JPH08225036A - 自動車におけるフロアカーペット保持構造 - Google Patents

自動車におけるフロアカーペット保持構造

Info

Publication number
JPH08225036A
JPH08225036A JP3100195A JP3100195A JPH08225036A JP H08225036 A JPH08225036 A JP H08225036A JP 3100195 A JP3100195 A JP 3100195A JP 3100195 A JP3100195 A JP 3100195A JP H08225036 A JPH08225036 A JP H08225036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
floor
holder
cross member
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3100195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3205677B2 (ja
Inventor
Hirotaka Haraguchi
裕孝 原口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Access Corp
Original Assignee
Honda Access Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Access Corp filed Critical Honda Access Corp
Priority to JP03100195A priority Critical patent/JP3205677B2/ja
Publication of JPH08225036A publication Critical patent/JPH08225036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3205677B2 publication Critical patent/JP3205677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントフロア中央部にヒータダクトを通す
場合、これに邪魔されることなく、フロントフロアに敷
いたカーペットの後縁中央部の保持を可能にする。 【構成】 フロントフロア4R 及びリヤフロア5R 間を
区画するクロスメンバ3にねじ止めされる基端部14a
と、ヒータダクト10上に位置して係止ピン17を有す
る先端部14bと、これら両端部14a,14b間を連
結してフロントフロア4R に当接するL字状中間部14
cとでカーペットホルダ14を構成し、フロントフロア
R 上に敷かれるカーペット11の後縁中央部の鳩目1
2を係止ピン17に引掛けて、該中央部を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床板に、その上面をフ
ロントフロアとリヤフロアとに区画するクロスメンバを
固設し、このクロスメンバ中央部を前後に貫通するヒー
タダクトをフロントフロアに設置し、このヒータダクト
を覆うようにカーペットをフロントフロアに敷いた自動
車におけるフロントカーペット保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のフロントフロアに敷かれ
たカーペットを保持するには、カーペットの後縁部を貫
通して保持する係止ピンを床板に固設する構造が採られ
ている。また暖房用ヒータからの温風をリヤフロア側へ
誘導するためのヒータダクトをフロントフロア中央部に
配設した場合でも、このヒータダクトの上面には、強度
上の理由から係止ピンを固着することが困難であるた
め、ヒータダクトを避けてフロントフロアの一側部で床
板に係止ピンを固設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにフロントフロアの一側部に設けた係止ピンにより
カーペットの後縁一側部を保持する構造では、通常、乗
員はカーペットの中央部に足を乗せることから、足から
カーペットに加わる前後方向の踏張り力によりカーペッ
トが係止ピン周りにずれを生じ易い欠点がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、フロントフロア中央部のヒータダクトに邪魔され
ることなくカーペットの後縁中央部を保持して、カーペ
ットのずれを防止するようにした、前記自動車における
フロアカーペット保持構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヒータダクト上でカーペットの後縁中央
部を保持するカーペットホルダをクロスメンバに固着し
たことを第1の特徴とする。
【0006】また、本発明は、上記特徴に加えて、カー
ペットの後縁中央部に係止孔を設ける一方、カーペット
ホルダを、クロスメンバにねじ止めされる基端部と、ヒ
ータダクト上に位置して前記係止孔に係合する係止ピン
を有する先端部と、これら両端部を連結してフロントフ
ロア上面に当接するL字状の中間部とから構成したこと
を第2の特徴とする。
【0007】
【作用】上記第1の特徴によれば、ヒータダクトに邪魔
されることなく、フロントフロア上のカーペットの後縁
中央部をカーペットホルダにより保持することができ
る。しかも、カーペットホルダは、床板のクロスメンバ
に固着されるので、その固着を強固に行うことができ
る。
【0008】また、上記第2の特徴によれば、カーペッ
トホルダの基端部をクロスメンバにねじ止めすると共に
L字状連結部をフロントフロアに当接させたので、特別
な回止め手段を設けずとも、該ホルダのねじ周りの回動
を防止することができる。しかも、L字状連結部により
連結される基端部及び先端部は互いに左右方向にオフセ
ットしているから、先端部の係止ピンに工具を干渉させ
ることなく、基端部をクロスメンバに容易にねじ止めす
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0010】先ず図1において、自動車の床板1上面に
は、その縦中心線に沿って隆起した補強トンネル部2
と、左右両側のサイドシル(図示せず)との各間を連結
する台形断面のクロスメンバ3,3が溶接され、これら
クロスメンバ3,3及び補強トンネル部2とにより床板
1上面は、左右のフロントフロア4L ,4R と左右のリ
ヤフロア5L ,5R とに区画される。そして、これら全
フロアを覆うように遮音マット6が床板1上面に張られ
る。
【0011】左右のフロントフロア4L ,4R に対応す
る左右のフロントシート7L ,7Rは、クロスメンバ
3,3にそれぞれ固着されるシートレール8に支持さ
れ、リヤフロア5L ,5R の後部にはベンチ式のリヤシ
ート9が固定される。 左右のフロントフロア4L ,4
R には、車体前部に設けられた暖房用ヒータ(図示せ
ず)から延出して同側のクロスメンバ3,3の中央部を
前後に貫通する合成樹脂製のヒータダクト10,10が
設置され、ヒータからの温風を左右のリヤフロア5L
R に向って吹出し得るようになっている。
【0012】これらヒータダクト10,10を覆うよう
に、左右のフロントフロア4L ,4 R には、カーペット
11が遮音マット6に重ねて敷かれる。このカーペット
11は、その後縁中央部に表裏を貫通する鳩目12が固
着され、これにより係止孔13が画成される。この鳩目
12を利用してカーペット11を定位置に保持するカー
ペットホルダ14がクロスメンバ3に次のように取付け
られる。
【0013】即ち、図2及び図3に示すように、遮音マ
ット6のクロスメンバ3前面を覆う部分に開口部15が
ヒータダクト10に隣接して設けられ、この開口部10
を通してカーペットホルダ14がクロスメンバ3にタッ
プねじ16により固着される。カーペットホルダ14
は、鋼板製で、クロスメンバ3に固着される基端部14
aと、クロスメンバ3の前面に近接して前記ヒータダク
ト10上に位置する先端部14bと、フロントフロア4
L ,4R 上の遮音マット6に当接して両端部14a,1
4bを連結する平面視L字状の中間部14cとからなっ
ており、その先端部14bに前記鳩目12の係止孔13
に係合する膨大頭部17a付の係止ピン17が溶接又は
かしめにより固設されている。
【0014】而して、左右の各フロントフロア4L ,4
L にカーペット11を敷いたとき、その後縁中央部に付
設された鳩目12はヒータダクト10上にくるが、その
対応位置にカーペットホルダ14の係止ピン17が待機
しているので、これに鳩目12の係止孔13を掛けるこ
とにより、ヒータダクト10に邪魔されることなく、カ
ーペット11の後縁中央部を確実に保持することができ
る。したがって乗員が足をカーペット11の中央部に置
いて踏張っても、カーペット11は係止ピン17周りに
ずれることなく、常に定位置を保つことができる。
【0015】また、カーペットホルダ14において、ク
ロスメンバ3にねじ止めされる基端部14aと係止ピン
17を持つ先端部14bとはL字状中間部14cにより
連結されていて、互いに左右方向にオフセットしている
から、基端部14aのねじ止めの際、工具と係止ピン1
7との干渉を回避してねじ止めを容易に行うことができ
る。しかも、L字状中間部14cのフロントフロア
L ,4R 上面との当接により、ねじ16周りのカーペ
ットホルダ14の回動を阻止することができ、特別な回
止め手段が不要である。
【0016】上記実施例においては、本発明の要旨を逸
脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、カーペットホルダ14は、図示とは反対にヒータダ
クト10の車体内方側に配置することもできる。また係
止爪13をカーペット11に直接形成することもでき
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ヒータダクト上でカーペットの後縁中央部を保持す
るカーペットホルダをクロスメンバに固着したので、ヒ
ータダクトに邪魔されることなく、フロントフロア上の
カーペットの後縁中央部をカーペットホルダにより保持
して、その保持部周りのずれを防ぐことができる。しか
も、カーペットホルダは、床板のクロスメンバに固着さ
れるので、その固着を強固に行うことができる。
【0018】また、本発明の第2の特徴によれば、カー
ペットの後縁中央部に係止孔を設ける一方、カーペット
ホルダを、クロスメンバにねじ止めされる基端部と、ヒ
ータダクト上に位置して前記係止孔に係合する係止ピン
を有する先端部と、これら両端部を連結してフロントフ
ロア上面に当接するL字状の中間部とから構成したの
で、カーペットホルダの基端部のクロスメンバへのねじ
止めの際、工具と係止ピンとの干渉を避けて、そのねじ
止めを容易に行うことができ、しかも中間部のフロント
フロアとの当接により、カーペットホルダのねじ周りの
回動を阻止することができ、特別な回止め手段が不要で
あり、構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】図1の2矢視図
【図3】図2の3−3線断面図
【符号の説明】
1 床板 3 クロスメンバ 4L ,4R フロントフロア 5L ,5R リヤフロア 10 ヒータダクト 11 カーペット 13 係止孔 14 カーペットホルダ 14a 基端部 14b 先端部 14c 中間部 16 ねじ 17 係止ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板(1)に、その上面をフロントフロ
    ア(4L ,4R )とリヤフロア(5L ,5R )とに区画
    するクロスメンバ(3)を固設し、このクロスメンバ
    (3)中央部を前後に貫通するヒータダクト(10)を
    フロントフロア(4L ,4R )に設置し、このヒータダ
    クト(10)を覆うようにカーペット(11)をフロン
    トフロア(4L ,4R )に敷いた自動車において、 ヒータダクト(10)上でカーペット(11)の後縁中
    央部を保持するカーペットホルダ(14)をクロスメン
    バ(3)に固着したことを特徴とする、自動車における
    フロアカーペット保持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 カーペット(11)の後縁中央部に係止孔(13)を設
    ける一方、カーペットホルダ(14)を、クロスメンバ
    (3)にねじ止めされる基端部(14a)と、ヒータダ
    クト(10)上に位置して前記係止孔(13)に係合す
    る係止ピン(17)を有する先端部(14b)と、これ
    ら両端部(14a,14b)を連結してフロントフロア
    (4L ,4R )上面に当接するL字状の中間部(14
    c)とから構成したことを特徴とする、自動車における
    フロアカーペット保持構造。
JP03100195A 1995-02-20 1995-02-20 自動車におけるフロアカーペット保持構造 Expired - Lifetime JP3205677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03100195A JP3205677B2 (ja) 1995-02-20 1995-02-20 自動車におけるフロアカーペット保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03100195A JP3205677B2 (ja) 1995-02-20 1995-02-20 自動車におけるフロアカーペット保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08225036A true JPH08225036A (ja) 1996-09-03
JP3205677B2 JP3205677B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=12319346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03100195A Expired - Lifetime JP3205677B2 (ja) 1995-02-20 1995-02-20 自動車におけるフロアカーペット保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3205677B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1318044A1 (en) * 2000-09-12 2003-06-11 Honda Access Corp. Floor mat for vehicle and floor mat fastener for vehicle
CN1325299C (zh) * 2001-03-30 2007-07-11 株式会社本田阿克塞斯 车辆用脚垫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1318044A1 (en) * 2000-09-12 2003-06-11 Honda Access Corp. Floor mat for vehicle and floor mat fastener for vehicle
CN1295100C (zh) * 2000-09-12 2007-01-17 株式会社本田阿克塞斯 车辆用地板软垫及车辆用地板软垫卡止件
EP1318044A4 (en) * 2000-09-12 2008-12-31 Honda Access Kk CARPET FOR VEHICLE AND SYSTEM FOR FIXING CARPET FOR VEHICLE
US7727612B2 (en) 2000-09-12 2010-06-01 Honda Access Corp. Automotive floor mat and automotive floor mat fastener
CN1325299C (zh) * 2001-03-30 2007-07-11 株式会社本田阿克塞斯 车辆用脚垫

Also Published As

Publication number Publication date
JP3205677B2 (ja) 2001-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08225036A (ja) 自動車におけるフロアカーペット保持構造
JP2001158300A (ja) シャトルコンソール機構
JP3364411B2 (ja) 自動車のシートスライドレール取付構造
JP4147672B2 (ja) チャイルドシートのアンカー取付構造
JP2019048567A (ja) ブラケット
JP3772561B2 (ja) パーキングブレーキケーブル配索部構造
JP4051915B2 (ja) シート取付構造
JPS6116141A (ja) 自動車のフツトレスト取付構造
JP7543919B2 (ja) 車両用ペダル組付け構造
JP2528564Y2 (ja) 自動車用空調装置の吹出流案内構造
JP2001163119A (ja) 自動車のセンターコンソール取付構造
JP2004268865A (ja) 車両用アンダーカバー
JP3317138B2 (ja) 車両におけるフロアコンソール取付構造
JP3146895B2 (ja) フロアコンソール変形防止装置
JPH0321321Y2 (ja)
JP3528450B2 (ja) 変速操作機構のコントロールケーブル配索構造
KR0138871Y1 (ko) 승용차의 리어시트쿠션 고정장치
JP4851145B2 (ja) 車両用フロアマット固定具
JPH0857171A (ja) 車両用シートの取付構造
JPH10226307A (ja) 側突用エアバッグ装置のセンサー取付構造
JPH0427728Y2 (ja)
JPH0244585Y2 (ja)
JP2004299417A (ja) インストルメントパネルの組付構造
JPS622273Y2 (ja)
JP3087806B2 (ja) シートベルトの引出口構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250