JP2008242620A - ワーク加工方法及び加工プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 湾曲面上にエッジ線を有するワークを効率よく短時間で加工することを可能にするワーク加工方法、及びそれをコンピュータで実行するためのプログラムを提供する。
【解決手段】 内方に湾曲する円弧形状の切刃を有する円柱状の回転工具により、ワークの外方に湾曲したエッジ線を有する外方湾曲部を切削加工する方法であって、前記工具を前記ワークの外方湾曲部の目標製品形状の中心線(CL)に沿って移動させてワークを加工するとき、目標製品形状をその中心線(CL)上で所定のピッチをとって切る面と前記目標製品形状の湾曲面部との交線に、工具の中心線(4c)を通る面で工具の先端部を切ってできる形状線を重ね合わせながら、前記工具の中心線上の先端点(4b)を算出し、該先端点の位置を工具座標位置を示すNCデータとして工具による加工を行う。
【選択図】 図4
【解決手段】 内方に湾曲する円弧形状の切刃を有する円柱状の回転工具により、ワークの外方に湾曲したエッジ線を有する外方湾曲部を切削加工する方法であって、前記工具を前記ワークの外方湾曲部の目標製品形状の中心線(CL)に沿って移動させてワークを加工するとき、目標製品形状をその中心線(CL)上で所定のピッチをとって切る面と前記目標製品形状の湾曲面部との交線に、工具の中心線(4c)を通る面で工具の先端部を切ってできる形状線を重ね合わせながら、前記工具の中心線上の先端点(4b)を算出し、該先端点の位置を工具座標位置を示すNCデータとして工具による加工を行う。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えば3〜5軸の数値制御工作機械のようなNC工作機械を用いて、湾曲した面上に曲線状のエッジのあるワークを加工する方法、及びそれをコンピュータで実行するためのプログラムに関する。
従来、プレス金型のようなワークの加工面は、XYZ直交3軸の数値制御工作機械である3軸NCマシニングセンタの主軸ヘッドに装着されたボールエンドミル等の工具により加工されている(例えば、下記特許文献1)。
この3軸NC工作機械の場合、ボールエンドミルの軸方向は、常に一定方向(例えば、鉛直方向)になっていて、ボールエンドミルは、ワークの外方に湾曲した面に対して、その湾曲面の稜線方向に移動してワークを切削する。次に、湾曲面の円弧方向にステップ送りされて、そのステップ送りされた位置から、再び稜線方向に移動してワークを切削するという手順を繰り返して、ワークのほぼ全面を切削加工するようになっている。
或いは、5軸NC工作機械でワークを加工する場合には、ボールエンドミルがワークの加工面に対して常に垂直になるように制御を行ってワークを加工する。
特許第3224184号公報
しかしながら、図1に示すように、ワーク1がその湾曲した角部2に沿って曲線状に延びたエッジ(以下、エッジ線という)3を有する場合、図示しないボールエンドミルでエッジ線3を切削して湾曲角部2を丸く滑らかにするためには、ボールエンドミルはワーク1の湾曲角部2に対して、エッジ線3の方向に移動してワーク1を切削し、次にエッジ線3に垂直な方向にステップ送りされて、そのステップ送りされた位置から再びエッジ線3の方向に移動してワーク1を切削するという手順を繰り返すことで、湾曲角部2を滑らかに形成する。このため、ボールエンドミルは長い距離を移動することとなって、加工時間が長くかかり、結果として加工コストが上昇するという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑み、上記のように湾曲面上にエッジ線を有するワークを効率よく短時間で加工することを可能にするワーク加工方法、及びそれをコンピュータで実行するためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、内方に湾曲する円弧形状の切刃を有する円柱状の回転工具により、ワークの外方に湾曲したエッジ線を有する外方湾曲部を切削加工する方法であって、前記工具を前記ワークの外方湾曲部の目標製品形状の中心線(CL)に沿って移動させて前記ワークを加工するとき、前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で所定のピッチをとって切る面と前記目標製品形状の湾曲面部との交線に、前記工具の中心線(4c)を通る面で前記工具の切刃を有する先端部を切ってできる形状線を重ね合わせながら、前記工具の中心線上の先端点(4b)を算出し、該先端点の位置を工具座標位置を示すNCデータとして前記工具による加工を行うことを特徴とする。
本発明によれば、ワークの外方湾曲面を、この外方湾曲面の円弧の半径より半径の大きい円弧の内方湾曲面を有する回転工具で切削ないし研削(荒削りから研磨までを含む)する際、ワーク外方湾曲面を、回転する工具の内方湾曲面、すなわち、周速の速い面で切削乃至研削することが可能となるので、加工面精度を向上できると共に加工時間を短くできるという効果が得られる。その結果、作業者による仕上げ手作業の負担を大幅に軽減することができる。
本発明のワーク加工方法において、前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で切る面と前記湾曲面部との交線を演算し、該交線を等分した中点(A)から該交線に垂直な方向に前記工具の先端部の内湾曲部の半径(R)だけ離れた点(B)を求め、この点(B)から前記両点を結ぶ線分(AB)に所定の角度で交差する方向に前記工具の先端部の半径(r)だけ離れた点を前記工具の中心点(4b)とすることが好ましい。
また、前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で切る面は、該中心線上の前記ピッチ毎の各点と、前記湾曲面部の外側輪郭線(Lo)上の前記ピッチ毎の各点と、前記湾曲面部の内側輪郭線(Li)上の前記ピッチ毎の各点との3点を求め、この3点を通る平面とすることができる。
或いは、前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で切る面は、該中心線上で前記ピッチ毎の点を求め、この点において該中心線に垂直な法線と該中心線の接線とを求めて、該法線を含み且つ該接線に垂直な平面とすることができる。
更に、本発明によれば、内方に湾曲する円弧形状の切刃を有する円柱状の回転工具により、ワークの外方に湾曲したエッジ線を有する外方湾曲部を切削加工する方法を実施するNC工作機械を、コンピュータで制御するためのプログラムであって、前記工具を前記ワークの外方湾曲部の目標製品形状の中心線(CL)に沿って移動させて前記ワークを加工するとき、前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で所定のピッチをとって切る面と前記目標製品形状の湾曲面部との交線に、前記工具の中心線(4c)を通る面で前記工具の切刃を有する先端部を切ってできる形状線を重ね合わせながら、前記工具の中心線上の先端点(4b)を算出し、該先端点の位置を工具座標位置を示すNCデータとして前記工具による加工を、前記NC工作機械に実行させることを特徴とするコンピュータプログラムが提供される。
本発明は、自動車等の滑らかな湾曲面を有する内燃機関の吸排気弁の当たり面の製造に適用して好適である。
以下で説明する本発明の実施形態では、図1に示すようなワーク1の湾曲角部2を切削するための工具として、図2に示すように、内方に湾曲する円弧形状の切刃4aを有する回転加工工具(Rカッターとも称される)4が用いられる。この工具4は、図示しない3〜5軸NC工作機械のヘッド部の回転部材に取り付けられ、工具モータにより、図の一点鎖線で表される中心線4cを中心としてその周りに高速で回転駆動される。
工具4の切刃4aを規定する円弧は、この場合、四分の一円(中心角90度)であり、その半径をRとする。また、工具4の軌跡(工具経路又は加工経路という)は、中心線4c上の工具先端4bの軌跡として定義され、この工具先端の軌跡データが、工具軌跡データ(いわゆるCLデータ)として、NC工作機械に導入される。
上記の工具4によって加工されるワーク1の湾曲角部2の切削部分は、図3に示す形状を有する。すなわち、ワーク1は、湾曲角部2を切削することで最終製品の形状(以下、「目標製品形状」という)10を有するものとなるが、その湾曲面部11上の中心線(図では破線で示す)CLは、工作機械の制御部に格納されている設計プログラムCADが中心線として認識する線分であり、製品の設計段階で、湾曲面部11の曲面を形成する際にCADが自動的に、或いはオペレータが指示して、湾曲面部11を構成するデータとして設定される。図3において、Loは湾曲面部11の外側輪郭線、Liは湾曲面部11の内側輪郭線を示す。
図4は、工具4の先端部とこれによって切削加工されるワーク1の湾曲面部との関係を示す。この場合、工具4は、先端部の切刃4aをワーク1の湾曲面部の中央位置に接触させたとき、その側面が湾曲面部11の内側輪郭線Liの位置よりも外側になるように、先端部の半径rが大きい形状のものが用いられる。詳細は後述する。
図5は、本発明の実施形態に係るNCデータ作成システム21の構成を示している。このNCデータ作成システム21は、NCデータ作成部22を有している。NCデータ作成部22には、データベース23、24からそれぞれワーク加工用の工具形状データTd、目標製品形状のワーク形状データWdが供給される。
NCデータ作成部22は、これら供給されたデータに基づき、工具4の先端4bの軌跡データ(CLデータ)である5軸NCデータを作成する。作成された5軸NCデータは、データベース25に格納される。なお、データベース23、24、25は、それぞれハードディスク等の記憶手段であるが、1個の記憶手段を共用する構成にしてもよい。
NCデータ作成部22は、コンピュータであり、中央処理装置(CPU)と、この中央処理装置に接続されるI/Oポート、システムプログラム等が書き込まれた読み出し専用メモリ(ROM)、処理データを一時的に保存等するランダムアクセスメモリ(RAM)、本発明の方法を実施するために必要な5軸NCデータを作成するコンピュータプログラムその他のアプリケーションプログラムが書き込まれたメモリ、デジタイザ用のタブレット32、マウス34、キーボード33及びボリュームスイッチ35等の入力装置、ディスプレイ31、図示しないプロッタやプリンタ等の出力装置を備えている。
本発明の方法を実施する際には、加工対象のワーク1に対する回転工具4の先端4bの軌跡データ(工具軌跡データ)を求め、これに従ってNC工作機械の加工動作を、次のように制御する。
図6は、実施形態のコンピュータプログラムに従って実行される加工方法の手順を示すフローチャートである。図において、STはステップを表す。なお、特に断らない限り、制御主体はNCデータ作成部22である。
初めに、データベース24から製品の形状を表すワーク形状データWdを取り込む(ST1)。
次に、データベース23から工具の形状を表す工具形状データTdを取り込む(ST2)。
次に、製品形状と工具形状のモデルを重ね合わせる(ST3)。これは、製品形状モデル空間に工具形状モデルを登場させ、該モデル空間上で工具形状モデルを自由に移動できるようにする。ここで、前述(図3)のように、目標製品形状10の湾曲面部11上の中心線CLは、上記モデル空間上の曲線でCADが中心線として認識する線分であり、目標製品形状として上記モデル空間に設定される。
次に、目標製品形状10をどの箇所で断面視するかを決めるため、湾曲部の断面解析頻度を以下のようにして決める(ST4)。「断面解析頻度」とは、目標製品形状10の湾曲面部11の仮の加工長(加工軌跡の長さ)をどのくらいの間隔(ピッチ)で断面視するかをということであり、湾曲面部11上の中心線CLにおける移動のピッチ(線分の長さ)で表される。この決め方は2通りある。
1つは、ピッチを例えば1mmとして、湾曲面部11を切る断面を算出する方法である。具体的には、上記加工長が30 mmであれば、加工の開始点と終了点をそれぞれ通る断面上の2箇所と、その開始点と終了点の間の1mmピッチ毎の29箇所との合計31箇所の断面で、実際の加工軌跡を求める。
もう1つは、湾曲面部11の仮の加工長の5%(すなわち1/20)をピッチとして断面を算出する方法である。この場合、加工の開始点と終了点をそれぞれ通る断面上の2箇所と、その開始点と終了点の間の5%ピッチ毎の19箇所との合計21箇所の断面で、実際の加工軌跡を求めることになる。
いずれにしても、生産工程の設定段階でオペレータが、CAD実行プログラムに従って上記のピッチ(値)を入力することで設定される。
上記ステップ4で設定された断面位置で目標製品形状10を切る面を算出する(ST5)。その方法も、上記の2通りのピッチの決め方に応じて、2通りある。
第1の方法は、ピッチが1mmの場合、加工長が30 mmであれば、ピッチPを1/30=0.033=3.3%として、図3に示した目標製品形状10の湾曲面部11の中心線CL上のピッチP毎の各点と、湾曲面部11の外側輪郭線Lo上のピッチP毎の各点と、湾曲面部11の内側輪郭線Li上のピッチP毎の各点との3点(各組)を求め、この3点を通る平面を、目標製品形状10を切る断面(断面視する面)とする。
第2の方法は、ピッチが加工長の5%の場合、ピッチPを5%として、図3に示すように、目標製品形状10の湾曲面部11の中心線CL上でこのピッチP毎の点nを求め、この点nにおいて中心線CLに垂直な法線ベクトルNnと該中心線CLの接線ベクトルTnとを求めて、法線ベクトルNnを含み且つ接線ベクトルTnに垂直な平面Vnを、目標製品形状10を切る断面(断面視する面)とする。
次に、工具の先端位置及び姿勢を計算する(ST6)。これは、目標製品形状10を断面視する面と湾曲面部11との交線に、工具中心線4cを通る平面で工具先端部を切ってできる形状線(輪郭)を重ね合わせながら、工具中心線4c上の先端点4bを算出することである。
具体的には、図3に示すように、上記ステップ5で求められた平面(目標製品形状10を断面視する面)Vnと湾曲面部11との交線50を演算する。なお、このステップ以降で求める線分や点は、目標製品形状10を断面視する平面上すなわち2次元で求められるものである。図4に示すように、交線50を算出すると、この交線(線分)50を正しく等分した中点Aから、交線50に垂直な、工具から離間する方向に、工具先端部の内湾曲部4aの半径Rだけ離れた点Bを求める。この点Bから、線分ABに45度の角度で交差する方向、すなわち工具の方に向かって工具先端部の半径rだけ離れた点を求め、これを工具の中心点4bとする。この点4bから、線分B−4bに垂直に交差する方向に延びる直線を求めると、これが工具中心線4cとなる。この工具中心線4c上の先端点4bが、5軸NC工作機械に対する移動指令で指示される工具座標位置を示すNCデータとして求められる。そして、工具中心線4cを示すベクトルの向きが工具の姿勢を表し、工具座標位置と共にNCデータとなる。
なお、上記の具体例では、線分ABに45度の角度で交差する方向に工具の中心点4bを求めたが、その角度を30度にすると、工具は製品の方に傾いた状態となり、60度にすると、工具は製品から離れて傾いて寝た状態となる。すなわち、工具と製品の材質或いは工具の周速によってワークに対する加工負荷が決定され、それにより工具の姿勢が定められる。
上記のようにステップ5で求められた目標製品形状10を断面視する面Vnと湾曲面部11との交線50は、湾曲面部11の面モデルを断面に投影してできる曲線であり、速く容易に演算できる。また、求める線分や点は、目標製品形状10を断面視する2次元平面上で求められるから、演算部の負担が少なくてすむ。
以上のように、移動指令が指示するNCデータとしての工具座標位置と工具姿勢を求める演算が所定回数に達するまで行われ(ST7)、それが完了したとき、得られた結果を5軸のNC工作機械のNCデータに変換し、データベース25に格納する作業(ST8)を行って終了する。
上述の実施形態によれば、Rカッターで外方湾曲面を有するワークを加工する際の工具軌跡データを容易に作成することができる。また、部分湾曲面毎に加工が行えるので、加工時間の短縮化が図れ、かつ回転する工具の先端部の内湾曲形状は周速度が速いので、その輪郭でワークを切削ないし研削することにより、加工面の面精度を向上でき、その上、作業者による仕上げ手作業の負担を大幅に軽減することができる。
本発明は、上述の実施形態に限らず、外方湾曲面を有するワークの目標形状に応じて適宜改変し得るものである。
1…ワーク、2…湾曲角部、3…エッジ線、4…工具、10…目標製品形状、11…湾曲面部、21…NCデータ作成システム、22…NCデータ作成部、23、24、25…データベース。
Claims (5)
- 内方に湾曲する円弧形状の切刃を有する円柱状の回転工具により、ワークの外方に湾曲したエッジ線を有する外方湾曲部を切削加工する方法であって、
前記工具を前記ワークの外方湾曲部の目標製品形状の中心線(CL)に沿って移動させて前記ワークを加工するとき、前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で所定のピッチをとって切る面と前記目標製品形状の湾曲面部との交線に、前記工具の中心線(4c)を通る面で前記工具の切刃を有する先端部を切ってできる形状線を重ね合わせながら、前記工具の中心線上の先端点(4b)を算出し、該先端点の位置を工具座標位置を示すNCデータとして前記工具による加工を行うことを特徴とするワーク加工方法。 - 請求項1記載のワーク加工方法において、
前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で切る面と前記湾曲面部との交線を演算し、該交線を等分した中点(A)から該交線に垂直な方向に前記工具の先端部の内湾曲部の半径(R)だけ離れた点(B)を求め、この点(B)から前記両点を結ぶ線分(AB)に所定の角度で交差する方向に前記工具の先端部の半径(r)だけ離れた点を前記工具の中心点(4b)とすることを特徴とするワーク加工方法。 - 請求項1又は2記載のワーク加工方法において、
前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で切る面は、該中心線上の前記ピッチ毎の各点と、前記湾曲面部の外側輪郭線(Lo)上の前記ピッチ毎の各点と、前記湾曲面部の内側輪郭線(Li)上の前記ピッチ毎の各点との3点を求め、この3点を通る平面とすることを特徴とするワーク加工方法。 - 請求項1又は2記載のワーク加工方法において、
前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で切る面は、該中心線上で前記ピッチ毎の点を求め、この点において該中心線に垂直な法線と該中心線の接線とを求めて、該法線を含み且つ該接線に垂直な平面とすることを特徴とするワーク加工方法。 - 内方に湾曲する円弧形状の切刃を有する円柱状の回転工具により、ワークの外方に湾曲したエッジ線を有する外方湾曲部を切削加工する方法を実施するNC工作機械を、コンピュータで制御するためのプログラムであって、
前記工具を前記ワークの外方湾曲部の目標製品形状の中心線(CL)に沿って移動させて前記ワークを加工するとき、前記目標製品形状を前記中心線(CL)上で所定のピッチをとって切る面と前記目標製品形状の湾曲面部との交線に、前記工具の中心線(4c)を通る面で前記工具の切刃を有する先端部を切ってできる形状線を重ね合わせながら、前記工具の中心線上の先端点(4b)を算出し、該先端点の位置を工具座標位置を示すNCデータとして前記工具による加工を、前記NC工作機械に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007079559A JP2008242620A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | ワーク加工方法及び加工プログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104570947A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-04-29 | 中北大学 | 一种阀门壳体系列零件的数控编程方法 |
WO2022173026A1 (ja) * | 2021-02-12 | 2022-08-18 | 有限会社Kimori | 工具経路生成方法、工具経路生成プログラム及びサーバ装置 |
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2007
- 2007-03-26 JP JP2007079559A patent/JP2008242620A/ja not_active Withdrawn
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CN104570947B (zh) * | 2015-01-26 | 2017-06-27 | 中北大学 | 一种阀门壳体系列零件的数控编程方法 |
WO2022173026A1 (ja) * | 2021-02-12 | 2022-08-18 | 有限会社Kimori | 工具経路生成方法、工具経路生成プログラム及びサーバ装置 |
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