JP3010627B2 - 双方向ｃａｔｖ中継増幅器 - Google Patents
双方向ｃａｔｖ中継増幅器Info
- Publication number
- JP3010627B2 JP3010627B2 JP63280298A JP28029888A JP3010627B2 JP 3010627 B2 JP3010627 B2 JP 3010627B2 JP 63280298 A JP63280298 A JP 63280298A JP 28029888 A JP28029888 A JP 28029888A JP 3010627 B2 JP3010627 B2 JP 3010627B2
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- Japan
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- terminal
- frequency
- low
- directional
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は双方向CATV中継増幅器に関するものである。
〔従来の技術〕 従来の双方向CATV中継増幅器は、方向性波回路によ
り高域と低域に信号を分波し、各々の高域増幅部，低域
増幅部にて増幅する回路構成となつていた。
り高域と低域に信号を分波し、各々の高域増幅部，低域
増幅部にて増幅する回路構成となつていた。
ここで、高域周波数帯域はヘッドエンドから端末への
下り信号に割り当てられ、低域周波数帯域は端末からヘ
ッドエンドへの上り信号に割り当てられている。
下り信号に割り当てられ、低域周波数帯域は端末からヘ
ッドエンドへの上り信号に割り当てられている。
しかし、上述した従来の双方向CATV中継増幅器は、高
域増幅周波数帯が70〜300MHzあるいは70〜450MHz、また
低域増幅周波数帯域が10〜50MHzとなつているので、双
方向と言えども一般的に上り信号の占有周波数帯域が下
り信号の占有周波数帯域に比べて圧倒的に小さく、上り
伝送のチヤネル（CH）数が多くとれないという問題があ
る。また、ミツドスプリツト方式のように、あらかじめ
上り伝送帯域を広くした場合においては、空中放送波の
再送信信号をコンバータなしでは受信できないという問
題がある。
域増幅周波数帯が70〜300MHzあるいは70〜450MHz、また
低域増幅周波数帯域が10〜50MHzとなつているので、双
方向と言えども一般的に上り信号の占有周波数帯域が下
り信号の占有周波数帯域に比べて圧倒的に小さく、上り
伝送のチヤネル（CH）数が多くとれないという問題があ
る。また、ミツドスプリツト方式のように、あらかじめ
上り伝送帯域を広くした場合においては、空中放送波の
再送信信号をコンバータなしでは受信できないという問
題がある。
このような問題点を解決するため、本発明の双方向CA
TV中継増幅器は、第１の共通端子と第１の高域通過端子
と第１の低域通過端子とを有しかつ第１の共通端子−第
１の高域通過端子間の通過帯域が第１の周波数以上であ
るとともに第１の共通端子−第１の低域通過端子間の通
過帯域が第１の周波数以下である第１及び第２の方向性
濾波回路と、第１及び第２の方向性濾波回路それぞれの
第１の高域通過端子の間に接続された第１の高域増幅回
路と、第１及び第２の方向性濾波回路それぞれの第１の
低域通過端子の間に接続された第２の高域増幅回路と、
第２の共通端子と第２の高域通過端子と第２の低域通過
端子とを有しかつ第２の共通端子−第２の高域通過端子
間の通過帯域が第１の周波数よりも低い第２の周波数以
上であるとともに第２の共通端子−第２の低域通過端子
間の通過帯域が第２の周波数以下である第３及び第４の
方向性濾波回路と、第３及び第４の方向性濾波回路それ
ぞれの第２の低域通過端子の間に接続された低域増幅部
と、第３及び第４の方向性濾波回路の第２の共通端子に
それぞれ接続された２個の入出力端子とを備え、第３の
方向性濾波回路の第２の高域通過端子が第１の方向性濾
波回路の第１の共通端子に接続され、第４の方向性濾波
回路の第２の高域通過端子が第２の方向性濾波回路の第
１の共通端子に接続されたものである。
TV中継増幅器は、第１の共通端子と第１の高域通過端子
と第１の低域通過端子とを有しかつ第１の共通端子−第
１の高域通過端子間の通過帯域が第１の周波数以上であ
るとともに第１の共通端子−第１の低域通過端子間の通
過帯域が第１の周波数以下である第１及び第２の方向性
濾波回路と、第１及び第２の方向性濾波回路それぞれの
第１の高域通過端子の間に接続された第１の高域増幅回
路と、第１及び第２の方向性濾波回路それぞれの第１の
低域通過端子の間に接続された第２の高域増幅回路と、
第２の共通端子と第２の高域通過端子と第２の低域通過
端子とを有しかつ第２の共通端子−第２の高域通過端子
間の通過帯域が第１の周波数よりも低い第２の周波数以
上であるとともに第２の共通端子−第２の低域通過端子
間の通過帯域が第２の周波数以下である第３及び第４の
方向性濾波回路と、第３及び第４の方向性濾波回路それ
ぞれの第２の低域通過端子の間に接続された低域増幅部
と、第３及び第４の方向性濾波回路の第２の共通端子に
それぞれ接続された２個の入出力端子とを備え、第３の
方向性濾波回路の第２の高域通過端子が第１の方向性濾
波回路の第１の共通端子に接続され、第４の方向性濾波
回路の第２の高域通過端子が第２の方向性濾波回路の第
１の共通端子に接続されたものである。
したがって、本発明によれば、第１及び第２の方向性
濾波回路と第１及び第２の高域増幅回路から成る高域増
幅部内において双方向伝送が可能になるので、下り伝送
信号数に余裕がある場合、上り伝送信号数の不足を解消
できる。
濾波回路と第１及び第２の高域増幅回路から成る高域増
幅部内において双方向伝送が可能になるので、下り伝送
信号数に余裕がある場合、上り伝送信号数の不足を解消
できる。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明による双方向CATV中継増幅器の一実施
例を示すブロツク図である。第１図において、高域増幅
部１は第１及び第２の方向性波回路2,3と第１及び第
２の高域増幅回路4,5から成り、この第１及び第２の方
向性波回路2,3の高域通過端子間が第１の高域増幅回
路４を介して接続される。そして、第１及び第２の方向
性波回路2,3の低域通過端子間が第２の高域増幅回路
５を介して接続されることにより、高域増幅部１におい
て双方向伝送できる構成となつている。また、第１の方
向性波回路２の共通端子は第３の方向性波回路６の
高域通過端子に接続され、第２の方向性波回路３の共
通端子が第４の方向性波回路７の高域通過端子に接続
されている。また、第３の方向性波回路６の低域通過
端子と第４の方向性波回路７の低域通過端子が低域増
幅部８を介して接続されている。なお、図中,9及び10は
それぞれ入出力端子を示している。
例を示すブロツク図である。第１図において、高域増幅
部１は第１及び第２の方向性波回路2,3と第１及び第
２の高域増幅回路4,5から成り、この第１及び第２の方
向性波回路2,3の高域通過端子間が第１の高域増幅回
路４を介して接続される。そして、第１及び第２の方向
性波回路2,3の低域通過端子間が第２の高域増幅回路
５を介して接続されることにより、高域増幅部１におい
て双方向伝送できる構成となつている。また、第１の方
向性波回路２の共通端子は第３の方向性波回路６の
高域通過端子に接続され、第２の方向性波回路３の共
通端子が第４の方向性波回路７の高域通過端子に接続
されている。また、第３の方向性波回路６の低域通過
端子と第４の方向性波回路７の低域通過端子が低域増
幅部８を介して接続されている。なお、図中,9及び10は
それぞれ入出力端子を示している。
上記実施例の構成において、各方向性波回路の伝送
特性の一例を第２図，第３図を用いて説明する。
特性の一例を第２図，第３図を用いて説明する。
第２図は第１及び第２の方向性波回路2,3の伝送特
性を示すもので、同図中符号11は第１及び第２の方向性
濾波回路2,3の共通端子（第１の共通端子）−高域通過
端子（第１の高域通過端子）間の周波数特性を、同じく
符号12は第１及び第２の方向性濾波回路2,3の共通端子
−低域通過端子（第１の低域通過端子）間の周波数特性
をそれぞれ示す。また、第３図は第３及び第４の方向性
波回路6,7の伝送特性を示すもので、同図中符号13は
第３及び第４の方向性濾波回路6,7の共通端子（第２の
共通端子）−高域通過端子（第２の高域通過端子）の周
波数特性を、同じく符号14は第３及び第４の方向性濾波
回路6,7の共通端子−低域通過端子（第２の低域通過端
子）の周波数特性をそれぞれ示す。すなわち、第１と第
２の方向性波回路2,3の通過特性は、第２図に示すよ
うに、共通−高域端子間がf1＝360MHz以上、共通−低域
端子間がf2＝340MHz以下、そして、第３及び第４の方向
性波器6,7の通過特性は、第３図に示すように、共通
−高域端子間がf4＝70MHz以上、共通−低域端子間がf3
＝50MHz以下となる。ここで、f1〜f2の周波数帯を第１
の周波数と定義し、f3〜f4の周波数帯を第２の周波数と
定義する。このとき、中継増幅器の第１（第２）の入出
力端子9,10は、センタから端末への伝送いわゆる下り方
向においては入力端子（出力端子）であり、端末からセ
ンタへの伝送いわゆる上り方向においては出力端子（入
力端子）である。
性を示すもので、同図中符号11は第１及び第２の方向性
濾波回路2,3の共通端子（第１の共通端子）−高域通過
端子（第１の高域通過端子）間の周波数特性を、同じく
符号12は第１及び第２の方向性濾波回路2,3の共通端子
−低域通過端子（第１の低域通過端子）間の周波数特性
をそれぞれ示す。また、第３図は第３及び第４の方向性
波回路6,7の伝送特性を示すもので、同図中符号13は
第３及び第４の方向性濾波回路6,7の共通端子（第２の
共通端子）−高域通過端子（第２の高域通過端子）の周
波数特性を、同じく符号14は第３及び第４の方向性濾波
回路6,7の共通端子−低域通過端子（第２の低域通過端
子）の周波数特性をそれぞれ示す。すなわち、第１と第
２の方向性波回路2,3の通過特性は、第２図に示すよ
うに、共通−高域端子間がf1＝360MHz以上、共通−低域
端子間がf2＝340MHz以下、そして、第３及び第４の方向
性波器6,7の通過特性は、第３図に示すように、共通
−高域端子間がf4＝70MHz以上、共通−低域端子間がf3
＝50MHz以下となる。ここで、f1〜f2の周波数帯を第１
の周波数と定義し、f3〜f4の周波数帯を第２の周波数と
定義する。このとき、中継増幅器の第１（第２）の入出
力端子9,10は、センタから端末への伝送いわゆる下り方
向においては入力端子（出力端子）であり、端末からセ
ンタへの伝送いわゆる上り方向においては出力端子（入
力端子）である。
以上説明したように本発明は、高域増幅部に第1,第２
の方向性波回路を有し、この第1,第２の方向性波回
路の高域通過端子間を第１の高域増幅回路を介して接続
するとともに、該第1,第２の方向性波回路の低域通過
端子間を第２の高域増幅回路を介して接続して、該高域
増幅部内において双方向伝送できる手段をもたせること
により、下り伝送信号数に余裕がある場合、上り伝送信
号数が不足しているという問題点を解決できる。つま
り、ミツドスプリツト方式等による帯域指定をずらす方
式を用いなくても、さらに現在、空中放送波を下り信号
に再送信する機能を保つたままで、上り伝送周波数帯域
を広くできる効果がある。また、再送信信号を受信する
場合に、空中放送波と同じ周波数で伝送できるので、コ
ンバータの必要性はなくなるという効果がある。
の方向性波回路を有し、この第1,第２の方向性波回
路の高域通過端子間を第１の高域増幅回路を介して接続
するとともに、該第1,第２の方向性波回路の低域通過
端子間を第２の高域増幅回路を介して接続して、該高域
増幅部内において双方向伝送できる手段をもたせること
により、下り伝送信号数に余裕がある場合、上り伝送信
号数が不足しているという問題点を解決できる。つま
り、ミツドスプリツト方式等による帯域指定をずらす方
式を用いなくても、さらに現在、空中放送波を下り信号
に再送信する機能を保つたままで、上り伝送周波数帯域
を広くできる効果がある。また、再送信信号を受信する
場合に、空中放送波と同じ周波数で伝送できるので、コ
ンバータの必要性はなくなるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第２図は
第１図の第1,第２の方向性波回路の伝送特性の一例を
示す図、第３図は第１図の第3,第４の方向性波回路の
伝送特性の一例を示す図である。 １……高域増幅部、２……第１の方向性波回路、３…
…第２の方向性波回路、４……第１の高域増幅回路、
５……第２の高域増幅回路、６……第３の方向性波回
路、７……第４の方向性波回路、８……低域増幅部、
9,10……入出力端子。
第１図の第1,第２の方向性波回路の伝送特性の一例を
示す図、第３図は第１図の第3,第４の方向性波回路の
伝送特性の一例を示す図である。 １……高域増幅部、２……第１の方向性波回路、３…
…第２の方向性波回路、４……第１の高域増幅回路、
５……第２の高域増幅回路、６……第３の方向性波回
路、７……第４の方向性波回路、８……低域増幅部、
9,10……入出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 3/00 - 3/44 H04B 3/50 - 3/60 H04B 7/005 - 7/015 H04B 9/00 H04L 5/14 - 5/18 H04N 5/38 - 5/46 H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22
Claims (1)
- 【請求項１】第１の共通端子と第１の高域通過端子と第
１の低域通過端子とを有しかつ前記第１の共通端子−第
１の高域通過端子間の通過帯域が第１の周波数以上であ
るとともに前記第１の共通端子−第１の低域通過端子間
の通過帯域が前記第１の周波数以下である第１及び第２
の方向性濾波回路と、 前記第１及び第２の方向性濾波回路それぞれの第１の高
域通過端子の間に接続された第１の高域増幅回路と、 前記第１及び第２の方向性濾波回路それぞれの第１の低
域通過端子の間に接続された第２の高域増幅回路と、 第２の共通端子と第２の高域通過端子と第２の低域通過
端子とを有しかつ前記第２の共通端子−第２の高域通過
端子間の通過帯域が前記第１の周波数よりも低い第２の
周波数以上であるとともに前記第２の共通端子−第２の
低域通過端子間の通過帯域が前記第２の周波数以下であ
る第３及び第４の方向性濾波回路と、 前記第３及び第４の方向性濾波回路それぞれの第２の低
域通過端子の間に接続された低域通増幅部と、 前記第３及び第４の方向性濾波回路の第２の共通端子に
それぞれ接続された２個の入出力端子とを備え、 前記第３の方向性濾波回路の第２の高域通過端子が前記
第１の方向性濾波回路の第１の共通端子に接続され、 前記第４の方向性濾波回路の第２の高域通過端子が前記
第２の方向性濾波回路の第１の共通端子に接続されたこ
とを特徴とする双方向CATV中継増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63280298A JP3010627B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 双方向ｃａｔｖ中継増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63280298A JP3010627B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 双方向ｃａｔｖ中継増幅器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127824A JPH02127824A (ja) | 1990-05-16 |
| JP3010627B2 true JP3010627B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=17623036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63280298A Expired - Lifetime JP3010627B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 双方向ｃａｔｖ中継増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3010627B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001156873A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 通信方法および通信装置 |
| JP4493143B2 (ja) * | 2000-02-16 | 2010-06-30 | マスプロ電工株式会社 | 無線ｌａｎシステム |
| JP4503771B2 (ja) | 2000-03-07 | 2010-07-14 | マスプロ電工株式会社 | 上り信号増幅器及び双方向ｃａｔｖシステム |
| JP4598936B2 (ja) * | 2000-09-21 | 2010-12-15 | マスプロ電工株式会社 | 光送信機、光送受信機、及びｃａｔｖシステム |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP63280298A patent/JP3010627B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127824A (ja) | 1990-05-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071210 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |