JPH08228116A - レベルコントロール回路 - Google Patents

レベルコントロール回路

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JPH08228116A
JPH08228116A JP31131495A JP31131495A JPH08228116A JP H08228116 A JPH08228116 A JP H08228116A JP 31131495 A JP31131495 A JP 31131495A JP 31131495 A JP31131495 A JP 31131495A JP H08228116 A JPH08228116 A JP H08228116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attenuators
frequency
signal
level control
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP31131495A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Tsumura
聡一 津村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP31131495A priority Critical patent/JPH08228116A/ja
Publication of JPH08228116A publication Critical patent/JPH08228116A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で広範囲で所望のレベルコントロ
ールを行うことができ、しかも、小さいスペース内に実
装することができるレベルコントロール回路を提供す
る。 【解決手段】 制御信号C1で制御され、入力信号S1
の電力を減衰する減衰器1,2と、減衰器1からの出力
信号S2の周波数を中間周波数に変換する周波数変換器
3と、減衰器2の出力側に接続され、周波数変換器3に
よる周波数変換後の周波数のみを通すフィルタ4とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広範囲のレベル制
御を必要とする移動通信装置のレベルコントロール回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のレベルコントロール回路
を示すブロック図である。
【0003】このレベルコントロール回路は、制御信号
Cによって制御される一つの減衰器100を備えてい
る。
【0004】そして、入力信号S1を減衰器100に入
力し、制御信号Cの制御によって、所定のレベルに信号
を減衰させ、出力信号S5として出力するようになって
いる。
【0005】このレベルコントロール回路に類似する技
術として、特開平1−221901号公報記載のものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレベル
コントロール回路では、次のような問題がある。
【0007】移動通信装置を考えると、その装置を使用
するシステムによっては、80dB以上の広い範囲でレ
ベルコントロールする必要がある。
【0008】しかし、上述した従来のレベルコントロー
ル回路では、減衰器100の入出力間における結合関係
から、この一つの減衰器100のみで、上記したような
広い範囲でレベルコントロールを行うことは困難であ
る。
【0009】そこで、必要な減衰量をいくつかの減衰器
に分割することが考えられるが、それら分割した減衰器
間での結合の問題が生じる。分割した減衰器間で結合を
防止するには、複雑な構造を必要とし、コスト面で問題
が生じる。
【0010】また、移動通信端末等のように小さいスペ
ースに分割した減衰器を実装し、しかも、減衰器間での
結合を防止する構造にすることは困難である。
【0011】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、簡単な構造で広範囲で所望のレベルコントロー
ルを行うことができ、しかも、小さいスペース内に実装
することができるレベルコントロール回路の提供を目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のレベルコントロール回路は、周波数を変換
する一以上の周波数変換器と、上記周波数変換器の前後
に配設された複数の減衰器と、上記周波数変換器による
周波数変換後の周波数のみを通すフィルタとを備える構
成としてある。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載のレベル
コントロール回路において、上記複数の減衰器を、各々
一つの周波数帯において複数の分割減衰器に分割し、こ
れら複数の分割減衰器のうち互に異なる周波数帯の分割
減衰器を組みとし、各組みに属する複数の分割減衰器を
同一制御信号で制御するようにした構成としてある。
【0014】請求項3の発明は、請求項2記載のレベル
コントロール回路において、上記複数の分割減衰器のう
ち、同一周波数帯の分割減衰器の間に増幅器を配設した
構成としてある。
【0015】
【作用】上記レベルコントロール回路によれば、前段の
減衰器で減衰された信号が、周波数変換器によってその
周波数が変換された後、後段の減衰器でさらに減衰さ
れ、その信号に交じった周波数変換器による周波数変換
前の周波数を有する信号がフィルタで取り除かれる。
【0016】請求項2記載のレベルコントロール回路に
よれば、信号が複数の分割減衰器によって、順次減衰さ
れた後、周波数変換器による周波数変換後の周波数の信
号のみがフィルタを通って出力される。
【0017】請求項3記載のレベルコントロール回路に
よれば、分割減衰器の間の増幅器によって、順次増幅さ
れて出力される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態に係る
レベルコントロール回路を示すブロック図である。
【0019】本実施形態のレベルコントロール回路は、
二つの減衰器1,2(図1中、「ATT」と記す)と、
周波数変換器3と、フィルタ4とを備えており、これら
は導線で接続されている。
【0020】減衰器1,2は、入力信号の電力を減衰す
るための機器であり、周波数変換器3を介して直列に接
続されている。
【0021】これらの減衰器1,2は、図示しないCP
U等から送られてきた制御信号C1によって制御される
ようになっている。具体的には、フィルタ4からの出力
信号S5の減衰量を見ながら、減衰器1,2が所定の減
衰率で入力信号を減衰させるように、制御信号C1を減
衰器1,2に送るようになっている。
【0022】周波数変換器3は、減衰器1からの出力信
号S2の周波数を中間周波数に変換するための機器であ
り、減衰器1,2の間に介設されている。
【0023】フィルタ4は、周波数変換器3による周波
数変換後の周波数のみを通すフィルタであり、減衰器2
の出力側に接続されている。
【0024】次に、本実施形態の動作について説明す
る。
【0025】入力信号S1が減衰器1に入力すると、減
衰器1によって、入力信号S1の電力が減衰され、減衰
信号S2として周波数変換器3に入力される。
【0026】すると、周波数変換器3によって、減衰信
号S2の周波数が中間周波数に変換され、中間周波数信
号S3として減衰器2に入力される。
【0027】そして、中間周波数信号S3が減衰器2で
さらに減衰され、減衰信号S4としてフィルタ4に入力
され、フィルタ4によって濾波された後、出力信号S5
として出力される。
【0028】このような動作中において、導線中に伝わ
る信号は、上記のごとく正常に減衰されていくが、入力
信号S1や減衰信号S2が電波となって、減衰信号S4
に入り込んだり、制御信号C1の制御線を介して減衰器
2に流れ込んだりして、減衰器1,2間にパスが形成さ
れ、減衰器1,2が結合状態になる。このため、減衰器
2から出力される減衰信号S4にこれらの信号が混ざっ
てしまうという事態が生じる。
【0029】しかし、フィルタ4は、周波数変換器3で
周波数変換された中間周波数信号S3のみ、すなわち、
中間周波数を有する減衰信号S4のみを通すようになっ
ている。このため、上記パスを経由して減衰信号S4に
混ざった信号の周波数は、減衰信号S4の周波数と異な
るので、フィルタ4からは減衰信号S4のみが出力信号
S5として出力されることとなる。
【0030】このように、本実施形態によれば、減衰器
1,2間の結合を考慮する必要が無く、簡単な構造で広
範囲で所望のレベルコントロールを行うことができるの
で、移動通信端末等のような小さいスペース内にも本実
施形態のレベルコントロール回路を実装することができ
る。 (第2実施形態)図2は、本発明の第2実施形態に係る
レベルコントロール回路を示すブロック図である。
【0031】本実施形態のレベルコントロール回路は、
上記第1実施形態における減衰器1を同一周波数帯の二
つの減衰器1−1,1−2(分割減衰器)に分割し、減
衰器1の周波数帯とは異なる周波数帯の減衰器2を二つ
の減衰器2−1,2−2(分割減衰器)に分割すると共
に、互に周波数帯が異なる減衰器1−1,2−1の組み
と減衰器1−2,2−2の組みとに、異なる制御信号C
2,C3を入力する構成となっている。
【0032】このような構成により、入力信号S1は四
つの減衰器1−1,1−2,2−1,2−2で順次減衰
されるので、上記第1実施形態のレベルコントロール回
路よりもほぼ2倍近い範囲でレベルコントロールするこ
とができ、さらに広範囲なレベルコントロールが可能と
なる。
【0033】また、異なる周波数帯の減衰器1−1,2
−1(1−2,2−2)を一本の導線で結び、同一制御
信号C2(C3)で制御するようになっているので、入
力信号S1が減衰器1−1,2−1(1−2,2−2)
を結ぶ導線を伝わってきて、減衰器1−1,2−1(1
−2,2−2)からの出力信号に交じっても、フィルタ
4で容易に取り除くことができる。
【0034】その他の構成、作用効果は上記第1実施形
態と同様である。 (第3実施形態)図3は、本発明の第3実施形態に係る
レベルコントロール回路を示すブロック図である。
【0035】本実施形態のレベルコントロール回路は、
上記第2実施形態における減衰器1−1,1−2間に増
幅器5−1を介設し、減衰器2−1,2−2間に増幅器
5−2を介設した構成になっている。
【0036】このような構成により、入力信号S1が増
幅器5−1,5−2によって少しずつ増幅され、所望の
利得を有した出力信号S5としてフィルタ4から出力さ
れることとなる。
【0037】すなわち、上記第2実施形態では、出力信
号S5に所望の利得を与えるには、フィルタ4の出力側
にアンプを設ける必要がある。しかし、入力信号S1
は、減衰器1−1,2−1,1−2,2−2で減衰され
る一方である。このため、フィルタ4から出力される出
力信号S5のレベルが著しく小さくなり、アンプで増幅
してもそのレベルを検知できないという事態が生じるお
それがある。
【0038】これに対して、本実施形態のように、入力
信号S1のレベルが著しく小さくなる前に、入力信号S
1を増幅器5−1,5−2によって少しずつ増幅してい
けば、所望の利得を有した出力信号S5を得ることがで
きる。
【0039】また、減衰器1−1,1−2(2−1,2
−2)間に増幅器5−1(5−2)を介設しているの
で、減衰器1−1,1−2(2−1,2−2)間に生じ
る上記結合が弱くなり、余分な信号が余り混ざらなくな
る。
【0040】その他の構成、作用効果は上記第2実施形
態と同様である。
【0041】なお、以上の第1から第3の実施形態で
は、無線周波数(RF)帯信号を中間周波数(IF)帯
信号に変換する場合を例にとり本発明を説明したが、本
発明は、IF帯信号をRF帯信号に変換する場合にも同
様に適用することができる。この場合、図1から図3の
各々において、入力信号S1としてIF帯信号を供給
し、周波数変換器3に、IF帯からRF帯への周波数変
換を行なわせればよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明のレベルコントロー
ル回路によれば、周波数変換器による周波数変換前の周
波数を有する信号が減衰された信号に交じっても、フィ
ルタで取り除かれるので、減衰器間の結合を考慮する必
要が無く、簡単な構造で広範囲で所望のレベルコントロ
ールを行うことができる。この結果、移動通信端末等の
ような小さいスペース内にも本発明のレベルコントロー
ル回路を実装することができるという効果がある。
【0043】請求項2記載のレベルコントロール回路に
よれば、信号が複数の分割減衰器によって、順次減衰さ
れた後、周波数変換器による周波数変換後の周波数の信
号のみがフィルタを通って出力されるので、より広範囲
のレベルコントロールが可能となるという効果がある。
【0044】請求項3記載のレベルコントロール回路に
よれば、分割減衰器の間の増幅器によって、順次増幅さ
れて出力されるので、所望の利得を有した出力信号を得
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るレベルコントロー
ル回路を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るレベルコントロー
ル回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係るレベルコントロー
ル回路を示すブロック図である。
【図4】従来例に係るレベルコントロール回路を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,2 減衰器 3 周波数変換器 4 フィルタ S1 入力信号 S2,S4 減衰信号 S3 中間周波数信号 S5 出力信号 C1 制御信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数を変換する一以上の周波数変換器
    と、 上記周波数変換器の前後に配設された複数の減衰器と、 上記周波数変換器による周波数変換後の周波数のみを通
    すフィルタと、を備えることを特徴としたレベルコント
    ロール回路。
  2. 【請求項2】 上記複数の減衰器を、各々一つの周波数
    帯において複数の分割減衰器に分割し、これら複数の分
    割減衰器のうち互に異なる周波数帯の分割減衰器を組み
    とし、各組みに属する複数の分割減衰器を同一制御信号
    で制御するようにした請求項1記載のレベルコントロー
    ル回路。
  3. 【請求項3】 上記複数の分割減衰器のうち、同一周波
    数帯の分割減衰器の間に増幅器を配設した請求項2記載
    のレベルコントロール回路。
JP31131495A 1994-11-30 1995-11-29 レベルコントロール回路 Pending JPH08228116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31131495A JPH08228116A (ja) 1994-11-30 1995-11-29 レベルコントロール回路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-323671 1994-11-30
JP32367194 1994-11-30
JP31131495A JPH08228116A (ja) 1994-11-30 1995-11-29 レベルコントロール回路

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JPH08228116A true JPH08228116A (ja) 1996-09-03

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ID=26566678

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JP31131495A Pending JPH08228116A (ja) 1994-11-30 1995-11-29 レベルコントロール回路

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5586209A (en) * 1978-12-22 1980-06-28 Nec Corp Automatic high-frequency level regulator circuit
JPS6018011A (ja) * 1983-07-11 1985-01-30 Fujitsu Ltd 自動利得制御増幅段
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JPH06508012A (ja) * 1991-06-03 1994-09-08 モトローラ・インコーポレーテッド 送信機において広いダイナミックレンジを達成するための電力制御回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990209