JP2000134127A - 狭帯域通信装置の受信回路 - Google Patents

狭帯域通信装置の受信回路

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JP2000134127A
JP2000134127A JP30570698A JP30570698A JP2000134127A JP 2000134127 A JP2000134127 A JP 2000134127A JP 30570698 A JP30570698 A JP 30570698A JP 30570698 A JP30570698 A JP 30570698A JP 2000134127 A JP2000134127 A JP 2000134127A
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JP
Japan
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ceramic filter
signal
filter
group delay
mixer
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Application number
JP30570698A
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English (en)
Inventor
Osamu Takemura
治 竹村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模の大型化を招くとともに、セラミッ
クフィルタ2の信号帯域での群遅延特性が受信波形を歪
ませるなどの課題があった。 【解決手段】 アクティブバンドパスフィルタ7により
セラミックフィルタ2で不足する減衰量を補うととも
に、アクティブオールパスフィルタ8によりセラミック
フィルタ2で発生する群遅延を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回路規模を小さ
くすることができるとともに、セラミックフィルタで生
じた信号帯域での群遅延を補正することができる狭帯域
通信装置の受信回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の狭帯域通信装置の受信回路
を示す構成図、図6は従来の狭帯域通信装置の受信回路
のミキサに入力される信号を示す波形図、図7は従来の
狭帯域通信装置の受信回路のミキサから出力される信号
を示す波形図、図8は従来の狭帯域通信装置の受信回路
のセラミックフィルタから出力される信号を示す波形
図、図9は従来の狭帯域通信装置の受信回路のアンプか
ら出力される信号を示す波形図、図10は従来の狭帯域
通信装置の受信回路のミキサから出力される信号を示す
波形図である。
【0003】図において、1は周波数frの受信波と周
波数fLO1 のローカル信号を入力とし、fr±fLO1
信号を出力するミキサである。このミキサ1には図6に
示すように希望する受信周波数fr以外に隣接チャネル
信号±aも含まれており、受信波の周波数をfr±aと
すると、図7に示すようにミキサ1の出力には(fr±
a)±fLO1 が含まれることになる。
【0004】2はミキサ1の出力のうちfr−fLO1
成分のみを通過させるように設計されているセラミック
フィルタである。このセラミックフィルタ2は受信波の
周波数間隔(隣接チャネル信号)aはfr−fLO1 に比
べて十分小さく、(fr±a)−fLO1 の成分を完全に
除去するようなフィルタ特性を得るのは、セラミックフ
ィルタ2の中心周波数と通過帯域幅の比が大きくなりす
ぎるため困難である。このため、セラミックフィルタ2
の出力には、図8を示すように、(fr±a)−fLO1
の成分も含まれている。
【0005】3はセラミックフィルタ2で数dB減衰し
たfr−fLO1 の成分を図9に示すように増幅するアン
プ、4は周波数fLO2 のローカル信号とミキシングしf
r−fLO1 ±fLO2 を出力するミキサであり、セラミッ
クフィルタ2で除去しきれなかった(fr±a)−f
LO1 の成分もミキシングし、図10に示すように、(f
r±a)−fLO1 ±fLO2 を出力する。5はミキサ4で
ミキシングされた信号をデジタル信号に変換するA/D
変換器、6は特定の信号帯域のみを取り出すと同時に、
群遅延特性の補正を行うディジタルフィルタである。
【0006】次に動作について説明する。図11は従来
の狭帯域通信装置の受信回路のセラミックフィルタにお
ける群遅延特性を示す波形図である。まず、ミキサ1で
周波数変換された受信波fr±fLO1 は、セラミックフ
ィルタ2で信号帯域のみ取り出される。しかし、セラミ
ックフィルタ2の特性上、十分にはフィルタリングされ
ない。また、受信波は信号帯域において、図11に示す
ようなセラミックフィルタ2の群遅延特性の影響を受け
る。次に、セラミックフィルタ2から出力された信号
は、アンプ3により増幅され、ミキサ4で再び周波数変
換される。その後、A/D変換器5でディジタル信号に
変換され、ディジタルフィルタ6で信号帯域のみを取り
出すと同時に、群遅延特性の補正が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の狭帯域通信装置
の受信回路は以上のように構成されているので、回路規
模の大型化を招くとともに、セラミックフィルタ2の信
号帯域での群遅延特性が受信波形を歪ませるなどの課題
があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、回路規模を小型化することができ
る狭帯域通信装置の受信回路を得ることを目的とする。
【0009】また、この発明は、セラミックフィルタで
生じた信号帯域での群遅延を補正することができる狭帯
域通信装置の受信回路を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る狭帯域通
信装置の受信回路は、アクティブオールパスフィルタに
よりセラミックフィルタで発生する群遅延を補正するよ
うにしたものである。
【0011】この発明に係る狭帯域通信装置の受信回路
は、アクティブバンドパスフィルタによりセラミックフ
ィルタで不足する減衰量を補うとともに、アクティブオ
ールパスフィルタによりセラミックフィルタで発生する
群遅延を補正するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による狭
帯域通信装置の受信回路を示す回路図、図2はこの発明
の実施の形態1による狭帯域通信装置の受信回路のアク
ティブバンドパスフィルタから出力される信号を示す波
形図、図3はこの発明の実施の形態1による狭帯域通信
装置の受信回路のアクティブオールパスフィルタから出
力される信号を示す波形図、図4はこの発明の実施の形
態1による狭帯域通信装置の受信回路のアクティブオー
ルパスフィルタにおける群遅延特性を示す波形図であ
る。
【0013】図において、1は周波数frの受信波と周
波数fLO1 のローカル信号を入力とし、fr±fLO1
信号を出力するミキサ(第1のミキサ)である。このミ
キサ1には図6に示すように希望する受信周波数frの
以外に隣接チャネル信号±aも含まれており、受信波の
周波数をfr±aとすると、図7に示すようにミキサ1
の出力には(fr±a)±fLO1 が含まれることにな
る。
【0014】2はミキサ1の出力のうちfr−fLO1
成分のみを通過させるように設計されているセラミック
フィルタである。このセラミックフィルタ2は受信波の
周波数間隔(隣接チャネル信号)aはfr−fLO1 に比
べて十分小さく、(fr±a)−fLO1 の成分を完全に
除去するようなフィルタ特性を得るのは、セラミックフ
ィルタ2の中心周波数と通過帯域幅の比が大きくなりす
ぎるため困難である。そのため、セラミックフィルタ2
の出力には、図8に示すように、(fr±a)−fLO1
の成分も含まれている。
【0015】3はセラミックフィルタ2で数dB減衰し
たfr−fLO1 の成分を図9に示すように増幅するアン
プ、4は周波数fLO2 のローカル信号とミキシングしf
r−fLO1 ±fLO2 を出力するミキサ(第2のミキサ)
であり、セラミックフィルタ2で除去しきれなかった
(fr±a)−fLO1 の成分もミキシングし、図10に
示すように、(fr±a)−fLO1 ±fLO2 を出力す
る。
【0016】7はセラミックフィルタ2で不足する減衰
量を補うアクティブバンドパスフィルタであり、図2に
示すように、fr−fLO1 −fLO2 の成分を通過させる
ように設計されている。このアクティブバンドパスフィ
ルタ7は、セラミックフィルタ2の通過時に比べて受信
周波数はfLO2 だけ小さくなっているため、アクティブ
バンドパスフィルタ7の中心周波数と通過帯域幅の比は
小さくなっており、(fr±a)−fLO1 −fLO2 を除
去することができる。
【0017】8はセラミックフィルタ2で発生する群遅
延を補正するアクティブオールパスフィルタである。こ
のアクティブオールパスフィルタ8は、図3に示すよう
に振幅特性は周波数によらず一定であり、周波数特性は
変わらない。しかし、信号帯域内の群遅延特性は図4の
ようにセラミックフィルタ2の群遅延特性(図11)と
逆特性に設計されており、群遅延特性を打ち消すことに
よって歪んだ波形を補正する。
【0018】次に動作について説明する。まず、ミキサ
1で周波数変換された受信波fr±fLO1 は、セラミッ
クフィルタ2で信号帯域のみ取り出される。しかし、セ
ラミックフィルタ2の特性上、十分にはフィルタリング
されない。また、受信波は信号帯域において、図11に
示すようなセラミックフィルタ2の群遅延特性の影響を
受ける。次に、セラミックフィルタ2から出力された信
号は、アンプ3により増幅され、ミキサ4で再び周波数
変換される。その後、アクティブバンドパスフィルタ7
はセラミックフィルタ2で不足する減衰量を補い、(f
r±a)−fLO1 −fLO2 を除去する。次に、アクティ
ブオールパスフィルタ8はセラミックフィルタ2で発生
する群遅延を補正し、歪んだ波形を補正する。
【0019】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、アクティブバンドパスフィルタ7によりセラミック
フィルタ2で不足する減衰量を補うとともに、アクティ
ブオールパスフィルタ8によりセラミックフィルタ2で
発生する群遅延を補正するように構成したので、回路規
模を小型化することができるとともに、セラミックフィ
ルタ2で生じた信号帯域での群遅延を補正することがで
きるなどの効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アク
ティブオールパスフィルタによりセラミックフィルタで
発生する群遅延を補正するように構成したので、回路規
模を小型化することができるとともに、セラミックフィ
ルタで生じた信号帯域での群遅延を補正することができ
る効果がある。
【0021】この発明によれば、アクティブバンドパス
フィルタによりセラミックフィルタで不足する減衰量を
補うとともに、アクティブオールパスフィルタによりセ
ラミックフィルタで発生する群遅延を補正するように構
成したので、回路規模を小型化することができるととも
に、セラミックフィルタで生じた信号帯域での群遅延を
補正することができ、セラミックフィルタで不足する減
衰量を補うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による狭帯域通信装
置の受信回路を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による狭帯域通信装
置の受信回路のアクティブバンドパスフィルタから出力
される信号を示す波形図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による狭帯域通信装
置の受信回路のアクティブオールパスフィルタから出力
される信号を示す波形図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による狭帯域通信装
置の受信回路のアクティブオールパスフィルタにおける
群遅延特性を示す波形図である。
【図5】 従来の狭帯域通信装置の受信回路を示す回路
図である。
【図6】 従来の狭帯域通信装置の受信回路のミキサに
入力される信号を示す波形図である。
【図7】 従来の狭帯域通信装置の受信回路のミキサか
ら出力される信号を示す波形図である。
【図8】 従来の狭帯域通信装置の受信回路のセラミッ
クフィルタから出力される信号を示す波形図である。
【図9】 従来の狭帯域通信装置の受信回路のアンプか
ら出力される信号を示す波形である。
【図10】 従来の狭帯域通信装置の受信回路のミキサ
から出力される信号を示す波形図である。
【図11】 従来の狭帯域通信装置の受信回路のセラミ
ックフィルタにおける群遅延特性を示す波形図である。
【符号の説明】
1 ミキサ(第1のミキサ)、2 セラミックフィル
タ、4 ミキサ(第2のミキサ)、7 アクティブバン
ドパスフィルタ、8 アクティブオールパスフィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信波と第1のローカル信号を入力し、
    上記受信波と上記第1のローカル信号とをミキシングし
    出力する第1のミキサと、 このミキサの出力のうち、指定信号帯域の成分のみを通
    過させるセラミックフィルタと、 このセラミックフィルタからの出力信号と第2のローカ
    ル信号とをミキシングし出力する第2のミキサとを備え
    た狭帯域通信装置の受信回路において、 上記セラミックフィルタで発生する群遅延を補正するア
    クティブオールパスフィルタを設けたことを特徴とする
    狭帯域通信装置の受信回路。
  2. 【請求項2】 セラミックフィルタで不足する減衰量を
    補うアクティブバンドパスフィルタを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の狭帯域通信装置の受信回路。
JP30570698A 1998-10-27 1998-10-27 狭帯域通信装置の受信回路 Pending JP2000134127A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008062833A1 (fr) * 2006-11-21 2008-05-29 Panasonic Corporation Circuit de syntoniseur intégré

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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