JP2023183929A - 給送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

給送装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Kazunori Konno
嘉文 大塚
Yoshifumi Otsuka
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正人 橋本
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Abstract

【課題】汎用サイズのシートを給送可能なものに、長尺シートを給送可能なものとなるように付属部材を追加した場合であっても、長尺シートのセット性を良好にする。【解決手段】シートPを所定の給送方向に給送する給送装置であって、シートPを載置可能な載置面72aが形成された載置部72が設けられた引出しユニット71が設置されている。そして、引出しユニット71は、載置面72aを給送方向の上流側に延長するための付属部材74が載置部72に離脱可能(又は、収納可能)に設置された状態で、給送装置70に対して給送方向の上流側に引出し可能に構成されている。【選択図】図8

Description

この発明は、用紙等のシートを給送する給送装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタや印刷機等の画像形成装置において、A3、A4サイズなどの汎用的なシートに対して、A2、A1サイズなどの長サイズの長尺シートを給送可能な給送装置が設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、特許文献2には、画像形成装置の正面側に引き出し可能なドロワに、用紙(シート)を積載可能な用紙カセットを着脱可能に設置する技術が開示されている。
従来の給送装置は、汎用サイズのシートを給送可能なものに、長尺シートを給送可能なものとなるように付属部材を追加した場合に、長尺シートのセット性が悪化してしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、汎用サイズのシートを給送可能なものに、長尺シートを給送可能なものとなるように付属部材を追加した場合であっても、長尺シートのセット性が良好な、給送装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における給送装置は、シートを所定の給送方向に給送する給送装置であって、シートを載置可能な載置面が形成された載置部が設けられた引出しユニットを備え、前記引出しユニットは、前記載置面を前記給送方向の上流側に延長するための付属部材が前記載置部に離脱可能又は収納可能に設置された状態で、当該給送装置に対して前記給送方向の上流側に引出し可能に構成されている。
本発明によれば、汎用サイズのシートを給送可能なものに、長尺シートを給送可能なものとなるように付属部材を追加した場合であっても、長尺シートのセット性が良好な、給送装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 給送装置を示す構成図である。 給送装置における給送動作を示す図である。 付属部材が設置されていない状態の給送装置を示す斜視図である。 付属部材が設置された引出しユニットを給送装置から引き出した状態を示す斜視図である。 (A)付属部材が設置されていない状態の引出しユニットを示す斜視図と、(B)付属部材が設置された状態の引出しユニットを示す斜視図と、である。 付属部材が設置された引出しユニットを給送ユニットから引き出した状態を示す斜視図である。 (A)引出しユニットに付属部材をセットする動作を示す図と、(B)給送装置から引き出された引出しユニットに長尺シートをセットする動作を示す図と、である。 変形例1としての、付属部材が設置された引出しユニットを給送ユニットから引き出す動作を示す図である。 変形例2としての、引出しユニットに収納された付属部材を引き延ばす動作を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基づいた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、を示す。
また、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接して転写ニップを形成する転写ローラ、8は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートPに転写して搬送する転写搬送ベルト、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(自動原稿搬送装置)、を示す。
また、12、13は用紙等のシートPが収納された給送カセット(給送装置)、17は転写ニップに向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、を示す。
また、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排紙されたシートPが積載される排紙トレイ、70は画像形成装置本体1の側方に着脱可能に設置された給送装置(オプション用給送装置)、100は装置における種々の情報が表示されたり操作をおこなったりするための操作ボタンが表示される操作表示パネル、を示す。
図1を参照して、画像形成装置1における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送(給送)されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図1の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写ニップ(転写ローラ7が転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接する位置である。)で、レジストローラ17により搬送されたシートP上に転写される。
一方、転写ニップに搬送されるシートPは、次のような流れで搬送される。
まず、画像形成装置本体1の複数の給送カセット12、13のうち、1つの給送カセットが自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給送カセット12が選択されたものとする。)。そして、給送カセット12に収納されたシートPの最上方の1枚が、給送機構52(フィードローラ、ピックアップローラ、バックアップローラ、等で構成されている。)によって給送されて、搬送経路に向けて搬送される。その後、シートPは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路を通過して、レジストローラ17の位置に達する。
なお、装置本体1の側方に着脱可能に設置された給送装置70(オプション用の給送装置である。)が選択された場合には、給送ユニット70a(引出しユニット71)の載置部72(図2参照)に積載された複数のシートPのうち最上方のシートPが、搬送装置90の搬送ベルト91(図2参照)によって、搬送ローラ対55が設置された搬送経路に向けて給送されて、その後にレジストローラ17の位置に達することになる。
なお、本実施の形態におけるオプション用の給送装置70には、2つの給送ユニット70a(引出しユニット71)が設けられていて、そのうちの1つを自動又は手動で選択してシートPを給送できるように構成されている。
また、この給送装置70は、付属部材74(図5~図8等参照)などの追加によって、A3、A4サイズなどの汎用的なサイズのシートPに対して、A2、A1サイズなどの長サイズの長尺シートPLを給送可能なものになるが、これについては後で図4~図8などを用いて詳しく説明する。
レジストローラ17の位置に達したシートPは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写ニップに向けて搬送される。
そして、転写工程後のシートPは、転写ニップの位置を通過した後に、転写搬送ベルト8によって搬送されて、定着装置20に達する。定着装置20に達したシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である。)。トナー像が定着された定着工程後のシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出されて、出力画像として排紙トレイ31上に積載されることになる。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、本実施の形態における給送装置70(オプション用給送装置)について詳述する。
図2、図3を参照して、給送装置70は、所定の給送方向(図2の矢印方向である。)にシートP(長尺シートPLも含む。)を給送するためのものであって、給送ユニット70a、搬送装置90、などで構成されている。
給送ユニット70a(給送カセット)は、引出しユニット71(図6(A)等参照)、送風装置76、79、第2吸引装置80、などで構成されている。また、引出しユニット71は、載置部72(底板)、基準フェンス73、規制板81、サイドフェンス75、エンドフェンス(不図示)、などで構成されている。そして、給送ユニット70aは、図2の紙面垂直方向(図4の白矢印方向である。)に引出し可能に構成されている。ユーザーは、給送ユニット70aを引き出して、載置部72上に汎用サイズのシートPをセットすることになる。
搬送装置90は、2つのローラ部材(駆動ローラ93と従動ローラ92とである。)に張架・支持された搬送手段としての搬送ベルト91や、吸引装置としての第1吸引装置95などで構成されている。そして、給送ユニット70aに収容されたシートPが、搬送装置90によって図2、図3(D)の矢印で示す給送方向に搬送されることになる。
詳しくは、基準フェンス73は、給送ユニット70a(引出しユニット71)の搬送方向下流側において、載置部72(載置面72a)に対して、上方に向けて垂直方向に起立するように形成されている。
載置部72は、基準フェンス73に複数のシートPを当接させた状態で載置面72a上に積載可能に形成されている。また、載置部72は、積載されるシートPの枚数に関わらず最上方のシートP1の高さ方向の位置が所定の高さ位置(図3(A)に示す位置であって、不図示の高さセンサによって検知される位置である。)になるように昇降可能に構成されている。すなわち、載置部72は、複数のシートPを積載するためのものであって、積載されたシートPの高さ(積載枚数)に応じて、昇降機構によって基準フェンス73に沿って上下方向(図2の白両矢印方向である。)に昇降することになる。
なお、昇降機構は、昇降モータ、プーリ、タイミングベルト、ワイヤ、定滑車などで構成されている。
図2を参照して、サイドフェンス75は、シートPの幅方向(給送方向に直交する方向であって、図2の紙面垂直方向である。)のサイズに応じて、その幅方向の間隔を、手動(又は、自動)で可変できるように構成されている。なお、サイドフェンス75には、後述する送風装置79(第1送風装置)の送風タイミングに同期させて、載置部72に積載された最上方のシートPに向けて側方から空気を吹き付けて、そのシートPをさばきながら浮上させる送風装置76(第2送風装置)が設けられている。第1送風装置79が、載置部72に載置されたシートPに向けて給送方向下流側から空気を吹き付けるように構成されているのに対して、第2送風装置76は、載置部72に載置されたシートPに向けて幅方向(給送方向に直交する方向である。)の端部側から空気を吹き付けるように構成されている。この送風装置76(第2送風装置)は、設置位置が異なる点を除いて、後述する送風装置79(第1送風装置)とほぼ同様に構成されている。
また、本実施の形態では、給送ユニット70aの筐体の一部(又は、給送装置70の外装として機能するカバー部材70b、70c(図4参照))が、シートPの給送方向(図2の左右方向である。)の位置(基準フェンス73との間隔である。)を定めるエンドフェンスとして機能している。これに対して、シートPの給送方向のサイズに応じて、その給送方向の位置(基準フェンス73との間隔である。)を可変できるようなエンドフェンスを、手動で移動可能に設置することもできるし、手動で着脱可能に設置することもできる。
ユーザーは、把持したシートP(シート束)を基準フェンス73に突き当てるように載置面72a(載置部72)上に載置して、それに前後してシートPに突き当たるようにサイドフェンス75を移動操作して、給送ユニット70aへのシートP(シート束)のセットが完了することになる。
なお、給送ユニット70aには、基準フェンス73(基準フェンス)の上部に、規制板81が設置されている。
規制板81は、基準フェンス73から上方に向けて起立するように設置されている。この規制板81は、通常の給送動作がおこなわれるときに、送風装置79(第1送風ノズル79aから送風された空気)によって浮上された最上方のシートP1以外の下方のシートP2に対して給送方向の動作を規制するものである。すなわち、規制板81は、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されていない下方のシートP2が、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されている最上方のシートP1とともに、給送(重送)されてしまう不具合を防止するためのものである。具体的に、下方のシートP2が重送されそうになると、そのシートP2が規制板81に干渉して、その搬送方向の動作(給送)が制限されることになる。
送風装置79(第1送風装置)は、図2、図3に示すように、載置部72(基準フェンス73)に対して給送方向下流側(図2、図3の左方である。)に設置されている。送風装置79は、載置部72に載置されたシートP1に向けて空気を吹き付けて、そのシートP1を浮上させるためのものである(図3(B)参照)。
詳しくは、送風装置79は、送風ファン、送風ダクト、第1送風部としての第1送風ノズル79a、第2送風部としての第2送風ノズル79b、2つの送風ノズル79a、79bをそれぞれ別々に開閉するシャッタ、等で構成されている。そして、送風ファンから取り入れられた空気が送風ダクトを介して第1送風ノズル79a(第1送風部)から噴出されて、その空気が最上方のシートP1(及び、その下方に重なるシートP2)に吹き付けられることで、空気の正圧によって最上方のシートP1が分離されて上方に浮上することになる。そして、上方では吸引装置95(第1吸引装置)による吸引がおこなわれているため、最上方のシートP1は、搬送ベルト91に向けての吸着が促進されることになる。なお、送風装置79(第1送風ノズル79a)が最上方のシートP1に向けて空気を噴出するタイミングは、吸引装置95による吸引動作が開始されるのと同時のタイミングであるか、それよりも少し早いタイミングであることが好ましい。
ここで、本実施の形態における送風装置79には、載置部72(基準フェンス73)に対して給送方向下流側に設置されて、通常の給送動作がおこなわれるときに、第1送風ノズル79a(第1送風部)によって浮上された最上方のシートP1とその下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けて下方のシートP2を分離させる第2送風ノズル79b(第2送風部)が設けられている。
具体的に、送風装置79には、第1送風ノズル79aを開閉する第1シャッタと、第2送風ノズル79bを開閉する第2シャッタと、が設置されている。そして、これらのシャッタの開閉動作を制御して、第1送風ノズル79aを開放して第2送風ノズル79bを閉鎖したときには、図3(B)に示すように、送風装置79は最上方のシートP1に向けて空気を吹き付けてシートP1を浮上させるように機能して、第1送風ノズル79aを閉鎖して第2送風ノズル79bを開放したときには、図3(C)に示すように、送風装置79は最上方のシートP1とその下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けて下方のシートP2を分離させるように機能することになる。
なお、本実施の形態における給送装置70には、搬送ベルト91の下方であって給送方向下流側から空気を吸引する第2吸引装置80が設置されている。そして、図3(C)に示すように、第2送風ノズル79bによって、最上方のシートP1と、その下方のシートP2と、の分離がおこなわれているときに、第2吸引装置80によって下方のシートP2の吸引がおこなわれることになる。
これにより、最上方のシートP1とその下方のシートP2との分離性が向上することになる。
図2、図3等を参照して、第1吸引装置95は、載置部72(給送ユニット70a)に対して上方に設置されている。第1吸引装置95(吸着装置)は、空気を吸引して搬送ベルト91にシートPを吸着させるものである。換言すると、第1吸引装置95は、送風装置76、79によって浮上されたシートP1を吸引するためのものである。具体的に、第1吸引装置95は、載置部72に積載された複数のシートPの上方において、空気の負圧を生じさせて最上方のシートP1を吸引して、搬送ベルト91に吸着させることになる。
詳しくは、吸引装置95は、吸引ファン、吸引ダクト、吸引チャンバ、等で構成されている。吸引チャンバは、搬送ベルト91の内部に設置されていて、その底部に形成された開口が搬送ベルト91に形成された複数の小径孔部を介して下方の空間に連通するように形成され、その幅方向一端側に形成された穴部が吸引ダクトを介して吸引ファンに接続されている。そして、吸引ファンが稼働することで、搬送ベルト91の底部から図2の白矢印方向に空気が吸引されることになる。
図2、図3等を参照して、搬送ベルト91は、吸引装置95による吸引によってシート(最上方のシートP1である。)を吸着した状態で、そのシートP1を所定の給送方向(図2の矢印方向である。)に搬送するものである。
詳しくは、搬送ベルト91は、給送ユニット70aの上方の給送方向最下流側であって、給送装置70の排出口に跨るように設置されている。搬送ベルト91は、2つのローラ部材92、93によって張架・支持されていて、駆動ローラ93が回転駆動されることにより正方向(図2の時計方向である。)に走行(回転)する。搬送ベルト91のベルト表面には、全域にわたって小径の孔部が複数形成されている。
以下、図3(A)~(D)を用いて、本実施の形態における給送装置70の給送動作について説明する。
ここでは、図3(A)に示すように、充分な枚数のシートP1、P2が載置部72(給送ユニット70a)にセットされているものとする。
ユーザーによって画像形成装置1のコピーボタンが押されると、まず、図3(B)に示すように、送風装置79(及び、第2送風装置76)の第1送風ノズル79aから最上方のシートP1に向けて空気を吹き付けられて、その最上方のシートP1が搬送装置90に向けて浮上する。そして、これとほぼ同時に、第1吸引装置95による吸引が開始されて、図3(C)に示すように、最上方のシートP1が搬送ベルト91に吸着される。なお、図3(B)の状態のとき、下方のシートP2も僅かながら浮上した状態になる。
その後、図3(C)に示すように、送風装置79(及び、第2送風装置76)の第2送風ノズル79bから、最上方のシートP1と下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けられるとともに、第2吸引装置80による下方のシートP2の吸引がおこなわれて、最上方のシートP1から下方のシートP2が分離される。そして、分離された下方のシートP2が載置部72に向けて落下することになる。
そして、図3(D)に示すように、搬送ベルト91の正方向(矢印方向)の走行(回転)が開始されて、搬送ベルト91に吸着された状態のシートP1が、搬送ローラ対55の位置に向けて搬送(給送)されることになる。このとき、下方のシートP2が重送しそうになっても、下方のシートP2は規制板81に規制されることになるため、不給送(ジャム)や重送などの給送不良が生じにくくなる。
その後、最上方のシートP1が矢印方向に搬送されて、その後端部が吸引装置95の位置を通過した後に、次のシートP2(新たに最上方のシートとなったものである。)に対して、図3(B)~(D)の動作が繰り返されることになる。
以下、本実施の形態における給送装置70において、特徴的な構成・動作について詳述する。
先に図1、図2等を用いて説明したように、本実施の形態における給送装置70(給送ユニット70a)には、載置部72(シートPを載置可能な載置面72aが形成されている。)が設けられた引出しユニット71が設置されている。
詳しくは、この引出しユニット71は、給送ユニット70aを構成する構成部材の1つであって、載置部72の他、載置部72に載置されたシートPの幅方向(給送方向に直交する方向である。)の位置を定めるサイドフェンス75や、載置部72に載置されたシートPの給送方向の下流側の位置を定める基準フェンス73が設置されている(図5、図6等参照)。
そして、ユーザーによって、A3、A4などの汎用サイズのシートP(所定サイズ(例えば、A3サイズである。)以下のシートPである。)が給送ユニット70a(引出しユニット71)にセットされるときに、給送ユニット70a(引出しユニット71)は、外装カバーに形成された取っ手70a1が把持された状態で、給送装置70に対して幅方向(図4の白矢印方向である。)に引き出されることになる。そして、幅方向に引き出された給送ユニット70a(引出しユニット71)に、汎用サイズのシートPがセットされることになる。
ここで、図5~図8を参照して、本実施の形態において、引出しユニット71は、載置面72a(載置部72)を給送方向の上流側に延長するための付属部材74(載置部延長部材)が載置部72に離脱可能に設置された状態で、給送装置70に対して給送方向の上流側(図5、図7の白矢印方向であって、図8の右側である。)に引出し可能に構成されている。
詳しくは、付属部材74は、トレイ状の部材であって、載置部72に対して補助的な載置部(補助載置部)として機能するものである。そして、付属部材74は、その嵌合部74x(図6(B)参照)が載置部72に形成された被嵌合部72b(図6(A)参照)に嵌合するように載置部72に設置されて、載置部72の載置面72aと付属部材74の載置面とが繋がることになる。これにより、引出しユニット71(給送ユニット70a)に載置可能なシートPのサイズ(給送方向サイズ)が延びることになる。したがって、所定サイズ(例えば、A3サイズである。)を超えた長尺シートPLをセットする際に、長尺シートPLの後端側(給送方向上流側)が非保持状態になることなく、長尺シートPLに対するセット性が向上することになる。
このように、付属部材74は、給送装置70(給送ユニット70a)にセットされるシートPLの給送方向のサイズが所定サイズを超える場合に載置部72(引出しユニット71)に設置されるものである。
ここで、図5、図7等において図示は省略するが、引出しユニット71は、給送ユニット70aにおいてスライダなどのスライド機構(不図示)を介して給送方向に移動可能に保持されている。そして、汎用サイズのシートPがセットされた給送ユニット70aが幅方向(図4の白矢印方向とその逆方向とである。)に移動されるときに、その動作に連動して引出しユニット71もスライド機構(不図示)とともに移動することになる。
すなわち、引出しユニット71は、付属部材74が装着されていない状態でも、給送装置70に対して幅方向(給送方向に直交する方向である。)に引出し可能に構成されていることになる。さらに、引出しユニット71は、付属部材74が装着されていない状態でも、給送方向上流側に引出し可能に構成されていることになる。
なお、本実施の形態では、図5に示すように、給送装置70に対して引出しユニット71を完全に引き出す(分離する)ことができるように構成されている。
そして、本願明細書等において、給送装置70に対して引出しユニット71が「引出し可能」な状態とは、給送装置70に対して引出しユニット71の全部が装置外に露呈するように引き出される状態はもちろんのこと、給送装置70に対して引出しユニット71の一部のみが装置外に露呈するように引き出される状態も含むものと定義する。
このように、本実施の形態における給送装置70は、長尺シートPLを載置するための付属部材74を、給送方向上流側に引出し可能な引出しユニット71の載置部72に装着可能に構成している。そのため、長尺シートPLのセット性が向上する。
汎用サイズのシートPを給送可能な給送装置70が、長尺シートPLを給送可能(載置可能)なものとなるように、給送方向上流側に突出するように付属部材74を追加した場合(給送ユニット70aを幅方向に引き出そうとしても、給送装置70の筐体に引っ掛ってしまい、引き出せない状態である。)に、少なくとも載置部72が給送方向上流側に引出し可能に構成されていないと、長尺シートPLの先端側(給送方向下流側)を視認できない状態で、基準フェンス73(及び、サイドフェンス75)に突き当たるように、長尺シートPLをセットしなければならない。そのため、長尺シートPLの先端部がフェンスなどに引っ掛って折れ曲がったり破れたりする不具合などが生じやすくなる。
これに対して、本実施の形態では、長尺シートPLを給送可能(載置可能)なものとなるように、給送方向上流側に突出するように付属部材74を追加した場合に、少なくとも載置部72が給送方向上流側に引出し可能に構成されているため、長尺シートPLをセットするときの視認性が高まり、長尺シートPLのセット性が向上することになる。したがって、長尺シートPLのセット時に、長尺シートPLが折れ曲がったり破れたりする不具合なども生じにくくなる。
ここで、図5、図8等を参照して、本実施の形態において、付属部材74は、給送装置70における給送方向の上流側を覆うカバー部材70b(図4参照)が取り外された状態で、載置部72に設置される。
詳しくは、オプション用の付属部材74を給送装置70に設置しない場合には、図4に示すように、給送装置70の側方(給送方向上流側の側方である。)は、上下に分割された2つのカバー部材70b、70c(外装カバー)で覆われている。そして、付属部材74を設置する場合には、2つの給送ユニット70aのうち、長尺シートPLをセットする給送ユニット70aに対応するカバー部材(図5、図8の例では、上方のカバー部材70bである。)を取り外して、給送装置70の外部に露呈した載置部72に付属部材74を装着することになる。
このように、カバー部材70bを取り外すことで、付属部材74の設置と、付属部材74が設置された引出しユニット71の給送方向上流側への引出しと、が可能になる。
なお、本願明細書等において、「カバー部材が取り外された状態」とは、カバー部材の全部が取り外された状態はもちろんのこと、カバー部材の一部が取り外された状態(例えば、カバー部材の一部に形成された開口を開閉可能なシャッタ部材が開放された状態などである。)も含むものと定義する。
このように、引出しユニット71は、付属部材74が装着されていない状態で、給送装置70に対して給送方向の上流側に突出しないように構成されている。換言すると、引出しユニット71に付属部材74が装着されていないとき、引出しユニット71が正常位置(図1、図4の位置である。)にセットされた状態で、給送装置70にカバー部材70b、70cを取り付けられるように構成されている。
すなわち、引出しユニット71は、付属部材74が装着されていない状態で、給送装置70に対して給送方向の上流側に突出しないように構成されるとともに、給送装置70に対して幅方向に引出し可能に構成されていることになる。
ここで、図5、図8等を参照して、本実施の形態において、給送装置70における給送方向の上流側を覆うカバー部材70b(図4参照)が取り外された状態で、引出しユニット71の給送方向の上流側への引出しを案内する案内部材99が、給送装置70に着脱可能に設置される。
詳しくは、付属部材74を給送装置70に設置しない場合には、図4に示すように、給送装置70の側方(給送方向上流側の側方である。)は、上下に分割された2つのカバー部材70b、70c(外装カバー)で覆われている。そして、付属部材74を設置して引出しユニット71を給送方向上流側に引出し可能にする場合には、2つの給送ユニット70aのうち、長尺シートPLをセットする給送ユニット70aに対応するカバー部材(図5、図8の例では、上方のカバー部材70bである。)を取り外して、それによって給送装置70に形成された開口の下部に案内部材99が装着されることになる。この案内部材99は、給送装置70から給送方向下流側に突出するように装着されて、給送方向下流側に引き出された引出しユニット71を保持可能に構成されている。
このように、案内部材99を設けることで、引出しユニット71の給送方向上流側への引出しをスムーズにおこなうことができるとともに、給送方向上流側に引き出された引出しユニット71への長尺シートPLのセット性を向上させることができる。
以下、図8等を用いて、引出しユニット71に付属部材74をセットしてから長尺シートPLをセットするまでの一連の動作について説明する。
まず、図4に示す状態の給送装置70からカバー部材70bを取り外して、引出しユニット71を露呈させた後に、その露呈した開口の下方に案内部材99を設置する。そして、図8(A)に示すように、露呈した引出しユニット71の載置部72に付属部材74を設置する。
その後、図8(B)に示すように、付属部材74が装着された状態の引出しユニット71を案内部材99に沿うように矢印方向に引き出す。そして、引き出した引出しユニット71の載置部72(及び、付属部材74)上に長尺シートPLがセットされる。このとき、引き出した引出しユニット71の基準フェンス73やサイドフェンス75に当接するように、長尺シートPLがセットされる。
そして、長尺シートPLがセットされた引出しユニット71は、先端部が再び正常位置(図8(A)の位置である。)に戻るように、案内部材99に沿って押し込まれる(図8の左方への移動である)。こうして、給送装置70から画像形成装置本体1に向けての長尺シートPLの給送が可能な状態になる。
なお、付属部材74が装着された状態から図4の状態に戻すときには、付属部材74、案内部材99が給送装置70から取り外された後に、カバー部材70bが給送装置70に取り付けられることになる。
<変形例1>
図9に示すように、変形例1における給送装置70は、引出しユニット71の給送方向の上流側への引出し量を制限する制限部材99aが設けられている。
詳しくは、図9に示すように、載置部72の幅方向端部には軸状の突起部72cが設けられている。一方、案内部材99には、幅方向端部に、突起部72cが嵌合可能な凹部が形成された制限部材99aが設けられている。
そして、付属部材74が設置された状態の引出しユニット71が、図9(A)の正常位置から給送方向上流側(右側)に引き出されていくと、やがて図9(B)に示すように突起部72cが制限部材99aに嵌合して、引出しユニット71のそれ以上の右側への移動が制限される。
このように制限部材99aを設けることで、引出しユニット71が無制限に引き出されてしまって、給送装置70から脱落する不具合を防止することができる。
なお、図示は省略するが、制限部材99aは、支軸を中心に回動可能なレバー部材に接続されていて、レバーを操作することで突起部72cとの嵌合を解除できるように構成されている。これにより、長尺シートPLがセットされた後に引出しユニット71を正常位置に戻す作業をスムーズにおこなうことが可能になる。
また、制限部材は図9の構成のものに限定されることなく、種々の構成のものを用いることができる。
<変形例2>
図10に示すように、変形例2における引出しユニット71は、載置面72aを給送方向の上流側に延長するための付属部材74が,載置部72に収納可能に設置された状態で、給送装置70に対して給送方向上流側に引出し可能に構成されている。
また、引出しユニット71は、付属部材74が収納された状態(図10(A)の状態である。)で、給送装置70に対して給送方向上流側(図10の右側)に突出しないように構成されるとともに、給送装置70に対して幅方向(図4の白矢印方向)に引出し可能に構成されている。
すなわち、変形例2における付属部材74は、図10(A)に示すように載置部72内に収納したり、図10(B)に示すように載置部72外に引き延ばしたりすることができるように構成されている。
なお、変形例2における付属部材74は、第1部材74aと第2部材74bとに2段階で引き延ばすことができるように構成されているが、収納可能な付属部材74の構成はこれに限定されない。
そして、変形例2のように付属部材74を載置部72に収納可能に構成した場合であっても、汎用サイズのシートPを給送可能な給送装置70に対して、長尺シートPLを給送可能なものとなるように付属部材74を引き延ばした(追加した)ときに、その状態の引出しユニット71を給送方向上流側に引き出すことができるため、長尺シートPLのセット性が良好になる。
以上説明したように、本実施の形態における給送装置70は、シートPを所定の給送方向に給送する給送装置であって、シートPを載置可能な載置面72aが形成された載置部72が設けられた引出しユニット71が設置されている。そして、引出しユニット71は、載置面72aを給送方向の上流側に延長するための付属部材74が載置部72に離脱可能(又は、収納可能)に設置された状態で、給送装置70に対して給送方向の上流側に引出し可能に構成されている。
これにより、汎用サイズのシートPを給送可能なものに、長尺シートPLを給送可能なものとなるように付属部材74を追加した場合であっても、長尺シートPLのセット性が良好になる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1に設置される給送装置70に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置される給送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される給送装置70に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される給送装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、エア吸着方式の給送装置70に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の給送装置(例えば、図1の給送機構52を用いたものである。)に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1におけるオプション用の給送装置70に対して本発明を適用したが、画像形成装置本体に常設された給送装置(例えば、図1の給送カセット12、13)に対しても本発明を適用することができるし、給送装置としての原稿搬送部10(自動原稿搬送装置)に対しても本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願明細書等において、「シート」とは、通常の用紙(紙)の他に、コート紙、ラベル紙、OHPシート、金属シート、フィルム、等のシート状の記録媒体のすべてを含むものと定義する。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
70 給送装置、
70a 給送ユニット、
70b カバー部材、
71 引出しユニット、
72 載置部(底板)、
72a 載置面、
72c 突起部、
73 基準フェンス、
74 付属部材(載置部延長部材、補助載置部)、
75 サイドフェンス、
99 案内部材、
99a 制限部材、
P、P1、P2 シート、 PL 長尺シート。
なお、本発明における態様は、例えば、以下の付記1~付記8のような構成の組み合わせとすることもできる。
(付記1)
シートを所定の給送方向に給送する給送装置であって、
シートを載置可能な載置面が形成された載置部が設けられた引出しユニットを備え、
前記引出しユニットは、前記載置面を前記給送方向の上流側に延長するための付属部材が前記載置部に離脱可能又は収納可能に設置された状態で、当該給送装置に対して前記給送方向の上流側に引出し可能に構成されたことを特徴とする給送装置。
(付記2)
前記引出しユニットは、前記付属部材が装着されていない状態で、又は、前記付属部材が収納された状態で、当該給送装置に対して前記給送方向の上流側に突出しないように構成されるとともに、当該給送装置に対して前記給送方向に直交する幅方向に引出し可能に構成されたことを特徴とする付記1に記載の給送装置。
(付記3)
前記引出しユニットは、前記載置部と、前記載置部に載置されたシートの前記給送方向に直交する幅方向の位置を定めるサイドフェンスと、前記載置部に載置されたシートの前記給送方向の下流側の位置を定める基準フェンスと、を具備したことを特徴とする付記1又は付記2に記載の給送装置。
(付記4)
前記引出しユニットの前記給送方向の上流側への引出し量を制限する制限部材を備えたことを特徴とする付記1~付記3のいずれかに記載の給送装置。
(付記5)
前記付属部材は、当該給送装置にセットされるシートの前記給送方向のサイズが所定サイズを超える場合に前記載置部に設置されることを特徴とする付記1~付記4のいずれかに記載の給送装置。
(付記6)
前記付属部材は、当該給送装置における前記給送方向の上流側を覆うカバー部材が取り外された状態で、前記載置部に設置されることを特徴とする付記1~付記5のいずれかに記載の給送装置。
(付記7)
当該給送装置における前記給送方向の上流側を覆うカバー部材が取り外された状態で、前記引出しユニットの前記給送方向の上流側への引出しを案内する案内部材が、当該給送装置に着脱可能に設置されることを特徴とする付記1~付記6のいずれかに記載の給送装置。
(付記8)
付記1~付記7のいずれかに記載の給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
特開2018-2423号公報 特開2008-127192号公報

Claims (8)

  1. シートを所定の給送方向に給送する給送装置であって、
    シートを載置可能な載置面が形成された載置部が設けられた引出しユニットを備え、
    前記引出しユニットは、前記載置面を前記給送方向の上流側に延長するための付属部材が前記載置部に離脱可能又は収納可能に設置された状態で、当該給送装置に対して前記給送方向の上流側に引出し可能に構成されたことを特徴とする給送装置。
  2. 前記引出しユニットは、前記付属部材が装着されていない状態で、又は、前記付属部材が収納された状態で、当該給送装置に対して前記給送方向の上流側に突出しないように構成されるとともに、当該給送装置に対して前記給送方向に直交する幅方向に引出し可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記引出しユニットは、前記載置部と、前記載置部に載置されたシートの前記給送方向に直交する幅方向の位置を定めるサイドフェンスと、前記載置部に載置されたシートの前記給送方向の下流側の位置を定める基準フェンスと、を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
  4. 前記引出しユニットの前記給送方向の上流側への引出し量を制限する制限部材を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
  5. 前記付属部材は、当該給送装置にセットされるシートの前記給送方向のサイズが所定サイズを超える場合に前記載置部に設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
  6. 前記付属部材は、当該給送装置における前記給送方向の上流側を覆うカバー部材が取り外された状態で、前記載置部に設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
  7. 当該給送装置における前記給送方向の上流側を覆うカバー部材が取り外された状態で、前記引出しユニットの前記給送方向の上流側への引出しを案内する案内部材が、当該給送装置に着脱可能に設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
  8. 請求項1又は請求項2に記載の給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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