、画像形成装置
JPH05306033A (ja) ファンの回転制御方法