JPH0822427B2 - パ−ル塗装塗面の補修塗装方法 - Google Patents

パ−ル塗装塗面の補修塗装方法

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JPH0822427B2
JPH0822427B2 JP2687087A JP2687087A JPH0822427B2 JP H0822427 B2 JPH0822427 B2 JP H0822427B2 JP 2687087 A JP2687087 A JP 2687087A JP 2687087 A JP2687087 A JP 2687087A JP H0822427 B2 JPH0822427 B2 JP H0822427B2
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卓男 荒賀
正寛 安藤
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は塗装面の部分的補修塗装方法にかかりさらに
詳しくはパール塗装と呼ばれている特殊な塗装面の補修
塗装方法に関するものである。
従来技術 現在、通常のメタリック塗装とは異なり、真珠光沢を
持つパールマイカとカラーベース(着色下塗り)色を合
成して、あるいは両者を混ぜ合わせて、一つの独特の塗
色を構成する塗装、所謂パールマイカ塗装が自動車の車
体塗装の分野で注目を浴びている。またパールマイカ塗
装において、先づ任意の色のカラーベース塗料(色下塗
り)にて塗装した後、パールマイカを樹脂ワニス中に分
散して調製したパールベースを塗装し、さらにクリヤー
塗料にて上塗り塗装して仕上げる塗装系はパール塗装と
称されており、使用しているパールマイカが隠蔽力のな
い複雑な反射をし、光の量を見る角度によって光沢感や
色調が変化する。すなわちパールベース(パールマイ
カ)層が真珠光沢源となり、カラーベース層の塗色その
ものではない深みのある色感を呈する。この深みのある
色感は高級感を与えるので、特に高級車種において増加
する傾向がみられる。
しかしながら一旦塗装面が損傷を受け、これを補修塗
装する場合、旧塗膜と補修塗膜の色目を合致させること
は通常の塗色の場合に比し、かなり困難である。すなわ
ち前記のようにパール塗装塗膜は多層構造を有してお
り、またパールベース層の上塗塗膜としての隠蔽力が低
いため、補修部分をペーパーがけして研ぎ出した後、旧
塗面と同様の工程をそのまま補修塗装として繰り返した
だけでは、旧塗膜の上に新塗膜が薄く重なり合う、所謂
カラーベース塗料のぼかし部(補修塗膜の周辺部)に環
状の色むらや色浮きなどを生じるのが通常である。
この問題に対する試みとして通常のパール塗装による
補修工程中、カラーベース層とパールベース層との中間
にカラーベース塗料:パールベースの重量比が、例えば
95:5である両者の混合塗料の塗膜を形成せしめた、所謂
にごし工程を入れた塗装方法が行われているが、塗装面
の塗色は各塗装膜厚の合成色であるため、にごし工程を
入れると色目が変化してしまい、特に塗装面を斜めから
見た場合に色目の変化が目立ち易く、所謂色浮きの欠陥
となってしまうことが多い。
発明が解決しようとする問題点 上記のように従来技術は種々の問題を持っているた
め、小さな損傷の部分を補修塗装するのに必要以上に広
範な面積を対象とせざるを得ず、塗装費がいたずらに嵩
み労力も多く要するのみでなく、広い面積にわたって塗
りかえたことが判りやすくユーザー側に心理的抵抗感を
与えるなど、市場の要求に充分応える状況にはなかっ
た。したがって出来うる限り小面積の補修塗装ですみ、
色むらや色浮きなどの欠陥を生じず、しかも簡単で実用
性の高い優れた補修塗装方法の出現が強く望まれてい
た。本発明の目的はこのような市場の要望に応えうる補
修塗装方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の発明者らは鋭意研究の結果、補修用カラーベ
ース塗料(以下補修用カラーベースと称する)を調製す
る際に、調色用各原色カラーベース塗料のみで調色する
のではなく、各原色ベース塗料、パールベースおよびク
リヤー塗料を混合した系で調色すること、およびこのパ
ールベースとクリヤー塗料の併用によって、混合塗料に
よる塗膜の下地に対する最小隠蔽膜厚を適切に調整する
ことにより、従来技術の補修塗装方法による問題がすべ
て解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の補修用カラーベースは白エナメル、調色用各
原色エナメル、パールマイカおよびクリヤー塗料などを
適宜混合、分散して調製されるが、その場合下記のよう
な条件に合致させることが必要である。すなわち、先づ
補修塗装すべき被塗物の損傷部をペーパーで研磨して露
出したカラーベース塗膜の色に合致するように調色する
と共に、この調色塗料を乾燥塗膜にした場合の最小隠蔽
膜厚が50〜70μになるよう調整し、且つパールマイカの
量は該補修用カラーベースの全固形分重量の7〜13%と
なるように調整する。この補修用カラーベースの隠蔽力
は上記パールマイカの併用により、通常の補修用カラー
ベースに比し相当小となるが、適切な最小隠蔽膜厚値、
すなわち50〜70μへの調整はクリヤー塗料を適量追加す
ることによりなされる。但し、ここで言う最小隠蔽膜厚
とは黒と白との格子模様を有する面に黒と白との境が見
えなくなるまでに塗布するに要した塗料の量を単位面積
あたりに換算して表した隠蔽力に相当する膜厚を言う。
このように調整されたものを使用し、本発明による塗
装方法を使用した場合に好適な結果が得られる。すなわ
ちこの補修用カラーベースは調色後にパールマイカおよ
びクリヤー塗料を入れるのではなく、これらのものを入
れた系について調色してあるため、従来のにごし工程を
入れた塗装系で生じるような色目の変化を生じることは
無い。また補修塗装した場合、旧塗膜と補修塗膜が重複
する部位において補修塗膜が薄くなり不完全隠蔽となっ
た場合、補修用カラーベース中にパールマイカが適当量
含有されていることにより、新塗膜を透過して旧塗膜か
ら塗面に出てくる輝き(真珠光沢)が補修塗膜により減
殺される分を補完する作用を持たすことができる。
パールベースが固形分重量比で7%未満であれば、こ
のような補完作用が不充分となり、また13%を超える
と、逆に輝きを増幅しすぎるので好ましい仕上がりを得
難い。またこのような補完作用を充分に発揮させるため
には、補修用カラーベースの最小隠蔽膜厚を50〜70μの
範囲に設定しておくことが重要である。
補修用カラーベースに使用するパールマイカは通常用
いられているものであれば特に制限なく使用可能であ
り、補修塗装すべき塗面の塗色に応じて適切なものを選
択すればよい。カラーベースに配合するにはパールマイ
カそのままでもよいが、通常は溶剤またはクリヤー塗料
中に分散したパールベースの形で使用するのが好適であ
る。また、このパールベースは補修用カラーベース塗膜
の上に塗装するパールベースについても同様であり、通
常は溶剤中に分散した形で使用するが、必要に応じてそ
の中にクリヤー塗料を混合することも可能である。尚、
本補修用カラーベースに用いる白エナメルおよび調色用
各原色エナメルは、通常補修塗装用に供される塗料であ
れば特に制限なく使用可能である。
以下、本発明にかかる部分補修塗装方法について添付
図面にしたがって詳細に説明する。
第2図は本発明の部分補修塗装方法を説明するための
拡大塗装断面図を示すものであり、図中1は鋼板製材料
からなる被塗物、またはその表面に耐食性向上のための
電着塗装塗膜ないし塗装のレベリングを向上させるため
のプライマーサーフェサーなどの塗膜を有する被塗物で
あって、その上に着色下地塗膜すなわちカラーベース塗
膜2、パールベースによるパールマイカ塗膜3および仕
上げを目的とするクリヤー塗膜4の旧塗膜が順次形成さ
れており、これら旧塗装膜2、3および4の夫々は従来
から常用されている塗装方法、例えば噴霧塗装方法によ
って塗装されている。この三層の形成されている被塗物
の補修すべき塗膜部位は必要に応じ、プライマーサーフ
ェサーなどの塗膜を形成せしめた後、耐水研磨紙などの
適当な手段によって、ベース研ぎAを行う。この研ぎ面
を脱脂洗浄し、乾燥させた後、本発明による補修塗装方
法によって補修塗装する。
先づ前記補修用カラーベース塗膜層2′、2″、2
を形成せしめる。すなわち、通常行われているように補
修用カラーベースを専用シンナーを多用して薄めもので
軽く薄めに塗布して、塗面のハジキの有無を確認するこ
とが好ましい。これは捨て吹き(捨て吹き層は第2図中
の2′)と称され、塗面にゴミ、油などの不純物が無い
ことを確認するために行う。次に上記捨て吹きで使用し
た補修用カラーベースのうすめ液を用いて、補修塗装す
べき不具合部分を完全に隠蔽するまで不具合部分から周
辺に向けて徐々に面積を広げながら塗布することが好ま
しい。これは色ぎめ(色ぎめ層は第2図中の2″)と称
され、補修カラーベース塗装を充分な厚みに施して色目
を確定するために行う。さらにこの上に、上記色ぎめを
使用した補修カラーベースのうすめ液をさらに薄めたも
のを用いて旧塗膜と補修塗膜との境界部、すなわち補修
塗膜厚が薄くなる周辺部において塗面が平滑になるよう
に塗布することが好ましい。これは色ぼかし(色ぼかし
層は第2図中の2)と称され、境界部に色むら、色浮
きなどが生じないように調整するのに有効である。
従来の補修用カラーベースは一般に隠蔽力が大き過ぎ
るため、旧塗膜と重複する周辺部においても旧塗膜の塗
装面の色目を消してしまい、境界部が目立ち易くなるた
め、捨て吹き2′、色ぎめ2″の場合、4の表面近くま
で塗り広げることができず作業条件に煩わしさを伴う
が、本発明による補修用カラーベースは適度に隠蔽力を
弱めてあるため捨て吹き2′、色ぎめ2″の段階で、4
の表面近くまで塗り広げても支障がなく、作業しやすい
だけでなく、次工程である色ぼかし2と相まって新・
旧パール塗装系が重複する補修塗装周辺部位において、
新塗面を通して見える旧パール塗装面の色を生かしつ
つ、従来よりも広範囲にわたり新塗色でぼかす効果があ
り、容易に色むら、色浮きなどのない仕上がりを得るこ
とができる。
このような有効な色ぼかし効果を発揮させるために
は、前述の通り該補修用カラーベースの乾燥塗膜の最小
隠蔽膜厚は50〜70μに調整することが必要である。70μ
を超える場合には、例えば下地に多用されるプラーマー
サーフェサーのグレーの塗色を隠蔽するのに困難を生じ
るし、また50μ未満では隠蔽力が過大となり、有効な色
ぼかし効果を出すことが困難となる。
前記色ぼかし2工程によって補修用カラーベース塗
膜層2′、2″、2の形成は終了する。この場合色ぼ
かし面2がある程度硬化乾燥し、次に塗布する補修用
パールベースが色ぼかし面2以下の層に移行しない程
度に達した(このような状態を本発明では「半硬化乾
燥」という)後にパールベースを補修用カラーベース塗
装面よりやや広めに塗装してパール感を完全に一致させ
る(パールマイカ層は第2図中の3′)。次いで補修用
クリヤー塗料をマイカベース塗装面に、それよりやや広
め塗装して仕上げる(補修用クリヤー塗料層は第2図中
の4′)。
発明の効果 本発明は従来工法では色むら、色浮き、色目の差など
を生じ、完全な補修は無理とされていたパール塗装面の
補修塗装において、従来工法に見られるような複雑な工
程を付加することなく簡単で容易に、必要最小限の面積
を上記諸欠陥を生じることなく仕上げることを可能にし
た。
以下本発明の実施態様を一層明確にするために実施例
を挙げて説明する。
テストピースの調整 横400mm、縦600mm、厚さ0.8mmの磨き鋼板を塗装基板
とし、この塗装基板を脱脂水洗後、電着塗装し、焼付け
て、電着塗装塗膜の形成された塗装基板の表面全体にオ
ルガ100カラーベース(日本ペイント(株)商品、アミ
ノアルキド樹脂ワニスを使用したカラーベース塗料)を
第1表に示す塗装条件で、乾燥膜厚35〜40μのカラーベ
ース塗膜を形成した。
上記塗装条件で作成された塗装面のカラーベースを耐
水ペーパー#600で全面を軽く水研ぎし、水切り乾燥後n
axシリコンオフ(日本ペイント(株)商品、シリコンオ
フ)で充分に脱脂清掃を行った後にスーパーラックマイ
カベース1(日本ペイント(株)商品、熱硬化性アクリ
ル樹脂塗料を使用したマイカベース塗料)を第2表の塗
装条件で20〜25μの塗膜を形成し、さらにその塗膜がウ
エットの状態で次のスーパーラッククリヤー(日本ペイ
ント(株)商品、熱硬化性アクリル樹脂クリヤー塗料)
を第3表の塗装条件で25〜30μの塗膜を形成した。ま
た、ウエットウエットの塗膜(マイカベースとクリヤー
塗料)を140±2℃に温度調整された電気熱風循環乾燥
炉で30分間焼付乾燥を行い、テストピース(塗装面)と
した。
尚、以下の実施例および比較例で用いられるテストピ
ースは全て上記塗装方法によって調整されたものを使用
した。
実施例 上記塗装方法によって得られたテストピースの四隅の
一つにおいて、頂点よりテストピースの中央部の方向に
カッターナイフを用いて、着色下地塗膜まで達する深さ
で、長さ50mmの傷を付け、傷部を中心にその周辺を#40
0の耐水ペーパーで傷部が消失するまでベース研ぎを行
った。この時、傷部、周辺部に段差ができないように、
滑らかに、やや広めに研磨した。研磨の対象とした範囲
はテストピースの該頂点より半径約150mmの1/4円状の範
囲であった。研磨後、水道水で充分に水洗後水切り乾燥
を行い、テストピース全体をnaxシリコンオフで不純物
除去のための脱脂を充分に行いその表面を乾燥させた。
上記ベース研ぎを完了したテストピースを焼付硬化後
の塗膜断面が第2図に示されるように、次の順序にした
がって補修塗膜を形成した。すなわち、第1工程として
テストピースのオルガ100カラーベースと同じ色相にな
るよう予め調色し、且つ乾燥塗膜の最小隠蔽膜厚が60μ
に調製された、第4表に示す配合の補修用カラーベース
を用い、ベース研ぎ面Aに、捨て吹き2′、色ぎめ2″
および色ぼかし2を逐次行った。その場合専用シンナ
ーを用い、第5表に示した粘度に調整した他は第1表に
示した塗装条件と同じ条件とした。塗装後60℃で10分間
強制乾燥して半硬化乾燥状態にした。
次いでnaxマルチ062マイカベース1W(日本ペイント
(株)商品、パールマイカ使用のパールベース、パール
マイカは全固形分の30重量%)を使用し、専用シンナー
で粘度を11秒(NK−2カップ/20℃)に調整したパール
ベースを塗装して、パールマイカ層3′を補修用カラー
ベース塗膜層よりやや広めに形成した。10分間セッティ
ングの後、補修用クリヤー塗料を専用シンナーで粘度を
11秒(NK−2カップ/20℃)に調整して、クリヤー塗膜
層4′を形成しセッティング10分後に60℃で20分間強制
乾燥して補修塗装を仕上げた。
比較例 実施例と同様のテストピースを用い、同様な要領で傷
を付け、同様な工程順序に従って研磨まで完了したテス
トピースを第1図に示すような工程順序に従って補修塗
膜を形成した。
すなわち、第1工程としてテストピースのオルガ100
カラーベースと同じ色相になるよう予め調色した、第6
表に示す配合の補修用カラーベース(乾燥塗膜の最小隠
蔽膜厚は35μであった)を用い、ベース研ぎ面Aに実施
例と同様に、捨て吹き2′、色ぎめ2″および色ぼかし
2工程を行った。その場合専用シンナーを用い、第5
表に示した粘度に調整した他は第1表に示した塗装条件
と同じ条件とした。塗装後60℃で10分間強制乾燥して半
硬化乾燥状態にした。
次いで上記第6表に示した補修用カラーベース95重量
部とnaxマルチ062マイカベース1W(日本ペイント(株)
商品、パールマイカ使用のパールベース)5重量部とか
らなる混合塗料を調整し、専用シンナーで粘度を10秒
(NK−2カップ/20℃)に調整して前記色ぼかし部2
よりやや広めに、この混合塗料による塗膜(にごし)層
5′を形成した。粘度以外の条件は補修用カラーベース
と同一条件を用いた。
次いでnaxマルチ062マイカベース1Wを使用し専用シン
ナーで粘度を11秒(NK−2カップ/20℃)に調整してパ
ールマイカ層3′を前記にごし層5′よりやや広めに形
成した。10分間セッティングの後補修用クリヤー塗料を
専用シンナーで粘度を11秒(NK−2カップ/20℃)に調
整して、クリヤー塗膜層4′を形成しセッティング10分
後に60℃で20分間強制乾燥して補修塗装を仕上げた。
以下に本発明の実施例に基づいて補修塗装を行ったテ
ストピースと公知(比較例)の補修塗装で得られたテス
トピースについて、その塗装仕上がり状況の評価を行っ
た結果を第7表に示す。第7表から明らかなように、種
々の角度より色味の差色むら、色浮き、パール感などを
11名の者が評価した結果、本発明によるテストパネルの
方が特に補修部と非補修部の境界部での色味の差、色む
らや、太陽光線を斜め上正面、斜め上背面から受けつつ
塗面を見た場合の色浮きなどの点において、公知(比較
例)によるテストパネルより優れていることが確認され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の補修塗装方法を説明するための塗膜断面
図、第2図は本発明の補修塗装方法を説明するための塗
膜断面図である。尚、図中1は被塗物、2は旧カラーベ
ース塗膜、3は旧パールベース塗膜、4は旧クリヤー塗
膜、Aは研磨面、2′は補修カラーベース塗膜の最下層
である捨て吹き塗膜層、2″は補修カラーベース塗膜の
中間層である色ぎめ塗膜層、2は補修カラーベース塗
膜の最上層である色ぼかし塗膜層、3′は補修用パール
ベースによるパールマイカ層、4′は補修用クリヤー塗
膜層、5′は補修用カラーベースと補修用パールベース
との混合塗料による塗膜(にごし)層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パール塗装された塗面を部分的に補修塗装
    するにあたり、被補修塗装部を研磨して露出した旧塗膜
    のカラーベース塗膜の塗色に合致するよう調色され、且
    つ最小隠蔽膜厚が60±10μになるように調製された、全
    固形分重量の7〜13%のパールマイカ、白エナメル、調
    色用各原色エナメルおよびクリヤー塗料からなる補修用
    カラーベース塗料によるカラーベース層を被補修塗装部
    に形成し、半硬化乾燥後、その上にパールベースによる
    パールマイカ層を形成し、さらにクリヤー塗料によるク
    リヤー層を形成することを特徴とする補修塗装方法。
JP2687087A 1987-02-06 1987-02-06 パ−ル塗装塗面の補修塗装方法 Expired - Lifetime JPH0822427B2 (ja)

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