JPH08225001A - クローラキャスター - Google Patents

クローラキャスター

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JPH08225001A
JPH08225001A JP11366795A JP11366795A JPH08225001A JP H08225001 A JPH08225001 A JP H08225001A JP 11366795 A JP11366795 A JP 11366795A JP 11366795 A JP11366795 A JP 11366795A JP H08225001 A JPH08225001 A JP H08225001A
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JP
Japan
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caster
rear wheels
wheels
connecting shaft
crawler
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JP11366795A
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Hiroshi Kobayashi
博 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動具に使用するのに好適で、比較的大きな
(30mm程度の)段差があっても小さな力で容易に乗
り越えることができるクローラキャスターを提供する。 【構成】 移動具のフレーム2に連結部3を介して支持
ヨーク5を鉛直軸心4を中心として回転自在に設け、支
持ヨーク5の回転中心4の前進側に前輪8を後進側に後
輪9を、前輪8を後輪9よりも高位置に配置して支持ヨ
ーク5に横方向の軸心6,7を中心として回転自在にそ
れぞれ設け、前輪8と後輪9との間にベルト10を巻回
し、前輪8と後輪9の間に位置するベルト10の下部側
の内面11に近接してガイド部材12を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子や歩行器等の移
動補助具や台車等の移動具に使用するのに好適なクロー
ラキャスターに関する。
【0002】
【従来の技術】歩行障害者や足腰の弱った高齢者が室内
外を移動するのに、歩行器や車椅子が利用されている。
例えば、日本家屋の場合、廊下、畳部屋や板の間等への
移動の際、敷居の段差が最大30mm程度ある。従来、
歩行器や車椅子のキャスターに使用されている車輪はそ
の径が50〜100mm程度と小さいため、最大30m
m程度の段差を乗り越えるには相当大きな力を要した。
特に、車椅子に人を乗せ、体力のそれほどない者が背後
から車椅子を手で押して前方に移動させようとする場
合、前方に傾斜しながら押すのが楽なため、車椅子の前
方車輪には斜め下方へ力がかかる。この場合、大きな段
差があると、前方車輪には段差の角部に食い込む方向に
力がかかるため、段差を乗り越えるには相当大きな力を
要する。
【0003】そこで、本発明は、移動具に使用するのに
好適で、比較的大きな(30mm程度の)段差があって
も小さな力で容易に乗り越えることができるクローラキ
ャスターを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のクローラキャスターは、移動具のフレー
ムに連結部を介して支持ヨークを鉛直軸心を中心として
回転自在に設け、前記支持ヨークの回転中心の前進側に
前輪を後進側に後輪を、前輪を後輪よりも高位置に配置
して支持ヨークに横方向の軸心を中心として回転自在に
それぞれ設け、前輪と後輪との間にベルトを巻回し、前
輪と後輪の間に位置するベルトの下部側の内面に近接し
てガイド部材を設けてなること、を特徴としている。
【0005】本発明の好ましい態様において、前輪と後
輪とを、キャスターの前後進方向に対して横方向にそれ
ぞれ複数個並列状に設けることができる。さらに、前輪
と後輪とをそれぞれ奇数個並列状に設け、その内支持ヨ
ークの回転中心を通りキャスターの前後進方向の中心線
上に位置する中央の後輪を他の後輪より大径に形成する
とともに、中央後輪の両側面側に位置する他の後輪を、
前輪の下端と中央後輪の下端とを結ぶ延長線の両側にそ
の下端を位置させて支持ヨークに回転自在に支持してな
るものとすることができる。
【0006】本発明の好ましい他の態様において、前記
連結部は、移動具のフレーム側に支持されるホルダー
と、鉛直に配置されてホルダーに横方向の軸心を中心と
して揺動可能に支持される連結軸と、連結軸を鉛直位置
に付勢する弾性体とからなり、連結軸の下部に支持ヨー
クを回転自在に設けてなるものとすることができる。さ
らに、前記弾性体は、連結軸の揺動方向の両側に配置さ
れ、その一端が連結軸の揺動側端面に当接し他端がホル
ダーに当接するようにすることができる。
【0007】
【作用】支持ヨークの回転中心の前進側に前輪を後進側
に後輪を、前輪を後輪よりも高位置に配置して支持ヨー
クに横方向の軸心を中心として回転自在にそれぞれ設
け、前輪と後輪との間にベルトを巻回し、前輪と後輪の
間に位置するベルトの下部側の内面に近接してガイド部
材を設けることにより、段差に対するキャスター走行面
の進入角度が小さくなって、段差を容易に乗り越えるこ
とができる。
【0008】前輪と後輪とを、キャスターの前後進方向
に対して横方向にそれぞれ複数個並列状に設ければ、段
差に向かってキャスターが斜め方向から進入した場合、
段差との接触部は支持ヨークの回転中心を通る前後進方
向の中心線から横方向に偏位しているため、段差との接
触部において支持ヨークの回転中心を中心として段差に
向かって直角方向に向く回転モーメントが発生する。
【0009】前輪と後輪とをそれぞれ奇数個並列状に設
け、その内支持ヨークの回転中心を通りキャスターの前
後進方向の中心線上に位置する中央の後輪を他の後輪よ
り大径に形成すれば、通常時接地しているのは中央後輪
だけで、キャスター走行面の接地面積が小さくなってキ
ャスターは走行し易くなる。また、中央後輪の両側面側
に位置する他の後輪を、前輪の下端と中央後輪の下端と
を結ぶ延長線の両側にその下端を位置させて支持ヨーク
に回転自在に支持することにより、並列に配置した複数
の前後車輪の間に巻回した各ベルトの下面が同一レベル
となり、ガイド部材をベルト内面に平均に接近させるこ
とができる。
【0010】鉛直に配置されてホルダーに横方向の軸心
を中心として揺動可能に支持される連結軸と、連結軸を
鉛直位置に付勢する弾性体を設けることにより、段差に
キャスターの前進側が衝突した際、連結軸が前方に揺動
し、従ってキャスターが前方に傾斜し、段差に対するキ
ャスター走行面の進入角度がより小さくなる。
【0011】また、弾性体は、連結軸の揺動方向の両側
に配置され、その一端が連結軸の揺動側端面に当接し他
端がホルダーに当接するようにすることにより、連結軸
は前後両方向に揺動可能となる。従って、キャスターを
取付けた移動具を前進方向に移動させようとして段差に
衝突した場合は前方に揺動し、移動具を後退方向に移動
させようとして支持ヨークが180°回転した状態で段
差に衝突した場合でも、連結軸は後方に揺動できるの
で、段差の乗り越えが円滑に行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のクローラキャスターの一例を示す
背面図、図2は同側面図、図3は一部を破断した同側面
図、図4は同底面図、図5はキャスターの移動具のフレ
ームへの連結部を示す一部破断側面図、図6は同一部破
断正面図、図7はキャスターが段差に対して斜め方向か
ら進入した場合の支持ヨークに発生する回転モーメント
の説明図、図8はキャスターの傾斜機構の説明図、図9
はキャスターを前後脚部に装着した歩行器の概要を示す
側面図である。
【0013】本発明のクローラキャスター1の主要部
は、移動具のフレーム2に連結部3を介して鉛直軸心4
を中心として回転自在に設けられる支持ヨーク5と、支
持ヨーク5の回転中心4の前進側と後進側に横方向の軸
心6,7(7a,7b)を中心として回転自在にそれぞ
れ設けられる前輪8及び後輪9(9a,9b)と、前輪
8と後輪9との間に巻回されるベルト10と、前輪8と
後輪9の間に位置するベルト10の下部側の内面11に
近接して設けられるガイド部材12からなる。そして、
前輪8は後輪9よりも高位置に配置される。かかる構造
のキャスター1によれば、従来のキャスターに比べ、段
差13に対するキャスター走行面の進入角度(θ)が小
さくなって、段差13を容易に乗り越えることができ
る。
【0014】支持ヨーク5は、移動具のフレーム2に連
結部3を介して、その軸心が鉛直軸の軸心4に一致する
連結軸14の回りに回転自在に設けられる。支持ヨーク
5はベアリング15,15を介して連結軸14に回転自
在に支持されている。なお、ベアリング15,15は鉛
直方向の加重を受けるスラストベアリングとラジアルボ
ールベアリングの組み合わせを用いる。
【0015】支持ヨーク5は、その下部が、前後進方向
に延びるヨーク片16を横方向に並列に配置し、下方に
開口し前後進方向に延びる3室17に分けてある。そし
て、各室を構成する両側のヨーク片16,16に、支持
ヨーク5の回転中心となる鉛直軸の軸心4の前進側に前
輪8を、後進側に後輪9(9a,9b)を、横方向の車
軸18,19,20を介して回転自在に設ける。従っ
て、前輪8と後輪9とは、キャスター1の前後進方向に
対して横方向にそれぞれ3個並列状に設けてある。3個
の前輪8を回転自在に支持する車軸18は共通である
が、後輪9a,9bの車軸19,20はそれぞれに設け
てある。前輪8の車軸18を後輪9の車軸19,20よ
りも高位置に設けて、前輪8が後輪9よりも高位置に配
置されるようにしてある。このように、前輪8と後輪9
とを、キャスター1の前後進方向に対して横方向にそれ
ぞれ複数個並列状に設ければ、図7に示すように、段差
13に向かってキャスター1が斜め方向から進入した場
合、段差13との接触部21は支持ヨーク5の回転中心
4を通る前後進方向の中心線22から横方向に偏位して
いるため、段差13との接触部(作用点)21におい
て、段差13からの反力Aにより支持ヨーク5の回転中
心4を中心として支持ヨーク5を段差13に向かって直
角方向に向かせる回転モーメントBが発生する。従っ
て、段差13に向かってキャスター1が斜め方向から進
入した場合でも、段差13に対してキャスター1を直角
方向から進入させることができ、段差13を乗り越える
のが容易となる。なお、この実施例のような3連ではな
く1連とし、前輪と後輪及びベルトをそれぞれ幅広とす
れば、上記と同様の作用があるが、通常時、接地面積が
大となり、抵抗が大きくなる点で不利がある。
【0016】3個の後輪9の内、支持ヨーク5の回転中
心4を通りキャスターの前後進方向の中心線22上に位
置する中央の後輪9aを、他の後輪9bよりも大径に形
成してある。これにより、通常時接地しているのは中央
後輪9aだけとなるので、キャスター走行面の接地面積
が小さくなってキャスター1は走行し易くなる。
【0017】そして、中央後輪9aの両側面側に位置す
る他の後輪9bを、前輪8の下端23と中央後輪9aの
下端24を結ぶ延長線の両側にその下端25が位置する
ように、支持ヨーク5のヨーク片16に車軸20,20
を介して回転自在に支持する。即ち、両サイドの後輪9
bの車軸20,20は、中央後輪9aの車軸19より前
進方向に向かってやや斜め下方に位置させる。これによ
り、各ベルト10の接地側の走行面26を一致させる。
また、各ベルト10の下面が同一レベルとなり、後記す
るガイド部材12をベルト10の内面11に平均に接近
させることができ、段差乗り越えの際、各ベルト10を
均等にガイドすることができる。
【0018】対応する前輪8と後輪9との間には、無端
ベルト10を巻回してある。前輪8及び後輪9の各車輪
には、その外周にU字状のベルト案内用溝27を深く形
成し、該溝27内にベルト10を装着し、ベルト10が
車輪8,9からはずれるのを防止している。ベルト10
は断面円形の無端ベルトで、適度の弾性をもたせてあ
る。
【0019】前輪8と後輪9の間に位置するベルト10
の下部側の内面11に近接して、ガイド部材となる回転
可能な小径のガイドローラ12を前後方向に並列に複数
個設ける。ガイドローラ12に替えて、フッ素樹脂等か
らなる摩擦抵抗の小さなプレートを設けてもよい。該ガ
イド部材12は、段差乗り越えの際、ベルト10をガイ
ドする。
【0020】加重を受ける中央後輪9aは、その回転を
円滑にするため、ベアリング(図示せず)を介してその
車軸19に支持され、ヨーク片16に回転自在に取り付
けてある。中央後輪9a以外の車輪8,9bには加重が
直接かからないので、特にベアリングを介してその車軸
を支持しなくともよいが、ベアリングを介して車軸を支
持するようにしてもよい。
【0021】符号28は各車軸18,19,20及びガ
イドローラ12が支持ヨーク5のヨーク片16から抜け
落ちるのを防止するためのC形ピンである。なお、中央
後輪9aの車軸19の両端が両サイドの後輪9bの側面
と接触しないように両サイドの後輪9bの中央後輪9a
側に対面する側の側面に凹溝29を形成してある。
【0022】前記連結部3は、移動具のフレーム2側に
支持されるホルダー30と、鉛直に配置されてホルダー
30に横方向の軸心31を中心として揺動可能に支持さ
れる連結軸14と、連結軸14を鉛直位置に付勢する弾
性体32とからなる。そして、連結軸14の下部には、
支持ヨーク5を回転自在に設けている。かかる構造とす
ることにより、図8に示すように、段差13にキャスタ
ー1の前進側(前輪8)が衝突した際、連結軸14が前
方に揺動し、従ってキャスター1(支持ヨーク5)が前
方に傾斜し、キャスター1が段差13に衝突した際の衝
撃が緩和されるだけでなく、段差13に対するキャスタ
ー走行面の進入角度(θ´)がより小さくなって、より
小さな力で段差13を乗り越えることができる。
【0023】ホルダー30は、断面長方形で上下方向に
配置されるフレーム支持筒33と、フレーム支持筒33
の略中央から下端にかけて、フレーム支持筒33の前後
両側壁を横方向に連設したバネ受座34,34と、該バ
ネ受座34,34を覆う蓋部材35からなる。なお、フ
レーム支持筒33には、その上方で相対する横方向の両
側面に上下に複数のボルト穴36を設け、ホルダー30
に対してフレーム2を上下動調節可能に取付けできるよ
うにしてある。
【0024】連結軸14をフレーム支持筒33の外側面
に沿って鉛直に配置し、蓋部材35に形成したボルト穴
37、連結軸14に形成したボルト穴38に支持ボルト
39を挿通し、フレーム支持筒33の外側面に溶接固着
したナット40に螺着して、支持ボルト39の軸回りに
連結軸14を前後方向にある程度揺動可能に支持する。
なお、連結軸が鉛直に配置されホルダーに横方向の軸心
を中心として揺動可能に支持される構造であれば、上記
構造に限られない。
【0025】連結軸14上部の揺動方向の両側面(揺動
側端面)41,41とバネ受座34,34との間に、連
結軸14を鉛直位置に付勢するコイルバネからなる弾性
体32を配置する。この場合、連結軸14上部の揺動方
向の両側面41,41の上下2ヵ所に突出固定した支持
ピン42に係合させて、コイルバネ32の設置位置がず
れないようにしている。そして、コイルバネ32のバネ
強度を適当に調整して、キャスター1が段差13に当た
ってその前進を妨げるように力が加わった場合の連結軸
14の揺動の程度を適宜設定する。
【0026】コイルバネ32を連結軸14の揺動方向の
両側に配置し、その一端を連結軸14の揺動側端面4
1,41に当接させ他端をホルダー30側のバネ受座3
4,34に当接するようにすれば、即ち、コイルバネ3
2を連結軸14の前後両側に配置するようにすれば、連
結軸14は前後両方向に揺動可能となる。従って、キャ
スター1を取付けた移動具を前進方向に移動させようと
して段差13に衝突した場合は前方に揺動し、移動具を
後退方向に移動させようとして支持ヨーク5が180°
回転した状態で段差13に衝突した場合でも、連結軸1
4は後方に揺動できるので、段差13の乗り越えが円滑
に行える。
【0027】図9においては、前後両脚部43,44
(フレーム)の下部にキャスター1を装着した歩行器4
5を示したが、後方脚部44(フレーム)に装着したキ
ャスター1を取り外し、それに替えて車椅子用大車輪を
設ければ、車椅子として利用できる。その他、本発明の
キャスターを台車等のキャスターとしても利用できる。
なお、上述したキャスターに車輪又はベルトの回転を止
めるストッパー機構を設けることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明のクローラキャスターによれば、
移動具に使用するのに好適で、比較的大きな(30mm
程度の)段差があっても、小さな力で容易に乗り越える
ことができる。また、前輪と後輪とを横方向にそれぞれ
複数個並列状に設ければ、段差に対して斜め方向から進
入した場合にもキャスターを直角方向に向かせることが
でき、段差の乗り越えが容易となる。さらに、連結軸を
揺動可能に支持するようにすれば、さらに小さな力で段
差を乗り越えることができる等の効果を奏する。従っ
て、かかるキャスターは、歩行障害者や足腰の弱った高
齢者用の歩行器や車椅子用のキャスターとして利用する
のに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクローラキャスターの一例を示す背面
図。
【図2】同側面図。
【図3】一部を破断した同側面図。
【図4】同底面図。
【図5】キャスターの移動具のフレームへの連結部を示
す一部破断側面図。
【図6】同一部破断正面図。
【図7】キャスターが段差に対して斜め方向から進入し
た場合の支持ヨークに発生する回転モーメントの説明
図。
【図8】キャスターの傾斜機構の説明図。
【図9】キャスターを前後脚部に装着した歩行器の概要
を示す側面図。
【符号の説明】 1 クローラキャスター 2 移動具のフレーム 3 連結部 4 鉛直軸心(支持ヨークの回転中心) 5 支持ヨーク 6,7(7a,7b) 横方向の軸心 8 前輪 9 後輪 9a 中央後輪 9b 他の後輪 10 ベルト 11 ベルトの下部側の内面 12 ガイド部材(ガイドローラ) 14 連結軸 22 キャスターの前後進方向の中心線 23 前輪の下端 24 中央後輪の下端 25 他の後輪の下端 30 ホルダー 31 横方向の軸心 32 弾性体(コイルバネ) 40 揺動側端面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動具のフレームに連結部を介して支持ヨ
    ークを鉛直軸心を中心として回転自在に設け、前記支持
    ヨークの回転中心の前進側に前輪を後進側に後輪を、前
    輪を後輪よりも高位置に配置して支持ヨークに横方向の
    軸心を中心として回転自在にそれぞれ設け、前輪と後輪
    との間にベルトを巻回し、前輪と後輪の間に位置するベ
    ルトの下部側の内面に近接してガイド部材を設けてなる
    クローラキャスター。
  2. 【請求項2】前輪と後輪とを、キャスターの前後進方向
    に対して横方向にそれぞれ複数個並列状に設けてなる、
    請求項1に記載のクローラキャスター。
  3. 【請求項3】前輪と後輪とをそれぞれ奇数個並列状に設
    け、その内支持ヨークの回転中心を通りキャスターの前
    後進方向の中心線上に位置する中央の後輪を他の後輪よ
    り大径に形成するとともに、中央後輪の両側面側に位置
    する他の後輪を、前輪の下端と中央後輪の下端とを結ぶ
    延長線の両側にその下端を位置させて支持ヨークに回転
    自在に支持してなる、請求項2に記載のクローラキャス
    ター。
  4. 【請求項4】前記連結部は、移動具のフレーム側に支持
    されるホルダーと、鉛直に配置されてホルダーに横方向
    の軸心を中心として揺動可能に支持される連結軸と、連
    結軸を鉛直位置に付勢する弾性体とからなり、連結軸の
    下部に支持ヨークを回転自在に設けてなる、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載のクローラキャスター。
  5. 【請求項5】前記弾性体は、連結軸の揺動方向の両側に
    配置され、その一端が連結軸の揺動側端面に当接し他端
    がホルダーに当接する、請求項4に記載のクローラキャ
    スター。
JP11366795A 1994-12-22 1995-04-13 クローラキャスター Pending JPH08225001A (ja)

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JP11366795A JPH08225001A (ja) 1994-12-22 1995-04-13 クローラキャスター

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JP33654594 1994-12-22
JP6-336545 1994-12-22
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