JPH08227510A - 回転ヘッド型磁気記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型磁気記録再生装置

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JPH08227510A
JPH08227510A JP3213695A JP3213695A JPH08227510A JP H08227510 A JPH08227510 A JP H08227510A JP 3213695 A JP3213695 A JP 3213695A JP 3213695 A JP3213695 A JP 3213695A JP H08227510 A JPH08227510 A JP H08227510A
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JP
Japan
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head
magnetic
tape
rotary
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP3213695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Oura
秀樹 大浦
Koji Sumitomo
宏次 住友
Yasuhiro Takahashi
泰浩 高橋
Toshiji Hayashi
利治 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3213695A priority Critical patent/JPH08227510A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ヘッド型磁気記録再生装置において、ク
リーニングテープを使用することなく、通常の記録再生
に使用する磁気テープの一部分を利用して回転磁気へッ
ドのクリーニングを行う。 【構成】 再生時の再生信号のレベルをレベル検出回路
13aで検出し、そのレベルが所定のレベル以下であと
回転磁気へッド11のクリーニングが必要であると判断
し、その磁気テープ上の未記録帯をデータ終端検出回路
13aで検出して、その未記録帯の磁気テープを、通常
の記録再生モードにおける回転磁気ヘッドと磁気テープ
との接触条件とは異なる接触条件になるように、テープ
テンション、ヘッドの回転速度などを時間経過とともに
変化せしめながら回転磁気ヘッド13aに接触せしめて
走行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転磁気ヘツドの回転
軌跡に沿って、磁気テープを予め定められた巻付け角度
だけ螺旋状に巻付けて走行せしめ、前記回転磁気ヘッド
により、情報を記録再生する回転ヘッド型磁気記録再生
装置に関するもので、特に、回転磁気ヘツドのクリーニ
ング手段に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般に知られているVTRやDA
Tレコーダなどの回転ヘッド型磁気記録再生装置は、長
時間使用されると、回転磁気ヘッドの表面およびその近
傍に、磁気テープの表面に塗布された磁性粉や汚れが付
着し、所定の情報を記録または再生することができなく
なる場合がある。
【0003】このような問題に対して、従来より、所定
の使用時間が経過したときに、定期的にヘッドクリーニ
ングを行うことが推奨されている。このヘッドクリーニ
ングは、磁気テープの代わりにクリーニングテープを装
填して、再生モードで走行させることにより、上述した
ような磁性粉や汚れを除去するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにクリーニングテープを使用して、回転磁気ヘッドの
クリーニングを行う場合、クリーニングテープを装填す
るためにどうしても人の介入を必要とし、自動継続運転
を実現することが困難であった。本発明は、上記問題点
に鑑み、記録再生用の磁気テープを利用してヘッドクリ
ーニングを行うようにしたヘッドクリーニング手段を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の回転ヘッド型磁気記録再生装置は、ヘツド
クリーニングモード時に、前記磁気テープ上の未記録帯
を検出し、その未記録帯の磁気テープを、記録再生モー
ド時の回転磁気ヘッドと磁気テープの接触条件とは異な
る接触条件で回転する回転磁気ヘッドに接触せしめなが
ら走行させることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、クリーニングモード時に、
テープテンションあるいは回転磁気ヘッドと磁気テープ
の相対速度を、通常の記録再生時の条件と変化せしめる
よう構成しているため、通常の記録再生時には回転磁気
ヘッドと磁気テープとの接触状態がほぼ一定に保たれて
いるために除去され難い磁性粉や汚れが除去される。ま
た、既存の記録情報を損傷する恐れのあるような磁気ヘ
ッドと磁気テープの接触状態の急激な変動をおこなうヘ
ッドクリーニングを、情報が記録されていないエリアま
たは物理的なテープ終端部分前に設けたクリーニングエ
リアで実行するため、記録情報を損傷することなく回転
磁気ヘッドの表面のクリーニングを実現することができ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例のヘッドクリーニング
手段を組み込んだ回転ヘッド型磁気記録再生装置につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実
施例におけるヘッドクリーニング手段の概略構成を示す
ブロック図、図2は磁気テープの走行系を示す平面図、
図3はヘッドクリーニングを実施する工程を示すフロー
チャートである。
【0008】図2において、記録再生用のヘッドを搭載
した回転自在の回転ドラム2と、回転ドラム2に対して
磁気テープ1を斜めに巻き付けるテープローディングガ
イド3と、このテープローディングガイド3によってテ
ープカセット6から引き出された磁気テープ1を挟み付
けるキャプスタン軸5とピンチローラ4と、駆動された
磁気テープ1を巻き取る巻き取りリール7aと、走行を
安定させるバックテンションをコントロールする供給リ
ール7bと、磁気テープ1の物理的終端部を検出するテ
ープ終端検出装置8から構成される。
【0009】図1において、18は、上記の回転ドラム
2などよりなるメカニズム系であり、19は制御系で、
前記メカニズム系18の回転ドラム2の回転方向や回転
速度を制御する回転ドラム制御回路12と、回転ドラム
2に取り付けられた回転ヘッド11からまたは回転ヘッ
ド11に記録再生信号を増幅させる記録再生信号増幅回
路13と、この記録再生信号増幅回路13からの出力信
号のレベルから記録済み部の終端を検出する記録終端検
出回路13aと、前記記録再生信号増幅回路13からの
出力信号のレベルを判定する記録再生信号レベル検出回
路13bと、供給リール7bと巻き取りリール7aの回
転トルクをコントロールするテープテンション制御回路
14と、メカニズムのイジェクトモードやスタンバイモ
ードや停止モードや再生モードに移行させるモード移行
回路15と、テープの物理的終端部を検出するテープ終
端検出回路16と、上記回路を目的のドライブモードに
なるように総合的に制御するドライブモード制御回路1
7から構成される。
【0010】上記のように構成されたヘッドクリーニン
グ手段を組み込んだ回転ヘッド型磁気記録再生装置につ
いて、以下に、図3のフローチャートに基づいて、その
動作を説明する。
【0011】ドライブモード制御回路17に再生モード
が要求された場合を説明する。ドライブモード制御回路
17は、モード移行回路15にはメカニズムを再生モー
ドに移行させ、回転ドラム制御回路12には再生モード
の回転方向と回転速度を制御するようにして回転ドラム
2をコントロールさせ、テープテンション制御回路14
には再生モードに最適な予め定められたテープテンショ
ンとなるように供給リール7bのトルクを制御させ、記
録再生信号レベル検出回路13bによりその再生状態を
モニタする。その再生信号レベルがある一定の値を下回
るとヘッドクリーニングを必要だと判断する。
【0012】そして、ヘッドクリーニングを必要だと判
断されると、ドライブモード制御回路17は、モード移
行回路15にはメカニズムを高速でテープを駆動するサ
ーチモードに移行させ、回転ドラム制御回路12にはサ
ーチモードの回転方向と回転速度を制御するようにして
回転ドラム2をコントロールさせ、テープテンション制
御回路14にはサーチモードに最適なテープテンション
となるように供給リール7bのトルクを制御させ、記録
終端検出回路13aにより記録済み区間の端部が検出さ
れるまで通常のサーチモードを行う。記録終端が検出さ
れると、ドライブモード制御回路17は、記録終端部以
降からテープの物理的終端部までの間の区間を利用し
て、クリーニングモードを実行する。
【0013】すなわち、回転ドラム制御回路12により
回転ドラム2の回転速度や回転方向を時間経過とともに
変化させ、また、テープテンション制御回路14により
テープテンションを変化させ、通常再生時の回転磁気ヘ
ッドと磁気テープの接触条件より異なる接触条件に順次
接触状態を変化させる。このことにより、再生モード/
記録モード/サーチモード等の通常モードでは回転磁気
ヘッドと磁気テープとの接触状態がほぼ一定に保たれて
いるために除去され難かった磁性粉や汚れが除去され
る。
【0014】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。前述の実施例では、クリーニングモード時に記録終
端部を検出し、それ以降の未記録帯を使用してクリーニ
ングを行うよう構成したが、本実施例では、予めヘッド
クリーニングを行うための未記録エリアをテープの終端
部に設けてある。
【0015】この場合にも上記説明と同様に、ドライブ
モード制御回路17が記録再生信号レベル検出回路13
bの情報からヘッドクリーニングを必要だと判断する
と、ドライブモード制御回路17は、モード移行回路1
5にはメカニズムを早送りモードに移行させ、回転ドラ
ム制御回路12には早送りモードの回転方向と回転速度
を制御するようにして回転ドラム2をコントロールさ
せ、テープテンション制御回路14には早送りモードに
最適なテープテンションとなるように供給リール7bの
トルクを制御させ、テープ終端検出回路16によりその
テープの物理的終端部が検出されるまで通常の早送りモ
ードを行う。
【0016】ドライブモード制御回路17は、テープの
物理的終端部が検出されると、テープを停止させ、予め
定められた時間、テープを巻き戻し、未記録エリアの先
端部に位置させる。この位置をドライブモード制御回路
17は記憶しておく。この位置からテープの物理的終端
部までの間の区間が予め設定されたクリーニングエリア
である。
【0017】このクリーニングエリアを使用して前述と
同様に通常再生時の回転磁気ヘッドと磁気テープの接触
条件より異なる接触条件に順次接触状態を変化させてク
リーニングを行う。予め定められた所定の時間のクリー
ニング動作が完了すると、ドライブモード制御回路17
は、再度クリーニングエリアの先端部までテープを巻戻
し、このエリアで疑似的なデータを記録する記録モード
を実行する。
【0018】すなわち、モード移行回路15にはメカニ
ズムを記録モードに移行させ、回転ドラム制御回路12
には記録モードの回転方向と回転速度を制御するように
して回転ドラム2をコントロールさせ、テープテンショ
ン制御回路14には記録モードに最適なテープテンショ
ンとなるように供給リール7bのトルクを制御させ、疑
似的なデータを記録する。記録完了後は、その記録部分
を再生し、再生信号レベル検出回路13bによりその記
録状態をモニタする。その再生信号レベルがある一定の
値を上回るとヘッドクリーニングが完了したと判断す
る。逆に一定の値を下回ると、ヘッドクリーニングが必
要だと判断して、クリーニングエリアの区間で再度クリ
ーニングモードを実行する。
【0019】このように、通常の磁気テープ1の記録エ
リアでは、除去された磁性粉や汚れが記録情報を損傷さ
せる恐れがあるので実行できなかったヘッドクリーニン
グモードが実施でき、クリーニングエリアで記録するこ
とにより、ヘッドクリーニング状態を確実に判断するこ
とが可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特別なク
リーニングテープを必要とせず、情報の記録再生を行う
磁気テープの一部を利用して、クリーニングテープをお
こなうものであるため、また、既存の記録情報を損傷す
る恐れのあるような磁気ヘッドと磁気テープの接触状態
の急激な変動をおこなうヘッドクリーニングを、情報が
記録されていないクリーニングエリアで行うため、既存
の記録情報を損傷する恐れはないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における回転ヘッド型磁気記録
再生装置のヘッドクリーニング手段の概略構成を示すブ
ロック図
【図2】同実施例における磁気テープの駆動系の概略構
成を示す平面図
【図3】同実施例のヘッドクリーニングを実施する工程
を示すフローチャート
【符号の説明】
2 回転ドラム 8 テープ終端検出装置 10 モードモータ 11 記録/再生回転ヘッド 12 回転ドラム制御回路 13 記録再生信号増幅回路 13a データ終端検出回路 13b 記録再生信号レベル検出回路 14 テープテンション制御回路 15 モード移行回路 16 テープ終端検出回路 17 ドライブモード制御回路 18 メカニズム系 19 電気回路系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 利治 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転磁気ヘツドの回転軌跡に沿って、磁気
    テープを予め定められた巻付け角度だけ螺旋状に巻付け
    て走行せしめ、前記回転磁気ヘッドにより、情報を記録
    再生する回転ヘッド型磁気記録再生装置において、ヘツ
    ドクリーニングモード時に、前記磁気テープ上の未記録
    帯を検出し、その未記録帯の磁気テープを、記録再生モ
    ード時の回転磁気ヘッドと磁気テープの接触条件とは異
    なる接触条件で回転する回転磁気ヘッドに接触せしめな
    がら走行させることを特徴とする回転ヘッド型磁気記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】ヘッドクリーニングモード時における磁気
    テープのテープテンションを時間経過とともに変化せし
    めることを特徴とする請求項1記載の回転ヘッド型磁気
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】ヘッドクリーニングモード時における磁気
    テープと回転磁気ヘッドとの相対速度を時間経過ととも
    に変化せしめることを特徴とする請求項1記載の回転ヘ
    ッド型磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】予め磁気テープの端部に所定の長さの未記
    録帯を設定していることを特徴とする請求項1記載の回
    転ヘッド型磁気記録再生装置。
JP3213695A 1995-02-21 1995-02-21 回転ヘッド型磁気記録再生装置 Pending JPH08227510A (ja)

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JPH08227510A true JPH08227510A (ja) 1996-09-03

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