JPH04145783A - 多次元非線形信号処理装置 - Google Patents

多次元非線形信号処理装置

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JPH04145783A
JPH04145783A JP2269113A JP26911390A JPH04145783A JP H04145783 A JPH04145783 A JP H04145783A JP 2269113 A JP2269113 A JP 2269113A JP 26911390 A JP26911390 A JP 26911390A JP H04145783 A JPH04145783 A JP H04145783A
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Yasuo Hamamoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号の伝送に用いる多次元非線形信号処
理装置に関する。
従来の技術 従来のこの種の多次元非線形信号処理装置は、た七えば
National Technical Report
 DEC,1988P、627〜P、643に示されて
いるように、画像の垂直方向の非線形処理回路と水平方
向の非線形処理回路が縦続されていた。
すなわち、第13図に示すように、入力映像信号が垂直
方向のエンファシス回路、水平方向のエンファンス回路
、水平方向のデエンファシス回路垂直方向のデエンファ
シス回路と、合計4回、非線形処理回路を通過する構成
となっていた。
以下図面を参照しながら、従来の多次元非線形信号処理
装置の一例について説明する。
第13図において、Aは従来の非線形エンファシス回路
、Bは非線形デエンファシス回路である。
図において、180は入力端子、181は垂直バイパス
フィルタ、182は増幅回路、183は非線形処理回路
(いわゆるリミ、り)、184は加算器、185は出力
端子である。入力端子180から出力端子185までが
、画像信号の垂直方向の高域に対する非線形エンファシ
ス回路(いわゆる垂直非線形エンファシス回路)である
出力端子185は、入力端子186に接続されている。
187は、水平バイパスフィルタ、188は増幅回路、
189は非線形処理回路(いわゆるリミッタ)、190
は加算器、191は出力端子である。入力端子186か
ら出力端子191までが、画像信号の水平方向の高域に
対する非線形エンファシス回路(通常水平非線形エンフ
ァシス回路と呼ばれる)である。
以上の各構成要素よりなる多次元非線形信号処理装置に
ついて、以下、その各構成要素の関係と動作を説明する
入力端子180に入力された映像信号は、垂直バイパス
フィルタ181に入力され垂直方向の高域成分が分離さ
れる。垂直方向の高域成分は、増幅回路182で増幅さ
れた後に、非線形処理回路183で振幅が制限される。
そして、加電器184で入力信号に加算され、出力端子
185に出力される。このようにして出力端子185に
は、垂直高域成分の小振幅信号にのみエンファシスされ
た信号が得られる。この信号は、次に縦続される水平非
線形エンファシス回路の入力端子186に入力され、こ
こでは、水平方向の高域成分の微小信号がエンファシス
される。入力端子186に入力された信号は、水平バイ
パスフィルタ187によって水平高域成分が分離され、
増幅回路188、非線非線形処理回路189によって、
水平高域微小信号の増幅と大振幅信号の制限がなされ、
加算器190で、入力端子186から入力された信号と
加算される。このようにして、出力端子191には、垂
直高域と水平高域の微小振幅信号が強調された信号が出
力される。出力端子191より出力された信号は、VT
Rでの記録再生などの伝送路により伝送された後に、多
次元非線形デエンファシス回路に入力される。このとき
、信号には伝送路において、様々な歪成分や雑音成分が
付加されている。
多次元非線形デエンファシス回路は図(B)に示されて
いるような構成となっている。192は入力端子、19
3は水平バイパスフィルタ、194は増幅回路、195
は非線形処理回路(いわゆるリミッタ)、196は加算
器、197は出力端子である。入力端子192から出力
端子197で水平方向の高域に対する非線形デエンファ
シス回路を構成している。出力端子197は垂直方向の
非線形デエンファシス回路の入力端子198に接続され
ており、垂直方向の非線形デエンファシス回路は、垂直
バイパスフィルタ199、増幅回路200、非線形処理
回路201(いわゆるリミッタ)、加算器202、出力
端子203で構成されている。各構成要素の相互の関係
と動作を説明すると、雑音成分や歪成分を伴なった伝送
信号は、この非線形デエンファシス回路の入力端子19
2に入力される。入力された伝送信号は、エンファシス
時とは逆の手順で元の信号に復元される。すなわち、最
初に水平方向の非線形デエンファシス回路を通過し、次
に垂直方向の非線形デエンファシス回路で元の信号に戻
ることになる。非線形デエンファシス回路の動作は、非
線形エンファシス回路の動作とほぼ同じであるので省略
するが、リミッタ出力を入力信号より減算するところが
エンファシス時とは異なっている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の多次元非線形信号処理装置にあっては
、映像信号が非線形処理を4回もなされるため、波形劣
化が太き(なるという問題点を有していた。
本発明は、上記問題を解決するもので、波形再現性の良
好な多次元非線形信号処理袋!を提供することを目的と
している。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、入力された映像信
号を少なくとも画像の垂直方向及び水平方向の高域成分
を通過させる多次元フィルタ回路に入力し、この多次元
フィルタ回路の出力信号を小振幅信号の増幅及び大振幅
信号の制限を行う回路に通した後に、先の入力映像信号
に加算または減算して、入力信号振幅に適応した出力信
号を得るという構成を有する。
上記多次元フィルタは、構成を簡単にするために、水平
方向のバイパスフィルタと垂直方向のバイパスフィルタ
の出力を加算して構成するのが効果的である。
また、前記のように、多次元フィルタを水平方向バイパ
スフィルタと垂直方向バイパスフィルタの並列接続によ
り構成した場合、2つのフィルタ出力を加算する前に、
2系統の小振幅信号の増幅と大振幅信号の制限を行う回
路を通し、その2つの出力を先の入力映像信号に加算す
るようにして多次元非線形信号処理回路を構成すること
もできる。
また、この場合、映像信号の斜め方向の信号成分のエン
ファシス量が多くなりすぎることも考えられるので、垂
直バイパスフィルタの前に、水平ローパスフィルタを通
すことや、水平バイパスフィルタの前に、垂直ローパス
フィルタを通すなど、2次元空間で帯域を分割してそれ
ぞれの帯域に対して独立したエンファシスを施すことに
より、波形再現性をさらに良好にできる。
作用 本発明は上記した構成によって、信号の非線形処理回数
を滅しるように配しであるので、波形再現性を良好にで
きるものである。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
と、第1図において、(A)は多次元非線形エンファシ
ス装置のブロック図、(B)は多次元非線形デエンファ
シス装宜のブロックである。図(A)の1は入力端子で
映像信号が入力される。入力端子lに入力された映像信
号は、2次元バイパスフィルタ2に入力され、垂直方向
の高域と水平方向の高域のみが選択的に通過する。2次
元バイパスフィルタの構成は、例えば、第9図に示すよ
うな、トランスバーサル型2次元FIRフィルタとすれ
ばよい、85は入力端子で、信号が入力される。116
は出力端子でフィルタ出力信号が出力される。また、8
6〜89.96〜99゜106〜109は、水平方向に
1画素の遅延をする遅延素子、95.100は、垂直方
向に1画素の遅延をする遅延素子で、通常は半導体メモ
リが使われる。90〜94,101〜105.110〜
114は入力信号を定数倍する掛算器、115は、それ
ぞれの掛算器の出力を加算する加算器を表している。掛
算器の定数に、適切な定数を設定することにより垂直水
平両方向の2次元バイパスフィルタとなる。
第13図(A)〜(D)は、横軸が水平周波数、縦軸が
垂直周波数を表しており、ここでの2次元バイパスフィ
ルタの特性は、(A)に示される。右上がり斜線部が2
次元フィルタの通過域を表している。
このようにして構成された2次元バイパスフィルタの出
力は、増幅回路3.非線形処理回路4と順に入力される
が、増幅回路3.非線形処理回路4の2つの回路の総合
特性は、たとえば、第12図に実線で示すような特性に
すればよい。入力振幅が、あるしきい11thより小さ
い時は出力には、入力信号がある定数に倍された信号が
現われ、入力信号が、あるしきい値thより大きいとき
は、出力はある振幅Cに制限される。また、このような
非線形特性は、先の特性に限らず、点線のような滑らか
な曲線としてもよい。この非線形回路4の出力は、加算
器5により、入力信号と加算され出力端子6に出力され
る。このようにして、出力端子6には、小振幅信号の垂
直、水平の高域成分は強調され、大振幅信号の垂直、水
平の高域成分は、あまり強調されていない信号、いわゆ
る非線形エンファシス信号が出力される。
出力端子6よりの信号は、ある伝送系を通過することに
より、雑音などによる歪を受けて多次元非線形デエンフ
ァシス回路(B)に入力される。多次元非線形デエンフ
ァシス回路CB)は、非線形エンファンス回路(A)と
ほぼ同様な回路構成を有する。非線形デエンファシス回
路(B)の入力端子7に入力された信号は、非線形エン
ファシス時と同様に、2次元バイパスフィルタ8.増幅
回路9非線形処理回路10で構成される系を通過する。
そして、土ンファシス時とは逆に、加算器11で入力信
号から減算され、デエンファンスされて元に戻った信号
が出力端子I2より出力される。このとき、小振幅信号
に関しては、信号振幅が抑圧される方向に回路は動作す
ることになるので、雑音成分や歪成分の減少した信号が
得られることになる。
この際、デエンファシス側の2次元バイパスフィルタ8
の特性は、エンファシス側の2次元バイパスフィルタの
特性とは、異なった特性としなければならない。すなわ
ち、エンファシス側のバイパスフィルタ2の伝達関数を
H(ω)(ωは2次元角周波数)、非線形処理回路4で
の微小信号の増幅率をkとすると、デエンファシス側の
2次元バイパスフィルタの特性H’  (ω)は、H’
  (ω)=に−H(ω)/(1+に−H(ω))とし
なければならない。
第2図に示す実施例では、第1図に示した実施例におけ
る、エンファシス側2次元バイパスフィルタ2を、垂直
バイパスフィルタ14と水子ノ\イバスフィルタ15の
出力を加算することにより構成しており、デエンファノ
ス側2次元バイパスフィルタ8を、垂直バイパスフィル
タ22と水平バイパスフィルタ23の出力を加算するこ
とにより構成している。他の構成は、第1図と同様であ
る。
垂直バイパスフィルタ14.22は、例えば、第10図
(B)で示すような、トランスバーサル型1次元FIR
フィルタとすればよい。同様に、水平バイパスフィルタ
15.23も、たとえば、第10図(A)に示すような
トランスバーサル型1次元FIRフィルタとすればよい
、第10図において、65.77は、入力端子で、垂直
バイパスフィルタと水平バイパスフィルタの並列接続を
行う場合は、同一の信号が入力される。66〜69は水
平方向1画素の遅延素子、78.79は垂直方向1画素
の遅延素子、70〜7480〜82は掛算器、75.8
3は加算器、76.84は出力端子である。
このように構成された回路(A)と回路(B)は、K2
.に、、Ko、に、、に2.に’、、に’ 。。
に′1に適切な定数を設定することにより、それぞれ、
水平バイパスフィルタ、垂直バイパスフィルタとして機
能する。そして、出力端子76゜84に出力されるそれ
ぞれの信号の和を取ることにより2次元バイパスフィル
タが構成できる。
第11図(B)は、このときのフィルタの出力の2次元
周波数特性を模式的に示した図で、右上がり斜線部分が
垂直バイパスフィルタの出力、右下がり斜線部分が水平
バイパスフィルタの出力を表している。また、両方の斜
線の重なり合う部分は、水平バイパスフィルタと垂直バ
イパスフィルタの両方の通過域となるので両方の出力が
加算され、エンファシスが他の周波数より、多く掛かる
ことになる。第3図に示す実施例では、第1図における
2次元バイパスフィルタ2.8を垂直ローパスフィルタ
49.58と水平バイパスフィルタ50゜59と垂直バ
イパスフィルタ48.57と加算器5160で構成して
いる。垂直ノ\イパスフィルタ48.57、水平バイパ
スフィルタ50.59は、第10図のフィルタと同一で
よい。垂直ローパスフィルタ49.58は、例えば、第
5図CB)に示した垂直フィルタの係数に’1.に’。
Kl 1を適切な定数に設定すれば得られる。他の構成
は、第2図と同様である。
このときの、フィルタの特性は、第11図(C)に示さ
れている。右上がり斜線部が垂直ノ\イパスフィルタの
出力、右下がり斜線部が垂直ローパスフィルタと水平バ
イパスフィルタの縦続出力を示しており、両方の加算に
より、総合特性が得られる。この場合、斜め方向の周波
数成分に、2重にエンファシスが掛かることがないので
、斜め成分の波形再現が良好にできる。
第4図に示した実施例では、第1図における2次元バイ
パスフィルタ2,8を水平ローパスフィルタ30.39
と垂直バイパスフィルタ31゜40と水平バイパスフィ
ルタ32.41と加算器33.42で構成している。垂
直バイパスフィルタ31,40、水平バイパスフィルタ
32.41は第1O図のフィルタと同一でよい、水平ロ
ーパスフィルタ30.39は、例えば、第5図(A)に
示した水平フィルタの係数に2.に’ 、、、に’。
K’ I 、に2を適切な定数に設定すれば得られる。
他の構成は、第2図と同様である。
このときの、フィルタの特性は第1L図(D)に示され
ている。右下がり斜線部が、水平バイパスフィルタの出
力、右上がり斜線部が水平ローパスフィルタと垂直バイ
パスフィルタの縦続出力を示しており、両方の加算によ
り、総合2次元特性が得られる。この場合も、斜め方向
の周波数成分に、2重にエンファシスが掛かることがな
いので、斜め成分の波形再現が良好になる。
第5図、第6図、第7図は、第2図、第3図第4図のよ
うに、2次元フィルタの構成を垂直フィルタと水平フィ
ルタの2方向の性格の異なるフィルタの並列接続とした
場合に、並列接続された2系統のフィルタに対して、増
幅回路及び非線形処理回路(リミッタ)も2系統用意し
て、2次元非線形エンファンス(そしてデエンファシス
)回路を構成した例である。
第5図では、第2図の2次元非線形エンファンス(デエ
ンファシス)回路の2系統のフィルタ(垂直フィルタ、
水平フィルタ)に対して、2系統の増幅回路及び非線形
処理回路を用意している。
第2図と同様に、(A)はエンファシス回路、(B)は
デエンファシス回路を表す。図(A)において、117
は入力端子、118は垂直バイパスフィルタ、1211
:l平バイパスフィルタ、119は第1の増幅回路で、
垂直方向高域微小振幅信号のエンファシス量を決定する
。122は第2の増幅回路で水平方向高域微小振幅信号
のエンファシス量を決定する。120は第1の非線形処
理回路(リミッタ)で垂直方向高域の大振幅でのエンフ
ァシス量を制限する。123は第2の非線形処理回路(
リミッタ)で水平方向高域の大振幅でのエンファシス量
を制限する。
以下、動作を説明する。
入力端子117よりエンファシス回路(A)に入力され
た映像信号は、垂直バイパスフィルタ118および、水
平バイパスフィルタ121に並列に入力される。垂直バ
イパスフィルタ118と水平ハイノテスフィルタ121
は、たとえば、第10図に示したトランスバーサル型の
フィルタとすればよい。垂直バイパスフィルタ118.
水平バイパスフィルタ121により分離された垂直方向
の高域成分と水平方向の高域成分は、それぞれ、第1の
増幅回路119と第2の増幅回路122に入力され、各
々のフィルタ出力信号がエンファシス量に応じて増幅さ
れる。それぞれの増幅回路の増幅率は、同じである場合
も、また、異なる場合もありうる。これらの増幅回路の
出力は、それぞれ、第1の非線形処理回路120、第2
の非線形処理回路123に入力される。この非線形処理
回路は、いわゆるリミッタであり、ある一定以上の振幅
に対してほぼ一定値を出力する。またそうでない場合で
も、小振幅信号よりも大振幅信号のほうが振幅が押さえ
られた信号が出力されるようになっている。これらの非
線形処理回路120123の特性は同しであっても、ま
た、異なっていてもよい。非線形処理回路120.12
3の出力は、加算器124.125で入力信号と加算さ
れ、出力端子126には、2次元の非線形エンファシス
の掛かった信号が出力される。
このようにして、非線形エンファシスされた信号は、V
TRでの記録再生などの伝送路によって伝送される途中
で、様々な歪みや雑音成分の混入を受ける。
伝送路特有の歪みや雑音成分を伴った伝送信号は、非線
形デエンファシス回路(B)に入力される。
図(B)において、127は入力端子、128は垂直バ
イパスフィルタ、131は水平バイパスフィルタ、12
9は第1の増幅回路で、垂直方向高域微小振幅信号のデ
エンファソス量を決定する。
132は第2の増幅回路で水平方向高域微小振幅信号の
デエンファンス量を決定する。130は第1の非線形処
理回路(リミッタ)で垂直方向高域の大振幅でのデエン
ファンス量を制限する。
133は第2の非線形処理回路(リミッタ)で水平方向
高域の大振幅でのデエンファシス量を制限する。
入力端子127よりデエンファシス回路(B)Lこ入力
された映像信号は、垂直バイパスフィルタ128及び、
水平バイパスフィルタ131に並列に入力される。垂直
バイパスフィルタ128と水平バイパスフィルタ131
は、例えば、第1O図に示したトランスバーサル型のフ
ィルタとすればよい、垂直バイパスフィルタエ2B、水
平バイパスフィルタ131により分離された垂直方向の
高域成分と水平方向の高域成分は、それぞれ、第1の増
幅回路129と第2の増幅回路132に入力され、各々
のフィルタ出力信号がデエンファンス量に応して増幅さ
れる。それぞれの増幅回路の増幅率は、同じである場合
も、また、異なる場合もありうる。増幅回路129.1
32の出力は、それぞれ、第1の非線形処理回路130
、第2の非線形処理回路133に入力される。この非線
形処理回路は、いわゆるリミッタであり、ある一定以上
の振幅に対してほぼ一定値を出力する。またそうでない
場合でも、小振幅信号よりも大振幅信号のほうが振幅が
押さえられた信号が出力されるようになっている。この
非線形処理回路の特性は同しであっても、また、異なっ
ていてもよい。非線形処理回路130.133の出力は
、加算器134で加算された後に、加算器135で入力
信号より減算される。そして、出力端子136より出力
される。このようにして、出力端子136には、2次元
の非線形デエンファンスにより、元の信号に戻された信
号が出力される。このとき、伝送系で付加された各種の
歪やみ雑音は、小さくなっている。
第6図では、第3図の2次元非線形エンファシス(デエ
ンファンス)回路に対して、2系統の増幅回路及び非線
形処理回路を用意している。
第3図と同様に、(A)はエンファシス回路、(B)は
デエンファシス回路を示す0図(A)において、137
は入力端子、138は垂直バイパスフィルタ、141は
垂直ローパスフィルタ、142は水平バイパスフィルタ
、139は第Iの増幅回路で、垂直方向高域微小振幅信
号のエンファシス量を決定する。143は第2の増幅回
路で垂直方向低域成分中の水平方向高域微小振幅信号の
エンファシス音を決定する。140は第1の非線形処理
回路(リミッタ)で垂直方向高域の大振幅でのエンファ
シス量を制限する。144は第2の非線形処理回路(リ
ミッタ)で垂直方向低域成分中の水平方向高域の大振幅
でのエンファシス量を制限する。
以下、動作を説明する。
入力端子137よりエンファンス回路(A)に入力され
た映像信号は、垂直バイパスフィルタ138及び、垂直
ローパスフィルタ141に並列に入力される。さらに、
垂直ローパスフィルタ141の出力は縦続された水平バ
イパスフィルタ142に入力されている。垂直バイパス
フィルタ138、垂直ローパスフィルタ141と水平バ
イパスフィルタ142は、例えば、第10図に示したト
ランスバーサル型のフィルタとすればよい。
垂直バイパスフィルタ138.垂直ローパスフィルタ1
41.水平バイパスフィルタ142により分離された垂
直方向の高域成分と垂直方向低域成分中の水平方向高域
成分は、それぞれ、第1の増幅回路139と第2の増幅
回路143に入力され、各々のフィルタ出力信号がエン
ファシス量に応じて増幅される。それぞれの増幅回路の
増幅率は、同しである場合も、また、異なる場合もあり
うる。
増幅回路139,143の出力は、それぞれ、第1の非
線形処理回路140、第2の非線形処理回路144に入
力される。この非線形処理回路は、いわゆるリミッタで
あり、ある一定以上の振幅に対してほぼ一定値を出力す
る。またそうでない場合でも、大振幅信号で振幅が圧縮
された信号が出力されるようになっている。これらの非
線形処理回路の特性は同しであっても、また、異なって
いてもよい。非線形処理回路140,144の出力は、
加算器145.146で入力信号と加夏され、出力端子
147より出力される。このようにして、出力端子14
7には、2次元の非線形エンファシスの掛かった信号が
出力される。
このようにして、非線形エンファシスされた信号は、V
TRでの記録再生などの伝送路により伝送される途中で
、様々な歪みや雑音成分の混入を受ける。
伝送路特有の歪みや雑音成分を伴った伝送信号は、非線
形デエンファシス回路(B)に入力される。
図(B)において、148は入力端子、149は垂直バ
イパスフィルタ、152は垂直ローパスフィルタ、15
3は水平バイパスフィルタ、150は第1の増幅回路で
、垂直方向高域微小振幅信号のデエンファシス量を決定
する。154は第2の増幅回路で垂直方向低域成分中の
水平方向高域微小振幅信号のデエンファシス量を決定す
る。
151は第1の非線形処理回路(リミッタ)で垂直方向
高域の大振幅でのデエンファシス量を制限する。155
は第2の非線形処理回路(リミッタ)で垂直方向低域成
分中の水平方向高域の大振幅でのデエンファシス量を制
限する。
入力端子148よりデエンファシス回路(B)に入力さ
れた映像信号は、垂直バイパスフィルタ149および、
垂直ローパスフィルタ152に並列に入力される。さら
に、垂直ローパスフィルタ152の出力は縦続された水
平バイパスフィルタ153に入力されている。垂直バイ
パスフィルタ149、垂直ローパスフィルタ152と水
平バイパスフィルタ153は、たとえば、第1O図に示
したトランスバーサル型のフィルタとすればよい。
垂直バイパスフィルタ149.垂直ローパスフィルタ1
52.水平バイパスフィルタ153により分離された垂
直方向の高域成分と垂直方向低域成分中の水平方向高域
成分は、それぞれ、第1の増幅回路150と第2の増幅
回路154に入力され、各々のフィルタ出力信号がデエ
ンファンス量に応して増幅される。それぞれの増幅回路
の増幅率は、同しである場合も、また、異なる場合もあ
りうる。
増幅回路150.154の出力は、それぞれ、第1の非
線形処理回路151.第2の非線形処理回路155に入
力される。この非線形処理回路は、いわゆるリミッタで
あり、ある一定以上の振幅に対してほぼ一定値を出力す
る。またそうでない場合でも、大振幅信号で振幅が圧縮
された信号が出力されるようになっている。これらの非
線形処理回路の特性は同しであっても、また、異なって
いてもよい。非線形処理回路]、51.155の出スは
、加算器156で加算された後に、加算器157で入力
信号より減算される。そして、出丈端子158より出力
される。このようにして、圧力端子158には、2次元
の非線形デエンファシスにより、元の信号に戻された信
号が出力されるこのとき、伝送系で付加された各種の歪
みや雑音は、小さくなっている。
第7図では、第4図の2次元非線形エンファシス(デエ
ンファソス)回路に対して、2系統の増幅回路及び非線
形回路を用意している。
第4図と同様に、(A)はエンファシス回路、(B)は
デエンファシス回路を表す。図(A)において、159
は入力端子、160は水平ローバスフィJL、9.16
1は垂直バイパスフィルタ、164は水平バイパスフィ
ルタ、162は第1の増幅回路で水平方向低域成分中の
垂直方向高域微小振幅信号のエンファシス量を決定する
。165は第2の増幅回路で、水平方向高域微小振幅信
号のエンファシス量を決定する。163は第1の非線形
処理回路(リミッタ)で水平方向低域成分中の垂直方向
高域の大振幅でのエンファシス量を制限する。
166は第2の非線形処理回路(リミッタ)で水平方向
高域の大振幅でのエンファシス量を制限する。
以下、動作を説明する。
入力端子159よりエンファシス回路(A)に入力され
た映像信号は、水平ローパスフィルタ160及び、水平
バイパスフィルタ164に並列に入力される。さらに、
水平ローパスフィルタ160の出力は縦続された垂直バ
イパスフィルタ161に入力されている。水平ローパス
フィルタ160、垂直バイパスフィルタ161と水平バ
イパスフィルタ164は、たとえば、第10図に示した
トランスバーサル型のフィルタとすればよい。
水平ローパスフィルタ】60.垂直バイパスフィルタ1
61.水平バイパスフィルタ164により分離された水
平方向低域成分中の垂直方向の高域成分と水平方向高域
成分は、それぞれ、第1の増幅回路162と第2の増幅
回路165に入力され、各々のフ4ルタ出力信号がエン
ファシス量に応して増幅される。それぞれの増幅回路の
増幅率は、同しである場合も、また、異なる場合もあり
うる。
この2つの増幅回路の出力は、それぞれ、第1の非線形
処理回路163.第2の非線形処理回路166に入力さ
れる。この非線形処理回路は、いわゆるリミッタであり
、ある一定板上の振@に対してほぼ一定値を出力する。
またそうでない場合でも、大振幅信号で振幅が圧縮され
た信号が出力されるようになっている。この非線形処理
回路の特性は2つの回路で同じであっても、また、異な
っていてもよい62つの、非線形処理回路の出力は、加
算器167.204で入力信号と加算され出力端子16
8より出力される。このようにして、出力端子i68に
は、2次元の非線形エンファシスの掛かった信号が出力
される。
このようにして、非線形エンファシスされた信号は、V
TRでの記録再生などの伝送路により伝送される途中で
、欅々な歪みや雑音成分の混入を受ける。
伝送路特有の歪みや雑音成分を伴った伝送信号は、非線
形デエンファノス回路(B)に入力される。
図(B)において、169は入力端子、170は水平ロ
ーパスフィルタ、171は垂直バイパスフィルタ、17
4は水平バイパスフィルタ、172は第1の増幅回路で
、水平方向低域成分中の垂直方向高域微小振幅信号のデ
エンファシス量を決定する。175は第2の増幅回路で
、水平方向高域微小振幅信号のデエンファシス量を決定
する。
173は第1の非線形処理回路(リミッタ)で水平方向
低域成分中の垂直方向高域の大振幅でのデエンファンス
量を制限する。176は第2の非線形処理回路(リミッ
タ)で水平方向高域の大振幅でのデエンファシス量を制
限する。
入力端子169よりデエンファシス回路(B)に入力さ
れた映像信号は、水平ローパスフィルタ170及び、水
平バイパスフィルタ174に並列に入力される。さらに
水平ローパスフィルタ170の出力は縦続された垂直バ
イパスフィルタ171に入力されている。水平ローバス
フィルタ170 垂直バイパスフィルタ171と水平ノ
1イパスフィルタ174は、たとえば、第10図に示し
たトランスバーサル型のフィルタとすればよい。
水平ローパスフィルタ170.垂直ノ\イバスフィルタ
171.水平バイパスフィルタ174により分離された
水平方向低域成分中の垂直方向の高域成分と水平方向高
域成分はそれぞれ、第1の増幅回路172と第2の増幅
回路175に入力され、各々のフィルタ出力信号がエン
ファシス量に応して増幅される。それぞれの増幅回路の
増幅率は、同しである場合も、また、異なる場合もあり
うる。
この2つの増幅回路の出力は、それぞれ、第1の非線形
処理回路173.第2の非線形処理回路176に入力さ
れる。この非線形処理回路は、いわゆるリミッタであり
、ある一定以上の振幅に対してほぼ一定値を出力する。
またそうでない場合でも、大振幅信号で振幅が圧縮され
た信号が出力されるようになっている。この非線形処理
回路の特性は同しであっても、また、異なっていても構
わない。非線形処理回路173.176の出力は、加算
器177で加算された後に、加算器17Bで入力信号よ
り減算される。そして、出力端子179より出力される
。このようにして、出力端子179には、2次元の非線
形デエンファシスにより、元の信号に戻された信号が出
力される。この時、伝送系で付加された各種の歪みや雑
音は、小さくなっている。
第8図では、水平周波数軸と垂直周波数軸で作られる2
次元周波数字間内の垂直高域水平低域部。
垂直高域水平高域部、垂直低域水平高域部、の3つの領
域を3系統のフィルタで分離し、それぞれの信号に対し
、別々の増幅回路および、非線形回路を用意している。
(A)はエンファシス回路、(B)はデエンファシス回
路のブロック図である。
図(A)において、204は入力端子、206゜214
は垂直バイパスフィルタ、209は垂直ローパスフィル
タ、210,213は水平ノ1イノでスフィルタ、20
5は水平ローパスフィルタ、207は第1の増幅回路で
、水平方向低域成分中の垂直方向高域微小振幅信号のエ
ンファシス量を決定する。211は第2の増幅回路で垂
直方向低域成分中の水平方向高域微小振幅信号のエンフ
ァシス量を決定する。215は第3の増幅回路で垂直方
向高域成分中の水平方向高域微小振幅信号のエンファシ
ス量を決定する。208は第1の非線形処理回路(リミ
ッタ)で水平方向低域成分中の垂直方向高域の大振幅で
のエンファシス量を制限する。212は第2の非線形処
理回路(リミッタ)で垂直方向低域成分中の水平方向高
域の大振幅でのエンファシス量を制限する。216は第
3の非線形処理回路(リミッタ)で水平方向高域成分中
の垂直方向高域の大振幅でのエンファシス量を制限する
以下、動作を説明する。
入力端子204よりエンファシス回路(A)に入力され
た映像信号は、水平ローパスフィルタ205、垂直ロー
パスフィルタ209及び、水平バイパスフィルタ213
に並列に入力される。さらに、フィルタの出力は、それ
ぞれが縦続接続された垂直バイパスフィルタ206.水
平バイパスフィルタ210.垂直バイパスフィルタ21
5に入力されている。これらのフィルタは、たとえば、
第10図に示したトランスバーサル型のフィルタとすれ
ばよい、この3系統のフィルタにより分離された水平方
向低域成分中の垂直方向高域成分と垂直方向低域成分中
の水平方向高域成分と水平方向高域成分中の垂直方向高
域成分は、それぞれ、第1の増幅回路207と第2の増
幅回路211と第3の増幅回路215に入力され、各々
のフィルタ出力信号がエンファシス量に応して増幅され
る。
それぞれの増幅回路の増幅率は、同しである場合も、ま
た、異なる場合もありうる。この3つの増幅回路の出力
は、それぞれ、第1の非線形処理回路20日、第2の非
線形処理回路212.第3の非線形処理回路216に入
力される。この非線形処理回路は、いわゆるリミッタで
あり、ある一定以上の振幅に対してほぼ一定値を出力す
る。またそうでない場合でも、大振幅信号で振幅が圧縮
された信号が出力されるようになっている。この非線形
処理血路の特性は3つの回路で同しであっても、また、
異なっていても構わない、3つの非線形処理回路の出力
は、加算器217,218で入力信号と加算され、出力
端子219より出力される。このようにして、出力端子
219には、2次元の非線形エンファシスの掛かった信
号が出力される。
このようにして、非線形エンファシスされた信号は、V
TRでの記録再生などの伝送路により伝送される途中で
、様々な歪みや雑音成分の混入を受ける。
伝送路特有の歪みや雑音成分を伴った伝送信号は、非線
形デエンファシス回路(B)に入力される。
図(B)において、220は入力端子、222゜230
は垂直バイパスフィルタ、225は垂直ローパスフィル
タ、226.229は水平ノーイノイスフィルタ、22
1は水平ローパスフィルタ、223は第1の増幅回路で
、水平方向低域成分中の垂直方向高域微小振幅信号のデ
エンファシス量を決定する。227は第2の増幅回路で
垂直方向低域成分中の水平方向高域微小振幅信号のデエ
ンファシス量を決定する。231は第3の増幅回路で垂
直方向高域成分中の水平方向高域微小振幅信号のデエン
ファシス量を決定する。224は第1の非線形処理回路
(リミッタ)で水平方向低域成分中の垂直方向高域の大
振幅でのデエンファシス量を制限する。228は第2の
非線形処理回路(リミッタ)で垂直方向低域成分中の水
平方向高域の大振幅でのデエンファシス量を制限する。
232は第3の非線形処理回路(リミッタ)で水平方向
高域成分中の垂直方向高域の大振幅でのデエンファシス
量を制限する。
以下、動作を説明する。
入力端子220よりデエンファシス回路(B)に入力さ
れた映像信号は、水平ローパスフィルタ221、垂直ロ
ーパスフィルタ225及び、水平バイパスフィルタ22
9に並列に入力される。さらに、フィルタの出力は、そ
れぞれが縦続された垂直バイパスフィルタ222.水平
バイパスフィルタ226.垂直バイパスフィルタ230
に入力されてい名、これらのフィルタは、たとえば、第
10図に示したトランスバーサル型のフィルタとすれば
よい、この3系統のフィルタにより分離された水平方向
低域成分中の垂直方向高域成分と垂直方向低域成分中の
水平方向高域成分と水平方向高域成分中の垂直方向高域
成分は、それぞれ、第1の増幅回路223と第2の増幅
回路227と第3の増幅回路231に入力され、各々の
フィルタ出力信号がエンファシス量に応じて増幅される
それぞれの増幅回路の増幅率は、同しである場合も、ま
た、異なる場合もありうる。この3つの増幅回路の出力
は、それぞれ、第1の非線形処理回路224、第2の非
線形処理回路228、第3の非線形処理回路232に入
力される。この非線形処理回路は、いわゆるリミッタで
あり、ある一定収上の振幅に対してほぼ一定値を出力す
る。またそうでない場合でも、大振幅信号で振幅が圧縮
された信号が出力されるようになっている。これらの非
線形処理回路の特性は同しであっても、また、異なって
いてもよい。非線形処理回路224゜228.232の
出力は、加算器233で加算された後に、加算器234
で入力信号より減算される。そして、出力端子235よ
り出力される。このようにして、出力端子235には、
2次元の非線形デエンファノスにより、元の信号に戻さ
れた信号が出力される。このとき、伝送系で付加された
各種の歪みや雑音は、小さくなっている。
このように本発明の実施例の多次元非線形信号処理回路
によれば、信号の非線形処理回数を減じるように配しで
あるので、良好な波形再現性が得られる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、従来
、エンファシスの方向の異なる1次元非線形エンファシ
ス回路を縦続していたのに比べて、1回のエンファシス
で多次元処理を行うように配しであるので、映像信号の
非線形処理回路(リミッタ)を通過する回数が少なく、
波形再現性の良好な多次元非線形信号処理装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図二第8図はそれぞれ本発明の多次元非線形信号処
理装置の各実施例のブロック図、第9図は2次元フィル
タのブロック図、第10図は1次元フィルタのブロック
図、第11図は2次元フィルタの特性図、第12図は非
線形処理回路の特性図、第13図は従来の多次元非線形
信号処理装置のブロック図である。 2.8・・・・・・2次元バイパスフィルタ、14゜2
2.31,40.4B、57,118.12B138.
149,161.171,206゜214.222,2
30・・・・・・垂直バイパスフィルタ、15,23.
32.41,50,59゜121.131,142,1
53,164゜174.210,213,226,22
9・・・・・・水平バイパスフィルタ、49.58,1
41゜152 209 225・・・・・・垂直ローパ
スフィルタ、30.39.160,170.205゜2
21・・・・・・水平ローパスフィルタ、3,9,17
゜25.34,43.52.61,119.12212
9.132.139..1.43..150154、 
162. 165. 172  175゜207、 2
11. 215. 223. 227゜231・・・・
・・増幅回路、70,71,72,73゜74、 80
. 81. 82. 90. 91. 92゜993、
 94. 101. 102. 103. 104゜1
05、 110. 111. 112. 113゜11
4・・・・・・掛算器、4,10.1B、26,35゜
44、 53. 62. 120. 123. 130
゜133、 140. 144. 151’、  15
5゜163、 166、 173. 176、 208
゜212.216,224,228,232・・・・・
・非線形処理回路(リミッタ)、5,11,16゜19
.24,27.33,36,42,45゜51.54.
60.63,75,83,115゜124.125,1
34,135,145゜146.156,157.−1
67.177゜178.204,217,218,23
3゜234・・・・・・加真器、66.67.6B、6
9゜86.87.8B、89,96.97.9B。 99.106,107,108,109・−・・・・水
平遅延素子、7日 95゜ 100・・・・・・IH遅 延素子。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力映像信号の少なくとも画像の垂直方向及び水
    平方向の高域成分通過特性を有する多次元フィルタ手段
    と、前記フィルタ手段の出力信号に非線形処理を施す圧
    縮手段と、前記圧縮手段の出力信号を前記入力映像信号
    に加算又は減算する加算手段とを含んでなり、前記入力
    映像信号の振幅に対応して前記入力映像信号の振幅の強
    調又は抑制がなされた出力信号を得るようにしてなる多
    次元非線形信号処理装置。
  2. (2)多次元フィルタ手段は少なくとも画像の垂直方向
    の高域成分を通過させる回路と、少なくとも画像の水平
    方向の高域成分を通過させる回路との両出力を加算する
    ことによって構成してなる請求項(1)記載の多次元非
    線形信号処理装置。
  3. (3)多次元フィルタ手段は画像の垂直方向の高域成分
    を通過させる回路と、画像の垂直方向の低域成分中の水
    平高域成分を通過させる回路との両出力を加算すること
    によって構成してなる請求項(1)記載の多次元非線形
    信号処理装置。
  4. (4)多次元フィルタ手段は画像の水平方向の低域成分
    中の垂直高域成分を通過させる回路と、画像の水平方向
    の高域成分を通過させる回路との両出力を加算すること
    によって構成してなる請求項(1)記載の多次元非線形
    信号処理装置。
  5. (5)入力映像信号を少なくとも画像の水平周波数軸及
    び垂直周波数軸を含む2次元以上の周波数空間で複数帯
    域に分割する手段と、前記分割手段の各出力信号に非線
    形処理を施す複数の圧縮手段と、前記各圧縮手段の各出
    力信号を前記入力映像信号に加算又は減算する加算手段
    とを含んでなり、前記入力映像信号の振幅に対応して前
    記入力映像信号の振幅の強調または抑制がなされた出力
    信号を得るようにしてなる多次元非線形信号処理装置。
  6. (6)複数帯域分割手段は入力映像信号の内、画像の垂
    直方向の高域成分を通過させる回路と、画像の水平方向
    の高域成分を通過させる回路よりなる請求項(5)記載
    の多次元非線形信号処理装置。
  7. (7)複数帯域分割手段は入力映像信号の内、画像の垂
    直方向の高域成分を通過させる回路と、画像の垂直方向
    の低域成分中の水平高域成分を通過させる回路よりなる
    請求項(5)記載の多次元非線形信号処理装置。
  8. (8)複数帯域分割手段は入力映像信号の内、画像の水
    平方向の低域成分中の垂直高域成分を通過させる回路と
    、画像の水平方向の高域成分を通過させる回路よりなる
    請求項(5)記載の多次元非線形信号処理装置。
  9. (9)複数帯域分割手段は入力映像信号の内、画像の水
    平低域成分中の垂直高域成分を通過させる回路と、画像
    の垂直低域成分中の水平高域成分を通過させる回路と、
    画像の水平高域成分中の垂直高域成分を通過させる回路
    よりなる請求項(5)記載の多次元非線形信号処理装置
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