JP2021147169A - 給送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

給送装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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正伸 吉田
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宏次郎 芳賀
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Abstract

【課題】シートの分離不良を生じにくくする。【解決手段】シートPを所定の給送方向に給送する給送装置70であって、複数のシートPを積載可能な載置部75と、載置部75に載置されたシートPに向けて空気を吹き付ける送風装置78と、載置部75に載置されたシートPの幅方向の位置を規制するサイドフェンス80と、が設けられている。そして、サイドフェンス80は、給送方向上流側に延長可能に構成されている。【選択図】図4

Description

この発明は、用紙等のシートを給送する給送装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタや印刷機等の画像形成装置において、用紙等のシートを給送する給送装置として、載置部(シート積載部)に積載されたシートに向けて送風装置(エア吹付手段)から空気を吹き付けて、吹き付けられた空気によって浮上した最上方のシートを吸引装置で吸引した状態で、搬送装置(搬送ベルト)によって給送方向に搬送するエア吸着方式のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、そのような給送装置において、載置部に載置されたシートの幅方向の位置を規制するサイドフェンスを設ける技術が知られている。載置部に載置されたシートは、幅方向両端部にそれぞれ設置された一対のサイドフェンスに挟まれて、その幅方向の位置が揃えられることになる。
一方、特許文献1には、給紙トレイ(給送装置)に長尺シートを積載するときに、給紙トレイの給送方向上流側に拡張カートリッジを増設するとともに、その長尺シートを良好に分離するためにエア吹き付け時間を長く設定する技術が開示されている。
従来の給送装置は、送風装置によって載置部に載置されたシートに吹き付けた空気が、サイドフェンスの延在しない給送方向の範囲で、幅方向に抜けてしまって、シートの分離不良が生じてしまっていた。そして、そのような分離不良が生じることにより、シートの不給送や重送などの給送不良が生じてしまっていた。
そして、このような不具合は、特許文献1の技術を応用して、送風装置による空気の吹き付け時間を長く設定したとしても、充分かつ効率的に解消しない可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、シートの分離不良が生じにくい、給送装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における給送装置は、シートを所定の給送方向に給送する給送装置であって、複数のシートを積載可能な載置部と、前記載置部に載置されたシートに向けて空気を吹き付ける送風装置と、前記載置部に載置されたシートの幅方向の位置を規制するサイドフェンスと、を備え、前記サイドフェンスは、給送方向上流側に延長可能に構成されたものである。
本発明によれば、シートの分離不良が生じにくい、給送装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 給送装置を示す構成図である。 給送装置の給送動作を示す図である。 給送装置において、(A)サイドフェンスが延長されていない状態を示す上面図と、(B)サイドフェンスが延長された状態を示す上面図と、(C)サイドフェンスがさらに延長された状態を示す上面図と、である。 サイドフェンスが延長された状態の給送装置において、送風装置から吹き付けられた空気の流れを示す斜視図である。 給送装置に第2サイドフェンスを増設する手順を示す斜視図である。 サイドフェンスが延長された状態の給送装置を示す側断面図である。 別形態としての、サイドフェンスが延長された状態の給送装置を示す側断面図である。 比較例としての給送装置において、送風装置から吹き付けられた空気の流れを示す斜視図である。 変形例1としての、給送装置に第2サイドフェンスを増設する手順を示す斜視図である。 変形例2としての、サイドフェンス及び載置部を示す側面図である。 変形例3としての、サイドフェンス及び載置部を示す側面図である。 変形例4としての、サイドフェンスが延長された状態の給送装置を示す側断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、を示す。
また、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接して転写ニップを形成する転写ローラ、8は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートPに転写して搬送する転写搬送ベルト、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(自動原稿搬送装置)、を示す。
また、12、13は用紙等のシートPが収納された給紙カセット(給送装置)、17は転写ニップに向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、を示す。
また、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排出されたシートPが積載される排紙トレイ、70は大容量のシートPが収納される給送装置(大容量給送装置)、100は装置における種々の情報が表示されたり操作をおこなうための操作ボタンが表示される操作パネル、を示す。
図1を参照して、画像形成装置1における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送(給送)されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図1の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写ニップ(転写ローラ7が転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接する位置である。)で、レジストローラ17により搬送されたシートP上に転写される。
一方、転写ニップに搬送されるシートPは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙カセット12、13のうち、1つの給紙カセットが自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙カセット12が選択されたものとする。)。そして、給紙カセット12に収納されたシートPの最上方の1枚が、給紙機構52(フィードローラ、ピックアップローラ、バックアップローラ、等で構成されている。)によって給送されて、搬送経路に向けて搬送される。その後、シートPは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路を通過して、レジストローラ17の位置に達する。
なお、装置本体1の側方に設置された大容量の給送装置70(大容量給送装置)が選択された場合には、給送装置70の載置部75(図2参照)に積載された複数のシートPのうち最上方のシートPが、搬送装置90の搬送ベルト91(図2参照)によって、搬送ローラ55が設置された搬送経路に向けて給送されて、その後にレジストローラ17の位置に達することになる。
レジストローラ17の位置に達したシートPは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写ニップに向けて搬送される。
そして、転写工程後のシートPは、転写ニップの位置を通過した後に、転写搬送ベルト8によって搬送されて、定着装置20に達する。定着装置20に達したシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である)。トナー像が定着された定着工程後のシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出されて、出力画像として排紙トレイ31上に積載されることになる。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、本実施の形態における給送装置70(大容量給送装置)について詳述する。
図2、図3等を参照して、給送装置70は、所定の給送方向(図2の矢印方向である。)にシートPを給送するための装置であって、シート収納部71、搬送装置90、送風装置78、79、などで構成されている。
シート収納部71は、載置部75(底板)、基準フェンス73、規制板98、エンドフェンス74、サイドフェンス80、などで構成されている。
搬送装置90は、2つのローラ部材(駆動ローラ93と従動ローラ92とである。)に張架・支持された搬送手段としての搬送ベルト91や、吸引装置95(ベルト吸引装置)などで構成されている。そして、シート収納部71に収容されたシートPが、搬送装置90によって図2、図3(D)の矢印で示す給送方向に搬送されることになる。
詳しくは、基準フェンス73は、シート収納部71(載置部75)の搬送方向下流側において上方に向けて垂直方向に起立するように形成されている。
載置部75は、基準フェンス73に複数のシートPを当接させた状態で積載可能に形成されている。また、載置部75は、積載されるシートPの枚数に関わらず最上方のシートP1の高さ方向の位置が所定の高さ位置(図3(A)に示す位置であって、不図示のシート検知センサによって検知される位置である。)になるように昇降可能に構成されている。すなわち、載置部75は、複数のシートPを積載可能であって、積載されたシートPの高さ(積載枚数)に応じて、不図示の昇降機構によって基準フェンス73に沿って上下方向(図2の白両矢印方向である。)に昇降することになる。
なお、載置部75を昇降する昇降機構は、昇降モータ、プーリ、タイミングベルト、ワイヤ、定滑車などで構成されている。
制御部の制御によって昇降モータが正方向(時計方向)に回転駆動されると、その駆動がタイミングベルトを介してプーリに伝達されて、プーリによって定滑車に巻架されたワイヤが巻取部に巻取られて、載置部75が上昇することになる。
これに対して、制御部の制御によって昇降モータが逆方向(反時計方向)に回転駆動されると、その駆動がタイミングベルトを介してプーリに伝達されて、プーリによってワイヤの巻取りが開放されて、載置部75が下降することになる。
ここで、本実施の形態にける給送装置70は、ユーザーにとって使用頻度が多い予め定められたサイズ(例えば、A4縦サイズである。)のシートPを大量に積載できるように構成されたものである。
したがって、図2、図4を参照して、エンドフェンス74は、シートPの給送方向(図2の左右方向、図4の左右方向である。)のサイズに応じて、その給送方向の位置(基準フェンス73との間隔である。)が定められている。
同様に、図4を参照して、一対のサイドフェンス80は、シートPの幅方向(給送方向に直交する方向であって、図2の紙面垂直方向、図4の上下方向である。)のサイズに応じて、その幅方向の間隔が定められている。
なお、サイドフェンス80には、後述する送風装置78(第1送風装置)の送風タイミングに同期させて、載置部75に積載された最上方のシートPに向けて側方から空気を吹き付けて、そのシートPを浮上させる送風装置79(第2送風装置)が設けられている。この送風装置79(第2送風装置)は、設置位置が異なる点を除いて、後述する送風装置78(第1送風装置)とほぼ同様に構成されている。
ユーザーは、把持したシートP(シート束)を基準フェンス73に突き当てるように載置部75上の設置スペース(基準フェンス73、一対のサイドフェンス80、エンドフェンス74で四方が囲まれたスペースである。)に載置して、シート収納部71へのシートP(シート束)のセットが完了することになる。
なお、シート収納部71には、基準フェンス73の上部に、規制板98が設置されている。
規制板98は、基準フェンス73から上方に向けて起立するように設置されている。この規制板98は、送風装置78、79(第1送風ノズル78a、79aから送風された空気)によって浮上された最上方のシートP1以外の下方のシートP2に対して給送方向の動作を規制するものである。すなわち、規制板98は、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されていない下方のシートP2が、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されている最上方のシートP1とともに、給送(重送)されてしまう不具合を防止するためのものである。具体的に、下方のシートP2が重送されそうになると、そのシートP2が規制板98に干渉して、その搬送方向の動作(給送)が制限されることになる。
送風装置78(第1送風装置)は、図2、図3に示すように、載置部75に対して給送方向下流側(図2、図3の左方である。)に設置されている。送風装置78は、載置部75に載置されたシートP1に向けて空気を吹き付けて、そのシートP1を浮上させるためのものである(図3(B)参照)。
詳しくは、送風装置78は、送風ファン、送風ダクト、第1送風ノズル78a、第2送風ノズル78b、2つの送風ノズル78a、78bをそれぞれ別々に開閉するシャッタ、等で構成されている。そして、送風ファンから取り入れられた空気が送風ダクトを介して第1送風ノズル79aから噴出されて、その空気が最上方のシートP1(及び、その下方に重なるシートP2)に吹き付けられることで、空気の正圧によって最上方のシートP1が分離されて上方に浮上することになる。そして、上方では吸引装置95による吸引がおこなわれているため、最上方のシートP1は、搬送ベルト91に向けての吸着が促進されることになる。なお、送風装置78(第1送風ノズル78a)が最上方のシートP1に向けて空気を噴出するタイミングは、吸引装置95による吸引動作が開始されるのと同時のタイミングであるか、それよりも少し早いタイミングであることが好ましい。
ここで、本実施の形態における送風装置78には、載置部75に対して給送方向下流側に設置されて、第1送風ノズル78aによって浮上された最上方のシートP1とその下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けて下方のシートP2を分離させる第2送風ノズル78bが設けられている。
具体的に、送風装置78には、第1送風ノズル78aを開閉する第1シャッタと、第2送風ノズル78bを開閉する第2シャッタと、が設置されている。そして、これらのシャッタの開閉動作を制御して、第1送風ノズル78aを開放して第2送風ノズル78bを閉鎖したときには、図3(B)に示すように、送風装置79は最上方のシートP1に向けて空気を吹き付けてシートP1を浮上させるように機能して、第1送風ノズル78aを閉鎖して第2送風ノズル79bを開放したときには、図3(C)に示すように、送風装置78は最上方のシートP1とその下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けて下方のシートP2を分離させるように機能することになる。
このように、第1送風装置78は、載置部75に載置されたシートPに向けて給送方向下流側から空気を吹き付けてシートPを浮上させるものである。
これに対して、第2送風装置79は、載置部75に載置されたシートPに向けて幅方向端部側から空気を吹き付けてシートPを浮上させるものである。本実施の形態において、第2送風装置79は、幅方向両端部にそれぞれ設置されている。また、図3等を参照して、第2送風装置79は、第1送風装置78と同様に、送風ファン、送風ダクト、第1送風ノズル79a、第2送風ノズル79b、2つの送風ノズル79a、79bをそれぞれ別々に開閉するシャッタ、等で構成されている。そして、第2送風装置79において、第1送風ノズル79aからの送風と、第2送風ノズル79bからの送風と、の切替は、第1送風装置78とほぼ同様におこなわれる。
図2、図3等を参照して、吸引装置95は、載置部75)に対して上方に設置されている。吸引装置95は、送風装置78、79によって浮上されたシートP1を吸引するためのものである。具体的に、吸引装置95は、載置部75に積載された複数のシートPの上方において、空気の負圧を生じさせて最上方のシートP1を吸引するものである。
詳しくは、吸引装置95は、吸引ファン、吸引ダクト、吸引チャンバ、等で構成されている。吸引チャンバは、搬送ベルト91の内部に設置されていて、その底部に形成された開口が搬送ベルト91に形成された複数の小径孔部を介して下方の空間に連通するように形成され、その幅方向一端側に形成された穴部が吸引ダクトを介して吸引ファンに接続されている。そして、吸引ファンが稼働することで、搬送ベルト91の底部から図2の白矢印方向に空気が吸引されることになる。
搬送装置90は、吸引装置95による吸引によってシートP(最上方のシートP1である。)を搬送ベルト91に吸着した状態で、そのシートPを給送方向に搬送するものである。
詳しくは、図2、図3等を参照して、搬送ベルト91は、シート収納部71の上方の給送方向最下流側であって、給送装置70の排出口に跨るように設置されている。搬送ベルト91は、2つのローラ部材92、93によって張架・支持されていて、駆動モータによって駆動ローラ93が回転駆動されることにより図2の時計方向に回転(走行)する。搬送ベルト91のベルト表面には、全域にわたって小径の孔部が複数形成されている。
以下、図3(A)〜(D)を用いて、本実施の形態における給送装置70の通常時の動作について説明する。
ここでは、図3(A)に示すように、充分な枚数のシートP1、P2が載置部75(シート収納部71)にセットされているものとする。
ユーザーによって画像形成装置1のコピーボタンが押されると、まず、図3(B)に示すように、送風装置78(及び、第2送風装置79)の第1送風ノズル78a(及び、第1送風ノズル79a)から最上方のシートP1に向けて空気が吹き付けられて、その最上方のシートP1が搬送装置90に向けて浮上する。そして、これとほぼ同時に、吸引装置95による吸引が開始されて、図3(C)に示すように、最上方のシートP1が搬送ベルト91に吸着される。なお、図3(B)の状態のとき、下方のシートP2も僅かながら浮上した状態になる。
その後、図3(C)に示すように、送風装置78(及び、第2送風装置79)の第2送風ノズル78b(及び、第2送風ノズル79b)から、最上方のシートP1と下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けられて、その最上方のシートP1から下方のシートP2が分離されて、分離された下方のシートP2が載置部75に向けて落下することになる。
そして、図3(D)に示すように、搬送ベルト91の矢印方向の回転(走行)が開始されて、搬送ベルト91に吸着された状態のシートP1が、搬送ローラ55の位置に向けて搬送(給送)されることになる。このとき、下方のシートP2が重送しそうになっても、下方のシートP2は規制板98に規制されることになるため、不給送(ジャム)や重送などの給送不良が生じないことになる。
その後、最上方のシートP1が矢印方向に搬送されて、その後端部が吸引装置95の位置を通過した後に、次のシートP2(新たに最上方のシートとなったものである。)に対して、図3(B)〜(D)の動作が繰り返されることになる。
以下、本実施の形態における給送装置70(大容量給送装置)において、特徴的な構成・動作について詳述する。
先に図2、図3等を用いて説明したように、本実施の形態における給送装置70には、載置部75、送風装置(第1送風装置78、第2送風装置79)、サイドフェンス80、などが設けられている。
載置部75(底板)は、複数のシートPを積載可能な部材である。
送風装置78、79は、載置部75に載置されたシートPに向けて給送方向下流側や幅方向端部側から空気を吹き付けて、そのシートを浮上させるものである。
サイドフェンス80は、載置部75に載置されたシートPの幅方向の位置を規制する部材(シート幅規制部材)であって、幅方向両端にそれぞれ設けられている。
ここで、図4を参照して、本実施の形態において、サイドフェンス80は、給送方向上流側に延長可能に構成されている。
詳しくは、本実施の形態において、サイドフェンス80は、第1サイドフェンス81と第2サイドフェンス82、83とからなる。そして、サイドフェンス80を給送方向上流側に延長するときに、第1サイドフェンス81の給送方向上流側に第2サイドフェンスが設置される。
なお、図4における白矢印は、送風装置78、79から送出される空気の方向を示すものである。
第1サイドフェンス81は、給送方向(図4の左右方向である。)の長さが固定されている。
具体的に、第1サイドフェンス81は、既設の給送装置70に固定して設置されている。図4(A)に示すように、第1サイドフェンス81は、その給送方向の長さが、載置部75に汎用的に載置されるシートPの給送方向の長さM1(例えば、A3縦サイズのものである。)とほぼ同等に設定されている。そして、第1サイドフェンス81は、給送方向長さM1のシートPに対して給送方向のほぼ全域に接触して、そのシートPの幅方向の位置を揃えることになる。
このとき、エンドフェンス74は、基準フェンス73からの給送方向の距離がM1となる位置に設置されて、給送方向長さM1のシートPの給送方向の位置を揃えることになる。
なお、第1サイドフェンス81を、載置部75に載置されるシートPの幅方向のサイズに合わせて、幅方向に移動可能に構成することもできる。また、エンドフェンス74を、載置部75に載置されるシートPの給送方向のサイズに合わせて、給送方向に移動可能に構成することもできる。
これに対して、図4(B)、図4(C)、図5に示すように、第2サイドフェンス82、83は、サイドフェンス80を給送方向上流側(図4の右側である。)に延長するときに、第1サイドフェンス81に対して給送方向上流側に着脱可能に設置されるものである。
第2サイドフェンス82、83は、載置部75、76に載置された状態において第1サイドフェンス81の給送方向上流側端部の位置よりも給送方向上流側まで位置する所定サイズM2、M3のシートPの給送方向上流側端部又はその近傍まで延在するものである。
すなわち、給送方向長さM1のシートPよりも長い給送方向長さM2、M3のシートP(例えば、長尺シートである。)がセットされる場合に、既設の第1サイドフェンス81に、第2サイドフェンス82、83を増設するようにしている。そして、第2サイドフェンス82、83は、給送方向長さM2、M3のシートPに対して給送方向のほぼ全域に接触して、そのシートPの幅方向の位置を揃えることになる。
このとき、エンドフェンス74は、基準フェンス73からの給送方向の距離がM2、M3となる位置に設置されて、給送方向長さM2、M3のシートPの給送方向の位置を揃えることになる。
特に、本実施の形態では、図4(C)、図5に示すように、複数の第2サイドフェンス82、83を給送方向に並設可能に構成している。
詳しくは、第1の第2サイドフェンス82は、図4(B)に示すように、給送方向長さがM2(>M1)のシートP(例えば、長尺シートである。)がセットされるときに、第1サイドフェンス81に隣接するように上流側に設置される。第1サイドフェンス81に第1の第2サイドフェンス82が増設された状態のサイドフェンス80は、その給送方向の長さが、載置部75、76に載置されるシートPの給送方向の長さM2とほぼ同等になる。
また、第2の第2サイドフェンス83は、図4(C)に示すように、給送方向長さがM3(>M2)のシートP(例えば、超長尺シートである。)がセットされるときに、第2の第2サイドフェンス82に隣接するように上流側に設置される。第1サイドフェンス81に第1、第2の第2サイドフェンス82、83が増設された状態のサイドフェンス80は、その給送方向の長さが、載置部75、76に載置されるシートPの給送方向の長さM3とほぼ同等になる。
このとき、エンドフェンス74は、図4(A)〜(C)に示すように、載置部75、76に載置されるシートPの給送方向のサイズに合わせて移動される。
そして、載置部75、76に載置されたシートPの給送方向上流側端部(図4(A)〜(C)の右側端部である。)にエンドフェンス74が当接して、シートPの給送方向の位置が規制されることになる。
なお、載置部75、76には、そのようなエンドフェンス74の移動を可能にするため、各サイズM1〜M3に合わせた取付け部が形成されている。
さらに具体的に、本実施の形態における給送装置70は、増設給送装置100(図4(B)、(C)参照)を着脱可能に設置できるように構成されている。そして、その増設給送装置100(増設トレイ)に、第2サイドフェンス82、83や、後述する第2載置部76、が設置されている。
すなわち、給送装置70に増設給送装置100をセットすることで、第2サイドフェンス82、83が第1サイドフェンス81に接続され、第2載置部76が第1載置部75に接続されることになる。
ここで、本実施の形態では、増設給送装置100に対して、2つの第2サイドフェンス82、83をそれぞれ着脱できるように構成することもできる。
そして、そのような場合に、図6に示すように、第2サイドフェンス82、83を取付ける取付け部100aと、その取付け部100aの位置を示す目印100bと、を増設給送装置100(増設トレイ)に設けることができる。取付け部100aとしては、例えば、第2サイドフェンス82、83の底部に形成された凸部に嵌合する凹部(穴部)とすることができる。また、目印100bとしては、例えば、デカルなどを用いることができる。
これにより、増設給送装置100を用いて設置されるシートPの種々のサイズM2、M3に合わせて、第2サイドフェンスの長さを最適化することができる。
ここで、本実施の形態において、載置部は、図4に示すように、第1載置部75と第2載置部76とで構成されている。
第1載置部75は、給送方向の長さが固定されていて、給送装置70に昇降可能に設置されている。
これに対して、第2載置部76は、サイドフェンス80を給送方向上流側に延長するときに(増設給送装置100が設置されるときに)、第1載置部75に対して給送方向上流側に着脱可能に設置される。また、本実施の形態において、第2載置部76は、増設給送装置100を用いて設置される最大サイズM3のシートPを積載可能に形成されている。また、本実施の形態において、第2載置部76は、第1載置部75の昇降に合わせて昇降可能に、増設給送装置100に設置されている。
このように、本実施の形態における給送装置70は、サイドフェンス80を給送方向上流側に延長可能に構成しているため、送風装置78、79(特に、給送方向上流側に向けて空気を吹き付ける第1送風装置78である。)によって載置部75に載置されたシートPに吹き付けた空気が、サイドフェンス80の延在しない給送方向の範囲で、幅方向に抜けてしまう不具合が軽減される。
すなわち、図9に示す比較例としての給送装置170のように、サイドフェンス81の給送方向長さがシートPの給送方向長さよりも短い場合、送風装置78から給送方向(白矢印方向)に吹き付けられた空気は、サイドフェンス81が延在する範囲では、破線白矢印で示すように給送方向に流動するものの、サイドフェンス81が延在しない範囲では、白矢印で示すように幅方向に抜けるように流動してしまう。したがって、そのように空気が抜けてしまった範囲(給送方向上流側)では、空気の吹き付け力が低下して、シートPが浮き上がりにくくなってしまう。したがって、シートPの分離不良(さばき不良)が生じて、シートPの不給送や重送などの給送不良が生じてしまいやすくなる。特に、このような不具合は、シートPとして、給送方向長さが長い長尺シートなどがセットされた場合には顕著に発生してしまう。
これに対して、本実施の形態では、シートPの給送方向長さM1〜M3に関わらず、サイドフェンス81が延在しない範囲が形成されないようにしているため、上述したような空気が幅方向に抜ける現象が生じにくくなる。すなわち、図5に示すように、送風装置78から給送方向(白矢印方向)に吹き付けられた空気は、幅方向に抜けることなく、そのまま給送方向上流側までまっすぐに流動することになる。したがって、シートPの分離不良も生じにくくなり、シートPの不給送や重送などの給送不良が生じにくくなる。しかも、本実施の形態では、空気の抜けを防止しているため、送風装置78による空気の浮き付け量を増加することなく、シートPを効率的に浮き上がらせて分離することができる。
ここで、本実施の形態において、第2サイドフェンス82は、図7に示すように、載置部75、76に載置された最上方のシートPの浮き上がりを制限する制限部材82dが設けられている。
詳しくは、制限部材82dは、第2サイドフェンス82の上部(最上方のシートPよりも高い位置である。)において、幅方向中央側に向けて起立するように形成されている。
このような制限部材82dを設けることで、送風装置78、79による空気の吹き付けによって、載置部75、76に載置されたシートPが浮き上がり過ぎてしまう不具合を防止することができる。すなわち、シートPの浮き上がり量の上限が、その上限位置でシートPに接触可能な制限部材82dによって定められている。
なお、図7では、第1の第2サイドフェンス82のみ図示したが、第2の第2サイドフェンス83にも、同じように構成された制限部材を設けることができる。
また、本実施の形態において、図8に示すように、エンドフェンス74に、載置部75、76に載置された最上方のシートPの浮き上がりを制限する制限部74aを設けることもできる。
詳しくは、制限部74aは、エンドフェンス74の上部(最上方のシートPよりも高い位置である。)において、給送方向下流側に向けて起立するように形成されている。
このような制限部74aを設けることで、送風装置78、79による空気の吹き付けによって、載置部75、76に載置されたシートPが浮き上がり過ぎてしまう不具合を防止することができる。すなわち、シートPの浮き上がり量の上限が、その上限位置でシートPに接触可能な制限部74aによって定められている。
なお、このようにエンドフェンス74に制限部74aを設けるとともに、図7に示すように第2サイドフェンス82に制限部材82dを設けることもできる。
<変形例1>
図10に示すように、変形例1における給送装置70も、増設給送装置100において、複数の第2サイドフェンス82、83を給送方向に並設可能に構成している。
そして、変形例1において、第2サイドフェンス82、83は、略Z字状の段差(図10(A)において破線で囲んだ部分である。)が形成されていて、その段差を接触部82x、83xとして、隣接するサイドフェンスに接触するようにしている。さらに、その接触部82x、83x(図10(B)参照)には、シート状のマグネットが貼着されている。変形例1において、第1、第2サイドフェンス81〜83は、いずれも、磁性を有する金属材料で形成されているため、接触部82x、83xのマグネットによって、隣接するサイドフェンス同士が、磁力によって強固に密着することになる。
このように構成することで、第2サイドフェンス82、83を増設するときの作業性が向上するとともに、隣接するサイドフェンスの間に空気抜けする隙間が形成されてしまう不具合を防止することができる。
<変形例2>
図11に示すように、変形例2において、サイドフェンス80は、給送方向に伸縮可能に構成されている。具体的に、サイドフェンス80には、給送方向上流側に移動可能な可動サイドフェンス80aが収納可能に設置されている。
また、変形例2では、載置部75も給送方向に伸縮可能に構成されている。具体的に、載置部75には、給送方向上流側に移動可能な可動載置部75aが収納可能に設置されている。
そして、可動サイドフェンス80aや可動載置部75aは、汎用サイズM1(図4(A)参照)のシートPがセットされるときには、図11において破線で示す収納位置に収納されている。これに対して、可動サイドフェンス80aや可動載置部75aは、汎用サイズM1よりも給送方向長さM2、M3(図4(B)、(C)参照)が長いシートPがセットされるときには、図11において実線で示す延長位置に引き出される。
変形例2においても、シートPの給送方向長さM1〜M3に関わらず、サイドフェンス80が延在しない範囲が形成されないようにすることができるため、空気が幅方向に抜ける現象が生じにくくなり、シートPの分離不良が軽減される。
<変形例3>
図12に示すように、変形例3におけるサイドフェンス80は、第1サイドフェンス81に対して、第2サイドフェンス82を増設可能に構成されている。そして、変形例3において、第2サイドフェンス82は、給送方向に伸縮可能に構成されている。具体的に、第2サイドフェンス82には、給送方向上流側に移動可能な可動サイドフェンス82aが収納可能に設置されている。
また、変形例3における載置部は、第1載置部75に対して、第2載置部76を増設可能に構成されている。そして、変形例3において、第2載置部76も給送方向に伸縮可能に構成されている。具体的に、第2載置部76には、給送方向上流側に移動可能な可動載置部76aが収納可能に設置されている。
そして、可動サイドフェンス82aや可動載置部76aは、汎用サイズM1(図4(A)参照)のシートPがセットされるときには、図12において破線で示す収納位置に収納されている。これに対して、可動サイドフェンス82aや可動載置部76aは、汎用サイズM1よりも給送方向長さM2、M3(図4(B)、(C)参照)が長いシートPがセットされるときには、図12において実線で示す延長位置に引き出される。
変形例3においても、シートPの給送方向長さM1〜M3に関わらず、サイドフェンス80が延在しない範囲が形成されないようにすることができるため、空気が幅方向に抜ける現象が生じにくくなり、シートPの分離不良が軽減される。
<変形例4>
図13に示すように、変形例4における載置部は、第1載置部75に対して、第2載置部76を増設可能に構成されている。
そして、変形例4では、第1載置部75が昇降可能に構成されているのに対して、第2載置部76の昇降ができないように構成されている。
具体的に、増設給送装置100は、第2載置部76を昇降するための昇降機構が設けられておらず、第2載置部76が固定台として設置面上に直接固定される。また、増設給送装置100には、第2サイドフェンス82が設置されている。
このように構成することにより、第2載置部76(増設給送装置100)の構成が簡素化されるため、装置が低コスト化、低コスト化されることになる。なお、変形例4の構成は、第1載置部75と第2載置部76との間に形成されうる載置面の段差による不具合が生じないように、第1載置部75の昇降の範囲がそれほど大きく設定されていない場合に有用である。
以上説明したように、本実施の形態における給送装置70は、シートPを所定の給送方向に給送する装置であって、複数のシートPを積載可能な載置部75と、載置部75に載置されたシートPに向けて空気を吹き付ける送風装置78と、載置部75に載置されたシートPの幅方向の位置を規制するサイドフェンス80と、が設けられている。そして、サイドフェンス80は、給送方向上流側に延長可能に構成されている。
これにより、シートPの分離不良を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1に設置される給送装置70に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置される給送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される給送装置70に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される給送装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1における大容量の給送装置70に対して本発明を適用したが、小容量のものであってもエア吸着方式のものであれば当然に本発明を適用することができるし、給送装置としての原稿搬送部10(自動原稿搬送装置)に対してもエア吸着方式のものであれば当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、シートPを浮上させる送風装置として、載置部75に載置されたシートPに向けて給送方向下流側から空気を吹き付ける第1送風装置78と、載置部75に載置されたシートPに向けて幅方向端部側から空気を吹き付ける第2送風装置79と、が設置された給送装置70に対して本発明を適用した。これに対して、第1送風装置のみが設置された給送装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願明細書等において、「シート」とは、用紙(紙)の他に、コート紙、ラベル紙、OHPシート、金属シート、フィルム等のシート状の記録媒体のすべてを含み、さらには給送装置としての自動原稿搬送装置において給送される原稿をも含むものと定義する。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
70 給送装置、
73 基準フェンス、
74 エンドフェンス、
74a 制限部、
75 載置部(第1載置部)、
76 第2載置部、
78 送風装置、
79 送風装置、
80 サイドフェンス、
81 第1サイドフェンス(既設サイドフェンス)、
82、83 第2サイドフェンス(増設サイドフェンス)、
82d 制限部材、
90 搬送装置、
91 搬送ベルト、
95 吸引装置、
100 増設給送装置、
100a 取付け部、 100b 目印、
P、P1、P2 シート。
特開2018−2423号公報

Claims (18)

  1. シートを所定の給送方向に給送する給送装置であって、
    複数のシートを積載可能な載置部と、
    前記載置部に載置されたシートに向けて空気を吹き付ける送風装置と、
    前記載置部に載置されたシートの幅方向の位置を規制するサイドフェンスと、
    を備え、
    前記サイドフェンスは、給送方向上流側に延長可能に構成されたことを特徴とする給送装置。
  2. 前記サイドフェンスは、
    給送方向の長さが固定された第1サイドフェンスと、
    前記サイドフェンスを給送方向上流側に延長するときに、前記第1サイドフェンスに対して給送方向上流側に着脱可能に設置される第2サイドフェンスと、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記第2サイドフェンスは、前記載置部に載置された状態において前記第1サイドフェンスの給送方向上流側端部の位置よりも給送方向上流側まで位置する所定サイズのシートの給送方向上流側端部又はその近傍まで延在することを特徴とする請求項2に記載の給送装置。
  4. 複数の前記第2サイドフェンスを給送方向に並設可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の給送装置。
  5. 前記第2サイドフェンスは、給送方向に伸縮可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載の給送装置。
  6. 前記第2サイドフェンスを取付ける取付け部と、前記取付け部の位置を示す目印と、を具備したことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の給送装置。
  7. 前記第2サイドフェンスは、前記載置部に載置された最上方のシートの浮き上がりを制限する制限部材を具備したことを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の給送装置。
  8. 増設給送装置が着脱可能に設置され、
    前記第2サイドフェンスは、前記増設給送装置に設置されたことを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれかに記載の給送装置。
  9. 前記サイドフェンスは、給送方向に伸縮可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  10. 前記載置部に載置されたシートの給送方向上流側端部に当接して当該シートの給送方向の位置を規制するエンドフェンスを備え、
    前記エンドフェンスは、前記載置部に載置されるシートの給送方向のサイズに合わせて移動されることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の給送装置。
  11. 前記エンドフェンスは、前記載置部に載置された最上方のシートの浮き上がりを制限する制限部を具備したことを特徴とする請求項10に記載の給送装置。
  12. 前記載置部は、
    給送方向の長さが固定された第1載置部と、
    前記サイドフェンスを給送方向上流側に延長するときに、前記第1載置部に対して給送方向上流側に着脱可能に設置される第2載置部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の給送装置。
  13. 前記第1載置部は、昇降可能に構成され、
    前記第2載置部は、昇降ができないように構成されたことを特徴とする請求項12に記載の給送装置。
  14. 前記載置部は、給送方向に伸縮可能に構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の給送装置。
  15. 前記載置部に対して上方に設置されて、前記送風装置によって浮上されたシートを吸引する吸引装置と、
    前記吸引装置による吸引によって前記シートを吸着した状態で、当該シートを給送方向に搬送する搬送装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の給送装置。
  16. 前記送風装置は、前記載置部に載置されたシートに向けて給送方向下流側から空気を吹き付けることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の給送装置。
  17. 前記送風装置は、前記載置部に載置されたシートに向けて幅方向端部側からも空気を吹き付けることを特徴とする請求項16に記載の給送装置。
  18. 請求項1〜請求項17のいずれかに記載の給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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