JPH08229770A - 5軸ncデータの作成方法 - Google Patents

5軸ncデータの作成方法

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JPH08229770A
JPH08229770A JP3876495A JP3876495A JPH08229770A JP H08229770 A JPH08229770 A JP H08229770A JP 3876495 A JP3876495 A JP 3876495A JP 3876495 A JP3876495 A JP 3876495A JP H08229770 A JPH08229770 A JP H08229770A
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JP
Japan
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data
axis
tool
end mill
work
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JP3876495A
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English (en)
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Koji Ishida
康二 石田
Masatomo Uchida
雅智 内田
Akira Namiki
明 並木
Teruo Kamata
輝郎 鎌田
Noboru Suzuki
昇 鈴木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】旋回する2軸と直交3軸を有する5軸NC工作
機械用のNCデータを簡易に作成する。 【構成】既存の3軸NCデータ(ステップS4)に対し
て、ワーク加工面に対する工具の傾斜角を設定する傾斜
角設定データを付加する(ステップS6)ことで、5軸
NCデータを作成する。既存の3軸NCデータを利用し
ているので、5軸NCデータの作成をきわめて短時間に
行える。3軸NCデータがボールエンドミルの先端位置
データであるときに5軸NCデータを作成する際、3軸
NCデータ上でボールエンドミルを半径分ワークから軸
方向に離し(ステップS5)、離した位置でボールエン
ドミルを傾斜させ(ステップS6)、傾斜させたままこ
の軸方向にボールエンドミルを半径分ワーク側に戻す
(ステップS7)ようにして5軸NCデータを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、5軸の数値
制御工作機械(以下、NC工作機械ともいう。)である
5軸NCマシニングセンタ等に適用してプレス金型等を
加工するのに好適な5軸NCデータの作成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレス金型等のワーク加工面は、従来か
ら、XYZ直交3軸数値制御の工作機械、例えば、3軸
マシニングセンタの主軸ヘッドにボールエンドミル等の
工具が取り付けられたもので加工されている。
【0003】この3軸NC工作機械の場合、図11に示
すように、工具1の軸方向は、常に、一定方向、例え
ば、鉛直方向になっている。なお、図11中、矢印の方
向は、ワーク2に対する工具1のステップ送り方向を示
している。すなわち、実際上、工具1は、例えば、同図
中、紙面と直交する方向に移動してワーク2を切削し、
次に、矢印の方向にステップ送りされる。そして、その
ステップ送りされた地点から、再び紙面と直交する方向
にワーク2を切削移動するという手順を繰り返して、ワ
ーク2のほぼ全面を切削加工するようになっている。
【0004】5軸NC工作機械でワークを加工する技術
が特開平1−205955号公報に提案されている。こ
の技術は、図12に示すように、図示しない5軸NC工
作機械に装着される工具1がワーク2の加工面に対して
常に垂直となるような制御を行ってワーク2を加工する
技術である。このように、工具1の軸方向を常にワーク
2の加工面に垂直になるように演算処理することで、煩
雑な5軸NCデータの作成が容易になるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
3軸NC工作機械では、図13に示すように、プレス金
型等の加工時に、ワーク2の加工面上の勾配の急な部分
(以下、急勾配部分ともいう。)2a等の、いわゆる縦
壁部の形状の深い部分を加工するためには、工具1の鉛
直方向への軌跡変位量が大きいことから、軸の長い工具
が必要になり、言い換えれば、チャック等で保持された
工具のいわゆる首下の長さ(工具長さ)が長くなり、工
具の折損の可能性が高くなるという問題があった。ま
た、同様に、急勾配部分2aを切削する際に、図14に
示すように、ワーク2の削り代(余肉)2cの設定が大
きすぎると工具1に対して過大な負荷がかかり、工具1
が矢印A方向に振れてしまい同じように工具1の折損の
可能性が高くなるという問題があった。
【0006】これに対して、上述の5軸NC工作機械で
は、図12から容易に分かるように、工具長さを短くす
ることができるので、これらの問題は、ほぼ解決される
ものと思われる。
【0007】しかしながら、上述の5軸NC工作機械に
よる加工方法では、その図12に示したように、ワーク
2の加工面に対して工具1が常に垂直に保持される。こ
のため、軸の回りに高速回転するボールエンドミル等の
工具1の先端の1点でのみワーク2に対する加工を行な
うことになる。その先端の1点では基本的には刃の周速
がゼロ値であって加工速度・加工面精度を上げることが
できないという問題がある。その上、工具1の先端の1
点での切削であるために工具1の磨耗が早くなって頻繁
に工具を交換しなければならないという問題も発生す
る。
【0008】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、プレス金型等のワークに対する工具の
向き(姿勢)を適正に制御することが可能になるととも
に、5軸NCデータをきわめて容易に作成することを可
能とする5軸NCデータの作成方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、旋回する2
軸を有する5軸NC工作機械に装着される工具のワーク
加工面に対する軌跡を制御する5軸NCデータを作成す
る5軸NCデータの作成方法において、前記ワーク加工
面に対する前記工具の傾斜角を設定する傾斜角設定デー
タテーブルを作成する過程と、前記ワーク加工面に対し
て予め作成した前記工具用の3軸NCデータを取り込む
過程と、前記3軸NCデータに前記傾斜角設定データテ
ーブルから読み出した傾斜角設定データを付加して前記
5軸NCデータを作成する過程と、を有することを特徴
とする。
【0010】また、この発明は、ある座標点とこれに隣
接する座標点とでそれぞれ前記工具の傾斜角が設定され
ている場合、前記ある座標点と前記隣接する座標点間の
座標点における傾斜角は、前記設定されたそれぞれの傾
斜角を補間して求めることを特徴とする。
【0011】さらに、この発明は、前記ワーク加工面に
対する前記工具の傾斜角が非垂直方向となる角度を含む
ように設定することを特徴とする。
【0012】さらにまた、この発明は、前記工具がボー
ルエンドミルであり、前記取り込み過程で取り込まれた
前記3軸NCデータが前記ボールエンドミルの先端位置
データであるとき、前記5軸NCデータを作成する過程
は、前記ボールエンドミルを前記ボールエンドミルの軸
方向中、ワークから離れる方向に前記ボールエンドミル
の半径分だけ移動させることに対応する分だけ前記3軸
NCデータの座標を変えた新たな3軸NCデータを作成
する過程と、前記新たな3軸NCデータに前記傾斜角設
定データを付加した中間的な5軸NCデータを作成する
過程と、この中間的な5軸NCデータを、前記ボールエ
ンドミルの軸方向中、ワークに近づく方向に前記ボール
エンドミルの半径分だけ移動させることに対応させた分
だけ座標を変えた最終的な5軸NCデータを作成する過
程とからなることを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明によれば、予め作成した3軸NCデー
タに対してワーク加工面に対する工具の傾斜角を設定す
る傾斜角設定データを付加する処理を行うことで、5軸
NCデータを作成している。この場合、3軸NCデータ
を利用しているので、5軸NCデータの作成をきわめて
短時間で行うことができる。
【0014】また、この発明によれば、傾斜角設定デー
タをある座標点と隣接する座標点に与え、これら座標点
間の任意の座標点における傾斜角設定データを補間によ
り求めるようにしている。このようにすれば、全ての座
標点で傾斜角設定データを設定することに比較して傾斜
角設定データテーブルの作成時間を短時間で行うことが
できる。
【0015】さらに、この発明によれば、工具の傾斜角
が前記ワーク加工面に対して非垂直方向となる角度を含
むように設定しているので、作成した5軸NCデータに
基づく工具の姿勢がワーク加工面に対して非垂直方向と
なる姿勢を含むことになる。
【0016】さらに、この発明によれば、工具がボール
エンドミルであり、3軸NCデータがボールエンドミル
の先端位置データであるとき、前記5軸NCデータを作
成する過程は、3軸NCデータ上でボールエンドミルを
半径分ワークから軸方向に離す過程(図3中、ステップ
S5)と、離した位置でボールエンドミルを傾斜させる
過程(図3中、ステップS6)と、傾斜させたままこの
軸方向にボールエンドミルを半径分ワーク側に戻す過程
(図3中、ステップS7)とで作成するようにしてい
る。このため、傾斜したボールエンドミルの先端位置デ
ータ、すなわち、5軸NCデータをきわめて容易に作成
することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。なお、以下に参照する図面において、
上記図11〜図14に示したものと対応するものには同
一の符号を付けてその詳細な説明は省略する。
【0018】図1は、この実施例に係る5軸NC工作機
械のヘッド11を含む部分の構成を示している。ヘッド
11は、5軸NC工作機械本体に移動自在に取り付けら
れた移送軸12に取り付けられている。この移送軸12
は、直交3軸であるX,Y,Z軸用の各モータ(図示し
ていない)によって、それぞれ送り機構を通じてX軸,
Y軸,Z軸方向に移送されるようになっている。
【0019】所定の平らな傾斜面13aを有する略三角
柱状の第1回転部材13がZ軸と平行なC軸の回りをC
軸モータ15により矢印α方向に旋回できるようになっ
ている。また、前記傾斜面13aと摺接する傾斜面14
aを有し、かつ前記C軸に対してθ°、例えば、50°
傾斜したB軸に対してφ°、例えば、10°傾斜した方
向に延びる腕部14cを有する第2の回転部材14が、
B軸の回りをB軸モータ16により矢印β方向に旋回で
きるようになっている。なお、第2の回転部材14は、
上記傾斜面14aを有するフランジ部14bと、このフ
ランジ部14bに対して一体的に製作される腕部14c
と、この腕部14cの一端側に固着されたチャック固定
部14dとから構成されている。
【0020】第2の回転部材14中のチャック固定部1
4dにはチャック17が一体的に固定される。チャック
17の一端部には、ボールエンドミル等の工具1が取り
付けられる。工具1は、図示しない工具モータにより矢
印γ方向またはその反対方向に高速に、例えば、100
00rpm程度以上の速度で回転することが可能なよう
に構成されている。
【0021】この実施例において、ヘッド11は、C軸
モータ15、第1の回転部材13、B軸モータ16、第
2の回転部材14、チャック17、図示しない工具モー
タおよびチャック17に保持される工具1とから構成さ
れている。
【0022】このような構成のもとで、工具1は、移送
軸12を通じてX,Y,Z方向に移動されるとともに、
C軸モータ15によって回転される第1の回転部材13
によりC軸回りに旋回され、B軸モータ16によって回
転される第2の回転部材14によりB軸の回りに旋回さ
れることになる。
【0023】このように、5軸NC工作機械は、直交3
軸X,Y,Zと旋回する2軸B,Cを有する機械である
といえる。なお、この発明は、直交3軸ではない、言い
換えれば、直交関係にない旋回しない3軸と、旋回する
2軸とからなる5軸NC工作機械にも適用することが可
能である。すなわち、少なくとも2軸の旋回軸と固定の
3軸とからなる5軸NC工作機械に適用することが可能
であるともいえる。
【0024】図2は、この発明の一実施例が適用される
NCデータ作成システム21の構成を示している。この
NCデータ作成システム21は、NCデータ変換部22
を有している。NCデータ変換部22には、ワーク加工
用の工具データTdが格納されているデータベース23
からの工具データTdと、予めワーク2に対して作成さ
れている3軸NCデータN3 が格納されているデータベ
ース24からの3軸NCデータN3 と、ワーク2に対す
る傾斜角設定データGdの集まりである傾斜角設定デー
タテーブルGTが格納されているデータベース25から
の傾斜角設定データテーブルGTが供給される。
【0025】NCデータ変換部22は、これら供給され
たデータ等をもとに、5軸NCデータN5 を作成する。
作成された5軸NCデータN5 は、5軸NCデータN5
を格納するデータベース26に格納される。なお、デー
タベース23〜26は、それぞれ、ハードディスク等の
記憶手段であり、1箇の記憶手段を共用する構成に変更
してもよいことはいうまでもない。
【0026】また、NCデータ変換部22は、コンピュ
ータであり、周知のように、中央処理装置(CPU)
と、この中央処理装置に接続されるI/Oポート、シス
テムプログラム等が書き込まれた読み出し専用メモリ
(ROM)、処理データを一時的に保存等するランダム
アクセスメモリ(RAMであり、書き込み読み出しメモ
リ)、3軸NCデータN3 を5軸NCデータN5 に変換
する3軸5軸NCデータ変換プログラム・図形処理プロ
グラム等のアプリケーションプログラムが書き込まれた
外部メモリ、デジタイザ用のタブレット32、マウス3
4、キーボード33およびボリュームスイッチ35等の
入力装置、ディスプレイ31、図示しないプロッタ・プ
リンタ等の出力装置を有している。
【0027】次に、上記実施例の動作を図3のフローチ
ャートを参照しながら説明する。なお、特に断らない限
り、制御主体は3軸NCデータN3 を5軸NCデータN
5 に変換処理するNCデータ変換部22である。
【0028】先ず、NCデータ変換部22はデータベー
ス23から工具データTdを取り込む(ステップS
1)。この実施例において、工具データTdの表す内容
は、工具1がボールエンドミルであり、そのボールエン
ドの径Dが、例えば、D=φ30であることを示すもの
である。
【0029】次に、傾斜角設定データGdの集まりであ
る傾斜角設定データテーブルGTを作成する(ステップ
S2)。この傾斜角設定データテーブルGTは、マニュ
アルで作成するが、プレス金型であるワーク2の外形
(3次元)形状データをも取り込んでNCデータ変換部
22により自動的に作成するようにしてもよい。作成の
仕方は、ワーク2の外形形状データによって形成される
ワーク2の外形に対して、ボールエンドミルである工具
1の軸の傾斜角度を、ワーク2をZ軸方向から見たXY
座標上の所定の各格子点に対して設定するようにすれば
よい。なお、ワーク2の外形形状データは、ワーク2の
設計図から読み取るようにしてもよく、形状モデルを実
際に作成し、3次元計測機でデータを作成するようにし
てもよい。
【0030】このようにして作成した傾斜角設定データ
テーブルGTの例を図4を参照して具体的に説明する。
図4は、Z軸方向からみた一点鎖線で表したワーク2に
対するXY座標上の所定の各格子点の例をドットで表し
た図である。図5は、所定の各格子点における傾斜角度
を設定した傾斜角設定データテーブルGTである。図6
は、XYZ直交空間における工具1の軸(方向)と工具
1の軸のXZ平面への射影および工具1の軸のYZ平面
への射影を表した模式図である。
【0031】図4〜図6から分かるように、この実施例
において、傾斜角設定データテーブルGTは、X座標が
値(−800,−400,0,400,800)を採る
5点、Y座標が値(−200,−100,100,20
0)を採る4点の計20点の格子点に対して、それぞ
れ、工具1の軸のXZ平面上での傾斜角AX(−45,
−20,0,20,45)および工具1の軸のYZ平面
上での傾斜角AY(−30,0,0,30)で与えられ
ている。
【0032】図7は、図5に示した傾斜角設定データテ
ーブルGTのうち、Y座標の傾斜角AYの変化を、ワー
ク2をYZ平面から見たものとして表している。なお、
図7において、工具1は図示しない工具モータにより工
具1の軸回りに回転されながら、紙面と直交する方向に
送られてワーク2を切削するとともに、矢印P1〜P2
〜P3の方向に間欠的に送られるいわゆるステップ送り
されることで、ワーク2の対応する面の全面を切削加工
するものとする。この場合において、後に説明するよう
に、例えば、Y=−200からY=−100までの区
間、すなわち矢印P1で示す区間で工具1は、補間処理
によりAY=−30°からAY=−0°まで徐々に傾き
を変えるように補間処理され、Y=−100からY=1
00までの矢印P2で示す区間ではAY=0°の一定の
傾きとされ、Y=100からY200までの矢印P3で
示す区間ではAY=0°からAY=30°まで補間処理
により徐々に傾きが補正されるようになっている。
【0033】このようにワーク2に対する工具1の傾き
を変化させるのは、言い換えれば、工具1のカッター部
(刃部)のワーク1に対する接触箇所が変わるようにし
ているのは、工具1によるワーク2に対する切削の適正
化及び工具の高寿命化等を図るためである。詳しく説明
すると、ワーク2の加工面に対して工具1が垂直にされ
る箇所、言い換えれば、工具1の先端(周速ゼロ値の部
分)でワーク2を削る箇所が、図7の場合には、Y=0
の位置部分のみとなり、その他のY軸上の位置において
は、工具1の先端部分ではなく周速の比較的に高い周縁
部でワーク2を切削することができるので、ワーク2を
精度よく適正に切削できるとともに、周速の比較的に高
い周縁部での切削加工時には先端部分での切削加工時に
比較してワーク2から工具1が受ける機械的負荷が少な
くなるので工具1の有効使用期間、すなわち工具寿命を
延ばすことができる。
【0034】次に、ステップS2で作成した傾斜角設定
データテーブルGTを読み込む(ステップS3)。な
お、ステップS3において、ステップS1の工具データ
の読み込みを同時に行ってもよい。ステップS3の終了
時点において、NCデータ変換部22の図示しないメモ
リに格納されている読取データを一括して図8に示す。
【0035】図8において記号「#」はコメント行を表
しており、図8の上から内容を簡単に説明すると、「#
ball」は工具1がボールエンドミルであって、「3
0.0」はその直径がφ30であることを示している。
「#section」は図4に示した格子点の数であ
り、「5 4」は、X方向5箇、すなわち4分割、Y方
向4箇、すなわち3分割であって、合計20箇であるこ
とが分かる。
【0036】「#AX」、「#AY」はそれぞれ傾斜角
(図6参照)であって、例えば、「#AX」の下に記載
された「−800,−45」等の数値対は、X座標が
「−800」の位置で傾斜角AXが「−45°」である
ことを表している。「#end」はデータの終わりを示
している。
【0037】次いで、データベース24から、予め作成
した3軸NCデータN3 を読み込む(ステップS4)。
この3軸NCデータN3 は、工具1、この場合、ボール
エンドミルのカッター先端、すなわちカッター頂部の位
置軌跡データ(以下、工具先端軌跡データまたは工具先
端軌跡座標ともいう。)Q1 (x1 ,y1 ,z1 )を表
すものであり、、いわゆる工具軌跡データ(CLデー
タ)に対応するデータである。
【0038】3軸NCデータN3 において、工具1の軸
は、一方向、通常は、図9aに示すように、鉛直方向
(Z軸方向)を向いているので工具先端軌跡データQ1
は、工具1の位置上、鉛直方向最下方に位置することに
なる。この場合、工具先端軌跡座標Q1 (x1 ,y1
は、X軸方向については、−800〜800の間を、例
えば、5mmきざみ、Y軸方向については、−200〜
200の間を、例えば、5mmきざみになっている。図
9a中、記号rは、工具1の半径、言い換えれば、カッ
ターの半径を示している。この実施例において、工具直
径DがD=φ30であるから、半径rはr=15であ
る。このような3軸NCデータN3 は、周知のいわゆる
CAD/CAMシステムにより作成することができる。
【0039】次に、新たな3軸NCデータである工具中
心軌跡データQ2 を算出する(ステップS5)。この場
合、工具1を工具1の半径r分、すなわちカッターの半
径r分だけZ軸方向に持ち上げるのに相当する処理を行
う。これにより、工具中心軌跡データQ2 (x2
2 ,z2 )が、Q2 =Q2 (x1 ,y1 ,z1 +r)
として得られる。
【0040】次に、この工具中心軌跡データQ2 に、傾
斜角AX、AYのデータを付与したデータ(中間5軸N
Cデータという。)Q3 を作成する。言い換えれば、新
たな3軸NCデータQ2 を中間5軸NCデータQ3 に変
換する。この中間5軸NCデータQ3 (x1 ,y1 ,z
1 +r,AX,AY)は、例えば、新たな3軸NCデー
タである工具中心軌跡データQ2 の座標が、座標Q2
2 (400,100,z1 +r)の場合には、図5に
示した傾斜角設定データテーブルGTを参照することに
より、中間5軸NCデータQ3 上の座標Q3 (400,
100,z1 +r,20,0)に変換される。
【0041】もし、新たな3軸NCデータである工具中
心軌跡データQ2 の座標が、座標Q 2 =Q2 (200,
125,z1 +r)のように、所定の格子点上のデータ
ではない(図4中、×印の位置参照)場合には、座標Q
2 を囲む回りの格子点において設定されている傾斜角A
X、AYを補間して、中間5軸NCデータQ3 を求めれ
ばよい。具体的に説明すると、座標Q2 =Q2 (20
0,125,z1 +r)において、傾斜角AX、AY
は、それぞれ、直線補間により、 AX=(20−0)/2=10、 AY=(30−0)×(125−100)/(200−
100)=7.5 が得られるので、中間5軸NCデータQ3 は、 Q3 =Q3 (200,125,z1 +r,10,7.
5) になる。
【0042】このように補間処理を行うことで、図7を
参照して説明したように、工具1を矢印P1の経路また
は矢印P3の経路におけるように、座標点の変化に対応
して滑らかに徐々に傾きを変えることができる。これに
より、工具1のカッター部の色々な周縁部位を利用して
ワーク2を切削することができるので、ワーク2に対し
て軸が常に垂直方向に配された工具1によりワーク2を
切削することに比較して、ワーク2から工具1が受ける
機械的負荷を低減することができる。この結果、工具2
の長寿命化、研削精度の向上を図ることができる。
【0043】次に、中間5軸NCデータQ3 から最終的
な5軸NCデータN5 (5軸NCデータQ5 ともい
う。)を作成する(ステップS7)。
【0044】この場合、煩雑になるので式は省略する
が、中間5軸NCデータQ3 を、傾けられた工具1の軸
方向上ワーク2側に工具1の半径r分だけ戻したデータ
を5軸NCデータQ5 (x5 ,y5 ,z5 ,AX,A
Y)とする。このようにして作成した5軸NCデータQ
5 は、工具1の先端軌跡データになる。この場合、図9
aに示したように、3軸NCデータN3 により鉛直方向
を向いている工具1の配置が、図9bに示すように、5
軸NCデータN5 により所望角度傾けられた工具1の配
置になる。
【0045】このようにして作成した5軸NCデータN
5 を図1に示した5軸のヘッド11を有する5軸NC工
作機械(図示していない)を構成する演算制御部に供給
することで、その5軸NC工作機械を構成するサーボ機
構(図示していない)が動作し、送り機構(図示してい
ない)を介して5軸のヘッド11が所望の動作、この場
合、プレス金型のボールエンドミルによる良好な研削加
工を行うことができる。この場合、従来の技術で示し
た、工具1の周速ゼロ値の先端をワーク2に当てて加工
する5軸NC工作機械に比較して、工具(カッター)1
の周速の速い周縁部でワーク2を加工することができる
ので、例えば、ワーク2を滑らかに加工することができ
る。言い換えれば、ワーク2の加工面精度を挙げること
ができる。
【0046】なお、5軸NC工作機械を構成する演算制
御部に5軸NCデータQ5 を供給する前に、NCデータ
作成システム21において、5軸NCデータQ5 に基づ
いて工具1の先端位置ベクトル軌跡を図形処理し、ワー
ク2とともにディスプレイ31上に表示させることで、
ワーク2を実際に研削する前にシミュレーションを行う
ようにすることも可能である(ステップS8)。また、
当該シミュレーションにより工具1の傾きを修正するよ
うにしてもよい。
【0047】このように上述した実施例によれば、予め
作成されている3軸NCデータN3に対して、工具の傾
斜角設定データを付加して5軸NCデータN5 を作成す
るようにしている。既存のデータ資源としての3軸NC
データN3 を使用しているため、5軸NCデータN5
作成が容易になり、短い時間で5軸NCデータN5 を作
成することができる。言い換えれば、従来のデータ資源
である3軸NCデータN3 を有効に利用することができ
る。もちろん、5軸NCデータN5 を作成しようとする
とき、3軸NCデータN3 を新規に作成してもよいこと
はいうまでもない。いずれの方法でも、3軸NCデータ
3 を使用しないで5軸NCデータN5を直接作成する
システムに比較してシステムプログラム等のステップ数
が相当に少なくなる。それを格納するメモリ容量も少な
くてよい等の派生的な効果も得られる。
【0048】また、ワーク2を5軸NC工作機械で加工
することが可能となるので、特に、図10に示すよう
に、縦壁部2eが存在するワーク2を加工する際に有利
になる。すなわち、3軸NC工作機械では、図10aに
示すように、工具1の軸が鉛直方向を向いているので、
チャック17(図1参照)がその縦壁部2eに干渉しな
いように、チャック17の位置を工具1の、いわゆる首
下の長さ(工具長さ)L1が比較的に長い位置で固定し
なければならない。これに対して5軸NC工作機械で
は、図10bに示すように、工具1の軸を任意の方向に
傾けることができるので、チャック17が縦壁部2eに
干渉しない範囲で、チャック17の位置をいわゆる首下
の長さL2が短くなる位置で固定することが可能にな
る。このようにしてワーク2の縦壁部2eを加工すれ
ば、工具1が縦壁部2eで振られる、言い換えれば、あ
おられることがなくなるので、縦壁部2eの切削加工精
度を上げることができる。また、首下の長さL2を短く
することができるので、工具1の折損の可能性も少なく
なるという効果が得られる。
【0049】さらに、ワーク2の水平部2dを加工する
際には、図10aに示すような軸を中心に回転する工具
1の先端部での加工、言い換えれば、周速のゼロの点で
の加工を、図10bに示すような工具1の周速の高い部
分で行うことが可能となるので、同様に、加工面精度の
向上、工具1、例えば、エンドミルのカッター寿命、す
なわち刃部の寿命を延ばすことができるという効果が得
られる。
【0050】なお、この発明は上述の実施例に限らず、
この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、予め作成されている3軸NCデータに対してワーク
加工面に対する工具の傾斜角を設定する傾斜角設定デー
タを付加することで、5軸NCデータを作成している。
この場合、3軸NCデータを利用しているので、5軸N
Cデータの作成をきわめて短時間で行うことができると
いう効果が達成される。
【0052】また、5軸制御であるので、プレス金型等
のワークに対する工具の向き(姿勢)を適正に制御する
ことが可能になるという効果が達成される。これによ
り、ワークの縦壁部など形状の深い部分において3軸N
C工作機械では工具の軸が長くなって、振られて(あお
られて)しまう欠点が解消される。すなわち、加工面に
対する工具の傾斜を適正に設定することで、工具保持具
とワークとの干渉が回避され、工具を短く保持すること
が可能となり、加工面精度が向上されるとともに、工具
の折損の可能性を可及的に小さくすることができるとい
う効果が達成される。
【0053】さらに、この発明によれば、傾斜角設定デ
ータをある座標点と隣接する座標点に与え、これら座標
点間の任意の座標点における傾斜角設定データを補間に
より求めるようにしている。このようにすれば、全ての
座標点で傾斜角設定データを設定することに比較して傾
斜角設定データテーブルの作成を短時間で行うことがで
きるという効果が達成される。
【0054】さらに、この発明によれば、工具の傾斜角
が前記ワーク加工面に対して非垂直方向となる角度を含
むように設定しているので、作成した5軸NCデータに
基づく工具の姿勢がワーク加工面に対して非垂直方向と
なる姿勢を含むことになる。このため、従来の3軸NC
工作機械による加工に比較して、工具の周速の速い部分
でワークに対する加工を行うことが可能となるという効
果が達成され、これにより、加工面精度の向上、加工時
間の短縮及び工具の寿命を延ばすことができるという効
果も達成される。
【0055】さらに、この発明によれば、3軸NCデー
タがボールエンドミルの先端位置データであるとき、5
軸NCデータを作成する際、3軸NCデータ上でボール
エンドミルを半径分ワークから軸方向に離し、離した位
置でそのボールエンドミルの先端を中心にボールエンド
ミルをX軸方向及びY軸方向に傾斜させ、傾斜させたま
まこの傾斜軸方向にボールエンドミルを半径分ワーク側
に戻すようにして作成している。3軸NCデータを利用
しているため、はじめから5軸NCデータを作成するこ
とに比較して、ボールエンドミルの先端位置データであ
る5軸NCデータをきわめて容易に作成することができ
るという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る5軸NC工作機械の
ヘッドを含む部分の構成を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例に係る5軸NCデータ作成
システムの構成を示すブロック図である。
【図3】図2中のNCデータ変換部で主に行われる処理
を表すフローチャートである。
【図4】傾斜角設定データが設定される格子点の説明に
供される線図である。
【図5】傾斜角設定データテーブルの構成例を示す線図
である。
【図6】工具の傾斜角の説明に供される線図である。
【図7】5軸NC工作機械の工具によりワークを加工す
る例の説明に供される線図である。
【図8】NCデータ変換部のメモリに設定される傾斜角
設定データテーブルを含むデータの例を示す線図であ
る。
【図9】図9aは3軸NC工作機械のエンドミルによる
ワーク加工の模式図、図9bは5軸NC工作機械のエン
ドミルによるワーク加工の模式図である。
【図10】縦壁部において、エンドミルの工具長さ等を
3軸NC工作機械に係るエンドミルと5軸NC工作機械
に係るエンドミルとで比較するための説明に供される線
図であって、図10aは3軸NC工作機械に係るエンド
ミルのものを表す線図、図10bは5軸NC工作機械に
係るエンドミルのものを表す線図である。
【図11】ワークを3軸NC工作機械のエンドミルで加
工する際の説明に供される線図である。
【図12】ワークを従来の技術が適用された5軸NC工
作機械のエンドミルで加工する際の説明に供される線図
である。
【図13】縦壁部における3軸NC工作機械のエンドミ
ルの工具長さが長くなる説明に供される線図である。
【図14】その縦壁部を工具長さの長いエンドミルで切
削する際の不具合点の説明に供される線図である。
【符号の説明】
1…工具(エンドミル) 2…ワーク 2c…削り代 2e…(ワーク
の)縦壁部 11…ヘッド 12…移送軸 13…第1の回転部材 14…第2の回
転部材 15…C軸モータ 16…B軸モー
タ 17…チャック 21…NCデー
タ作成システム 22…NCデータ変換部 23〜26…デ
ータベース GT…傾斜角設定データテーブル N3 …3軸NC
データ N5 …5軸NCデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 輝郎 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 昇 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回する2軸を有する5軸NC工作機械に
    装着される工具のワーク加工面に対する軌跡を制御する
    5軸NCデータを作成する5軸NCデータの作成方法に
    おいて、 前記ワーク加工面に対する前記工具の傾斜角を設定する
    傾斜角設定データテーブルを作成する過程と、 前記ワーク加工面に対して予め作成した前記工具用の3
    軸NCデータを取り込む過程と、 前記3軸NCデータに前記傾斜角設定データテーブルか
    ら読み出した傾斜角設定データを付加して前記5軸NC
    データを作成する過程と、 を有することを特徴とする5軸NCデータの作成方法。
  2. 【請求項2】ある座標点とこれに隣接する座標点とでそ
    れぞれ前記工具の傾斜角が設定されている場合、前記あ
    る座標点と前記隣接する座標点間の座標点における傾斜
    角は、前記設定されたそれぞれの傾斜角を補間して求め
    ることを特徴とする請求項1記載の5軸NCデータの作
    成方法。
  3. 【請求項3】前記ワーク加工面に対する前記工具の傾斜
    角が非垂直方向となる角度を含むように設定することを
    特徴とする請求項1または2に記載の5軸NCデータの
    作成方法。
  4. 【請求項4】前記工具がボールエンドミルであり、前記
    取り込み過程で取り込まれた前記3軸NCデータが前記
    ボールエンドミルの先端位置データであるとき、 前記5軸NCデータを作成する過程は、 前記ボールエンドミルを前記ボールエンドミルの軸方向
    中、ワークから離れる方向に前記ボールエンドミルの半
    径分だけ移動させることに対応する分だけ前記3軸NC
    データの座標を変えた新たな3軸NCデータを作成する
    過程と、 前記新たな3軸NCデータに前記傾斜角設定データを付
    加した中間的な5軸NCデータを作成する過程と、 この中間的な5軸NCデータを、前記ボールエンドミル
    の軸方向中、ワークに近づく方向に前記ボールエンドミ
    ルの半径分だけ移動させることに対応させた分だけ座標
    を変えた最終的な5軸NCデータを作成する過程とから
    なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の5軸NCデータの作成方法。
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