JPH08230921A - 連結構造 - Google Patents

連結構造

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JPH08230921A
JPH08230921A JP7056808A JP5680895A JPH08230921A JP H08230921 A JPH08230921 A JP H08230921A JP 7056808 A JP7056808 A JP 7056808A JP 5680895 A JP5680895 A JP 5680895A JP H08230921 A JPH08230921 A JP H08230921A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒンジ機能を備えた連結片により重ね合せ状
に接合可能に連結される二つの部材の外側面から、該連
結片が外方に突き出さないようにする。 【構成】 連結片30によって連結されている第一の部
材10と第二の部材20とが、連結片30の回動中心を
中心として回動した際に、互いに当接し又は互いに近付
き合う第一の面11b・21aと、第一の面11a・2
1aに隣合い且つ前記連結片30を介して隣合っている
第二の面11b、21bとを備える。連結片30は、第
二の面11b・21bにあって第一の面11a、21a
との連接側端11c・21cから所要間隔を離した位置
において該第二の面11b・21b相互を連結するよう
に備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一方が他方に対し、
又は双方が互に回動されるように二つの部材を連結する
ヒンジ機能を備えた連結構造の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】容器本体と、この容器本体における開口
部分の閉塞手段としての蓋体とを回動可能に枢着する手
段として、あるいは揺動バーと、この揺動バーを揺動終
端位置と固定位置とに亘って揺動可能に備えた本体部材
との間における当該揺動手段として、例えば、図11及
び図12に示すような連結構造が用いられている。
【0003】かかる連結構造、特に2個の部材を相互に
回動可能とし、又は一方の部材を他方の部材に対して回
動可能に組付けた連結構造の典型例として示される図1
1及び図12で示される連結構造は、例えば、連結対象
とされる2個の部材101、102を、この2個の部材
101、102のプラスチック成形に際して、この2個
の部材のプラスチック成形と同時に成形されるヒンジ片
103によって連設した構成としてある。
【0004】この図11及び図12で示される連結構造
にあっては、2個の部材101、102のプラスチック
成形に際して、この2個の並設されている部材101、
102の合成樹脂充填型空間を連通する溝状部を、夫々
の該プラスチック成形金型の型離れ面、特に、該2個の
並設される部材101、102の上端面間を連通するよ
うに備える上下一対の成形型が用いられる。
【0005】かかる成形型によって成形される部材10
1、102間に備えられる連結構造、この場合にあって
はヒンジ片103は、上記成形金型による型抜き都合
上、2個の連設される各部材101、102が互に重ね
合せの状態に接合可能とされている面101a、102
aに対して、該ヒンジ片103が略面一となる状態に構
成されている。
【0006】即ち、ヒンジ片103によって連設される
各部材101、102が、略平行な面101b、102
bを備え、且つ、この略平行な状態にあって、この略平
行な面101b、102bの上部端を前記ヒンジ片10
3が連結すると共に、この状態にあって、このヒンジ片
103が、前記各部材101、102にあって、前記平
行な面101b、102bに連続し、しかも互に重ね合
せの状態で接合可能とされる各面101a、102aと
面一の状態としてある。
【0007】また、この図示例にあっては、この2個の
各部材101、102を連結するヒンジ片103が金型
設計の簡便性並びに型抜きの簡便性から、略同一肉厚の
且つ略同一幅寸法をなす帯状に構成してあり、比較的ラ
フな金型設計にあっても、所期のヒンジ機能を当該両部
材の連結部にもたらせ得る特長を有している。
【0008】一方、図13及び図14に示される連結構
造においても、前記図11及び図12に示される連結構
造と同様に、2個の部材201、202のプラスチック
成形に際して、成形金型内にあって、この2個の並設状
態に設けられている各部材201、202の充填金型空
間を連通するようにヒンジ片203の成形溝状部を、該
プラスチック成形型の型離れ部分、特に、該2個の並設
される各部材201、202の上端面間を連通するよう
に備える上下一対の成形型が用いられる。
【0009】かかる成形型における成形される部材20
1、202にあっては、前記図11及び図12において
示される連結構造と同様に、この各部材201、202
の互に平行な面201b、202bの上端部にあって、
しかもその上面を、この各部材201、202における
互に重ね合せの状態とされる接合可能な面201a、2
02aに略面一とするヒンジ片203を備えており、こ
のヒンジ片203を、その基部側で太く、且つ中央部分
で薄い板状に構成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
11及び図12で示される連結構造として用いられるヒ
ンジ片103は、容易に成形でき、しかも成形ヒンジ片
103の寸法精度などにばらつきのある場合にあって
も、これを容易に吸収できる特長を有する反面、第1の
部材101と、第2の部材102とを、互に重ね合せの
状態に接合した際に、この両部材101、102の夫々
の重ね合せ面101a、102aの周側であって、これ
に続く各面101b、102bから外方に当該ヒンジ片
103が、そのまま突き出し状態に置かれることとな
り、この各部材101、102における各面101b、
102bから該ヒンジ片103が、そのまま外方に突き
出すことに伴う種々の不都合を当該構成部材にもたらし
ている。
【0011】また、例えば、この種のヒンジ片103を
備えた連結構造にあっては、該ヒンジ片103を介して
夫々の部材101、102を図11に示すように並行な
状態に置いた際に、一方が、他方に対して、ヒンジ片1
03における予期しない位置を中心に折れ曲がりの状態
で垂れ下がることとなり、該垂れ下がり側にある部材の
取扱いに難があった。
【0012】また、この2個の各部材101、102の
夫々の重ね合せ面101a、102aを当接した状態に
あっては、この各部材101、102における側面10
1b、101bから、前記屈曲状態にあるヒンジ片10
3が外方に突き出し状態とされ、この突き出し状態にあ
るヒンジ片103が、当該部材101、102の組付け
取扱い時において種々の不都合を、この部材101、1
02にもたらす難があった。例えば、前記面101a、
102aを重ね合わせた状態で組み付けて軸組み孔など
に挿し入れる場合などにあって、この孔内面に、この突
き出しヒンジ片103が収まり入らない不都合があっ
た。更に、例えば、この連設各部材101、102の外
周面からヒンジ片103が突き出されていることから、
当該ヒンジ片103に衝撃などに伴って破損をもたらす
不都合があった。
【0013】また、かかるヒンジ片103にあっては、
当該ヒンジ片103の肉厚寸法と幅寸法とを略全長に亘
って同じとしてあることから、各部材101、102を
重ね合せの状態に接合した際に、この重ね合せ状態にあ
る部材のいずれか一方に対して外力を付加した場合、各
部材101、102相互が、その接合面にずれを生じ、
この結果、一方の部材101を、他方の部材102に対
して、常に、同一の位置に、正確に重ね合せ得ない難を
有していた。
【0014】次いで、図13及び図14に示す2個の部
材201、202の連結構造として用いられるヒンジ片
203は、そのヒンジ片203の突き出し基部側が厚肉
としてあり、その中央部が薄い板状に構成してあること
から、両部板201、202を、このヒンジ片203部
分で折り曲げた場合、ヒンジ片203は、略その中央部
分で屈曲されることとなり、比較的正確に、両部材20
1、202を重ね合せの状態に組付けできる特長を有し
ている。
【0015】しかしながら、この図13及び図14に示
される2個の部材の連結構造にあっても、この2個の各
部材201、202を組付け、これを重ね合せの状態と
した際に、ヒンジ片203が、この各部材201、20
2の外側面から外方に突出し、しかも、この各部材20
1、202の外側面から外方に突き出したヒンジ片20
3が比較的強固な厚肉部分を備えていることから、この
各部材201、202からの突き出しヒンジ片203
が、当該各部材を、例えば相互に面201a、202a
を重ね合せの状態に組付け、これを取付け孔などに挿し
入れ組付ける際の障害となる難を有していた。
【0016】また、前記図11及び図12における連結
構造と同様、この面201a、202aを重ね合せの状
態に接合している部材201、202に対して、外力が
付加された場合、このヒンジ片203における中央部分
にある薄板状部の設定幅寸に相応して、該接合面にずれ
を生ずる難を有していた。
【0017】更に、この部材201、202を連設する
ヒンジ片203が、連設部材201、202から外方に
大きく突き出し、しかも、その中央部分のみにおいて薄
い板状部としてあることから、このヒンジ片203に外
力が付加され易く、しかも、これに外力が付加された際
に、当該ヒンジ片203が破損され易い不都合があっ
た。
【0018】本発明は、叙上における従来の連結構造に
おける不都合を解消する目的のもとに提案されたもので
あって、相互に連結され、しかも夫々の面101a、1
02a・201a、202aを重ね合せの状態に接合し
た際に、この接合状態に連結される各部材101、10
2・201、202の外側面101b、102b・20
1b、202bから、この各部材101、102・20
1、202を連設するヒンジ機能を備えた連結片103
・203が外方に突き出さないようにした連結構造の提
供を主たる目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る連結構造
は、叙上の目的を達成すべく、請求項1の発明に係る連
結構造を、第一の部材10と第二の部材20とがヒンジ
機能を備えた連結片30によって連結されていると共
に、この連結片30によって連結されている第一の部材
10と第二の部材20とが、この連結片30の回動中心
を中心として回動した際に、互いに当接し又は互いに近
付き合う第一の面11a・21aと、該第一の面11a
・21aに隣合い且つ前記連結片30を介して隣合って
いる第二の面11b・21bとを備え、前記連結片30
が、該第二の面11b・21bにあって前記第一の面1
1a・21aとの連接側端11c・21cから所要間隔
を離した位置において該第二の面11b・21b相互を
連結するように備えられている構成のものとした。
【0020】次いで、請求項2の発明に係る連結構造
を、第一の部材10と第二の部材20とがヒンジ機能を
備えた連結片30によって連結されていると共に、この
連結片30によって連結されている第一の部材10と第
二の部材20とが、この連結片30の回動中心を中心と
して回動した際に、互いに当接し又は互いに近付き合う
第一の面11a・21aと、該第一の面11a・21a
に隣合い且つ連結片30を介して隣合っている第二の面
11b・21bとを備え、前記第一の部材10と第二の
部材20とが、該第二の面11b・21bにあって前記
第一の面11a・21aとの連接側端11c・21cか
ら他方の側に向けて所要幅x、x’に亘って凹部11d
・21dを備えていると共に、前記連結片30が該凹部
11d・21dにおける前記連接側端11c・21cと
反対の側にある前記第二の面11b・21bからの段差
部11d’・21d’から一体に設けられているものと
した。
【0021】更に、請求項3の発明に係る連結構造を、
前記請求項2の発明に係る連結構造において、第一の部
材10と第二の部材20とを連結する連結片30を、該
第一の部材10と第二の部材20とが、この連結片30
の回動中心を中心として回動した際に、該第一の部材1
0と第二の部材20とに備えられている凹部11d・2
1d内に収め入れられる構成のものとした。
【0022】
【作用】請求項1記載に係る連結構造は、第一の部材1
0と第二の部材20とがヒンジ機能を備えた連結片30
によって連結されていると共に、この連結片30によっ
て連結されている第一の部材10と第二の部材20と
が、この連結片30の回動中心を中心として回動した際
に、互いに当接し又は互いに近付き合う第一の面11a
・21aと、該第一の面11a・21aに隣合い且つ前
記連結片30を介して隣合っている第二の面11b・2
1bとを備え、前記連結片30が、該第二の面11b・
21bにあって前記第一の面11a・21aとの連接側
端から所要間隔を離した位置において該第二の面11b
・21b相互を連結するように備えられている構成とし
ていることから、前記第一の部材10と、前記第二の部
材20とを、前記連結片30の回動中心を中心として回
動し、これによって第一の部材10の第一の面11aと
該第二の部材20の第一の面21aとを重ね合せの状態
とすることによって、前記ヒンジ機能を備えた連結片3
0は、このような連設状態にある第一の部材10と第二
の部材20とが備えている夫々の第二の面11b・21
bに沿って伸び展がるように機能する。
【0023】また、請求項2記載に係る連結構造は、第
一の部材10と第二の部材20とがヒンジ機能を備えた
連結片30によって連結されていると共に、この連結片
30によって連結されている第一の部材10と第二の部
材20とが、この連結片30の回動中心を中心として回
動した際に、互いに当接し又は互いに近付き合う第一の
面11a・21aと、該第一の面11a・21aに隣合
い且つ連結片30を介して隣合っている第二の面11b
・21bとを備え、前記第一の部材10と第二の部材2
0とが、該第二の面11b・21bにあって前記第一の
面11a・21aとの連接側端11c・21cから他方
の側に向けて所要幅x、x’に亘って凹部11d・21
dを備えていると共に、前記連結片30が該凹部11d
・21dにおける前記連接側端11c・21cと反対の
側にある前記第二の面11b・21bからの段差部11
d’・21d’から一体に設けられている構成としてい
ることから、前記第一の部材10と、前記第二の部材2
0とを、前記連結片30の回動中心を中心として回動
し、これによって第一の部材10の第一の面11aと該
第二の部材20の第一の面21aとを重ね合せの状態と
することによって、前記連結片30は、この連設状態に
ある第一の部材10と第二の部材20とが備えている夫
々の第二の面11b・21bにある各凹部11d・21
dに沿って伸び、且つ、該凹部11d・21d内に、少
なくとも一部を収め入れるように伸び展がるように機能
する。
【0024】また、請求項3記載に係る連結構造は、第
一の部材10と第二の部材20とを連結する連結片30
を、該第一の部材10と第二の部材20とが、この連結
片30の回動中心を中心として回動した際に、該第一の
部材10と第二の部材20とに備えられている凹部11
d・21d内に収め入れられる構成としてあることか
ら、前記第一の部材10と、前記第二の部材20とを、
前記連結片30の回動中心を中心として回動し、これに
よって第一の部材10の第一の面11aと該第二の部材
20の第一の面21aとを重ね合せの状態とすることに
よって、前記連結片30は、この連設状態にある第一の
部材10と第二の部材20とが備えている夫々の第二の
面11b・21bにある凹部11d・21d内にあっ
て、伸び展がるように機能する。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る典型的な連結構造の各実
施例について詳細に説明する。
【0026】図1〜図3は、第1実施例に係る連結構造
を示すものであって、図1は、該連結構造を適用して連
結される第一の部材10としての筒状部材11と、第二
の部材20としての円板状の蓋部材21の構成を理解し
易いように、該筒状部材11の側方に蓋部材21が展開
された状態を斜視の状態で示している。また、図2およ
び図3は、第1実施例の連結構造を構成する連結片30
としての帯状片31による連結部分の構成を理解し易い
ように、該部分を側面から拡大して断面で示している。
【0027】また、図4〜図6は、第2実施例に係る連
結構造を示すものであって、図4は、該連結構造を適用
して連結される筒状部材11と蓋部材21の構成を理解
し易いように、該筒状部材11の側方に蓋部材21が展
開された状態を斜視の状態で示している。また、図5お
よび図6は、第2実施例の連結構造を構成する連結片3
0としての帯状片31による連結部分の構成を理解し易
いように、該部分を側面から拡大して断面で示してい
る。
【0028】さらに、図7〜図10は、第3実施例に係
る連結構造を示すものであって、図7は、該連結構造を
適用して連結される筒状部材11と、環状部材21’の
構成を理解し易いように、該筒状部材11の側方に環状
部材21’が展開された状態を斜視の状態で示してい
る。また、図8および図10は、第3実施例の全体構成
を理解し易いように、側断面の状態で示しており、ま
た、図9は、第3実施例の連結構造を構成する連結片3
0としての帯状片31による連結部分の構成を理解し易
いように、該部分を側面から拡大して断面で示してい
る。
【0029】前記各図に表される第1〜第3実施例で
は、いづれも、第一の部材10と第二の部材20とをヒ
ンジ機能を備えた連結片30によって連結させていると
共に、この連結片30によって連結されている第一の部
材10と第二の部材20とが、この連結片30の回動中
心を中心として回動した際に、互いに当接し又は互いに
近付き合う第一の面11a・21aと、該第一の面11
a・21aに隣合い且つ前記連結片30を介して隣合っ
ている第二の面11b・21bとを備えており、さら
に、前記連結片30を、該第二の面11b・21bにあ
って前記第一の面11a・21aとの連接側端11c・
21cから所要間隔を離した位置において該第二の面1
1b・21b相互を連結するように備えて連結構造を構
成している。以下、各実施例ごとに詳細に説明する。
【0030】(1) 第1実施例に係る連結構造 図1〜図3は、第1実施例に係る連結構造を示してい
る。この第1実施例に係る連結構造は、第一の部材10
と第二の部材20とがヒンジ機能を備えた連結片30に
よって連結されていると共に、この連結片30によって
連結されている第一の部材10と第二の部材20とが、
この連結片30の回動中心を中心として回動した際に、
互いに当接し又は互いに近付き合う第一の面11a・2
1aと、該第一の面11a・21aに隣合い且つ前記連
結片30を介して隣合っている第二の面11b・21b
とを備え、前記連結片30が、該第二の面11b・21
bにあって前記第一の面11a・21aとの連接側端1
1c・21cから所要間隔を離した位置において該第二
の面11b・21b相互を連結するように備えられてい
る構成を備えている。また、前記第一の部材10と第二
の部材20とが、該第二の面11b・21bにあって前
記第一の面11a・21aとの連接側端11c・21c
から他方の側に向けて所要幅x、x’に亘って凹部11
d・21dを備えていると共に、前記連結片30が該凹
部11d・21dにおける前記連接側端11c・21c
と反対の側にある前記第二の面11b・21bからの段
差部11d’・21d’から一体に設けられており、し
かも、当該凹部11d・21dに、該第一の部材10と
第二の部材20とが、前記連結片30の回動中心を中心
として回動した際に、前記連結片30が収め入れられる
構成としてある。
【0031】より具体的には、第1実施例に係る連結構
造は、図1に示されるように、前記第一の部材10とし
ての上部に開口Hを備えた筒状部材11と、この筒状部
材11の開口Hを開閉自在に塞ぐ、前記第二の部材20
としての円板状の蓋部材21と、該筒状部材11と蓋部
材21とを連結するヒンジ機能を備えた連結片30とし
ての帯状片31とをプラスチック材料を用いて一体に成
形して構成されている。
【0032】筒状部材11と蓋部材21とは、前記帯状
片31の回動中心を中心として回動した際に、互いに当
接し合う第一の面11a・21aを備えている。また、
筒状部材11と蓋部材21とは、該第一の面11a・2
1aに隣り合い、かつ、前記帯状片31を介して隣合っ
ている第二の面11b・21bを備えている。さらにま
た、筒状部材11と蓋部材21とは、前記第二の面11
b・21bに、前記第一の面11a・21aとの連設側
端11c、21cから他方の側、すなわち、この実施例
においては、筒状部材11の底部側、蓋部材21の該筒
状部材11の開口Hに接しない面側に向けて、所要幅
x、x’に亘る凹部11d・21dを備えている。
【0033】そして、前記帯状片31は、前記凹部11
d・21dにより形成される前記連接側端11c・21
cと反対の側にある第二の面11b・21bからの段差
部11d’、21d’に両端部31a、31aをそれぞ
れ一体に連結させて、前記筒状部材11と、蓋部材21
とを連結している。
【0034】前記帯状片31は、この実施例では、中央
部を上方に向けて突き出し状に湾曲させるように成形さ
れており、また、前記筒状部材11と蓋部材21とを、
該筒状部材11の第一の面11aと該蓋部材21の第一
の面21aとが略同一平面上に位置されるように、連結
している。
【0035】従って、この実施例に係る連結構造は、図
1および図2に示されるように、蓋部材21を筒状部材
11の側方に、前記第一の面21aと筒状部材11の第
一の面11aとを略同一の平面上に位置させるように展
開させた状態で、スライドコアを用いることなく、蓋部
材21と筒状部材11の合成樹脂充填型空間と、両部材
11、21の該空間を連通する前記帯状片31を成形す
る溝状部とを金型の型離れ面に設けた上下二つの型によ
り、単純にプラスチック成形して得ることができる構成
とされている。
【0036】また、前記筒状部材11の開口Hを塞ぐよ
うに、前記展開位置より、前記帯状片31の回動中心、
この実施例では該帯状片31の略中央部、を中心とし
て、前記蓋部材21を回動させることができ、これによ
り、図3に示されるように、前記各第一の面11a・2
1aを相互に当接させて、筒状部材11の開口Hを蓋部
材21により塞ぐことができる。
【0037】なお、この実施例では、前記蓋部材21の
前記第一の面21aには、前記筒状部材11の開口Hに
嵌り込む環状の嵌め込み部H’が設けてあり、また、蓋
部材21の前記帯状片31との連結側に対向する側に
は、筒状部材11の該帯状片31との連結側に対向する
側の筒外側に設けられた係合突部R’を収め入れ、これ
に係合される係合空所に備えた係合部材Rが設けられて
おり、蓋部材21による筒状部材11の開口Hの閉塞状
態を維持できる構成としてある。
【0038】また、この実施例に係る連結構造は、前記
のように、プラスチック材料を一体に成形して構成され
ていることから、前記帯状片31は可撓性を備え、図3
に示されるように、前記蓋部材21の第一の面21aが
筒状部材11の第一の面11aに当接した状態では、該
帯状片31は両部材11、21の第二の面11b・21
bに沿って伸び展げられる。
【0039】また、この実施例では特に、前記帯状片3
1の両端部31a、31aを前記凹部11d・21dに
より形成される前記各第二の面11b・21bとの段差
部11d’・21d’に夫々一体に連結させており、ま
た、該凹部11d・21dは前記各第二の面11b・2
1bに沿って設けられており、さらに、前記凹部11d
・21dは、帯状片31の収まる深さyとされているこ
とから、前記のように伸び展げられた帯状片31は、図
3に示されるように、凹部11d・21dに収められ、
その外側面を前記各第二の面11b・21bと略同一面
上に位置される。
【0040】この結果、前記筒状部材11の第一の面1
1aに対して前記蓋部材21の第一の面21aを重ね合
わせの状態とした際に、前記帯状片31が両部材11、
21の前記各第二の面11b・21bから外方に突出す
ることがない。また、前記帯状片31は前記各第二の面
11b・21bに沿って伸び展げられることから、前記
筒状部材11、前記蓋部材21に対して外力が付加され
ても、重ね合される前記各第一の面11a・21aにず
れを生じさせにくい。
【0041】また、この実施例では、前記筒状部材11
に対して前記蓋部材21を側方に展開させた状態で、プ
ラスチック材料を用いて一体に成形して構成しているこ
とから、前記帯状片31は可撓性を有すると共に一定の
弾性を備える。従って、前記蓋部材21により前記筒状
部材11の開口Hを塞いだ状態、すなわち両部材11、
21の前記各第一の面11a・21aを重ね合わせた状
態から、前記係合部材Rと係合突部R’との係合を解い
た場合、前記弾性により前記蓋部材21は再び前記第一
の面21aを前記筒状部材11の前記第一の面11aに
対して略同一平面上に位置させる前記位置まで側方に展
開した状態に回動、復帰させる。すなわち、この帯状片
31の弾性により、前記筒状部材11に対する蓋部材2
1の回動動作に規則性を持たすことができると共に、度
重なる回動動作によっても該回動中心となる帯状片31
の略中央部に経時的な欠損を生じさせ難い。
【0042】特に、この実施例に得る連結構造を、軟質
又は半硬質のプラスチック材料、例えば、軟質又は半硬
質のポリプロピレン、ナイロン、ポリアセタール等を用
いて構成することにより、前記帯状片31の可撓性およ
び弾性を良好に確保することができる。
【0043】なお、叙上第1施例では、連結片30は、
第一の部材10としての筒状部材11、第二の部材20
としての蓋部材21の円筒状をなす筒状部材11と蓋部
材21の上側周縁において、両部材11・21を連結さ
せる、これらの部材11・21の該縁の円弧に沿った弧
状断面を備えた前記帯状片31として構成してあるが、
この連結片30を、例えば、角筒状をなす第一の部材1
0のコーナー部にあって、該第一の部材10に対して第
二の部材20を連結させるように設ける構成としても良
い。また、この連結片30を、例えば、角筒状をなす第
一の部材10の該角筒の上側周縁の一辺に亘って設けら
れる折板状に構成して、前記第二の部材20を連結させ
る構成としても良い。
【0044】また、叙上において構成される凹部11
d、21dは、例えば角筒状をなす第一の部材10と、
これに対応した多角形の板状をなす第二の部材20の一
辺に亘り、かつ、前記第一の面11a・21aとの連接
側端11c・21cから他方の側に向けて設けられる、
第二の面11b・21bの段差面として構成してあって
も良い。
【0045】(2) 第2実施例に係る連結構造 図4ないし図6は、第2実施例に係る連結構造を示して
いる。この第2の実施例に係る連結構造も、第1実施例
に係る連結構造同様、第一の部材10と第二の部材20
とがヒンジ機能を備えた連結片30によって連結されて
いると共に、この連結片30によって連結されている第
一の部材10と第二の部材20とが、この連結片30の
回動中心を中心として回動した際に、互いに当接し又は
互いに近付き合う第一の面11a・21aと、該第一の
面11a・21aに隣合い且つ前記連結片30を介して
隣合っている第二の面11b・21bとを備え、前記連
結片30が、該第二の面11b・21bにあって前記第
一の面11a・21aとの連接側端11c・21cから
所要間隔を離した位置において該第二の面11b・21
b相互を連結するように備えられている構成を備えてい
る。また、前記第一の部材10と第二の部材20とが、
該第二の面11b・21bにあって前記第一の面11a
・21aとの連接側端11c・21cから他方の側に向
けて所要幅x、x’に亘って凹部11d・21dを備え
ていると共に、前記連結片30が該凹部11d・21d
における前記連接側端11c・21cと反対の側にある
前記第二の面11b・21bからの段差部11d’・2
1d’から一体に設けられており、しかも、当該凹部1
1d・21dに、該第一の部材10と第二の部材20と
が、前記連結片30の回動中心を中心として回動した際
に、前記連結片30が収め入れられる構成としてある。
従って、この第2実施例に係る連結構造において、前記
第1実施例に係る連結構造の構成と同一又は実質的に同
一の構成部分においては、第2実施例を示す前記図4な
いし図6に、第1の実施例を示す図1ないし図3で用い
た符号と同一の符号を付して、以下その説明を行う。
【0046】この第2実施例に係る連結構造は、前記連
結片30の長さが、前記第一の部材10に設けられる凹
部11dの前記第一の面11aから前記段差部11d’
までの間隔xと、前記第二の部材20に設けられる凹部
21dの前記第一の面21aから前記段差部21d’ま
での間隔x’を足した寸法よりも、長く構成されている
点で、前記第1実施例に係る連結構造と異なっている。
【0047】より具体的には、第2実施例に係る連結構
造は、図4に示されるように、前記第一の部材10とし
ての上部開口Hの筒状部材11と、この筒状部材11の
開口Hを閉塞自在に塞ぐ、前記第二の部材20としての
蓋部材21と、該筒状部材11と蓋部材21とを連結す
るヒンジ機能を備えた連結片30としての帯状片31と
を、軟質又は半硬質のプラスチック材料を用いて一体に
成形して構成されている。
【0048】筒状部材11と蓋部材21とは、前記帯状
片31の回動中心を中心として回動した際に、互いに当
接し合う第一の面11a・21aを備えている。また、
筒状部材11と蓋部材21とは、該第一の面11a・2
1aに隣り合い、かつ、前記帯状片31を介して隣合っ
ている第二の面11b・21bを備えている。さらにま
た、筒状部材11と蓋部材21とは、前記第二の面11
b・21bに、前記第一の面11a・21aとの連設側
端11c、21cから他方の側、すなわち、この実施例
においては筒状部材11の底部側、蓋部材21の該筒状
部材11の開口Hに接しない面側に向けて、所要幅x、
x’に亘る凹部11d・21dを備えている。
【0049】そして、前記帯状片31は、前記凹部11
d・21dにより形成される前記連設側端11c、21
cと反対の側にある第二の面11b・21bからの段差
部11d’、21d’に両端部31a、31aをそれぞ
れ一体に連結させて、前記筒状部材11と、蓋部材21
とを連結している。
【0050】前記帯状片31は、この実施例では、中央
部を上方に向けて突き出し状に湾曲させるように成形さ
れており、また、前記筒状部材11と蓋部材21とを、
該筒状部材11の第一の面11aと該蓋部材21の第一
の面21aとが略同一平面上に位置されるように、連結
している。
【0051】従って、この実施例に係る連結構造は、図
4および図5に示されるように、蓋部材21が筒状部材
11の側方に、前記第一の面21aと筒状部材11の第
一の面11aとを略同一の平面上に位置させるように展
開された状態で、スライドコアを用いることなく、蓋部
材21と筒状部材11の合成樹脂充填型空間と、両部材
11、21の該空間を連通する前記帯状片31を成形す
る溝状部とを、金型の型離れ面に設けた上下二つの型に
より単純にプラスチック成形して得ることができる構成
とされている。
【0052】また、前記筒状部材11の開口Hを塞ぐよ
うに、前記展開位置より、前記帯状片31の回動中心、
この実施例では該帯状片31の略中央部、を中心とし
て、前記蓋部材21を回動させることができ、これによ
り、図6示されるように、前記各第一の面11a・21
aを相互に当接させて、筒状部材11の開口Hを蓋部材
21により塞ぐことができる。
【0053】なお、この実施例でも、前記蓋部材21の
前記第一の面21aには、前記筒状部材11の開口に嵌
り込む環状の嵌め込み部H’が設けてあり、また、蓋部
材21の前記帯状片31との連結側に対向する側には、
筒状部材11の該帯状片31との連結側に対向する側の
筒外側に設けられた係合突部R’を収め入れ、これに係
合される係合空所を備えた係合部材Rが設けられてお
り、蓋部材21による筒状部材11の開口Hの閉塞状態
を維持できる構成としてある。
【0054】また、この実施例に係る連結構造は、前記
のように、プラスチック材料を一体に成形して構成され
ていることから、前記帯状片31は可撓性を備え、図6
に示されるように、前記蓋部材21の第一の面21aが
筒状部材11の第一の面11aに当接した状態では、帯
状片31は両部材11、21の第二の面11b・21b
に沿って伸び展げられる。
【0055】また、この実施例では特に、前記帯状片3
1の両端部31a・31aを前記凹部11d・21dに
より形成される前記各第二の面11b・21bとの段差
部11d’・21d’に夫々一体に連結させており、ま
た、該凹部11d・21dは前記各第一の面11b・2
1bに亘って設けられ、かつ、該凹部11d・21d
は、帯状片31の収まる深さyとされている。ここで、
該帯状片31は、前記のように、該凹部11dの前記第
一の面11aから前記段差部11d’までの間隔xと、
前記第二の部材20の前記凹部21dの前記第一の面2
1aから前記段差部21d’までの間隔x’を足した寸
法よりも長く構成されているが、該帯状片31は、この
実施例では中央部を湾曲させるように成形されており、
この湾曲部が前記蓋部材21の第一の面21aと筒状部
材11の第一の面11aとが当接した状態において、内
側に向けられることから、図6に示されるように、該帯
状片31はその外側面を前記第二の面11b・21bよ
りも外方に突き出させることなく前記凹部11d・21
d内に収められる。
【0056】また、帯状片31の成形寸法のバラつき等
により、該帯状片31の一部が前記蓋部材21の第一の
面21aと筒状部材11の第一の面11aとが当接した
状態において、前記第二の面11b、21bから外方に
やや突き出される場合であっても、この突き出し部分は
外側から押圧等されることにより、前記凹部11d・2
1d内に撓み込み、収め入れられる。
【0057】従って、例えば、前記筒状部材11と蓋部
材21とを、相互に前記第一の面11a・21aを重ね
合せるように組付け、これを取付孔などに挿し入れ組み
付ける際には、前記第二の面11b・21bから外方に
前記帯状片31が突き出されることはなく、この挿し入
れの障害となることはない。また、該帯状片31の一部
が前記第二の面11b、21bから外方にやや突き出し
ていたとしても、該帯状片31に対して外力が付加され
た場合には、該帯状片31を前記凹部11d・21d内
に収められるように撓み込ませることができるので、帯
状片31に破損を生じさせることが少ないものとされ
る。
【0058】また、前記帯状片31は前記各第二の面1
1b・21bに沿って伸び展げられることから、前記筒
状部材11、前記蓋部材21に対して外力が付加されて
も、重ね合される前記各第一の面11a・21aにずれ
を生じさせにくい。
【0059】また、この実施例では、前記筒状部材11
に対して前記蓋部材21を側方に展開させた状態で、プ
ラスチック材料を用いて一体に成形して構成しているこ
とから、前記帯状片31は可撓性を有すると共に一定の
弾性を備える。従って、前記蓋部材21により前記筒状
部材11の開口Hを塞いだ状態、すなわち両部材11、
21の前記各第一の面11a・21aを重ね合わせた状
態から、前記係合部材Rと係合突部R’との係合を解い
た場合、前記弾性により前記蓋部材21は再び前記第一
の面21aを前記筒状部材11の前記第一の面11aに
対して略同一平面上に位置させる前記位置まで側方に展
開した状態に回動、復帰される。すなわち、この帯状片
31の弾性により、前記筒状部材11に対する蓋部材2
1の回動動作に規則性を持たすことができると共に、度
重なる回動動作によっても該回動中心となる帯状片31
の略中央部に経時的な欠損を生じさせ難い。
【0060】なお、叙上において構成される帯状片31
としての連結片30は、これを第一の部材10としての
筒状部材11と、第二の部材20としての蓋部材21と
を連結するようにし、これらの円筒状をなす筒状部材1
1と蓋部材21の上側周縁にあって、これらの縁の円弧
に沿った弧状断面を備えた前記帯状片31として構成し
てあるが、この連結片30を、例えば、角筒状をなす第
一の部材10のコーナー部において、該第一の部材10
に対して第二の部材20を連結させるように構成として
も良い。また、この連結片30を、例えば、角筒状をな
す第一の部材10の該角筒の上側周縁の一辺に亘って設
けられる折板状に構成して、前記第二の部材20を連結
させる構成としても良い。
【0061】また、叙上において構成される凹部21d
は、例えば角筒状をなす第一の部材10と、これに対応
した多角形の板状をなす第二の部材20の一辺に亘っ
て、前記第一の面11a・21aとの連接側端11c・
21cから他方の側に亘って設けられる、第二の面11
b・21bに形成された段差面として構成してあっても
良い。
【0062】(3) 第3実施例に係る連結構造 図7ないし図10は、第3実施例に係る連結構造を示し
ている。この第3実施例に係る連結構造も、前記第1お
よび第2実施例に係る連結構造同様に、第一の部材10
と第二の部材20とがヒンジ機能を備えた連結片30に
よって連結されていると共に、この連結片30によって
連結されている第一の部材10と第二の部材20とが、
この連結片30の回動中心を中心として回動した際に、
互いに当接し又は互いに近付き合う第一の面11a・2
1aと、該第一の面11a・21aに隣合い且つ前記連
結片30を介して隣合っている第二の面11b・21b
とを備え、前記連結片30が、該第二の面11b・21
bにあって前記第一の面11a・21aとの連接側端1
1c・21cから所要間隔を離した位置において該第二
の面11b・21b相互を連結するように備えられてい
る構成を備えている。また、前記第一の部材10と第二
の部材20とが、該第二の面11b・21bにあって前
記第一の面11a・21aとの連接側端11c・21c
から他方の側に向けて所要幅x、x’に亘って凹部11
d・21dを備えていると共に、前記連結片30が該凹
部11d・21dにおける前記連接側端11c・21c
と反対の側にある前記第二の面11b・21bからの段
差部11d’・21d’から一体に設けられており、し
かも、当該凹部11d・21dに、該第一の部材10と
第二の部材20とが、前記連結片30の回動中心を中心
として回動した際に、前記連結片30が収め入れられる
構成としてある。従って、この第3実施例に係る連結構
造において、前記第1実施例に係る連結構造の構成と同
一又は実質的に同一の構成部分においては、第3実施例
を示す前記図7ないし図10に、第1の実施例を示す図
1ないし図3で用いた符号と同一の符号を付して、以下
その説明を行う。
【0063】この第3実施例に係る連結構造は、図7お
よび図8に特に示されるように、第二の部材20を中央
に開口H”を備えた環状部材21’として構成してある
と共に、筒状部材11として構成される第一の部材10
の開口H内に該環状部材21’がその全部を収め入れた
状態で嵌め込まれるように構成されている点で、前記第
1および第2実施例の連結構造と異なっている。すなわ
ち、この実施例に係る連結構造では、筒状部材11の前
記連結片30が連結されている個所及び環状部材21’
の係合部材Rと係合し合う係合突部R’が設けられてい
る個所に、環状部材21’の肉厚相当分の凹段部11
e、11e’が設けられていると共に、この凹段部11
e、11e’個所に第一の面11aを備えており、この
凹段部11e、11e’に環状部材21’の連結片30
との連結側部分21eおよび係合部材Rの突設側部分2
1e’を収めることにより、筒状部材11の上端面11
fと、環状部材21’の該筒状部材11の第一の面11
aに重ね合わされる第一の面21aが設けられていない
側の面21fが、前記嵌め込み時に略同一面上に位置さ
れる構成としてある。
【0064】また、図8および図9に特に示されるよう
に、筒状部材11に対して環状部材21を側方に展開し
た状態では、筒状部材11の第一の面11aよりも環状
部材21の第一の面21aが下方に位置される構成とし
てあり、この結果、筒状部材11に設けてある凹部11
dの連接側端11cから段差部11d’までの寸法xに
対して、環状部材21に設けてある凹部21dの連接側
端21cから段差部21d’までの寸法x’が小さいも
のとなる構成とされている。
【0065】より具体的には、第3実施例に係る連結構
造は、図7に示されるように、前記第一の部材10とし
ての上部開口Hの筒状部材11と、この筒状部材11の
開口Hに嵌り込む、前記第二の部材20としての環状部
材21’と、該筒状部材11と環状部材21’とを連結
するヒンジ機能を備えた連結片30としての帯状片31
とを軟質又は硬質のプラスチック材料を用いて一体に成
形して構成されている。
【0066】筒状部材11と環状部材21’とは、前記
帯状片31の回動中心を中心として回動した際に、互い
に当接し合う第一の面11a・21aを備えている。ま
た、筒状部材11と環状部材21’とは、該第一の面1
1a・21aに隣り合い、かつ、前記帯状片31を介し
て隣合っている第二の面11b・21bを備えている。
さらにまた、筒状部材11と環状部材21’とは、前記
第二の面11b・21bに、前記第一の面11a・21
aとの連設側端11c・21cから他方の側、すなわ
ち、この実施例においては筒状部材11の底部側、環状
部材21’の該筒状部材11の開口Hに接しない面21
f側に向けて、所要幅x、x’に亘る凹部11d・21
dを備えている。
【0067】そして、前記帯状片31は、前記凹部11
d・21dにより形成される前記連設側端11c・21
cと反対の側にある第二の面11b・21bからの段差
部11d’・21d’に両端部31a、31aをそれぞ
れ一体に連結させて、前記筒状部材11と、環状部材2
1’とを連結している。
【0068】また前記帯状片31は、この実施例では、
中央部を上方に向けて突き出し状に湾曲させるように成
形されている。
【0069】従って、この実施例に係る連結構造も、図
7および図8に示されるように、環状部材21’が筒状
部材11の側方に展開された状態で、スライドコアを用
いることなく、環状部材21’と筒状部材11の合成樹
脂充填型空間と、両部材11、21’の該空間を連通す
る前記帯状片31を成形する溝状部とを金型の型離れ面
に設けた上下二つの型により単純にプラスチック成形し
て得ることができる構成とされている。
【0070】また、前記筒状部材11の開口Hを塞ぐよ
うに、前記展開位置より、前記帯状片31の回動中心、
この実施例では該帯状片31の略中央部、を中心とし
て、前記環状部材21’を回動させることができ、これ
により、図10に示されるように、前記各第一の面11
a・21aを相互に当接させて、筒状部材11の開口H
に環状部材21’を嵌込むことができる。また、環状部
材21’の帯状片31との連結側に対向する側には、筒
状部材11の該帯状片31との連結側に対向する側の筒
外側に設けられた係合突部R’を収め入れ、これに係合
される係合空所に備えた係合部材Rが設けられており、
環状部材21’の筒状部材11の開口Hの嵌込み状態を
維持できる構成としてある。
【0071】また、この実施例に係る連結構造は、前記
のように、プラスチック材料を一体に成形して構成され
ていることから、前記帯状片31は可撓性を備え、図1
0に示されるように、前記環状部材21’の第一の面2
1aが筒状部材11の第一の面11aに当接した状態で
は、前記帯状片31は両部材11、21’の第二の面1
1b・21bに沿って伸び展げられる。
【0072】また、この実施例では特に、前記帯状片3
1の両端部31a・31aを前記凹部11d・21dに
より形成される前記各第二の面11b・21bとの段差
部11d’・21d’に夫々一体に連結させており、ま
た、該凹部11d・21dは前記各第二の面11b・2
1bに沿って設けられており、さらに、前記凹部11d
・21dは、帯状片31の収まる深さyとされているこ
とから、前記のように伸び展げられた帯状片31は、図
10に示されるように、凹部11d・21dに収めら
れ、その外側面を前記各第二の面11b・21bと略同
面上に位置させる。
【0073】この結果、前記筒状部材11の第一の面1
1aに対して前記環状部材21’の第一の面21aを重
ね合わせの状態とした際に、前記帯状片31が両部材1
1、21’の前記各第二の面11b、21bから外方に
突出することがない。また、前記帯状片31は前記各第
二の面11b、21bに沿って伸び展げられることか
ら、前記筒状部材11、前記環状部材21’に対して外
力が付加されても、重ね合される前記各第一の面11
a、21aにずれを生じさせにくい。
【0074】また、この実施例では、前記筒状部材11
に対して前記環状部材21’を側方に展開させた状態
で、プラスチック材料を用いて一体に成形して構成して
いることから、前記帯状片31は可撓性を有すると共に
一定の弾性を備える。従って、前記環状部材21’を前
記筒状部材11の開口Hに嵌め入れた状態、すなわち両
部材11、21’の前記各第一の面11a・21aを重
ね合わせた状態から、前記係合部材Rと係合突部R’と
の係合を解いた場合、前記弾性により前記環状部材2
1’は再び前記第一の面21aを前記筒状部材11の前
記第一の面11aに対して略同平行をなす前記位置まで
側方に展開した状態に回動、復帰される。すなわち、こ
の帯状片31の弾性により、前記筒状部材11に対する
環状部材21’の回動動作に規則性が持たすことができ
ると共に、度重なる回動動作によっても該回動中心とな
る帯状片31の略中央部に経時的な欠損を生じさせ難
い。
【0075】なお、叙上において帯状片31として構成
される連結片30は、これを第一の部材10としての筒
状部材11と、第二の部材20としての環状部材21’
とを連結するようにし、これらの円筒状をなす筒状部材
11と環状部材21’の上側周縁にあって、これらの縁
の円弧に沿った弧状断面を備えた前記帯状片31として
構成してあるが、この連結片30を、例えば、角筒状を
なす第一の部材10のコーナー部において、該第一の部
材10に対して第二の部材20を連結させるように構成
しても良い。また、この連結片30を、例えば、角筒状
をなす第一の部材10の該角筒の上側周縁の一辺に亘っ
て設けられる折板状に構成して、前記第二の部材20を
連結させる構成としても良い。
【0076】また、叙上において構成される凹部21d
は、例えば角筒状をなす第一の部材10と、これに対応
した多角形の板状をなす第二の部材20の一辺に亘り、
かつ、前記第一の面11a・21aとの連接側端11c
・21cから他方の側に亘って設けられる、第二の面1
1b・21bに形成された段差面として構成してあって
も良い。
【0077】なお、以上の第1ないし第3の実施例で
は、連結構造を軟質又は硬質のプラスチック材料を用い
て構成しているが、各種のゴム材料を用いて構成しても
良い。
【0078】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、第一の部材1
0と第二の部材20とがヒンジ機能を備えた連結片30
によって連結されていると共に、この連結片30によっ
て連結されている第一の部材10と第二の部材20と
が、この連結片30の回動中心を中心として回動した際
に、互いに当接し又は互いに近付き合う第一の面11a
・21aと、該第一の面11a・21aに隣合い且つ前
記連結片30を介して隣合っている第二の面11b・2
1bとを備え、前記連結片30が、該第二の面11b・
21bにあって前記第一の面11a・21aとの連接側
端11c・21cから所要間隔を離した位置において該
第二の面11b・21b相互を連結するように備えられ
ている構成としており、前記第一の部材10と、前記第
二の部材20とを、前記連結片30による連設部を回動
中心として回動し、これによって第一の部材10の第一
の面11aと該第二の部材20とにおける第一の面21
aとを重ね合せの状態とすることによって、前記ヒンジ
機能を備えた連結片30は、この連設状態にある第一の
部材10と第二の部材20とが備えている夫々の第二の
面11b・21bに沿って伸び展がるように機能するこ
とから、前記第一の部材10および前記第二の部材20
の双方又はいずれか一方に対して外力が付加されても、
重ね合わされる前記各第一の面11a・21aにずれを
生じさせにくい特長を有している。
【0079】また、請求項2に係る発明では、第一の部
材10と第二の部材20とがヒンジ機能を備えた連結片
30によって連結されていると共に、この連結片30に
よって連結されている第一の部材10と第二の部材20
とが、この連結片30による連結部を回動中心として回
動した際に、互いに当接し又は互いに近付き合う第一の
面11a・21aと、該第一の面11a・21aに隣合
い且つ連結片30を介して隣合っている第二の面11b
・21bとを備え、前記第一の部材10と第二の部材2
0とが、該第二の面11b・21bにあって前記第一の
面11a・21aとの連接側端11c・21cから他方
の側に向けて所要幅に亘って凹部11d・21dを備え
ていると共に、前記連結片30が該凹部11d・21d
における前記連接側端11c・21cと反対の側にある
前記第二の面11b・21bからの段差部11d’・2
1d’から一体に設けられていることを特徴とした構成
としており、前記第一の部材10と、前記第二の部材2
0とを、前記連結片30による連設部を回動中心として
回動し、これによって第一の部材10の第一の面11a
と該第二の部材20における第一の面21aとを重ね合
せの状態とすることによって、前記連結片30は、この
連設状態にある第一の部材10と第二の部材20とが備
えている夫々の第二の面11b・21b、にある各凹部
11d・21dに沿って伸び、且つ、該凹部11d・2
1d、内に、少なくとも一部を収め入れるように展がる
ように機能することから、前記第一の部材10および前
記第二の部材20の双方又はいずれか一方に対して外力
が付加されても、重ね合わされる前記各第一の面11a
・21aにずれを生じさせにくい。
【0080】また、前記各第一の面11a・21aを重
ね合せの状態となるように前記第一の部材10と第二の
部材20とを組み付けて、取付け孔などに挿し入れ組み
付ける際に、該挿し入れに伴って連結片30の少なくと
も一部を凹部11d・21dに収めることができ、この
連結片30が該挿し入れの障害となることがない特長を
有している。
【0081】さらに、該連結片30に外力が加えられて
も前記凹部11d・21dに該連結部の少なくとも一部
を収め入れることにより、この外力により該連結片30
が破損などされることがない特長を有している。
【0082】また、請求項3に係る発明では、請求項2
に係る連結構成が、さらに、第一の部材10と第二の部
材20とを連結する連結片30を、該第一の部材10と
第二の部材20とが、この連結片30を回動中心として
回動した際に、該第一の部材10と第二の部材20とに
備えられている凹部11d・21d内に収め入れられる
構成を備えており、前記第一の部材10と、前記第二の
部材20とを、前記連結片30による連設部を回動中心
として回動し、これによって第一の部材10の第一の面
11aと該第二の部材20における第一の面21aとを
重ね合せの状態とすることによって、前記連結片30
は、この連設状態にある第一の部材10と第二の部材2
0とが備えている夫々の第二の面11b・21bにある
凹部11d・21d内にあって、伸び展がるように機能
することから、前記第一の部材10および前記第二の部
材20の双方又はいずれか一方に対して外力が付加され
ても、重ね合わされる前記各第一の面11a・21aに
ずれを生じさせにくい。
【0083】また、前記各第一の面11a・21aを重
ね合せの状態となるように前記第一の部材10と第二の
部材20とを組み付けて、取付け孔などに挿し入れ組み
付ける際に、該挿し入れに伴って前記連結片30が該挿
し入れの障害となることがない特長を有している。
【0084】さらに、前記凹部11d・21dに収めら
れる前記連結片30には外力が加えられ難く、従って、
該連結片30の破損などを生じさせ難い特長を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る連結構造の適用例を示す斜視
【図2】第1実施例に係る連結構造の要部拡大断面図
【図3】第1実施例に係る連結構造の要部拡大断面図
【図4】第2実施例に係る連結構造の適用例を示す斜視
【図5】第2実施例に係る連結構造の要部拡大断面図
【図6】第2実施例に係る連結構造の要部拡大断面図
【図7】第3実施例に係る連結構造の適用例を示す斜視
【図8】図7におけるA−A線断面図
【図9】図8におけるB部拡大断面図
【図10】第3実施例に係る連結構造の適用例を示す側
断面図
【図11】従来例の要部を示す側断面図
【図12】従来例の要部を示す側断面図
【図13】従来例の要部を示す側断面図
【図14】従来例の要部を示す側断面図
【符号の説明】
10 第一の部材 11a 第一の面 11b 第二の面 11c 連接側端 11d 凹部 11d’ 段差部 20 第二の部材 21a 第一の面 21b 第二の面 21c 連接側端 21d 凹部 21d’ 段差部 30 連結片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の部材と第二の部材とがヒンジ機能
    を備えた連結片によって連結されていると共に、この連
    結片によって連結されている第一の部材と第二の部材と
    が、この連結片の回動中心を中心として回動した際に、
    互いに当接し又は互いに近付き合う第一の面と、該第一
    の面に隣合い且つ前記連結片を介して隣合っている第二
    の面とを備え、 前記連結片が、該第二の面にあって前記第一の面との連
    接側端から所要間隔を離した位置において該第二の面相
    互を連結するように備えられていることを特徴とする連
    結構造。
  2. 【請求項2】 第一の部材と第二の部材とがヒンジ機能
    を備えた連結片によって連結されていると共に、この連
    結片によって連結されている第一の部材と第二の部材と
    が、この連結片の回動中心を中心として回動した際に、
    互いに当接し又は互いに近付き合う第一の面と、該第一
    の面に隣合い且つ連結片を介して隣合っている第二の面
    とを備え、 前記第一の部材と第二の部材とが、該第二の面にあって
    前記第一の面との連接側端から他方の側に向けて所要幅
    に亘って凹部を備えていると共に、前記連結片が該凹部
    における前記連接側端と反対の側にある前記第二の面か
    らの段差部から一体に設けられていることを特徴とする
    連結構造。
  3. 【請求項3】 第一の部材と第二の部材とを連結する連
    結片を、該第一の部材と第二の部材とが、この連結片の
    回動中心を中心として回動した際に、該第一の部材と第
    二の部材とに備えられている凹部内に収め入れられる構
    成としてあることを特徴とする請求項2記載の連結構
    造。
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