JPH0822635B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JPH0822635B2
JPH0822635B2 JP61296221A JP29622186A JPH0822635B2 JP H0822635 B2 JPH0822635 B2 JP H0822635B2 JP 61296221 A JP61296221 A JP 61296221A JP 29622186 A JP29622186 A JP 29622186A JP H0822635 B2 JPH0822635 B2 JP H0822635B2
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【発明の詳細な説明】 <本発明の産業上の利用分野> 本発明は、カードの記録体に必要な情報を記録し再生
するために用いられているカード処理装置に関する。
<従来技術> 例えば、磁気記録式のカードによって利用できる公衆
電話機や切符販売機等の機器において、利用者は予め所
定金額相当の磁気情報が記録されたカードを購入してお
き、利用にあたってこのカードを機器内のカード処理装
置のカード挿入口に挿入することによって、利用時間や
利用金額に応じた分、記録されている価値情報が減額さ
れ料金の精算が行なわれるものがある。
この種のカード処理装置は、カードに始めに磁気記録
された利用可能価値(例えば、公衆電話機のカードでは
度数、バス乗車等のカードでは回数、また電車乗車のカ
ードでは金額)を示す情報を、装置の作動時に読取り、
記憶し、利用終了時に、その利用度に応じた値を記憶値
より減じた残高情報をカードに再度磁気記録して、その
カードを返却している。
なお、このようなカードには、利用可能価値を示す可
変する情報の他に、このカードの正当性を評価するため
の固定された識別情報が磁気記録されているものもあ
り、カード処理装置では、この識別情報を識別して、不
正なカードの利用を防止するようにしている。
<本発明が解決しようとする問題点> しかしながら、今日のように各種カードが氾濫してい
る状態にあっては、上記のような、カード処理装置の磁
気のみによる情報の記録再生動作では、装置設置者に不
測の損害をもたらす恐れがある。
即ち、磁気情報が記録されたカードが各種出回ってい
ることは、カードに記録された磁気情報がその装置以外
の装置に読取られ、再書込みされる危険度が高いことを
意味し、使用済みのカードが未使用のカードと同じ記録
内容に再書込みされて、不正使用される恐れがある。
<本発明の目的> 本発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、カードの不正利用を防止したカード処理装置を提
供することを目的としている。
<本発明の手段> 上記目的を達成するために第1の発明のカード処理装
置は、 磁気記録体と該磁気記録体の情報に対応する情報が光
学的に記録されている光学記録体とがそれぞれ直線状に
互いに平行して設けられているカードを受け入れるとと
もに、該カードの前記直線状方向への移動を可能とする
カード通路(100)と、 前記カード通路に臨み、通過するカードの磁気記録体
と接する位置に配置された磁気ヘッド(16)と、 該磁気ヘッドを介してカード通路を通過する前記カー
ドの前記磁気記録体から磁気情報を読み取る磁気情報読
取手段(27)と、 前記カード通路を通過する前記カードの光学記録体に
対し光を照射しその反射光を受ける光ヘッド(17)と、 該光ヘッドを介してカード通路を通過する前記カード
の前記光学記録体から光学情報を読み取る光学情報読取
手段(22)と、 前記カード通路を前記カードが通過するときに前記磁
気ヘッドおよび光ヘッドを介して読み取った磁気情報と
光学情報とに基づいて演算を行い、該演算結果が所定値
になるか否かを判定し、該判定結果に基づいて機器の利
用を可能ならしめるための判定制御手段(33)とを備え
ている。
また、第2の発明のカード処理装置は、 利用可能価値に応じた数の光ストライプからなる光学
記録体と利用可能価値に対応する磁気情報が記録されて
いる磁気記録体とがそれぞれ直線状に互いに平行して設
けられているカードを受け入れるとともに、該カードの
前記直線状方向への移動を可能とするカード通路(10
0)と、 前記カード通路に臨み、通過するカードの磁気記録体
と接する位置に配置された磁気ヘッド(16)と、 該磁気ヘッドを介してカード通路を通過する前記カー
ドの前記磁気記録体から磁気情報を読み取る磁気情報読
取手段(70)と、 前記カード通路を通過する前記カードの光学記録体に
対し光を照射しその反射光を受ける光ヘッド(17)と、 該光ヘッドを介してカード通路を通過する前記カード
の前記光学記録体の光ストライプの数を読み取る光学情
報読取手段(62)と、 前記カード通路を前記カードが通過するときに前記磁
気ヘッドおよび光ヘッドを介して読み取った磁気情報と
光ストライプ数とが、所定の相関関係を満しているか否
かを判定し、該判定結果に基づいて機器の利用を可能な
らしめるための判定制御手段(75)と、 前記カードの利用可能価値の減少に対応して、前記カ
ード通路を通過するカードの前記磁気記録体の情報を前
記磁気ヘッドを介して変更する書込み手段(83)と、 前記カードの利用可能価値の減少に対応して、前記カ
ードの前記光学記録体に孔をあけ、該光学記録体の光ス
トライプの数を減少させるさん孔手段(90)とを備えて
いる。
<作用> このように構成したため、第1の発明のカード処理装
置では、磁気記録体と光学記録体とが直線状に互いに平
行して設けられているカードが、その直線状方向にカー
ド通路を通過するとき、カードの磁気記録体の磁気情報
は磁気情報読取手段によって読み取られ、光学記録体の
情報は光学情報読取手段によって読み取られ、この読み
取られた磁気情報と光学情報との演算結果が所定値にな
るか否かが判定され、その判定結果に基づいて機器の利
用が可能になる。
また、第2の発明では、機器の利用に伴って減少する
カードの利用可能価値に対応させて、カードの磁気記録
体に記録されている情報が書込み手段によって変更され
るとともに、さん孔手段によって光学記録体に孔があけ
られ、光学記録体の光ストライプの数が減少する。
<本発明の第1の実施例>(第1〜4図) 以下、本発明の第1の実施例について図面を用いて説
明する。
第1の実施例は、磁気記録体及び光学記録体に、この
カードの正当性を示す固定された識別情報が記録された
カードを受けて、機器(例えば公衆電話機)の利用を可
能にするカード処理装置を示すものである。
第1図(a)、及び第1図(b)は、この実施例に用
いられるカードの外観図である。
カード1は、矩形状のカード基板2の一方の面3上
に、帯状に磁性体が塗付された磁気記録体4がその長手
方向に設けられており、他方の面5には、磁気記録体4
に沿って、帯状の光学記録体6が同様に設けられてい
る。
磁気記録体4には、例えば、カード発行者、発行No.
カード識別No.などの識別コードが記録された識別部4a
と、このカード1の利用可能な度数情報(例えば“10
0")が記録された可変部4bが形成されており、光学記録
体6には、識別部4aに記録されている識別コードと所定
の関係(例えば、識別コードに対応するデータとの演算
結果が所定値、例えば“0"になる)にある情報が、バー
コード状に記録されている。
上記のカードを受けて、情報の記録再生を行なうため
に、カード処理装置は、第2図及び第3図に示すように
構成されている。
第2図は、第1の実施例の機構部を示す概略図、第3
図は、制御部を示すブロック図である。
図において、9は、カード1が挿入口8より挿入され
たことを検知するカードセンサー、10、11は、カード1
を搬送する搬送ベルト、12、13、14、15は、搬送ベルト
10、11を移送するためのプーリであり、100は、挿入口
8から挿入されたカードをその長手方向に沿って移動さ
せるためのカード通路である。
また、16は、カード1の一方の面3側に設けられた磁
気記録体4に記録された識別コードと度数情報の読み取
り、書き込みを行なう磁気ヘッド、17は、カード1の他
方の面5側に設けられたバーコード状の光学記録体6に
光を照射して、この反射光を受光してバーコード信号を
出力する光ヘッドである。
なお、18a、18b、19a、19bはガイドローラであり、ま
た、プーリ13、14は、カード1を搬入、搬出するため
に、モータ20によって駆動される。
一方、制御部は第3図に示すように、構成されてい
る。
図において、21は、カードセンサ9からの検出信号を
受け、カード検知信号を出力するカード検知部、22は、
光ヘッド17からのバーコード信号を解読してカード1の
光情報を読み取る光学情報読取部である。
光学情報読取部22は、バーコード信号を増幅する増幅
器23、増幅されたバーコード信号の波形を論理レベルに
整形する波形整形器24、理論レベルに整形されたバーコ
ード信号を解読して、このバーコードに対応する情報を
出力するデーコーダ25、デコーダ25からの情報を記憶す
る光情報記憶器26とから構成されている。
27は、磁気ヘッドから信号を復調してカード1の磁気
情報を読み取る磁気情報読取部である。
磁気情報読取部27は、磁気ヘッド16からの信号を増幅
する増幅器28、増幅された信号を波形整形する波形整形
器29、波形整形器29からの信号を復調して、カード1の
磁気情報を出力する復調器30、復調されたカード1の磁
気情報の識別コードと、度数情報とをそれぞれ別個の領
域に記憶する磁気情報記憶器31とから構成されている。
33は、光学情報読取部22及び磁気情報読取部27からの
情報に基づいて、カード1の正当性を判定し、この判定
結果によって装置の駆動制御を行なうとともに、公衆電
話機の利用を可能にさせる判定制御部である。
判定制御部33は、カードの情報の識別を行なうための
判定部34と、カード1の搬入、搬出を制御するためのモ
ータ制御部40とから構成されている。
判定部34は、磁気情報読取部27からの識別コードに対
応するデータが予め記憶されたデータ記憶器35と、識別
コードを受けてこの識別コードに対応するデータを読み
出すデータ読出装置36と、データ読出装置36からのデー
タと、光学情報読取部22からの光情報とを演算(例え
ば、2進加算)して、その演算結果を出力する演算器37
と、演算器37からの演算結果が所定値(例えば“0")で
あるか否かを判定し、この判定信号(例えば、所定値の
とき“H"レベルの利用可信号、所定値でないとき“L"レ
ベルの利用不可信号)を公衆電話機側及びモータ制御部
40に送出する判定器38とから構成されている。
モータ制御部40は、カード検知部21からのカード検知
信号を受けた時、カード1を装置の所定の位置、即ち、
モータ20側に搬入されたカード1の挿入側でないカード
エッジが、少なくとも磁気ヘッド16および光ヘッド17を
通過した位置(以下、ホームポジションと記す)まで搬
入させるための搬入信号を送出し、判定記38からの判定
信号(利用不可信号)を受けて、カード1を挿入口8側
へ搬出させるための搬出信号を送出する。
また、このモータ制御部40は、公衆電話機側からの利
用終了信号Eを受けると、搬出信号を出力する。
41は、モータ制御部40からの搬入、搬出信号を受け
て、モータ20を駆動させるモータ駆動部であり、搬入信
号を受けると、カード1を挿入口8側からホームポジシ
ョン側に搬送させるようにモータ20を回転させ、搬出信
号を受けると、モータ20を逆方向に回転駆動させる。
42は、公衆電話機の利用に対応する利用度数データD
(課金信号毎に1度数)を、磁気情報読取部27からの度
数情報から減算して、公衆電話機側からの利用終了信号
Eを受けた時、この減算結果を、新たな度数情報として
カード1に記録する書込み部である。
書込み部42は、磁気情報読取部31からのカード1の度
数情報から、公衆電話機側からの利用度数データDを順
次減算する減算器43と、減算器43から順次出力される減
算結果を記憶し、公衆電話機側からの利用終了信号Eを
受けた時の記憶値を出力する書込みデータ記憶器44と、
書込みデータ記憶器44からの記憶値及び磁気情報読取部
27からの識別コードをカード1の磁気記録体4に新たに
記録するための記録信号に変調する変調器45と、変調器
45からの記録信号を増幅する増幅器46から構成されてい
る。
<上記第1の実施例の動作>(第4図) 次に、上記第1の実施例の動作を第4図に基づいて説
明する。
第4図は、上記実施例のカード処理装置の動作に従っ
て搬送されるカード1の移動を示すものである。
まず、第2図に示すように、磁気記録体4が下面にな
るようにしてカード1が挿入されると、カードセンサ9
からの出力信号によってカード検知部21からモータ制御
部40にカード検知信号が送出され、モータ20が回転駆動
され、カード1はホームポジションまで搬入する。
このとき、光ヘッド17からは、カード1の光学記録体
6に記録されたバーコード状の情報に対応するバーコー
ド信号が出力され、このバーコード信号に対応する光情
報がデコーダ25を介して光情報記憶器26に記憶される
(第4図−)。
次に、モータ制御部40からの搬出信号によってモータ
20が逆回転駆動され、カード1はホームポジションから
挿入口8方向に搬送される。
この時、カード1の磁気記録体4に記憶された磁気情
報、即ち、識別コードと度数情報とが、磁気ヘッド16を
介して、磁気情報読取部27によって読み取られ、識別コ
ード及び、度数情報が磁気情報記憶器31記憶される(第
4図−)。
磁気情報記憶器31に記憶された識別コードは、判定制
御部33の判定部34に送出され、この識別コードに対応す
るデータと光情報記憶器26に記憶された光情報とが演算
器37によって2進加算され、この加算結果が判定器38に
出力される。
この加算結果が“0"の場合、カード1が正当なものと
して、判定器38から“H"レベルの利用可信号が、モータ
制御部40及び公衆電話機側に送出されるため、公衆電話
機の利用が可能となり、カード1は、ホームポジション
側に戻る(第4図−)。
加算結果が“0"にならない場合、カード1が不正なも
のとして、判定器38から“L"レベルの利用不可信号が、
同様に出力されるため、公衆電話機の利用が不可能とな
り、カード1は、搬出される。
公衆電話機利用中(通話中)には、公衆電話機側から
その通話時間及び通話距離に応じた利用度数データD
(課金信号毎に1度数)が、磁気情報読取部31に記憶さ
れた度数情報から減算器43によって順次減算され、この
減算結果が書込みデータ記憶器44に記憶される。
通話が終了すると、公衆電話機側からの利用終了信号
Eが、書込みデータ記憶器44及びモータ制御部40に送出
されるため、カード1は、ホームポジション側からカー
ド挿入口8側へ搬出される(第4図−)。
このとき、書込みデータ記憶器44に記憶されている情
報(即ち、カード1の利用可能な残り度数情報)と、磁
気情報読取部27に記憶された識別コードとが変調器45に
出力され、記録信号となって、増幅器46を介して磁気ヘ
ッド16に送出されるため、搬出されるカード1の磁気記
録体4の識別部4aには識別コードが記録され、可変部4b
には、新たな度数情報が記録される。
以上のようにして、公衆電話機の利用に応じて減少さ
れた度数情報が記録されたカード1が挿入口8より搬出
される。
<本発明の第2の実施例>(第5〜9図) 前記第1の実施例は、固定された磁気情報(識別コー
ド)と固定された光情報(バーコード情報)基づいてカ
ード1の正当性を判定するものであるが、次に、可変す
る磁気情報と光情報に基づいてカードの正当性を判定す
るようにしたカード処理装置の実施例について説明す
る。
第5図(a)及び(b)は、第2の実施例のカード処
理装置に用いる未使用でないカード50を示しており、第
5図(a)は、矩形のカード基板51の一方面52の帯状の
磁気記録体53に磁気記録された情報のフォーマットを示
している。
図中、T1、T2、T3はそれぞれ所定ビット長のタイミン
グビットであり、Aは、このカード50の利用可能な度
数、例えば“72"(未使用時の利用可能な度数を"100"と
する)を示す度数情報である。
B0〜B10は、11個の同一の情報であり、後述する度数
情報Aに対応するカード50の最終パンチ穴の位置を示す
パンチ穴情報(例えば“75"を示す情報)である。
カード50の他方面54には、第5図(b)に示すよう
に、一方面の磁気記録体53と同一線上に帯状の光学記録
体55が設けられている。この光学記録体55は、光を交互
に反射吸収し、等間隔に形成された光ストライプ(以
下、単にストライプと記す)56、56、……が、140本設
けられて構成されている。
第6図は、このカード50の磁気情報記録体53と光学情
報記録体55の位置関係を示しており、140本のストライ
プ56、56、……は、磁気記録体53のタイミングビットT1
からパンチ穴情報B10までの記憶領域に対応して設けら
れており、11個のパンチ穴情報B0〜B10には、10本のス
トライプ56、56、……がそれぞれ対応している。
光学記録体55上には、このカード50が未使用でないこ
とを示すように、カード50の一方面52のパンチ穴情報B0
〜B10の記録位置に対応して、カード50の挿入方向から
等間隔(約10本のストライプ56、56、……毎に)に3個
のパンチ穴P1、P2、P3が設けられている。
このパンチ穴P1、P2、P3の直径は、ストライプ56、5
6、……のピッチ間隔より数倍以上大きく設定されてい
るため、パンチ穴P1、P2、P3のあけられた部分のストラ
イプ56、56、……は、複数本(例えば4本)欠落してお
り、このパンチ穴P1、P2、P3に対応するパンチ穴情報B
10〜B8も欠落されている。
従って、カード50の挿入側でないカードエッジから最
終パンチ穴P3までのストライプ数は約113本となってい
る。
このカード50に対する情報の読み出しや書込みを行な
うために、このカード処理装置は、第7及び第8図に示
すように構成されている。
第7図は、第2の実施例の機構部の概略を示す図であ
り、前記第1の実施例の機構部(第2図)の光ヘッド16
から所定位置にパンチ機構部60を配置したものである。
パンチ機構部60は、カード50の光学記録体55上の所定
位置に、後述する制御部からの駆動信号によってパンチ
穴P1、P2、……をあけるものであり、パンチ機構部60と
光ヘッド17とは、カード50の光学記録体55に記録された
ストライプ56、56、……の30本分に相当する距離で配置
されている。
なお、第7図の構成において、パンチ機構部60以外
は、前記第1の実施例の機構部(第2図)と全く同様で
あるため、節例は省略する。
一方、制御部は第8図に示すように構成されている。
第8図において、61は、カード50が挿入された時、カ
ード検知信号を出力するカード検知部、62は、光学情報
読取部であり、65は、増幅器63によって増幅され、波形
整形器64によって波形整形された光ヘッド17からの信号
(パルス信号)を受けて、カード50の光学記録体55に形
成されたストライプ56、56、……による短パルス長のス
トライプパルスと、パンチ穴P1、P2……およびカードエ
ッジによる長いパルス長のパンチ穴パルスとを弁別出力
する復調器である。
66は、復調器65からのストライプパルスを計数し、こ
の計数結果をパンチ穴パルスが入力される毎に計数記憶
器67に記憶させるカウンタである。
なお、このカウンタ66は、計数結果が計数記憶器67に
記憶された後、パンチ穴パルスによってリセットされ、
次のストライプパルスの計数を開始する。
従って、カード50が搬入されるとき、計数記憶器67に
は、カード50にあけられた最終のパンチ穴P3から挿入側
でないカードエッジまでのストライプ56、56、……の数
が記憶されることになる。
計数記憶器67に最終記憶された計数値は、光データ読
出装置68に送出されている。
光データ読出装置68は、予め光データが記憶された光
データ記憶器69から計数値に対応する光データを読み出
して出力する。
この光データ記憶器69に記憶されている光データは、
第9図に示すように計数値に対応して記憶設定されてい
る。
一方、磁気ヘッド16からの信号は磁気情報読取部70に
送出されている。
磁気情報読取部70では、磁気ヘッド16からの信号を増
幅器71によって増幅し、波形整形器72によって波形整形
した後、復調器73によって、カード50の磁気記録体53に
記憶されている度数情報Aと、パンチ穴情報B0〜B10
が復調され、この度数情報Aとパンチ穴情報B0〜B
10が、それぞれ磁気情報記憶器74に記憶される。
75は、光学情報読取部62からの光データと、磁気情報
記憶器74に記憶された情報とを比較判定し、この判定結
果に応じてこの装置の制御及び公衆電話機の利用を可能
にする判定制御部である。
判定制御部75は、カード50から読み取った情報に基づ
いて、カード50の正当性を判定するための判定部76と、
判定部76からの判定信号によってモータ20の制御を行な
うモータ制御部81から構成されている。
判定部76において、77は、磁気情報記憶器74に記憶さ
れたパンチ穴情報B0〜B10と、光データが一致するとき
は、一致信号を出力し、また不一致のときは、利用不可
信号をモータ制御部81へ送出する第1の判定器、78は、
予め光データに対応する度数範囲データが記憶された度
数範囲データ記憶器、79は、第1の判定器77からの一致
信号を受けて、光データに対応する度数範囲データを度
数範囲データ記憶器78から読出す度数範囲データ読出装
置、80は、磁気情報記憶器74に記憶された度数情報が、
度数範囲データ読出装置79によって読出された度数範囲
データの範囲内にあるか否かを判定し、範囲内にあると
き利用可信号を出力し、範囲外にあるとき、利用不可信
号をモータ制御部81に送出する第2の判定器である。
なお、この度数範囲データは、第9図に示すように光
データに対応して記憶設定されている。
モータ制御部81は、カード検知部61からのカード検知
信号、判別部76からの利用不可信号及び利用可信号、公
衆電話機側からの利用終了信号、後述するさん孔部90か
らの停止信号等を受けて、モータ駆動部82を介してモー
タ20の回転を制御するものである。
83は、新たな磁気情報をカード50に書込むための書込
み部であり、84は、減算器であり、通話中に、公衆電話
機側からその利用度を示す利用度数データD(課金信号
毎に1度数)を受けて、磁気情報読取部70の磁気情報記
憶器74に記憶された度数情報Aから利用度数データDを
減算して、この算出データ(即ち、残り度数データ)を
出力する。
85は、公衆電話機側からの利用終了信号Eを受けて、
減算器84の最終の算出データに対応する最終パンチ穴デ
ータを最終パンチ穴データ記憶器86から読み出して、こ
の算出データ、最終パンチ穴データおよびタイミングビ
ットT1、T2、T3を、書込みデータとして所定順に送出す
る書込みデータ読出装置である。
最終パンチ穴データ記憶器86に記憶されているデータ
は、度数(算出データ)範囲毎に第9図のように予め記
憶設定されている。
この書込みデータ読出装置85からの書込みデータは、
変調器87によって記録信号に変調され、増幅器88を介し
て磁気ヘッド16に送出されている。
89は、新たに磁気情報が書込まれたカード50を再読取
りした時の磁気情報読取部70の復調器73出力と、書込み
データ読出装置85の書込みデータとを比較して、両者が
一致しているか否かを判定し、この判定出力をモータ制
御部81に送出する確認判定器である。
一方、減算器84からの算出データは、さん孔部90に送
出されている。
さん孔部90において、91は、減算器84からの算出デー
タが所定の度数範囲データ(度数範囲データ記憶器78に
記憶された第9図に示す範囲)を越える毎に、この範囲
に対応するパンチデータをパンチデータ記憶器92から読
み出すパンチデータ記憶器である。
92は、第9図に示すように、度数範囲に対応するスト
ライプパルスの計数値の中心値から、光ヘッド17とパン
チ機構部60間に含まれるストライプ数(30本)を減じた
値が記憶設定されているパンチデータ記憶器である。
93は、パンチデータ読出装置91から出力されるパンチ
データとカウンタ66からの計数値とを比較して、両者が
一致した時、パンチ信号を出力する比較器である。
94は、パンチ信号を受けて、所定時間だけモータ制御
部81に停止信号を出力するタイマ、95は、パンチ信号を
受けて、パンチ機構部60を駆動するパンチ駆動装置であ
る。
<上記第2の実施例の動作>(第10図) 次に、上記第2の実施例の動作を第10図に基づいて説
明する。
第10図は、上記第2の実施例の動作をカード50の搬送
状態に基づいて示した図である。
先づ、カード50が第7図に示すように、光学記録体55
が上面になるようにして、挿入口8に挿入されるとカー
ドセンサ9からの検出信号によってカード検知部61から
モータ制御部81に検知信号aが送出され、モータ20が正
転駆動され、カード50はホームポジションまで搬入す
る。
このとき、カード50の光学記録体55のストライプ56、
56、……及びパンチ穴P1、P2、P3が光ヘッド17を介し
て、光学情報読取部62に検出され、最終パンチ穴P3から
カードエッジまでのストライプ数“113"が計数記憶器67
に記憶され、この計数値“113"に対応する光データ(第
9図により“75")が光データ読出装置68より判別部76
に送出される(第10図−)。
次に、モータ制御部81によってモータ20が逆回転駆動
され、カード50はホームポジションから挿入口8方向に
搬送される。この時、カード50の磁気記録体53に記録さ
れた度数情報A“72"とパンチ穴情報B0〜B7(全て“75"
であり、パンチ穴情報B0〜B10のうちパンチ穴P1、P2、P
3によって欠落された部分を除く)とが磁気ヘッド16を
介して磁気情報読取部70によって読み出され、磁気情報
記憶器74にそれぞれ記憶される(第10図−)。
次に、パンチ穴情報B0〜B7“75"と光データ読出装置6
8からの光データ"75"との一致、不一致が、判定部76の
第1の判定器77によって判定される。
もし、他のカード(図示せず)が用いられて、光デー
タとパンチ穴情報B0〜Bnが一致しないと、第1の判定器
77より利用不可信号がモータ制御部81に送出され、この
カードは挿入口8より排出される。
光データとパンチ穴情報B0〜B7が、ともに“75"で一
致すると、一致信号が第2の判定器80に送出され、度数
範囲データ読出装置79によって、光データ“75"に対応
する度数範囲データ(第9図より“70〜79")が読み出
され、磁気情報記憶器74に記憶された度数情報A(“7
2")が、この度数範囲データ“70〜79"の範囲内にある
か否かが第2の判定器80によって判定される。
度数情報が度数範囲データの範囲内にあると、第2の
判定器80より利用可信号が公衆電話機側に送出され、通
話可能となり、範囲外のときは、利用不可信号が送出さ
れ、カードは排出される。
利用可信号は、モータ制御部81にも送出され、カード
50は、ホームポジションに戻る(第10図−)。
通話中に、公衆電話機側からの課金信号に対応する利
用データDが入力される毎に減算器84によって、カード
50の度数情報A“72"から利用データD(度数1)が減
算され、この算出データが“70"より小さくなると、さ
ん孔部90の比較器93へ算出データ“60〜69"に対応する
パンチデータ(第9図より“75")が送出されるととも
に、カード50が挿入口8方向に搬送され、カードエッジ
からのストライプ56、56、……の数がカウンタ66によっ
て計数される。
カウンタ66からの計数値が、パンチデータ“75"と一
致すると、比較器93よりパンチ信号が送出されてカード
50の搬送が停止し、パンチ駆動装置95によって、パンチ
機構部60が駆動され、カード50の挿入側でないカードエ
ッジから105本目(即ち、光ヘッド17とパンチ機構部60
間のストライプ数“30"とパンチデータ“75"を加算した
値)のストライプ56を中心にして、パンチ穴P4があけら
れる(第10図〜)。
パンチ穴があけられたカード50はモータ制御部81によ
ってホームポジションに戻る。
以下同様にして、利用データDが入力されて、減算器
84における算出が所定の度数範囲より小さくなる毎にさ
ん孔処理がなされる(第10図−)。
ここで、公衆電話機側から利用終了信号Eが入力され
ると、モータ制御部81によってカード50が挿入口8側に
搬送され、減算器84の最終の算出データ、即ち、カード
50の残りの度数情報A′(例えば“57")と、この算出
データに対応する最終パンチ穴データ記憶器86からの最
終パンチ穴データ、即ち、このカード50のパンチ穴情報
B0′〜B5′(第9図から“55"となり、B6′以後はパン
チ穴P1〜P5によって欠落されている)と、タイミングビ
ットT1、T2、T3とが、書込みデータ読出装置85から変調
器87を介して磁気ヘッド16に順次送出される。
従って、カード50の磁気記録体53には、この新たな情
報がフォーマットに従って書込まれる(第10図−
)。
新たな情報の書込みが終了したカード50は、ホームポ
ジションに戻り、再び挿入口8側に搬送される。
この搬送の際、磁気情報読取部70の復調器73出力と、
書込みデータとの比較が、確認判定器89によってなさ
れ、データが一致したときモータ制御部81へカード排出
信号が送出されて、このカード50は排出される(第10図
〜)。
また、データが不一致のときは、再びカード50がホー
ムポジションに戻り、新たな書込みデータの再書込みと
再確認がなされ(第10図−)、カード50が排出され
る。
以上のようにして、カード50の利用毎に利用可能価値
(度数)が減少し、その度数が“0"になると、パンチ穴
情報B0がパンチ穴P11によって欠落し、このカード50の
再使用は不可能となる。
なお、このカード処理装置に対して、不正をはたらく
意図をもってカード50′に何らかの処置、例えば、磁気
記録体53の記録内容を変更したとしても、このカードオ
50′にあけられたパンチ穴に対応する残度数より大きな
度数情報を書込んで使用しても、度数情報と度数範囲デ
ータが一致せず、判定制御部75の第2の判定部80によっ
てこのカード50′の使用は拒絶されることになる。
また、磁気情報の書換えとともにパンチ穴を塞いでこ
のカード50′を使用しても、ストライプ56、56、……の
欠落を修復することはできないため、パンチ穴情報と光
データが一致せず、第1の判定器77によってこのカード
50′の使用は拒絶されることになる。
なお、この実施例において、制御部の判定制御部75
に、第3の判定器(図示せず)によって、欠落されてい
ないパンチ穴情報B0〜Bnの個数とそのデータ値あるいは
度数値との比較を行ない、カード50の識別精度をさらに
向上させることもできる。
また、上記2つの実施例のカード1、50に設けられた
バーコード状およびストライプ状の光学記録体6、55
を、可視光以外(例えば赤外)の光を反射吸収する特殊
な透明インクなどで形成して、この可視光以外の光を照
射および受光する光ヘッド17を介して光学情報を読み取
るようにすれば、利用者側に光学情報を読み取られない
ばかりか、光学記録体6、55の存在すら知られず、カー
ドの不正使用をより一層確実に防止できる。
<本発明の他の実施例>(第11図) 前記2つの実施例では、カードの磁気情報の読み出し
と、光情報の読み出しを逆方向で行なっていたが、この
読み出し方向は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば光情報と磁気情報を同一方向で同時に行なうよう
にしてもよい。
また、上記第2の実施例では、新たな書込みした磁気
情報のみの書込み確認を行なっていたが、光情報(パン
チ穴位置)の確認も合せて行なうようにしてもよく、制
御部の各部の構成についても、上記実施例に限定される
ものではなく、種々応用が可能である。
さらに、上記2つの実施例の制御部は、第11図に示す
ように、上記2つの実施例の制御部と同等の動作プログ
ラムを有するマイクロコンピュータ97によって容易に実
現することが可能である。
また、上記の2つの実施例では、公衆電話機に設けら
れたカード処理装置の例を示したが、本発明は、公衆電
話機だけでなく、各種の自動販売機等にも同様に適用で
きる。
<本発明の効果> 以上説明したように、第1の発明のカード処理装置で
は、磁気記録体と光学記録体とが直線状に平行して設け
られているカードが、その直線状方向にカード通路を通
過するときに、磁気記録体の情報と光学記録体の情報を
読み取り、その両方の情報の演算結果が所定値になるか
否かを判定し、その判定結果によって機器の利用を可能
にしているので、たとえカードの磁気情報が不正に読み
取られて、不正に書込みされても、光学情報との演算結
果が所定値にならない限り、このカードの使用はできな
いため、カードの不正使用が防止できる。
また、第2の発明のカード処理装置は、機器の利用に
伴うカードの利用可能価値の減少に対応して、磁気記録
体の情報を書き換えるとともに、光学記録体に孔をあけ
て、その光ストライプ数を減少させるようにしているの
で、たとえ、孔を塞いで不正に磁気情報を書き換えて
も、孔によって減少した光ストライプを正確に元に戻す
ことは困難で、不正使用をより効果的に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は本発明の第1の実施例に使用
するカードを示す図、第2図は、本発明の第1の実施例
の機構部を示す概略図、第3図は、本発明の第1の実施
例の制御部を示すプロック図、第4図は第1の実施例の
動作を示す図である。第5図(a)及び(b)は、本発
明の第2の実施例に使用するカードを示す図、第6図
は、カードの情報の位置関係を示す図、第7図は、第2
の実施例の機構部の概略を示す図、第8図は第2の実施
例の制御部を示すブロック図、第9図は、第2の実施例
の制御部の各データの対応を示す図である。第10図は、
第2の実施例の動作を示す図、第11図は、本発明の他の
実施例を示す図である。 1……カード、2……カード基板、4……磁気記録体、
6……光学記録体、9……カードセンサ、16……磁気ヘ
ッド、17……光ヘッド、20……モータ、21……カード検
知部、22……光学情報読取部、27……磁気情報読取部、
33……判定制御部、34……判定部、35……モータ制御
部、42……書込み部、50……カード、53……磁気記録
体、55……光学記録体、60……パンチ機構部、61……カ
ード検知部、62……光学情報読取部、70……磁気情報読
取部、75……判定制御部、76……判定部、81……モータ
制御部、83……書込み部、90……さん孔部、100……カ
ード通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−117757(JP,A) 特開 昭61−68770(JP,A) 特開 昭60−187580(JP,A) 特開 昭61−98578(JP,A) 特開 昭61−41579(JP,A) 実開 昭60−44219(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録体と該磁気記録体の情報に対応す
    る情報が光学的に記録されている光学記録体とがそれぞ
    れ直線状に互いに平行して設けられているカードを受け
    入れるとともに、該カードの前記直線状方向への移動を
    可能とするカード通路(100)と、 前記カード通路に臨み、通過するカードの磁気記録体と
    接する位置に配置された磁気ヘッド(16)と、 該磁気ヘッドを介してカード通路を通過する前記カード
    の前記磁気記録体から磁気情報を読み取る磁気情報読取
    手段(27)と、 前記カード通路を通過する前記カードの光学記録体に対
    し光を照射しその反射光を受ける光ヘッド(17)と、 該光ヘッドを介してカード通路を通過する前記カードの
    前記光学記録体から光学情報を読み取る光学情報読取手
    段(22)と、 前記カード通路を前記カードが通過するときに前記磁気
    ヘッドおよび光ヘッドを介して読み取った磁気情報と光
    学情報とに基づいて演算を行い、該演算結果が所定値に
    なるか否かを判定し、該判定結果に基づいて機器の利用
    を可能ならしめるための判定制御手段(33)とを備えた
    カード処理装置。
  2. 【請求項2】利用可能価値に応じた数の光ストライプか
    らなる光学記録体と利用可能価値に対応する磁気情報が
    記録されている磁気記録体とがそれぞれ直線状に互いに
    平行して設けられているカードを受け入れるとともに、
    該カードの前記直線状方向への移動を可能とするカード
    通路(100)と、 前記カード通路に臨み、通過するカードの磁気記録体と
    接する位置に配置された磁気ヘッド(16)と、 該磁気ヘッドを介してカード通路を通過する前記カード
    の前記磁気記録体から磁気情報を読み取る磁気情報読取
    手段(70)と、 前記カード通路を通過する前記カードの光学記録体に対
    し光を照射しその反射光を受ける光ヘッド(17)と、 該光ヘッドを介してカード通路を通過する前記カードの
    前記光学記録体の光ストライプの数を読み取る光学情報
    読取手段(62)と、 前記カード通路を前記カードが通過するときに前記磁気
    ヘッドおよび光ヘッドを介して読み取った磁気情報と光
    ストライプ数とが、所定の相関関係を満しているか否か
    を判定し、該判定結果に基づいて機器の利用を可能なら
    しめるための判定制御手段(75)と、 前記カードの利用可能価値の減少に対応して、前記カー
    ド通路を通過するカードの前記磁気記録体の情報を前記
    磁気ヘッドを介して変更する書込み手段(83)と、 前記カードの利用可能価値の減少に対応して、前記カー
    ドの前記光学記録体に孔をあけ、該光学記録体の光スト
    ライプの数を減少させるさん孔手段(90)と を備えたカード処理装置。
  3. 【請求項3】前記カードの磁気記録体には利用可能価値
    に応じた情報が記録されている第1の磁気記録領域およ
    び第2の磁気記録領域が設けられており、 前記判定制御手段は、前記カードの磁気記録体の第1の
    磁気記録領域の磁気情報、第2の磁気記録領域の磁気情
    報および前記光学記録体の光ストライプ数が、所定の相
    関関係を満しているか否かを判定するように構成され、 前記カードの利用可能価値の減少に伴って、前記書込み
    手段が前記第1の磁気記録領域の磁気情報を変更し、前
    記さん孔手段が前記光学記録体とともに前記第2の磁気
    記録領域に孔をあけるように構成されていることを特徴
    とする第2項記載のカード処理装置。
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