JPH08227212A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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JPH08227212A
JPH08227212A JP7123902A JP12390295A JPH08227212A JP H08227212 A JPH08227212 A JP H08227212A JP 7123902 A JP7123902 A JP 7123902A JP 12390295 A JP12390295 A JP 12390295A JP H08227212 A JPH08227212 A JP H08227212A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤供給部材の破損を防止し、均一なトナ
ーの塗布層の形成による画像欠陥の防止および現像装置
トルクの低減を図ること。 【構成】 現像室内の現像剤を現像領域に搬送する現像
剤担持体および該現像剤担持体に当接する回転可能な現
像剤供給部材を備えた現像装置において、該現像剤供給
部材の少なくとも表面に帯電能力が0である粉体および
現像剤と同極性に帯電し、且つ帯電能力の絶対値が該現
像剤の帯電能力以下である粉体から選ばれた粉体を有す
ることを特徴とする現像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に電子写真
方式や静電記録方式などにより形成された静電潜像を現
像して可視像化する現像装置に関し、特に、1成分現像
剤を使用して高品位な画像を得ることができる現像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式や静電記録方式の複写機、
プリンタ等の画像形成装置においては、現像剤(以下、
トナーとも称す)を使用する現像装置が用いられる。電
子写真方式の画像形成装置に使用されている現像装置の
一例を図8に示す。図示するように、この現像装置は感
光ドラム101に対向する部分に開口部103を有する
現像室102を備えており、この現像室102の背面に
は内部にトナーを収容するトナー容器114が配され
る。更に現像室102とトナー容器114の間を仕切る
ための仕切り壁115が設けてある。また現像室102
には上記開口部103に一部が露出するようにして導電
性の現像剤担持体である現像スリーブ110が回転可能
に配されており、現像動作時には図示矢印方向に回転
し、トナーを担持しながら感光ドラム101に向けて搬
送する。
【0003】現像スリーブ110は感光ドラム101と
50〜500μmの間隙をおいて保持され、現像スリー
ブ110に担持されているトナーを感光ドラム101に
向けて供給するための現像領域が形成されている。さら
に現像室102にはトナー容器114から搬送手段11
1によって搬送されたトナーを現像スリーブ110に供
給するための供給ローラ112が収容されている。
【0004】現像スリーブ110には現像動作時にバイ
アス電源106から直流電圧と交流電圧を重畳した現像
バイアス電圧が印加される。
【0005】現像スリーブ110の上方には、現像スリ
ーブ110に担持されているトナーの層厚を規制する現
像剤規制部材であるブレード113が配置されている。
このブレード113は現像室102に取り付けられてい
る。また、現像スリーブ110の下方には、現像室10
2の下部から外部へのトナー吹き出しを防止するための
吹き出し防止シート108が設けられている。
【0006】現像動作時、搬送手段111はトナーを仕
切り壁115を越えて供給ローラ112に向けて搬送
し、トナーは図示矢印方向に回転する現像剤供給部材で
ある供給ローラ112によって現像スリーブ110に塗
布される。特に、磁性体を含まない非磁性トナーにおい
ては、現像スリーブ110への磁気拘束力によるトナー
の供給が困難であるため、非磁性トナーを用いた場合は
供給ローラ112を設ける必要がある。現像スリーブ1
10は図中矢印で示す方向に回転され、この現像スリー
ブ110に担持されているトナーはブレード113で所
定の層厚に規制された後、感光ドラム101と対向する
上記現像領域に送られる。この現像領域においては、バ
イアス電源106から現像スリーブ110に供給される
現像バイアスによって、電界が形成され、該電界により
トナーは現像スリーブ110から感光ドラム101上の
静電潜像が形成されている部位に向けて飛翔、付着し静
電潜像が可視像化される。
【0007】ここで、トナーのスリーブ110への安定
供給、均一なトナー塗布を達成するために供給ローラ1
12として、ポリウレタン、シリコーンなどのゴム発泡
材料が望ましく、更に供給ローラ112をスリーブ11
0に当接しかつ周速差を持たせながら回転させることが
好ましい。発泡形態は単泡タイプ、連泡タイプのどちら
の形態でも使用できる。
【0008】ここで現像装置の使用以前の状態において
は、トナーはトナー容器内に収納されたままであり、使
用時に初めてトナーが現像室内に送られるようになって
いる。特にプロセスカートリッジ、即ち、感光体ドラム
や現像装置、クリーニング手段などの構成要素のうち、
現像装置を含む複数のものを一体に結合して構成し、こ
れを画像形成装置(例えば、複写機、レーザービームプ
リンター等)本体に対して着脱可能に構成したユニット
に内包される現像装置にあっては、その流通時に装置内
からトナーが流出するという不具合を防止するために、
トナーは確実にトナー容器内に収納されている。従っ
て、現像装置使用以前では現像スリーブと供給ローラが
直接当接した状態になっている。このような状態で現像
装置を稼動させると供給ローラは現像スリーブとの摺擦
により外周面の一部が引き裂かれその破片は現像スリー
ブの回転に伴い現像スリーブと現像ブレードの当接部に
侵入し、均一なトナーコートを妨げ画像上にスジが入っ
てしまう。また、駆動時のトルクも大きくなり、破片形
成を助長したり、現像装置の駆動系の破損、ひいては画
像形成装置の駆動系の破損という多大なる被害を及ぼす
おそれがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、供給ローラの破損、不均一なトナーの塗布による画
像欠陥および現像装置トルクが大きくなることによる現
像装置の駆動系の破損の点である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は現像室内の現像
剤を現像領域に搬送する現像剤担持体および、該現像剤
担持体に当接する回転可能な現像剤供給部材を備えた現
像装置において、該現像剤供給部材の少なくとも表面に
帯電能力が0である粉体または、現像剤と同極性に帯電
し、且つ帯電能力の絶対値が該現像剤の帯電能力と同等
若しくはそれ以下である粉体を有することを特徴とする
現像装置である。
【0011】また本発明は、画像形成装置に着脱可能で
あり、少なくとも現像装置を備えたプロセスカートリッ
ジにおいて、該現像装置は現像室内の現像剤を現像領域
に搬送する現像剤担持体に当接する回転可能な現像剤供
給部材を備えており、該現像剤供給部材の少なくとも表
面に帯電能力が0である粉体、または現像剤と同極性に
帯電し、且つ帯電能力の絶対値が該現像剤の帯電能力と
同等若しくはそれ以下である粉体を有することを特徴と
するプロセスカートリッジである。
【0012】現像剤供給部材と現像剤担持体の当接部に
粉体が介在することで両部材の滑り性が向上し、周速差
を持って回転しても現像剤供給部材の当接部は現像剤担
持体に引きずられなくなるので、引き裂かれることによ
る破片の形成を防止できる。また、塗布される粉体を帯
電能力が0か、または、帯電能力が現像剤と同極性に帯
電し、その絶対値が現像剤の帯電能力と同等若しくはそ
れ以下に設定することにより、現像装置使用初期におけ
る現像剤の過剰帯電や塗布した粉体の非画像部への転移
(所謂、反転カブリ)が防止できるものである。即ち、
粉体が現像剤とは逆極性に帯電するものであれば、現像
剤が、現像剤担持体さらには、現像剤を規制するブレー
ドに加え、この粉体との間でも摩擦帯電を生じ、現像剤
が過剰帯電する、また、粉体が現像剤と同極性に帯電す
る性質のものでも、その絶対値が現像剤より過剰に大き
くなれば、現像剤の摩擦帯電量を少くさせたり、逆帯電
させることになり、前者の場合には、現像剤担持体から
現像剤が離れにくくなり、画像濃度が低下し、後者の場
合には、カブリ等を発生する。
【0013】粉体の帯電能力の絶対値が現像剤の帯電能
力と同等のものとしては、好適には、現像剤の帯電能力
の1.5倍以下のものまで含まれる。
【0014】粉体の帯電能力は次のようにして規定され
る。
【0015】図2は粉体の帯電量を測定する装置の説明
図である。まず、摩擦帯電量を測定しようとする粉体と
鉄粉(パウダーテック社製、EFV 200/300)
との混合物を50ml容量のポリエチレン製のビンに入
れ、500回手で振とうする。該混合物約0.5gを、
底に500メッシュのスクリーン3のある金属製の測定
容器2に入れ、金属製のフタ4をする。この時の測定容
器全体の重量を計り、W1 (g)とする。次に、吸引機
1(測定容器2と接する部分は少なくとも絶縁体)にお
いて、吸引口7から吸引する(風量調節弁6を調整して
真空計5の圧力を250mmAqとしておく)。この状
態で1分以上、好ましくは2分間吸引を行い粉体を吸引
除去する。この時の電位計9の電位をV(ボルト)とす
る。ここで8はコンデンサーであり、容量をC(μF)
とする。次に吸引後の測定容器全体の重量を計りW2
(g)とする。この粉体の摩擦帯電量(μC/g)は下
式の如く計算される。
【0016】
【外1】
【0017】測定するトナーおよび鉄粉は、23℃、6
0%RH環境下に12時間以上放置したものを用いる。
また、振とうおよび測定の環境も23℃、60%RHと
する。なお、図3に示されるように、鉄粉の混合比を大
きくしてゆくと、粉体の摩擦帯電量の値が飽和帯電量に
達する。この飽和帯電量をもって粉体の帯電能力とす
る。図3は、粉体がネガ帯電性の場合を示すが、ポジ帯
電性の場合は曲線は(+)側になる。
【0018】粉体は、供給ローラとスリーブとの滑り性
が良好となる粒径が好ましく、現像剤の粒径と実質的に
同じか、小さくとも1/100以上が望ましい。粒径と
しては、例えば、体積平均粒径で評価させる。即ち測定
装置として、コールターカウンターTA−II型(コー
ルター社製)を用い、体積平均分布を出力するインター
フェイス(日科機製)およびCX−1パーソナルコンピ
ュータ(キヤノン製)を接続し、電解液は1級塩化ナト
リウムを用いて1%NaCl水溶液を調製する。
【0019】測定法としては、前記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5ml加え、さ
らに測定試料を0.5〜50mg加える。
【0020】試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で
約1〜3分間分散処理を行い、前記コールターカウンタ
ーTA−II型により体積平均粒径を求める。
【0021】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明による現像装置の第1の実施
例を示す、現像スリーブ周辺の拡大断面図であり、従来
例の技術で説明した部分についてはその詳細な説明を省
略する。
【0022】図1において、シールテープ202は現像
装置の使用以前にトナー205をトナー容器114内に
収納させ、現像室102内へトナーが流入することを防
止している。これは、現像装置の搬送時等の振動により
トナーが予期せず現像装置から流出し、ユーザーや現像
装置、ひいては画像形成装置本体のトナー汚れを防止す
るものである。ここで、図9及び図10に現像装置を使
用可能な状態にするためのシールテープ202を引き抜
く様子を示す。図9は現像装置が使用以前の状態であ
り、現像装置がカバー204に覆われ、シールテープ2
02に連結した把っ手203が現像装置から露出してい
る。この現像装置を使用可能とするためには、図10に
示される様に把っ手203を引き抜きシールテープ20
2を現像装置から取り除くことで、トナー容器114と
現像室102を一つの空間とし、この時初めてトナー容
器114内のトナーが現像室102におくることが可能
となる。
【0023】本実施例においては、非磁性一成分トナー
を用い検討を行った。本実施例で用いたトナー供給ロー
ラ112の材質はポリウレタンの発泡体であり、その発
泡セル数(個/25mm)は80セル、外径16.0m
mである。また現像スリーブの外径は16.0mmで、
現像スリーブ110への侵入量は1.5mm、現像スリ
ーブ110との周速差は図1中矢印方向に64%に設定
した。尚、この現像装置の通常使用時における静トルク
は1.0kgf・cm〜1.3kgf・cmである。上
記設定で供給ローラ112に何も塗布しない状態の時、
現像装置の静トルクは2.3kgf・cmであり、画像
形成装置本体から現像装置への駆動部で歯とびが発生し
てしまった。これは現像室102内のトナー量を十分に
確保するためには搬送手段111が回転することが必要
であり、シールテープ202を引き抜いただけでは、ト
ナーが十分に現像室102に流入せず駆動トルクが大き
くなってしまったことによるものである。
【0024】また、この現像装置を用い画像形成を行っ
たところ、画像上に色抜けしたスジが数本現われてしま
った。ここで供給ローラ112をトナー201で満たし
(約8gのトナーを担持させた)、現像室にあるトナー
は供給ローラ112に塗布されたトナー201のみの状
態とし、このときの静トルクは1.2kgf・cmと何
も塗布しないときの静トルクの約1/2になった。
【0025】更に、画像形成においても色抜けスジの発
生もなかった。
【0026】以上説明したように、供給ローラを使用す
るトナーで満たすことで、現像装置の初期トルクを通常
の使用時におけるトルクと等しい状態にすることが出来
るとともに、発泡弾性体の破片によるスジ抜け画像の発
生が防げる。尚、本実施例において非磁性一成分を用い
て説明したが、磁性一成分トナーを用いても同様な効果
が得られた。
【0027】(実施例2)図4は本発明による現像装置
の第2の実施例を示す現像スリーブ周辺の拡大断面図で
あり、従来例の技術で説明した部分についてはその詳細
な説明を省略する。また図4に示す各部材の設定値は実
施例1と同様である。
【0028】トナー201が塗布された供給ローラ11
2は、その塗布量によってローラからトナーがこぼれ落
ちたりして、扱いにくい場合がある。特に現像装置を大
量に生産する場合においては、その作業性が要求される
ので、トナー塗布量はできるだけ少ない方がトナーこぼ
れを招かず作業性も向上され作業者にも不快感を与えな
いですむ。そこで本実施例では、トナー201の塗布量
を出来る限り少なくした。
【0029】トナー201の塗布量を供給ローラ112
の発泡セル数に応じて供給ローラ外周面から回転中心方
向にまんべんなく塗布したところ、約2セル分(深さ約
0.6mm)以上塗布することで発泡体の削れが防止で
きた。しかし、約1セル分(深さ約0.3mm)の場
合、僅かながら発泡体の削れが発生してしまった。これ
は、現像スリーブと供給ローラが侵入量を持ちながら当
接するために、供給ローラ最表層の発泡セルの下にある
2層目発泡セルも部分的にスリーブに接触するので、1
セル分塗布では十分な滑り性が得られなくなり削れが発
生してしまうものと考える。更に、静トルクについても
1セル分では2.0kgf・cmであるのに対し、2セ
ル分では1.5kgf・cmと低くなる。同様な検討を
発泡セル数55の供給ローラで行ったところ、発泡体の
削れは約2セル分以上塗布することで防止することがで
きた。尚、トナー塗布量は作業性を考慮し、供給ローラ
に担持されたトナーが現像スリーブを組み付けたとき、
現像スリーブに押され吹き出すので供給ローラの侵入量
以下に塗布することが好ましい。
【0030】(実施例3)本実施例において、供給ロー
ラ112に塗布する粉体として、トナーの帯電能力や流
動性、環境安定性等を制御するために用いられる粉体
を、供給ローラに塗布した。このような粉体を用いる理
由として、トナーの原料であるためにトナーとして製造
するコストが発生せず、供給ローラに塗布する粉体とし
てコスト削減が図れる。ここで、このような粉体として
例えば、樹脂粉末、すなわちフッ化ビニリデン微粉末、
ポリテトラフルオロエチレン微粉末など;または脂肪酸
金属塩、すなわちステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸鉛など;または金属酸化物、すな
わち酸化亜鉛粉末、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸
化スズなど、更にそれらシリカにシランカップリング
剤、チタンカップリング剤、シリコンオイルなどにより
表面処理をほどこしたものが上げられる。しかしながら
全ての粉体が供給ローラの塗布剤として用いることはで
きない。現像装置の使用開始直後は、現像スリーブや供
給ローラ周囲はトナー容器から侵入したトナーで満たさ
れるが、現像装置が駆動しトナーが現像ブレードで規制
されるときは、供給ローラに塗布された粉体がトナーに
比べその量がスリーブ上でリッチになるので、塗布した
粉体の帯電能力とトナーの有する帯電能力のバランスが
崩れていると、不均一なトナーコートを形成したり反転
カブリを発生したりしてしまう。また、粉体としては、
できるだけ無彩色であるものが好ましい。
【0031】本実施例ではネガ帯電特性を有するトナー
を用い、供給ローラ塗布剤として数種の粉体を使用し
た。粉体Aはポジ帯電特性を有するもの、粉体Bはそれ
自体ほとんど帯電しないもの、粉体Cはネガ帯電するも
ののトナーよりも弱く帯電するもの、粉体Dはトナーよ
りも強くネガ帯電するものである。トナーおよび各粉体
の帯電能力(飽和帯電量)は以下の通りである。
【0032】トナー −10〜−30μc/g 粉体A(表面処理シリカ) +50〜+100μc/g 粉体B(スチレンアクリル樹脂) 0〜−10μc/g 粉体C(ポリエステルとポリエチレンの樹脂混合物)
−10〜−30μc/g 粉体D(表面処理シリカ) −80〜−200μc/g
【0033】以上4種の粉体を供給ローラに塗布し現像
装置を駆動させたところ、粉体Dの場合は粉体が現像ス
リーブ上に強固に静電吸着してしまい、トナーは摺擦に
よる帯電が妨げられスリーブへの鏡映力が形成されにく
くなり均一なトナーコートが形成されなかった。粉体A
を用いた場合、トナーと外添剤が互いに静電吸着し、ト
ナー本来の帯電力が持てず反転カブリを招いてしまっ
た。粉体B並びに粉体Cの場合は、トナーを供給ローラ
に塗布した場合と同様、何等支障を来さなかった。
【0034】ここで、使用したトナーの帯電能力が−1
0μC/gのとき帯電能力が−15μC/gの粉体を用
いて検討を試みたところ、トナーを供給ローラに塗布し
た状態と同様、何等支障を来さなかった。また、帯電能
力が−18μC/gのトナーに対し帯電能力が−29μ
C/gの粉体を用いて供給ローラに塗布した場合におい
ても、同様に何等支障を来さなかった。これは、トナー
の帯電能力の概ね5割増し、つまりトナーの帯電能力と
同等の帯電能力を有する粉体であれば、トナー帯電能力
よりも過剰に帯電する粉体(粉体D)のようにトナーの
帯電能力を著しく妨げることがないので何等支障を来さ
ない。
【0035】(実施例4)図5、図6、図7は本発明に
よるプロセスカートリッジおよび画像形成装置の実施例
を示すものである。現像スリーブおよび供給ローラ周辺
等、従来例の技術で説明した部分については同一の符号
を付しその詳細な説明を省略する。
【0036】図5は本発明に係る現像装置を本体装置に
着脱可能なプロセスカートリッジとしたものである。図
5に示すように現像装置がカートリッジカバー118に
内包されたプロセスカートリッジ119形態であり、ト
ナー容器114内のトナーが無くなった状態をカートリ
ッジ寿命とし、新しいプロセスカートリッジと交換する
ことで再び画像形成が可能となり、トナー補給等の煩わ
しさを解消するものである。プロセスカートリッジ11
9は図6に示すように、本体装置121に設けられたカ
ートリッジ挿入口120から本体装置121に着脱可能
な形態を用いた。
【0037】次に図7を用い本実施例における画像形成
装置の詳細な説明と画像形成工程を説明する。図7に示
す画像形成装置は前記プロセスカートリッジ119内に
異なる色のトナーをそれぞれ内包させ、カラー画像形成
が可能な装置である。この種のカラー画像形成装置に
は、像担持体上に帯電、露光、現像によって形成された
記録像を記録紙上に転写する行程を複数回繰り返すこと
によって、記録紙上に複数色の重ね画像を形成しカラー
画像を得る方法である。図5は、本実施例に係るカラー
画像形成装置の断面図であり、図示の様に装置全体内に
は像担持体であるところの感光ドラム101、ローラ帯
電器122、更に感光ドラムの左辺には、複数個のプロ
セスカートリッジ119a、119b、119c、11
9dを回転可能の支持体123に対し着脱可能とし、支
持体123で担持された状態では支持体回転軸を中心と
する同一円筒上に各プロセスカートリッジ119a、1
19b、119c、119dの現像用開口面124a、
124b、124c、124dを設定するものである。
また、プロセスカートリッジ119a、119b、11
9c、119d内には、それぞれマゼンタトナー、シア
ントナー、イエロートナー、黒トナーがそれぞれ収容さ
れている。そしてプロセスカートリッジ内スリーブ11
0は感光ドラム101の周速の1.75倍の周速で回転
する。また、支持体123に収納されたプロセスカート
リッジ119a、119b、119c、119dは図5
の如く現像用開口面124a、124b、124c、1
24dが常に感光ドラム面に対向するよう駆動される。
駆動方法の一手段は特開昭50−93437号公報に詳
述されている。
【0038】右辺には、転写材(不図示)を保持し且つ
感光ドラム101上の像を転写材(不図示)上に転移さ
れる機能を有する転写ドラム125が配置されている。
以上の構成によって、感光ドラム101は、不図示の駆
動手段によって100mm/secの周速度で図示矢印
方向に駆動される。また、感光ドラム101は、直径4
0mmのアルミシリンダーの外周面に有機感光体(OP
C)からなる光導電体を塗布して構成されるが、前述感
光体は、A−Si、CdS、Se等でも良い。
【0039】次に、装置本体の上方には、露光装置を構
成するレーザーダイオード、高速モーターによって、回
転駆動される回転多面鏡、レンズを含んだ光学ユニット
126、および折り返しミラー127が配置され、前述
帯電ローラ122には、−700Vの直流電圧に交流周
波数1000HzでVPP(ピークトゥピーク)1800
Vの交流電圧が重畳され、略−700Vに均一に帯電さ
れる。前述光学ユニット126に画像情報信号が入力さ
れるとレーザーダイオードから発せられたレーザー光が
光路128を通って感光ドラム101に照射され、感光
ドラム101は光の照射された箇所は略−100Vにな
る。更に感光ドラム101が矢印方向に進むとプロセス
カートリッジ119a、119b、119c、119d
によって可視化される。
【0040】次に、転写行程を詳述する。転写ドラム1
25は、直径155mmの金属シリンダー126に厚さ
5mmの弾性層127を巻き付け、更に上層には厚さ1
00μmのPVdF128を巻き付けた構成とし、同弾
性層は、発泡ウレタンを使用した。そして転写ドラム1
25は不図示の駆動手段によって、感光ドラム101と
同じ100mm/secの周速度で図示矢印方向に駆動
される。転写材カセット129内からピックアップロー
ラ(不図示)によって給紙された転写材は、グリッパー
130によって転写材先端が保持され、次いで電圧印加
した吸着ローラ131によって転写ドラムに静電吸着さ
れる。感光ドラム101上のトナー像は、不図示の電源
から転写ドラム125に印加された電圧によって、上記
転写ドラムに吸着された転写材(不図示)上に転写され
る。上記の行程をマゼンタ色、シアン色、イエロー色、
黒色を行うことによって、転写材上には複数色のトナー
像が形成される。最終色転写行程終了後この転写材は分
離爪132によって転写ドラム125から剥され、更に
転写材は従来公知の加熱、加圧の定着装置133によっ
て溶融固着されカラー画像が得られる。また、一担中間
転写媒体に複数回転写し、その後転写材に転写する方法
や、感光ドラム上に複数色のトナー像を形成後に転写す
る多重現像方式にも適用できる。
【0041】感光ドラム101上の転写残トナーは公知
のファーブラシ、ブレード手段等のクリーニング装置1
34によって清掃される。更に感光ドラム101は、除
電装置によって除電され、初期化される。ここで、本実
施例の場合、感光ドラム101の帯電用に帯電ローラ1
22を用いているが、感光ドラム101を除電する場合
には印加する交番電圧はそのままで、直流電圧をおおむ
ね0Vにすることによって除電を行う。また、転写ドラ
ム125上のトナーも必要に応じてファーブラシ、ウエ
ブ等の転写ドラムクリーニング装置135によって清掃
することが好ましい。更に、転写ドラムは不図示の電源
から除電ローラ136に印加された電圧によって除電さ
れ、初期化される。
【0042】ここで、供給ローラ112にトナー塗布を
施す際、現像装置内トナー色と同じ現像剤を塗布するこ
とが最も望ましいが、トナー塗布工程や装置が色毎に必
要となるため製造コストが高くなってしまう。そこで、
本実施例では使用されるトナーの中で最も明度の高いト
ナー色で、全ての異なる色の現像装置における供給ロー
ラに塗布することを特徴とする。例えば、マゼンタ、シ
アン、イエロー、ブラックの4色の中で最も明度の高い
色はイエローである。この4色をそれぞれ供給ローラに
塗布し、それぞれのトナーと組み合わせ初期画像形成を
行ったところ、明度の最も高いイエロー色を供給ローラ
に塗布したものが色味をほとんど変えることなく画像形
成が行えた。逆に明度の最も低いブラック色を供給ロー
ラに塗布した場合、マゼンタ、シアン色の画像形成にお
いてはくすんだ画像となってしまい、イエロー画像形成
に至ってはイエローを再現できないまでになってしまっ
た。マゼンタ、シアン色を供給ローラに塗布した場合、
ブラック画像形成には何等支障はなかったが、イエロー
画像形成では赤味がかかったり青味がかったりして良好
な画像形成ができなかった。
【0043】以上説明したように、使用するトナー色の
中で最も明度の高いトナーを供給ローラに塗布すること
で、初期画像形成に被害を与えることなく製造コストの
削減が図れる。尚、トナー樹脂中に顔料を有しない無彩
色のトナーを塗布剤として用いることが最も色再現性を
損なわないことは言うまでもない。また、本実施例でト
ナーの明度を測定する測定器としてX−Rite社の分
光則色計938を使用した。
【0044】(実施例5)図11は本発明によるプロセ
スカートリッジ及び画像形成装置の実施例を示すもので
ある。同図において本発明に係る現像装置が像担持体で
ある感光ドラム311、帯電部材303、クリーニング
部材313等と共に内包され、本体装置301に着脱可
能なプロセスカートリッジ318としたもので、図11
に示すように現像装置304、感光ドラム311、帯電
部材303、クリーナ器がカートリッジカバーに内包さ
れたプロセスカートリッジ318形態であり、トナー容
器309内のトナーが無くなった状態をカートリッジ寿
命とし、新しいプロセスカートリッジと交換することで
再び画像形成が可能となり、トナー補給等の煩わしさを
解消するものである。
【0045】本実施例では、磁性一成分トナーを用い
た。磁性トナーは現像スリーブ内の磁石の磁力により現
像スリーブ上にトナーを供給できるため、トナー供給と
いう観点から見ると図11に示す供給ローラ306を備
える必要はない。然るに画像の解像力、鮮明度等の向上
が求められている現在、トナーの薄層形成によるトナー
帯電能力向上と帯電の均一化が必須となる。そこで、図
11に示すように、現像剤担持体の現像スリーブにゴム
または金属製の弾性ブレードを当接させ、この弾性ブレ
ードと現像スリーブとの当接部の間にトナーを通過させ
て規制することにより、現像スリーブ上にトナーの薄層
を形成し、かつ当接部での摩擦でトナーに十分な帯電を
行なうものである。これにより解像力、鮮明度等を向上
させることができる。しかしながら、印字部と非印字部
における現像スリーブ上現像残トナーの状態が異なり、
その履歴が画像上に現れる現象、所謂スリーブゴースト
を招いてしまう場合がある。また、現像装置の長期に渡
る連続使用等でトナーが著しく帯電してしまう現象、所
謂トナーチャージアップが発生する場合があり、特に低
湿環境下でこの傾向が強くなる。そこで、これら不具合
を解消するために、本実施例では現像残トナーをはぎ取
り且つトナー容器内のトナーを安定して供給するため現
像スリーブ305に当接する供給ローラ306を備え
た。
【0046】次に、図11を用い本実施例における画像
形成工程を説明する。同図において、301は画像形成
装置本体である。311は潜像担持体たる円筒状の感光
ドラムであり、その軸を中心に一方向に回転する。該感
光ドラム311は帯電装置303にその表面を一様に帯
電された後、露光装置302により潜像を形成される。
また、現像装置304はそれ自体が現像剤担持体たる現
像スリーブ305を備えたトナーの貯蔵・保管を行うホ
ッパーであり、感光ドラム311上に形成した潜像にト
ナーを供給して可視化せしめる。なお、現像スリーブ3
05の近傍には現像剤規制部材たる現像ブレード307
と現像スリーブ305にトナーを搬送・供給し且つ現像
スリーブ305上の現像残トナーを剥し取る供給ローラ
306が設置されている。そして、感光ドラム311ち
ょ現像スリーブ305の間には直流バイアスに交流バイ
アスを重畳したバイアス供給電源(不図示)が接続され
ており、適正な現像バイアスを与えるようになってい
る。このようにトナーにより可視化された感光ドラム3
11上の像は転写装置310により転写材314に転写
される。転写材314は紙カセット317から給紙ロー
ラ316で給紙され、レジストローラ(不図示)により
感光ドラム311上の像と同期がとられて転写装置31
0に送られる。そして、転写材314に転写された現像
剤による可視像は、転写材314とともに定着装置31
5に搬送され熱もしくは圧力により定着され記録画像と
なる。一方、転写後に転写されず感光ドラム311上に
残った現像材はブレード313を有するクリーニング装
置312により除かれる。その後、感光ドラム表面は再
び帯電装置303によって帯電され上述の工程を繰り返
す。
【0047】本実施例では現像装置を内包したプロセス
カートリッジ318形態であるために、搬送中等の振動
による不慮のトナー漏れを防止する為にトナー容器30
9と現像室とを仕切るシールテープ319が具備され
る。ここで、シールテープ319を除去し単にトナーを
現像室に送り込まれた状態では、供給ローラ306は現
像スリーブ306は現像スリーブ305にニップを持っ
て当接するので、トナーはニップ部に侵入しない。この
とき供給ローラ306が直接現像スリーブに当接した状
態であると、前述したように稼働時に供給ローラと現像
スリーブとの摺擦により外周面の一部が引き裂かれ破片
を形成してしまったり、駆動時のトルクが大きくなって
しまう。特にプロセスカートリッジへの駆動伝達部を1
箇所で行なう場合、現像装置のみならず、感光ドラム3
11のトルクも必要となるので、トルクアップは破片形
成を助長するばかりか、現像装置の駆動系の破損、プロ
セスカートリッジの駆動系の破損、ひいては画像形成装
置の駆動系の破損という多大なる被害を及ぼすおそれが
ある。
【0048】従って、本実施例では供給ローラ306の
外周面に使用するトナーをまんべんなく塗布し現像スリ
ーブ305と供給ローラ306が直接当接しないように
した。これにより、プロセスカートリッジの使用開始時
におけるトルクアップを防止でき、さらに供給ローラ3
06の破片形成も解消できた。
【0049】尚、供給ローラに塗布される粉体として現
像装置で使用されるトナーを用いて説明したが、それ自
身は帯電しない粉体、若しくはトナーと同極性に帯電し
且つ帯電能力の絶対値がトナーの帯電能力と同等若しく
はそれ以下である粉体、例えばトナーの帯電能力や流動
性、環境安定性等を制御するために用いられる粉体を、
供給ローラ外周面に塗布することでも同様な効果が得ら
れた。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、現像剤供給部材を
用いた現像装置において、現像剤供給部材と現像剤担持
体の潤滑効果を与えるために粉体を塗布することで、現
像装置の初期トルクを増加させることなく現像装置駆動
時の現像剤供給部材の削れによる画像欠陥を防ぐことが
可能となった。
【0051】さらに、塗布する粉体の帯電特性として、
その粉体の帯電能力が0である粉体、若しくは使用する
現像剤と同極性に帯電し且つ帯電能力の絶対値が現像剤
の帯電能力と同等若しくはそれ以下とすることで、スリ
ーブ上トナーコートの均一化向上や反転カブリの防止で
きるという効果が得られた。また、プロセスカートリッ
ジにおける使用開始時のトルクアップを防ぐことも可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す説明図である。
【図2】粉体の帯電能力を測定する装置の説明図であ
る。
【図3】粉体の摩擦帯電量傾向を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す説明図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す説明図である。
【図6】本発明の第4の実施例に用いた現像装置をプロ
セスカートリッジ形態としそれを装置本体に挿入する様
子を示した説明図である。
【図7】本発明の第4の実施例を適用したカラー画像形
成装置の説明図である。
【図8】従来例の画像形成装置の説明図である。
【図9】本発明の第1の実施例に用いた現像装置の斜視
図である。
【図10】本発明の第1の実施例に用いた現像装置のシ
ールテープを引き抜く様子を示した説明図である。
【図11】本発明の第5の実施例を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 益朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 早川 竜彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像室内の現像剤を現像領域に搬送する
    現像剤担持体および、該現像剤担持体に当接する回転可
    能な現像剤供給部材を備えた現像装置において、該現像
    剤供給部材の少なくとも表面に帯電能力が0である粉
    体、または現像剤と同極性に帯電し、且つ帯電能力の絶
    対値が該現像剤の帯電能力と同等若しくはそれ以下であ
    る粉体を有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 粉体が現像剤である請求項1の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 粉体が金属酸化物である請求項1の現像
    装置。
  4. 【請求項4】 粉体が無彩色の粉体または使用される現
    像剤の中で最も明度の高い現像剤である請求項1の現像
    装置。
  5. 【請求項5】 現像剤供給部材が発泡弾性体ローラであ
    る請求項1の現像装置。
  6. 【請求項6】 現像剤が一成分の現像剤である請求項1
    の現像装置。
  7. 【請求項7】 現像剤が一成分の現像剤である請求項5
    の現像装置。
  8. 【請求項8】 画像形成装置に着脱可能であり、少なく
    とも現像装置を備えたプロセスカートリッジにおいて、
    該現像装置は現像室内の現像剤を現像領域に搬送する現
    像剤担持体に当接する回転可能な現像剤供給部材を備え
    ており、該現像剤供給部材の少なくとも表面に帯電能力
    が0である粉体、または現像剤と同極性に帯電し、且つ
    帯電能力の絶対値が該現像剤の帯電能力と同等若しくは
    それ以下である粉体を有することを特徴とするプロセス
    カートリッジ。
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